JP2000197206A - 電気自動車の電気システム - Google Patents

電気自動車の電気システム

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JP2000197206A
JP2000197206A JP10370216A JP37021698A JP2000197206A JP 2000197206 A JP2000197206 A JP 2000197206A JP 10370216 A JP10370216 A JP 10370216A JP 37021698 A JP37021698 A JP 37021698A JP 2000197206 A JP2000197206 A JP 2000197206A
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inverter
vehicle
chopper
monopolar
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JP10370216A
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Shigenori Kinoshita
繁則 木下
Hiroshi Sato
洋 佐藤
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車の低・中速域における損失を低減
してシステム効率の向上を図る。 【解決手段】 車載直流電源に接続されたインバータに
より車両駆動用交流電動機を駆動する電気自動車に関す
る。インバータ30の半導体スイッチアーム30uを、
バイポーラ型スイッチ素子30u2とモノポーラ型スイ
ッチ素子30u1とを並列接続してなるハイブリッド構
成とし、他のスイッチアーム30v〜30zも同様とす
る。半導体スイッチアームの電流が規定値以下の領域で
は、モノポーラ型スイッチ素子の通流電圧をバイポーラ
型スイッチ素子の通流電圧よりも低くし、半導体スイッ
チアームの電流が前記規定値を超える領域では、バイポ
ーラ型スイッチ素子の通流電圧をモノポーラ型スイッチ
素子の通流電圧よりも低くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載の直流電源の
電力で走行する電気自動車、ハイブリッド電気自動車等
の電気自動車の電気システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の電気自動車のパワート
レインの電気システムを示している。図10において、
1は車載の直流電源(蓄電装置)、2は車両駆動用電動
機、3は電動機2を駆動するインバータ、4は車輪駆動
軸である。駆動軸4は減速機、デフギアを介して車輪に
連結されるが、同図では図示を省略してある。
【0003】図10において、直流電源1には電池が使
用されており、その電圧はほぼ一定である。車両駆動用
電動機2は、最近では交流電動機が使用されている。ま
た、インバータ3は、直流電圧を可変電圧、可変周波数
の交流電圧に変換して電動機2を可変速駆動する。
【0004】図11は、シリーズ式ハイブリッド電気自
動車のパワートレインの電気システムを示すもので、図
10と同一構成要素は同一番号を付してある。図11に
おいて、5はエンジン、6は発電機、7は整流器、10
は電池である。エンジン5及び発電機6により発電した
電力は、整流器7を介して電池10またはインバータ3
に供給される。なお、インバータ3から車輪までのパワ
ートレインは、図10と同じである。
【0005】図12は、パラレル式ハイブリッド電気自
動車のパワートレインの電気システムであり、図10、
図11と同一構成要素は同一番号を付してある。図12
において、50はエンジン、11は電池、30はコンバ
ータ(インバータ)、20は発電動機、8は軸出力分配
機である。ここで、軸出力分配機8は、エンジン50ま
たは発電動機20からの動力を走行状態に応じて分配、
結合し、車輪駆動軸4に伝えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電気自動車は実用に供
されて久しいが、未だにエンジン車を凌駕する程に使用
されていないのが実情である。これは.電気自動車の価
格が高いことと一充電当たりの走行距離(レンジ)が短
いこと等による。価格低減は生産台数の増加に伴って解
決できる問題であるが、レンジが短いことは技術的な問
題であり、電気自動車の大きな課題である。レンジが短
いことは、電池の蓄積エネルギが小さいことの他に、電
気システムの効率が低いことにも起因している。すなわ
ち、電気自動車での大きな課題の一つは効率向上であ
り、特に低速域での効率向上が強く求められている。
【0007】図13は、電気自動車の速度と牽引力及び
平坦路走行時の走行抵抗特性の一例を示したものであ
る。同図の最大車両牽引力特性から判るように、平坦路
を低速走行する場合の走行電力は最大電力の数分の1以
下となっている。なお、都市内走行などでは、最高速度
の1/2以下の走行速度が多い。蓄積エネルギ量が限定
された電池を使用してレンジを拡大するには、低速域で
のシステム効率をいかに高めるかが大きな課題となる。
【0008】そこで本発明は、主として低速域における
損失低減を図り、システム効率を向上させるようにした
電気自動車の電気システムを提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】低速走行域でのパワート
レイン系のシステム効率を高めるには、低速域における
車両駆動用電動機と電動機駆動用インバータの両方の効
率を高める必要があることから、本発明では、第一に、
低速域ではインバータを1パルス運転して電動機の高調
波損失、特に鉄損低減を図るようにした。
【0010】図14は、正弦波電流を流した場合のイン
バータのスイッチ素子に発生する定常損失分に対応する
効率を、バイポーラ型スイッチ素子とモノポーラ型スイ
ッチ素子とについて示したものである。同図から、素子
電流が小さい程モノポーラ型スイッチ素子の方が効率が
良いことが判る。本発明では、このようにモノポーラ型
スイッチ素子は低出力域で通流損失がバイポーラ型スイ
ッチ素子に比べて少ないことに着目し、インバータの半
導体スイッチ素子をモノポーラ型スイッチ素子とバイポ
ーラ型スイッチ素子とのハイブリッド構成とし、低速走
行時のインバータの損失を低減して低速域における効率
向上を図るものである。
【0011】また、本発明では、第二に、低速域でのイ
ンバータの1パルス運転を実現するため、インバータと
直流電源との間にチョッパを挿入する。
【0012】本発明では第三に、上記チョッパの半導体
スイッチ素子をモノポーラ型スイッチ素子として、低速
域における損失低減により効率向上を図ることとした。
【0013】本発明では第四に、上記チョッパの半導体
スイッチ素子をモノポーラ型スイッチ素子とバイポーラ
型スイッチ素子とのハイブリッド構成とし、低速域にお
ける損失低減により効率向上を図ることとした。
【0014】本発明では第五に、上記チョッパを挿入し
た電気システムにおいて、中速域から高速域での効率向
上を図るために、チョッパの入出力短絡スイッチを設
け、中速域からり高速域では上記短絡スイッチによりチ
ョッパを短絡するようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。まず、図1は本発明の第1実施形態の主
要部を示す回路図であり、請求項1,2,12に記載し
た発明の実施形態に相当する。なお、図1において、図
10と同一の構成要素には同一番号を付してある。
【0016】図1において、30はインバータであり、
30u,30v,30w,30x,30y,30zはハ
イブリッド型半導体スイッチアームである。スイッチア
ーム30uは、モノポーラ型スイッチ素子30u1とバ
イポーラ型スイッチ素子30u2とを並列接続し、この
並列回路にダイオード30u3を逆並列接続して構成さ
れる。
【0017】図1では、バイポーラ型スイッチ素子30
u2としてIGBTを使用し、モノポーラ型スイッチ素
子30u1としてMOSFETを使用している。ダイオ
ード30u3としては、MOSFETにある寄生ダイオ
ードを利用すれば、ダイオードの接続は不要となる。他
のスイッチアーム30v,30w,30x,30y,3
0zも同様の回路構成である。
【0018】図2は、インバータを構成する半導体スイ
ッチ素子の電圧−電流特性を示したのもである。同図に
おいて、破線はモノポーラ型スイッチ素子の特性、細線
はバイポーラ型スイッチ素子の特性、太線は本発明にお
いて使用されるハイブリッド型スイッチ素子の特性であ
る。
【0019】スイッチアーム電流がI0以下では、モノ
ポーラ型スイッチ素子の通流電圧(素子のオン電圧に相
当)をバイポーラ型スイッチ素子の通流電圧より低く
し、スイッチアーム電流がI0を超える範囲では、バイ
ポーラ型スイッチ素子の通流電圧をモノポーラ型スイッ
チ素子の通流電圧よりも低くする。この結果、スイッチ
アーム電流がI0以下の領域では、アーム電流は自動的
にモノポーラ型スイッチ素子に多く分流し、アーム電流
がI0を超える領域では、アーム電流は自動的にバイポ
ーラ型スイッチ素子に多く分流することになる。図1に
おいては、各スイッチ素子のゲートまたはベース駆動回
路を特に図示していないが、モノポーラ型スイッチ素子
30u1及びバイポーラ型スイッチ素子30u2を同時
にオン、オフしてスイッチアーム電流を通流、遮断す
る。
【0020】図3は本発明の第2実施形態の主要部を示
す回路図であり、請求項3に記載した発明の実施形態に
相当する。図3において、図1と同一の構成要素には同
一番号を付してある。図3において、30uaはモノポ
ーラ型スイッチ素子30u1のゲートまたはベース駆動
回路、30ubはバイポーラ型スイッチ素子30u2の
ゲートまたはベース駆動回路である。
【0021】この実施形態では、自動車の走行電力また
はインバータの出力、あるいはインバータの出力電流等
の車両の運転状態に対応した物理量が規定値内であると
きには、モノポーラ型スイッチ素子30u1をスイッチ
ング制御し、バイポーラ型スイッチ素子30u2をオフ
する。また、前記物理量が規定値外にあるときには、逆
にバイポーラ型スイッチ素子30u2をスイッチング制
御し、モノポーラ型スイッチ素子30u1をオフする。
各スイッチ素子30u1,30u2のオン、オフ制御
を、図示のゲートまたはベース駆動回路30ua,30
ubにより行う。
【0022】次に、図4は本発明の第3実施形態の主要
部を示す回路図であり、請求項4または請求項5に記載
した発明の実施形態に相当する。図4において、100
は電流2象限チョッパ、101,102はIGBTから
なるバイポーラ型スイッチ素子、103,104はこれ
らに逆並列接続されたダイオ−ド、105は電流平滑リ
アクトル、106,107は電圧平滑コンデンサであ
る。その他の構成要素は図10と同様である。すなわ
ち、この実施形態では、直流電源1とインバータ3との
間に電流2象限チョッパ100が挿入されている。
【0023】以下、チョッパ100の動作を説明する。
インバータ3の入力電圧をチョッパ100により制御す
る場合について述べる。車両の加速走行時、定速走行時
には、電力が直流電源1からインバータ3側に供給され
るので、スイッチ素子102をオフし、スイッチ素子1
01をスイッチング制御する。この動作は、直流電源1
側から見れば通常の降圧チョッパ動作に相当する。イン
バータ3の入力電圧制御は通常の降圧チョッパ制御と同
じであるので、その説明は省略する。
【0024】車両が回生制動する場合、電力はインバー
タ3から直流電源1に回生されるので、スイッチ素子1
01をオフし、スイッチ素子102をスイッチング制御
する。この動作は、インバータ3側から見れば通常の昇
圧チョッパ動作に相当する。インバータ3の入力電圧制
御は通常の昇圧チョッパ制御と同じであるので、その説
明は省略する。
【0025】次に、チョッパ100とインバータ3の制
御動作を図5により説明する。規定運転域(図5のモー
ドIの運転域)では、チョッパ100を作動させてイン
バータ3の入力電圧を下げ、インバータ3を1パルス運
転する。これにより、電動機の高調波損失、特に鉄損の
低減を図ることができる。この動作は、請求項5に記載
した発明の実施形態に相当する。
【0026】一方、1パルス運転では、インバータ3は
可変電圧制御ができなくなるので、チョッパ100によ
りインバータ3の入力電圧を可変制御する。規定運転域
外(図5の例では、モードIIの運転域)では、チョッパ
100の出力電圧を最大にし(この場合、半導体スイッ
チ素子101をオンする)、インバータ3をPWM制御
して可変電圧制御を行う。ここで、規定運転域として
は、図5に示すモードIのように、車両速度と牽引力
(トルク)とが規定値範囲内である領域としても良く、
また、車両速度、走行電力、インバータ3の入力、出力
あるいは入力電流、出力電流値等が規定値範囲内である
領域としても良い。
【0027】図6は本発明の第4実施形態の主要部を示
す回路図であり、請求項6に記載した発明の実施形態に
相当する。図6において、図4と同一の構成要素には同
一番号を付してある。図4との相違点は、直流電源1の
一端とインバータ3の一端との間に回路開閉器としての
チョッパ短絡スイッチ200を接続した点である。すな
わち、直流電源1とインバータ3との間にチョッパ10
0とチョッパ短絡スイッチ200との並列回路が接続さ
れている。
【0028】次に、図6の動作について説明する。前述
した規定運転域内では、短絡スイッチ200を開放した
状態で図4の場合と同様にチョッパ100を作動させて
インバータ3の入力電圧を下げ、インバータ3を1パル
ス運転する。同時に、チョッパ100によってインバー
タ3の入力電圧を可変制御する。また、規定運転域外
(加速時や高速時等)では、チョッパ100の出力電圧
を最大にした(この場合、スイッチ素子101をオンす
る)後、短絡スイッチ200によってチョッパ100の
入出力端子間を短絡する。これによりインバータ3の入
力電圧は直流電源1の電圧と等しくなるので、インバー
タ3は必要なVVVF(可変電圧可変周波数)制御を行
う。
【0029】図7は本発明の第5実施形態の主要部を示
す回路図であり、請求項7に記載した発明の実施形態に
相当する。この実施形態は、図4におけるIGBT等の
バイポーラ型スイッチ素子101,102をMOSFE
T等のモノポーラ型スイッチ素子101a,102aに
置き換えたものである。図7において、100aは図4
の100に相当する電流2象限チョッパであり、その他
の構成は図4と同一である。なお、この実施形態の動作
は図4の場合と同様であるため、説明は省略する。
【0030】図8は本発明の第6実施形態の主要部を示
す回路図であり、請求項8〜12に記載した発明の実施
形態に相当する。この実施形態は、図4、図7に示した
スイッチ素子101,102,101a,102aを、
図1のハイブリッド型半導体スイッチアーム30uと同
様に、モノポーラ型スイッチ素子101b,102bと
バイポーラ型スイッチ素子101c,102cとをそれ
ぞれ並列接続してなるハイブリッド型半導体スイッチア
ームに置き換えたものである。なお、100bは図4、
図7の100,100aに相当する電流2象限チョッパ
であり、他の構成要素は図4、図7と同一番号を付して
ある。
【0031】この実施形態において、モノポーラ型スイ
ッチ素子101b,102b及びバイポーラ型スイッチ
素子101c,102cの特性は図2と同様にし、所定
のハイブリッド特性を得るものとする。但し、図2に示
した電流値I0はインバータの場合と異ならせても良
い。ハイブリッド型半導体スイッチアームの動作は図1
の場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0032】図9は本発明の第7実施形態の主要部を示
す回路図であり、請求項8〜12に記載した発明のうち
請求項6のように回路開閉器(チョッパ短絡スイッチ)
を備えた実施形態に相当する。つまり、本実施形態は、
図8のチョッパ100bの入出力端子間にチョッパ短絡
スイッチ200を接続し、規定運転域外において、チョ
ッパ100bの出力電圧を最大にした後、短絡スイッチ
200によってチョッパ100bの入出力端子間を短絡
するものである。なお、詳細な動作は図6の実施形態と
ほぼ同様であるため、説明を省略する。
【0033】前記各実施形態において、車両の運転状態
が規定値内にあるか規定値外にあるかを判断するための
物理量としては、車両速度、車両牽引力、車両走行電
力、電動機回転数、電動機トルク、電動機出力、電動機
入力、電動機電流、インバータ入力電流、インバータの
半導体スイッチアーム電流、チョッパ入力電流、チョッ
パの半導体スイッチアーム電流、直流電源電流、直流電
源電圧のうち一以上の物理量を使用することができる。
更に、各実施形態では、電池等の直流電源により駆動さ
れる電気自動車に適用した場合を説明したが、本発明は
直流電源と他の動力源とを併用するハイブリッド電気自
動車にも適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次のよう
な効果がある。 (1)インバータを構成する半導体スイッチ素子を、モ
ノポーラ型スイッチ素子とバイポーラ型スイッチ素子と
を並列接続したハイブリッド構成とすることにより、車
両の中・低速走行域におけるインバータ損失が低減す
る。 (2)直流電源とインバータとの間にチョッパを挿入
し、このチョッパによりインバータの入力電圧を可変制
御するとともにインバータを1パルス運転することによ
り、車両駆動用電動機の損失及びインバータの高周波ス
イッチング損失が大幅に減少する。 (3)前記チョッパの半導体スイッチ素子を、モノポー
ラ型スイッチ素子とバイポーラ型スイッチ素子とを並列
接続したハイブリッド構成とすることにより、チョッパ
の損失が大幅に減少する。 (4)チョッパの入出力端子間に回路開閉器としてのチ
ョッパ短絡スイッチを接続し、加速時や高速時等にこの
スイッチによってチョッパを短絡することにより、中出
力以上における損失低減が可能になる。 (5)上記(1)〜(4)によって車両の中・低速域に
おけるシステム効率が向上するので、電気自動車のレン
ジ拡大を図ることができ、電気自動車の普及に大きく貢
献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の主要部を示す回路図で
ある。
【図2】インバータのスイッチ素子の電圧−電流特性を
示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態の主要部を示す回路図で
ある。
【図4】本発明の第3実施形態の主要部を示す回路図で
ある。
【図5】図4におけるチョッパ及びインバータの制御動
作を示す図である。
【図6】本発明の第4実施形態の主要部を示す回路図で
ある。
【図7】本発明の第5実施形態の主要部を示す回路図で
ある。
【図8】本発明の第6実施形態の主要部を示す回路図で
ある。
【図9】本発明の第7実施形態の主要部を示す回路図で
ある。
【図10】従来の電気自動車のパワートレインの電気シ
ステムを示す図である。
【図11】シリーズ式ハイブリッド電気自動車のパワー
トレインの電気システムを示す図である。
【図12】パラレル式ハイブリッド電気自動車のパワー
トレインの電気システムを示す図である。
【図13】電気自動車の速度と牽引力及び走行抵抗特性
の一例を示す図である。
【図14】インバータのスイッチ素子の電流−効率特性
を示す図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 車両駆動用電動機 30 インバータ 30u,30v,30w,30x,30y,30z ハ
イブリッド型半導体スイッチアーム 30u1,101a,102a,101b,102b
モノポーラ型スイッチ素子 30u2,101,102,101c,102c バイ
ポーラ型スイッチ素子 30u3,103,104 ダイオード 30ua,30ub ゲートまたはベース駆動回路 100,100a,100b 電流2象限チョッパ 105 電流平滑リアクトル 106,107 電圧平滑コンデンサ 200 チョッパ短絡スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H007 AA03 BB06 CA01 CA02 CB04 CB05 CC07 CC12 CC23 5H115 PA11 PC06 PG04 PI16 PI29 PU08 PU23 PU24 PU25 PU26 PV03 PV09 PV23 PV24 RB23 5H576 AA15 BB02 CC04 CC06 DD02 DD04 EE11 FF07 FF08 HA02 HA03 HB02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載直流電源に接続されたインバータに
    より車両駆動用交流電動機を駆動する電気自動車におい
    て、 前記インバータの半導体スイッチアームを、バイポーラ
    型スイッチ素子とモノポーラ型スイッチ素子とを並列接
    続してなるハイブリッド構成とし、前記半導体スイッチ
    アームの電流が規定値以下の領域では、前記モノポーラ
    型スイッチ素子の通流電圧を前記バイポーラ型スイッチ
    素子の通流電圧よりも低くし、前記半導体スイッチアー
    ムの電流が前記規定値を超える領域では、前記バイポー
    ラ型スイッチ素子の通流電圧を前記モノポーラ型スイッ
    チ素子の通流電圧よりも低くすることを特徴とする電気
    自動車の電気システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気自動車の電気システ
    ムにおいて、 前記半導体スイッチアームを通流させる時は、前記モノ
    ポーラ型スイッチ素子及びバイポーラ型スイッチ素子の
    両方をオンさせることを特徴とする電気自動車の電気シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 車載直流電源に接続されたインバータに
    より車両駆動用交流電動機を駆動する電気自動車におい
    て、 前記インバータの半導体スイッチアームを、バイポーラ
    型スイッチ素子とモノポーラ型スイッチ素子とを並列接
    続してなるハイブリッド構成とし、車両の運転状態を表
    す物理量が規定値内にある時は、前記モノポーラ型スイ
    ッチ素子をスイッチング制御して前記バイポーラ型スイ
    ッチ素子をオフし、前記物理量が規定値外にある時は、
    前記モノポーラ型スイッチ素子をオフして前記バイポー
    ラ型スイッチ素子をスイッチング制御することを特徴と
    する電気自動車の電気システム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の電気自動車
    の電気システムにおいて、 前記直流電源と前記インバータとの間に半導体チョッパ
    を接続し、車両の運転状態を表す物理量が規定値内にあ
    る時は、前記チョッパにより前記インバータの入力電圧
    を可変制御し、前記インバータを1パルスまたは規定パ
    ルス数で運転することを特徴とする電気自動車の電気シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 車載直流電源に接続されたインバータに
    より車両駆動用交流電動機を駆動する電気自動車におい
    て、 前記直流電源と前記インバータとの間に半導体チョッパ
    を接続し、車両の運転状態を表す物理量が規定値内にあ
    る時は、前記チョッパにより前記インバータの入力電圧
    を可変制御し、前記インバータを1パルスまたは規定パ
    ルス数で運転することを特徴とする電気自動車の電気シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 車載直流電源に接続されたインバータに
    より車両駆動用交流電動機を駆動する電気自動車におい
    て、 前記直流電源と前記インバータとの間に半導体チョッパ
    と回路開閉器との並列回路を接続し、車両の運転状態を
    表す物理量が規定値外にある時は、前記回路開閉器を閉
    成して前記チョッパの入出力端子間を短絡することによ
    り前記チョッパを非動作状態にし、前記物理量が前記規
    定値内にある時は、前記回路開閉器を開放して前記チョ
    ッパを動作させ、前記インバータの入力電圧を可変制御
    することを特徴とする電気自動車の電気システム。
  7. 【請求項7】 請求項4,5または6記載の電気自動車
    の電気システムにおいて、 前記チョッパの半導体スイッチアームを、モノポーラ型
    スイッチ素子により構成したことを特徴とする電気自動
    車の電気システム。
  8. 【請求項8】 請求項4,5または6記載の電気自動車
    の電気システムにおいて、 前記チョッパの半導体スイッチアームを、モノポーラ型
    スイッチ素子とバイポーラ型スイッチ素子とを並列接続
    してなるハイブリッド構成とし、前記半導体スイッチア
    ームの電流が規定値以下の領域では、前記モノポーラ型
    スイッチ素子の通流電圧を前記バイポーラ型スイッチ素
    子の通流電圧よりも低くし、前記半導体スイッチアーム
    の電流が前記規定値を超える領域では、前記バイポーラ
    型スイッチ素子の通流電圧を前記モノポーラ型スイッチ
    素子の通流電圧よりも低くすることを特徴とする電気自
    動車の電気システム。
  9. 【請求項9】 請求項4,5または6記載の電気自動車
    の電気システムにおいて、 前記チョッパの半導体スイッチアームを、モノポーラ型
    スイッチ素子とバイポーラ型スイッチ素子とを並列接続
    してなるハイブリッド構成とし、車両の運転状態を表す
    物理量が規定値内にある時は、前記モノポーラ型スイッ
    チ素子をスイッチング制御して前記バイポーラ型スイッ
    チ素子をオフし、前記物理量が規定値外にある時は、前
    記モノポーラ型スイッチ素子をオフして前記バイポーラ
    型スイッチ素子をスイッチング制御することを特徴とす
    る電気自動車の電気システム。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の電気自動車の電気シス
    テムにおいて、 前記半導体スイッチアームを通流させる時は、前記モノ
    ポーラ型スイッチ素子及びバイポーラ型スイッチ素子の
    両方をオンさせることを特徴とする電気自動車の電気シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 請求項3〜10の何れか1項に記載の
    電気自動車の電気システムにおいて、 前記物理量が、車両速度、車両牽引力、車両走行電力、
    電動機回転数、電動機トルク、電動機出力、電動機入
    力、電動機電流、インバータ入力電流、インバータの半
    導体スイッチアーム電流、チョッパ入力電流、チョッパ
    の半導体スイッチアーム電流、直流電源電流、直流電源
    電圧のうち一以上の物理量であることを特徴とする電気
    自動車の電気システム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜4、7〜11の何れか1項
    に記載の電気自動車の電気システムにおいて、 モノポーラ型スイッチ素子をMOSFETとし、バイポ
    ーラ型スイッチ素子をIGBTとしたことを特徴とする
    電気自動車の電気システム。
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