JP2000152771A - 茶葉及びその抽出物、それを含有する飲食物、抗炎症剤 - Google Patents

茶葉及びその抽出物、それを含有する飲食物、抗炎症剤

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JP2000152771A
JP2000152771A JP11224412A JP22441299A JP2000152771A JP 2000152771 A JP2000152771 A JP 2000152771A JP 11224412 A JP11224412 A JP 11224412A JP 22441299 A JP22441299 A JP 22441299A JP 2000152771 A JP2000152771 A JP 2000152771A
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tea
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Yasushi Kimura
靖 木村
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    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インフルエンザ、風邪、花粉症等による喉等
の粘膜の炎症、痛みの予防・緩和、扁桃腺の予防・緩和
する茶葉、その飲食物、抗炎症剤の提供。 【解決手段】 少なくとも、茶葉、ミント葉及びドクダ
ミ葉の茶葉を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中でそ
れぞれ個別にまたは任意の組み合わせで所定温度で所定
時間加熱して得られうる抽出物、それを含む飲食物、前
記抽出物を有効成分とする抗炎症剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インフルエンザ、
風邪、花粉症等による喉等の粘膜の炎症、痛みの予防・
緩和、扁桃腺の予防・緩和する飲食物、抗炎症剤に関す
る。
【0002】また、黄色ブドウ球菌,大腸菌(病原性大
腸菌O−157),サルモレラ菌等による食中毒等の感
染症の予防、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRS
A)等の病原性菌による感染症の防止に有効な飲食物に
関する。
【0003】
【従来の技術】インフルエンザ、風邪、花粉症による粘
膜、特に喉の炎症、痛みを緩和する飲食物として、ユー
カリエキス、カリンエキス、ナンテンエキス、メントー
ル等を含有するのど飴が広く用いられている。
【0004】また、ポビドンヨードを含有するのどスプ
レーも用いられている。また、特に花粉症による喉の炎
症、痛みを緩和する医薬品として、マレイン酸クロルフ
ェニラミン等の抗ヒスタミン剤を有効成分として含有す
る抗アレルギー剤が用いられている。インフルエンザ、
風邪による喉の炎症、痛みを緩和するためには、解熱
剤、ビタミンを含有する医薬品が用いられている。
【0005】さらに、主として花粉症に対する抗アレル
ギー作用を示す甜茶抽出物が特許第2700958号に
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、のど飴
においては、水飴等糖分の含有量が極めて高く、口内・
舌に爛れが生じたり、虫歯の原因にもなっている。ま
た、のどスプレーは、1日に数回の頻度で処置を施さな
れればならないという問題がある。
【0007】一方、化学的に合成された、マレイン酸ク
ロルフェニラミン等の抗ヒスタミン剤を有効成分として
含有する抗アレルギー剤においては、頭痛、眠気、吐き
気等の不快感があり、服用後の自動車の運転ができな
い、自己の免疫機能を阻害するという副作用等の問題が
ある。
【0008】また、インフルエンザ、風邪の諸症状に適
用する医薬製剤においても、服用後の自動車の運転がで
きない等の問題がある。
【0009】また、甜茶抽出物からなる飲料水にあって
は、毎日飲料しても花粉症による鼻水の緩和に効果はあ
るものの、特に喉の粘膜の炎症の予防・緩和の効果が殆
ど得られないという問題がある。
【0010】現在まで、特に粘膜、特に喉における抗炎
性を有し、副作用が実質的になく食味に抵抗感のない飲
食物は得られていない。また、抗炎性を有し、副作用が
実質的にない抗炎症剤も見いだされていない。
【0011】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するためになされたもので、インフルエンザ、風邪、花
粉症等に起因する粘膜、特に喉の炎症、痛みの予防・緩
和、扁桃腺炎の予防に有効な飲食物、抗炎症剤を提供す
ることにある。
【0012】また、黄色ブドウ球菌,大腸菌(病原性大
腸菌O−157),サルモレラ菌等による食中毒等の感
染症の予防、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRS
A)による感染症の防止に有効な飲食物を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、少
なくとも、茶葉、ミント葉(生葉または乾燥葉)、ドク
ダミ葉(生葉または乾燥葉)からなる茶葉である。好ま
しい態様において、ヨモギ葉(生葉または乾燥葉)をさ
らに含む茶葉である。
【0014】本発明は、少なくとも、茶葉、ミント葉
(生葉または乾燥葉)、ドクダミ葉(生葉または乾燥
葉)、甜茶からなる茶葉である。好ましい態様におい
て、ヨモギ葉(生葉または乾燥葉)をさらに含む茶葉で
ある。
【0015】また、本発明は、少なくとも、茶葉、ミン
ト葉(生葉または乾燥葉)、ドクダミ葉(生葉または乾
燥葉)のからなる葉(生葉または乾燥葉)を水及び/又
は水と極性溶媒の混合液中でそれぞれ個別にまたは任意
に組み合わせて所定温度(70℃以上)で所定時間(1
〜60分間)加熱後、濾過して得られうる抽出物であ
る。
【0016】好ましい態様において、ヨモギ葉(生葉ま
たは乾燥葉)を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で
所定温度(70℃以上)で所定時間(1〜60分間)加
熱後、濾過して得られうる抽出物をさらに含む茶葉(混
合乾燥葉)である。
【0017】また、本発明は、少なくとも、茶葉、ミン
ト葉(生葉または乾燥葉)、ドクダミ葉(生葉または乾
燥葉)のからなる葉(生葉または乾燥葉)を水及び/又
は水と極性溶媒の混合液中でそれぞれ個別にまたは任意
に組み合わせて所定温度(70℃以上)で所定時間(1
〜60分間)加熱後、濾過して得られうる抽出物であ
る。
【0018】好ましい態様において、ヨモギ葉(生葉ま
たは乾燥葉)を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で
所定温度(70℃以上)で所定時間(1〜60分間)加
熱後、濾過して得られうる抽出物をさらに含む茶葉(混
合乾燥葉)である。
【0019】また、本発明は、少なくとも、茶葉、ミン
ト葉(生葉または乾燥葉)、ドクダミ葉(生葉または乾
燥葉)、甜茶からなる茶葉(混合乾燥葉)を水及び/又
は水と極性溶媒の混合液中でそれぞれ個別にまたは任意
に組み合わせて所定温度(70℃以上)で所定時間(1
〜60分間)加熱して得られうる抽出物を含有する飲食
物である。
【0020】好ましい態様において、ヨモギ葉(生葉ま
たは乾燥葉)を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で
所定温度(70℃以上)で所定時間(1〜60分間)加
熱して得られうる抽出物さらに含む飲食物である。好ま
しい態様において、ガム、清涼飲料水である飲食物であ
る。
【0021】また、本発明は、少なくとも、茶葉、ミン
ト葉(生葉または乾燥葉)、ドクダミ葉(生葉または乾
燥葉)からなる茶葉(混合乾燥葉)を水及び/又は水と
極性溶媒の混合液中でそれぞれ個別にまたは任意に組み
合わせて所定温度(70℃以上)で所定時間(5〜60
分間)加熱して得られうる抽出物を有効成分とする抗炎
症剤である。
【0022】また、本発明は、ヨモギ葉(生葉または乾
燥葉)を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で所定温
度(70℃以上)で所定時間(5〜60分間)加熱して
得られうる抽出物を有効成分としてさらに含有する抗炎
症剤である。
【0023】また、本発明は、少なくとも、茶葉、ミン
ト葉(生葉または乾燥葉)、ドクダミ葉(生葉または乾
燥葉)、甜茶からなる茶葉(混合乾燥葉)を水及び/又
は水と極性溶媒の混合液中でそれぞれ個別にまたは任意
に組み合わせて所定温度(70℃以上)で所定時間(5
〜60分間)加熱して得られうる抽出物を有効成分とす
る抗炎症剤である。
【0024】また、本発明は、ヨモギ葉(生葉または乾
燥葉)を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で所定温
度(70℃以上)で所定時間(5〜60分間)加熱して
得られうる抽出物を有効成分としてさらに含有する抗炎
症剤である。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる茶葉は、カテ
キンを含有するツバキ科の常緑潅木である茶(生葉及び
/または生茎)、番茶(葉及び/または茎)、緑茶(生
葉及び/または生茎)、焙じ茶、紅茶、ウーロン茶、プ
ーアール茶等の茶葉(生葉及び/または生茎)が用いら
れるが、この中でも特に無農薬有機栽培で3〜5年生育
した茶の葉及び/又は茎を晩秋又は冬にかけて採取し、
釜炒りし、半年〜1年ねかせた後、薪火で焙じた番茶が
好ましく用いられる。
【0026】本発明に用いられるミント葉は、メントー
ルを含有するものであり、通常に栽培または無農薬栽培
されたスペアミント、ペパーミント、アップルミント、
ジンジャーミント、パイナップルミント、オーデコロン
ミント、レモンミント等の5〜10月の成長葉及び/又
は茎をそのまま(すなわち、生葉、生茎)で使用する
か、採取後、天日乾燥、日陰乾燥、真空凍結乾燥等で乾
燥したミント乾燥葉が使用される。
【0027】残留農薬による副作用を防止する観点から
無農薬栽培されたスペアミント、ペパーミント、アップ
ルミント、ジンジャーミント、パイナップルミント、オ
ーデコロンミント、レモンミント等の5〜10月の成長
葉及び/又は茎を採取後、生葉で用いるか、天日乾燥、
日陰乾燥、真空凍結乾燥等で乾燥したミント乾燥葉を使
用することが好ましい。
【0028】本発明に用いられるドクダミ葉は、通常に
栽培、自生、または無農薬栽培されたドクダミの5〜7
月の成長葉及び/又は茎を生葉で用いるか、天日乾燥、
日陰乾燥、真空凍結乾燥等で乾燥したものである。残留
農薬による副作用を防止する観点から無農薬栽培された
ドクダミの5〜7月の成長葉及び/又は茎を採取後、天
日乾燥、日陰乾燥、真空凍結乾燥等で乾燥したドクダミ
乾燥葉を使用することが好ましい。
【0029】本発明に用いられる甜茶は、通常に栽培、
または無農薬栽培されたバラ科の甜茶の新芽・成長葉及
び/又は茎を生葉で用いるか、天日乾燥、日陰乾燥、真
空凍結乾燥等で乾燥したものである。残留農薬による副
作用を防止する観点から無農薬栽培された甜茶を用いる
ことが好ましい。
【0030】本発明における抽出に用いる水系溶剤は、
水単独もしく水と極性溶媒のあるエタノール等の混合液
が用いられる。水は、水道水、浄水器等で濾過した水道
水、蒸留水等の軟水が用いられる。
【0030】抽出に際しての乾燥茶葉と溶剤との比率
は、特に限定されるものではないが乾燥茶葉10重量部
に対して100〜3000重量部が好ましい。乾燥茶葉
の比率は特に限定されるものでないが、食味の観点から
番茶100重量部に対して、ミント乾燥葉10〜50重
量部、ドクダミ乾燥葉50〜150重量部が好ましい。
【0031】この混合茶葉(乾燥茶葉)は、公知のティ
ーバッグ状にして保存するか、プラスチック薄膜とアル
ミニウム薄膜を積層構造にして防湿性を持たせたアルミ
ニウムパックに脱酸素剤とともに収納して保存する。
【0032】抽出温度は、室温−常圧下で所定温度(7
0℃〜沸点)の範囲とするのが好ましい。抽出時間は、
所定時間(5〜20分)、特に好ましくは5〜60分の
範囲とするのが好ましい。
【0033】健康の保持、炎症の予防剤として飲用物と
して飲用する場合は、抽出後の濾過液をそのまま50〜
500mlを1日に1〜数回、空腹時(起床後の食前、
食間、就寝前等)に飲用(服用)する。
【0034】こうして混合茶葉(混合乾燥茶葉)を濾過
して得られうる混合茶葉(混合乾燥茶葉)抽出物は、必
要量その都度得るか、PETボトル等に注入後、加熱殺
菌して保存するか、ビタミンC等の酸化防止剤を適宜添
加してPETボトル等に注入後、加熱殺菌して保存する
か、さらに加熱するか減圧凍結乾燥等でさらに溶剤を除
去して濃縮したものをガラスびん等の中で保存する。
【0035】濃縮された形で保存し、必要に応じて、水
道水、浄水器等で濾過した水道水、蒸留水でこの濃縮さ
れた乾燥茶葉抽出物を好みの濃度に薄めて飲用(服用)
する。また、得られた抽出物は、スプレードライして乾
燥エキス粉末として保存してもよい。
【0036】この抽出物は、茶葉、ミント葉、ドクダミ
葉、ヨモギ葉、甜茶をそれぞれ個別(単独)で、または
任意の組合せにより、水系溶剤(水単独もしく水と極性
溶媒のあるエタノール等の混合液)で上記所定温度、上
記所定時間抽出することにより得ることができる。
【0037】この抽出物を混合して、PETボトル等に
注入後、加熱殺菌して保存するか、ビタミンC等の酸化
防止剤を添加してPETボトル等に注入後、加熱殺菌し
て保存するか、さらに加熱するか減圧凍結乾燥等でさら
に溶剤を除去して濃縮したものをガラスびん等の中で保
存する。
【0038】濃縮された形で保存し、必要に応じて、水
道水、浄水器等で濾過した水道水、蒸留水でこの濃縮さ
れた乾燥茶葉抽出物をそのまま好みの濃度に薄めてその
まままたは冷やしたり、加温したりして飲用(服用)す
るか、所望により、他の各種のお茶(ムギ茶等)と混合
して冷やしたり、加温したりして飲用(服用)する。
【0039】また、得られた抽出物は、スプレードライ
して乾燥エキス粉末として、抽出物の混合物として保存
してもよい。
【0040】本発明の抗炎症剤は、抽出物をそのままも
しくはこれを公知の医薬用担体でバレイショデンプン、
リン酸水素カルシウム等の公知の賦形剤(医療用担体)
を用いて、錠剤、顆粒剤、粉剤、カプセル、糖衣剤、錠
液剤(シロップ剤)等の経口薬剤として製剤化できる。
賦形剤としては、デンプン、乳糖、白糖、マンニット、
カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩
等の固形担体;蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液等
の液体担体等が上げられる。
【0041】本発明の茶葉(混合乾燥茶葉)抽出物は、
ヨモギ葉(乾燥葉)抽出物とともに用いることにより、
インフルエンザ、風邪、花粉症による粘膜、特に喉の炎
症、痛みの予防・防止効果、扁桃腺炎の予防・防止効果
を高めることができる。また、中性脂肪の低減、血圧低
下効果も高めることができる。
【0042】茶葉、ドクダミ、ヨモギは日本において広
く用いられており、また、種々のミントはハーブ茶とし
て広く用いられており、その抽出物は安全性(急性毒
性、慢性毒性、副作用)での問題はない。また、甜茶も
中国において古来より飲用されており、その抽出物は安
全性(急性毒性、慢性毒性、副作用)での問題はない。
【0043】
【実施例】(実施例1) 抽出物の製造 無農薬有機栽培で3〜5年生育した茶の葉及び茎を晩秋
又は冬にかけて採取し、釜炒りし、半年〜1年ねかせた
後、薪火で焙じた番茶(販売元:オオサワジャパン)
7.5g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したスペアミ
ント乾燥葉2g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したド
クダミ乾燥葉5.5gをフードプロセッサーで破砕し、
3000mlの三角フラスコ中に予め水道水2000m
lを沸騰させた熱水と共に中に入れ、沸騰させながら1
0分間抽出を行い、これを濾過し、1500mlの抽出
物を得た(混合茶葉及びその混合葉抽出物の製造)。
【0044】(試験例1)この抽出作業をほぼ毎日行
い、68歳の男性1名、34歳の女性1名、5歳の男児
1名(幼稚園児)を被検者として、1998(平成1
0)年1月〜1998年3月にかけてほぼ90日間、ほ
ぼ毎日、起床後、朝食前に、男性は250ml、女性は
200ml、男児は150ml飲用(服用)した。
【0045】この結果、いずれの被検者も、インフルエ
ンザ、風邪、扁桃腺炎等の粘膜の炎症を起こさなかっ
た。特に、1998年1月〜3月にかけて幼稚園児、小
・中学生の児童・生徒の患者数が数十万人と猛威を奮
い、死者も出たインフルエンザ(A香港型)に対する効
果は絶大で4歳の男児1名(幼稚園児)はインフルエン
ザ様の諸症状、風邪の諸症状は全く見られず、幼稚園を
全く欠席しなかった(なお、この被検者は、1997年
1月〜3月にかけては風邪のため幼稚園を16日欠席し
た)。
【0046】(実施例2) ヨモギ葉を含む抽出物の製
造 また、ヨモギ乾燥葉100gを3000mlの水道水と
共に三角フラスコに入れ、沸騰させながら30分間抽出
を行い、これを濾過し、1200mlの抽出物を得た。
この抽出物から水分をさらに除去し、黒色アメ状のヨモ
ギ乾燥葉抽出物10gを得た。
【0047】(試験例2)このヨモギ葉抽出物を実施例
1で得た混合葉抽出物250mlに0.1〜0.2g程
度添加した物と、実施例1で得た乾燥茶葉抽出物250
mlを、43歳男性1名を被検者として、1997(平
成9)年12月〜1998(平成10)年3月にかけて
ほぼ120日間、ほぼ毎日、1週間毎に乾燥茶葉抽出物
とヨモギ乾燥茶葉抽出物とを交互に、起床後、朝食前に
飲用(服用)した。このうち、3月中旬のスギ花粉の飛
散量のピーク時期の約2週間は、市販の甜茶を煎じて食
間に1日2回(1回につき、200ml)飲用した。
【0048】この43歳の男性については、1日毎に就
寝直前に血圧計(テルモ(株)製:自動血圧計ES−P
101)を用いて血圧測定を行い、1日毎に就寝直前に
体温計(テルモ(株)製:電子体温計C202)を用い
て体温測定を行った。
【0049】この結果、喉の痛み、咳、高熱、下痢、悪
寒、鼻水等のインフルエンザ様疾患の諸症状、風邪の諸
症状、扁桃腺炎の症状が全く見られなかった。花粉症が
最もひどい時期、特に、1998年1月〜3月にかけて
猛威をふるい、園児・小・中学生の患者数が過去10年
で最高の罹患者となったインフルエンザ(A香港型)に
対する効果は絶大でいずれの被検者についてもインフル
エンザ様疾患の諸症状、風邪の諸症状は全く見られなか
った。また、スギ花粉の飛散量のピーク時期(3月中
旬)においても、花粉症による喉の痛みの緩和、鼻水の
緩和が図られた。
【0050】43歳の男性においては、最低血圧が90
−95mmHg→75−85mmHgと低減し、血液検
査の結果、GPTが32→29(IU/l)、GOTが
23→18(IU/l)、γ−GTPが35→32(I
U/l)、総コレステロールが211→188(mg/
dl)に、中性脂肪が218→135(mg/dl)、
にそれぞれ低減していた。
【0051】(比較例)上述の男性において、マレイン
酸クロルフェニラミンを有効成分とする抗ヒスタミン剤
を1996年2月10日〜4月10日の2ケ月間、19
97年2月10日〜4月10日の2ケ月間に亙って所定
量服用したが、鼻水の緩和は図られたものの、喉の痛み
の緩和には殆ど効果がなく、頭痛、吐き気、食欲不振、
眠気等の副作用が極めて強く、自動車等の運転ができな
い等の不都合があった。
【0052】(実施例3) 錠剤の製造 実施例1と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を有効
成分として、乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウム
5.0gと混合して原料とし、この混合物を単発式打錠
機にて打錠し、直径10mm、重量250mgの医薬製
剤としての錠剤を製造した。
【0053】(実施例4) 錠剤の製造 実施例2と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を有効
成分として、乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウム
5.0gと混合して原料とし、この混合物を単発式打錠
機にて打錠し、直径10mm、重量250mgの医薬製
剤としての錠剤を製造した。
【0054】(実施例5) 顆粒剤の製造 実施例3で得た錠剤を粉砕、整粒し、篩別して、医薬製
剤として20〜50メッシュの顆粒剤を得た。
【0055】(実施例6) 顆粒剤の製造 実施例4で得た錠剤を粉砕、整粒し、篩別して、医薬製
剤として20〜50メッシュの顆粒剤を得た。
【0056】(実施例7) チューインガムの製造 ガムベース20.0g、甘味料としてL−フェニルアラ
ニン化合物10.0g、香料1.0g、クエン酸1.0
g、実施例2と同様の方法で得た0.5gの抽出物を混
合して、チューインガムに形成した。
【0057】(実施例8) 抗炎症剤の製造 無農薬有機栽培で3〜5年生育した茶の葉及び茎を晩秋
又は冬にかけて採取し、釜炒りし、半年〜1年ねかせた
後、薪火で焙じた番茶(販売元:オオサワジャパン)
7.5g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したスペアミ
ント乾燥葉2g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したド
クダミ乾燥葉5.5gをフードプロセッサーで破砕し、
それぞれ個別に3000mlの三角フラスコ中に予め水
道水800mlを沸騰させた熱水と共に中に入れ、沸騰
させながら10分間抽出を行い、これらを濾過し、それ
ぞれ500mlの抽出物を得た。
【0058】この抽出物をさらに、煮詰めて5.0mg
とした後、この2.0mgの抽出物を有効成分として、
乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウム5.0gと混
合して原料とし、この混合物を単発式打錠機にて打錠
し、直径10mm、重量250mgの、抗炎症剤(医薬
製剤)としての錠剤を製造した。
【0059】(実施例9) 抽出物の製造 無農薬有機栽培で3〜5年生育した茶の葉及び茎を晩秋
又は冬にかけて採取し、釜炒りし、半年〜1年ねかせた
後、薪火で焙じた番茶(販売元:オオサワジャパン)
7.5g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したスペアミ
ント乾燥葉2g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したド
クダミ乾燥葉5.5gをフードプロセッサーで破砕し、
それぞれ個別に3000mlの三角フラスコ中に予め水
道水800mlを沸騰させた熱水と共に中に入れ、沸騰
させながら10分間抽出を行い、これらを濾過し、それ
ぞれ500mlの抽出物を得た。
【0060】それぞれ別々に得た抽出物を混合して所望
の抽出物を得た(抽出物の製造)。さらに加熱または真
空にてこの抽出物を飴状または顆粒状物とすることがで
きる。
【0061】(実施例10) 錠剤の製造 実施例9と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を有効
成分として、乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウム
5.0gと混合して原料とし、この混合物を単発式打錠
機にて打錠し、直径10mm、重量250mgの医薬製
剤としての錠剤を製造した。
【0062】(実施例11) 錠剤の製造 実施例9と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を有効
成分として、乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウム
5.0gと混合して原料とし、この混合物を単発式打錠
機にて打錠し、直径10mm、重量250mgの医薬製
剤としての錠剤を製造した。
【0063】(実施例12) チューインガムの製造 ガムベース20.0g、甘味料としてL−フェニルアラ
ニン化合物10.0g、香料1.0g、クエン酸1.0
g、実施例9と同様の方法で得た0.5gの抽出物を混
合して、チューインガムに形成した。
【0064】(実施例13) 抽出物の製造 無農薬有機栽培で3〜5年生育した茶の葉及び茎を晩秋
又は冬にかけて採取し、釜炒りし、半年〜1年ねかせた
後、薪火で焙じた番茶(販売元:オオサワジャパン)
7.5g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したスペアミ
ント乾燥葉2g、フードプロセッサーで破砕し、300
0mlの三角フラスコ中に予め水道水1500mlを沸
騰させた熱水と共に中に入れ、沸騰させながら10分間
抽出を行い、これを濾過し、1000mlの抽出物を得
た。
【0065】(実施例14) 飴状または顆粒状物の製
造 無農薬で自家栽培し、天日乾燥したドクダミ乾燥葉5.
5gを上記とは別にフードプロセッサーで破砕し、30
00mlの三角フラスコ中に予め水道水800mlを沸
騰させた熱水と共に中に入れ、沸騰させながら10分間
抽出を行い、これを濾過し、500mlの抽出物を得
た。それぞれ得られた1000ml、500mlの抽出
物を混合して所望の抽出物を得た(抽出物の製造)。さ
らに加熱または真空にてこの抽出物を飴状または顆粒状
物とすることができる。
【0066】(実施例15) 錠剤の製造 実施例13と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を有
効成分として、乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウ
ム5.0gと混合して原料とし、この混合物を単発式打
錠機にて打錠し、直径10mm、重量250mgの医薬
製剤としての錠剤を製造した。
【0067】(実施例16) 錠剤の製造 実施例13と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を、
乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウム5.0gと混
合して原料とし、この混合物を単発式打錠機にて打錠
し、直径10mm、重量250mgの医薬製剤としての
錠剤を製造した。
【0068】(実施例17) チューインガムの製造 ガムベース20.0g、甘味料としてL−フェニルアラ
ニン化合物10.0g、香料1.0g、クエン酸1.0
g、実施例13と同様の方法で得た0.5gの抽出物を
混合して、チューインガムに形成した。
【0069】(実施例18) 抽出物の製造 無農薬有機栽培で3〜5年生育した茶の葉及び茎を晩秋
又は冬にかけて採取し、釜炒りし、半年〜1年ねかせた
後、薪火で焙じた番茶(販売元:オオサワジャパン)
7.5g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したスペアミ
ント乾燥葉2g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したド
クダミ乾燥葉5.5g、甜茶(葉及び茎)を2.0gを
フードプロセッサーで破砕し、3000mlの三角フラ
スコ中に予め水道水2500mlを沸騰させた熱水と共
に中に入れ、沸騰させながら10分間抽出を行い、これ
らを濾過し、それぞれ10000mlの抽出物を得た
(抽出物の製造)。さらに加熱または真空にてこの抽出
物を飴状または顆粒状物とすることができる。
【0070】(試験例3)この抽出作業をほぼ毎日行
い、69歳の男性1名、35歳の女性1名、6歳の男児
1名(幼稚園児)を被検者(試験例1と同一の被検者)
として、1999(平成11)年1月〜1999年2月
にかけてのインフルエンザの流行ピーク時期と、199
9(平成11)年2月〜1999年4月にかけての花粉
症のピーク時期に、ほぼ毎日、起床後、朝食前に、男性
は250ml、女性は200ml、男児は150ml飲
用(服用)した。
【0071】この結果、いずれの被検者も、インフルエ
ンザ、風邪、扁桃腺炎等の粘膜の炎症を起こさず、花粉
症による鼻水の症状の緩和が認められた。
【0072】(実施例19) 抽出物の製造 無農薬有機栽培で3〜5年生育した茶の葉及び茎を晩秋
又は冬にかけて採取し、釜炒りし、半年〜1年ねかせた
後、薪火で焙じた番茶(販売元:オオサワジャパン)
7.5g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したスペアミ
ント乾燥葉2g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したド
クダミ乾燥葉5.5g、甜茶(葉及び茎)を2.0gを
フードプロセッサーで破砕し、3000mlの三角フラ
スコ中に予め水道水500mlを沸騰させた熱水にそれ
ぞれ別々に中に入れ、沸騰させながら10分間抽出を行
い、これらを濾過し、それぞれ別々の250mlの抽出
物を得た。それぞれ別々に得たこれらの抽出物を混合し
て所望の抽出物1000mlを得た(抽出物の製造)。
さらに加熱または真空にてこの抽出物を飴状または顆粒
状物とすることができる。
【0073】(実施例20) 錠剤 実施例19と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を有
効成分として、乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウ
ム5.0gと混合して原料とし、この混合物を単発式打
錠機にて打錠し、直径10mm、重量250mgの医薬
製剤としての錠剤を製造した。
【0074】(実施例21) 錠剤の製造 実施例18と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を、
乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウム5.0gと混
合して原料とし、この混合物を単発式打錠機にて打錠
し、直径10mm、重量250mgの医薬製剤としての
錠剤を製造した。
【0075】(実施例22) チューインガムの製造 ガムベース20.0g、甘味料としてL−フェニルアラ
ニン化合物10.0g、香料1.0g、クエン酸1.0
g、実施例18と同様の方法で得た0.5gの抽出物を
混合して、チューインガムに形成した。
【0076】(実施例23) 抽出物の製造 無農薬有機栽培で3〜5年生育した茶の葉及び茎を晩秋
又は冬にかけて採取し、釜炒りし、半年〜1年ねかせた
後、薪火で焙じた番茶(販売元:オオサワジャパン)
7.5g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したスペアミ
ント乾燥葉2g、無農薬で自家栽培し、天日乾燥したド
クダミ乾燥葉5.5g、甜茶(葉及び茎)を2.0gを
フードプロセッサーで破砕し、3000mlの三角フラ
スコ中に予め水道水2500mlを沸騰させた熱水と共
に中に入れ、沸騰させながら10分間抽出を行い、これ
らを濾過し、それぞれ1000mlの抽出物を得た(抽
出物の製造)。さらに加熱または真空にてこの抽出物を
飴状または顆粒状物とすることができる。
【0077】(実施例24) 錠剤の製造 実施例22と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を有
効成分として、乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウ
ム5.0gと混合して原料とし、この混合物を単発式打
錠機にて打錠し、直径10mm、重量250mgの医薬
製剤としての錠剤を製造した。
【0078】(実施例25) 錠剤の製造 実施例22と同様の方法で得た2.0mgの抽出物を有
効成分として、乳糖5.0g、ステアリン酸マグネシウ
ム5.0gと混合して原料とし、この混合物を単発式打
錠機にて打錠し、直径10mm、重量250mgの医薬
製剤としての錠剤を製造した。
【0079】(実施例26) チューインガムの製造 ガムベース20.0g、甘味料としてL−フェニルアラ
ニン化合物10.0g、香料1.0g、クエン酸1.0
g、実施例22と同様の方法で得た0.5gの抽出物を
混合して、チューインガムに形成した。
【0080】(殺菌性)滅菌済ポリプロピレン製シャー
レ(3個)のうちの1個に黄色ブドウ球菌の基準菌液
を、他の1個に大腸菌の基準菌液を5ml滴下した。そ
の後、各シャーレに実施例1で得た抽出物を30ml注
入し、35℃で6時間保持した後、黄色ブドウ球菌数と
大腸菌数を調べた結果、いずれのシャーレにも黄色ブド
ウ球菌と大腸菌は認められなかった。実施例2,9,1
3,17,18,22で得た抽出物についてもほぼ同様
の結果が得られた。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、インフルエンザ、風邪
等に起因する粘膜、特に喉の炎症、痛みの予防・緩和、
扁桃腺炎の予防に有効な効果が得られた。
【0082】また、本発明によれば、甜茶の抽出物を付
加すれば、花粉症に起因する粘膜、特に喉の炎症、痛み
の予防・緩和だけでなく、鼻水の緩和に極めて有効な効
果が得られた。
【0083】また、本発明によれば、抗菌作用、殺菌作
用を有するものであり、黄色ブドウ球菌,大腸菌(病原
性大腸菌O−157),サルモレラ菌等による食中毒等
の感染症の予防、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MR
SA)による感染症の防止も図られるものと考えられ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/00 629 A61K 31/00 631C 631 35/78 C 35/78 Q T A23L 2/00 F

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、茶葉、ミント葉及びドクダ
    ミ葉からなる茶葉。
  2. 【請求項2】 ヨモギ葉をさらに含むことを特徴とする
    請求項1に記載の茶葉。
  3. 【請求項3】 少なくとも、茶葉、ミント葉、ドクダミ
    葉、甜茶からなる茶葉。
  4. 【請求項4】 ヨモギ葉をさらに含むことを特徴とする
    請求項3に記載の茶葉。
  5. 【請求項5】 少なくとも、茶葉、ミント葉及びドクダ
    ミ葉を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で所定時間
    加熱して得られうる抽出物。
  6. 【請求項6】 少なくとも茶葉、ミント葉、ドクダミ葉
    をそれぞれ個別にまたは任意に組み合わせて水及び/又
    は水と極性溶媒の混合液中で所定温度で所定時間加熱し
    て得られうる抽出物。
  7. 【請求項7】 少なくとも茶葉、ミント葉、ドクダミ葉
    及び甜茶を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で所そ
    れぞれ個別にまたは任意に組み合わせて定温度で所定時
    間加熱して得られうる抽出物。
  8. 【請求項8】 ヨモギ葉を水及び/又は水と極性溶媒の
    混合液中で所定温度で所定時間加熱して得られうる抽出
    物さらに含むことを特徴とする請求項5〜7のいずれか
    に記載の抽出物。
  9. 【請求項9】 少なくとも、茶葉、ミント葉及びドクダ
    ミ葉を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中でそれぞれ
    個別にまたは任意に組み合わせて所定温度で所定時間加
    熱して得られうる抽出物を含有する飲食物。
  10. 【請求項10】 ヨモギ葉を水及び/又は水と極性溶媒
    の混合液中で所定温度で所定時間加熱して得られうる抽
    出物さらに含むことを特徴とする請求項9に記載の飲食
    物。
  11. 【請求項11】 少なくとも、茶葉、ミント葉、ドクダ
    ミ葉及び甜茶を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で
    それぞれ個別にまたは任意に組み合わせて所定温度で所
    定時間加熱して得られうる抽出物を含有する飲食物。
  12. 【請求項12】 ヨモギ葉を水及び/又は水と極性溶媒
    の混合液中で所定温度で所定時間加熱して得られうる抽
    出物さらに含むことを特徴とする請求項11に記載の飲
    食物。
  13. 【請求項13】 前記飲食物が、ガム、清涼飲料水であ
    ることを特徴とする請求項9〜12に記載の飲食物。
  14. 【請求項14】 少なくとも、茶葉、ミント葉及びドク
    ダミ葉を水及び/又は水と極性溶媒の混合液中でそれぞ
    れ個別にまたは任意に組み合わせて所定温度で所定時間
    加熱して得られうる抽出物を有効成分とする抗炎症剤。
    意に組み合わせて水及び/又は水と極性溶媒の混合液中
    で所定温度で所定時間加熱して得られうる抽出物を有効
    成分とする抗炎症剤。
  15. 【請求項15】 少なくとも茶葉、ミント葉、ドクダミ
    葉及び甜茶をそれぞれ個別にまたは任意に組み合わせて
    水及び/又は水と極性溶媒の混合液中で所定温度で所定
    時間加熱して得られうる抽出物を有効成分とする抗炎症
    剤。
  16. 【請求項16】 ヨモギ葉を水及び/又は水と極性溶媒
    の混合液中で所定温度で所定時間加熱して得られうる抽
    出物さらに含むことを特徴とする請求項14または15
    に記載の抽出物を有効成分をさらに含有する抗炎症剤。
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