JP2000148772A - 静止画像出力装置 - Google Patents

静止画像出力装置

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JP2000148772A
JP2000148772A JP10317417A JP31741798A JP2000148772A JP 2000148772 A JP2000148772 A JP 2000148772A JP 10317417 A JP10317417 A JP 10317417A JP 31741798 A JP31741798 A JP 31741798A JP 2000148772 A JP2000148772 A JP 2000148772A
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voice
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operator
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JP10317417A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Asai
克彦 浅井
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成であって、しかも正確にかつ簡単
に出力画像を決定できる画像出力装置を提供する。 【解決手段】 操作者が音声情報を入力するための音声
情報入力手段(210)と記録媒体に記録された動画像情報
とこれに対応づけて記録された音声情報とを読み取る読
取り手段(20)とを備え、音声情報入力手段から入力され
た音声情報に合致する音声情報と対応づけて記録された
シーンを抽出して出力シーンとして決定し、静止画像と
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静止画像出力装置に
関し、特に記録媒体に記録された動画像から所定のシー
ンを出力シーンとして決定し、静止画像として紙等の他
の記録媒体に出力するようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオテープ等の記録媒体に
記録された動画像から、所定のシーンを出力シーンとし
て決定し、静止画像として出力する静止画像出力装置が
提案されている。
【0003】例えば、特開平7−177453号公報に
は、行楽地やデパート等に設置され、動画像の記録され
たビデオテープを装填し、料金を投入した後、画面に再
生される映像を確認し、操作者の所望の時点で操作パネ
ル上のシャッターキーを押すことにより、プリント出力
されるべき出力シーンを決定し、静止画像としてプリン
トアウトする装置が提案されている。
【0004】また、ビデオカメラ等の撮影装置を用いて
撮影して動画像とこれに対応した音声とを記録媒体に記
録する際等に、予め記録媒体に画像情報や音声情報とは
別の付加情報を付加しておき、再生時に記録媒体に記録
された付加情報を検出することにより、出力シーンを決
定して静止画像としてプリントアウトする装置も提案さ
れている(例えば、特開平7−87441号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前者の静止画像出力装置では出力シーンを決定するため
に操作者が順次動画像を確認してゆく必要があり、出力
装置を長時間操作し続けなければならず、非常に煩雑で
あった。
【0006】他方、後者の静止画像出力装置では静止画
像出力装置側に付加情報を読み取るための読み取り手段
を別途必要とし、装置の複雑化やコストアップを招来す
るばかりでなく、撮影装置側の故障で付加情報が正しく
記録媒体に記録されない場合や、撮影装置毎に記録の方
式が異なっている場合には静止画像出力装置の付加情報
が正確に読み取られず、正しくプリントアウトされない
おそれがあるという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構成であって、しかも正確にかつ簡単に
出力画像を決定できる画像出力装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る画
像出力装置は、動画情報記録媒体に記録された動画像か
ら静止画像を抽出して出力する静止画像出力装置におい
て、上記動画情報記録媒体に記録された動画情報とこれ
に対応づけて記録された音声情報とを読み込む読込み手
段と、操作者が音声情報を入力するための音声情報入力
手段と、操作者によって入力された音声情報と上記読み
込まれた音声情報とを比較する音声情報比較手段と、上
記操作者によって入力された音声情報と上記読み込まれ
た音声情報とが合致する時に該合致する音声情報と対応
づけて記録された画像を上記読み込まれた動画情報から
抽出する抽出手段と、該抽出された画像を静止画像記録
媒体に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】本発明の特徴の1つは音声情報入力手段か
ら入力された音声情報に合致する音声情報と対応づけて
記録されたシーンを抽出して出力シーンとして決定し、
静止画像として出力するようにした点にある。これによ
り、簡単な構成で、正確にしかも簡単に出力画像を決定
できる。
【0010】音声情報は人声、音楽、動物の声、自然
音、人工音、その他の音声であってよい。人声の場合、
声紋を判別することにより音声情報の比較を行うのがよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る静止画
像出力装置の好ましい実施形態の外観図である。図1に
示すように、静止画像出力装置100では本体上面に緩
やかな前下がりの傾斜を有する操作パネル1が設けら
れ、該操作パネル1には主として画像の表示を行う画像
表示ディスプレイ2、操作者が装置に指示を送るための
操作キー群3、記録媒体に記録された音声を出力したり
案内を音声出力したりするためのスピーカ15、操作者
が音声を入力するためのマイクロフォン17、紙幣挿入
口4、硬貨投入口5が設けられている。操作パネル1に
ついては後述する。
【0012】操作パネル1の傾斜頂上付近には垂直な立
壁部6が形成されている。この立壁部6には動画情報の
記録された記録媒体(動画情報記録媒体)が投入され排
出される記録媒体投入排出口7が形成され、該記録媒体
投入排出口7は複数種類の記録媒体に対応できるように
複数(図では2つ)設けられている。また、立壁部6に
は各種案内表示を行うための案内表示ディスプレイ8が
配設されている。
【0013】立壁部6と操作パネル1とがなすL字形状
部分の左右両側にはスクリーン9が設けられ、画像表示
ディスプレイ2の画像を操作者以外の人間に見られるの
を防止できるようにしている。
【0014】また、静止画像出力装置100の前面には
出力されたプリントを取出すための取出口が2つ設けら
れ、その一つはプリントを直ちに持ち帰る場合にプリン
トが排出される通常用プリント取出口10、他の一つは
操作者がプリントを後で引き取りにくる場合にプリント
を排出する後日用プリント取出口11である。また、静
止画像出力装置100の前面には釣り銭取出口12が設
けられている。
【0015】上記記録媒体投入排出口7、プリント取出
口10、11、釣銭取出口12、紙幣挿入口4及び硬貨
投入口5の近傍には操作者に操作する場所を示すための
表示LED13が各々設けられている。
【0016】図2は静止画像出力装置100の内部構成
を示す図である。図2に示すように、静止画像出力装置
100内部には上記画像表示ディスプレイ2、操作キー
群3、案内表示ディスプレイ8の他に、上記記録媒体投
入排出口7に装填された記録媒体の記録画像を再生する
動画再生装置20と、静止画像を紙などの記録紙(静止
画像記録媒体)に出力するプリンタ30と、上記通常用
プリント取出口10に接続された用紙トレイ部40と、
上記後日用プリント取出口11に接続された用紙収納装
置42と、プリンタ30から排出されるプリントを用紙
トレイ部41と用紙収納装置42とに仕分ける仕分装置
43と、上記釣銭取出口12、紙幣挿入口4及び硬貨投
入口5を備えて料金の計算・受入れ・釣銭排出などを行
う料金取扱装置50と、通信回線に接続された通信制御
装置60と、これら各部を制御するとともに画像データ
の画像処理を行う制御部200とが設けられている。
【0017】上記仕分装置43は昇降可能な板部材を備
え、所定の待機位置でプリンタ30から排出されるプリ
ントを受け取り、プリントの排出がすべて完了した後、
制御部200からの指令により上下して適切な位置に移
動し、用紙トレイ部41あるいは用紙収納装置42にプ
リントを排出するようになっている。また、用紙収納装
置42は仕分装置43から送られたプリントを1ワーク
ごとに収納棚の位置をずらしながらストックするように
なっており、制御部200からの指令により後日用プリ
ント取出口11の所定位置の引き出しが開錠されること
により操作者が用紙収納装置42内のプリントを取出す
ことができる。
【0018】プリンタ30には各種の画像形成方式のも
のを採用することができ、例えば熱昇華型印字方式、銀
塩写真方式、電子写真方式、インクジェット方式等の従
来公知の各種方式のものが採用できる。プリンタ30は
これを複数備えることにより操作者の待ち時間を短くし
たり、操作者が複数の記録方式を選択できるといった利
点がある。
【0019】図3は操作パネル1の拡大図である。図3
において、上述したように操作パネル3には画像表示デ
ィスプレイ2、操作キー群3、紙幣挿入口4、硬貨投入
口5、スピーカ15及びマイクロフォン17が配設さ
れ、上記硬貨投入口5の近傍には硬貨返却ボタン14が
設けられている。画像表示ディスプレイ2はその表面に
タッチパネル16を備えており、操作キー群3とともに
操作者からの指示入力手段として使用される。
【0020】操作キー群3には数値を入力するためのテ
ンキー80、画像の拡大縮小を指示するめのズームキー
81、候補画像を順次表示させ所望のものを選択するた
めの選択キー82、選択された候補画像を出力画像とし
て決定したり決定を解除するための決定・解除キー8
3、選択された候補画像を他の画像に置換えるための再
選択キー84、画面に表示されている複数の選択項目の
中から選択すべきものにカーソルを移動させる前後キー
85、86、プリントを指示するためのプリントキー8
7、記録媒体の排出を指示するためのイジェクトキー8
8、トラブルが発生した場合に使用するトラブルキー8
9、マイクロフォン17への音声入力の際に使用する音
声入力指示キー18が設けられている。
【0021】図4は制御部200を含む静止画像出力装
置100の機能ブロックを示す。図4に示すように、制
御部200には中央処理装置300、候補画像の画像デ
ータを一時記憶する画像メモリ201、記録媒体から読
み出した画像の画像処理を行う画像処理装置202、各
種制御プログラムを記憶したROM203、各種情報を
一時記憶するRAM204、音声処理装置210及び音
声メモリ219が設けられている。
【0022】上述した動画再生装置20から画像処理装
置202に動画像データが送られると、画像メモリ20
1に記憶される。画像メモリ201内のデータに基づい
て画像処理装置202から画像表示ディスプレイ2に動
画像データあるいは静止画像データが送られるととも
に、中央処理装置300から送られる各種情報が画像表
示ディスプレイ2に送信されるようになっている。ま
た、画像メモリ201内のデータに基づいてプリンタ3
0に静止画像情報が送信される。スピーカ15及びマイ
クロフォン17は音声メモリ219を備えた音声処理装
置210に接続され、マイクロフォン17及び中央処理
装置300を通じて動画再生装置20から入力される記
録媒体の音声情報が音声処理装置210に入力されるよ
うになっている。通信制御装置60は外部の通信回線に
接続され、制御部200の指令に基づいて通信回線に送
受信を行うようになっている。
【0023】次に、静止画像出力装置100の動作を図
5に示されるフローチャートを用いて説明する。まず、
操作者は画像表示ディスプレイ2又は案内表示ディスプ
レイ8に表示される指示に従ってモードの選択、即ちプ
リントモード(静止画像の出力を開始するモード)か、
それとも後述するパスワードモード(パスワード入力に
より装置100内部に収容されているプリントを取出す
モード)かを指示する(ステップS100)。操作者は
画像表示ディスプレイ2に表示される項目に触れてタッ
チパネル16を押すか、又は指示された操作キー群3の
中の特定のキーを押すことによりモードの選択を行うこ
とができる。なお、パスワードモードの詳細については
後述する。
【0024】プリントモードの場合、操作者が動画情報
記録媒体を記録媒体投入排出口7に挿入すると(ステッ
プS101)、画像表示ディスプレイ2又は案内表示デ
ィスプレイ8に静止画の出力希望枚数と出力形式との入
力を促すメッセージが表示される。操作者は表示された
メッセージに従って出力希望枚数と出力形式を操作パネ
ル1の操作キー群3の中のテンキー80、前後キー8
5、86及び決定・解除キー83を操作して入力する
(ステップS102)。
【0025】次に、エントリー料金の投入を促すメッセ
ージが画像表示ディスプレイ2又は案内表示ディスプレ
イ8に表示される。その1例が図3の画像表示ディスプ
レイ2のメッセージに示されている。操作者がエントリ
ー料金の投入を正しく行ったことが確認されるまで待機
する(ステップS104)。エントリー料金が正しく投
入されると、操作者からの音声情報の入力と、この音声
情報に基づく動画像の検索とを行うことにより、プリン
ト出力すべき画像を決定する処理が行われる(ステップ
S106)。この出力画像決定処理の詳細については後
述する。
【0026】出力画像が決定された後、画像出力に対し
て必要な料金(サービス料金)の投入を促すメッセージ
が画像表示ディスプレイ2又は案内表示ディスプレイ8
に表示され、料金の投入があるまで待機し、操作者が紙
幣挿入口4又は硬貨投入口5からサービス料金以上の料
金を投入したことを確認すると(ステップS112)、
静止画像のプリントが開始される(ステップS11
4)。
【0027】その際、プリントにあまり時間を要しない
場合、例えば出力枚数が少なくて数分程度でプリントが
完了する場合には画像表示ディスプレイ2又は案内表示
ディスプレイ8に出来上がり予定時刻までの残り時間の
カウントダウン表示が行われるとともに、通常用プリン
ト取出口10にプリントが排出される。
【0028】プリントに時間がかかる場合、例えば出力
枚数が多くプリント完了までに数十分間要する場合には
その旨が画像表示ディスプレイ2又は案内表示ディスプ
レイ8に表示され、プリントが用紙収納装置42内部に
一旦保管される一方、操作者は操作者の持つ携帯電話等
の携帯情報端末への連絡先を操作キー群3によって入力
する。
【0029】プリントが完了すると、その旨のメッセー
ジが画像表示ディスプレイ2又は案内表示ディスプレイ
8に表示されるとともに、スピーカ15からもプリント
完了を知らせる音声が発せられる(ステップS11
5)。プリントに時間がかかる場合等、操作者が静止画
像出力装置100の前にいないと考えられる場合には通
信制御装置60から操作者の持つ携帯電話等の携帯情報
端末に通信が行われ、その旨が通知される。
【0030】プリントにさらに時間がかかる場合には画
像表示ディスプレイ2又は案内表示ディスプレイ8にそ
の旨が表示され、さらに出来上がり予定時刻とパスワー
ド情報とが表示されるとともに、後ほどプリントを取り
に来るように促す内容のメッセージが表示される(ステ
ップS115)。
【0031】最後に、記録媒体投入排出口7に記録媒体
が排出され、料金精算が行われ、釣銭がある場合は釣銭
取出し口12に排出され、さらに領収書が発行されて処
理が終了する(ステップS116)。パスワードを発行
する場合にはパスワード情報が領収書とともにプリント
アウトされる。なお、本実施形態においては、操作者は
紙幣または硬貨にて料金を支払うようになっているが、
これに限らず、プリペイドカード、クレジットカード、
電子マネーなどのいわゆる代替マネーにより支払いを行
うようにしても構わない。
【0032】以上はモード選択(ステップS100)に
おいてプリントモードが選択された場合であったが、パ
スワードモードが選択された場合には操作者が操作パネ
ル1の操作キー群3を用いてパスワードを入力すること
により、パスワードに対応した後日用プリント取出し口
11が開錠され、プリントを取出すことができる。
【0033】次に、図6ないし図12を用いて出力画像
決定処理を説明する。まず、操作者は図9に示されるよ
うな画像表示ディスプレイ2又は案内表示ディスプレイ
8に表示される指示に従って検索の対象となる音声情報
の入力を行う(ステップS200)。
【0034】詳細に説明すると、図7に示されるよう
に、まず操作者が検索音声情報を入力する方法を選択す
る(ステップS300〜S304)。この時、図9の
(a) に示されるように、予め準備された複数の音声パタ
ーンに相当するキー「パターン選択」及びマイクロフォ
ン17からの音声入力を指示するキー「マイク入力」が
「検索する音声の入力方法を選んでください。」のメッ
セージとともに画像表示ディスプレイ2に表示され、操
作者の入力があるまで待機する。
【0035】マイクロフォン17からの入力が選択され
た場合には図9の(d)に示されるように、予め準備され
た複数の音声パターンに相当するキー「人声」「音楽」
「動物」「自然音」「人工音」「その他」が画像表示デ
ィスプレイ2に表示され、マイクロフォン17から入力
しようとする音声がいずれのパターンに属するかも操作
者に選択させる(ステップS302、S308)。その
後、図9の(e)に示されるようなマイクロフォン17か
らの音声入力を促すメッセージ「ボタンを押しながらマ
イクに向けて音を出して下さい。」が案内表示ディスプ
レイ8に表示されるので、操作者が音声入力指示ボタン
18を押しながらマイクロフォン17に向かって発音す
ると、静止画像として出力したい所望の画像に対応した
音声を入力することができる(ステップS310)。続
いて、入力された音声の声紋情報が抽出され、音声メモ
リ219の所定領域に保存される(ステップS31
2)。
【0036】パターン選択による入力を選択した場合に
は図9の(b)に示されるように、予め準備された複数の
音声パターンに相当するキー「人声」「音楽」「動物」
「自然音」「人工音」「その他」が「どれかを選んで下
さい。」のメッセージとともに画像表示ディスプレイ2
に表示され、入力しようとする音声がいずれのパターン
に属するかを操作者に選択させる(ステップS304、
S306)。なお、各パターンはさらに細かい分類に分
けておいてもよく、例えば図9の(c)に示されるよう
に、「人声」を選んだときには「笑い声」「泣き声」
「歌声」「子供の声」「叫び声」「その他」のパターン
をさらに選択できるようにしてもよい。こうして入力さ
れた音声情報は音声処理装置210を通して音声メモリ
219の所定領域に記憶される。
【0037】次に、動画再生装置20によって記録媒体
の画像情報及び音声情報の読み取りが開始され(ステッ
プS202)、所定時間間隔で音声情報がサンプリング
され、音声メモリ211の所定領域に取り込まれる一
方、上記入力された音声情報に合致する音声の記録され
たシーンが候補画像としてピックアップ(抽出)され、
その画像データが画像メモリ209に保存されるととも
に、図10の(a)に示されるように、候補番号とともに
画像表示ディスプレイ2に表示される(ステップS20
4)。
【0038】具体的には、図8に示されるように、サン
プリングした音声データの音声レベルが測定され(ステ
ップS400)、音声レベルが閾値未満の場合は音声が
記録されていなものと判断して直ちに候補画像ピックア
ップの処理を終了する(ステップS402)。音声レベ
ルが閾値以上の場合はサンプリングした音声データの波
形等から特徴量が算出され(ステップS404)、その
特徴量によってサンプリングされた音声の属する種類が
判別され、先に操作者によって入力された検索音声の属
する種類と一致するかどうかが判断される(ステップS
406)。
【0039】特徴量が検索音声の属する種類と一致しな
い場合は直ちに候補画像ピックアップの処理を終了し、
一致した場合はマイクロフォン17からの音声入力であ
ったのかどうかが判断され(ステップS408)、マイ
ク入力であった場合にはさらにサンプリングした音声の
声紋を抽出して声紋が一致するかどうかが判断され(ス
テップS410、S412)、一致しない場合は直ちに
候補画像ピックアップの処理を終了する。
【0040】声紋が一致する場合、及び上述のマイク入
力でなかった場合には操作者の選択したパターンに一致
した音声情報が記録されていた時点の画像が候補画像と
して決定され、画像表示ディスプレイ2に表示されると
ともに、画像メモリ209の所定領域に保存される(ス
テップS414)。また、上記候補画像から時間的に少
し前後にずれたシーンも次候補として画像メモリ209
の所定領域に取り込まれる。
【0041】この時、案内表示ディスプレイ8には図1
0の(b)に示されるようなメッセージが表示され、この
まま作業を継続するか、新しく音声情報を入力して作業
を継続するか、最初からやり直すか、検索を終了するか
を操作者に選択させる(ステップS206、S20
8)。新しく音声を入力する場合は上記検索音声の入力
(ステップS200)から処理が繰り返される。また、
音声を変更しないで作業を継続する場合には動画像デー
タの読込み(ステップS202)から処理が繰り返され
る。作業を継続しない場合は次の画像確認の処理(ステ
ップS210)が実行される。
【0042】画像確認の処理においては、操作者は操作
パネル1の操作キー群3を操作して各候補画像を画像表
示ディスプレイ2に表示して確認を行う。図11は出力
画像を決定する場合の画像表示ディスプレイ2の表示例
を模式的に示す。上述したように候補画像がピックアッ
プされ、これが所定枚数を超えると、図11の(a)に示
されように、枚数に応じて複数枚の候補画像が画面上に
分割表示される。候補画像の抽出が完了した後は、操作
者は必要に応じて前後キー85、86の操作によって、
図11の(b)に示されように、表示されていない候補画
像を表示させ確認することができる。なお、画像表示デ
ィスプレイ2が画像で埋まっている場合、メッセージを
表示するとメッセージ及び画像の両方とも視認すること
が難しくなるので、案内表示ディスプレイ8にメッセー
ジを表示して操作者に確認させるようにする。
【0043】また、画像表示ディスプレイ2に分割表示
された候補画像のうち、操作者が明らかに不要であると
判断した場合には決定・解除キー83を押すことによ
り、削除、即ち候補から落とすことがきる。このとき、
図11の(c)に示されるように、「候補」の表示に代え
て「削除」の表示が行われる。図11の(c)では候補画
像7が削除される例が示されている。
【0044】他方、特定の候補画像が所望のシーンから
時間的にずれていた場合には操作者は候補画像を修正す
ることができる。まず、候補画像の選択キー82、前後
キー85、86を押すことにより、図11の(a)の場合
と同様にして、修正すべき候補が選択され、修正すべき
候補が選択された状態において再選択キー84を押すこ
とにより、再選択モードとなる。この再選択モードにお
いては前後キー85、86を押すと、これに対応して画
像メモリ209に記憶されている時間的にずれた画像が
次候補として読み出されて画像表示ディスプレイ2に表
示される。このとき、画像表示ディスプレイ2の画像が
次候補である旨の表示に変わる。なお、候補画像の中か
ら所定のものを選択する際、操作キー群3のキーだけで
なく、画像表示ディスプレイ2に表示された画像に直接
触れることにより、タッチパネル16からの信号にて指
定を行うこともできる。
【0045】こうして、出力すべき画像の選択が終了す
ると(図12参照)、操作者は最終的に決定・解除キー
83を押して出力すべき画像を確定する。なお、動画情
報記録媒体はどのようなものでもよく、例えばビデオテ
ープや光ディスクでもよい。また、静止画像が出力され
る記録媒体は紙等のシート状のものだけでなく、他の情
報記録媒体であってもよい。
【0046】以上、具体的な実施形態を挙げて本発明を
説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものでは
なく、種々の変更・改良を加えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る静止画像出力装置の好ましい実
施形態の外観を示す図である。
【図2】 上記実施形態における内部構成を示す図であ
る。
【図3】 上記実施形態における操作パネルを示す図で
ある。
【図4】 上記実施形態における制御系の構成を示す機
能ブロック図である。
【図5】 上記実施形態における制御処理のフローチャ
ートを示す図である。
【図6】 図5のフローチャートにおける出力画像決定
処理の詳細な処理のフローチャートを示す図である。
【図7】 図6のフローチャートにおける検索音声の入
力処理の詳細な処理のフローチャートを示す図である。
【図8】 図6のフローチャートにおける候補画像ピッ
クアップ処理の詳細な処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図9】 音声を入力する際の画像表示ディスプレイの
表示例を模式的に示す図である。
【図10】 出力画像を決定する際の画像表示ディスプ
レイまたは案内表示ディスプレイの表示例を模式的に示
す図である。
【図11】 出力画像を決定する際の画像表示ディスプ
レイの表示例を模式的に示す図である。
【図12】 出力画像を決定する際の画像表示ディスプ
レイの表示例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 操作パネル 2 画像表示ディスプレイ 3 操作キー群 4 紙幣挿入口 5 硬貨投入口 7 動画像記録媒体投入口 8 案内表示ディスプレイ 10 通常用プリント取出口 11 後日用プリント取出口 13 表示LED 15 スピーカ 17 マイクロフォン(音声情報入力手段) 20 動画再生装置(読込み手段) 30 プリンタ(出力手段) 40 用紙搬送装置 41 用紙トレイ部 42 用紙収納装置 50 料金取扱装置 82 候補選択キー 83 決定・解除キー 84 再選択キー 87 プリントキー 100 静止画像出力装置(出力装置) 200 制御部 202 画像処理装置(抽出手段) 209 画像メモリ 210 音声処理装置(音声情報比較手段) 219 音声メモリ 300 中央処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 G06F 15/40 370G 5D015 5/91 15/403 380F G10L 3/00 551G H04N 5/91 R Fターム(参考) 5B021 AA26 CC05 CC06 CC09 QQ01 QQ02 5B075 ND16 NK02 PP07 PP12 PP22 PQ02 PQ46 PQ48 5C052 AA11 AC08 CC01 DD02 DD04 DD06 EE02 EE03 FA03 FA05 FA07 FB01 FB08 FC01 FE01 FE07 FE08 5C053 FA04 GB11 HA22 HA29 JA03 LA03 LA06 LA14 5C062 AB22 AC02 AC04 AE05 AE11 5D015 AA03 AA06 BB02 KK01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画情報記録媒体に記録された動画像か
    ら静止画像を抽出して出力する静止画像出力装置におい
    て、 上記動画情報記録媒体に記録された動画情報とこれに対
    応づけて記録された音声情報とを読み込む読込み手段
    と、 操作者が音声情報を入力するための音声情報入力手段
    と、 操作者によって入力された音声情報と上記読み込まれた
    音声情報とを比較する音声情報比較手段と、 上記操作者によって入力された音声情報と上記読み込ま
    れた音声情報とが合致する時に該合致する音声情報と対
    応づけて記録された画像を上記読み込まれた動画情報か
    ら抽出する抽出手段と、 該抽出された画像を静止画像記録媒体に出力する出力手
    段とを備えたことを特徴とする静止画像出力装置。
  2. 【請求項2】 上記音声情報入力手段が、上記音声情報
    として特定の人声を入力しうるようになした請求項1記
    載の静止画像出力装置。
  3. 【請求項3】 上記音声情報比較手段が、声紋を判別す
    ることにより音声情報の比較を行うようになした請求項
    1記載の静止画像出力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020129695A1 (ja) * 2018-12-21 2020-06-25 ソニー株式会社 情報処理装置、制御方法、情報処理端末、情報処理方法

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