JP2000169000A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JP2000169000A
JP2000169000A JP10361954A JP36195498A JP2000169000A JP 2000169000 A JP2000169000 A JP 2000169000A JP 10361954 A JP10361954 A JP 10361954A JP 36195498 A JP36195498 A JP 36195498A JP 2000169000 A JP2000169000 A JP 2000169000A
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Mitsuru Yamada
満 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常時回転するレジストローラの軸上に転写紙
の先端のストッパを回動自在に付勢して設け、転写紙先
端を規制する位置にあるストッパを転写紙が押しのける
時に転写紙にたるみができ、スキュー補正をする給紙方
式の欠点を解消する。 【解決手段】 転写紙を搬送する呼び出しコロや給紙コ
ロよりも転写紙搬送方向下流側に位置するレジストロー
ラ対1にストッパ13を設ける。ストッパ13は駆動ロ
ーラ1aの軸の周りで回動可能で、転写紙5の先端位置
を規制する第1の位置と規制しない第2の位置とを取り
得る。レジストローラ対1の下流に転写紙を検出するセ
ンサを設け、その出力信号によりレジストローラ対1の
駆動ローラ1aを電磁クラッチやステッピングモータで
間欠的に回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、レーザープ
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の給紙装置に関
し、特に感光体上の画像と転写紙との位置合わせを改良
したものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】画像形
成装置の給紙装置においては、従来より感光体上の画像
と転写紙先端との位置合わせの方式として、下記の2方
式が提案されている。 (1)第1の方式は、レジストローラと称される一対の
ローラを間欠で駆動できるように、電磁クラッチ13を
介して駆動する構成を採用し、転写紙を停止したローラ
対のニップに突き当て、さらに過分に送ることによって
転写紙にループ状のたるみを形成し、その「こし」を利
用して転写紙の先端を直線状のニップにならわせ、スキ
ューを防止するとともに、感光体上の画像と同期をとっ
て、ローラ対の回転をスタートする方式である。この方
式では、レジストローラを感光体の近傍に設け、スリッ
プしないようにローラ対の少なくとも一方のローラをゴ
ム等の摩擦係数が高い表面を有するものとし、摩擦力を
経時でも得られるようにローラ間の圧力を通常2Kgf
以上とかなり高めに設定している。 (2)第2の方式は、例えば特開平9−183539号
公報に開示の技術のように、常時回転するレジストロー
ラの軸上に転写紙先端ストッパを回動自在に設け、スプ
リングにより付勢することで、通常は転写紙先端を規制
する位置にストッパが位置し、転写紙がそれを押しのけ
る時に転写紙にたるみができ、スキュー補正をするとい
うものである。この方式は、上述した第1の方式のコス
トダウンを図ったものである。画像位置合わせは、転写
紙の搬送方向でレジストローラの上流側あるいは下流側
に設けたセンサによって転写紙を検出して行う。
【0003】第2の方式の特徴としては、転写紙の動き
に合わせて(転写紙はストップしない)感光体への画像
の書き込みを開始するために、第1の方式のようにクラ
ッチ等を必要とせず、コストが安くできるという利点を
有することである。しかしながら、その反面、第1の方
式のようにあらかじめ転写紙をレジスト部で待機させて
おいて、画像にタイミングを合わせて転写紙を搬送する
ことはできない。
【0004】ここで問題となるのは、デジタルコピー等
ではプリントキーを押してからコピーが排出されるまで
の、いわゆるファーストプリントを少しでも早くするた
めに、スキャナで画像を読み取ると同時に、並行して画
像処理を行ない(さらに平行してメモリへの記録も行う
場合が多い。)、感光体への書き込みを行う。この間、
データはメモリしないために、画像の読み取りから所定
の時間後に書き込みが始まってしまうことである。
【0005】通常、デジタルコピーの多くにおいては第
1の方式を採用しており、プリントキーが押されたらま
ず転写紙をレジストローラまで搬送して停止させてお
き、転写紙がある位置まで来た時にスキャナを動かし始
め、書き込みを開始する時にレジストクラッチをONと
し、画像にタイミングを合わせて転写紙を搬送する。第
2の方式は、転写紙に合わせて画像を書き込む方式であ
るために以下の問題がある。
【0006】第1に、スキャナのスタート位置がばらつ
く(モータの立ち上がり時間もばらつく)ことであり、
第2に、転写位置から逆算すると、スキャナをスタート
させるタイミングの時に転写紙がその搬送方向でレジス
トローラの上流側に位置しているため、その位置から転
写位置まで移動する間にスリップの影響が出てしまうと
いうことであり、これらの理由によって転写紙上に形成
される画像位置がずれてしまうという問題が生じる。
【0007】また、画像位置精度を上げるためには、あ
らかじめスキャナで画像を読み取っておき、メモリして
おいた状態で、転写紙の搬送を開始し、搬送方向でレジ
ストローラの下流側に位置するセンサに転写紙の先端が
来たら、メモリから画像データを読み込み、転写紙に合
わせて書き込みを開始する、というようにすることもで
きる。この場合、第1の方式に比べるとスキャナで読み
取る時間や、データを処理する時間がロスとなってしま
い、ファーストコピーが遅れてしまうという問題が生じ
る。
【0008】ところが、デジタルコピー以外の画像形成
装置、例えばプリンタ等ではスキャナがないため、第2
の方式を採用してもファーストプリントが遅くなるとい
ったことがあまり問題にならないケースがあり、コスト
も安いことから、第2の方式を採用することが多い。
【0009】また最近では、生産コストを安く抑えるた
めに、プリンタやデジタルコピー、ファクシミリ等を同
じ機種(例えばプリンタ)を母体に小さな変更を施して
共通部品が使えるようにして製造することが多くなって
きている。その場合、コストが安いのでプリンタには第
2の方式の採用が望まれるのに対し、デジタルコピーに
はファーストコピーを早くしたいために第1の方式の採
用が望まれ、共通化が図りにくいという難点がある。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めに、第2の方式を用いてかつファーストコピーが遅く
ならないようにすることができる画像形成装置の給紙装
置を提供することを目的とする。
【0011】また本発明は、転写紙の停止精度、位置決
め精度を向上させ、画像位置を向上させ得る画像形成装
置の給紙装置を提供することを目的とする。
【0012】また本発明は、レジストローラからセンサ
までの距離が短いとスピードを切り替えるタイミングが
難しい場合においても、確実に転写紙の停止位置精度を
向上させ得る画像形成装置の給紙装置を提供することを
目的とする。
【0013】さらに本発明は、プリンタとして発売する
機種にオプションとしてスキャナを取り付けてコピー機
としても使えるような構成とした場合に、ファーストコ
ピーを早くすることができ、プリンタ単体としては、コ
ストを安くできる画像形成装置の給紙装置を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
給紙装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成
するために、転写紙を搬送するための第1の搬送手段
と、該第1の搬送手段よりも上記転写紙の搬送方向下流
側に配置する第2の搬送手段と、上記搬送する転写紙の
先端位置を規制する第1の位置及び上記搬送する転写紙
の先端位置を規制しない第2の位置とに移動可能に上記
第2の搬送手段の近傍を支点に回動自在に設けたストッ
パと、上記第2の搬送手段よりも上記転写紙の搬送方向
下流に設けた転写紙検出手段と、上記第2の搬送手段の
駆動を間欠的に連結、解除する手段を備えることを特徴
とする。
【0015】同請求項2に係るものは、上記第2の搬送
手段の駆動を間欠的に連結、解除する手段がステッピン
グモータを備えることを特徴とする。
【0016】同請求項3に係るものは、上記転写紙検出
手段によって上記搬送する転写紙の先端を検知する直前
に、上記第2の搬送手段の搬送スピードを遅くすること
を特徴とする。
【0017】同請求項4に係るものは、上記転写紙検出
手段によって上記搬送する転写紙の先端を検知して、上
記ステッピングモータを停止した後に該ステッピングモ
ータを遅いスピードで、上記転写紙検出手段が上記搬送
する転写紙を検知しなくなるまで逆転駆動して停止さ
せ、画像に合わせて再度正転方向に駆動することを特徴
とする。
【0018】同請求項5に係るものは、上記第2の搬送
手段の駆動を間欠的に連結、解除する手段を着脱可能と
したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1〜5は本発明の第1の実施形態
を示す。まず図1により、転写紙の流れについて説明す
る。図中1はレジストローラ対、2は給紙コロ、3はリ
バースコロ、4は呼び出しコロで、転写紙5を搬送する
ための第1の搬送手段として、呼び出しコロ4、給紙コ
ロ2、リバースコロ3が設けてあり、第1の搬送手段よ
りも転写紙5の搬送方向で下流側に第2の搬送手段とし
てレジストローラ対1が配置してある。呼び出しコロ4
によって転写紙5を積載台6から呼び出し、給紙コロ2
とリバースコロ3によって1枚ずつ分離し、搬送方向で
下流側のレジストローラ対1へと搬送する。
【0020】後述するように、転写紙5はレジストロー
ラ対1でスキュー補正した後に、レジストローラ対1よ
りも転写紙搬送方向で下流側に配置したセンサ8によっ
て、転写紙5の先端を検知し、第2の搬送手段であるレ
ジストローラ対1を駆動する電磁クラッチ9によって駆
動を切り、転写紙5の搬送を停止させる。この動作と並
行して、例えばデジタルコピーの場合では、スキャナが
原稿を読み取り、画像処理を行い、感光体11への書き
込みの準備ができると、転写ローラ12による転写位置
でのタイミングが合うように図示せぬ演算部での制御に
より転写紙を再給紙し(電磁クラッチ9を連結する)、
画像の書き込みを開始させる。感光体11上の画像を転
写ローラ12によって転写紙5に転写し、転写紙5を図
示せぬ定着部へと搬送する。
【0021】レジストローラ対1は、駆動ローラ1aと
従動ローラ1bとからなる。駆動ローラ1aは、ステン
レスや鉄鋼からなる軸の周りにエチレンプロピレンゴム
やクロロプレンゴム(ゴム硬度はJIS−Aで60〜9
0度)を成形したものである。図示の例では、図3に示
すようにゴム部を軸線方向に6分割してある。従動ロー
ラ1bは、同じくステンレスや鉄鋼からなる軸の周り
に、ポリアセタール樹脂からなるコロを設けて構成す
る。これも軸線方向に6分割してある。駆動ローラ1a
と従動ローラ1bの軸は、両ローラの軸中心を結んだ方
向(図3で上下方向の矢印Yで示す。)で移動可能に支
持してあり、少なくとも駆動ローラ1aの軸は回転でき
ないように規制する。従動ローラ1bの軸は回転しても
かまわない。また、従動ローラ1bの軸とコロ部は一体
でもかまわない。
【0022】図中13は樹脂製のストッパで、駆動ロー
ラ1aの軸を中心に回動自在に取り付けてある。具体的
には、図3に示すように両端部に設けたスナップフィッ
ト部13aを駆動ローラ1aの軸にスナップフィットに
より嵌着して軸の周りで回動自在に取り付け、下端側を
スプリング14により引っ張って図2に実線で示す待機
状態となるように回動付勢し、上端側の位置決め部13
bを従動ローラ1bの軸に当接付勢して従動ローラ1b
の位置決めを行っている。またストッパ13は、レジス
トローラ対1の軸線方向に沿って駆動ローラ1aと従動
ローラ1bのゴム部の途切れる箇所に転写紙規制部13
cを臨ませている。このストッパ13によって、レジス
トローラ対1は、転写紙5の先端の位置を規制する第1
の位置と、転写紙5の先端の位置を規制しない第2の位
置とに移動可能となる。なおストッパ13は従動ローラ
1bに取り付けてもよいし、位置決めは他の部分で行っ
てもかまわない。
【0023】ストッパ13の転写紙規制部13cは、レ
ジストローラ対1のニップよりも上流側に位置し(これ
を第1の位置という。)、レジストローラ対1のゴム部
の間に4箇所配置してある。ただし配置箇所は、給紙装
置の対応する紙サイズによって最適な位置とすべきもの
で、図示の4箇所に限定されるものではない。なお図4
では、ストッパ13により転写紙5の先端スキューを補
正し、たわみを形成した後にストッパ13の力に打ち勝
ってニップに進入した時の状態を破線の位置で示してあ
る(これを第2の位置という。)。この状態ではストッ
パ13の転写紙規制部13cの上面に転写紙5の下面が
面接触する。
【0024】また図5に示すように、駆動ローラ1a軸
のたわみを防止するために、軸の中央部を受ける軸受1
5を設けるとともに、従動ローラ1b軸のたわみを防止
するために、図3に示すように、コロ間の部分で軸をレ
ジスト加圧スプリング7で直接加圧している。
【0025】すなわち本実施形態では、レジストローラ
対1をなす駆動ローラ1aと従動ローラ1bは常時回転
するが、回動自在に設けたストッパ13の転写紙規制部
13cがスプリング14の付勢によって駆動ローラ1a
と従動ローラ1bのニップ部より転写紙5の搬送方向上
流側に突出して転写紙5の先端を規制するように位置
し、搬送されてきた転写紙5がそれを押しのける時に転
写紙5にたるみができ、スキュー補正がなされるという
上述した第2の方式によるものである。そして、レジス
トローラ対1を通過した転写紙5の先端をセンサ8で検
出し、電磁クラッチ9によって駆動ローラ1aの駆動を
切り、転写紙5の搬送を停止させておき、感光体11へ
の書き込みの準備ができると、転写ローラ12による転
写位置でのタイミングが合うように図示せぬ演算部での
制御により電磁クラッチ9を連結して転写紙5の搬送を
再開し、画像の書き込みを開始させる。
【0026】図6は本発明の第2の実施形態を示す。本
実施形態はレジストローラ対1の駆動ローラ1aを駆動
する手段として、ステッピングモータ16を用いてい
る。駆動ローラ1aとステッピングモータ16の駆動連
結はギヤ17、18によって行っている。ステッピング
モータ16を用いると、電磁クラッチ等に比べて、セン
サ8が転写紙5の先端を検出してから、転写紙5の搬送
を停止させるまでの時間を一定にできる。電磁クラッチ
9の場合、駆動の連結、停止時に電気信号によって動作
するが、信号が出てから実際に連結が切れたり、つなが
ったりするまでに遅れとばらつきが生じるためである。
具体的には、連結時間は通常、25±20ミリ秒程度で
あるが、種々の条件で左右され、経時的にも変化し、周
囲温度の影響も受け、機構的な負荷トルク変動によって
も変化する。これに対し、ステッピングモータ16の場
合は、1パルス入力されれば決まった角度(ステップ
角)だけ確実に回転するという利点がある。なお図中1
9はブラケットで、ギヤ17、18が外部へ露出しない
ように覆うとともに、ステッピングモータ16の取り付
けベースともなっている。
【0027】図7は第2の実施形態装置における動作の
タイミングチャートである。コピー(あるいはプリン
ト、給紙)開始で、給紙クラッチをONとし、ステッピ
ングモータ16を搬送方向に回転させ始める。ステッピ
ングモータ16の駆動方式は、通常の定電流チョッパ駆
動方式で、矩形波入力とし、必要に応じて図示のように
スローアップ運転(図中A)を行うものとする。転写紙
5の先端がレジストローラ対1のニップに突入(図中
T)した後(あるいは突入のタイミングで)、ステッピ
ングモータ16の回転数をスローダウンさせ(図中
B)、転写紙5の先端がセンサ8によって検出されるの
を待つ。センサ8が転写紙5の先端を検出した後、所定
のタイミング(図中C)でステッピングモータ16を停
止させ(図中D)、光学系の書き込み開始信号から所定
の時間が経過した後に再度ステッピングモータ16を搬
送方向に回転させる(図中E)。そして転写紙5の後端
がセンサ8を抜けたところでステッピングモータ16を
停止させる(図中F)。以下、所定のタイミングで同じ
動作を繰り返す。
【0028】図8は第2の実施形態装置における動作の
変形例のタイミングチャートである。この例では、転写
紙5の先端がレジストローラ対1のニップに突入した
後、転写紙5の先端をセンサ8が検知してから、所定の
タイミング(図中C’)でステッピングモータ16を停
止させる(図中D’)。なお停止前に必要に応じてスロ
ーダウン運転を行ってもよい。次に、センサ8が転写紙
5を検出しなくなるまでステッピングモータ16をゆっ
くりと逆転させ(図中G)、転写紙5を搬送方向上流側
へ戻し、所定のタイミング(図中H)でステッピングモ
ータ16を停止させる(図中I)。その後は、図7の例
と同様に光学系との同期を測って、再スタートする。
【0029】図9はステッピングモータ16をオプショ
ンとする例の機構を示す図である。通常は、メインモー
タとなるDCブラシレスモータ20から、ギヤ列でレジ
ストローラ対1の駆動ローラ1aに駆動を連結している
が、オプションとしてステッピングモータ16を用意し
ておき、駆動ローラ1aの軸に取り付けたギヤ18の前
段のギヤ21を取り外せば、駆動系を容易にステッピン
グモータ16へ切り替えることができるようになってい
る。
【0030】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置の給紙装置にお
いては、以上説明してきたように、転写紙を搬送するた
めの第1の搬送手段よりも転写紙の搬送方向下流側に第
2の搬送手段を配置し、搬送する転写紙の先端位置を規
制する第1の位置及び先端位置を規制しない第2の位置
とに移動可能に第2の搬送手段の近傍を支点に回動自在
にストッパを設け、第2の搬送手段よりも転写紙の搬送
方向下流に転写紙検出手段を設けるとともに、第2の搬
送手段の駆動を間欠的に連結、解除する手段を備えるよ
うにしたので、コストの安い方式を用いた構造体をベー
スに作った画像形成装置においても、共通部品を使用
し、感光体上の画像と転写紙先端との位置合わせの方式
としてファーストコピーに有利な方式を用いることがで
きるようになるという効果がある。
【0031】請求項2の画像形成装置の給紙装置におい
ては、以上説明してきたように、第2の搬送手段の駆動
を間欠的に連結、解除する手段がステッピングモータを
備えるようにしたので、上記共通の効果に加え、クラッ
チ等に比べてセンサが転写紙を検出してから転写紙を停
止させるまでの時間を一定にでき、再度画像に合わせて
スタートする時もばらつきがなく、狙い通りに転写紙を
搬送することができ、転写した時の画像位置精度を向上
させることができるようになるという効果がある。
【0032】請求項3の画像形成装置の給紙装置におい
ては、以上説明してきたように、転写紙検出手段によっ
て搬送する転写紙の先端を検知する直前に、第2の搬送
手段の搬送スピードを遅くするようにしたので、上記共
通の効果に加え、転写紙先端を検知してステッピングモ
ータを停止させるまでの時間に転写紙が動く距離を小さ
くでき、制御に要する時間にバラツキが生じた場合にお
いても、停止位置のずれ量を小さくすることができるだ
けでなく、転写紙の勢いによるセンサのチャタリング
(バタツキ)も防止できるようになるという効果があ
る。
【0033】請求項4の画像形成装置の給紙装置におい
ては、以上説明してきたように、転写紙検出手段によっ
て搬送する転写紙の先端を検知し、ステッピングモータ
を停止させた後に、ステッピングモータを遅いスピード
で転写紙検出手段が転写紙を検知しなくなるまで逆転駆
動して停止させ、画像に合わせて再度正転方向に駆動す
るようにしたので、レジストローラからセンサまでの距
離が短くて、スピードを切り替えるタイミングがなく、
レジストローラに到達する前に切り替わってしまって第
1の搬透手段とのスピード差で転写紙のたるみが大きく
なりすぎ、転写紙が蛇腹状になって紙詰まりが発生して
しまうような場合においても、請求項3の画像形成装置
の給紙装置と同等の効果を奏し得るものとなる。
【0034】請求項5の画像形成装置の給紙装置におい
ては、以上説明してきたように、第2の搬送手段の駆動
を間欠的に連結、解除する手段を着脱可能としたので、
例えばプリンタとして発売する機種にオプションとして
スキャナを取り付けてコピー機にも出来るような構成と
した場合に、容易にファーストコピーを早くする(プリ
ンタ単体としては、コストが安くなる)ことができるよ
うになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の給紙装置の第1の
実施形態を示す概念図である。
【図2】図1の画像形成装置の給紙装置の要部の側面図
である。
【図3】同平面図である。
【図4】同側面断面図である。
【図5】図1の装置のレジストローラの支持構造の断面
図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の給紙装置の第2の
実施形態を示す要部の断面図である。
【図7】図6の装置の動作のタイミングチャートであ
る。
【図8】図6の装置の動作の他の例のタイミングチャー
トである。
【図9】図6の装置の駆動装置の変形例の概念図であ
る。
【符号の説明】
1 レジストローラ対 1a 駆動ローラ 1b 従動ローラ 2 給紙コロ 3 リバースコロ 4 呼び出しコロ 5 転写紙 6 積載台 7 レジスト加圧スプリング 8 センサ 9 電磁クラッチ 11 感光体 12 転写ローラ 13 樹脂製のストッパ 13a スナップフィット部 13b 位置決め部 13c 転写紙規制部 14 スプリング 15 軸受 16 ステッピングモータ 17、18、21 ギヤ 19 ブラケット 20 DCブラシレスモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写紙を搬送するための第1の搬送手段
    と、該第1の搬送手段よりも上記転写紙の搬送方向下流
    側に配置する第2の搬送手段と、上記搬送する転写紙の
    先端位置を規制する第1の位置及び上記搬送する転写紙
    の先端位置を規制しない第2の位置とに移動可能に上記
    第2の搬送手段の近傍を支点に回動自在に設けたストッ
    パと、上記第2の搬送手段よりも上記転写紙の搬送方向
    下流に設けた転写紙検出手段と、上記第2の搬送手段の
    駆動を間欠的に連結、解除する手段を備えることを特徴
    とする画像形成装置の給紙装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の搬送手段の駆動を間欠的に連
    結、解除する手段がステッピングモータを備えることを
    特徴とする請求項1の画像形成装置の給紙装置。
  3. 【請求項3】 上記転写紙検出手段によって上記搬送す
    る転写紙の先端を検知する直前に、上記第2の搬送手段
    の搬送スピードを遅くすることを特徴とする請求項2の
    画像形成装置の給紙装置。
  4. 【請求項4】 上記転写紙検出手段によって上記搬送す
    る転写紙の先端を検知して、上記ステッピングモータを
    停止した後に該ステッピングモータを遅いスピードで、
    上記転写紙検出手段が上記搬送する転写紙を検知しなく
    なるまで逆転駆動して停止させ、画像に合わせて再度正
    転方向に駆動することを特徴とする請求項2の画像形成
    装置の給紙装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の搬送手段の駆動を間欠的に連
    結、解除する手段を着脱可能としたことを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかの画像形成装置の給紙装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007083675A1 (en) * 2006-01-17 2007-07-26 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus, image forming system, paper feeding apparatus, image recording medium, and method of manufacturing image recording medium

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