JP2000175950A - 糞尿認識手段 - Google Patents

糞尿認識手段

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JP2000175950A
JP2000175950A JP10358812A JP35881298A JP2000175950A JP 2000175950 A JP2000175950 A JP 2000175950A JP 10358812 A JP10358812 A JP 10358812A JP 35881298 A JP35881298 A JP 35881298A JP 2000175950 A JP2000175950 A JP 2000175950A
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transmitter
sensors
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nurse
sensor
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Toshinori Yoshihara
利宣 吉原
Osamu Kawai
修 川合
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/42Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators with wetness indicator or alarm

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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】おむつを使用する対象者の意思表示がなくて
も、おむつの取り替え時期を適切に認識でき、使用コス
トが廉価で済み、既存のおむつにも使用でき、また、対
象者の健康管理を行う場合に参照できるデータを蓄積で
きる糞尿認識手段を提供することを課題とする。 【解決手段】対象者30の肌着20に排出される糞尿の
排出対応位置にそれぞれ配置され、脱糞を検知する第1
センサ3および放尿を検知する第2センサ4と、前記両
センサを支持する支持本体2と、前記肌着に保持するた
め前記支持本体に設けた接続保持部2a,2bと、前記
支持本体に支持されると共に、前記両センサに接続さ
れ、それら両センサからの信号を受信装置側に送信する
送信機5と、その送信機に設けられ、前記両センサから
の信号が生じたことを表示する表示部5jとからなる糞
尿認識手段1として構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、赤ん坊や、老人
や、または、知的障害あるいは身体的障害を有するた
め、自己の糞尿の処理を看護者が行う場合に使用される
糞尿認識手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、糞尿の処理を自分自身で行うこと
ができない人、例えば、赤ん坊、老人、知的障害を有す
る人、または身体的障害を有する人等(以下、対象者と
いう)は、母親、看護婦などの下の世話をしてくれる看
護者によって、脱糞または放尿の処理が行われている。
【0003】そして、看護者は、対象者が脱糞または放
尿を行った場合に、直ぐにおむつを取り替えて対象者の
身体が清潔に保てるようにするため、定期的に肌着であ
るおむつや、下着に注意を払う必要がある。そのため、
対象者が脱糞または放尿を行ったことを、その対象者自
身の意思で伝えることができる場合は、その対象者の意
思表示にしたがって看護者が肌着の取り替え作業を行っ
ている。また、肌着である紙おむつの構成によっては、
対象者の意思表示がなくても放尿を行ったことが分かる
ような構成の紙おむつも提案されている。
【0004】前記紙おむつは、そのおむつに使用されて
いる紙に印刷した模様の色彩が、尿を吸収することで尿
に含まれている水分や、あるいは、尿の他の成分によ
り、もとの色彩から変化するように構成されている。そ
のため、紙おむつに印刷した模様の色彩が変化すれば看
護者におむつの取り替え時期を知らせることになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のおむつ
の取り替え時期を知らせる手段では、次のような問題点
が存在していた。すなわち、色彩が変化する構成の紙お
むつでは、看護者は、対象者のおむつの取り替え時期を
確認するために、その対象者の近くで紙おむつの色彩が
変化することを確認する必要があった。そのため、訪問
看護など常に対象者の近くに看護者がいない場合は、適
切な対応をすることができなかった。
【0006】また、成人している対象者は、赤ん坊と異
なり、おむつを使用している場合に、ズボンやスカート
を装着する場合があり、紙おむつの色彩が変化しても看
護者が、その色彩の変化を確認することができなかっ
た。また、成人している対象者では、おむつを使用しな
い場合もあり、パンツなどの下着を装着する対象者であ
っても対応できるものが望まれていた。特に、知的障害
を有する対象者は、自分の行動と言動が相違する場合が
あったり、また、看護者の問いかけに対して極端に反発
して糞尿を我慢して膀胱炎や腸閉塞などの疾病を招く原
因になることもあり、対象者の言動以外で、看護者が正
確な肌着の取り替え時期を判断できる構成のものが望ま
れていた。
【0007】さらに、前記色彩が変化する紙おむつは、
色彩を変えるための印刷を施す必要があるため、生産コ
ストが高価になることから、その紙おむつを多量に使用
する場合、使用コストの上昇を招き不都合であった。そ
して、あらかじめ、特殊な印刷を施す必要があるため、
すでに看護者あるいは対象者が購入している紙おむつに
利用することはできず、既存の紙おむつや下着にも使用
でき、適切に下着を変える時期が判断できる構成のもの
が望まれていた。
【0008】この発明は、上記問題点に鑑み創案された
ものであり、対象者の意思表示がなくても、肌着の取り
替え時期を適切に認識でき、使用コストが廉価で済み、
既存の肌着にも使用でき、また、対象者の健康管理を行
う場合に参照できるデータを蓄積できる糞尿認識手段を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、糞尿の処理を看護者が行う対象者の肌
着に排出する糞尿の排出対応位置にそれぞれ配置され、
脱糞を検知する第1センサおよび放尿を検知する第2セ
ンサと、前記両センサを支持する支持本体と、前記肌着
に保持するため前記支持本体に設けた接続保持部と、前
記支持本体に支持されると共に、前記両センサに接続さ
れ、それら両センサからの信号を受信装置側に送信する
送信機と、この送信機に設けられ、前記両センサから信
号が生じたことを表示する表示部とからなる糞尿認識手
段として構成した。このように構成しているため、対象
者が放尿または脱糞をした場合は、送信機を介して受信
装置にその情報が送られる。そのため、看護者は、つね
に対象者の近くにいなくても、肌着の取り替え時期を適
正に判断することができる。また、看護者が対象者の近
くにいても送信機の表示部の表示により肌着の取り替え
時期を判断することができる。
【0010】また、前記送信機は、接続コネクタを介し
て着脱自在に支持本体に支持される構成とすると都合が
よい。このように構成することで、支持本体側が糞尿に
より汚れた場合に丸洗いすることができ、繰り返し使用
することができる。
【0011】さらに、前記両センサから送られる信号
は、前記送信機から転送器を介して受信装置側に送られ
る構成としている。このように構成することで、対象者
の近くに看護者がいる場合は、看護者は転送器から受信
装置に送信される前に、肌着の取り替え時期を認識する
ことができる。また、看護者が対象者の近くにいない場
合は、看護者は転送器を介して肌着の取り替え時期を認
識することができる。
【0012】そして、前記送信機は、受信装置側に呼び
出し信号を送るためのスイッチを備える構成としてい
る。このように構成しているため、対象者は、肌着の取
り替え作業を行うこと以外の要件で、看護者の看護を必
要とする場合に、看護者を呼び出すことが可能となる。
【0013】また、前記送信機から送られてきた糞尿の
排出時期に関する対象者のデータを受信する受信装置
は、受信した前記データを記憶する記憶手段と、前記デ
ータを表示する表示手段と、受信した前記データに基づ
いて対象者の世話を行う看護者に伝達する伝達手段とを
備える構成としている。このように構成しているため、
受信装置で多数の対象者の集中管理を行うことが可能と
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。図1は、糞尿認識手段を肌着に設置した状態
を示す斜視図、図2(a)は、糞尿認識手段を示す斜視
図,(b)は、送信機の構成を示す原理図、図3は、糞
尿認識手段を赤ん坊に使用した状態を示す斜視図、図4
は、糞尿認識手段の使用状態を示す原理図である。
【0015】図1で示すように糞尿認識手段1は、帯状
に形成された支持本体2の一面側で、所定位置に間隔を
開けて設けた脱糞の有無を検知する第1センサ3と、放
尿の有無を検知する第2センサ4とが配置されている。
そして、前記支持本体2の両端側には、肌着であるおむ
つ20に接続保持させるための接続保持部2a,2bが
設けられている。さらに、前記支持本体2の一端側に
は、前記両センサ3、4からの信号を送るための防水接
続コネクタ部6が設けられている。そして、前記防水接
続コネクタ部6には、着脱自在に支持される接続コネク
タ5gを介して送信機5が接続されている。さらに、前
記送信機5は、受信装置である受信表示器7に信号を送
るように構成されている。なお、前記送信機5は、接続
コネクタ5gを介して支持本体2に着脱自在に支持され
るように構成しているが、送信機5と支持本体2が一体
になるように構成しても構わない。
【0016】図1および図3で示すように、前記支持本
体2は、直接対象者30の素肌に接触するため、素肌に
対して優しい材料であると共に、耐水性にすぐれた材質
で形成されることが好ましく、例えば、コットンなどの
天然繊維や、ナイロンなどの合成繊維あるいはレーヨン
などの化学繊維で形成されている。なお、支持本体2
は、通気性も考慮している構成が望まれるため、帯状に
形成する場合は、適宜位置に貫通孔(図示せず)を多数
設ける構成としても良い。また、紐状の素材を間隔を開
けて並列して構成しても構わない。
【0017】図1ないし図3で示すように、前記第1セ
ンサ3は、対象者30の脱糞排出位置である肛門の近傍
に、一定の検知面を備えて配置されるように形成されて
いる。一方、前記第2センサ4は、対象者30の放尿排
出位置である尿道口の近傍に、一定の検知面を備えて配
置されるように形成されている。前記両センサ3、4
は、電気的な導通があり、その導通による測定レベル
(感度)が一定の値を越えたときに、信号を発するよう
に構成されている。したがって、対象者30が発汗して
両センサ3、4が導通状態になっても送信機5から受信
表示器7に信号を送らないように構成されている。両セ
ンサ3、4の具体的な一例としては、カーボン粉末を熱
硬化性樹脂などに混練したペーストを、スクリーン印刷
法で支持本体2の所定位置に印刷して最適な硬化条件で
硬化させて構成することができる。
【0018】図1および図2で示すように、前記接続保
持部2a,2bは、使用するおむつ20に支持本体2が
着脱自在に保持できるように構成されており、例えば、
着脱自在な粘着面を備える面ファスナで構成される。な
お、図2では、前記接続保持部2a,2bを折り曲げて
おむつ20の前後のウエストバンド部分に係合するよう
に構成されている。図2で示す構成の接続保持部2a,
2bの構成にすることで、対象者30が使用する際に、
支持本体2がずれることがない。
【0019】一方、図2および図3で示すように、送信
機5は、乾電池や釦電池あるいはリチュウム電池などの
電源5aと、この電源5aに接続して設けた発振器5b
と、この発振器5bに接続して設けた変調器5cと、こ
の変調器5cに接続して設けた増幅器5dと、この増幅
器5dに接続して設けたアンテナ5eと、前記変調器5
cにそれぞれ接続して設けたスイッチ5fおよび前記両
センサ3、4からの信号を入力する信号入力端子5h
と、前記両センサ3、4からの信号により視覚的に表示
する表示部5jとから構成されている。
【0020】前記表示部5jは、発光ダイオード(LE
D)などの光表示できる部材が接続されており、ここで
は、赤色と緑色の発光ダイオードが、それぞれ第1セン
サ3と第2センサ4との信号により発光するように構成
されている。したがって、第1センサ3から信号が送ら
れて来ると赤色の光表示を表示部5jから行い、第2セ
ンサ4から信号が送られて来ると緑色の光表示を表示部
5jが行う。また、両センサ3、4から信号が送られて
来ると、赤色と緑色の発光ダイオードが点灯することで
発光色が混じりオレンジ色の光表示を表示部5jで行う
ように構成されている。なお、送信機5から送る信号
は、前記第1センサ3、第2センサ4または両センサ
3、4およびスイッチ5fからの信号の違いが判断でき
るように、それぞれ所定の周波数(またはパルス幅の相
違)などにより受信表示器7に送信する構成にすると都
合が良い。
【0021】前記送信機5は、その構成から、両センサ
3、4から放尿あるいは脱糞があったときに送られてく
る信号を受け取ったとき、および、スイッチ5fを対象
者30(必要があるためスイッチ5fを押して看護者4
0を呼ぶことができる能力を有する者)が操作したとき
に、受信表示器7に信号を送るようになっている。な
お、赤ん坊や、知的障害を有する人に対応する場合は、
必要がなくてもスイッチ5fを押すことが考えられるの
で、スイッチ5fを形成しない構成としたほうが都合が
良い。
【0022】図3で示すように、前記送信機5から送ら
れて来た信号を受信し看護者40に伝達する受信装置で
ある受信表示器7は、受信アンテナ7aで受信した信号
を増幅し、発振回路からの発振信号と混合などを行い、
かつ振幅制限、検波、低周波増幅、電力増幅などが行わ
れて受信表示部7bから音表示されるように構成されて
いる。そして、前記受信表示器7は、送信機5から送ら
れてきた信号が、第1センサ3、第2センサまたはその
両方、あるいはスイッチ5fから送られてきた信号であ
るかにより、異なる音表示を行うように構成されてい
る。また、前記受信表示器7には、光表示できる光表示
部7gを設ける構成にするとさらに都合が良い。前記光
表示部7gは、発光ダイオードなどの発光部材が点灯し
て光表示する構成としており、第1センサ3からの信号
であれば、赤色の発光ダイオードが点灯し、第2センサ
4からの信号であれば、緑色の発光ダイオードが点灯す
るように構成されている。そして、前記両センサ3、4
から信号が送られて来ると、両発光ダイオードが点灯す
ることで赤色と緑色とが混ざったオレンジ色の光を光表
示するように構成されている。
【0023】つぎに、前記糞尿認識手段1の作用を説明
する。はじめに、支持本体2をおむつ20の内側に設置
し、接続保持部2a,2bによりおむつ20に保持す
る。そして、対象者30に装着させて準備を完了する。
対象者30が一定時間経過後に例えば、放尿を行った場
合つぎのようにして看護者40に伝達される。対象者3
0が放尿を行うと、第2センサ4の回路が導通して電気
的な信号を接続コネクタ5gを介して送信機5に送る。
そして、送信機5は、変調器5c,増幅器5dなどを介
して受信表示器7に発信する。なお、送信機5には、表
示部5jが設けられているため、両センサ3、4からの
信号により光表示するため、対象者30の近くに看護者
40が居る場合であっても、視覚によりおむつ20の変
える時期を判断できる。
【0024】もちろん、送信機5からの信号を受け取っ
た受信表示器7は、その信号の種類を判断してその信号
に対応した音表示あるいは光表示部7gにより光表示を
行う。そのため、受信表示器7の近傍にいる看護者40
におむつ20を取り替える時期であることを知らせるこ
とができる。なお、看護者40は、対象者30が、おむ
つ20を取り替えることが必要であるのか、その他の要
件で呼び出しているのかを、受信表示器7の音表示の違
いで判断することが可能となる。また、看護者40が耳
に障害を持つ人や、目に障害を持つ人であっても、受信
表示部7では、光、音による表示を行うため、対象者3
0のおむつの取り替える時期を判断することが可能とな
る。なお、送信機の表示部は、光表示を行う構成でれ
ば、対象者が赤ん坊で、睡眠中に放尿などをした場合
は、その赤ん坊を起こすことなく看護者のみに肌着の取
り替え時期を知らせることができ都合が良い。
【0025】また、図3で示すように、送信機5から送
られてくる信号は、受信表示器7と他の受信装置7Aの
両方で受信する構成としても良い。その場合、受信装置
7Aは、送信機5から送られてきた信号を受信アンテナ
7cで受け取り、増幅などの一連の信号処理をして記憶
手段を有するパーソナルコンピュータ7d内のCPUで
処理できる信号にして、表示手段である表示画面7eに
対象者30からのデータを表示すると構成としている。
例えば、対象者30がどのくらいの間隔で放尿している
か、あるいは何時ごろに脱糞しているかをデータとして
残すことが可能となり都合が良い。このように対象者3
0のデータを取ることで、対象者の健康状態の目安にす
ることもできる。
【0026】つぎに、図4を参照して、糞尿認識手段1
の応用例について説明する。なお、前記した構成と同じ
部材は、同じ符号を付して詳細は省略する。対象者30
が、例えば、寝たきり老人で、看護者40は、訪問看護
を行っている場合は、看護者40は必要のある場合に対
象者30を訪問して看護する。対象者30が自宅にお
り、看護者40がその対象者30の居住する室内に来て
いる場合は、両センサ3、4あるいはスイッチ5fを介
して送信機5からの信号を受信表示器7に送り、看護者
40におむつ20の取り替え時期や、他の要件(緊急用
あるいは非常用など)があることを伝えることができ
る。
【0027】また、看護者40が対象者30の居住する
室内にいない場合は、送信機5から送られる信号が一定
時間(例えば、10秒間)経過すると、前記受信表示器
7から携帯電話11(PHSでも良い)を起動させ、携
帯電話11から看護者40のステーションセンタに設置
している受信装置7Aの電話7Bを介してパーソナルコ
ンピュータ7dに接続する。なお、前記受信表示器7お
よび携帯電話11が、この場合における転送器の構成と
なる。前記携帯電話11を起動させる場合は、送信機5
から送られて来た信号が、デジタルコード信号であるか
を識別し、受信表示器7の内部に設けたコントローラ
(図示せず)に伝える。信号を受けたコントローラは、
携帯電話11の電源を立ち上げ、メモリーダイヤル”0
00”に登録された電話番号で電話をかけて呼び出しト
ーンを受信装置7Aに送るように構成されている。さら
に、前記受信装置7Aに受信された呼び出しトーンは、
受信装置7Aで処理されて、かかって来た電話番号など
の情報と合わせて、複数いるどの対象者30からのもの
かを判断する。そして、受信装置7A(またはオペレー
タ)は、伝達手段である電話7Bから地域の担当者であ
る看護者40の携帯電話15に電話連絡して、対象者3
0の自宅に看護者40が訪問看護できるように構成され
ている。
【0028】なお、前記受信装置7Aのパーソナルコン
ピュータ7dに入力された情報は、その情報ごとに、デ
ータ管理がなされ、各対象者30ごとの一定期間の情報
を、パーソナルコンピュータ7dが有する記憶手段(ハ
ードディスク、フロピー、光ディスク、メモリなど)に
蓄積することができる。そのため、対象者30の健康管
理を行うための参考資料として使用することが可能とな
る。
【0029】なお、前記した肌着は、おむつを例にとっ
て説明したが、その他の構成であるパンツなど、対象者
が肌に接するように身につけるものであれば、老若男女
が使用する下着等、肌着の種類を問うものではない。そ
して、肌着の材質は、生分解生プラスチックを繊維状に
構成してパンツ状に形成したものであっても良い。ま
た、支持本体を送信機と分離可能に構成した場合は、そ
の支持本体を生分解生プラスチックを原料とする素材で
帯状に形成することも可能である。さらに、送信機の表
示部は、対象者によっては、光表示だけでなく、音表示
できるように構成しても良い。
【0030】また、図3および図4で示す受信装置は、
PHS(パーソナルハンディーホーンシステム)、携帯
電話、ポケットベルを使用することが可能であり、送信
機からの信号を受け、受け取った情報を各装置が備えて
いるCPU、メモリなどにより画面表示することや、蓄
積し利用することもできる。また、PHS,携帯電話、
ポケットベル等からパーソナルコンピュータに送信機か
らの情報を取り出して利用することもできる。
【0031】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したので
以下に示す優れた効果を奏する。対象者は、糞尿認識手
段を設置した状態で肌着を装着しているため、放尿、脱
糞を行った場合に、それぞれを検知する第1センサおよ
び第2センサから送信機を介して受信装置側にいる看護
者に知らせることができる。そのため、看護者は常に対
象者の傍にいる必要は無く、看護者の労力負担を軽減す
ると共に、対象者の衛生管理を確実に行うことができ
る。また、看護者が対象者の近くにいる場合であって
も、送信機に設けた表示部がおむつの取り替え時期を表
示することが可能となる。さらに、使用される肌着の材
質や形状に左右されず設置することができる。したがっ
て、使用コストも安価で済む。特に、精神的障害を有す
る人、痴呆老人など行動と言語が相違する対象者を看護
する場合には、確実に糞尿が行われたことを判断できる
ため都合が良い。
【0032】また、糞尿認識手段の送信機は、接続コネ
クタを介して着脱自在に支持本体に支持されるように構
成している。そのため、支持本体を丸洗いすることが可
能となり、糞尿認識手段を繰り返し使用することが可能
となる。
【0033】さらに、糞尿認識手段は、両センサからの
信号を、送信機から転送器を介して受信装置側に送信す
る構成としている。そのため、看護者が訪問看護など、
常に対象者の近くに居ることができない場合であって
も、看護者は適切に対象者の世話をすることができる。
そして、送信機に呼び出し用のスイッチを設けること
で、さらに対象者の介護などの世話を適切に行うことが
可能となる。
【0034】また、糞尿認識手段は、送信機から送信す
る対象者の糞尿の排出時期に関するデータを受信装置側
の表示手段で表示できると共に、記憶手段に記憶してそ
のデータの蓄積を行うことができ、対象者の健康管理を
する上で前記データを参照することができる。また、伝
達手段により看護者に訪問看護を時期を知らせることも
できるため、多数の対象者の情報をまとめて管理でき、
一人一人の適正な看護を行うことが可能となる。
【0035】さらに、看護者は、目に障害を持つ人や、
耳に障害を持つ人であっても、送信機または受信装置
に、両センサからの信号を音表示あるいは光表示するこ
とができるため、対象者の肌着の取り替え時期を知らせ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の糞尿認識手段を肌着に設置した状態
を示す斜視図である。
【図2】(a)は、この発明の糞尿認識手段を示す斜視
図,(b)は、送信機の構成を示す原理図である。
【図3】この発明の糞尿認識手段を赤ん坊に使用した状
態を示す斜視図である。
【図4】この発明の糞尿認識手段の使用状態を示す原理
図である。
【符号の説明】
1 糞尿認識手段 2 支持本体 2a,2b 接続保持部 3 第1センサ 4 第2センサ 5 送信機 5a 電源部 5b 発振器 5c 変調器 5d 増幅器 5e アンテナ 5f スイッチ 5g 接続コネクタ 5h 信号入力端子 5j 表示部 6 防水接続コネクタ部 7 受信表示器(受信装置) 7a 受信アンテナ 7b 受信表示部 7c 受信アンテナ 7d パーソナルコンピュータ(記憶手段) 7e 表示画面(表示手段) 7g 光表示部(表示手段) 7A 受信装置 11 転送器 15 携帯電話(伝達手段) 20 おむつ(肌着) 30 対象者 40 看護者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G060 AA15 AC02 AE40 AF07 AG08 AG10 HC07 HC10 HC19 HD01 HD02 HE02 HE10 3B029 BE06 4C098 AA09 CC14 CC28 CD08 CE05 CE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糞尿の処理を看護者が行う対象者の肌着に
    排出される糞尿の排出対応位置にそれぞれ配置され、脱
    糞を検知する第1センサおよび放尿を検知する第2セン
    サと、前記両センサを支持する支持本体と、前記肌着に
    保持するため前記支持本体に設けた接続保持部と、前記
    支持本体に支持されると共に、前記両センサに接続さ
    れ、それら両センサからの信号を受信装置側に送信する
    送信機と、この送信機に設けられ、前記両センサから信
    号が生じたことを表示する表示部とを備えることを特徴
    とする糞尿認識手段。
  2. 【請求項2】前記送信機は、接続コネクタを介して着脱
    自在に支持本体に支持されることを特徴とする請求項1
    に記載の糞尿認識手段。
  3. 【請求項3】前記両センサから送られる信号は、前記送
    信機から転送器を介して受信装置側に送られることを特
    徴とする請求項1または2に記載の糞尿認識手段。
  4. 【請求項4】前記送信機は、受信装置側に呼び出し信号
    を送るためのスイッチを備えることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか一項に記載の糞尿認識手段。
  5. 【請求項5】前記送信機から送られてきた糞尿の排出時
    期に関する対象者のデータを受信する受信装置は、受信
    した前記データを記憶する記憶手段と、前記データを表
    示する表示手段と、受信した前記データに基づいて対象
    者を看護する看護者に伝達する伝達手段とを備えること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の
    糞尿認識手段。
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