JP2000182007A - 非接触式データキャリア通信制御システムとその制御方法 - Google Patents

非接触式データキャリア通信制御システムとその制御方法

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JP2000182007A
JP2000182007A JP10361125A JP36112598A JP2000182007A JP 2000182007 A JP2000182007 A JP 2000182007A JP 10361125 A JP10361125 A JP 10361125A JP 36112598 A JP36112598 A JP 36112598A JP 2000182007 A JP2000182007 A JP 2000182007A
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JP10361125A
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English (en)
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Tetsuo Akaida
徹郎 赤井田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティの保持性能ならびに通信効率が
高く、上位装置の負担を軽減できるように構成された通
信制御システムとその制御方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】データキャリア13A−13Cからのユニ
ークデータを上位装置11に送信せずにリーダライタ1
2に保持し、ノードアドレスとユニークデータの対応関
係をリーダライタ12内のテーブル12Bに記憶させ、
上位装置11からのコマンドによりリーダライタ12が
データキャリア13A−13Cのノードアドレス設定を
行うので、上位装置11はノードアドレスのみでデータ
キャリア13A−13Cとの通信を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホストコンピュ
ータなどの上位装置と有線で接続されたリーダライタと
複数のデータキャリアとの間で無線で通信を行う非接触
式通信制御システム、非接触式通信制御方法ならびにこ
れに用いられるリーダライタに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の非接触式通信制御システム
の全体の構成のブロック図を示し、図7にはその動作を
説明するためのフローチャートを示す。
【0003】図6において、システム機器を構成する上
位装置41とリーダライタ42とは有線経路44を介し
て接続され、リーダライタ42と複数の非接触式データ
キャリア43A,43B,43Cとは無線経路45を介
して接続される。
【0004】図6のシステムは図7のような流れで運用
される。図7において、上位装置41からリーダライタ
42に通信開始要求コマンドがステップS1で送信され
ると、リーダライタ42はステップS2でキャリア電波
の送信を開始する。
【0005】リーダライタ42との交信エリア内に非接
触式データキャリア43A−43Cが存在していると、
これらのデータキャリア43A−43Cが送信されたキ
ャリア電波から電力を受け取って活性化される。
【0006】この状態でリーダライタ42は、ステップ
S3にてキャリア電波に乗せて夫々のデータキャリアの
固有情報(以下の説明ではユニークデータと称する)の
要求コマンドを送り出す。この要求コマンドを受け取っ
たデータキャリア43A−43Cは、要求コマンド内に
挿入されている応答のためのタイムスロットの期間内で
夫々の応答のタイミングを作成し、ステップS4にてそ
のタイミングに従って夫々のユニークデータA乃至ユニ
ークデータCをリーダライタ42に返信する。
【0007】リーダライタ42は、例えば最初に受信し
たデータキャリア43AのユニークデータAを用いてス
テップS5にて上位装置41に対するレスポンスを作成
し、ユニークデータAを含むレスポンスを上位装置41
に有線経路44を介して送信する。
【0008】このレスポンスを受け取った上位装置41
は、ステップS6において、宛先であるデータキャリア
43Aに向けて設定希望の簡易識別情報であるノードア
ドレスを含むコマンドを送出するか、或いはユニークデ
ータAで指定できる形で設定希望のノードアドレスを含
むコマンドを送出する。これらのコマンドは有線経路4
4を介してリーダライタ42に送られ、ここを経由して
非接触式のデータキャリア43Aに送信される。
【0009】これらのコマンドのいずれかを受信したデ
ータキャリア43Aはコマンドに応じてステップS7で
ノードアドレスを設定し、コマンド処理を行ってレスポ
ンスを形成し、これを上位装置41に送信する。
【0010】ステップS8において、上位装置41はこ
のようにして受け取ったデータキャリアからのレスポン
スによって、ノードアドレスとユニークデータとの対応
表を作成して保存する。
【0011】これ以降、宛先であるデータキャリアをノ
ードアドレスで指定するコマンドの場合は、ステップS
9において宛先にノードアドレスを含んだコマンドを例
えば非接触式データキャリアAに送信し、宛先をユニー
クデータで指定するコマンドの場合にはステップA10
において宛先にユニークデータAを指定するコマンドを
送信する。
【0012】このようにして、上位装置41或いはリー
ダライタ42は任意の受信したユニークデータを選び、
それを宛先とすることにより、複数の非接触式データキ
ャリアとの個別の通信が可能となる。これをアンチコリ
ジョン機能と呼んでいる。
【0013】しかし、非接触式データキャリアへのコマ
ンドの宛先指定にユニークデータを用いると、ユニーク
データは通常図5(a)に示すように、数バイトあって
通信の効率が悪いため、非接触式データキャリアに対
し、通常数ビットである簡易的な宛先情報即ち簡易識別
情報であるノードアドレスを設定し、宛先指定にそのノ
ードアドレスを用いるシステムがある。図5(a)はノ
ードアドレス設定前のコマンドフォーマットの一例を示
し、数バイトのユニークデータの後に1バイトのデータ
長を示すデータが続き、さらにその後にデータ長データ
が示す長さのデータが続き、最後にエラーチェック用の
1バイトのキャラクタデータが付加される。
【0014】従来のシステムでは実際にユニークデータ
を読み出すのはリーダライタ42であるが、取得したユ
ニークデータは上位装置41に送信され、そのユニーク
データを持つ非接触式のデータキャリアにノードアドレ
スを設定させ、各々の非接触式データキャリアとそれに
設定したノードアドレスの対応表を管理するのは上位装
置であった。図5(b)はノードアドレス設定後のコマ
ンドフォーマットの構成例を示す。図において、最初の
1バイトはノードアドレスであり、次の1バイトはデー
タ長を示し、3番目のデータはデータ長データにより示
された長さを持つデータであり、最後の1バイトはエラ
ーチェック用のキャラクタデータである。
【0015】上位装置41は、図5(a)、図5(b)
に示した非接触式データキャリアの有する2個のコマン
ドフォーマットをサポートする必要があり、リーダライ
タ42のコマンドフォーマットがこれらのいずれとも異
なる場合には、それもサポートする必要がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のシ
ステムでは、非接触式のデータキャリアのユニークデー
タを上位装置まで伝送する必要があり、時間的効率が悪
かった。また、ユニークデータはキャラクタ数が多いた
め、外来ノイズによる伝送異常の発生確率が高い中で通
信を行う必要があった。
【0017】又、非接触式データキャリアを特定するこ
とのできるユニークデータを有線にて上位装置まで伝送
する必要があるため、そのデータをモニタされ易く、セ
キュリティ保持に問題があった。
【0018】更に、上位装置は非接触式データキャリア
にノードアドレスを設定するまでの通信を制御する必要
があり、上位装置としてノードアドレス設定までの通信
手順やコマンドをサポートしなくてはならなく、上位装
置の負担が大きかった。そのため、上位装置のアプリケ
ーション開発に多くの時間を必要とした。
【0019】また、上位装置は非接触式データキャリア
とそれに設定したノードアドレスとの対応表を作成、管
理する必要があり、上位装置の負担が大きかった。又、
そのために、上位装置のアプリケーション開発に多くの
時間を必要とした。
【0020】そこで、この発明は、通信時間効率が高
く、非接触式データキャリアのユニークデータのセキュ
リティ保持が確実にでき、外来ノイズによる伝送異常の
発生が少ない通信を行うことができ、上位装置の通信制
御の負担を軽くでき、上位装置のアプリケーションの開
発を比較的短時間で可能とする、非接触式データキャリ
ア通信制御システムとその制御方法を提供することを目
的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明の非接触式デー
タキャリア通信制御システムは、上位装置と、リーダラ
イタと、非接触式データキャリアとから構成され、前記
リーダライタは、上位装置からの通信開始要求コマンド
に応じてデータキャリアからの固有情報を保存する手段
と、前記データキャリアに前記固有情報に対応した簡易
識別情報を設定する手段と、前記リーダライタ内に前記
固有情報と簡易識別情報との対応関係を示すテーブルを
作成する手段と、前記上位装置から指定された前記簡易
識別情報に対応するデータキャリアとの通信を仲介する
手段と、前記上位装置から指定された簡易識別情報に対
応するデータキャリアの固有情報を前記テーブルから検
索し、この固有情報を用いて対応するデータキャリアと
の通信を行い、その結果を上位装置に送信する手段とか
ら構成されている。
【0022】この構成により、非接触式データキャリア
のユニークデータをリーダライタに保持して上位装置に
は伝送されないので、通信処理の高速化、高セキュリテ
ィ化が可能であり、また上位装置はユニークデータの代
わりにノードアドレスで非接触式データキャリアを制御
できるので、通信制御の負担が少なく、アプリケーショ
ンの開発負担も小さくなる。
【0023】また、この発明の非接触式データキャリア
通信制御方法は、上位装置からの通信開始要求コマンド
に応じてデータキャリアからの固有情報をリーダライタ
内に保存し、前記データキャリアに前記固有情報に対応
した前記データキャリアの簡易識別情報を設定し、前記
リーダライタ内に前記固有情報と簡易識別情報との対応
関係を示すテーブルを作成し、前記上位装置から前記簡
易識別情報によりデータキャリアに対して通信を行う旨
指定されたときは対応するデータキャリアとの通信を上
位装置の制御下で行い、前記上位装置から前記固有情報
によりデータキャリアに対して通信を行う旨指定された
ときは前記テーブルを参照して簡易識別情報に対応する
固有情報を得て対応するデータキャリアとの通信を前記
リーダライタの制御下で行うことを特徴とする。
【0024】この方法により、上記の通信制御システム
と同様の効果が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1はこの発明の第1の実施の形態の通信
制御システムの全体の構成を示すブロック図である。図
1において、システム機器10を構成する上位装置11
とリーダライタ12とは有線経路14を介して接続さ
れ、リーダライタ12と複数の、ここでは3個の非接触
式データキャリア13A,13B,13Cとは無線経路
15を介して接続される。
【0027】リーダライタ12には、このリーダライタ
12全体の動作を制御する制御部12Aと、この制御部
12Aの制御下で特に後で説明する非接触式データキャ
リア13A,13B,13Cのユニークデータと簡易識
別情報であるノードアドレスとの対応関係を示す対応表
即ちテーブルを記憶するメモリ12Bとが備えられる。
【0028】以下、図1のシステムの構成、動作を詳細
に説明する。
【0029】図1のシステムは図2のような流れで運用
される。図2において、上位装置11からリーダライタ
12に所定のコマンドが送信される。このコマンドに
は、リーダライタ12がキャリアの送信、非接触式デー
タキャリアのユニークデータの要求及び受信、ノードア
ドレスの設定までを行うコマンドが含まれる。
【0030】最初に、上位装置11から通信開始要求コ
マンドがステップS11で送信されると、リーダライタ
12はステップS12でキャリア電波の送信を開始す
る。この通信開始要求コマンドは図3の(b)に示したよ
うなデータフォーマットを有する。先頭の1バイトはリ
ーダライタ12を指定するノードアドレスのデータであ
り、2番目の1バイトのデータはその後に来るデータの
データ長を表す。3番目のデータは、合計2バイトのデ
ータ本体であって、1バイト目はコマンドコードを示す
データ、2バイト目は宛先である例えば一番最初に応答
のあったデータキャリアに設定を希望するノードアドレ
スを示すデータである。最後の1バイトはエラーチェッ
ク用のキャラクタデータである。
【0031】リーダライタ12からキャリア電波が発射
された状態で、リーダライタ12との交信エリア内に非
接触式データキャリア13A−13Cが存在している
と、これらのデータキャリア13A−13Cが送信され
たキャリア電波から電力を受け取って活性化される。
【0032】この状態でリーダライタ12は、ステップ
S13にてキャリア電波に乗せて夫々のデータキャリア
のユニークデータの要求コマンドを送り出す。この要求
コマンドを受け取ったデータキャリア13A−13C
は、要求コマンド内に挿入されている応答のためのタイ
ムスロットの期間内で例えば乱数を発生することにより
夫々の応答のタイミングを作成し、ステップS14にて
そのタイミングに従って夫々のユニークデータA乃至ユ
ニークデータCをリーダライタ12に返信する。
【0033】リーダライタ12は、受信したデータキャ
リア13A−13CのユニークデータA−Cを順次メモ
リ12BにステップS15にて保存する。以降の説明は
上位装置11からの通信要求が一番最初に応答のあった
データキャリアに対するもので、リーダライタ12が一
番最初に応答のあったデータキャリアAからのユニーク
データAを保存したものとして行う。
【0034】リーダライタ12は、図3(b)の上位装置
11からのコマンドのデータ部にある設定希望のノード
アドレスA’を参照して、ステップS16において、宛
先であるデータキャリアAに向けて設定希望の宛先情報
であるノードアドレスA’を含むコマンドを送出する。
或いは、宛先のデータキャリアAを、そのユニークデー
タAで指定したコマンド内のデータ部に設定希望のノー
ドアドレスA’を含むコマンドを送出する。なお、この
ノードアドレスの設定方法はシステムおよびデータキャ
リアの仕様によって決定されるものであり、本設定方法
に限られない。尚、従来のシステムと比較すると、図6
の従来のシステムでは、上位装置からリーダライタへの
コマンドのフォーマットは図3(a)に示したように、デ
ータ部に設定希望のノードアドレスが含まれず、従っ
て、上位装置はこの実施の形態のようにリーダライタに
ノードアドレスの管理を任せないので、負担が大きくな
る。
【0035】図2のステップS16に戻って、このコマ
ンドは無線経路15を介して非接触式のデータキャリア
Aに送信される。これらのコマンドのいずれかを受信し
たデータキャリアAはそのコマンドに応じてステップS
17でノードアドレスを設定し、コマンド処理を行って
レスポンスを形成し、これをリーダライタ12に送信す
る。
【0036】ステップS18において、リーダライタ1
2はこのようにして受け取ったデータキャリアAからの
レスポンスによって、ノードアドレスA’とユニークデ
ータAとの対応表を作成してメモリ12Bに保存する。
図4はこの対応表の一例を示す図で、1バイトのノード
アドレス”00”から05”までが示され、対応するユ
ニークデータは6バイトで有り、例えばノードアドレ
ス”00”に対応するユニークデータは、”00 11
22 33 44 55”の6バイトである。尚、”
XX”はノードアドレスの使用状況、例えばデータキャ
リアとの接続状態を示す管理バイトである。
【0037】ステップS15ではデータキャリアAにつ
いてのみ説明したが、他のデータキャリアからのレスポ
ンスについても同様であり、図4の対応表には複数(6
個)のノードアドレスとユニークデータとの対応関係が
テーブルとして記憶される。
【0038】リーダライタ12は、この対応表の準備が
出来た状態で上位装置11に向けて前記コマンドに対す
るレスポンスを作成する。即ち、ステップS19にて、
データキャリアAからの初期応答などの必要な情報をデ
ータ部に含んだレスポンスを上位装置11に送り、通信
開始要求を行う。
【0039】これ以降上位装置11は、例えば宛先であ
るデータキャリアAをノードアドレスA’で指定するコ
マンドの場合は、ステップS20において宛先にノード
アドレスA’を含んだコマンドをリーダライタ12に送
信する。リーダライタ12はノードアドレスA’を宛先
として非接触式データキャリアAに送信する。ノードア
ドレスA'を宛先としたコマンドを受信したデータキャリ
アAはステップS21にてこのコマンドを処理して、レ
スポンスを再びリーダライタ12経由で上位装置11に
送り出す。
【0040】また、宛先をユニークデータAで指定する
コマンドの場合には、上位装置11は、ステップS22
においてリーダライタ12にノードアドレスA’に対応
するユニークデータAを宛先としたコマンドを送信する
旨のコマンドを送信する。即ち、このコマンドは、その
データ部に宛先に対応するノードアドレスA’を含んだ
もので、リーダライタ12に対するコマンド送信要求コ
マンドである。
【0041】このコマンドを受信したリーダライタ12
は、ステップS23にて、メモリ12Bの対応表を参照
して送られたノードアドレスA’に対応するユニークデ
ータAを検索し、コマンドを作成する。この作成された
コマンドは宛先にユニークデータAを持ち、ステップS
24にてデータキャリアAに向けて送信される。このコ
マンドを受け取ったデータキャリアAは、このコマンド
をステップS25にて処理し、作成したレスポンスをリ
ーダライタ12に送信する。リーダライタ12はこのレ
スポンスに応じてステップS26にて所定のレスポンス
を形成し、必要な情報をデータ部に持ったレスポンスと
して上位装置11にコマンド送信要求レスポンスとして
送信する。
【0042】以上のようにして、上位装置11と複数の
非接触式データキャリア13A−13Cとの個別の通信
が可能となる。上位装置11は、非接触式データキャリ
ア13A−13Cと通信する際のコマンドフォーマット
とリーダライタ12と通信する際のコマンドフォーマッ
トの二つだけをサポートすればよいので、負担が少なく
なり、その分、アプリケーションの開発の負担も軽くな
る。なお、この二つのコマンドフォーマットは同じ内容
にすることもでき、従って、システムによっては上位装
置11がサポートするコマンドフォーマットを一つにす
ることも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、通信時間効率が高く、非接触式データキャリアのユ
ニークデータのセキュリティ保持が確実にでき、外来ノ
イズによる伝送異常の発生が少ない通信を行うことがで
き、上位装置の通信制御の負担を軽くでき、上位装置の
アプリケーションの開発を比較的短時間で可能とする、
非接触式データキャリア通信制御システムとその制御方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態のシステム全体の構成
を示すブロック図。
【図2】図1のシステムの動作を示すフローチャート。
【図3】この発明における上位装置からリーダライタへ
のコマンドのフォーマットを従来と対比して示す図。
【図4】この発明の実施の形態におけるリーダライタに
保存されるノードアドレスとユニークデータとの対応を
示す表。
【図5】宛先指定方法の切替えを行う非接触式データキ
ャリアのコマンドフォーマットの一例を示す図
【図6】従来の通信制御システムの構成を示すブロック
図。
【図7】図5の従来のシステムの動作を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
11:上位装置、 12:リーダライタ、 12A:制御部、 12B:メモリ、 13A−13C:非接触式データキャリア、 14:有線経路、 15:無線経路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの通信開始要求コマンド
    に応じてデータキャリアからの固有情報をリーダライタ
    内に保存し、前記データキャリアに前記固有情報に対応
    した前記データキャリアの簡易識別情報を設定し、前記
    リーダライタ内に前記固有情報と簡易識別情報との対応
    関係を示すテーブルを作成し、前記上位装置から前記簡
    易識別情報によりデータキャリアに対して通信を行う旨
    指定されたときは対応するデータキャリアとの通信を上
    位装置の制御下で行い、前記上位装置から前記固有情報
    によりデータキャリアに対して通信を行う旨指定された
    ときは前記テーブルを参照して簡易識別情報に対応する
    固有情報を得て対応するデータキャリアとの通信を前記
    リーダライタの制御下で行うことを特徴とする通信制御
    方法。
  2. 【請求項2】 前記上位装置は、前記上位装置からリ
    ーダライタへのコマンドのデータ部に前記簡易識別情報
    を格納して送信することを特徴とする請求項1に記載の
    通信制御方法。
  3. 【請求項3】 上位装置からの通信開始要求コマンド
    に応じてデータキャリアからの固有情報をリーダライタ
    内に保存し、前記データキャリアに前記固有情報に対応
    した前記データキャリアの簡易識別情報を設定し、前記
    リーダライタ内に前記固有情報と簡易識別情報との対応
    関係を示すテーブルを作成し、前記上位装置から前記簡
    易識別情報によりデータキャリアに対して通信を行う旨
    指定されたときは対応するデータキャリアとの通信を前
    記リーダライタを介して前記データキャリアの簡易識別
    情報を用いて上位装置の制御下で行い、前記上位装置か
    ら前記固有情報によりデータキャリアに対して通信を行
    う旨指定されたときは前記リーダライタ内において簡易
    識別情報に対応する固有情報を前記テーブルから検索
    し、この固有情報を用いてリーダライタにより対応する
    データキャリアとの通信を行い、その結果をリーダライ
    タから上位装置に送信することを特徴とする通信制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記上位装置は、前記上位装置からリ
    ーダライタへのコマンドのデータ部に前記簡易識別情報
    を格納して送信することを特徴とする請求項3に記載の
    通信制御方法。
  5. 【請求項5】 上位装置と、リーダライタと、非接触
    式データキャリアとから構成され、 前記リーダライタは、上位装置からの通信開始要求コマ
    ンドに応じてデータキャリアからの固有情報を保存する
    手段と、前記データキャリアに前記固有情報に対応した
    簡易識別情報を設定する手段と、前記リーダライタ内に
    前記固有情報と簡易識別情報との対応関係を示すテーブ
    ルを作成する手段と、前記上位装置から指定された前記
    簡易識別情報に対応するデータキャリアとの通信を仲介
    する手段と、前記上位装置から指定された簡易識別情報
    に対応するデータキャリアの固有情報を前記テーブルか
    ら検索し、この固有情報を用いて対応するデータキャリ
    アとの通信を行い、その結果を上位装置に送信する手段
    とを具備することを特徴とする通信制御システム。
  6. 【請求項6】 前記上位装置は、前記上位装置からリ
    ーダライタへのコマンドのデータ部に前記簡易識別情報
    を格納して送信することを特徴とする請求項5に記載の
    通信制御システム。
  7. 【請求項7】 上位装置からの通信開始要求コマンド
    に応じてデータキャリアからの固有情報を保存する手段
    と、前記データキャリアに前記固有情報に対応した簡易
    識別情報を設定する手段と、前記リーダライタ内に前記
    固有情報と簡易識別情報との対応関係を示すテーブルを
    作成する手段と、前記簡易識別情報を用いて対応するデ
    ータキャリアについて前記上位装置と通信を行う第1の
    通信手段と、この第1の通信手段により前記上位装置か
    ら指定された簡易識別情報に基づいて対応するデータキ
    ャリアの簡易識別情報あるいは前記テーブルから検索し
    た固有情報を用いて対応するデータキャリアとの通信を
    行う第2の通信手段とを具備することを特徴とするリー
    ダライタ。
  8. 【請求項8】 上位装置とリーダライタとの間が有線
    で接続され、リーダライタとデータキャリアとの間が無
    線で接続される通信制御方法において、上位装置からの
    通信開始要求コマンドに応じてデータキャリアからの固
    有情報をリーダライタ内に保存して上位装置には送信せ
    ず、前記データキャリアに前記固有情報に対応した前記
    データキャリアの簡易識別情報を設定し、前記リーダラ
    イタ内に前記固有情報と簡易識別情報との対応関係を示
    すテーブルを作成しておき、前記簡易識別情報を用いて
    対応するデータキャリアについて前記上位装置との第1
    の通信を前記リーダライタを介して上位装置の制御下で
    行い、この第1の通信により前記上位装置から指定され
    た簡易識別情報に基づいて対応するデータキャリアの簡
    易識別情報或いは前記テーブルから検索した固有情報を
    用いて対応するデータキャリアとの間で第2の通信を行
    うことにより、前記上位装置とリーダライタとの間では
    前記データキャリアの固有情報が送受信されないように
    通信制御が行われることを特徴とする通信制御方法。
  9. 【請求項9】 上位装置と、この上位装置と有線で接
    続されたリーダライタと、このリーダライタと無線で接
    続される非接触式データキャリアとから構成され、 前記リーダライタは、上位装置からの通信開始要求コマ
    ンドに応じてデータキャリアからの固有情報を前記上位
    装置に送信せずに保存する手段と、前記データキャリア
    に前記固有情報に対応した簡易識別情報を設定する手段
    と、前記リーダライタ内に前記固有情報と簡易識別情報
    との対応関係を示すテーブルを作成する手段と、前記上
    位装置から指定された前記簡易識別情報に対応するデー
    タキャリアとの通信を仲介する手段と、前記上位装置か
    ら固有情報に代わって指定された簡易識別情報に対応す
    るデータキャリアの固有情報を前記テーブルから検索
    し、この固有情報を用いて対応するデータキャリアとの
    通信を行い、その結果のみを上位装置に送信する手段と
    を具備することを特徴とする通信制御システム。
  10. 【請求項10】 上位装置からの有線経路を通じた通信
    開始要求コマンドに応じてデータキャリアからの無線経
    路を介して送信された固有情報を前記上位装置に送信せ
    ずに保存する手段と、前記データキャリアに前記固有情
    報に対応した簡易識別情報を設定する手段と、前記リー
    ダライタ内に前記固有情報と簡易識別情報との対応関係
    を示すテーブルを作成する手段と、前記簡易識別情報を
    用いて対応するデータキャリアについて前記上位装置と
    通信を行う第1の通信手段と、この第1の通信手段によ
    り前記上位装置から固有情報に代わって指定された簡易
    識別情報に基づいて対応するデータキャリアの簡易識別
    情報あるいは前記テーブルから検索した固有情報を用い
    て対応するデータキャリアとの間で前記無線経路を介し
    た通信を行う第2の通信手段とを具備することを特徴と
    するリーダライタ。
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