JP2000196325A - 携帯電話機用アンテナ - Google Patents

携帯電話機用アンテナ

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Publication number
JP2000196325A
JP2000196325A JP10378483A JP37848398A JP2000196325A JP 2000196325 A JP2000196325 A JP 2000196325A JP 10378483 A JP10378483 A JP 10378483A JP 37848398 A JP37848398 A JP 37848398A JP 2000196325 A JP2000196325 A JP 2000196325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
wire
synthetic resin
portable telephone
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP10378483A
Other languages
English (en)
Inventor
Akisuke Sakai
彬弼 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細い銅線を螺旋状に巻いて所定長さのエレメ
ントを構成し、このエレメントの周面を合成樹脂等の被
膜材で被覆し、実質的に長いアンテナ線を構成すること
によって携帯電話機の性能を向上させ、更に小型化を可
能にした携帯電話機用アンテナを提供する。 【解決手段】 銅等の細い金属線を螺旋状に巻いてエレ
メント1を構成し、このエレメント1の周面を合成樹脂
等の被膜材2aで被覆してアンテナ線2を構成し、この
アンテナ線2の下端部にコネクター3を取り付け、コネ
クター3の上方にアンテナ線2を携帯電話機Aに取り付
けるためのホルダー6を摺動自在に取り付け、このホル
ダー6の上部に前記アンテナ線2に接触しないように銅
等の金属線を前記エレメントより大径の螺旋状に巻いて
構成したアンテナ頭部4を連設し、このアンテナ頭部4
に合成樹脂等の非導電材からなるキヤップ5を覆設した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来広く使用され
ている携帯電話機用アンテナの改良に関し、詳しくは携
帯電話機の小型化に対応してアンテナの小型化(短縮)
すると共に、より性能を高めるようにした携帯電話機用
アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機用アンテナは図4に示
したように、アンテナ頭部を携帯電話機に取り付け、こ
のアンテナ頭部にアンテナ線を伸宿自在に設けたもの
や、携帯電話機にアンテナ線を伸縮自在に取り付け、こ
のアンテナ線の先端にアンテナ頭部を取り付けたもの等
各種提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの携帯
電話機用アンテナは、携帯電話機が年々小型化されてい
るにも関わらずアンテナは小型(短縮)化されていない
現況にある。又、急激に増えつつある需要に応えるため
には携帯電話機の製造コストを下げなければならず、そ
の一環としてアンテナの構造の合理化及び製造コストの
引き下げを余儀なくされている。本発明は細い銅線を螺
旋状に巻いて所定長さのエレメントを構成し、このエレ
メントの周面を合成樹脂等の被膜材で被覆し、実質的に
長いアンテナ線を構成することによって携帯電話機の性
能を向上させた携帯電話機用アンテナを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、所定長さの銅等の金属線を螺旋状に巻いてエ
レメント1を構成し、このエレメント1の周面を合成樹
脂等の皮膜材2aで被覆してアンテナ線2を構成し、こ
のアンテナ2線の下端部にコネクター3を取り付け、コ
ネクター3の上方にアンテナ線2を携帯電話機Aに取り
付けるためのホルダー6を摺動自在に取り付け、このホ
ルダー6の上部に前記アンテナ線2に接触しないように
銅等の金属線を前記エレメント1より大径の螺旋状に巻
いて構成したアンテナ頭部4を連設し、このアンテナ頭
部4に合成樹脂等の非導電材からなるキヤップ5を覆設
したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1は本発明の縦断面図、図2は本
発明の斜視図、図3は本発明を携帯電話機に取り付けた
状態を示した図で、図4a、図4bは従来の携帯電話機
用アンテナの一例を示した図、図5はエレメント受部付
近の拡大断面図を示した図で、図中の符号Aは携帯電話
機を示す。1は所定長さの極細の銅線をコイル状に巻い
たエレメントで、このエレメント1の周面に合成樹脂等
の皮膜材2aで被覆することによってアンテナ線2が構
成されている。アンテナ線2は極細の長い銅線をコイル
状に巻いたエレメント1が内蔵されているので、実質的
には直線的に長いアンテナと同様の効果がある。又、ア
ンテナ線2は銅線をコイル状に巻き、この周面を合成樹
脂等の皮膜材2aで被覆することによって、どのように
折り曲げても手を離すと元の直線状態に復帰する。被覆
材2aの上端部分は図5に示したようにエレメント受部
2bが連設されていて、アンテナ線2と中継エレメント
4aとは接触しないようになっている。被覆材2a及び
エレメント受部2bは非導電材からなっていて、上部は
中継エレメント2bを受けるようになっている。エレメ
ント受部2bの外周部にはキヤップを係止するための係
止突条部2cが設けられている。3はアンテナ線2の下
端部に設けられたコネクターで、携帯電話機Aにアンテ
ナ2線を取り付けた際、携帯電話機Aの導電部(図示せ
ず)に接触し、電気的に繋がるようになっている。コネ
クター3の下端には段状に形成したストッパー3aが設
けられていて、携帯電話機Aに取り付けられているアン
テナ線を引き出す際、抜けないようになっている。4は
前記アンテナ線2のエレメント1より太い所定長さの銅
線をコイル状に巻いたアンテナ頭部で、下部に同一線を
延長した前記アンテナ頭部4より小さい径のコイル状に
巻いた中継エレメント4aが連設されている。5はアン
テナ頭部4をカバーするためのキヤップで、このキヤッ
プ5は上部が有底の円筒体で、下部の内側面に前記エレ
メント受部2bに対応する係止受溝5aが設けられ、キ
ヤップ5を嵌着した際、両者が係合することによっでキ
ヤップ5は容易に脱落しないようになっている。キヤッ
プ5は非導電材からなっていて、外周の適所に凹条溝5
bが設けてあることによってキヤップ5が取り外しやす
いようになっている。6はアンテナ線2を携帯電話機に
取り付ける際に使用するホルダーで、このホルダー6は
中心に縦長の挿通孔(アンテナ線よりやや径の大きい)
6cが穿設され、挿通孔6cには前記アンテナ線2が摺
動自在に挿着されている。ホルダー6の内部に図1に示
したように、摺動自在に上下動するアンテナ線2を適度
の押圧力で保持するため、バネ等の弾性材6bが取り付
けられていて、アンテナ線2を適度の長さに調節できる
ようになっている。上記のように構成された本発明の携
帯電話機用アンテナは図3に示したようにホルダー6の
ネジ6aを利用して携帯電話機Aに取り付ける。通常、
使用しないときはキヤップ5を押圧してエレメント受2
aの下部がホルダー6の上部に挿着される位置まで押し
下げ(図1参照)、受信時、送信時はキヤップ5を摘ん
でコネクター3のストッパー3aがホルダー6の下端に
掛止されるまで引き上げる。
【0006】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので次の
ような効果がある。 a.細い銅線を細い螺旋状に巻いて一本のエレメントを
構成し、周側に合成樹脂の被膜を設けることによって従
来にない耐久性、可撓性に優れたアンテナが提供できる
ようになった。 b.細い銅線を螺旋状に巻いたエレメントに合成樹脂の
被膜を施す簡単な行程で製造できるので、安価に提供で
きる。 c.エレメントは細い銅線を螺旋状に巻いてあるので、
外観は短くても実質的には数倍の長さのアンテナと同様
の効果が得られる。 d.アンテナが短くなったことによって携帯電話機を更
に小型化すると共に軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦断面図である。
【図2】本発明の斜視図である。
【図3】本発明を携帯電話機に取り付けた状態を示した
図である。
【図4】従来の携帯電話機用アンテナの一例を示した図
である。
【図5】エレメント受部付近の拡大断面図である。
【図6】アンテナの伸縮状態を示した図である。
【符号の説明】
1 エレメント 2 アンテナ線 2a 被膜材 2b エレメント受部 2c 係止突条部 3 コネクター 3a ストッパー 4 アンテナ頭部 4a 中継エレメント 5 キヤップ 5a 係止受溝 5b 凹条溝 6 ホルダー 6a ネジ 6b 弾性材 6c 挿通孔 A 携帯電話機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月27日(1999.4.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話器用アンテナにおいて、所定長
    さの銅等の金属線を螺旋状に巻いてエレメントを構成
    し、このエレメントの周面を合成樹脂等の被膜材で被覆
    してアンテナ線を構成し、このアンテナ線の下端部にコ
    ネクターを取り付け、コネクターの上方にアンテナ線を
    電話機に取り付けるためのホルダーを摺動自在に取り付
    け、上端部に前記アンテナ線に接触しないように銅等の
    金属線を前記エレメントより大径の螺旋状に巻いてアン
    テナ頭部を構成し、このアンテナ頭部に合成樹脂等の非
    導電材からなるキャップを覆設したことを特徴とする携
    帯電話機用アンテナ。
JP10378483A 1998-12-28 1998-12-28 携帯電話機用アンテナ Pending JP2000196325A (ja)

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ID=18509718

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111326286A (zh) * 2019-09-30 2020-06-23 东莞市久复凯五金制品有限公司 一种天线弹簧及其制备方法

Cited By (1)

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