JP2000187451A - ディスプレイ装置の配線設計方法及びその方法を利用したディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置の配線設計方法及びその方法を利用したディスプレイ装置

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JP2000187451A
JP2000187451A JP10365590A JP36559098A JP2000187451A JP 2000187451 A JP2000187451 A JP 2000187451A JP 10365590 A JP10365590 A JP 10365590A JP 36559098 A JP36559098 A JP 36559098A JP 2000187451 A JP2000187451 A JP 2000187451A
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resistance value
wirings
wiring resistance
display
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Kazutoshi Ota
和俊 太田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線間の短絡の可能性を増加させることなく
配線抵抗を調整するディスプレイ装置の配線設計方法及
びその方法を利用したディスプレイ装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 表示手段に電圧を印加して表示を制御す
るディスプレイ装置であって、複数の画素よりなる表示
部と、複数の画素に印加する電圧を制御する複数の印加
電圧制御部35と、表示部と印加電圧制御部35とを電
気的に接続する複数の配線36−1〜36−19とを含
む構成であり、複数の配線36−1〜36−19の配線
抵抗値は、一番長い配線の配線抵抗値に調整されている
ことにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
の配線設計方法及びその方法を利用したディスプレイ装
置に係り、特に、配線抵抗を調整するディスプレイ装置
の配線設計方法及びその方法を利用したディスプレイ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータのディスプレイ装置
として液晶ディスプレイ(Liquid Crysta
l Display:LCD)が利用されることが多く
なってきており、特にノート型パソコンにおいてはほと
んどの機種に搭載されている。そのノート型パソコン
は、一画面により多くの情報を表示するために液晶ディ
スプレイの高詳細化及び大画面化が求められており,併
せて高開口率化,低コスト化も求められている。
【0003】図1は、従来の液晶ディスプレイの一例の
構成図を示す。液晶ディスプレイ10は、透明電極であ
る表示部13と,表示部13に印加する電圧を制御する
ドライバ11−1〜11−10と,ドライバ11−1〜
11−10と表示部13とを電気的に接続する配線部1
2−1〜12−10とを含む構成である。図1に示す液
晶ディスプレイ10を大画面化した例が図2である。図
2は、狭額縁化された液晶ディスプレイの一例の構成図
を示す。なお、額縁とは液晶ディスプレイ画面以外の部
分であって、ドライバ11−1〜11−10等を実装で
きる領域である。図2の液晶ディスプレイ20は、図1
の液晶ディスプレイ10の表示部13より大きい表示部
23を有している。そのため図2の液晶ディスプレイ2
0の左側面の額縁幅Bは、図1の液晶ディスプレイ10
の左側面の額縁幅Aに比べて狭くなっている。同様に、
液晶ディスプレイ20の上面の額縁幅も液晶ディスプレ
イ10の上面の額縁幅に比べて狭くなっている。
【0004】例えば、A4サイズのノート型パソコンで
あれば、従来10.4インチが標準であったが、現在1
1.3インチ,12.1インチ,及び13.3インチと
大型化している。しかし、ノート型パソコンの外形はA
4サイズで変わらないため、画面以外の部分が少なくな
り、額縁幅が狭くなっている。一方、図1に示す液晶デ
ィスプレイ10を低コスト化するためにドライバ11−
1〜11−10の数を減少させた例が図3である。図3
は、少ドライバ化された液晶ディスプレイの一例の構成
図を示す。図3の液晶ディスプレイ30は、一つのドラ
イバで制御する配線数を増加させることにより、少ドラ
イバ化を実現している。そのため、図3の液晶ディスプ
レイ30のドライバの数はドライバ31−1〜31−5
の5個となり、図1の液晶ディスプレイ10のドライバ
11−10〜11−10の数と比較して半分になってい
る。
【0005】このように、一つのドライバで制御する配
線数を増加させることにより、一つの画素に電圧を印加
するチャージ時間に余裕がなくなり、配線抵抗にバラツ
キがあると表示ムラとして発生するようになる。また、
高詳細化及び高開口率化を図ることにより、更にチャー
ジ時間の余裕がなくなっている。したがって、液晶ディ
スプレイの高詳細化,大画面化,高開口率化,及び低コ
スト化を図り、併せて前述の表示ムラを防ぐためには、
配線抵抗のバラツキを減少させる必要があった。この問
題を解決する方法としては、特許公開公報(特開平5−
72563)に開示されているように、配線の幅を大き
くすることで抵抗値を下げ、配線の長さに基づく抵抗値
の差を調整していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配線の
幅を大きくすることで配線抵抗を下げて抵抗値の差を調
整する方法は、更なる液晶ディスプレイの高詳細化,大
画面化,高開口率化,及び低コスト化に対応していくこ
とが難しいという問題があり、以下にその理由を述べ
る。
【0007】図4は、液晶ディスプレイのドライバを含
む額縁部分の一例の拡大図を示す。図4は、図1の液晶
ディスプレイを少ドライバ化及び狭額縁化した場合につ
いて説明するために図1のドライバ11−1,11−
2,及び11−7を点線で示し、図2のドライバ21−
7及び図3のドライバ31−1を実線で示している。液
晶ディスプレイを狭額縁化した場合、狭額縁化した後の
ドライバ21−7は狭額縁化する前のドライバ11−7
の位置に比べて表示部に近接することになり、角度a°
が角度b°に減少し、配線部12−7の面積が配線部2
2−7の面積に減少することになる。
【0008】また、液晶ディスプレイを少ドライバ化し
た場合、少ドライバ化した後のドライバ31−1は少ド
ライバ化する前のドライバ11−1及び11−2が夫々
制御していた配線数より多くの配線数を制御することに
なる。したがって、角度d°が角度c°に減少すること
になる。以上のように、液晶ディスプレイの狭額縁化及
び少ドライバ化を行なうと、配線部22−7の角度b°
及び32−1の角度c°が減少することになる。
【0009】ここで、配線部22−7の角度b°及び3
2−1の角度c°が減少した場合の配線間隔の変化につ
いて説明する。図5は、ドライバと表示部とを電気的に
接続する配線の一例の構成図を示す。ドライバ35と表
示部37とを電気的に接続する配線36は、斜め部分の
配線間隔f,配線幅wで構成されている。また、表示部
37の画層間ピッチeは品種固定であり、ここでは固定
値とする。斜め部分の配線間隔fは、以下の式(1)に
より算出される。
【0010】f=sinθ×e−w・・・・・ (1) ここで、配線幅wを一定値とすると、画層間ピッチeが
固定値なので角度θが減少すると斜め部分の配線間隔f
が減少することになる。したがって、上述した配線部2
2−7の角度b°及び32−1の角度c°が減少した場
合は配線間隔fが狭くなる。このように、液晶ディスプ
レイの大画面化及び低コスト化に伴い配線間隔fは狭く
なっていく。一方、液晶ディスプレイの高詳細化,大画
面化,高開口率化,及び低コスト化に伴い配線抵抗のバ
ラツキが更に大きくなっていくため、従来の方法では配
線の幅を更に大きくすることで抵抗値を下げて抵抗値の
差を調整する必要がある。
【0011】しかしながら、配線の幅を大きくすること
で抵抗値を下げて抵抗値の差を調整する方法は、更なる
液晶ディスプレイの高詳細化,大画面化,高開口率化,
及び低コスト化に伴い配線間隔が狭くなるため、配線間
の短絡の可能性が大きくなるという問題がある。本発明
は、上記の点に鑑みなされたもので、配線間の短絡の可
能性を増加させることなく配線抵抗を調整するディスプ
レイ装置の配線設計方法及びその方法を利用したディス
プレイ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1記載の本発明は、表示手段に電圧を
印加して表示を制御するディスプレイ装置であって、複
数の画素よりなる表示部と、前記複数の画素に印加する
電圧を制御する複数の印加電圧制御部と、前記表示部と
印加電圧制御部とを電気的に接続する複数の配線とを含
む構成であり、前記複数の配線の配線抵抗値は、一番長
い配線の配線抵抗値に調整されていることを特徴とす
る。
【0013】このように、ディスプレイ装置の表示部と
印加電圧制御部とを電気的に接続する複数の配線の内で
一番配線抵抗値が大きい配線を基準配線とし、他の配線
の配線抵抗値をその基準配線の抵抗値に調整すること
で、複数の配線抵抗値のバラツキを減少させ、表示ムラ
を解消することが可能となる。また、複数の配線の中で
一番配線抵抗値が大きい配線を基準配線とするために、
その他の配線の配線抵抗値を大きくすることにより基準
配線の配線抵抗値に調整することができるので、配線幅
を大きくして配線抵抗値を調整する必要がなく配線間の
短絡の可能性を増加させることなく配線抵抗値のバラツ
キを減少することが可能となる。
【0014】また、請求項2記載の本発明は、前記複数
の配線は、その長さが短い配線ほど配線幅を小さくして
配線抵抗値が調節されていることを特徴とする。このよ
うに、その長さが短い配線ほど配線幅を小さくして配線
抵抗値を調整することにより、長さが基準配線より短い
配線の配線抵抗値を配線幅により調整して基準配線の配
線抵抗値になるように調整できる。
【0015】また、請求項3記載の本発明は、前記複数
の配線は、その長さが短い配線ほどその配線の一部分の
配線幅を小さくして配線抵抗値が調整されていることを
特徴とする。このように、その長さが短い配線ほど配線
の一部分の配線幅を小さくして配線抵抗値を調整するこ
とにより、長さが基準配線より短い配線の配線抵抗値を
配線の一部分の配線幅により調整して基準配線の配線抵
抗値になるように調整できる。
【0016】また、請求項4記載の本発明は、前記複数
の配線は、前記表示部と印加電圧制御部との距離が一番
大きい配線の長さに調整されていることを特徴とする。
このように、前記表示部と印加電圧制御部との距離が一
番大きい配線の長さに他の配線の長さを調整することに
より、前記複数の配線の配線抵抗値を近似させることが
できる。
【0017】また、請求項5記載の本発明は、前記複数
の配線は、前記表示部と印加電圧制御部との距離が一番
大きい配線の配線抵抗値を基準とし、配線抵抗値を大き
くして前記距離が一番大きい配線の配線抵抗値に調整さ
れていることを特徴とする。このように、前記表示部と
印加電圧制御部との距離が一番大きい配線の配線抵抗値
を基準とし、他の配線の配線抵抗値を大きくして前記距
離が一番大きい配線の配線抵抗値に調整することによ
り、配線幅を大きくして配線抵抗値を調整する必要がな
く配線間の短絡の可能性を増加させることなく配線抵抗
値のバラツキを減少することが可能となる。
【0018】また、請求項6記載の本発明は、表示手段
に電圧を印加して表示を制御するディスプレイ装置の配
線設計方法において、複数の画素よりなる表示部と前記
複数の画素に印加する電圧を制御する複数の印加電圧制
御部とを電気的に接続する複数の配線の配線抵抗値の内
で一番大きな配線抵抗値を算出する段階と、前記複数の
配線の配線抵抗値を大きくすることにより前記複数の配
線の配線抵抗値を前記一番大きな配線抵抗値になるよう
に調整する段階とを含むことを特徴とする。
【0019】このように、複数の配線の配線抵抗値の内
で一番大きな配線抵抗値を算出する段階と、配線抵抗値
を大きくすることにより前記複数の配線の配線抵抗値を
前記一番大きな配線抵抗値になるように調整する段階と
を有することにより、複数の配線抵抗値のバラツキが少
なく、表示ムラが解消されたディスプレイ装置の配線設
計方法を実現することが可能となる。
【0020】また、配線幅を大きくして配線抵抗値を調
整する必要がないので、配線間の短絡の可能性を増加さ
せることなく配線抵抗値のバラツキを減少するディスプ
レイ装置の配線設計方法を実現することが可能となる。
また、請求項7記載の本発明は、表示手段に電圧を印加
して表示を制御するディスプレイ装置の配線設計方法に
おいて、複数の画素よりなる表示部と前記複数の画素に
印加する電圧を制御する複数の印加電圧制御部とを電気
的に接続する複数の配線の配線幅を一定として前記複数
の配線を仮設計する段階と、前記仮設計された複数の配
線の内で一番長い配線を算出する段階と、前記一番長い
配線の配線抵抗値を算出する段階と、他の配線の配線幅
を小さくして前記一番長い配線の配線抵抗値に調整する
段階と、前記一番長い配線の配線抵抗値に調整された複
数の配線を前記仮設計により設計された複数の配線と置
き換えることを特徴とする。
【0021】このように、配線幅を一定として前記複数
の配線を仮設計する段階と、仮設計された複数の配線の
内で一番長い配線を算出する段階と、一番長い配線の配
線抵抗値を算出する段階と、他の配線の配線幅を小さく
して一番長い配線の配線抵抗値に調整する段階とを有す
ることにより、複数の配線抵抗値のバラツキが少なく、
表示ムラが解消されたディスプレイ装置の配線設計方法
を実現することが可能となる。
【0022】また、請求項8記載の本発明は、前記複数
の配線の配線抵抗値を大きくすることにより前記複数の
配線の配線抵抗値を前記一番大きな配線抵抗値になるよ
うに調整する段階は、前記配線の一部分の配線幅を小さ
くすることにより配線抵抗値を調整する段階であること
を特徴とする。このように、配線の一部分の配線幅を小
さくすることにより複数の配線の配線抵抗値を調整する
段階を実現することが可能となる。
【0023】また、請求項9記載の本発明は、前記複数
の配線の配線抵抗値を大きくすることにより前記複数の
配線の配線抵抗値を前記一番大きな配線抵抗値になるよ
うに調整する段階は、前記配線を長くすることにより配
線抵抗値を調整する段階であることを特徴とする。この
ように、配線を長くすることにより複数の配線の配線抵
抗値を調整する段階を実現することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、ディスプレイ装置の配線
設計方法及びその方法を利用したディスプレイ装置に関
する本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図6
は、本発明のディスプレイ装置の配線設計方法の処理手
順を表す一例のフローチャートを示す。ディスプレイ装
置の配線設計を行なう場合、ステップS10では、イン
チ数等の表示部の仕様を決定する。ステップS10に続
いてステップS20に進み、決定した表示部の仕様に基
づいてドライバの配置を決定する。この状態は、例えば
図3に示すような状態であり、各ドライバ31−1〜3
1−5は制御を行なう配線を割り当てられる。
【0025】図7は、ドライバ及び配線を表す一例の構
成図を示す。図7のドライバ35は、配線36−1〜3
6−19により表示部と仮接続を行なう。このとき、配
線36−1〜36−19は、一定の配線幅であるとす
る。そして、ステップS30では、これらの配線36−
1〜36−19の中で一番抵抗値が高い配線、図7の場
合は一定の配線幅であるので一番長い配線を算出する。
図7の例の場合、一番外側の配線36−19が一番長い
ので、配線36−19の長さを算出する。このとき、デ
ィスプレイ装置に利用する他のドライバ35についても
同様の処理を行い、一番長い配線を基準配線とする。
【0026】ステップS30に続いてステップS40に
進み、ステップS30において算出された基準配線の長
さL,配線幅W,配線材質に基づくシート抵抗rによ
り、以下の式(2)から基準配線の抵抗値R0 を算出す
る。 抵抗値R0 =シート抵抗r×配線の長さL÷配線幅w・・・・・ (2) 続いて、ステップS40からステップS50に進み、基
準配線以外の抵抗値Rを各配線毎に式(2)と同様な式
により算出する。例えば、図7の例の場合、配線36−
19の抵抗値が抵抗値R0 となるので、配線36−1〜
36−18の抵抗値R1 〜R18を算出する。そして、基
準配線以外の抵抗値R1 〜R18の抵抗値を基準配線の抵
抗値R0 とするために、以下の式(3)により配線36
−1〜36−18の調整後の配線幅w’を算出する。
【0027】 調整後の配線幅w’i =抵抗値Ri /抵抗値R0 ×配線幅w・・・・・ (3) (i=1,2,3,・・・,19) 以上のようにして求めた調整後の配線幅w’に基づいて
配線36−1〜36−18を変更した例を図8に示す。
図8は、ドライバ及び調整後の配線を表す第一実施例の
構成図を示す。図7,8の配線36−1〜36−19
は、外側の配線が長く中央の配線が短い構成となってお
り、調整前の図7に示す配線では外側にある配線ほど抵
抗値が高く、中央側にある配線ほど抵抗値が低くなって
いた。しかし、調整後の配線幅w’は、配線が短いもの
ほど配線幅が小さく調整されており、結果として全ての
配線の抵抗値が基準配線の抵抗値R0 に調整される。例
えば、図8の例では、配線36−10の配線幅が一番小
さく、外側に向かって順番に配線幅が大きくなってい
る。
【0028】したがって、配線幅を小さくすることで配
線抵抗を調整することが可能となり、配線間の短絡の可
能性を低減させると共に、表示ムラのない優れた表示を
可能にする。また、図8の例では配線抵抗を調整するた
めに、配線全体の幅を変更していたが、抵抗値の調整が
可能であれば配線の一部分の幅を変更して抵抗値の調整
をすることも可能である。このような例を図6及び図9
を利用して説明する。図9はドライバ及び調整後の配線
を表す第二実施例の構成図を示す。
【0029】図6のフローチャートにおいて、ステップ
S10〜S30までは図8の第一実施例と同様であり、
説明を省略する。ステップS40では、例えば配線の長
さの1/10の幅を変更する場合は、ステップS30で
算出した配線の長さを1/10にして上記式(2)によ
り基準配線の抵抗値R0 を算出する。ステップS50で
は、基準配線以外の配線の配線の長さを1/10にした
配線の長さLにより、抵抗値Rを各配線毎に式(2)と
同様な式により算出する。
【0030】そして、基準配線以外の抵抗値R1 〜R18
の抵抗値を基準配線の抵抗値R0 とするために、以下の
式(4)により配線36−1〜36−18の調整後の配
線の一部分の幅w’’を算出する。 調整後の幅w’’i =抵抗値Ri /抵抗値R0 ×配線幅w・・・・・ (3) (i=1,2,3,・・・,19) 以上のようにして求めた調整後の配線の一部分の幅
w’’に基づいて配線36−1〜36−18を変更した
例を図9に示す。図7,9の配線36−1〜36−19
は、外側の配線が長く中央の配線が短い構成となってお
り、調整前の図7に示す配線では外側にある配線ほど抵
抗値が高く、中央側にある配線ほど抵抗値が低くなって
いた。
【0031】しかし、調整後の配線の一部分の幅w’’
は、配線が短いものほど配線幅が小さく調整されてお
り、結果として全ての配線の抵抗値が基準配線の抵抗値
0 に調整される。例えば、図9の例では、配線36−
10の配線抵抗を抵抗値R0 とするために表示部側の一
部分の配線幅が小さく変更されており、外側に向かって
順番にその部分の配線幅が大きくなっている。なお、配
線36−1〜36−3,36−6,及び36−7の配線
幅を変更した部分の拡大図を図9に併せて示している。
【0032】したがって、配線の一部分の幅を小さくす
ることで配線抵抗を調整することが可能となり、配線間
の短絡の可能性を低減させると共に、表示ムラのない優
れた表示を可能にする。また、実施例2においては、配
線の一部分の幅を小さくすること以外にも、穴あけ,ス
リット処理等様々な形態が考えられる。また、図8,図
9以外の例として、配線の長さを変更して抵抗値の調整
をすることも可能である。このような例を図6及び図1
0を利用して説明する。図10はドライバ及び調整後の
配線を表す第三実施例の構成図を示す。
【0033】図6のフローチャートにおいて、ステップ
S10〜S30までは図8の第一実施例と同様であり、
説明を省略する。ステップS30において一番長い配線
の長さが算出されると、図10に示すように、一番長い
配線以外の配線を一番長い配線の長さに変更する処理を
行なう。このとき、隣の配線との配線間隔を利用して配
線の長さを調節する。
【0034】したがって、配線の長さを長くすることで
配線抵抗を調整することが可能となり、表示ムラのない
優れた表示を可能にする。上記に述べた処理は、CAD
等の機能として実現することが可能であり、その他、配
線設計装置として実現することも可能である。なお、特
許請求の範囲に記載した印加電圧制御部はドライバ35
に対応する。
【0035】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の本発明によ
れば、ディスプレイ装置の表示部と印加電圧制御部とを
電気的に接続する複数の配線の内で一番配線抵抗値が大
きい配線を基準配線とし、他の配線の配線抵抗値をその
基準配線の抵抗値に調整することで、複数の配線抵抗値
のバラツキを減少させ、表示ムラを解消することが可能
となる。
【0036】また、複数の配線の中で一番配線抵抗値が
大きい配線を基準配線とするために、その他の配線の配
線抵抗値を大きくすることにより基準配線の配線抵抗値
に調整することができるので、配線幅を大きくして配線
抵抗値を調整する必要がなく配線間の短絡の可能性を増
加させることなく配線抵抗値のバラツキを減少すること
が可能となる。
【0037】また、請求項2記載の本発明によれば、そ
の長さが短い配線ほど配線幅を小さくして配線抵抗値を
調整することにより、長さが基準配線より短い配線の配
線抵抗値を配線幅により調整して基準配線の配線抵抗値
になるように調整できる。また、請求項3記載の本発明
によれば、その長さが短い配線ほど配線の一部分の配線
幅を小さくして配線抵抗値を調整することにより、長さ
が基準配線より短い配線の配線抵抗値を配線の一部分の
配線幅により調整して基準配線の配線抵抗値になるよう
に調整できる。
【0038】また、請求項4記載の本発明によれば、前
記表示部と印加電圧制御部との距離が一番大きい配線の
長さに他の配線の長さを調整することにより、前記複数
の配線の配線抵抗値を近似させることができる。また、
請求項5記載の本発明によれば、前記表示部と印加電圧
制御部との距離が一番大きい配線の配線抵抗値を基準と
し、他の配線の配線抵抗値を大きくして前記距離が一番
大きい配線の配線抵抗値に調整することにより、配線幅
を大きくして配線抵抗値を調整する必要がなく配線間の
短絡の可能性を増加させることなく配線抵抗値のバラツ
キを減少することが可能となる。
【0039】また、請求項6記載の本発明によれば、複
数の配線の配線抵抗値の内で一番大きな配線抵抗値を算
出する段階と、配線抵抗値を大きくすることにより前記
複数の配線の配線抵抗値を前記一番大きな配線抵抗値に
なるように調整する段階とを有することにより、複数の
配線抵抗値のバラツキが少なく、表示ムラが解消された
ディスプレイ装置の配線設計方法を実現することが可能
となる。
【0040】また、配線幅を大きくして配線抵抗値を調
整する必要がないので、配線間の短絡の可能性を増加さ
せることなく配線抵抗値のバラツキを減少するディスプ
レイ装置の配線設計方法を実現することが可能となる。
また、請求項7記載の本発明によれば、配線幅を一定と
して前記複数の配線を仮設計する段階と、仮設計された
複数の配線の内で一番長い配線を算出する段階と、一番
長い配線の配線抵抗値を算出する段階と、他の配線の配
線幅を小さくして一番長い配線の配線抵抗値に調整する
段階とを有することにより、複数の配線抵抗値のバラツ
キが少なく、表示ムラが解消されたディスプレイ装置の
配線設計方法を実現することが可能となる。
【0041】また、請求項8記載の本発明によれば、配
線の一部分の配線幅を小さくすることで複数の配線の配
線抵抗値を調整する段階を実現することが可能となる。
また、請求項9記載の本発明によれば、配線を長くする
ことにより複数の配線の配線抵抗値を調整する段階を実
現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の液晶ディスプレイの一例の構成図であ
る。
【図2】狭額縁化された液晶ディスプレイの一例の構成
図である。
【図3】少ドライバ化された液晶ディスプレイの一例の
構成図である。
【図4】液晶ディスプレイのドライバを含む額縁部分の
一例の拡大図である。
【図5】ドライバと表示部とを電気的に接続する配線の
一例の構成図である。
【図6】本発明のディスプレイ装置の配線設計方法の処
理手順を表す一例のフローチャートである。
【図7】ドライバ及び配線を表す一例の構成図である。
【図8】ドライバ及び調整後の配線を表す第一実施例の
構成図である。
【図9】ドライバ及び調整後の配線を表す第二実施例の
構成図である。
【図10】ドライバ及び調整後の配線を表す第三実施例
の構成図である。
【符号の説明】
10,20,30 液晶ディスプレイ 11−1〜11−10,21−1〜21−10,31−
1〜31−5,35ドライバ 12−1〜12−10,22−1〜22−10,32−
1〜32−5 配線部 13,23,33,37 表示部 36,36−1〜36−19,38−1〜38−3
配線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段に電圧を印加して表示を制御す
    るディスプレイ装置であって、 複数の画素よりなる表示部と、 前記複数の画素に印加する電圧を制御する複数の印加電
    圧制御部と、 前記表示部と印加電圧制御部とを電気的に接続する複数
    の配線とを含む構成であり、 前記複数の配線の配線抵抗値は、一番長い配線の配線抵
    抗値に調整されていることを特徴とするディスプレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の配線は、その長さが短い配線
    ほど配線幅を小さくして配線抵抗値が調節されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の配線は、その長さが短い配線
    ほどその配線の一部分の配線幅を小さくして配線抵抗値
    が調整されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の配線は、前記表示部と印加電
    圧制御部との距離が一番大きい配線の長さに調整されて
    いることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数の配線は、前記表示部と印加電
    圧制御部との距離が一番大きい配線の配線抵抗値を基準
    とし、配線抵抗値を大きくして前記距離が一番大きい配
    線の配線抵抗値に調整されていることを特徴とする請求
    項2乃至4記載のディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 表示手段に電圧を印加して表示を制御す
    るディスプレイ装置の配線設計方法において、 複数の画素よりなる表示部と前記複数の画素に印加する
    電圧を制御する複数の印加電圧制御部とを電気的に接続
    する複数の配線の配線抵抗値の内で一番大きな配線抵抗
    値を算出する段階と、 前記複数の配線の配線抵抗値を大きくすることにより前
    記複数の配線の配線抵抗値を前記一番大きな配線抵抗値
    になるように調整する段階とを含むことを特徴とするデ
    ィスプレイ装置の配線設計方法。
  7. 【請求項7】 表示手段に電圧を印加して表示を制御す
    るディスプレイ装置の配線設計方法において、 複数の画素よりなる表示部と前記複数の画素に印加する
    電圧を制御する複数の印加電圧制御部とを電気的に接続
    する複数の配線の配線幅を一定として前記複数の配線を
    仮設計する段階と、 前記仮設計された複数の配線の内で一番長い配線を算出
    する段階と、 前記一番長い配線の配線抵抗値を算出する段階と、 他の配線の配線幅を小さくして前記一番長い配線の配線
    抵抗値に調整する段階と、 前記一番長い配線の配線抵抗値に調整された複数の配線
    を前記仮設計により設計された複数の配線と置き換える
    ことを特徴とするディスプレイ装置の配線設計方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の配線の配線抵抗値を大きくす
    ることにより前記複数の配線の配線抵抗値を前記一番大
    きな配線抵抗値になるように調整する段階は、前記配線
    の一部分の配線幅を小さくすることにより配線抵抗値を
    調整する段階であることを特徴とする請求項6記載のデ
    ィスプレイ装置の配線設計方法。
  9. 【請求項9】 前記複数の配線の配線抵抗値を大きくす
    ることにより前記複数の配線の配線抵抗値を前記一番大
    きな配線抵抗値になるように調整する段階は、前記配線
    を長くすることにより配線抵抗値を調整する段階である
    ことを特徴とする請求項6記載のディスプレイ装置の配
    線設計方法。
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