JP2000167369A - 斜軸攪拌機 - Google Patents

斜軸攪拌機

Info

Publication number
JP2000167369A
JP2000167369A JP10346736A JP34673698A JP2000167369A JP 2000167369 A JP2000167369 A JP 2000167369A JP 10346736 A JP10346736 A JP 10346736A JP 34673698 A JP34673698 A JP 34673698A JP 2000167369 A JP2000167369 A JP 2000167369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirrer
oblique
stirring
shaft
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10346736A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3181882B2 (ja
Inventor
Tokuji Kajiwara
徳二 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajiwara Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kajiwara Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajiwara Kogyo Co Ltd filed Critical Kajiwara Kogyo Co Ltd
Priority to JP34673698A priority Critical patent/JP3181882B2/ja
Publication of JP2000167369A publication Critical patent/JP2000167369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3181882B2 publication Critical patent/JP3181882B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食材のような被攪拌物が、加熱釜内で斜軸
の周囲に付着または固着するのを防止し、洗浄が容易に
できる斜軸攪拌機を提供する。 【解決手段】 底部1aが半球状の加熱釜1内に、電動
機3によって回転する上部斜軸4,円環状の攪拌子5お
よび下部斜軸6を収容した斜軸攪拌機であって、攪拌子
5の外周に上部斜軸4と下部斜軸6とを対向させて一直
線状に固着し、攪拌子5内には斜軸を設けないように
し、攪拌子5に攪拌手段7である一方および他方の攪拌
部材7a,7bを設け、上部斜軸4の回転によって攪拌
子5および攪拌手段7を回転させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食材を加熱調理
する場合などに用いる斜軸攪拌機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の斜軸攪拌機は、加熱釜に対し、斜
めに配置した攪拌軸が円環状や上部が開口した環状の攪
拌子を回転させて、食品などの被攪拌物を攪拌するよう
にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の斜軸
攪拌機は、斜めに配置した攪拌軸が円環状内または上部
開口した環状の攪拌子内に位置するため、回転する攪拌
軸の周囲の被攪拌物は攪拌子によって十分に攪拌され
ず、また、攪拌軸の周囲に食材などの被攪拌物が付着あ
るいは固着して攪拌機の使用後の洗浄が困難であるとい
う問題点があった。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、加熱釜内に対して斜めに
配置した円環状の環状攪拌子を上部および下部斜軸によ
って支持し、前記攪拌子の中心側に斜軸を配設しないよ
うにしたので、加熱釜内部で対流がおき易くなることで
攪拌効率を向上させると共に、攪拌軸の周囲に被攪拌物
が付着あるいは固着したりすることを防止できるように
したものである。
【0005】また、本発明は、円環状の攪拌子内に設け
た複数の板羽根状などの攪拌部材を上下複数段に配置
し、かつこれら攪拌部材の両側を互いに上下方向の逆向
きに傾斜させることで、前記両攪拌部材の傾斜と円環状
の攪拌子の回転とによって、被攪拌物の流れを加熱釜の
底部の下方または上方のいずれか一方に流れるようにし
て、被攪拌物の攪拌が十分にできる斜軸攪拌機を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、底部
が半球状の加熱釜内に、上部斜軸,円環状の攪拌子およ
び下部斜軸を収容し、電動機などの駆動手段によって回
転させる斜軸攪拌機であって、前記円環状の攪拌子の外
周に前記上部斜軸と前記下部斜軸とを対向させて一直線
状に固着し、前記攪拌子内には斜軸を設けないように
し、攪拌子に攪拌手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0007】請求項2の発明は、前記請求項1に記載し
た斜軸攪拌機において、前記円環状の攪拌子内に前記攪
拌手段である攪拌部材を上下複数段に配設し、前記攪拌
部材を互いに所定角度で上側および下側に傾むかせると
共に、前記攪拌部材の傾きと攪拌子の回転によって、被
攪拌物の流れを加熱釜内の下方または上方のいずれか一
方に流すようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3の発明は、前記請求項2に記載し
た斜軸攪拌機おいて、前記攪拌手段である攪拌部材を所
定角度で下側に傾いた一方の攪拌部材と、所定角度で上
側に傾いた他方の攪拌部材とで構成し、前記上部斜軸と
前記下部斜軸を結ぶほぼ軸線上で前記攪拌部材を互いに
連結したことを特徴とするものである。
【0009】請求項4の発明は、前記請求項3に記載の
斜軸攪拌機において、前記一方および他方の攪拌部材
は、一方および他方の攪拌部材との間に,連結部分を大
きな断面積にする円板状の接続部材を介在させたことを
特徴とするものである。
【0010】請求項5の発明は、前記請求項1〜4に記
載した斜軸攪拌機において、上記斜軸に接続した温度セ
ンサ取付部材を介して、温度センサを加熱釜内の前記上
部,下部斜軸を結ぶ軸線上を避けた位置に配設したもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の斜軸攪拌機の一実
施形態につき、図を参照して説明する。本発明の第1実
施形態に係る斜軸攪拌機は、図1に示すように、金属製
の加熱釜1を有し、半球状の底部1a上に円筒状部1b
を一体に形成し,底部1aの外周側に蒸気室2を設け、
蒸気室2内に送り込んだ蒸気によって加熱釜1内に入れ
た食材を加熱調理するように構成してある。
【0012】前記加熱釜1の一側部上方に斜軸攪拌機の
駆動手段である電動機3を配置し、この電動機3は加熱
釜1の外周面の上部一側に近接して配設してある。前記
電動機3から回転駆動力を伝達する上部斜軸4は斜め上
方から加熱釜1内に出し入れ可能に挿入し、加熱釜1内
の底部1aには円環状の攪拌子5を収容し、上部斜軸4
の下端と、上部斜軸4と一直線状に対向する下部斜軸6
の上端とを、それぞれ円環状の攪拌子5の外周に固着す
るが、攪拌子5内の中心側には斜軸を設けない構成と
し、前記上部,下部斜軸4,6は、加熱釜1の軸線に対
し40度などの傾斜角度とし、攪拌子5は加熱釜1の底
部1aに沿うように配置してある。
【0013】なお、前記電動機3,円環状の攪拌子5,
および上部,下部斜軸4,5は、電動機3の取付台3a
の下端に配設された空気圧シリンダ機構3bを介して一
体的に上下動されるようになっている。また、下部斜軸
6の下端部は、加熱釜1の底部1a内面に直接載置され
回転可能に支持してある。
【0014】図2に拡大して示すように、前記円環状の
攪拌子5内には、上部,下部斜軸4,6の軸線と直交す
る方向に沿って、上,下数段に板羽根状の攪拌手段7を
設け、各段の攪拌手段7間にはそれぞれ隙間を設けてあ
る.また、攪拌手段7は、上部斜軸4と下部斜軸6とを
結ぶほぼ軸線上で連結した所定角度で下側に傾いた一方
の攪拌部材7aと、所定角度で上側に傾いた他方の攪拌
部材7bおよび上部の攪拌部材7dとで構成され、図3
に拡大して示すように、一方および他方の攪拌部材7
a,7bとの間に連結部分を大きな断面積にするように
した円板状の接続部材7cを介在させてある。
【0015】なお、前記一方および他方の攪拌部材7
a,7bのそれぞれの外端部は攪拌子5に固定し、前記
両攪拌部材7a,7bの対向端をそれぞれ接続部材7c
に固定するが、前記両攪拌部材7a,7bは傾き角度を
調節可能にしてもよい。そして、下側に傾いた一方の攪
拌部材7aの上方には空間を設けるが,上側に傾いた他
方の攪拌部材7bの上方には、これらとほぼ同様に複数
の上部の攪拌部材7dを設け、これら上部の攪拌部材7
dの外端部は攪拌子5に固定し、内端部は補助軸8に固
定してある。
【0016】前記補助軸8は、上部,下部斜軸4,6と
平行であるが、これらの側方に配置して攪拌子5の上部
と最上段の上側に傾いた他方の攪拌部材7bに固定して
ある。
【0017】さらに、図2,図4に示すように、上部斜
軸4の中心に温度センサ取付部材9を固定し、途中から
折り曲げることによって、上部斜軸4と下部斜軸6を結
ぶ軸線上に温度センサ取付部材9の殆どの部分が位置し
ないようにし、この取付部材9の下端部に温度センサ1
0を連設し、温度センサ10を攪拌子5の下端部に近い
加熱釜1内に配設してある。なお、図1において、11
は、開閉および着脱可能な釜蓋である。
【0018】以上のように構成した第1実施形態の斜軸
攪拌機は、加熱釜1内の液体に固形物が混入している食
材を、蒸気室2内に供給した蒸気によって加熱される加
熱釜によって加熱し、電動機3を駆動させることで、上
部斜軸4,攪拌子5、下部斜軸6が一体に回転し、これ
らの回転によって、円環状の攪拌子5に設けた攪拌手段
7が作動する。
【0019】攪拌手段7の作動によって攪拌子5に設け
た一方および他方の攪拌部材7a,7bと上部の攪拌部
材7dとが回転することで、前記食材を加熱しつつ攪拌
する際に、前記円環状の攪拌子5内の中心部には斜軸を
持たない構成であるので、被攪拌物である食材が斜軸の
周囲に付着および固着するのを防止できる。このため、
斜軸の周囲に食材が固着することなく、洗浄が容易にで
きる。
【0020】また、円環状の攪拌子5に設けた攪拌手段
7は、板羽根状の一方,他方および上部の攪拌部材7
a,7b,7dを多段に平行に配置し、下側に傾いた一
方の攪拌部材7aと上側に傾いた他方の攪拌部材7およ
び上部の攪拌部材7dとによって構成してあるので、被
攪拌物である食材を加熱釜1の底側の下方または上方の
いずれか一方に送るようにすることができ、食材を均一
で効率のよい調理ができる。
【0021】さらに、一方の攪拌部材7aと他方の攪拌
部材7bとの間に大きな断面積の円板状の接続部材7c
を介在させたので、一方の攪拌部材7aと他方の攪拌部
材7bを強固に連結でき、一方および他方の攪拌部材7
a,7b間に挟まれた食材の洗浄が容易にできる。そし
て、上部斜軸4の中心に、温度センサ取付部材9を介し
て温度センサ10を加熱釜1内に配設したので、この加
熱釜内の被攪拌物の調理中の温度を容易にしかも正確に
測定できる。
【0022】図5,図6は本発明の斜軸攪拌機の第2の
実施形態を示し、特に円環状の攪拌子5Aに設けた攪拌
手段7Aの変形例を示すものである。この前記攪拌手段
7Aである板羽根状の一方,他方および上部の攪拌部材
7Aa,7Bb,7Ddは、多段に左下がりの平行にそ
れぞれ配設され、一方および他方の攪拌部材7Aa,7
Bb間には、接続部材7Ccが、上部斜軸4Aと下部斜
軸6Aを結ぶ軸線上に位置決めされ、両攪拌部材7A
a,7Bbの対向端面でそれぞれ固定されている。ま
た、攪拌手段7Aは、上部斜軸4Aと下部斜軸6Aとを
結ぶほぼ軸線上で連結した所定角度で上側に傾いた一方
の攪拌部材7Aaと、所定角度で下側に傾いた他方の攪
拌部材7Bbとで構成され、前記一方および他方の攪拌
部材7Aa,7Bbとの間に連結部分を大きな断面積に
するようにした円板状の接続部材7Ccを介在させてあ
る。
【0023】なお、前記一方および他方の攪拌部材7A
a,7Bbのそれぞれの外端部は攪拌子5Aに固定し、
前記両攪拌部材7Aa,7Bbの対向端をそれぞれ接続
部材7Ccに固定するが、前記両攪拌部材7Aa,7B
bは傾き角度を前記第1実施形態と同様に調節可能にし
てもよい。
【0024】そして、下側に傾いた他方の攪拌部材7b
bの上方には空間を設けるが,上側に傾いた一方の攪拌
部材7Aaの上方には、これらとほぼ同様に上部の攪拌
部材7Ddを設け、これら上部の攪拌部材7Ddの外端
部は攪拌子5に固定し、内端部は補助軸8Aに固定して
ある。
【0025】前記補助軸8Aは、攪拌子5Aの上部と最
上段の接続部材7Ccに固定してある。さらに、上部斜
軸4Aの中心に温度センサ取付部材9Aを固定し、途中
から折り曲げることによって、上部斜軸4Aと下部斜軸
6Aを結ぶ軸線上に温度センサ取付部材9Aの殆どの部
分が位置しないようにし、この取付部材9Aの下端部に
温度センサ10Aを連設し、温度センサ10Aを攪拌子
5Aの下端部に近接させて配置してある。
【0026】前記両攪拌部材7Aa,7Bbの形状は、
図6に良く見られるように、上方部を若干折り曲げて形
成した屈曲部7Eが形成されたものである。また、円環
状の攪拌子5Aに固着される両攪拌部材7Aa,7Bb
は、前記接続部材7Ccの両側にで互いに逆向きに形成
した溝7F,7Fに嵌合配設され、この嵌合部を溶接ま
たは接着剤などにより固定されるようになっている。
【0027】なお、前記以外の構成は、前述の第1実施
形態の斜軸攪拌機と同様なので、同一部分には同一符号
を付してその説明を省略する。
【0028】前記第2実施形態によれば、円環状内に固
定された攪拌子5である攪拌部材7Aa、及び7Bbの
それぞれの長さの和が、上部軸4Aと下部軸6Aを結ぶ
軸線を介してほぼ同一長さとなるようにしたので、回転
抵抗が少なくなるという効果がある。
【0029】以上説明したように、本発明において、各
攪拌部材は板羽根状のものに限られることなく、丸棒や
角棒を用いてもよく、また、板羽根状の攪拌部材は、下
側に傾いた攪拌部材と上側に傾いた攪拌部材とをそれぞ
れ接続部材で互いに連結したものを用いずに、両側を反
対方向にねじることで下側または上側に傾いた傾斜を有
する一体一連の攪拌部材としてもよい。
【0030】また、前述の第1実施形態における一方お
よび他方の攪拌部材7a,7bを互いに連結する接続部
材7cの連結面には第2実施形態の接続部材7Ccのよ
うに、それぞれ逆向き固着のために凹溝7Fを形成する
ことで、前記接続部材7Ccに対する位置決めが容易に
でき、前記一方および他方の攪拌部材7Aa,7Bbの
接続作業を間違えることなく容易に行なうことができ
る。
【0031】さらに、前記第1、第2実施形態におい
て、攪拌部材7a,7b,7d,7Aa,7Bb,7D
dの傾きの傾斜をそれぞれ反対方向の逆向きとしても良
いし、下部斜軸6,6Aの下端部は、加熱釜1の底部1
a内面に図示しない軸受け部材を介して回転可能に支持
してもよく、また、上部斜軸4,4A、円環状の攪拌子
5,5Aおよび下部斜軸6,6Aを加熱釜1内に対し、
上下動させることなく定置状態に収容するように構成し
てもよい。
【0032】さらにまた、第2実施形態の変形例とし
て、攪拌手段7Aである板羽根状の一方,他方および上
部の攪拌部材7Aa,7Bb,7Ddは、多段に右下が
りの平行にそれぞれ配設してもよく、前記第1,第2実
施形態における一方および他方の攪拌部材の固着を上部
斜軸4,4Aおよび下部斜軸6,6Aを結ぶ軸線上に位
置するように配設したが、攪拌能率が僅かに低くなるが
これに限定されるものでなく多少前記軸線上からずれた
位置で固着するようにしてもよいことは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による斜
軸攪拌機は、円環状の攪拌子の外周に上部斜軸と下部斜
軸とを対向させて一直線状に固着し、前記攪拌子内には
斜軸を設けないようにしした状態で攪拌子に攪拌手段を
設けた構成としたので、攪拌軸の周囲に食材などの被攪
拌物が固着することを防止できと共に、釜内の対流がお
こり易く攪拌が向上できる。
【0034】請求項2の発明による斜軸攪拌機は、円環
状の攪拌子内に複数の攪拌部材を配置し、下側に傾いた
一方の攪拌部材と、上側に傾いた他方の攪拌部材と攪拌
子の回転によって、被攪拌物の流れを加熱釜の下方また
は上方のいずれか一方に流すようにしたので、被攪拌物
の攪拌が十分にでき調理むらなどのない加熱調理製品を
得ることができる。
【0035】請求項3の発明による斜軸攪拌機は、攪拌
部材を上部斜軸と下部斜軸を結ぶほぼ軸線上で違いに連
結するようにしたので、被攪拌物の攪拌効率を向上させ
ることができる。
【0036】請求項4の発明による斜軸攪拌機は、一方
および他方の攪拌部材が、円環状の攪拌子を2分する状
態に配設し、一方および他方の攪拌部材との間に、大き
な断面積にした円板状の接続部材を介在させたので、一
方および他方の攪拌部材を強固に連結できる。
【0037】さらにまた、請求項5の発明による斜軸攪
拌機は、上部斜軸に接続された温度センサ取付部材を上
部斜軸および下部斜軸を結ぶ軸線を除いた位置に折り曲
げて配設し、前記温度センサ取付部の先端部に温度セン
サを配設したので、前記加熱釜内の温度を正確に測定で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る斜軸攪拌機を示す
概略縦断正面図。
【図2】図1に示した斜軸攪拌機の要部の拡大正面図。
【図3】図2に示した斜軸攪拌機の攪拌手段の一部拡大
斜視図。
【図4】図2に示した斜軸攪拌機の温度センサおよび温
度センサ取付部材の拡大説明図。
【図5】本発明の第2実施形態に係る斜軸攪拌機の攪拌
子の変形例を示す概略正面図。
【図6】図5のA−A線に沿う要部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 加熱釜 1a 底部 1b 円筒状部 2 蒸気室 3 電動機 3a 取付台 3b 空気圧シリンダ機構 4,4A 上部斜軸 5,5A 攪拌子 6,6A 下部斜軸 7,7A 攪拌手段 7a,7Aa 一方の攪拌部材 7b,7Bb 他方の攪拌部材 7c,7Cc 接続部材 7d,7Dd 上部の攪拌部材 7E 屈曲部 7F 凹部溝 8,8A 補助軸 9,9A 温度センサ取付部材 10,10A 温度センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月30日(1999.9.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、円環
状の攪拌子の径方向外周の上部と下部とに、上部斜軸と
下部斜軸とを前記径方向に沿って一直線状に固着し、前
記攪拌子、上部斜軸、下部斜軸を、底部が半球状の加熱
釜内に軸を斜めにして収容し、電動機などの駆動手段に
よって前記上部斜軸及び下部斜軸を軸に前記攪拌子を回
転させる斜軸攪拌機であって、前記攪拌子の円環状の内
周側に、前記攪拌子の径方向に対し面が傾いて取り付け
られると共に攪拌子の回転時に前記面の傾きにより被攪
拌物に流れを形成する攪拌手段を設けたことを特徴とす
る。請求項2の発明は、請求項1記載の斜軸攪拌機であ
って、前記攪拌手断は、前記上部斜軸及び下部斜軸の軸
方向に沿って複数並設された板羽根状の攪拌部材である
ことを特徴とする。請求項3の発明は、請求項2記載の
斜軸攪拌機であって、前記攪拌部材は、前記上部斜軸及
び下部斜軸を結ぶ軸線の両側に配置されると共にそれぞ
れの面が逆方向に傾いて取り付けられ且つ前記軸線上で
両側の攪拌部材を連結したことを特徴とする。請求項4
の発明は、請求項3記載の斜軸攪拌機であって、前記両
側の攪拌部材の連結は、円板状の接続部材で行うことを
特徴とする。請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載の斜軸攪拌機であって、前記上部斜軸に、温度セ
ンサ取付部材を介して温度センサを取り付け、該温度セ
ンサを、前記上部斜軸及び下部斜軸を結ぶ軸線上を避け
て配置したことを特徴とする。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月9日(2000.3.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、円環
状の攪拌子の径方向外周の上部と下部とに、上部斜軸と
下部斜軸とを前記径方向に沿って一直線上に固着し、前
記攪拌子、上部斜軸、下部斜軸を、底部が半球状の加熱
釜内に軸を斜めにして収容し、電動機などの駆動手段に
よって前記上部斜軸及び下部斜軸を軸に前記攪拌子を回
転させる斜軸攪拌機であって、前記攪拌子の円環状の内
周側に、前記上部斜軸及び下部斜軸を結ぶ軸線に沿って
両側に複数並設して配置されると共に、攪拌子の回転時
に食材に流れを形成する板羽根状の攪拌部材を設け、前
記攪拌部材は、前記攪拌子の径方向に対し面が傾いて取
り付けられると共に、前記軸線両側の攪拌部材のそれぞ
れの面が逆方向に傾いて取り付けられ、且つ前記軸線両
側の攪拌部材を前記軸線上で連結したことを特徴とす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の斜軸攪
拌機であって、前記両側の攪拌部材の連結は、円板状の
接続部材で行うことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
斜軸攪拌機であって、前記上部斜軸に温度センサ取付部
材を介して温度センサを取り付け、該温度センサを前記
上部斜軸及び下部斜軸を結ぶ軸線上を避けて配置したこ
とを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】上記板羽根状の攪拌部材は、下側に傾いた
攪拌部材と、上側に傾いた攪拌部材とをそれぞれ接続部
材で互いに連結したものを用いずに、両側を反対方向に
捩じることで下側又は上側に傾いた傾斜を有する一体一
連の攪拌部材としても良い。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】又、円管状の攪拌子内に複数の攪拌部材を
配置し、下側に傾いた一方の攪拌部材と、上側に傾いた
他方の攪拌部材と、攪拌子の回転によって、被攪拌物の
流れを加熱釜の下方または上方のいずれか一方に流すよ
うにしたので、被攪拌物の攪拌が十分にでき調理むらな
どのない加熱調理製品を得ることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】更に、攪拌部材を上部斜軸と下部斜軸を結
ぶ略軸線上で互いに連結するようにしたので、被攪拌物
の攪拌効率を向上させることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】請求項2の発明による斜軸攪拌機は、一方
及び他方の攪拌部材が円環状の攪拌子を2分する状態に
配設し、一方及び他方の攪拌部材の間に、大きな断面積
にした円板状の接続部材を介在させたので、一方および
他方の攪拌部材を強固に連結できる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】さらにまた、請求項3の発明による斜軸攪
拌機は、上部斜軸に接続された温度センサ取付部材を上
部斜軸および下部斜軸を結ぶ軸線を除いた位置に折り曲
げて配設し、前記温度センサ取付部の先端部に温度セン
サを配設したので、前記加熱釜内の温度を正確に測定で
きる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部が半球状の加熱釜内に、上部斜
    軸,円環状の攪拌子および下部斜軸を収容し、電動機な
    どの駆動手段によって回転させる斜軸攪拌機であって、
    前記円環状の攪拌子の外周に前記上部斜軸と前記下部斜
    軸とを対向させて一直線状に固着し、前記攪拌子内には
    斜軸を設けないようにし、攪拌子に攪拌手段を設けたこ
    とを特徴とする斜軸攪拌機。
  2. 【請求項2】 前記円環状の攪拌子内に前記攪拌手段
    である攪拌部材を上下複数段に配設し、前記攪拌部材を
    互いに所定角度で上側および下側に傾むかせると共に、
    前記攪拌部材の傾きと攪拌子の回転によって、被攪拌物
    の流れを加熱釜内の下方または上方のいずれか一方に流
    すようにしたことを特徴とする請求項1に記載の斜軸攪
    拌機。
  3. 【請求項3】 前記攪拌手段である攪拌部材を所定角度
    で下側に傾いた一方の攪拌部材と、所定角度で上側に傾
    いた他方の攪拌部材とで構成し、前記上部斜軸と前記下
    部斜軸を結ぶほぼ軸線上で前記攪拌部材を互いに連結し
    たことを特徴とする請求項2に記載の斜軸攪拌機。
  4. 【請求項4】 前記一方および他方の攪拌部材は、一方
    および他方の攪拌部材との間に,連結部分を大きな断面
    積にする円板状の接続部材を介在させたことを特徴とす
    る請求項3に記載の斜軸攪拌機。
  5. 【請求項5】 上記斜軸に接続した温度センサ取付部材
    を介して、温度センサを加熱釜内の前記上部,下部斜軸
    を結ぶ軸線上を避けた位置に配設したことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の斜軸攪拌機。
JP34673698A 1998-12-07 1998-12-07 斜軸攪拌機 Expired - Lifetime JP3181882B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34673698A JP3181882B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 斜軸攪拌機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34673698A JP3181882B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 斜軸攪拌機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000167369A true JP2000167369A (ja) 2000-06-20
JP3181882B2 JP3181882B2 (ja) 2001-07-03

Family

ID=18385475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34673698A Expired - Lifetime JP3181882B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 斜軸攪拌機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3181882B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007160186A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Kajiwara Kogyo Kk 撹拌装置
JP2007209959A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Kajiwara Kogyo Kk 撹拌装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007160186A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Kajiwara Kogyo Kk 撹拌装置
JP2007209959A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Kajiwara Kogyo Kk 撹拌装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3181882B2 (ja) 2001-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012077487A1 (ja) 炊飯器
JP2008534215A (ja) 交換可能な撹拌装置を有する自己撹拌・加熱・調理組立体
JPH02228919A (ja) 電動式撹拌機
JP2000237566A (ja) マイクロ波オーブンで使用するための磁気撹拌装置
JP2013515549A (ja) 攪拌器組立体および攪拌器組立体を持つ台所用品
KR20090009640U (ko) 다편축 교반 조리장치
JPH05184463A (ja) 食品の攪拌調理方法とその装置
JP2000107031A (ja) 攪拌機
JP3181882B2 (ja) 斜軸攪拌機
JP3699279B2 (ja) 攪拌装置
JPH11155730A (ja) 自転公転斜軸撹はん付釜
JPH11226372A (ja) 攪拌装置
JPH0143152Y2 (ja)
JP3699278B2 (ja) 攪拌装置
JPH0143151Y2 (ja)
JP2012179478A (ja) 炊飯器
JP2012179478A5 (ja)
JPH029884Y2 (ja)
JP7492738B2 (ja) 加熱撹拌調理装置
KR20060070261A (ko) 음식 조리용 교반장치
KR200196373Y1 (ko) 교반기
JP3588574B2 (ja) 調理釜装置
KR200371366Y1 (ko) 음식물 제조를 위한 교반 장치
JPH10192142A (ja) 斜軸型カッター付攪拌機
CN212348505U (zh) 食品搅拌装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160420

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term