JP2000149084A - 会計処理装置 - Google Patents

会計処理装置

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JP2000149084A
JP2000149084A JP32033398A JP32033398A JP2000149084A JP 2000149084 A JP2000149084 A JP 2000149084A JP 32033398 A JP32033398 A JP 32033398A JP 32033398 A JP32033398 A JP 32033398A JP 2000149084 A JP2000149084 A JP 2000149084A
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currency
exchange rate
accounting
accounting processing
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JP32033398A
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English (en)
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Keiji Sasano
圭司 笹野
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Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業務能率の向上を図りつつ客に利益担保判断
機会を与えることおよび客の通貨選択時間の短縮化を期
待できる会計処理装置を提供する。 【解決手段】 為替レート記憶手段と,他の通貨選択手
段と,選択為替レート取得手段と,選択為替レート表示
制御手段と,実行意思確認入力手段と,選択通貨会計処
理手段とを設け、会計処理に際して基準通貨と異なる種
類の他の通貨を選択可能かつ選択された他の通貨の基準
通貨に対する為替レートを取得・表示可能であるととも
に、為替レートが表示された後に選択された他の通貨に
よる会計処理の実行意思を確認入力可能かつ実行意思確
認入力がされたことを条件として選択された他の通貨に
よる会計処理を実行可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求金額について
基準通貨による会計処理を実行可能に形成された会計処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】会計処理可能な会計処理装置の1形態と
しての例えば商品販売データ処理システムは、商品登録
機能,会計処理機能等を有する複数の端末(例えば、電
子キャッシュレジスタ)と,これらとデータ通信回線網
(例えば、LAN)を介してデータ通信可能に接続され
た上位機(例えば、ストアコントローラ)とから構築さ
れたPOSシステムが多い。また、各端末で現金による
会計処理だけでなくクレジットカードを用いたクレジッ
ト会計処理ができるように形成されている。
【0003】すなわち、各端末において顧客買上商品の
全てについて商品登録した後に締め操作をすると、合計
金額(請求金額)等が算出される。現金会計の場合は、
預り金額を入力すると釣り銭等の算出が行なわれる。そ
して、ドロワを用いて金銭授受を行なう。レシートも発
行される。
【0004】また、クレジット会計の場合には、クレジ
ットカードから読取られたクレジットデータを元に上位
機へ問合せを行う。上位機側では、問合せ受信処理およ
びクレジットチェック処理(例えば、ネガチェック)を
行い、必要によって条件確認後にクレジット会社内のホ
ストコンピュータを含むクレジット・オンライン・シス
テムにオンライン送信処理する。ホストコンピュータか
らクレジット処理済データを受信すると、これを当該端
末へ応答する。
【0005】これを受けた端末では、先の合計金額(請
求金額)についてのクレジット会計処理を行う。このク
レジット会計処理済データつまり毎回クレジット会計処
理結果明細を含む買上データを印刷した買上伝票を発行
するとともに、上位機へクレジット会計処理機能の実行
毎に当該毎回クレジット会計処理結果明細を転送する。
上位機では、当該各毎回クレジット会計処理結果明細を
クレジット取引ファイルに記憶保持する。
【0006】ところで、現金会計およびクレジット会計
のいずれでも、基本的には、基準通貨(例えば、日本国
内では円)で会計処理される。しかし、いわゆる金融ビ
ックバンに伴い請求金額の支払いに関しては、他の通貨
(外貨)で行なえるように構築される場合が多くなって
きた。他の通貨(外貨)で支払いされた場合は、当該基
準通貨にレート変換される。
【0007】顧客は、例えば手持ちや口座の邦貨および
外貨のいずれでも支払い通貨として選択することができ
るから、非常に便利である。このために、例えば各端末
は、客の希望通貨を選択操作するだけで、当該通貨での
自動会計処理ができるように構築されている。したがっ
て、店舗側のオペレータにとっては、取扱い簡単で業務
能率も向上できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、為替レート
の変動が激しい今日では、オペレータにとっては客の通
貨選択迷いに起因して業務能率が低下し、顧客にとって
は思わぬ為替差損を蒙るという問題がクローズアップさ
れつつある。
【0009】すなわち、例えば円およびドルの双方を現
金として持ちあるいは口座に持つ客が、いずれの通貨で
支払うべきかを思案しだすと、時間が長くなる場合が多
い。そして、ドルを申し出てその会計処理が終了した後
に、円の支払いに変更したい旨の変更申し出があると、
オペレータは手続きのやり直しとなるので、大幅な業務
能率低下が起こるばかりか、他の客に待ち時間の延長化
という不利を与える。だからといって、通貨変更を拒否
するわけにはいかない。客にとって多大な損失を与える
虞が強い場合も多いからである。特に、クレジット会計
の場合は、決済が1ヶ月先になるので、一段と客が慎重
になり通貨選択時間が長引く。
【0010】本発明の目的は、業務能率の向上を図りつ
つ客に利益担保判断機会を与えることおよび客の通貨選
択時間の短縮化を期待することができる会計処理装置を
提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、請求
金額について基準通貨による会計処理を実行可能に形成
された会計処理装置において、前記会計処理に際して前
記基準通貨と異なる種類の他の通貨を選択可能かつ記憶
されている前記基準通貨に対する為替レートの中から選
択された他の通貨の為替レートを取得可能であるととも
に取得された為替レートを表示可能に形成し、為替レー
トが表示された後に選択された他の通貨による前記会計
処理の実行意思を確認入力可能かつ実行意思確認入力が
されたことを条件として選択された他の通貨による前記
会計処理を実行可能に形成された会計処理装置である。
【0012】かかる発明では、オペレータは客希望の他
の通貨を選択する。すると、記憶されている基準通貨に
対する為替レートの中から、選択された他の通貨の為替
レートが取得されかつ表示される。したがって、客は、
例えば当日のレートや複数日のレート変動傾向を知るこ
とができるから、当該他の通貨での支払い意思を確信を
持ってかつ迅速に判断できる。この実行意思を確認した
オペレータが、実行意思確認入力をすると、選択された
当該他の通貨による会計処理が実行される。取り止めの
場合は、異なる他の通貨あるいは基準通貨を選択し直せ
ばよい。実行した会計処理を取消しするわけでないか
ら、手間が掛からない。
【0013】したがって、客に選択通貨の基準通貨に対
する為替レートを目視可能に提供することで客の利益を
担保するための判断機会を与えることができるから、当
該客の通貨選択時間の大幅な短縮化を期待できるととも
に、客の自己選択確認責任上から会計処理後の通貨変更
を極減でき得る。これにより、取消業務等を一掃化でき
得るから、オペレータの業務能率を大幅に向上し得る。
【0014】また、請求項2の発明は、請求金額につい
て基準通貨による会計処理を実行可能に形成された会計
処理装置において、前記基準通貨と種類の異なる他の通
貨の前記基準通貨に対する為替レートを記憶する為替レ
ート記憶手段と,前記会計処理に際して他の通貨を選択
する他の通貨選択手段と,為替レート記憶手段に記憶さ
れている為替レートの中から他の通貨選択手段を用いて
選択された他の通貨の為替レートを取得する選択為替レ
ート取得手段と,この選択為替レート取得手段によって
取得された為替レートを表示器に表示する選択為替レー
ト表示制御手段と,表示器に為替レートが表示された後
に当該他の通貨による前記会計処理の実行意思を確認入
力するための実行意思確認入力手段と,実行意思確認入
力がされたことを条件として選択された他の通貨による
前記会計処理を実行する選択通貨会計処理手段とを設け
た、会計処理装置である。
【0015】かかる発明では、オペレータは、他の通貨
選択手段を用いて客が希望する他の通貨を選択する。す
ると、選択為替レート取得手段が、為替レート記憶手段
に記憶されている為替レートの中から他の通貨選択手段
を用いて選択された他の通貨の為替レートを取得する。
選択為替レート表示制御手段は、取得された為替レート
を表示器に表示する。したがって、客は表示された当日
のレートや複数日のレート変動傾向を知ることができる
から、当該他の通貨での支払い意思を確信を持ってかつ
迅速に決断できる。
【0016】この実行意思を確認したオペレータは、実
行意思確認入力手段を用いて、選択した他の通貨での会
計処理実行意思の確認入力をする。これを条件に、選択
通貨会計処理手段が、選択された当該他の通貨による会
計処理を実行する。取り止めの場合は、当該選択他の通
貨での会計処理実行意思の確認入力をせずに、異なる他
の通貨あるいは基準通貨を選択し直せばよい。実行した
会計処理を取消しするわけでないから、手間が掛からな
い。
【0017】したがって、請求項1の発明の場合と同様
に業務能率の向上を図りつつ客に利益担保判断機会を与
えることおよび客の通貨選択時間の短縮化を期待できる
とともに、実行意思確認入力手段を操作して意思確認入
力をすればよいので、取扱いが簡単である。
【0018】また、請求項3の発明は、前記基準通貨が
邦貨とされかつ前記他の通貨が外貨とされるとともに、
前記他の通貨選択手段を用いて外貨が選択されない場合
に邦貨が選択されたものと擬制可能に形成された会計処
理装置である。
【0019】かかる発明では、他の通貨選択手段を用い
た外貨選択操作をしない場合には邦貨が選択されたもの
と擬制される。したがって、請求項2の発明の場合と同
様な作用効果を奏することができることに加え、さらに
基準通貨の選択が迅速かつ簡単である。
【0020】さらに、請求項4の発明は、表示される為
替レートが当日を含む複数日分の為替レートである会計
処理装置である。
【0021】かかる発明では、選択された他の通貨に関
する為替レートは、当日を含む複数日分の為替レートと
して表示される。したがって、請求項1から請求項3ま
での各発明の場合と同様な作用効果を奏することができ
ることに加え、さらにレート変動傾向を知りかつその先
の為替レートを推定し得る。
【0022】さらに、請求項5の発明は、前記複数日分
の為替レートが当日を最終日とした1週間分の為替レー
トとに選択されている会計処理装置である。
【0023】かかる発明では、当日から遡った1週間分
の為替レートが表示される。したがって、請求項4の発
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらに客の判断がし易くなる。特に決済日が先に
なるクレジット会計の場合に有効である。
【0024】さらにまた、請求項6の発明は、前記複数
日分の為替レートが折れ線グラフとして表示可能に形成
されている会計処理装置である。したがって、請求項4
および請求項5の各発明の場合と同様な作用効果を奏す
ることができることに加え、さらに目視判断を迅速に行
ない得る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本会計処理装置は、図1に示
す商品販売データ処理システムに一体的に組込まれ、さ
らに為替レート記憶手段(28DB)と,他の通貨選択
手段(16S)と,選択為替レート取得手段(11,1
2)と,選択為替レート表示制御手段(11,12)
と,実行意思確認入力手段(16D)と,選択通貨会計
処理手段(11,12)とを設け、会計処理に際して基
準通貨と異なる種類の他の通貨を選択可能かつ選択され
た他の通貨の基準通貨に対する為替レートを取得・表示
可能であるとともに、表示器27に為替レートが表示さ
れた後に選択された他の通貨による会計処理の実行意思
を確認入力可能かつ実行意思確認入力がされたことを条
件として選択された他の通貨による会計処理を実行可能
に形成されている。
【0026】図1において、クレジット処理可能な商品
販売データ処理システムは、複数の端末(電子キャッシ
ュレジスタ)10と,これらを一括管理する上位機(ス
トアコントローラ)20とをデータ通信回線網(LA
N)1を介してデータ通信可能に接続されている。30
は、データ通信回線網(ISDN)4を介してデータ通
信可能に接続されたクレジット会社内のホストコンピュ
ータである。このホストコンピュータ30内には、クレ
ジット承認データファイル38CA,クレジット取引デ
ータファイル38CT,為替レートデータベースファイ
ル38DB等が設けられている。50は、金融機関内の
ホストコンピュータである。
【0027】上位機20は、CPU21,ROM22,
RAM23,キーボード(KB)26,表示器(IN
D)27,HDD(ハードディスク装置)28,FDD
(フロッピーディスク装置)29および回線網1,4用
のインターフェイス(I/F)3,6を含み、各端末1
0(10A〜10N)についての一括管理機能等を有す
る。
【0028】HDD28には、クレジット会社データフ
ァイル28CC,為替レート記憶手段を形成する為替レ
ートデータベースファイル28DBおよびクレジット取
引ファイル28CT等が設けられている。各ファイル
は、RAM23に展開させて利用される。なお、FDD
29およびフロッピーディスク(FD)は、図2および
図3のプログラムに係る本機(20)側のプログラムを
インストールするために利用される。もっとも、図2お
よび図3の全プログラムをインストール可能かつ各端末
10に当該プログラムをダウンロード可能に形成しても
よい。
【0029】各端末(電子キャッシュレジスタ)10
は、CPU11,ROM12,RAM13,クレジット
カードのリーダライタ(R/W)14,スキャナ(SC
N)15,キーボード(KB)16,表示器(IND)
17,買上伝票やレシートの印刷用プリンタ(RRT)
18,インターフェイス(I/F)2および自動開放型
のドロワ(DWR)19を含み、クレジット処理可能な
商品販売データ処理機能(商品登録機能,会計処理機能
等)を有する。
【0030】キーボード16には、会計処理に際して他
の通貨を選択(図2のST11でYES)する他の通貨
選択手段を形成する選択キー16S,表示器17に為替
レートが表示された後に当該他の通貨による会計処理の
実行意思を確認入力するための実行意思確認入力手段を
形成する確認キー16Dが設けられている。
【0031】各端末10の基本的な商品販売機能は、ス
キャナ15を用いて商品コードを入力して、当該商品情
報(商品名,単価等)を得、これを売上データとして売
上ファイルに商品登録(記憶)する。顧客買上商品の全
てについて商品登録したら、1取引き終了宣言としての
締め操作を行う。これにより会計処理(図2,図3)に
入る。
【0032】現金会計処理の場合は、ドロワ19を用い
た金銭授受を含み、プリンタ18で印刷されたレシート
が発行される。クレジット会計処理(図2,図3)の場
合は、リーダライタ14を用いてクレジットカードから
読取ったクレジットデータを参照して行われる(図2の
ST10のYES)。なお、図2,図3は、クレジット
会計の場合について説明し、現金会計については、図示
省略した。
【0033】ここに、基準通貨と種類の異なる他の通貨
の基準通貨に対する為替レートを記憶する為替レート記
憶手段は、為替レートデータベースファイル38DBの
内容と整合する上位機20内の為替レートデータベース
ファイル28DBから形成され、各端末10で共通使用
される。
【0034】記憶された為替レートは、当日を含む複数
日分の為替レートであり、この実施形態では当日を最終
日とした1週間分の為替レートとされている。1週間分
の為替レートは、1画面(17)に表示される。
【0035】選択為替レート取得手段(CPU11,R
OM12)は、会計処理に際して為替レート記憶手段
(28DB)に記憶されている為替レートの中から、他
の通貨選択手段を用いて選択(ST11のYES)され
た他の通貨の為替レートを取得(ST12)する。具体
的には、上位機20に問合せを行なって応答を待つ。
【0036】なお、他の通貨選択手段(16S)を用い
た外貨選択操作をしない場合(ST11のNO)および
外貨選択操作をしてもその後に実行意思確認入力手段
(16D)を用いた実行意思確認入力がされない場合
(ST14のNO)には、邦貨が選択されたものと擬制
(ST16)される。ST11は、ST14のNOから
の時間管理によりNO判断する。操作簡略化のためであ
る。
【0037】また、選択為替レート表示制御手段(CP
U11,ROM12)は、この選択為替レート取得手段
(21,22)によって取得(ST12)された為替レ
ートを表示器17に表示(ST13)する。この実施形
態では、当日から遡った1週間分の為替レートが、図4
に示す如く、折れ線グラフとして表示される。
【0038】選択通貨会計処理手段(CPU11,RO
M12)は、表示器17に為替レートが表示された後に
当該選択他の通貨による会計処理の実行意思の確認入力
がされたことを条件(ST14のYES)として、選択
された他の通貨による会計処理を実行する(図3のST
22)。クレジット伝票が発行(ST23)される。
【0039】もっとも、会計処理実行の前提条件つまり
クレジット会社データファイル(支払い方法テーブル)
28CCを参照(図2のST17)して表示(ST1
8)された支払方法を見ながら支払い条件を入力する
(ST19のYES)。そして、上位機20を介してホ
ストコンピュータ30の取引許可確認を得る(図3のS
T20,ST21のYES)。許可が得られない場合
(ST21のNO)は、取引不可表示(ST24)がな
される。
【0040】かかる実施形態では、オペレータは、他の
通貨選択手段(16S)を用いて客が希望する他の通貨
(外貨…例えば、米ドル)を選択する(図2のST11
でYES)。すると、選択為替レート取得手段(11,
12)が、上位機20への問合せにより為替レート記憶
手段(28DB)に記憶されている為替レートの中か
ら、選択された他の通貨の基準通貨(邦貨…円)に対す
る為替レート(ドル/円)を取得する(ST12)。
【0041】選択為替レート表示制御手段(11,1
2)は、取得された為替レートを表示器17に図4に示
すように表示(ST13)する。当日より遡った1週間
分が折れ線グラフとして表示される。したがって、客は
表示された当日のレートや複数日のレート変動傾向を知
ることができるから、当該他の通貨での支払い意思を確
信を持ってかつ迅速に決断できる。
【0042】この実行意思を確認したオペレータは、実
行意思確認入力手段(16D)を用いて、選択他の通貨
での会計処理実行意思の確認入力(ST14でYES)
をすると、実行意思確認が確定する(ST15)。これ
を条件に、所定の手続き(ST17〜ST19および図
3のST20,ST21でYES)が終了すれば、選択
通貨会計処理手段(11,12)が、選択された当該他
の通貨による会計処理を実行する(ST22)。
【0043】例えばドル高の傾向であることを知りかつ
これから1ヶ月先の一段のドル高になることを推定した
ような場合、客は米ドルでの支払いを取り止める。つま
り、当該選択他の通貨(ドル)での会計処理実行意思の
確認入力をせず(図2のST14でNO)に、さらに異
なる他の通貨(例えば、マルク)あるいは基準通貨
(円)を選択し直せばよい(ST11のYES)。従来
のように一旦実行した会計処理を取消しするわけでない
から、手間が掛からない。
【0044】ただし、この実施形態では、一定時間内に
通貨選択操作をしない場合(ST11のNO)は、基準
通貨(円)が選択されたものとされる(ST16)。な
お、図2,図3では、クレジット会計の場合について説
明したが、図2のST11〜ST16については現金会
計の場合も同様である。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、基準通貨に対
する為替レートの中から選択された他の通貨の為替レー
トを取得可能かつ表示可能に形成し、為替レートが表示
された後に選択された他の通貨による会計処理の実行意
思確認入力がされたことを条件として当該選択他の通貨
による会計処理を実行可能に形成された会計処理装置で
あるから、客に選択通貨の基準通貨に対する為替レート
を目視可能に提供することで客の利益を担保するための
判断機会を与えることができるから当該客の通貨選択時
間の大幅な短縮化を期待できるとともに、客の自己選択
確認責任上から会計処理後の通貨変更を極減でき得る。
これにより、取消業務等を一掃化でき得るから、オペレ
ータの業務能率を大幅に向上し得る。
【0046】また、請求項2の発明によれば、為替レー
ト記憶手段と他の通貨選択手段と選択為替レート取得手
段と選択為替レート表示制御手段と実行意思確認入力手
段と選択通貨会計処理手段とを設け、選択された他の通
貨での会計処理実行の前に当該他の通貨の基準通貨に対
する為替レートを客が表示確認可能に形成された会計処
理装置であるから、請求項1の発明の場合と同様に業務
能率の向上を図りつつ客に利益担保判断機会を与えるこ
とおよび客の通貨選択時間の短縮化を期待できるととも
に、実行意思確認入力手段を操作して意思確認入力をす
ればよいので、取扱が簡単である。
【0047】また、請求項3の発明によれば、基準通貨
が邦貨でかつ他の通貨が外貨で、他の通貨選択手段を用
いて外貨が選択されない場合に邦貨が選択されたものと
擬制可能に形成されているので、請求項2の発明の場合
と同様な効果を奏することができることに加え、さらに
基準通貨の選択が迅速かつ簡単である。
【0048】さらに、請求項4の発明によれば、表示さ
れる為替レートが当日を含む複数日分の為替レートとさ
れているので、請求項1から請求項3までの各発明の場
合と同様な効果を奏することができることに加え、さら
にレート変動傾向を知りかつその先の為替レートを推定
し得る。
【0049】さらに、請求項5の発明によれば、複数日
分の為替レートが当日を最終日とした1週間分の為替レ
ートとに選択されているので、請求項4の発明の場合と
同様な効果を奏することができることに加え、さらに客
の判断がし易くなる。特に決済日が先になるクレジット
会計の場合に有効である。
【0050】さらにまた、請求項6の発明によれば、複
数日分の為替レートが折れ線グラフとして表示可能に形
成されているので、請求項4および請求項5の各発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らに目視判断を迅速に行ない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、各端末側の動作を説明するためのフロ
ーチャート(1)である。
【図3】同じく、各端末側の動作を説明するためのフロ
ーチャート(2)である。
【図4】同じく、選択為替レートの表示態様例を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 端末(会計処理装置) 11 CPU(選択為替レート取得手段,選択為替レー
ト表示制御手段,選択通貨会計処理手段) 12 ROM(選択為替レート取得手段,選択為替レー
ト表示制御手段,選択通貨会計処理手段) 13 RAM 14 カードリーダ・ライタ 16 キーボード 16S 選択キー(他の通貨選択手段) 16D 確認キー(実行意思確認入力手段) 17 表示器 18 プリンタ 19 HDD 20 上位機(会計処理装置) 21 CPU 22 ROM 26 キーボード 27 表示器 28 HDD 28CC クレジット会社データファイル 28DB 為替レートデータベース(為替レート記憶手
段) 28CT クレジット取引データ 29 FDD FD フロッピーディスク(記憶媒体) 30 本部内のホストコンピュータ 38CA クレジット承認データファイル 38CT クレジット取引データファイル 38DB 為替レートデータファイル 50 金融機関内のホストコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 請求金額について基準通貨による会計処
    理を実行可能に形成された会計処理装置において、 前記会計処理に際して前記基準通貨と異なる種類の他の
    通貨を選択可能かつ記憶されている前記基準通貨に対す
    る為替レートの中から選択された他の通貨の為替レート
    を取得可能であるとともに取得された為替レートを表示
    可能に形成し、為替レートが表示された後に選択された
    他の通貨による前記会計処理の実行意思を確認入力可能
    かつ実行意思確認入力がされたことを条件として選択さ
    れた他の通貨による前記会計処理を実行可能に形成され
    ている会計処理装置。
  2. 【請求項2】 請求金額について基準通貨による会計処
    理を実行可能に形成された会計処理装置において、 前記基準通貨と種類の異なる他の通貨の前記基準通貨に
    対する為替レートを記憶する為替レート記憶手段と,前
    記会計処理に際して他の通貨を選択する他の通貨選択手
    段と,為替レート記憶手段に記憶されている為替レート
    の中から他の通貨選択手段を用いて選択された他の通貨
    の為替レートを取得する選択為替レート取得手段と,こ
    の選択為替レート取得手段によって取得された為替レー
    トを表示器に表示する選択為替レート表示制御手段と,
    表示器に為替レートが表示された後に当該他の通貨によ
    る前記会計処理の実行意思を確認入力するための実行意
    思確認入力手段と,実行意思確認入力がされたことを条
    件として選択された他の通貨による前記会計処理を実行
    する選択通貨会計処理手段とを設けた、会計処理装置。
  3. 【請求項3】 前記基準通貨が邦貨とされかつ前記他の
    通貨が外貨とされるとともに、前記他の通貨選択手段を
    用いて外貨が選択されない場合に邦貨が選択されたもの
    と擬制可能に形成されている請求項2記載の会計処理装
    置。
  4. 【請求項4】 表示される為替レートが当日を含む複数
    日分の為替レートである請求項1から請求項3までのい
    ずれか1項に記載された会計処理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数日分の為替レートが当日を最終
    日とした1週間分の為替レートとに選択されている請求
    項4記載の会計処理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数日分の為替レートが折れ線グラ
    フとして表示可能に形成されている請求項4または請求
    項5記載の会計処理装置。
JP32033398A 1998-11-11 1998-11-11 会計処理装置 Pending JP2000149084A (ja)

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