JP2000127089A - 試験片裁断用カッター装置 - Google Patents

試験片裁断用カッター装置

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JP2000127089A
JP2000127089A JP10303442A JP30344298A JP2000127089A JP 2000127089 A JP2000127089 A JP 2000127089A JP 10303442 A JP10303442 A JP 10303442A JP 30344298 A JP30344298 A JP 30344298A JP 2000127089 A JP2000127089 A JP 2000127089A
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Japan
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test piece
cutting
cutter
head
mounting
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JP10303442A
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Teruo Mano
照夫 真野
Mitsuhiro Aiba
光弘 相場
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DANBERU KK
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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DANBERU KK
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂の射出成型により作成された多目的試験
片から複数の矩形状試験片を同時に且つ正確に裁断す
る。 【解決手段】 試験片裁断用カッター装置が、射出成型
試験片1を位置決めして載置させる試験片載置台10
と、ここに載置された射出成型試験片1から所望試験片
を切り取るカッターヘッド20とを有して構成される。
試験片載置台10は、スプルーを挿入受容する位置決め
穴13が形成されてこの穴13にスプルーを挿入受容さ
せて射出成型試験片を載置させる載置面12と、この載
置面から突出して多目的試験片5の側縁を当接させて位
置決めする位置決めガイド14とを備えて構成される。
カッターヘッド20は、載置面12に対向して配設さ
れ、載置面12に押し付けられてここに載置された射出
成型試験片1から所望試験片を切り取る切断刃22を備
えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック等の
ような樹脂の材料特性について種々の試験を行うために
用いられる多目的試験片を、シート材から裁断形成する
ためのカッター装置に関する。
【0002】
【従来技術】プラスチック等のような樹脂材料の特性試
験(例えば、引っ張り試験、曲げ試験、圧縮試験、衝撃
試験等)は、JIS−K−7139,ISO−3167
に規定されており、多目的試験片と称される試験片を用
いて行われる。多目的試験片は、両端に幅広の把持部を
有し、中央部に幅が狭くなった平行部を有してなるいわ
ゆるダンベル状の樹脂シートからなる試験片である。多
目的試験片は、例えば、引っ張り試験についてはダンベ
ル状の試験片をそのまま用いて両端の把持部を把持して
行われ、曲げ試験および衝撃試験はダンベル状の試験片
における中央平行部から所定長さだけ切り取った矩形状
試験片を用いて行われる。なお、ダンベル状の多目的試
験片は樹脂の射出成型により形成され、矩形状試験片は
その都度、多目的試験片の中央平行部を裁断して作成さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、曲げ試験、
衝撃試験等のためにダンベル状の多目的試験片を裁断し
て矩形状試験片を作成するときに、多目的試験片の中央
平行部から所定寸法長さだけ正確に切り取る必要がある
が、個々の多目的試験片から一つずつ裁断されており、
裁断の手間がかかるとともに正確な裁断を行うことが難
しいという問題がある。正確な裁断を行うためにはダン
ベル状の多目的試験片を裁断装置上に正確に位置決めし
て載置した上で、中央平行部を正確な寸法で裁断する必
要があり、位置決めジグの構成や、カッターの正確な位
置合わせのための構成が複雑化しやすく、裁断用カッタ
ー装置が複雑化しやすいという問題がある。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
樹脂の射出成型により作成された多目的試験片から複数
の矩形状試験片を同時に且つ正確に裁断することが可能
であり、且つその構成が簡単な試験片裁断用カッター装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係る試験片裁断用カッター装置は、樹脂材
料の射出成型により作られ、スプルーから延びたランナ
ーを介して繋がった複数の多目的試験片を一体に有して
なる射出成型試験片をそのまま用い、この射出成型試験
片から所望の形状の試験片(例えば、矩形状試験片)を
切り取るように構成される。このように射出成型された
ままの射出成型試験片を用いれば、スプルーおよびラン
ナーを位置決めに用いることができ、スプルーおよびラ
ンナーを介して繋がった複数の多目的試験片を一括して
位置決めすることができる。このため、位置決め装置の
構成が簡単にでき、且つ複数の多目的試験片を一括裁断
して複数の矩形状試験片等を一回の裁断により作成する
ことができる。
【0006】本発明の試験片裁断用カッター装置は、具
体的には、射出成型試験片を位置決めして載置させる試
験片載置台と、この試験片載置台に載置された射出成型
試験片(多目的試験片)から所望試験片を切り取るカッ
ターヘッドとから構成される。ここで、試験片載置台
は、スプルーを挿入受容する位置決め穴が形成され、こ
の位置決め穴にスプルーを挿入受容して射出成型試験片
を載置させる載置面と、この載置面から突出して形成さ
れ、多目的試験片の側縁を当接させて位置決めする位置
決めガイドとを備えて構成される。また、カッターヘッ
ドは、載置面に対向して配設され、この載置面に押し付
けられて載置面に載置された射出成型試験片(多目的試
験片)から所望試験片を切り取る切断刃を備えて構成さ
れる。
【0007】なお、本発明に係る試験片裁断用カッター
装置は、より具体的には、試験片載置台を裁断位置に取
付保持可能な固定ベースと、この固定ベースに上下移動
自在に取り付けられた移動ヘッドと、固定ベースに対し
て移動ヘッドを上下移動させる駆動手段とを備え、カッ
ターヘッドが、裁断位置に取り付けられた試験片載置台
と上下に対向して移動ヘッドに取り付けられ、駆動手段
により移動ヘッドを移動させてカッターヘッドの切断刃
を載置面に載置された射出成型試験片(多目的試験片)
に押し付けて所望試験片を切り取るように構成される。
このとき、試験片載置台が、固定ベースに水平移動可能
に取り付けられ、裁断位置から引き出されて上方が開放
された取付・取り外し位置まで水平移動可能であるよう
に構成するのが好ましい。
【0008】このように本発明によれば、まず、スプル
ーから延びたランナーを介して複数の多目的試験片が一
体に繋がったままの射出成型試験片をそのまま用いるこ
とにより、スプルーおよびランナーを位置決めに用いて
複数の多目的試験片を一括して位置決めすることができ
るので、位置決め装置の構成が簡単にできる。さらに、
カッターヘッドはこのように位置決めされた射出成型試
験片を一括裁断して複数の矩形状試験片等を一回の裁断
により作成することができるので、効率の良い裁断が可
能となる。
【0009】さらに、本発明の装置は、試験片載置台と
カッターヘッドとから構成されたり、これに固定ベー
ス、移動ヘッドおよび駆動手段を組み合わせて構成され
たりするものであり、その構成が簡単で小型化すること
ができるため、例えば、射出成型試験片を作成する射出
成型機のそばに本発明に係るカッター装置を設け、射出
成型された試験片からすぐに所望試験片の切断を行うよ
うにすることができる。このようにすれば、射出成型サ
イクルに合わせて所望試験片の切断作業を行うことがで
き、例えば、射出成型の待ち時間の間にカッター装置に
よる切断作業を行うなどして効率の良い作業を行うこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。本発明に係る試験片
裁断用カッター装置は、基本的には図4に示すように、
射出成型試験片1を位置決め載置する試験片載置台10
と、この試験片載置台10に載置された射出成型試験片
1から複数の所望試験片を切り取るカッターヘッド20
とから構成される。さらに具体的な本発明に係る試験片
裁断用カッター装置は、図1〜図3に示すような全体構
成を有し、試験片載置台10が取付保持される固定ベー
ス30と、固定ベース30に上下移動可能に取り付けら
れた移動ヘッド40と、移動ヘッド40を上下移動させ
るための駆動手段として用いられるレバー機構50とを
備えている。
【0011】ここでまず、射出成型試験片1について図
6を参照して説明する。射出成型試験片1は樹脂(プラ
スチック)の射出成型により作られたままの形状をして
おり、樹脂注入路に対応する上下に延びた円筒状のスプ
ルー2と、スプルー2の上端から水平方向左右に延びた
第1ランナー3aと、第1ランナー3aの左右端部から
前後に延びた一対の第2ランナー3bと、各第2ランナ
ー3bから繋がって延びた一対の多目的試験片5とから
構成される。第2ランナー3bと多目的試験片5との接
続部にはくびれ6が形成されており、くびれ6を折り曲
げて多目的試験片5を簡単に切り離すことができるよう
になっている。
【0012】多目的試験片5はそれぞれ、両端に幅広の
把持部5bを有し、中央部に把持部5bより狭い一定幅
で平行に延びる側縁を有する平行部5aを有して、いわ
ゆるダンベル状に形成されている。この多目的試験片5
はそのままで引っ張り試験等に用いられ、このときには
把持部5bを把持して引っ張り力を加え、平行部5aに
おける引っ張り強度測定等が行われる。一方、曲げ試
験、衝撃試験等は、多目的試験片5を図における一点鎖
線Aにおいて切断して平行部5aからなる矩形状の試験
片(所望試験片)を作成して行われる。
【0013】本発明のカッター装置は、図6に示す射出
成型試験片1の状態のままで、多目的試験片5を一点鎖
線Aにおいて裁断して矩形状試験片を作成する装置であ
る。このため、射出成型試験片1を位置決め載置させる
試験片載置台10は、図7に詳しく示すように、平面状
の載置面12を有する台本体11と、載置面12の上に
対向して配設された一対の位置決めガイド14とを有し
て構成され、載置面12の中央に位置決め穴13が形成
されている。位置決め穴13には射出成型試験片1のス
プルー2を嵌入させ、スプルー2にランナー3a,3b
を介して繋がった両多目的試験片5を載置面1の上に載
置させることができるようになっている。さらに、この
ように載置された多目的試験片5の把持部5bの外側側
縁が位置決めガイド14の側縁ガイド面14aと当接し
て射出成型試験片1が試験片載置台10に位置決めされ
て載置保持される(図2参照)。なお、台本体11の側
面には取っ手15が設けられている。
【0014】カッターヘッド20は、図5に詳しく示さ
れており、矩形板状のヘッド本体21と、このヘッド本
体21の下面側において所定の幅で形成された取付部2
1aの側面に押圧板23に挟まれてボルト24により締
結されて取り付けられた二対の切断刃22と、ヘッド本
体21の上面に突出して設けられたチャックヘッド25
とから構成される。各一対の切断刃22は、図6に示す
状態の多目的試験片5を一点鎖線Aにおいて切断できる
ような位置間隔を有して取り付けられている。
【0015】このため、図4に矢印Bで示すように試験
片載置台10に射出成型試験片1を位置決めして載置し
(図2に二点鎖線で示す状態参照)、次に、矢印Cで示
すようにカッターヘッド20を各切断刃22が一点鎖線
Aに位置するようにして載置面12に向かって押し付け
ると、射出成型試験片1の各多目的試験片5から矩形状
試験片を一括して裁断作成することができる。
【0016】このような裁断を行わせるための機構を有
したカッター装置が図1〜図3に示す装置であり、以下
にこの装置について説明する。この装置を構成する固定
ベース30は、基台部31と基台部31の上にコの字状
に延びた支持アーム部32とを有し、基台部31の上に
は前後に延びた一対のレール33aを有したスライド基
板33が取り付けられている。一方、試験片載置台10
の台本体11の下面にはスライダ16が上記レール33
aに対応する間隔で配設されており、スライダ16がレ
ール33aの上にスライド移動可能に取り付けられて試
験片載置台10が基台部31の上に取り付けられてい
る。
【0017】このため、試験片載置台10はレール33
aの上を前後にスライド移動可能であり、台本体11の
前側面が前側ストッパ34aに当接する裁断位置(図1
に示す位置)と、台本体11の後側面が後側ストッパ3
4cに当接する取付・取り外し位置との間を水平スライ
ド移動される。この水平スライド移動は作業者が試験片
載置台10の取っ手15を持って行われる。なお、前側
ストッパ34aには位置調整ネジ34bが螺合してお
り、位置調整ネジ34bにより裁断位置の微調整が可能
となっている。
【0018】支持アーム32には上下に貫通するガイド
孔32aが形成されており、移動ヘッド40を構成する
円筒状のヘッド本体41がガイド孔32aに上下に移動
可能となって挿入されている。ヘッド本体41の下端に
は図示しないチャックが設けられており、このチャック
によりチャックヘッド25を把持してヘッド本体41の
下端にカッターヘッド20が取り付けられている。この
ように取り付けられた状態のカッターヘッド20は、裁
断位置に位置した試験片載置台10と上下に対向する。
【0019】このように上下移動自在となった移動ヘッ
ド40を上下移動させるのがレバー機構50であり、こ
のレバー機構50は、第1リンク51と、梃子レバー5
2と、第2リンク53と、操作レバー52とを有して構
成される。第1リンク51は、下端部が支持アーム32
の連結部32bにピン51aを介して枢結されており、
上端部が梃子レバー52の中間部とピン51bを介して
枢結されている。梃子レバー52の後端部52aはピン
43を介してヘッド本体41の上端部42と枢結されて
おり、梃子レバー52の前端部52bにはピン53aを
介して第2リンク53の上端が枢結されている。操作レ
バー52は、基端部54aが支持アーム32に取り付け
られた回動軸55に結合されて延び、先端部にグリップ
部54aを有する。回動軸55にはカム部材56が取り
付けられており、このカム部材56と第3リンク53の
下端部が回動軸55の中心から偏心した位置においてピ
ン53bを介して枢結されている。
【0020】このような構成のレバー機構50におい
て、グリップ部54aを手で掴んで操作レバー54を矢
印Dで示すように回動させると、カム部材56を回動さ
せて第3リンク53を介して梃子レバー52の前端部5
2bを上動させ、梃子レバー52の後端部52aを下動
させる。これにより、梃子レバー52の後端部52aに
枢結されたヘッド本体41が下動され、その下端に取り
付けられたカッターヘッド20がその下側に対向して位
置する試験片載置台10の載置面12に押し付けられ
る。このため、載置面12に位置決め載置された射出成
型試験片1の多目的試験片5から2個の矩形状試験片が
同時に切り取られる。このとき、レバー機構50のリン
ク比の関係から、操作レバー54の操作力が倍力されて
ヘッド本体41に伝達され、カッターヘッド20は大き
な力で載置面12に押し付けられるため、小さな操作力
で矩形状試験片を簡単に切り取ることができる。
【0021】なお、このような裁断作業をするときに
は、まず、試験片載置台10の取っ手15を掴んでこれ
を取付・取り外し位置まで引き出して載置台10の上に
射出成型試験片1を位置決め載置し、次に、この載置台
10を裁断位置まで押し込んだ後、操作レバー54を操
作してカッターヘッド20により図4および図6に示す
一点鎖線Aの位置において射出成型試験片1を裁断す
る。そして、操作レバー54を元に戻した後、載置台1
0を取付・取り外し位置まで引き出して裁断した矩形状
試験片および射出成型試験片の残り部分を取り出す。
【0022】このカッター装置にはさらに、安全の目的
から、操作レバー54の操作を行えなくするストッパ装
置60が設けられている。このストッパ装置60は、支
持アーム32に横方向(図2および図3に示すE方向)
に移動自在に取り付けられたスライド部材61と、この
スライド部材61の先端に取り付けられたストッパ部材
62と、スライド部材61を固定する蝶ナット63とか
ら構成される。操作レバー54を使用しないときには、
蝶ナット63を緩めてスライド部材61を矢印E方向に
スライド移動させてストッパ部材62を操作レバー54
の下方側に位置させる。これにより、操作レバー54を
矢印D方向に回動させようとしても操作レバー54がス
トッパ部材62に当接して操作ができず、安全性を確保
できるようになっている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スプルーから延びたランナーを介して繋がった複数の多
目的試験片を一体に有してなる射出成型試験片を、位置
決め穴にスプルーを挿入受容させるとともに多目的試験
片の側縁を位置決めガイドに当接させて試験片載置台に
載置した状態で、カッターヘッドを載置台の載置面に押
し付けて所望試験片を切り取るようになっているので、
射出成型されたままの射出成型試験片を用いて、スプル
ーおよびランナーを介して繋がった複数の多目的試験片
を一括して位置決めすることができる。このため、位置
決め装置の構成が簡単にでき、且つ複数の多目的試験片
を一括裁断して複数の矩形状試験片等を一回の裁断によ
り作成することができる。
【0024】さらに、本発明に係る試験片裁断用カッタ
ー装置によれば、固定ベースにより試験片載置台を裁断
位置に取付保持し、下端にカッターヘッドを取り付けた
移動ヘッドを駆動手段により移動させ、カッターヘッド
の切断刃を載置面に載置された多目的試験片に押し付け
て所望試験片を切り取るように構成されるので、駆動手
段の操作のみで複数の所望試験片を一括して簡単に裁断
作成することができる。なお、試験片載置台が、裁断位
置と取付・取り外し位置との間で水平移動可能であるよ
うに構成するのが好ましく、これにより射出成型試験片
の位置決め載置と裁断後の試験片の取り出しとを簡単に
行うことができる。
【0025】すなわち、本発明によれば、まず、スプル
ーから延びたランナーを介して複数の多目的試験片が一
体に繋がったままの射出成型試験片をそのまま用いるこ
とにより、スプルーおよび多目的試験片を位置決めに用
いて複数の多目的試験片を一括して位置決めすることが
できるので、位置決め装置の構成が簡単にできる。さら
に、カッターヘッドはこのように位置決めされた射出成
型試験片を一括裁断して複数の矩形状試験片等を一回の
裁断により作成することができるので、効率の良い裁断
が可能である。
【0026】さらに、本発明の装置は構成が簡単で小型
化することが容易であり、射出成型機のそばに本発明に
係るカッター装置を設け、射出成型された試験片からす
ぐに所望試験片の切断を行うようにすることができる。
このようにすれば、射出成型サイクルに合わせて所望試
験片の切断作業を行うことができ、例えば、射出成型の
待ち時間の間にカッター装置による切断作業を行うなど
して効率の良い作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る試験片裁断用カッター装置を示す
正面図である。
【図2】この試験片裁断用カッター装置を示す平面図で
ある。
【図3】この試験片裁断用カッター装置を示す側面図で
ある。
【図4】本発明に係る試験片裁断用カッター装置の基本
構成を示す斜視図である。
【図5】この試験片裁断用カッター装置を構成するカッ
ターヘッドを示す斜視図である。
【図6】この試験片裁断用カッター装置の裁断対象とな
る射出成型試験片を示す斜視図である。
【図7】この試験片裁断用カッター装置を構成する試験
片載置台を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 射出成型試験片 2 スプルー 3a,3b ランナー 5 多目的試験片 10 試験片載置台 12 載置面 13 位置決め穴 20 カッターヘッド 22 切断刃 30 固定ベース 40 移動ヘッド 50 レバー機構(駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C021 AA05 AA06 BB01 BB04 GA02 GA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂材料の射出成型により作られ、スプ
    ルーから延びたランナーを介して繋がった複数の多目的
    試験片を一体に有してなる射出成型試験片から複数の所
    望試験片を切り取るための試験片裁断用カッター装置で
    あって、 前記スプルーを挿入受容する位置決め穴が形成され、前
    記位置決め穴に前記スプルーを挿入受容して前記多目的
    試験片を載置させる載置面と、前記載置面から突出して
    形成され、前記載置面に載置された前記多目的試験片の
    側縁を当接させて位置決めする位置決めガイドとを備え
    た試験片載置台と、 前記載置面に対向して配設され、前記載置面に押し付け
    られて前記載置面に載置された前記多目的試験片から所
    望試験片を切り取る切断刃を備えたカッターヘッドとを
    有して構成されることを特徴とする試験片裁断用カッタ
    ー装置。
  2. 【請求項2】 前記試験片載置台を裁断位置に取付保持
    可能な固定ベースと、前記固定ベースに上下移動自在に
    取り付けられた移動ヘッドと、前記固定ベースに対して
    前記移動ヘッドを上下移動させる駆動手段とを備え、 前記カッターヘッドが、前記裁断位置に取り付けられた
    前記試験片載置台と上下に対向して前記移動ヘッドに取
    り付けられ、前記駆動手段により前記移動ヘッドを移動
    させて前記カッターヘッドの切断刃を前記載置面に載置
    された多目的試験片に押し付けて所望試験片を切り取る
    ように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の試
    験片裁断用カッター装置。
  3. 【請求項3】 前記試験片載置台が前記固定ベースに水
    平移動可能に取り付けられており、前記裁断位置から引
    き出されて上方が開放された取付・取り外し位置まで水
    平移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の試
    験片裁断用カッター装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6983195B2 (en) 2000-12-08 2006-01-03 Tokyo Electron Limited Semiconductor processing system and method of transferring workpiece
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DE202016100101U1 (de) * 2016-01-12 2017-04-19 Engelbreit & Sohn Gmbh Cnc-Zerspanung Schneidsystem

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