JP2000152884A - 青果物洗浄方法および青果物洗浄機 - Google Patents

青果物洗浄方法および青果物洗浄機

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JP2000152884A
JP2000152884A JP10332409A JP33240998A JP2000152884A JP 2000152884 A JP2000152884 A JP 2000152884A JP 10332409 A JP10332409 A JP 10332409A JP 33240998 A JP33240998 A JP 33240998A JP 2000152884 A JP2000152884 A JP 2000152884A
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Japan
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washing
vegetables
water
cleaning
liquid
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JP10332409A
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English (en)
Inventor
Koji Nagata
晃司 永田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 野菜の損傷を少なくすることによりビタミン
C等の栄養素の損失を抑制し、青果物を生食できる殺菌
力に優れた青果物洗浄方法および青果物洗浄機を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 密閉型箱体17の密閉空間を洗浄室20
とし、洗浄室20の底部に貯水部22を、天面に洗浄液
を注水するシャワーノズル27を設け、前記貯水部22
とシャワーノズル27の中間に出し入れ自在の蓋付き洗
浄篭30とその洗浄篭30の下方に前記貯水部22の洗
浄液を循環噴射する噴射ノズル28を設け、前記貯水部
22に二酸化チタン等の光触媒31を配設し、前記洗浄
室20内に380nm以下の波長を有する紫外線を放射
する光源32を設けた青果物洗浄機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生食するサラダ用
のカット野菜等の洗浄殺菌方法と洗浄殺菌装置に関する
もので、特に節水型で殺菌効力の高い洗浄殺菌方法およ
び洗浄殺菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、野菜等の生鮮食品材料を殺菌する
装置として、特開平9−19376号公報に開示されて
いるように、洗浄槽にオゾン水を貯水して旋回流を発生
させて野菜を洗浄するようにしたものが知られている。
【0003】この従来の食物洗浄装置を図8により説明
する。図8は食物洗浄装置の構成を示す縦断面図であ
る。1は洗浄槽、2は食物を洗浄する洗浄液で、洗浄液
2は通常水道水が使用され、洗浄槽1の側壁には洗浄液
供給管3、洗浄槽1の底部には洗浄液排出管4が配設さ
れている。
【0004】また、洗浄液供給管3と洗浄液排出管4に
はそれぞれ供給と排出を制御する電磁弁5,6が設けら
れている。そして、7は洗浄槽1内へ洗浄液を噴射させ
る噴射体、8は洗浄液2を搬送する液体ポンプであり、
噴射体7は洗浄液2の液面よりも下方に位置するように
洗浄槽1の側壁に配設されている。
【0005】噴射体7と液体ポンプ8、洗浄槽1と液体
ポンプ8は、それぞれ洗浄液搬送管9,10によって連
結されている。洗浄液2に旋回流を発生させる旋回流発
生手段は、噴射体7,液体ポンプ8,洗浄液搬送管9,
10で構成されている。
【0006】さらに11はオゾン発生装置で、気体ポン
プ12および気体とオゾンが搬送される気体搬送管13
にて、発生したオゾンを洗浄槽1へ供給するように構成
されている。また14は、オゾン供給時および停止時に
開閉する電磁弁である。
【0007】上記構成において、野菜等の食物を洗浄槽
1に投入した後、制御部(図示していない)から洗浄開
始の信号が発せられると、洗浄液供給側の電磁弁5が開
いて洗浄液2が洗浄槽1に供給され、必要量になると電
磁弁5が閉じて供給が停止される。
【0008】次に液体ポンプ8とオゾン発生装置11,
気体ポンプ12,電磁弁14が同時に作動し、オゾン発
生装置11で発生したオゾンが、気体ポンプ12により
気体搬送管13を通って洗浄槽1内の洗浄液2へ噴射さ
れて、洗浄槽内には旋回流が発生し野菜等の食物がオゾ
ンを含んだ洗浄液によって洗浄される。
【0009】そして、所定の洗浄時間が経過すると、電
磁弁6が開いて洗浄液2が排出されるようになってい
る。
【0010】従って、野菜等の食物に付着している細菌
や農薬等の汚染物質を除去することができると共に、食
物の細胞に水分が補給され新鮮さを蘇生させることがで
きるというものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の食物洗浄装置は、洗浄液をオゾン水としているため、
オゾンガスが洗浄液の水面から空気中へ飛散してしま
う。従って、嫌なオゾン臭がしたり気分が不快になると
いう課題があった。また、青果物の組織が損傷され易く
洗浄後の日持ちが悪いという課題があった。
【0012】また、被洗浄物全体が完全に洗浄液に浸漬
されていなければならないので、多量の水を必要とし
た。
【0013】また、被洗浄物である野菜等の食物全体が
洗浄液に絶えず浸漬された状態であるために、洗浄液中
へビタミンC等の食品の栄養分が必要以上に流出してし
まうという課題があった。
【0014】本発明はこのような食物の洗浄、特に青果
物の洗浄殺菌において、従来より安全で少量の洗浄液で
従来と同等以上の殺菌効力が得られ、しかもビタミンC
等の栄養成分の流出をできるだけ抑制することができる
青果物洗浄殺菌方法および青果物洗浄機を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の青果物洗浄方法および青果物洗浄機は、青果
物を密閉型室内の空間に収納した後に、揮発性の殺菌剤
が溶存している洗浄液を青果物に所定量注水し、貯水さ
れた洗浄液を光触媒により殺菌しながら所定時間循環噴
射して、揮発性の殺菌性気体と水が混在した条件下で洗
浄をする方法としたものである。
【0016】これにより、少量の洗浄液で高い殺菌効力
が得られ、しかもビタミンC等の栄養成分の流出を最小
限に抑制することができるようにしたものである。
【0017】また、洗浄液に天然抽出物抗菌剤や食用に
供することのできる酸類を用いて、青果物を安心して洗
浄殺菌することができるようにしたものである。
【0018】また、前面に開閉自在の扉板を備えた密閉
型箱体の密閉空間を洗浄室とし、その洗浄室の底部に貯
水槽を、天面に洗浄液を注水する散水用ノズルを設け、
前記貯水槽と散水用ノズルの中間を洗浄空間とし、前記
洗浄空間に出し入れ自在の洗浄容器と前記洗浄容器の下
方に前記貯水槽の洗浄液を循環噴射するノズルを設け、
前記貯水槽に光触媒を配設し、前記洗浄室内に380n
m以下の波長を有する紫外線を放射する光源を設けるこ
ととしたものである。
【0019】これにより、洗浄中の洗浄液から揮散する
臭気を防止すると共に少量の洗浄液で効率的に洗浄する
ことができ、水道水と殺菌剤の併用効果で経済的な洗浄
ができる。また、貯水槽の洗浄液が殺菌されることにな
るので殺菌効果を持続することができる。
【0020】また、洗浄液を適正な低温に調整できる熱
交換器を有する洗浄液供給槽を洗浄室の上流側に配設す
ることとしたものである。
【0021】これにより、洗浄された青果物はしおれる
ことが少なくて所謂しゃきっとし、夏季においても食感
が損なわれたり、鮮度が低下するのを抑制することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項に記載した構成
とすることにより実施できるのであるが、その実施形態
を把握し易くするために構成と、その構成による作用を
以下に併記する。
【0023】本発明の請求項1に記載の発明は、青果物
を密閉型室内の空間に収納した後に、揮発性の殺菌剤が
溶存している洗浄液を青果物全体が浸漬しない範囲内の
所定量を注水し、貯水された洗浄液を所定時間循環噴射
して、揮発性の気体と水が混在した条件下で洗浄する方
法であるから、少ない洗浄液で高い殺菌効力が得られ、
節水することができ、しかもビタミンC等の栄養成分の
流出を最小限に抑制することができる。
【0024】また、請求項2に記載の発明は、青果物を
密閉型室内の空間に収納した後に、揮発性の殺菌剤が溶
存している洗浄液を所定量注水し、貯水された洗浄液を
光触媒により殺菌しながら所定時間循環噴射して、揮発
性の殺菌性気体と水が混在した条件下で洗浄をする方法
としたもので、殺菌剤の気相と液相が混在した条件下で
洗浄されるので殺菌力が向上する。また、洗浄液が貯水
部で殺菌されるので殺菌力を持続することができる。
【0025】また、請求項3に記載の発明は、揮発性の
殺菌剤が溶存している洗浄液による洗浄と、水道水によ
る洗浄とを行う方法としたものであるから、水道水中の
残留塩素の殺菌効果と殺菌剤の殺菌効果の相乗効果によ
り効率的に洗浄殺菌することができ、殺菌剤の使用量を
低減できて経済的である。
【0026】また、請求項4に記載の発明は、洗浄液が
イソチオシアン酸アリルやヒノキチオール等の天然抽出
物抗菌剤を含んでいる方法なので、高い殺菌力と鮮度保
持効果が得られると共に安心して洗浄することができ
る。
【0027】また、請求項5に記載の発明は、洗浄液が
酢酸等の食用に供することのできる酸類を利用する方法
であるから、家庭の食酢を薄めて利用すればよいので、
きわめて経済的でかつ安全性の高い洗浄殺菌をすること
ができる。
【0028】また、請求項6に記載の発明は、洗浄液あ
るいは水道水を冷却して用いるのであるから、洗浄後の
青果物がしゃきっとして食感がきわめて良くなると共
に、細菌の繁殖し易い夏季においても洗浄後の日持ちが
向上する。
【0029】また、請求項7に記載の発明は、前面に開
閉自在の扉板を備えた密閉型箱体の密閉空間を洗浄室と
し、前記洗浄室の底部に貯水槽を、天面に洗浄液を注水
する散水用ノズルを設け、前記貯水槽と散水用ノズルの
中間を洗浄空間とし、その洗浄空間に出し入れ自在の洗
浄容器と前記洗浄容器の下方に前記貯水槽の洗浄液を循
環噴射するノズルを設け、前記貯水槽に二酸化チタン等
の光触媒を配設し、前記洗浄室内に380nm以下の波
長を有する紫外線を放射する光源を設けた青果物洗浄機
であるから、洗浄中洗浄液が絶えず殺菌された状態にあ
るので、洗浄液の殺菌力の低下を防止できるため、より
少ない洗浄液で殺菌できるようになる。
【0030】また、請求項8に記載の発明は、前面に開
閉自在の扉板を備えた密閉型箱体の密閉空間を洗浄室と
し、その洗浄室の底部に貯水槽を、天面に洗浄液を注水
する散水用ノズルを設け、前記貯水槽と散水用ノズルの
中間を洗浄空間とし、その洗浄空間に出し入れ自在の洗
浄容器とその洗浄容器の下方に前記貯水槽の洗浄液を循
環噴射するノズルを設け、前記貯水槽に二酸化チタン等
の光触媒を配設し、さらに前記貯水槽の底面に透明な光
を透過する投光部を配設し、前記貯水槽の外側に380
nm以下の波長を有する紫外線を放射する光源を設けた
ものであるから、紫外線の照射強度が低下した時光源を
簡単に取り替えることができる。
【0031】また、請求項9に記載の発明は、洗浄容器
と光源の間に遮蔽板を設けたものであるから、光源から
の強い光が直接青果物に照射されるのを防止することが
できるようになるため、光源として254nmの波長の
紫外線を放射する殺菌ランプを使用することができ、洗
浄液に対して非常に高い殺菌力が得られると共に、殺菌
線による青果物の損傷を回避することができる。
【0032】また、請求項10に記載の発明は、洗浄液
をあらかじめ適正な低温に調整できる熱交換器を有する
洗浄液供給槽を洗浄室の上流側に配設したものであるか
ら、洗浄された青果物がしゃきっとして、夏季において
も食感が損なわれたり、鮮度が低下することがなくな
る。
【0033】また、請求項11に記載の発明は、洗浄液
が残留塩素を含有する水道水とし、特別な殺菌剤を使用
せず低濃度の残留塩素を有効に利用して殺菌する青果物
洗浄機であるから、洗浄液を調整する手間もかからずき
わめて経済的に提供することができる。
【0034】また、請求項12に記載の発明は、洗浄液
がイソチオシアン酸アリルやヒノキチオール等の天然抽
出物抗菌剤を含んでいるので、洗浄後のカット野菜等の
褐変防止効果が高く、洗浄後の長期保存が可能になる。
【0035】また、請求項13に記載の発明は、洗浄液
が酢酸等の食用に供することのできる酸類を含んでいる
ことを特徴としているので、特別な殺菌剤を購入しなく
ても家庭用の安価な食酢等を水で適度に希釈して使用す
ることが可能であり、きわめて経済的で安全、かつ水道
水より殺菌力に優れた洗浄殺菌装置を提供することがで
きる。
【0036】また、請求項14に記載の発明は、洗浄液
による洗浄後に最終洗浄として水道水洗をするようにし
たものであるから、洗浄液中の殺菌剤が青果物の表面か
ら洗い流されるので、殺菌剤の臭いを除去することがで
きる。また、万一洗浄液により有害な副生成物が青果物
に付着していたとしても、除去されてしまうのでより安
心な洗浄殺菌装置を提供することができる。
【0037】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の青果物洗浄機15の構
成を示す断面図、図2は外観を示す斜視図で、青果物洗
浄機15は前面に開閉自在な扉板16を備えたステンレ
ス製等の密閉型箱体17を備えており、上流側に洗浄液
供給槽18を有し、塩化ビニルパイプ等の導管19で連
結されている。
【0038】前記密閉型箱体17の内部の洗浄室20
は、収納部21と収納部21の底部にあって洗浄液の貯
水槽となる貯水部22と、その貯水部22の下方の機械
室23とから構成されている。
【0039】そして、前記洗浄液供給槽18には、貯水
タンク24とその貯水タンク24に入れられた洗浄液2
5を前記洗浄室20に圧送する送液ポンプ26を前記貯
水タンク24の下部に設けている。
【0040】さらに、前記洗浄室20の天面に洗浄液2
5を注水噴射するためのシャワーノズル27を設け、底
部の前記貯水部22の上方に所定量貯水された洗浄液2
5aを吸水噴射する噴射ノズル28が設けられている。
噴射ノズル28には洗浄液を一定角度で上向きに噴射す
る噴射口28aが複数個配設されている。
【0041】また、前記洗浄室20の噴射ノズル28の
上部に網棚29を取り付け、網棚29に出し入れ自在の
ステンレス製等の容器として網状の蓋付き洗浄篭30を
載置できるようにしている。
【0042】そして、前記貯水部22の底面に、二酸化
チタンを主成分とする光触媒31が配設され、その上方
に位置する前記洗浄篭30の左右両側に、主として25
4nmの波長の光を照射する防水型の流水殺菌灯である
光源32を着脱自在に取り付けている。
【0043】なお、前記光触媒31はガラスやステンレ
スや不織布等に二酸化チタンを主成分とした触媒溶液を
塗布焼き付け乾燥して得られたもので、シート状部材と
して前記貯水部22の底面に取り付けられている。
【0044】また、前記洗浄篭30と光源32の間の網
棚29の上に、洗浄篭の中の青果物30aに、光源32
からの強い紫外線が直接に当たらないように遮蔽板33
を設けている。
【0045】また、前記機械室23には前記噴射ノズル
28に洗浄液を圧送する送水ポンプ34と、一連の洗浄
操作を制御するための制御回路基板35が設けられてい
る。
【0046】さらに、前記洗浄室20と洗浄液供給槽1
8を連結する前記導管19の途中に電磁弁36を配設
し、前記制御回路基板35からの洗浄開始の電気的信号
にて開閉作動して、洗浄液25を一定量供給するように
設けられている。
【0047】以上のように構成された青果物洗浄機15
について、図1,図2を用いて以下にその動作を説明す
る。
【0048】図1は、既に野菜や果実等の青果物30a
が青果物洗浄機15内に収納された状態を示している
が、動作としてはまず前記貯水タンク24にあらかじめ
調整された洗浄液25を注液する。洗浄液25は、揮発
性のイソチオシアン酸アリルあるいはヒノキチオール等
の天然抽出物抗菌剤を含んだ水溶液で、必要に応じてエ
チルアルコール等の人体に害のない溶剤を少量含有する
ものである。
【0049】なお前記イソチオシアン酸アリルはわさび
やからしから抽出され、ヒノキチオールは青森ヒバ等か
ら抽出されるものであり、いずれも人体に安全な抗菌剤
として認められているものである。
【0050】次に青果物30aを洗浄篭30に収納した
後、図2に示された青果物洗浄機15の前面の扉板16
を開けて前記洗浄篭30を洗浄室20に収納する。収納
後扉板16を閉めると運転可能状態となり、前記密閉型
箱体17の前面に設けられた操作釦37を押すことによ
り所定時間前記青果物30aが洗浄されることとなる。
【0051】また、前記操作釦37に加えて、洗浄回数
や洗浄時間を選択可能な洗浄モード選択釦38が設けら
れている。
【0052】さらにこの洗浄動作について以下に詳しく
説明する。前記操作釦37により青果物洗浄機15の運
転が開始されると、前記電磁弁36が開放状態となり、
前記貯水タンク24に入れられた洗浄液25が前記送液
ポンプ26により圧送され、前記導管19により前記洗
浄室20天面のシャワーノズル27へ導かれ、洗浄液2
5が前記青果物30aの上にシャワー状に降りかかる状
態で前記貯水部22に所定量貯水される。
【0053】あらかじめ設定された所定量に達すると、
前記制御回路基板35からの信号により前記電磁弁36
が閉じられる。次に連動して前記送水ポンプ34が作動
して前記噴射ノズル28に貯水部22の洗浄液25aが
圧送されて、前記噴射ノズル28が噴射口28aから洗
浄液を上方へ激しく噴き上げながら回転する。そして、
上記洗浄液25aの噴流水にて前記青果物30aの表面
に付着している細菌やかび等を洗い流しながら除菌す
る。
【0054】また、上記噴射動作とほぼ同時に前記光源
32が点灯し、254nmの紫外線が照射される。する
と、前記光触媒31が励起されて化1および化2に示し
た反応式のようにヒドロキシラジカルやスーパーオキサ
イドアニオンという活性酸素ラジカル種を生成する。
【0055】
【化1】
【0056】
【化2】
【0057】そして、これらの活性酸素ラジカル種によ
って、前記洗浄液25aが洗浄中絶えず殺菌されること
になる。
【0058】なお、前記光触媒31は380nm以下の
紫外線領域の光で励起されるため、前記光源32はおよ
そ330nmから370nmの波長の光を放射するブラ
ックライトであっても良い。また、一般の蛍光灯にも少
しではあるが紫外線領域の光が含まれているので、殺菌
効力等の機能は低下するが利用することが可能である。
【0059】また、洗浄終了後洗浄液は図示していない
排水管から排水される。通常はこの1回の洗浄で終了す
る。
【0060】しかし、図2に示した前記操作釦37と洗
浄モード選択釦38とにより連続洗浄モードを選択した
場合は、前述の排水後に前記制御回路基板35からの信
号によって再び前記電磁弁36を開放して洗浄運転に入
るようになっている。そして、前記洗浄液25の貯水,
排水を繰り返して、所定回数、所定条件で前記青果物3
0aを洗浄するように運転制御されている。
【0061】従って、前記青果物洗浄機15は、以下に
述べる効果がある。まず、蓋付きの洗浄篭30にて野菜
等の青果物30aを出し入れできるようにしているの
で、青果物30aを簡単に出し入れすることができると
共に、複数の洗浄篭30を用意すれば青果物の種類毎に
洗い分けが可能であり、従来より使い勝手が良くなる。
【0062】また、前記洗浄液25aに含まれた天然抽
出物抗菌剤の揮発性の殺菌性気体と水が混在した条件下
で洗浄されるので、殺菌力が向上する。また、洗浄中に
洗浄液25aが貯水部で絶えず殺菌されるので殺菌力を
持続することができる。
【0063】また、青果物30aはイソチオシアン酸ア
リルあるいはヒノキチオール等の天然抽出物抗菌剤によ
り安全に殺菌されると共に、青果物のエチレン生成を抑
制する効果があるので洗浄後のカットレタス等の褐変防
止効果が高く、洗浄後の長期保存が可能になる。
【0064】また、洗浄実験による研究の結果、本発明
の青果物洗浄機15を使用すればオゾン水を使用した時
と同等の高い洗浄殺菌効果が得られることや、青果物、
特にカット野菜等の組織の損傷が少ないことが判明し
た。
【0065】その洗浄殺菌効果の一例を図3に示した。
図3の棒グラフは、前記青果物洗浄機15に約5センチ
メートル角に切った100gのカットレタスを収納し
て、洗浄液として0.35mg/リットルの水中オゾン
濃度を有するオゾン水と遊離残留塩素濃度0.6ppm
の水道水を各々3リットル貯水して、5分間洗浄を2回
繰り返し実施した時の殺菌効果を、前記光源32の25
4nmの波長の紫外線照射がある時とない時について調
べた結果を、一般細菌および大腸菌群について殺菌率で
示している。
【0066】図3の結果から、紫外線照射をした場合に
は光触媒(光触媒A)の方がオゾン水(オゾン水A)よ
りも殺菌効果が高く、紫外線照射をしない場合にはオゾ
ン水(オゾン水B)の方が光触媒(光触媒B)よりも殺
菌効果が高くなることが分かった。
【0067】すなわち紫外線照射がある場合には、前記
光触媒31は励起され上述の如く活性酸素ラジカル種を
生成しているものと考えられる。なお、オゾン水(オゾ
ン水A)で紫外線照射時に殺菌効力が低下するのは紫外
線によりオゾンが分解されるためである。
【0068】従って、光触媒31に紫外線を照射すれば
洗浄液25aをオゾン水と同等の殺菌効果を有する洗浄
液とすることができる。また、オゾン水で洗浄した場合
よりもカットレタス表面の損傷が少なく、貯蔵後の褐変
が明らかに少ないという効果が得られた。
【0069】また、この結果は通常一般的に使用されて
いる高濃度の次亜塩素酸ソーダ水溶液(100ppmで
10分間あるいは200ppmで5分間洗浄することが
推奨されている)によるカットレタスの洗浄と同等の殺
菌効果である。
【0070】また、次亜塩素酸ソーダによる洗浄レタス
等は貯蔵時の褐変が激しいが、本実施例の洗浄方法によ
るカットレタスの場合は褐変がきわめて軽微である。
【0071】また、通常一般的に使用されている高濃度
の次亜塩素酸ソーダは残留性があることと、有機物との
反応により発ガン物質と言われているトリハロメタンが
生成することがあるので、洗浄殺菌後充分な水洗が不可
欠であり、大量の浄水が使用されている。
【0072】一方本実施例の洗浄方法を使用すれば、少
量の洗浄液と水道水で済ませることができ、節水するこ
とができるので経済的である。
【0073】なお、前記洗浄液25は、少量の酢酸等の
食用に供することができる酸類を含んだ水溶液としても
よい。この場合の利点は家庭の食酢を薄めて利用すれば
よいので、きわめて経済的でかつ安全性の高い洗浄殺菌
をすることができる。
【0074】また、前記洗浄液25として市販されてい
る酢酸系の野菜洗浄剤(例えば日本新薬社製の「スーパ
ーフレッシュ800」等)を使用することもできる。こ
のような場合には、単純に浸漬した場合より殺菌効果が
高く、洗浄剤の使用量を節約できる。
【0075】なお、臭いの残る洗浄液の場合には、最終
洗浄として水洗を実施すればよく、万一洗浄液により有
害な副生成物が青果物30aに付着していたとしても、
水洗により除去されるので、より安心な洗浄殺菌装置を
提供することができる。
【0076】また、前記遮蔽板33により紫外線が直接
青果物30aに当たらないようになっているから、青果
物30aの紫外線による損傷を防ぐことができる。
【0077】さらに、洗浄液25として特別な洗浄液を
使用しないで、残留塩素のある水道水だけを用いること
もできる。残留塩素は揮発性であり、水道水はある意味
で簡便に入手できる殺菌水とみることができる。
【0078】この場合には多少殺菌力は低下するもの
の、洗浄回数を多くすればかなり殺菌力が向上すること
は可能で、きわめて経済的な洗浄殺菌ができる。
【0079】なお、洗浄液25に水道水のみを使用する
場合、前記青果物洗浄機15は図4に示したように前記
洗浄液供給槽18を設けずに直接水道水栓(図示しな
い)に接続してもよい。
【0080】(実施の形態2)次に実施の形態2につい
て、図5を参照しながら説明する。実施の形態1と同じ
構成部品については同一番号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0081】図5は実施の形態2における青果物洗浄機
39の断面図で、実施の形態1と異なる点は、実施の形
態1の構成に加えて前記洗浄液供給槽18に冷却用熱交
換器40を前記貯水タンク24の周囲に設けたことであ
る。また、41は前記冷却用熱交換器40に冷媒を供給
する圧縮機である。
【0082】次にこの青果物洗浄機39の洗浄動作につ
いて、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
【0083】貯水タンク24の洗浄液25はあらかじめ
前記冷却用熱交換器40により冷却されている。
【0084】操作釦37により前記青果物洗浄機39の
運転が開始されると、冷却された洗浄液25が洗浄室2
0へ供給され、実施の形態1と同様に洗浄が行われる。
【0085】従って、水温の高い夏季においても、洗浄
された青果物30aの食感が損なわれたり、鮮度が低下
することがなくなる。特に、カットレタス等においてし
ゃきっとした食感とひんやり感が得られ、サラダ用途の
野菜に理想的な洗浄機を提供することができる。
【0086】なお、簡便な方法として、貯水タンク24
に氷を入れて洗浄液25を冷却してもよい。
【0087】(実施の形態3)次に実施の形態3につい
て、図6を参照しながら説明する。実施の形態2と同じ
構成部品については同一番号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0088】図6は実施の形態3における青果物洗浄機
42の断面図で、実施の形態2と異なる点は、洗浄液2
5を冷却する手段があることである。
【0089】すなわち、貯水タンクをあらかじめ冷却す
るのでなく、洗浄液25が通過する導管43内で瞬間的
に冷却するもので、図示しない水道水栓や別の洗浄液供
給源から流れてきた水道水等の洗浄液25を冷却装置4
4で冷却する。
【0090】前記冷却装置44は前記導管43の周囲に
冷却用熱交換器45を取り付けた構成で、熱交換効率を
高めるため幾重にも巻き付けている。
【0091】従って、洗浄液25を洗浄の度に貯水タン
クに入れる手間が省略でき、水道直結タイプの冷却式青
果物洗浄機42を提供することができる。
【0092】また、水道水の瞬間冷却ができるため冷や
しうどんやざるそばの麺類用の冷却水や洗浄水としての
利用等、青果物洗浄機以外の用途に応用し易くなる。
【0093】(実施の形態4)次に実施の形態4につい
て、図7を参照しながら説明する。実施の形態2と同じ
構成部品については同一番号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0094】図7は実施の形態4における青果物洗浄機
46の断面図で、実施の形態2と異なる点は、光源47
を貯水部22の底面裏側の機械室23に配設したことで
ある。そして、前記貯水部22の底面をガラス等の光を
透過する透明な材料で構成し投光部48としている。投
光部48は底面全体でも、また光源47の近傍だけに設
けてもよい。
【0095】従って、光源47が寿命になって交換する
時に取り替えを簡単にすることができる。また、前記光
源47は防水仕様とする必要がなくなり、構造を簡単に
することができる。
【0096】なお、前記光源47としては普通の蛍光管
であっても良い。蛍光管でも弱いながら紫外線を放射し
ているので、前記光源47と前記光触媒31との距離を
できるだけ短くなるように構成すれば光触媒31を活性
化させることが可能である。
【0097】また、実施の形態1から4について共通の
効果として、残留塩素と有機物の反応により生成され水
道水中に微量含まれる発ガン物質であるトリハロメタン
等の有害物質や、前記青果物30aの表面に付着してい
ると思われる微量の農薬を分解して無害化する効果もあ
る。
【0098】また、従来例よりオゾン水を製造しない分
だけ経済的になると共に、オゾン製造時間およびオゾン
分解時間が不要になり、全体的に洗浄時間が短くできる
という効果があると共に、褐変等の青果物の損傷を少な
くできる。
【0099】なお、前記噴射ノズル28は回転式でも固
定式でもどちらの構成としてもよい。
【0100】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1によれ
ば、青果物を密閉型室内の空間に収納した後に、揮発性
の殺菌剤が溶存している洗浄液を青果物全体が浸漬しな
い範囲内の所定量を注水し、貯水された洗浄液を所定時
間循環噴射して、揮発性の気体と水が混在した条件下で
洗浄するようにしたものであるから、少ない洗浄液で高
い殺菌効力が得られ、節水することができ、しかもビタ
ミンC等の栄養成分の流出を少なく抑制することができ
る。
【0101】また、請求項2によれば、青果物を密閉型
室内の空間に収納した後に、揮発性の殺菌剤が溶存して
いる洗浄液を所定量注水し、貯水された洗浄液を光触媒
により殺菌しながら所定時間循環噴射して、揮発性の殺
菌性気体と水が混在した条件下で洗浄する方法であるか
ら、殺菌剤の気相と液相が混在した条件下で洗浄される
ので殺菌力が向上すると共に、洗浄液が貯水部で殺菌さ
れるので殺菌力を持続することができる。
【0102】また、請求項3によれば、揮発性の殺菌剤
が溶存している洗浄液による洗浄と水道水による洗浄を
行う方法であるから、水道水中の残留塩素の殺菌効果と
殺菌剤の殺菌効果の相乗効果により効率的に洗浄殺菌す
ることができ、殺菌剤の使用量を低減できて経済的であ
る。
【0103】また、請求項4によれば、洗浄液が天然抽
出物抗菌剤を含んでいるので、高い殺菌力と洗浄後の鮮
度保持効果が得られると共に安心して洗浄することがで
きる。
【0104】また、請求項5によれば、洗浄液が酢酸等
の食用に供することのできる酸類を含んでいるので、家
庭の食酢を薄めて利用すればよいので、きわめて経済的
でかつ安全性の高い洗浄殺菌をすることができ、特にサ
ラダ用途や酢の物用途の青果物の洗浄殺菌として適して
いる。
【0105】また、請求項6によれば、洗浄液あるいは
水道水が冷却されているので、洗浄後の青果物がしゃき
っとして食感がきわめて良くなると共に、細菌の繁殖し
易い夏季においても洗浄後の日持ちが向上する。
【0106】また、請求項7によれば、前面に開閉自在
の扉板を備えた密閉型箱体の密閉空間を洗浄室とし、洗
浄室の底部に貯水槽を、天面に洗浄液を注水する散水用
ノズルを設け、前記貯水槽と散水用ノズルの中間を洗浄
空間とし、その洗浄空間に出し入れ自在の洗浄容器と、
その洗浄容器の下方に前記貯水槽の洗浄液を循環噴射す
るノズルを設け、前記貯水槽に光触媒を配設し、前記洗
浄室内に380nm以下の波長を有する紫外線を放射す
る光源を設けたものであるから、洗浄中洗浄液が絶えず
殺菌された状態にあるので、洗浄液の殺菌力の低下を防
止できるため、より少ない洗浄液で殺菌できるようにな
ると共に、水道水中のトリハロメタンや野菜表面に付着
している農薬等の有害な有機物質を分解して無害化する
こともできる。
【0107】また、請求項8によれば、前面に開閉自在
の扉板を備えた密閉型箱体の密閉空間を洗浄室とし、そ
の洗浄室の底部に貯水槽を、天面に洗浄液を注水する散
水用ノズルを設け、前記貯水槽と散水用ノズルの中間を
洗浄空間とし、その洗浄空間に出し入れ自在の洗浄容器
と、その洗浄容器の下方に前記貯水槽の洗浄液を循環噴
射するノズルを設け、前記貯水槽に光触媒を配設し、さ
らに前記貯水槽の底面に透明な光を透過する投光部を配
設し、前記貯水槽の外側に380nm以下の波長を有す
る紫外線を放射する光源を設けたものであるから、紫外
線の照射強度が低下した時光源を簡単に取り替えること
ができる。また、光源は防水仕様とする必要がなくな
り、構造を簡単にすることができる。
【0108】また、請求項9によれば、洗浄容器と光源
の間に遮蔽板を設けたものであるから、光源からの強い
光が直接青果物に照射されるのを防止することができる
ようになるため、光源として254nmの波長の紫外線
を放射する殺菌ランプを使用することができ、洗浄液に
対して非常に高い殺菌力が得られると共に、殺菌線によ
る青果物の損傷を回避することができる。
【0109】また、請求項10によれば、洗浄液を適正
な低温に調整できる熱交換器を有する洗浄液供給槽を洗
浄室の上流側に配設したものであるから、洗浄された青
果物がしゃきっとして、夏季においても食感が損なわれ
たり、鮮度が低下することがなくなると共に、冷やしう
どんやざるそばの麺類用の洗浄水や冷却水としての利用
等、青果物洗浄機以外の用途にも応用できる。
【0110】また、請求項11によれば、洗浄液が残留
塩素を含有する水道水であるから、洗浄液を調整する手
間もかからずきわめて経済的な青果物洗浄機を提供する
ことができる。
【0111】また、請求項12によれば、洗浄液が天然
抽出物抗菌剤を含んでいるので、少量の洗浄液で済ませ
ることができ、洗浄後のカット野菜等の褐変防止効果が
高く、洗浄後の長期保存が可能になる。
【0112】また、請求項13によれば、洗浄液が酢酸
等の食用に供することのできる酸類を含んでいることを
特徴としているので、特別な殺菌剤を購入しなくても家
庭用の安価な食酢等を水で適度に希釈して使用すること
ができるので、きわめて経済的で安全、かつ水道水より
殺菌力に優れた青果物洗浄機を提供することができる。
【0113】また、請求項14によれば、洗浄液による
洗浄後に最終洗浄として水道水洗をするような構成にし
たものであるから、洗浄液中の殺菌剤が青果物の表面か
ら洗い流されるので、殺菌剤の臭いを除去することがで
きる。また、万一洗浄液により生じた副生成物が青果物
に付着していたとしても、除去されてしまうのでより安
心な青果物洗浄機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における青果物洗浄機の
断面図
【図2】同青果物洗浄機の斜視図
【図3】同実施の形態1における殺菌効果の一例を示す
棒グラフ
【図4】同実施の形態1における別の青果物洗浄機の断
面図
【図5】本発明の実施の形態2における青果物洗浄機の
断面図
【図6】本発明の実施の形態3における青果物洗浄機の
断面図
【図7】本発明の実施の形態4における青果物洗浄機の
断面図
【図8】従来の食物洗浄装置の縦断面図
【符号の説明】
15,39,42 青果物洗浄機 16 扉板 17 密閉型箱体 18 洗浄液供給槽 20 洗浄室 21 収納部 22 貯水部 25,25a 洗浄液 27 シャワーノズル 28 噴射ノズル 30 洗浄篭(洗浄容器) 30a 青果物 31 光触媒 32,47 光源 33 遮蔽板 40,45 冷却用熱交換器 48 投光部
フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA46 AB03 AB45 BB03 BB33 BB82 BB90 BB92 BB94 BB96 CB12 CC01 CC21 CD22 CD42 CD43 4B053 AA01 AA10 BA11 BB04 BE20 BJ02 BJ11 BK01 BK37 BK60 BL03 BL20 CA30 4B061 AA01 AA08 BA01 BB15 CA15 CA38

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 青果物を密閉型室内の空間に収納した後
    に、揮発性の殺菌剤が溶存している洗浄液を青果物全体
    が浸漬しない範囲内の所定量を注水し、貯水された洗浄
    液を所定時間循環噴射して、揮発性の気体と水が混在し
    た条件下で洗浄することを特徴とする青果物洗浄方法。
  2. 【請求項2】 青果物を密閉型室内の空間に収納した後
    に、揮発性の殺菌剤が溶存している洗浄液を所定量注水
    し、貯水された洗浄液を光触媒により殺菌しながら所定
    時間循環噴射して、揮発性の殺菌性気体と水が混在した
    条件下で洗浄することを特徴とする青果物洗浄方法。
  3. 【請求項3】 揮発性の殺菌剤が溶存している洗浄液に
    よる洗浄と、水道水による洗浄とを行うことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の青果物洗浄方法。
  4. 【請求項4】 洗浄液は、天然抽出物抗菌剤を含んでい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の青果物洗浄
    方法。
  5. 【請求項5】 洗浄液は、食用に供することのできる酸
    類を含んでいることを特徴とする請求項1または2記載
    の青果物洗浄方法。
  6. 【請求項6】 洗浄液または水道水は冷却して使用する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の青果物洗浄方
    法。
  7. 【請求項7】 前面に開閉自在の扉板を備えた密閉型箱
    体の密閉空間を洗浄室とし、前記洗浄室の底部に貯水槽
    を、天面に洗浄液を注水する散水用ノズルを設け、前記
    貯水槽と散水用ノズルの中間を洗浄空間とし、前記洗浄
    空間に出し入れ自在の洗浄容器と前記洗浄容器の下方に
    前記貯水槽の洗浄液を循環噴射するノズルを設け、前記
    貯水槽に光触媒を配設し、前記洗浄室内に380nm以
    下の波長を有する紫外線を放射する光源を設けたことを
    特徴とする青果物洗浄機。
  8. 【請求項8】 前面に開閉自在の扉板を備えた密閉型箱
    体の密閉空間を洗浄室とし、前記洗浄室の底部に貯水槽
    を、天面に洗浄液を注水する散水用ノズルを設け、前記
    貯水槽と散水用ノズルの中間を洗浄空間とし、前記洗浄
    空間に出し入れ自在の洗浄容器と前記洗浄容器の下方に
    前記貯水槽の洗浄液を循環噴射するノズルを設け、前記
    貯水槽に光触媒を配設し、さらに前記貯水槽の底面に透
    明な光を透過する投光部を配設し、前記貯水槽の外側に
    380nm以下の波長を有する紫外線を放射する光源を
    設けたことを特徴とする青果物洗浄機。
  9. 【請求項9】 洗浄容器と光源の間に遮蔽板を設けたこ
    とを特徴とする請求項7または8記載の青果物洗浄機。
  10. 【請求項10】 洗浄液を低温に調整する熱交換器を有
    する洗浄液供給槽を洗浄室の上流側に配設したことを特
    徴とする請求項7または8記載の青果物洗浄機。
  11. 【請求項11】 残留塩素を含有する水道水を洗浄液と
    したことを特徴とする請求項7または8記載の青果物洗
    浄機。
  12. 【請求項12】 洗浄液は、天然抽出物抗菌剤を含んで
    いることを特徴とする請求項7または8記載の青果物洗
    浄機。
  13. 【請求項13】 洗浄液は、食用に供することのできる
    酸類を含んでいることを特徴とする請求項7または8記
    載の青果物洗浄機。
  14. 【請求項14】 洗浄液による洗浄後に最終洗浄として
    水道水洗をするように構成したことを特徴とする請求項
    7または8記載の青果物洗浄機。
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