JP2000156905A - 車両用パワープラント - Google Patents

車両用パワープラント

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JP2000156905A
JP2000156905A JP10326664A JP32666498A JP2000156905A JP 2000156905 A JP2000156905 A JP 2000156905A JP 10326664 A JP10326664 A JP 10326664A JP 32666498 A JP32666498 A JP 32666498A JP 2000156905 A JP2000156905 A JP 2000156905A
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威 浅野
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    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、小出力の電気モータで発進加速を損
なわずにエンジン始動が行なえ、エンジンの引き摺り損
失のないモータ走行が行なえ、エンジン始動が困難なモ
ータによる極低速走行中におけるエンジン始動、同モー
タ走行に代わりのエンジンの出力だけでの極低速走行が
できる車両用パワープラントを提供する。 【解決手段】本発明の車両用パワープラントは、エンジ
ン1の出力軸と変速機2の入力軸との間に設置される変
速機構15に、3要素2自由度型遊星歯車機構を採用
し、キャリア19に変速機2の入力軸を連結し、サンギ
ヤ17にモータジェネレータ16を連結し、リングギヤ
18にツーウェイクラッチ28を設け、さらにキャリア
19とリングギヤ18とを連結するクラッチ25、キャ
リア19の出力軸と走行輪13との間にスリップ結合が
可能なクラッチ8を設けて、該クラッチ8を境に遊星歯
車機構側を回転上昇可能とし、上記課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとモータ
ジェネレータとの両者を効率的に運転させて車両を走行
させる車両用パワープラントに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、エンジン、モータジェネレ
ータ、変速機を組み合せて、排ガス特性および高燃費を
双方の向上が図れるようにした車両、いわゆるハイブリ
ッド車がある。
【0003】ハイブリッド車は、高効率の運転領域が狭
いエンジン、低速トルクが大きいモータの特性を活用す
るために、発進はモータを用い、定常走行はエンジンを
用い、加速時はモータでエンジンの駆動力をアシストす
る方式を採用することが行なわれている。
【0004】この方式のハイブリッド車は、燃費を高め
るために、停車中はエンジンを停止させ、アクセルを踏
むと、モータで発進させ、この発進中、エンジンを始動
させて発進加速することが行なわれている。
【0005】そこで、こうしたハイブリッド車には、特
開平9−74609号公報に開示されているようにエン
ジンの出力軸と変速機の入力軸との間を直結するようモ
ータジェネレータを設置したパワープラントを採用し
て、発進の際は、まず、モータからの出力で発進させ、
この加速中、同じモータでエンジンを始動させて発進加
速する構造が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ハイブリッド車のモー
タには、車両を発進させるのに必要な出力と、エンジン
を始動させるのに必要な出力との双方が求められる。
【0007】ところで、上記したような一基のモータ
で、同モータ出力をダイレクトに変速機に入力させる構
造は、かなり高出力のモータを用いることが求められ
る。
【0008】ところが、モータは、高出力になる程、高
価になる製品なので、同構造だと、かなりパワープラン
トがコスト高になりやすい。
【0009】そこで、本願発明者らは、エンジンの出力
軸と変速機の入力軸との間に、変速機構を介しモータジ
ェネレータを設置し、小さな出力のモータの出力トルク
を変速機構で増幅してから変速機へ伝えて車両を発進さ
せ、この発進加速中、同モータの増幅した出力トルクで
エンジンの始動を行わせることを考えた。
【0010】ところが、単に変速機構を設置しただけの
構造だと、モータ走行の際、エンジンの引き摺り損失が
発生したり、モータ走行で極低速走行中、バッテリの充
電が必要となったとき、車速の制限からエンジン始動に
必要な回転数が確保できず、充分な発電が行なえなくな
ったり、さらには車速の制限から走行に必要な駆動力を
発生するエンジンの回転数が確保できずにエンジンによ
る極低速走行に切換えられなくなることがあり、ハイブ
リッド車の性能が損なわれやすい。
【0011】そのため、ハイブリッド車の性能、コスト
の双方の点で優れるパワープラントが望まれている。
【0012】本発明は、上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、小出力(小形)のモー
タで発進加速を得ながら、同じモータで発進加速を損な
わずにエンジンの始動を行なえ、さらにエンジンの引き
摺り損失のないモータ走行、加えてエンジン始動が困難
なモータによる極低速走行中におけるエンジン始動、さ
らには同モータ走行に代わりエンジンの出力だけで充分
に発電しながら極低速走行が継続できる車両用パワープ
ラントを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した車両用パワープラントは、エンジ
ンの出力軸と変速機の入力軸との間に設置される2段以
上変速可能な変速機構に、3要素2自由度型遊星歯車機
構を採用し、3要素のうち、第1要素に変速機の入力軸
を連結し、第2要素にモータジェネレータを連結し、第
3要素に同要素を制動する第1クラッチ手段を設け、か
つ第1要素、第2要素、第3要素のうち2つの要素を連
結する第2クラッチ手段を設け、さらにエンジンを第1
要素、第2要素、第3要素のいずれか一つの要素と連結
する第3クラッチ手段と、歯車機構の出力軸から該出力
軸の出力が伝達される走行輪までの間にスリップ結合可
能な第4クラッチ手段を設けて、変速機構が、第4クラ
ッチ手段のスリップ機能により、同第4クラッチ手段を
境として、独立して回転上昇可能とした。
【0014】この車両用パワープラントにより、発進の
際、変速機構で増幅したモータの出力トルクを変速機へ
出力させながら、第3クラッチ手段を通じてエンジンへ
増幅したモータからの駆動力を伝達させることにより、
小出力(小形)のモータで発進加速を得ながら、同発進
加速を損なわずにエンジンの始動が行なえる。しかも、
モータ走行のときは第3クラッチ手段により遊星歯車機
構からエンジンを切り離すことにより、エンジンの引き
摺り損失の無いモータ走行が行なえる。そのうえ、モー
タ走行で極低速走行中、バッテリの充電が必要となった
ときは、第4クラッチ手段をスリップ結合させ、車速を
保つのに必要な駆動力を走行輪に伝えつつ、モータの回
転をエンジン始動が行なえる回転数まで上昇させてエン
ジンへ伝え、エンジンを始動させる。そして、始動した
エンジンを、スリップ結合している第4クラッチを通じ
て車速を保つのに必要な駆動力を伝達させ、さらにはジ
ェネレータで充分な発電を行なうのに必要な駆動力を発
生させる回転数に上昇させて運転することにより、エン
ジンの出力だけで、充分な発電量を確保しながら極低速
走行が継続されるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1に示す一実施
形態にもとづいて説明する。
【0016】図1は本発明を適用したハイブリット車に
用いられるパワープラントPの全体の概略図を示し、図
中1はエンジン、2は、同エンジン1から出力軸1a側
へ離れた地点に設置された変速機、例えばベルト式無段
変速機である。
【0017】ベルト式無段変速機2は、エンジン1の出
力軸1aと直列に並ぶベルト入力軸3、このベルト入力
軸3と並行な出力軸4を備えていて、ベルト入力軸3に
はV溝5aをもつドライブプーリ5が組み付けられ、出
力軸4にはV溝6aをもつドリブンプーリ6が組み付け
られている。これらV溝5a、6a間には、無端状の金
属ベルト7が掛け渡されていて、互いのプーリ幅を変化
させることにより、変速比が変えられる構造となってい
る。
【0018】このベルト式無段変速機2の出力軸4が、
スリップ結合可能(スリップを伴ないながら結合)な出
力用のクラッチ8(第4クラッチ手段に相当)、中継ギ
ヤ10、ファイナルギヤ11、デファレンシャルギヤ1
2を介して、左右の走行輪13(片側しか図示していな
い)に接続してある。
【0019】このベルト式無段変速機2の入力軸3とエ
ンジン1の出力軸1aとの間には、例えば低速モード
(以下、Lモードという)と高速モード(以下、Hモー
ドという)との2段変速可能な遊星ギヤ式減速機15
(2段以上の変速が可能な変速機構に相当)を介して、
1基の小出力(小形)のモータ/ジェネレータ16(M
/G;電気モータと発電機との双方の機能をもつ製品)
が設置してある。
【0020】遊星ギヤ式減速機15には、3要素2自由
度型遊星歯車機構が用いられている。具体的には、同遊
星歯車機構は、入力軸3および出力軸1aと同じ軸心の
延長線上にサンギヤ17を配置し、サンギヤ17の周り
にリングギヤ18を配置し、これらサンギヤ17とリン
グギヤ18との間に、キャリア19で支持されたプラネ
タリギヤ20を噛み合わせた構造が用いてある。この遊
星歯車機構と隣接するエンジン1側に、同心状の配置で
モータ/ジェネレータ16を構成するステータ16a、
ロータ16bが配設してある。このモータ/ジェネレー
タ16が、インバータ21を介して、バッテリ22に接
続され、バッテリ22からの電気エネルギーでモータ/
ジェネレータ16をモータとして作動させて、車両をモ
ータ走行させたりエンジン1の始動に必要な動力を発生
させたり、反対にモータ/ジェネレータ16をジェネレ
ータとして作動させて、ジェネレータに加わる運動エネ
ルギーを電気エネルギーに変えてバッテリ22へ充電で
きるようにしてある。
【0021】そして、遊星歯車機構の3要素(サンギ
ヤ、キャリア、リングギヤ)のうち、キャリア19は、
同キャリア19とリングギヤ18との間を断続するH/
Lモード切換用のクラッチ25(3要素のうち2つを連
結する第2クラッチ手段に相当)を介して、ベルト式無
段変速機2のベルト入力軸3(遊星歯車機構の出力軸を
兼ねる軸)に連結してある。さらにキャリア19は、エ
ンジン切換用のクラッチ26(第3クラッチ手段に相
当)を介して、エンジン1の出力軸1aにも連結してあ
る。なお、エンジン1の出力軸1aには、エンジン1の
振動等を吸収するよう、ダンパ27aが付いたフライホ
ール27が取付けてある。
【0022】サンギヤ17は、モータ/ジェネレータ1
6のロータ16bに連結してある。
【0023】残るリングギヤ18は、前進と後退(正逆
方向の両方)でロック方向が切換え可能なツーウェイク
ラッチ28(第1クラッチ手段に相当)を介して、パワ
ープラントPの周囲を覆う外郭ケース29に支持させて
ある。
【0024】そして、ベルト式無段変速機2と走行輪1
3との間に設置したスリップ結合可能なクラッチ8によ
り、パワープラントPは、該クラッチ8を境として、遊
星歯車機構側の回転を独立して上昇できる構造としてあ
る。
【0025】また遊星ギヤ式減速機15の各クラッチ
8,25,26,28は、動作源、例えば油圧回路40
に接続され、油圧回路40から供給される油圧により、
出力用のクラッチ8が断続、さらにはスリップ結合(す
べりを伴ないながら動力伝達を行なう状態)されたり、
エンジン切換用のクラッチ26が断/続されたり、ツー
ウェイクラッチ28が前進ロックあるいは後退ロックさ
れるようにしてある。
【0026】一方、45はシフト操作装置である。シフ
ト操作装置45は、セレクトレバー46を備え、同レバ
ー操作により、P(パーキング)、R(リバース)、N
(ニュートラル)、D(ドライブ)のポジションが選択
されると、選択したポジションの信号が出力されるよう
にしてある。
【0027】このシフト操作装置45が、ECU47
(制御部)に接続される。さらにECU47は,油圧回
路40に接続され、選択されたポジション、さらにはア
クセル開度、ブレーキ操作などから、ECU47に設定
されたプログラムにしたがい、各クラッチ8,25,2
6を断/続したり、クラッチ8をスリップ結合させた
り、モータ/ジェネレータ16の機能を制御したり、ツ
ーウェイクラッチ28のロック方向を前進と後進とで切
換えたり、モータ電流の向きを前進と後進とで切換え
て、エンジン特性、モータ特性を活用した車両の通常走
行(例えば発進はモータ走行、中・高車速域の定常走行
はエンジン走行、加速時はモータでエンジンをアシスト
する走行、低車速域の定常走行はモータ走行と発電しな
がらのエンジン走行との併用、減速時は回生を行い、後
退はモータ走行で行う等)が行えるようにしてある。
【0028】またECU47には、停車中はエンジン1
を停止させる機能、発進時はモータで発進させながらエ
ンジン1を始動させる機能が設定してある。
【0029】さらにECU47には、この他、上記した
通常走行ではバッテリ22の回復が困難な走行に適した
モード、具体的にはモータの極低速連続走行に対処する
各種モードが設定されている。
【0030】すなわち、極低車速走行は、モータ走行で
行なわれるが、かなり車速が低いので、モータの回転数
はかなり低く抑えられ、エンジン1を始動するのに求め
られる回転数は確保できない。同走行が連続すると、バ
ッテリ22の電力は低下するだけとなる。
【0031】そこで、ECU47には、モータだけの極
低速走行時、バッテリ22の電力が所定に低下すると、
出力用のクラッチ8を、車速を保つ駆動力を伝えるスリ
ップ結合に切換え、モータの回転をエンジン始動に適し
た回転数に上昇させて、エンジン1を始動させる始動モ
ードと、始動したエンジン1を高い回転数に保ち、スリ
ップ結合しているクラッチ8を通じて、車速を保つ駆動
力を出力しつつ、モータ/ジェネレータに充分な発電量
をもたらす駆動力を与える発電走行モードと、同発電走
行モードを利用してエンジン1の動力で発進を行なうエ
ンジン発進モードとが設定されていて、バッテリ22の
回復が困難な情況のときでも、バッテリ22の回復が効
率よく行なわれるようにしてある。
【0032】なお、図1において、9は、出力軸4の一
部に組み込まれたワイヤー操作式のパーキング機構を示
し、9aはセレクトレバー46の動きに連動してパーキ
ング機構9を操作するワイヤを示す。
【0033】この代表的なハイブリット車のモードが表
1に示されている。
【0034】
【表1】 この表1にもとづきパワープラントの作用を説明する。
なお、()内英字は表1中のNO.を示す。
【0035】今、停車しているハイブリット車を走行さ
せるとする。
【0036】このとき、セレクトレバー46はPポジシ
ョンにあり、このセレクトレバー46に連動してパーキ
ング機構9はロック状態に切換えられ、ツーウェイクラ
ッチ28は前進方向でロックする向きに切換えてある。
このとき、出力用のクラッチ8、H/Lモード切換用の
クラッチ25、エンジン切換用のクラッチ26はいずれ
もオフである。
【0037】始動操作は、同ポジションのまま、イグニ
ションスイッチ(図示しない)をオンする。
【0038】すると、ECU47は、エンジン冷却水
(図示しない)の温度からエンジン1が冷態であるか温
態であるかを検出し、エンジン1が冷態であれば、暖気
モードに入る(A)。
【0039】暖気モードは、ECU47の指令により、
クラッチ26をオンさせ、続いてモータ/ジェネレータ
16から駆動力を出力することで行なわれる。
【0040】すなわち、モータ出力は、サンギヤ17、
プラネタリギヤ20、キャリア19へ伝わり、リングギ
ヤ18を前進方向に回転させようとする。
【0041】このとき、リングギヤ18は、ツーウェイ
クラッチ28により前進方向には回転しないようロック
(制動)されてキャリア19の反力を受けるから、遊星
歯車機構はキャリア19からの出力となる。つまり、遊
星歯車機構はLモードとなり、サンギヤ17から入力さ
れる回転を減速して、キャリア19から出力させる。
【0042】この増幅されたモータの出力トルクが、ク
ラッチ26を通じて、エンジン1の出力軸1aへ伝達さ
れ、エンジン1を始動させる。このとき、ベルト式無段
変速機2は空転する。
【0043】ついで、ハイブリッド車を発進させるべ
く、ブレーキペダルを踏んだ状態で、セレクタレバー4
6をDポジションにシフトする。始動後、暖機が不十分
な場合は、ECU47の指令により、エンジン1は、ア
イドル運転に入り、エンジン1を暖気させる(B)。こ
の際、バッテリ22の電力低下があると、ECU47
は、エンジン1で回転されるモータ/ジェネレータ16
から電力を出力(発電)させ、バッテリ22へ発電した
電力を充電させる(L)。
【0044】暖気が終了すると、エンジン1を停止さ
せ、クラッチ8をオンさせ、モータのみで発進可能なモ
ードで待機する(C)。
【0045】ブレーキペダルからアクセルぺダルに踏み
代えて、同アクセルペダル(図示しない)を踏込む。
【0046】すると、ECU47は、モータ/ジェネレ
ータ16をモータとして機能させ、駆動力をサンギヤ1
7へ出力させる。
【0047】ここで、パーキング機構9はロック解除さ
れている。また遊星歯車機構は、Lモードであるから、
モータの出力トルクは同遊星歯車機構によって増幅さ
れ、この増幅した出力トルクが、キャリア19からベル
ト入力軸3へ出力され、Lモードに変速されているドラ
イブプーリ5、金属ベルト7、ドリブンプーリ6を経
て、ファイナルギヤ11、デファレンシャルギヤ12を
通じ、左右の走行輪13へ伝達され、ハイブリッド車を
モータのみで発進させる(D)。
【0048】この発進によりモータの回転が上昇し、キ
ャリア19の回転数がエンジン始動を行える回転まで上
昇すると、ECU47はクラッチ26をオンし、モータ
の出力トルクをエンジン1の出力軸1aへ伝達させる。
【0049】このとき、エンジン1へ伝達されるモータ
の出力トルクは、遊星歯車機構によって増幅されている
から、エンジン1の始動に十分なトルクをもつ。
【0050】これにより、加速走行中、エンジン1は、
速やか、かつ滑らかに始動される(E)。
【0051】エンジン1が始動すると、ハイブリット車
は、エンジン1とモータとの両者の出力により加速す
る。
【0052】そして、モータ回転が許容限域に近づくま
で上昇すると、ECU47はクラッチ25をオンさせ、
キャリア19とリングギヤ18とを連結する。
【0053】すると、リングギヤ18へ加わる力は逆向
きとなる。この力が加わる方向だと、ツーウェイクラッ
チ28はフリーな状態なので、リングギヤ18はキャリ
ア19と同方向に回転を始める。つまり、遊星歯車機構
は、大きな減速比のLモードから、入力と出力との比が
1:1のHモードに切り換わる。
【0054】これにより、ハイブリット車は、回転上昇
にしたがい高い出力トルクを発生するエンジン1とモー
タの出力との双方により、Lモードでの加速を保ちなが
ら加速を継続していく(F)。
【0055】ついで、加速が緩やかになり、高い熱効率
のエンジン1の運転領域が走行抵抗と見合う高い車速の
定常走行に入ったとする。
【0056】すると、ECU47の指令により、モータ
を空転させ、エンジン1だけを動力とし、ベルト式無段
変速機2をHモードに切換えて、ハイブリッド車の走行
を続ける(G)。この状態からアクセルペダルを踏込め
ば、再びモータが作動して、ハイブリッド車は加速す
る。
【0057】この定常走行中、走行抵抗が小さくなる
と、ECU47は、空転するモータ/ジェネレータ16
を発電機として機能させ、エンジン1の余裕分となった
出力トルクでジェネレータから発電させ、バッテリ22
の充電を行う(H)。
【0058】なお、この定常走行中、バッテリ22の充
電容量が低下したときは、エンジン1の回転数を発電負
荷分、上昇させて出力トルクを高めて発電を行う。
【0059】一方、例えば20〜30km/h程度の低
車速で一定の走行が行なわれたとする。
【0060】この低車速では、エンジン1は低エンジン
回転数となるために熱効率が悪い。
【0061】このときは、ECU47は、モータ/ジェ
ネレータ16をモータとして機能させる。このときには
クラッチ26をオフして、遊星歯車機構からエンジン1
を切り離し、同エンジン1の運転を停止させる。
【0062】つまり、熱効率の悪い低負荷運転のとき
は、エンジン1を用いず、モータだけで走行を行う
(I)。
【0063】このモータ走行を続け、バッテリ22の電
力量が低下し、充電が必要となるとする。
【0064】このときには、ECU47は、クラッチ2
6をオンして、再びエンジン1を始動させる。ついで、
モータ/ジェネレータ16をジェネレータとして機能さ
せ、さらにこのジェネレータの発電負荷分、高回転数の
領域でエンジン1を運転させる。
【0065】これにより、高い熱効率の領域で運転する
エンジン1だけで走行が継続される。そして、バッテリ
1が回復したら、再びモータ走行に戻る。
【0066】低車速走行は、こうしたモータ、エンジン
の運転を繰り返す。
【0067】ついで、ブレーキペダルを踏んで、減速し
たとする。すると、ECU47は、クラッチ26をオフ
してエンジン1を遊星歯車機構から切り離し、モータ/
ジェネレータ16をジェネレータとして機能させ、運動
エネルギーを電気エネルギーに変換させる。これによ
り、減速回生が行なわれ、ハイブリッド車は、運動エネ
ルギーを回収しながら減速していく(J)。
【0068】停車すれば、パワープラントは、クリープ
トルクが発生可能な状態(ブレーキペダルを離せばクリ
ープ走行が行なわれる状態)で停止する。このとき、エ
ンジン1が運転していたら停止させ、アイドルストップ
に入る。
【0069】このアイドルストップの停車状態から発進
させるべく、アクセルペダルを踏み込めば、先に述べた
ような低出力のモータを用いた発進が行われる。
【0070】なお、セレクタレバー46をRポジション
に操作して、ブレーキペダルを離したり、アクセルペダ
ルを踏めば、モータ/ジェネレータ16が逆回転するモ
ータとして切り換わり、またツーウェイクラッチ28の
ロック方向が逆向きに切り換わり、モータの逆回転出力
が、モードのベルト式無段変速機2を通じて走行輪へ伝
わり、ハイブリッド車を後退させる(K)。
【0071】他方、例えば数km/h〜10km/h程
度の極低車速で連続走行が行なわれたとする。
【0072】この極低車速走行のときも、先に述べたよ
うにエンジン1を用いず、モータだけで走行が行われ
る。
【0073】この極低車速走行のときは、先の低車速走
行とは異なり、かなり車速が低いので、モータの回転数
はかなり低く、エンジン1を始動させるのに必要な回転
数は確保できない。
【0074】このため、極低車速走行が連続すると、バ
ッテリ22の電力がモータの運転で消費され続けるの
で、バッテリ22の電力は低下するだけとなり、バッテ
リ22の残量電力が下限域にまで下がる。
【0075】ECU47は、このようなバッテリ22の
電力低下と車両の運転状態から、先に述べたような通常
の発電モードではバッテリ22の回復を行なうことが困
難と判定し、この情況を回避するモードに移る。
【0076】すなわち、ECU47は、クラッチ25を
オフしてLモードに切換え、クラッチ8をすべらせてス
リップ結合に切換え、クラッチ8を境に上流側(ベルト
式無段変速機2、遊星歯車機構)を回転上昇ができる体
制にしてから、モータの回転をエンジン始動が行なえる
回転数まで上昇させる。
【0077】すると、遊星歯車機構により増幅されたモ
ータの駆動力が、ベルト式無段変速機2を通じ、クラッ
チ8からスリップしながら走行輪13へ伝達される。
【0078】ついで、ECU47は、クラッチ26をオ
ンして、増幅したモータの駆動力をエンジン1へ伝え
る。
【0079】これにより、車速を保つのに必要な駆動力
を走行輪へ伝えながら、エンジン1へ始動に必要な駆動
力が伝わる(始動モード)。
【0080】すると、ハイブリッド車は、極低車速走行
を継続しながら、エンジン1が始動される(M)。
【0081】エンジン1が始動されると、ECU47
は、モータジェネレータをジェネレータとして機能させ
るとともに、エンジン1を高い回転数で運転させる。
【0082】すると、エンジン1の出力が、ベルト式無
段変速機2、スリップ結合しているクラッチ8を通じ
て、走行に求められる駆動力が走行輪へ伝達される。と
同時に、エンジン1の出力が、キャリア19、サンギヤ
17を通じてジェネレータに伝達され、同ジェネレータ
を、充分な発電機能が発揮し得るよう、高い回転数で駆
動させる。
【0083】これにより、エンジン1の出力だけで、充
分な発電量を確保しながら、極低速走行が継続される
(発電走行モード)。
【0084】ハイブリッド車が停止すると、ECU47
は、トルクの伝達がない状態にクラッチ8を切換え、発
電状態のまま、パワープラントを待機させ、バッテリ2
2を回復させる(N)。
【0085】このとき、バッテリ22が所定電力量レベ
ルまで回復していないまま、アクセルペダルが踏まれた
とする。
【0086】このときには、ECU47は、駆動力の伝
達が行なわれるスリップ結合にクラッチ8を切換え、高
回転で運転しているエンジン1の出力を、ベルト式無段
変速機2、スリップ結合しているクラッチ8を通じて走
行輪へ伝達させる。つまり、エンジン1から、発進に求
められる駆動力が走行輪13へ伝達される(O)。
【0087】これにより、エンジン1の動力だけで、ジ
ェネレータで発電しながら発進が行われ(エンジン発進
モード)、たとえモータで発進できない情況になっても
ハイブリッド車の発進性が損なわれることはない。
【0088】なお、バッテリ22の電力が回復したら、
先に述べた通常の各種モードに復帰する。
【0089】このように本発明を適用した車両用パワー
プラントだと、小出力(小形)の一基モータで、発進加
速を損なわずにエンジン1の始動を行なうことができ、
コストの低減を図ることができる。またモータ走行のと
きは、クラッチ26により遊星歯車機構からエンジン1
を切り離すことにより、エンジン1の引き摺り損失の無
いモータ走行を行なうことができる。
【0090】またクラッチ8の設置によって遊星歯車機
構側(本実施形態ではベルト式無段変速機を含む)が独
立して回転上昇可能にしてあるので、車速の制限を受け
てエンジン1の始動が困難な情況、例えばモータだけで
極低速走行中、バッテリ22の充電が必要となっても、
クラッチ8をスリップ結合に切換えて、モータの回転を
上昇させて、走行に必要な駆動力を走行輪13に伝えな
がら、エンジン1に始動に必要な駆動力を伝えることに
より、エンジン1の始動ができる。しかも、始動後はエ
ンジン1で得られる高い駆動力で、スリップ結合のクラ
ッチ8を通じて、車速を保つのに必要な駆動力を出力さ
せながら、ジェネレータを高い効率で駆動させる駆動力
を出力させるので、モータの代わりに、エンジン1の出
力だけで、充分な発電量を確保しつつ極低速走行を継続
させることができる。
【0091】したがって、求められるハイブリッド車の
性能とコストの点の双方を満足できる。
【0092】そのうえ、クラッチ8は、遊星歯車機構の
出力軸と走行輪13との間に設けたことにより、受けも
つ伝達力は、走行に必要な駆動力だけなので、クラッチ
8の負担は軽く、パワープラントの信頼性の点にも優れ
る。特にベルト式無段変速機2とデファレンシャルギヤ
12との間にクラッチ8を設ける構造だと、同間に形成
されるスペースを活用してコンパクトに収めることが可
能であり、パワープラントの小形化に寄与できる。
【0093】なお、一実施形態では、LモードとHモー
ドの2段変速可能な遊星歯車機構を用いた例を挙げた
が、これに限らず、2段以上の変速が可能な遊星歯車機
構を用いてもよい。むろん、遊星歯車機構の3要素と連
結する相手を代えて変速機能を形成してもよい。
【0094】また一実施形態では、すべり結合可能なク
ラッチを変速機(ベルト式無段変速機)とデファレンシ
ャルギヤとの間に組み込んだ例を挙げたが、これに限ら
ず、クラッチは、遊星歯車機構と走行輪との間であれば
どこの地点に組み付けてもよい。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、小出力(小形)のモータで発進中に該発進
加速を損なわずにエンジンの始動を行なうことができ
る。
【0096】しかも、モータ走行のときは、第3クラッ
チ手段により遊星歯車機構からエンジンを切り離すこと
により、エンジンの引き摺り損失の無いモータ走行を行
なうことができる。
【0097】そのうえ、車速の制限を受けてエンジンの
始動が困難な情況、例えばモータだけで極低速走行中、
バッテリの充電が必要となるようなときは、第4クラッ
チ手段をスリップ結合に切換えて、モータの回転を上昇
させ、走行に必要な駆動力を走行輪へ伝えながら、エン
ジンに始動に必要な駆動力を伝えることにより、エンジ
ンの始動ができる上、始動後はエンジンで得られる高い
駆動力で、スリップ結合の第4クラッチ手段を通じて、
車速を保つのに必要な駆動力を出力させながら、モータ
ジェネレータを高い効率で駆動させることができるの
で、エンジンの出力だけで、充分な発電量を確保しつつ
極低速走行を継続させることができる。
【0098】それ故、ハイブリッド車に求められる性能
を発揮させることができ、ハイブリッド車の性能とコス
トの点の双方を満足させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用パワープラン
トの構成を説明するための図。
【符号の説明】
1…エンジン 2…ベルト式無段変速機(変速機) 3…ベルト入力軸(遊星歯車機構の出力軸) 8…出力用のクラッチ(第4クラッチ手段) 13…走行輪 15…3要素2自由度型遊星歯車機構(2段以上変速可
能な変速機構) 16…モータジェネレータ 17…サンギヤ 18…リングギヤ 19…キャリア 25…H/Lモード切換用のクラッチ(第2クラッチ手
段) 26…エンジン切換用のクラッチ(第3クラッチ手段) 28…ツーウェイクラッチ(第1クラッチ手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平松 健男 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 浅野 威 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 後田 祐一 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3D041 AA28 AA37 AA66 AB01 AC11 AC15 AC18 AC20 AD00 AD01 AD10 AD12 AD31 AD41 AD42 AE02 AE03 AE16 AE31 AE36 3G093 AA07 AA16 BA15 BA21 CA02 CA03 CB02 CB03 CB06 DA06 DB11 DB15 DB28 EA01 EB03 EB09 EC01 3J057 AA03 AA09 BB03 EE10 GA21 GB35 GC20 HH01 JJ04 JJ10 5H115 PA11 PC06 PG04 PI16 PI24 PI29 PO02 PO06 PO17 PU08 PU22 PU23 PU25 PV09 QE01 QE02 QE07 QE10 QE13 QH08 QI04 QN03 RB08 RE01 RE02 RE03 SE04 SE05 SE06 SE08 SE09 TB01 TE02 TE08 TI02 TO21 TO23 TO30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸と変速機の入力軸との
    間に少なくとも2段以上変速可能な変速機構を介してモ
    ータジェネレータを設置した車両用パワープラントにお
    いて、 前記変速機構は、3要素2自由度型遊星歯車機構からな
    り、 該歯車機構の3要素のうち、 第1要素には前記変速機の入力軸が連結され、 第2要素には前記モータジェネレータが連結され、 第3要素には同要素を制動する第1クラッチ手段が設け
    られ、 かつ前記第1要素、第2要素、第3要素のうち2つの要
    素を連結し、前記第1クラッチ手段と共同して変速切換
    えをなす第2クラッチ手段を有し、 さらに前記エンジンを前記第1要素、第2要素、第3要
    素のいずれか一つの要素と連結して前記エンジンを断続
    する第3クラッチ手段と、 前記歯車機構の出力軸から該出力軸の出力が伝達される
    車両の走行輪までの間にスリップ結合可能な第4クラッ
    チ手段とを有し、 前記変速機構が、前記第4クラッチ手段を境に、独立し
    て回転上昇可能に構成されてなることを特徴とする車両
    用パワープラント。
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