JP2000196278A - 電磁波遮蔽用シ―ルドケ―ス - Google Patents

電磁波遮蔽用シ―ルドケ―ス

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JP2000196278A
JP2000196278A JP10371369A JP37136998A JP2000196278A JP 2000196278 A JP2000196278 A JP 2000196278A JP 10371369 A JP10371369 A JP 10371369A JP 37136998 A JP37136998 A JP 37136998A JP 2000196278 A JP2000196278 A JP 2000196278A
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shield
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Masanori Narutomi
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Taisei Purasu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】相互の接触部または嵌合部を形状的に密閉する
ために加工精度に関わらず相互間の隙間を無くすばかり
か、本体自体が電磁波の透過を防止することで電磁波の
遮蔽効果を一層向上させることができ、加えて組立作業
の向上を図る。 【構成】回路基板1上に搭載されるIC等の電磁波発生
体2a、2bが電磁波遮蔽材料で構成される少なくとも
2つの上部シールドケース3a、及び下部シールドケー
ス3bにより電磁波発生体2a、2b周囲の回路基板1
両面を密閉閉塞するよう挟持手段である小ネジ4a、4
bにより挟持されて構成されるので、機械的なシール効
果と併せて、上部シールドケース3a、及び下部シール
ドケース3b本体自体による電磁波遮蔽が可能になるた
め電磁波の遮蔽効果をさらに向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野 】本発明は、電磁波遮蔽用シ
ールドケースに関し、特に携帯電話等に使用されるIC
等の電子部品を電磁波から遮蔽する電磁波遮蔽用シール
ドケースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話や自動車電話は小型化が
進み、それに伴って使用される部品にも小型化が要求さ
れている。このような小型電話機においては、例えばI
C等の電子部品から発生する電磁波、又は他の電子機器
等からの電磁波は微弱でも電子回路の誤動作、雑音の原
因ともなる。また、これらの電磁波は人体へも悪影響を
及ぼすこと等も問題視されている。
【0003】前述した電話機等はその機器の小型化が進
み、かつ使用される電磁周波数も高くなる傾向にあり、
電磁周波数が高くなると電磁波が漏洩、又は他の機器か
らの電磁波の影響を受けやすくなる傾向があるため、発
生又は他からの電磁波を効率良く遮蔽できるようにする
ことが切望されている。
【0004】このように周波数の高い電磁波を遮蔽する
ためにシールドケースが開発されており、この種のシー
ルドケースとしては、例えば特開平8−8368号公報
が知られている。図10に示したこの例では、シールド
ケース02は、高周波回路基板03が搭載される放熱板
01の実装部の周辺両側に水平に突設する一対のツメ0
5を有し、前記ツメ05の下方には貫通孔06を有して
いる。
【0005】また、高周波回路基板03を覆うキャップ
状のシールドケース02には、シールドケース02の側
面部に前述したツメ05が嵌入される嵌合孔02aが設
けられている。しかも、放熱板01の搭載部01aの周
辺部分と対向する側面の先端部分には、放熱板01の貫
通孔06と嵌合する先端突出部07を有している。
【0006】シールドケース02の組立に際しては、放
熱板01の搭載部01a上に高周波回路基板03を半田
04により接着搭載したのち、前記高周波回路基板03
を覆うようにシールドケース02を放熱板01のツメ0
5を変形させながら前記ツメ05がシールドケース02
の嵌合孔02aに嵌入されるまで圧入嵌合させる。そし
てこの圧入嵌合によって前記シールドケース02の複数
の先端突出部07を、放熱板01の搭載部01aの周辺
部分に設けられた複数の貫通孔06とをそれぞれ嵌合さ
せるようになっている。
【0007】このようなシールドケース02は、このシ
ールドケース02の先端突出部07を嵌入している分、
前記シールドケース02と放熱板01間の隙間を少なく
することができ、これにより前記高周波回路基板03の
シールド効果を向上をはかることが可能になっている。
しかしながら、このシールドケース02は、放熱板01
との隙間を少なくしてシールド効果を向上させる構造と
なっているため、相互が接触する部分や嵌合部分に加工
誤差や変形が生じることがある。
【0008】このような場合には、そこから生じる隙間
から電磁波が漏洩することがあり、この方法では電磁波
漏洩の問題は完全に解消されない。さらに、組立時にわ
ずかに形成される隙間部分をシールするために半田を使
用しているために、組立の作業効率を低下させておりし
かも、両者間の隙間を形状的に無くすためには高い加工
精度が要求され、必然的にコスト高を招く要因ともなっ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
技術的背景に基づいてなされたものであり、下記のよう
な目的を達成する。本発明の目的は、相互の接触部また
は嵌合部を物理的に密閉するために加工精度に関わらず
部品相互間の隙間を無くし、電磁波の遮蔽効果を一層向
上させることができる電磁波遮蔽用シールドケースを提
供することにある。本発明の他の目的は、組立作業の効
率を向上させることができる電磁波遮蔽用シールドケー
スを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次の本発明次に示される手段を採る。本発明の電磁波
遮蔽用シールドケースは、回路基板上に実装される電子
部品をカバーし電磁波遮蔽材料で構成される電磁波遮蔽
用のシールドケースにおいて、前記シールドケースは、
前記回路基板と接触する周縁に合成樹脂エラストマー製
のシール部材が配置されている。
【0011】前記シールドケースは、エンジニアリング
プラスチック等の比較的機械強度が強く、硬い合成樹脂
によって構成すると良い。電磁遮蔽のために前記合成樹
脂、及び前記合成樹脂エラストマー内にステンレス等の
金属粉を混入させると良い。前記シールドケースを構成
する前記合成樹脂と前記合成樹脂エラストマーの接合
は、接着剤、機械的連結でも良いが射出成形により射出
成形金型内で熱融着させて接合する方法が良い。
【0012】前記シールドケースは、内壁に複数のリブ
が形成されていると、電磁波を乱反射できるので電磁シ
ールド作用上効果的である。また、前記シールドケース
は、内壁に複数のリブが形成され、前記各リブが前記各
電子部品の周囲をそれぞれ覆うように構成されていると
更に効果的である。
【0013】また、前記シールドケースは、内壁面に前
記各電子部品に対応させて材質鋸となる電磁波遮蔽材料
で構成される補助ケースが前記回路基板表面との間で前
記各電子部品を閉塞するよう設けると良い。更に、前記
補助ケースの内壁には複数のリブが突設されていると良
い。
【0014】前記回路基板と前記シール部材の前記シー
ルドケース周縁との装着部は、前記シールドケースの周
縁端部に突条又は凹溝し、、この突条又は凹溝に嵌合可
能に前記シール部材を形成すると良い。更に、接触部の
弾性変形を可能にするために、前記シール部材は断面形
状が半円弧状に形成されていると良い。
【0015】前記シールドケースを前記電子部品周囲で
前記回路基板の表裏面にそれぞれ配置し、前記シールド
ケースを互いに引っ張って密閉閉塞するための挟持手段
を設けると、回路基板の表裏に前記シールドケースを配
置すると良い。前記挟持手段は、小ネジにより構成さ
れ、前記回路基板を少なくともシール状態で貫通させ
て、前記各シールドケースを前記回路基板の両面に前記
シール部材の弾性を利用して密接接合されている。すな
わち、ネジによって二つの前記シールドケースを固定す
る方法が良い。従って、前記挟持手段は、ボルト、ナッ
トを用いたものであっても良い。
【0016】更に、前記挟持手段は、前記回路基板の表
面に取付けられる一方の前記シールドケースより前記回
路基板側に向けて少なくとも2つの係止部を突設し、前
記係止部を前記回路基板に挿通させて、これに対向して
配置される前記回路基板裏面の他方の前記シールドケー
スに前記係止部先端に形成された矢尻体が係止され、前
記矢尻体の係止により前記回路基板の表裏面に前記シー
ル部材の弾性を利用して両前記シールドケースが挟着さ
れるものであっても良い。
【0017】前記回路基板が2枚の多重に積層される場
合は、回路基板の間に中間シールドケースを配置すると
良い。中間シールドケースは、積層される前記回路基板
の表面及び裏面に接触するように取付けられる。中間シ
ールドケースは、前記挟持手段により、上下位置に配置
されたシールドケースの位置に対応する位置に配置さ
れ、これらと共に密閉状態で挟持される。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。 (実施の形態1)図1は、本発明による電磁波遮蔽用シ
ールドケースの実施の形態1を示す断面図である。回路
基板1の表面上には、IC等電子部品である電磁波発生
体2a、2b、すなわちIC等の電子部品が、裏面上に
も電磁波発生体2cが実装されている。この電磁波発生
体2a、2b外周の回路基板1の表裏両面には、一面が
開放された筐体状である2つの上部シールドケース3
a、及び下部シールドケース3bが配置されている。上
部シールドケース3a、及び下部シールドケース3b
は、挟持手段により回路基板1の表裏面上にこれを挟む
ように押圧されて固定配置されている。
【0019】挟持手段は、回路基板1を貫通した2本の
小ネジ4a、4b、及び上部シールドケース3aの内壁
より突起させて設けたボス5a、5bからなる。小ネジ
4a、4bをボス5a、5bに形成されたメネジにねじ
込むことにより、上部シールドケース3a及び下部シー
ルドケース3bを互いに締め付けて、回路基板1に固定
する。上部シールドケース3a及び下部シールドケース
3bの本体は、エンジニアリングプラスチック等の樹脂
材料で筐体状に成形され、前記各合成樹脂内にはステン
レス鋼などの金属粉がそれぞれ混入されている。
【0020】金属粉の混入により、上部シールドケース
3a、及び下部シールドケース3bに電磁シールド作用
を持たせるものである。各上部シールドケース3a、及
び下部シールドケース3bと前記回路基板1との接触部
周縁にはステンレス鋼などの金属粉が混入された合成樹
脂エラストマー製のシール部材6a、6bが装着されて
いる。シール部材6a、6bは、上部シールドケース3
a及び下部シールドケース3bの端面に接着剤、又は射
出成形により一体に融着させて固定される。なお、上部
シールドケース3a及び下部シールドケース3bの端面
に凹凸を形成し、この凹凸に合致するシール部材6a、
6bを機械的な嵌合により填め合わせて固定する方法で
あっても良い。
【0021】これらシール部材6a、6bは、図2
(a)、図2(b)のシール部材の部分拡大断面図に示
される。シール部材6a、6bと上部シールドケース3
a周縁との装着部Sは、上部シールドケース3a及び下
部シールドケース3b(以下、3bについては図1参
照)周縁端部に形成された凹溝3cに突条7が嵌合され
て装着され、装着されたシール部材6a、6b(以下、
6bについては図1参照)の断面が半円弧状になるよう
に形成されている。
【0022】したがって、回路基板1の両面に2つの上
部シールドケース3a及び下部シールドケース3bは、
挟持手段となる2本の小ネジ4a、4bによって挟着さ
れた状態(図1参照)で固定されている。このとき、図
2(b)に示されるように、シール部材6a、6bは円
弧部が圧縮されて弾性変形した状態となり、回路基板1
の表裏面との接触部が確実に密閉される。また、2つの
上部シールドケース3a及び下部シールドケース3b本
体自体もステンレス鋼などの金属粉の混入されているの
で、電磁波の透過を防止することができ電磁波の遮蔽効
果を一層向上させることができる。
【0023】図3(a),(b)はシールドケースの変
形例を示し、図3(a)はシールドケースの断面図、図
3(b)はシールドケースの部分平面図である。なお、
前記構成部分と同一構成部分については同一符号を付
し、重複する説明については省略する。本変形例として
のシールドケースは、電磁波発生体2a、2b周辺の回
路基板1上面(表面)に配置される筐体状の上部シール
ドケース8aと、回路基板1の下面(裏面)に配置され
る板状の下部シールドケース8bとで構成されている。
【0024】これら2つの上部シールドケース8a、下
部シールドケース8bは、その対向する周縁にシール部
材6a、6bが装着されている。また下部シールドケー
ス8bの内壁より上方に突設し、回路基板1を貫通した
円形状の断面を持つ2つのボス9a、9bの先端には、
上部シールドケース8aより貫通した2本の小ネジ10
a、10bをねじ込んで回路基板1の両面を挟んでい
る。このように、回路基板1の下面に配置される下部シ
ールドケース8bを板状に構成することにより、回路基
板1の上下面に配置される下部シールドケース8bの厚
みを薄型のシールドケースとして構成することもでき
る。
【0025】(実施形態2)次に、シールドケースの実
施形態の形態2について説明する。図4は実施の形態2
としてのシールドケースの断面図を示す。なお、前記実
施の形態1の構成部分と同一構成部分については同一符
号を付し、重複する説明については省略する。本実施の
形態2のシールドケースは、図3に示すシールドケース
と類似しているが、上部シールドケースの上部内壁に複
数のリブ12を形成している点が相違している。
【0026】すなわち、このシールドケースは、内壁上
面に各電磁波発生体2aに接近させて複数のリブ12を
格子状に配した筐体状の上部シールドケース11aと、
回路基板1の下面に配置される板状の下部シールドケー
ス11bとで構成されている。これら2つの上部シール
ドケース11a、下部シールドケース11bは、これら
に対向する周縁にシール部材6a、6bを前記実施の形
態1と同様の手段で装着している。また、下部シールド
ケース11bには、この内壁より回路基板1を貫通して
上方に突設して円形状の断面を持つ2つのボス9a、9
bが形成されている。ボス9a、9bの先端には、上部
シールドケース11aから挿通した2本の小ネジ10
a、10bがねじ込まれている。
【0027】小ネジ10a、10bをボス9a、9bに
ねじ込むことにより、回路基板1の表裏両面に上部シー
ルドケース11a及び下部シールドケース11bを挟着
する。このように、上部シールドケース11a、及び下
部シールドケース11bが、筐体内壁上面に各電磁波発
生体2a、2bに接近させて複数のリブ12を形成して
いるので、電磁波発生体2a、2bから発生される電磁
波を有効に遮蔽することができる。
【0028】(実施形態3)図5に示すシールドケース
は、実施の形態3のシールドケースの断面図である。本
実施の形態3のシールドケースは、回路基板1の両面を
挟持する一対の筐体状に形成された上部シールドケース
13a、下部シールドケース13bから成り、上部シー
ルドケース13aには、内壁上面に複数個の電磁波発生
体14の各々の周囲を覆うように複数のリブ15a、1
5bが格子状に配されている。
【0029】下部シールドケース13bは、回路基板1
の裏面側に向けて複数のリブ16を格子状に配した構成
となっている。また、回路基板1の両面は、上部シール
ドケース13aから2本の小ネジ4a、4bを差し込
み、回路基板1を貫通させて下部シールドケース13b
内壁より突設したボス5a、5bの先端にねじ込む。こ
の小ネジ4a、4bのねじ込みにより、上部シールドケ
ース13aと下部シールドケース13bは、回路基板1
を両面から挟んで固定される。
【0030】上部シールドケース13aと下部シールド
ケース13bの挟着によって、回路基板1の両面の接触
部は、シール部材6a、6bが弾性変形し完全に密閉閉
塞することができる。また、各電磁波発生体14の周囲
を覆うように上部シールドケース13aの複数のリブ1
5a、15bと併せて下部シールドケース13bにも複
数のリブ16が形成されているので、電磁波発生体14
から発生される電磁波を有効に遮蔽することができる。
【0031】図6(a),(b)はシール部材の変形例
を示し、図6(a)は装着部が凹溝に形成されたシール
部材の断面図、図6(b)は装着部がシールドケースの
周縁端部に嵌合する凹溝を形成し、この凹溝に嵌合する
突起が形成されたシール部材の断面図である。なお、前
述したシール部材との同一構成分については、重複する
説明を省略する。
【0032】図6(a)に示すシール部材17は、この
装着部Sに凹溝17aが形成されており、この凹溝17
aが上部シールドケース13a、下部シールドケース1
3b周縁端部の装着部Sに形成された凸条13cに嵌合
されるように構成されている。図6(b)は前述したシ
ール部材の変形例を示し、このシール部材18は、装着
部Sに上部シールドケース13a、下部シールドケース
13b周縁端部の板厚に相当する幅の凹溝18aが形成
されると共に、この凹溝18aの内壁には突起が形成さ
れている。
【0033】一方、上部シールドケース13aと下部シ
ールドケース13b周縁端部である装着部Sには、各上
部シールドケース13aと下部シールドケース13bの
板厚両側に凹溝13eが形成されている。これによりシ
ール部材18の凹溝18aが上部シールドケース13
a、下部シールドケース13bの周縁端部に嵌合した際
に、凹溝18a両側の突起18bと上部シールドケース
13a、下部シールドケース13bの板厚両側の凹溝1
3eが弾性変形しながら嵌合するようになっている。こ
れらの嵌合は、機械的な方法、射出成形金型内でのイン
サート成形等の何れの方法であっても良い。
【0034】(実施形態4)図7は、電磁波遮蔽用シー
ルドケースの実施の形態4を示し、図7(a)は実施の
形態4としてのシールドケースの断面図であり、図7
(b)はシールドケースの分解組立図である。実施の形
態4のシールドケースは、多層(本実施の形態4では2
層)の回路基板に使用されるようにした点が前記実施形
態1ないし3とは相違している。なお、前述したシール
ドケース構成部分と同一の構成部分については同一符号
を付し、詳細な説明は省略する。
【0035】上層回路基板1a上にはIC等の電磁波発
生体19a、19b、19c等がそれぞれ搭載されてお
り、下層回路基板1bには電磁波発生体19d、19e
等が実装されている。上層回路基板1a上には電磁波発
生体19a、19b、19c等の周囲を覆うように、筐
体状の上部シールドケース20aが配置される。また、
この上部シールドケース20aに対応して上層回路基板
1aと下層回路基板1bの間には、上部シールドケース
20aの外周形状と同一の筒状に形成された中間シール
ドケース21が配置される。
【0036】さらに、下層回路基板1bの上面には、電
磁波発生体19d、19eが搭載され、上部シールドケ
ース20aの位置に対応して筐体状の下部シールドケー
ス20bが配置されている。これら2枚の上下層のそれ
ぞれの上層回路基板1a、及び下層回路基板1bの両面
は、図7(b)に示されるように、各上部シールドケー
ス20a、中間シールドケース21及び下部シールドケ
ース20bのそれぞれのシール部材6a,6b,22
a、22bは、これを上層回路基板1a、及び下層回路
基板1bに接触させた状態で、上部シールドケース20
a、下部シールドケース20b、及び中間シールドケー
ス21は互いに固定されている。
【0037】すなわち、この上層回路基板1aと下層回
路基板1bの間に中間シールドケース21を介装させた
状態で、上層回路基板1aに配置された上部シールドケ
ース20aの上面から小ネジ23a、23bを上層回路
基板1aと下層回路基板1bを貫通させる。これを下部
シールドケース20bのボス5a、5bにねじ込んで固
定すればよい。
【0038】このように、多重に積層される上層回路基
板1a、及び下層回路基板1bであっても、中間シール
ドケース21が回路基板との間に積層される上層回路基
板1a、及び下層回路基板1bの上面及び下面に取付け
られる筐体状の上部シールドケース20a、下部シール
ドケース20bと共に固定することができる。そこで挟
着された際に、中間シールドケース21のシール部材と
共に上部シールドケース20a、下部シールドケース2
0bも弾性変形し、電磁波発生体19a、19b、19
c、19d、及び19eの周囲を確実に密閉することが
できる。
【0039】(実施形態5)図8は、電磁波遮蔽用シー
ルドケースの実施の形態5を示し、図8(a)は実施の
形態5としてのシールドケースの断面図、図8(b)は
シールドケースの分解組立図であり、図8(c)はシー
ルドケースの部分平面図である。本実施の形態5のシー
ルドケースは、該シールドケース内に更に個々の電磁波
発生体の周囲を閉塞する補助シールドケースを装着した
点が前記実施の形態とは相違している。なお、前述した
シールドケース構成部分と同一の構成部分については、
同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0040】回路基板1の上面にはそれぞれ電磁波発生
体24a、24bが実装されており、これら電磁波発生
体24a、24bに対応させて筐体のシールドケース2
7が設けられている。このシールドケース27の内壁上
面にはキャップ状の補助ケース26a、26bが装着さ
れている。なおこの補助ケース26a、26bは、それ
ぞれ電磁波遮蔽材料としてのステンレス鋼などの金属粉
が混入されたエンジニアリングプラスチック等の樹脂材
料で構成されている。
【0041】これら補助ケース26a、26bの内壁に
は複数のリブ25が突設されている。一方、回路基板1
の底面に配置されるシールド板32上面には、前記各補
助ケース26a、26bが回路基板1の上面に接触する
開口周縁に対向するように、シール部材30、31が装
着されている。
【0042】シールドケース27の開口周縁の両側に
は、挟持手段である先端に矢尻体28b、29bが形成
された2つの係止部28a、29aが突設されている。
これら係止部28a、29aの先端に設けられた矢尻体
28b、29bは、回路基板1の挿通穴33a、33b
を挿入して貫通し、シールド板32に形成された係止穴
34a、34bにそれぞれ挿入して貫通し係止できるよ
うに構成されている。
【0043】このように構成されたシールドケース27
は、図8(b)に示されるようにこのシールドケース2
7の係止部28a、29aを回路基板1の挿通穴33
a、33bを貫通しさせて先端の矢尻体28b、29b
をシールド板32の係止穴34a、34bに係止させ
る。これにより回路基板1とシールドケース27の周縁
端部とが当接し、各段付き部36が位置決めされた状態
となり、係止部28a、29aの矢尻体28b、29b
がシールド板32の係止穴34a、34bに係止するこ
とによって挟着される。
【0044】これによって、回路基板1の底面はシール
ド板32のシール部材30、31が弾性変形されて密着
され回路基板1上の電磁波発生体24a、24bの周囲
はシール部材30、31と内壁に複数のリブ25を設け
た補助ケース26a、26bによって密閉閉塞される。
このように、各電磁波発生体24a、24bの上面及び
周囲が内壁に複数のリブ25を設けた補助ケース26
a、26bによって閉塞されると共に、その回路基板1
の裏面がシールド板32のシール部材30、31によっ
て密閉閉塞されるので、電磁波発生体24a、24bか
ら発生される電磁波を遮蔽することができる。
【0045】(実施形態6)図9は、電磁波遮蔽用シー
ルドケースの実施の形態6を示し、図9(a)は実施の
形態6としてのシールドケースの断面図であり、図9
(b)シールドケースの平面図である。本実施の形態6
のシールドケースは、実施の形態5と類似しているが、
補助ケースが無いことと、係止部28a、29aの構成
が異なる点で相違している。なお、前述したシールドケ
ース構成部分と同一構成部分については、同一符号を付
し詳細な説明は省略する。
【0046】回路基板1の上面に配置される筐体状に形
成されたシールドケース39は、開口周縁にシール部材
6aが装着されている。また、シールドケース39の内
壁上面には2つの挟持手段である断面円形の支柱37
a、37bが突設され、これら支柱37a、37bには
先端に矢尻体28b、29bを有する係止部28a、2
9aが設けられている。
【0047】回路基板1の下面に配置されるシールド板
40は、その周縁上面にシール部材6bが装着され、こ
の回路基板1には係止部28a、29a及び矢尻体28
b、29bが通過可能な挿通穴が形成されている。そこ
で、回路基板1上に搭載される電磁波発生体2a、2b
はシールドケース39によって密閉閉塞されるととも
に、その下面は回路基板1の裏面のシールド板40によ
って密閉閉塞される。
【0048】このように構成されたシールドケース39
は、該シールドケース39内に突出して形成された2本
の支柱37a、37bを回路基板1に挿通させたのち、
係止部28a、29a先端の矢尻体28b、29bをシ
ールド板40の挿通穴に挿通して係止させる。
【0049】この矢尻体28b、29bの係止によっ
て、シールド板40は支柱37a、37bの段付き部3
8a、38bと矢尻体28b、29bによって位置決め
保持される。この位置決め保持されると、シールドケー
ス39周縁のシール部材6a及びシールド板40周縁の
シール部材6bの弾性変形によって、各電磁波発生体2
a、2b周囲の回路基板1の両面が密閉閉塞される。
【0050】このように、先端に矢尻体28b、29b
を設けた支柱37a、37b及び係止部28a、29a
によって、回路基板1の両面にシールドケース39及び
シールド板40が挿通係止された際、この係止により前
記回路基板1の両面にシール部材6a、6bの弾性を利
用して各シールドケース39及びシールド板40が挟着
されるので、電磁波の遮蔽効果が向上すると共に、組立
作業を単純化することができる。
【0051】このように本発明による電磁波遮蔽用シー
ルドケースは、電磁波発生体が電磁波遮蔽材料で構成さ
れ、少なくとも2つのシールドケースにより電磁波発生
体周囲の回路基板両面が各シールドケースの接触部を弾
性変形させて密閉閉塞されるので、相互の接触部の隙間
を形状的に少なくできる。また、この弾性変形により加
工精度に頼らずに相互間の隙間を無くすばかりか、シー
ルドケース本体自体が電磁波の透過を防止することがで
きるため電磁波の遮蔽効果を一層向上させることができ
る。
【0052】(その他の実施の形態)以上、本発明の実
施形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は
これら実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明
に含まれる。例えば、前記シール部材6aは、上部シー
ルドケース3a端部にのみ設けたものであったが、シー
ル部材6aの内周面前面に設けたものであっても良い。
すなわち、上部シールドケース3aとシール部材6aの
2層構造としたものであっても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明は以下のような効果を奏する。本
発明は、回路基板上に搭載されるIC等の電磁波発生体
が、電磁波遮蔽材料で構成される少なくとも2つのシー
ルドケースによって電磁波発生体周囲の回路基板両面か
ら密閉閉塞されるので、本体自体が電磁波の透過を防止
することができるため電磁波の遮蔽効果を一層向上させ
ることができる。
【0054】本発明は、シールドケースがエンジニアリ
ングプラスチック等の合成樹脂材料で筐体状に形成さ
れ、またシール部材が合成樹脂エラストマーで構成され
る。このため回路基板の両面にシールドケースが取付け
られると、シール部材が弾性変形されて相互間の隙間を
無くし、回路基板との接触部周縁を密閉することができ
る。
【0055】本発明は、シールドケースの筐体内壁上面
に各電磁波発生体の上方を覆う複数のリブが形成されて
いるので、電磁波発生体から発生される電磁波を遮蔽す
ることができる。本発明は、シールドケースの筐体内壁
上面に各電磁波発生体の周囲を覆う複数のリブが形成さ
れているので、電磁波発生体から発生される電磁波を遮
蔽することができる。本発明は、各電磁波発生体が内壁
に複数のリブが突設された補助ケースにより密閉状態に
閉塞されるので、電磁波発生体から発生される電磁波を
遮蔽することができる。
【0056】本発明は、多重に積層される回路基板であ
っても、各回路基板との間に中間シールドケースが、積
層される回路基板の上面及び下面に取付けられる筐体状
のシールドケースと共に挟着される。これによって挟着
された際に、各回路基板の両面がシール部材の弾性変形
によって密閉閉塞され、各回路基板に搭載される電磁波
発生体から発生される電磁波を遮蔽することができる。
本発明は、小ネジにより構成される挟持手段によって回
路基板を少なくともシール状態で貫通させることによ
り、小ネジの締結力によってシール部材を弾性変形さ
せ、密接状態で接合することができる。本発明は、先端
に矢尻体を設けた係止部によって回路基板の両面にシー
ルドケースが挿通係止された際、この係止により回路基
板の両面にシール部材の弾性を利用して各シールドケー
スが密閉状態で挟着される。このため電磁波の遮蔽効果
が向上すると共に、組立作業を単純化することができ
る。
【0057】本発明は、シール部材のシールドケース周
縁との装着部において、シールドケース周縁端部に突条
または凹溝が形成され、これらに嵌合可能な突条または
凹溝をシール部材に形成されている。このため確実な装
着が可能となる。本発明は、シールドケース周縁端部に
形成される突条または凹溝の側壁には、更に突条または
凹溝が形成されるので一層確実な装着が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による電磁波遮蔽用シールドケ
ースの第1実施形態を示す断面図である。
【図2】図2(a),(b)は、ともにシール部材が変
形される状態を示す部分拡大断面図である
【図3】図3は、シールドケースの変形例である。図3
(a)はこのシールドケースの断面図であり、図3
(b)はこのシールドケースの部分平面図である。
【図4】図4は、実施の形態2としてのシールドケース
の断面図である。
【図5】図5は、実施の形態3としてのシールドケース
の断面図である。
【図6】図6は、シール部材の変形例である。図6
(a)は装着部が凹溝に形成されたシール部材の断面
図、図6(b)は装着部がシールドケースの周縁端部に
嵌合する凹溝を形成し、該凹溝両側にシールドケース板
厚両側の凹溝に嵌合する突起が形成されたシール部材の
断面図である。
【図7】図7は、電磁波遮蔽用シールドケースの第4実
施形態を示す。図7(a)は第4実施形態としてのシー
ルドケースの断面図であり、図7(b)はこの実施形態
のシールドケースの分解組立図である。
【図8】図8は、電磁波遮蔽用シールドケースの実施の
形態5を示す。図8(a)は第5実施形態としてのシー
ルドケースの断面図、図8(b)はこの実施形態として
のシールドケースの分解組立図であり、図8(c)はこ
の実施形態としてのシールドケースの部分平面図であ
る。実施の形態3としての変速操作機構の部分拡大断面
図である。
【図9】図9は、電磁波遮蔽用シールドケースの実施の
形態6を示す。図9(a)は実施の形態6としてのシー
ルドケースの断面図であり、図9(b)はこの実施形態
としてのシールドケースの平面図である。
【図10】図10は、従来の電磁波遮蔽用シールドケー
スを示す断面図である。
【符号の説明】
1 …回路基板 1a …回路基板 1b …回路基板 2a …電磁波発生体 2b …電磁波発生体 3a …上部シールドケース 3b …下部シールドケース 4a …小ネジ(挟持手段) 4b …小ネジ(挟持手段) 6a …シール部材 6b …シール部材 8a …上部シールドケース 8b …下部シールドケース 10a…小ネジ(挟持手段) 10b…小ネジ(挟持手段) 11a…上部シールドケース 11b…下部シールドケース 12 …リブ 13a…上部シールドケース 13b…下部シールドケース 14 …電磁波発生体 15a…リブ 15b…リブ 16 …リブ 17 …シール部材 18 …シール部材 19a〜19e…電磁波発生体 20a…上部シールドケース 20b…下部シールドケース 21 …中間シールドケース 22a…シール部材 22b…シール部材 23a…小ネジ(挟持手段) 23b…小ネジ(挟持手段) 24a…電磁波発生体 24b…電磁波発生体 25 …リブ 26a…補助ケース 26b…補助ケース 27 …シールドケース 28a…係止部(挟持手段) 28b…矢尻体(挟持手段) 29a…係止部(挟持手段) 29b…矢尻体(挟持手段) 30 …シール部材 31 …シール部材 32 …シールド板 39 …シールドケース 40 …シールド板

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板上に実装される電子部品をカバー
    し電磁波遮蔽材料で構成される電磁波遮蔽用のシールド
    ケースにおいて、 前記シールドケースは、前記回路基板と接触する周縁に
    合成樹脂エラストマー製のシール部材が配置されている
    ことを特徴とする電磁波遮蔽用シールドケース。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電磁波遮蔽用シールドケ
    ースにおいて、 前記シールドケースは、エンジニアリングプラスチック
    等の合成樹脂によって構成されるものであることを特徴
    とする電磁波遮蔽用シールドケース。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の電磁波遮蔽用シールドケ
    ースにおいて、 前記合成樹脂、及び前記合成樹脂エラストマー内には金
    属粉がそれぞれ混入されていることを特徴とする電磁波
    遮蔽用シールドケース。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の電磁波遮蔽用シー
    ルドケースにおいて、 前記シールドケースを前記電子部品周囲で前記回路基板
    の表裏面にそれぞれ配置し、前記シールドケースを互い
    に引っ張って密閉閉塞するための挟持手段とからなるこ
    とを特徴とする電磁波遮蔽用シールドケース。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の電磁波遮蔽用シールドケ
    ースにおいて、 前記回路基板が多重に積層される回路基板であって、し
    かも積層される前記回路基板の表面及び裏面に取付けら
    れる前記シールドケースに対応するように前記両回路基
    板の間に中間シールドケースが前記挟持手段により密閉
    状態で挟持され、 かつ、前記中間シールドケースは、前記回路基板との接
    触部周縁に前記シール部材が装着され、前記シール部材
    の前記合成樹脂及び前記合成樹脂エラストマー内には金
    属粉が混入されていることを特徴とする電磁波遮蔽用シ
    ールドケース。
  6. 【請求項6】請求項3に記載の電磁波遮蔽用シールドケ
    ースにおいて、 前記挟持手段は、小ネジにより構成され、前記回路基板
    を少なくともシール状態で貫通させて、前記各シールド
    ケースを前記回路基板の両面に前記シール部材の弾性を
    利用して密接接合されていることを特徴とする電磁波遮
    蔽用シールドケース。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の電磁波遮蔽用シールドケ
    ースにおいて、 前記挟持手段は、前記回路基板の表面に取付けられる一
    方の前記シールドケースより前記回路基板側に向けて少
    なくとも2つの係止部を突設し、前記係止部を前記回路
    基板に挿通させて、これに対向して配置される前記回路
    基板裏面の他方の前記シールドケースに前記係止部先端
    に形成された矢尻体が係止され、前記矢尻体の係止によ
    り前記回路基板の表裏面に前記シール部材の弾性を利用
    して両前記シールドケースが挟着されていることを特徴
    とする電磁波遮蔽用シールドケース。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3から選択される1項に記
    載の電磁波遮蔽用シールドケースにおいて、 前記シールドケースは、内壁に複数のリブが形成されて
    いることを特徴とする電磁波遮蔽用シールドケース。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3から選択される1項に記
    載の電磁波遮蔽用シールドケースにおいて、 前記シールドケースは、内壁に複数のリブが形成され、
    前記各リブが前記各電子部品の周囲をそれぞれ覆うよう
    に構成されていることを特徴とする電磁波遮蔽用シール
    ドケース。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3から選択される1項に
    記載の電磁波遮蔽用シールドケースにおいて、 前記シールドケースは、内壁面に前記各電子部品に対応
    させて電磁波遮蔽材料で構成される補助ケースが前記回
    路基板表面との間で前記各電子部品を閉塞するよう設け
    られ、かつ前記補助ケースの内壁には複数のリブが突設
    されていることを特徴とする電磁波遮蔽用シールドケー
    ス。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3から選択される1項に
    記載の電磁波遮蔽用シールドケースにおいて、 前記回路基板と前記シール部材の前記シールドケース周
    縁との装着部は、前記シールドケースの周縁端部に突条
    又は凹溝が形成され、前記突条又は凹溝に嵌合可能に前
    記シール部材を形成し、かつ前記シールドケースに設け
    られた前記シール部材は断面形状が半円弧状に形成され
    ていることを特徴とする電磁波遮蔽用シールドケース。
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