JP2000189486A - 鼻の内側洗浄容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】健康生活に欠かせない鼻の洗浄が、適当な洗浄
容器が無いために日常行われていない。抵抗感を与える
耳鼻科等の鼻洗浄器具とは異なる、鼻に挿入する際の抵
抗感がなく、使用中に心地よい洗浄感が得られる容器を
つくるのが目的である。 【解決手段】鼻に挿入する部分に、抵抗感をなくすため
の湾曲形状（２）、そして心地よい洗浄感を得るための
多数の小孔（１）を開ける構造をもたせた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、鼻の内側を洗浄
する容器の、鼻に挿入する部分の形状と構造に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来、「鼻の洗浄」は耳鼻科等の治療方
法としてあったが、家庭用の洗浄容器は無かった。その
ため日常、鼻は雑菌の温床となり私達の健康生活に様々
な支障をきたしているのが現状である。耳鼻科での洗浄
は、細長い器具を鼻の奥まで挿入して水洗浄するもの
で、痛みも伴うため子供は恐がり大人でも抵抗感を感じ
るものであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、適当な鼻洗
浄容器が無いという従来の欠点を除くためのもので、抵
抗感を与える耳鼻科等の洗浄器具とは異なる、鼻に挿入
する際の抵抗感がなく、使用中に心地よい洗浄感が得ら
れる容器をつくることを課題として研究と実験を重ね
た。

【０００４】

【課題を解決するための手段】抵抗感をなくすためには
挿入部分の形状を、誤って鼻の奥まで差し込んでしまう
ことのないものにして、それが外観からも伝わるように
する必要があった。また、心地よい洗浄感を得るために
は、水を鼻の内側に細かく噴水する構造をもたせる必要
があった。多くの実験から、それらは挿入部分に、湾曲
形状（２）と球面に沿って多数の小孔（１）を開けた構
造をもたせることにより解決できることを発見した。

【０００５】

【容器の使用方法】以上のような本発明の構造的特徴を
備えた容器の使用方法を説明する。給水口（３）より取
り入れた水は、柔軟素材の容器本体（４）側面を指で押
すことにより、圧力で先端まで押し出され小孔（１）を
通過して外に放出、鼻の内側を洗浄する。

【０００６】

【発明の効果】その際、孔は非常に小さいので噴水とな
り、鼻の内側に心地よい刺激を与える。また噴水は放射
状であるから３６０度均一に洗浄でき、洗浄残しも無
い。また必要以上に挿入しようとしても、湾曲部分
（２）内側が小鼻にあたるので鼻の奥まで差し込んでし
まうことがない。そのことが外観からも容易に伝わるの
で抵抗感をもたずに使用することができる。風邪の予防
をはじめ、花粉症やアレルギー性鼻炎等の症状改善に有
効。また心地よい刺激によるリフレッシュ効果もある。
なお、容器本体の形状については、本発明の構造的特徴
を備えたものであれば図１に示したもの以外でもよい。
また、図３に示すように、動物等の意匠を用いると、子
供や女性に支持され普及が促進される。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の構造的特徴を備えた容器の斜視図で
ある。

【図２】 本発明の拡大斜視図である。

【図３】 図１の容器に動物の意匠を施した場合の斜視
図である。

【符号の説明】

（１）は多数の小孔 （２）は湾曲形状 （３）は給水
口 （４）は容器本体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】挿入部分を湾曲形状（２）にする。挿入部
   分先端の球面に沿って多数の小孔（１）を開ける。以上
   の構造的特徴を備えた鼻の内側洗浄容器