JP2000123642A - 高圧延比平角絶縁電線およびその製造方法 - Google Patents
高圧延比平角絶縁電線およびその製造方法Info
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- JP2000123642A JP2000123642A JP10294081A JP29408198A JP2000123642A JP 2000123642 A JP2000123642 A JP 2000123642A JP 10294081 A JP10294081 A JP 10294081A JP 29408198 A JP29408198 A JP 29408198A JP 2000123642 A JP2000123642 A JP 2000123642A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁特性および耐摩耗性に優れる、エッヂワ
イズ巻きコイル用線材等に好適な高圧延比平角絶縁電線
およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 断面円形状の導体12に絶縁塗装層13
を施した円形状絶縁電線11を厚さと幅の比率を1:5
〜1:30まで圧延し、平角導体2と絶縁層3からなる
平角状絶縁電線4を形成した後、この平角状絶縁電線4
の幅方向平坦面の劣化絶縁層を補強する絶縁補強塗装層
5を施し、更に絶縁補強塗装層5を施した平角状絶縁電
線4の外周全体に耐摩耗性絶縁塗装層6を施してなる高
圧延比平角絶縁電線1。
イズ巻きコイル用線材等に好適な高圧延比平角絶縁電線
およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 断面円形状の導体12に絶縁塗装層13
を施した円形状絶縁電線11を厚さと幅の比率を1:5
〜1:30まで圧延し、平角導体2と絶縁層3からなる
平角状絶縁電線4を形成した後、この平角状絶縁電線4
の幅方向平坦面の劣化絶縁層を補強する絶縁補強塗装層
5を施し、更に絶縁補強塗装層5を施した平角状絶縁電
線4の外周全体に耐摩耗性絶縁塗装層6を施してなる高
圧延比平角絶縁電線1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧延比平角絶縁電線
およびその製造方法に関するもので、更に詳しくはエッ
ヂワイズ巻きコイルなど耐摩耗性の要求される平角コイ
ル線材用途の高圧延比平角絶縁電線およびその製造方法
に関するものである。
およびその製造方法に関するもので、更に詳しくはエッ
ヂワイズ巻きコイルなど耐摩耗性の要求される平角コイ
ル線材用途の高圧延比平角絶縁電線およびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、平角絶縁電線の製造方法の一
つとして、断面円形状の裸導体外周に絶縁塗料を塗布焼
付けして円形状の絶縁電線を予め形成し、この円形状絶
縁電線を圧延することにより平角絶縁電線を得る製造方
法がある。しかし、この製造方法により形成される平角
絶縁電線の場合、円形状絶縁電線を平角絶縁電線に圧延
加工する際の加工ストレスにより絶縁皮膜に加工劣化を
生じ、絶縁皮膜の電気的、物理的特性が悪化する欠点が
あった。この絶縁皮膜の加工劣化現象は平角絶縁電線の
厚さと幅の圧延比率が大きくなる程顕著となり、殊に平
角絶縁電線の厚さと幅の圧延比率が1:5を超えるよう
な高圧延比率加工を施した場合には、平角絶縁電線の幅
方向平坦面の絶縁皮膜に加工劣化による亀裂や剥がれが
無数に発生し、遂には絶縁皮膜が欠落するという問題が
あった。このため、従来の平角絶縁電線は厚さと幅の圧
延比率が高々1:4.5程度のものまでしか製造するこ
とができなかった。ところが、光ピックアップ用リニア
ボイスコイルやノイズフィルタ等の分野で、厚さと幅の
比率が1:5を超えるような高圧延比率の平角絶縁電線
の需要が高まってきていた。そこで、本願発明者等は、
圧延改良剤を配合した高圧延に耐える絶縁塗料を開発
し、この絶縁塗料を塗布焼付けした円形状絶縁塗装電線
を圧延することにより、高圧延比平角絶縁電線を得る製
造方法を特開平9−120724号公報に提案し実用に
供した。
つとして、断面円形状の裸導体外周に絶縁塗料を塗布焼
付けして円形状の絶縁電線を予め形成し、この円形状絶
縁電線を圧延することにより平角絶縁電線を得る製造方
法がある。しかし、この製造方法により形成される平角
絶縁電線の場合、円形状絶縁電線を平角絶縁電線に圧延
加工する際の加工ストレスにより絶縁皮膜に加工劣化を
生じ、絶縁皮膜の電気的、物理的特性が悪化する欠点が
あった。この絶縁皮膜の加工劣化現象は平角絶縁電線の
厚さと幅の圧延比率が大きくなる程顕著となり、殊に平
角絶縁電線の厚さと幅の圧延比率が1:5を超えるよう
な高圧延比率加工を施した場合には、平角絶縁電線の幅
方向平坦面の絶縁皮膜に加工劣化による亀裂や剥がれが
無数に発生し、遂には絶縁皮膜が欠落するという問題が
あった。このため、従来の平角絶縁電線は厚さと幅の圧
延比率が高々1:4.5程度のものまでしか製造するこ
とができなかった。ところが、光ピックアップ用リニア
ボイスコイルやノイズフィルタ等の分野で、厚さと幅の
比率が1:5を超えるような高圧延比率の平角絶縁電線
の需要が高まってきていた。そこで、本願発明者等は、
圧延改良剤を配合した高圧延に耐える絶縁塗料を開発
し、この絶縁塗料を塗布焼付けした円形状絶縁塗装電線
を圧延することにより、高圧延比平角絶縁電線を得る製
造方法を特開平9−120724号公報に提案し実用に
供した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近時、チョークコイル
やノイズフィルタ等のエッヂワイズ巻きコイル用途の線
材に線材の厚さと幅の比率が1:5を超える高圧延比平
角絶縁電線が多用されるようになった。ところが、エッ
ヂワイズ巻きコイルの場合、巻線工程においてコイル線
材である高圧延比平角絶縁電線に強いバックテンション
を付与する必要があるため、巻線時に高圧延比平角絶縁
電線相互間或いは高圧延比平角絶縁電線と巻き治具間に
て強い摩擦力を生じ、この摩擦力により高圧延比平角絶
縁電線の絶縁特性が低下するという新たな問題が発生し
た。
やノイズフィルタ等のエッヂワイズ巻きコイル用途の線
材に線材の厚さと幅の比率が1:5を超える高圧延比平
角絶縁電線が多用されるようになった。ところが、エッ
ヂワイズ巻きコイルの場合、巻線工程においてコイル線
材である高圧延比平角絶縁電線に強いバックテンション
を付与する必要があるため、巻線時に高圧延比平角絶縁
電線相互間或いは高圧延比平角絶縁電線と巻き治具間に
て強い摩擦力を生じ、この摩擦力により高圧延比平角絶
縁電線の絶縁特性が低下するという新たな問題が発生し
た。
【0004】そこで本発明の目的は、エッヂワイズ巻き
コイル用など高い耐摩耗性能の要求される用途の平角コ
イル線材に好適な高圧延比平角絶縁電線およびその製造
方法を提供することにある。
コイル用など高い耐摩耗性能の要求される用途の平角コ
イル線材に好適な高圧延比平角絶縁電線およびその製造
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の高圧延比平角絶縁電線は、絶縁塗装層を施
した断面円形状の絶縁塗装電線を厚さと幅の比率を1:
5〜1:30に圧延してなる平角状絶縁電線上に、該平
角状絶縁電線の幅方向平坦面の絶縁層を補強する絶縁補
強塗装層と、前記平角状絶縁電線の外層全体を覆う耐摩
耗性絶縁塗装層とを順次設けたことを構成上の特徴とす
るものである。
め、本発明の高圧延比平角絶縁電線は、絶縁塗装層を施
した断面円形状の絶縁塗装電線を厚さと幅の比率を1:
5〜1:30に圧延してなる平角状絶縁電線上に、該平
角状絶縁電線の幅方向平坦面の絶縁層を補強する絶縁補
強塗装層と、前記平角状絶縁電線の外層全体を覆う耐摩
耗性絶縁塗装層とを順次設けたことを構成上の特徴とす
るものである。
【0006】また、本発明の高圧延比平角絶縁電線の製
造方法は、断面円形状の裸導体の外周に絶縁塗料を塗布
焼付けし円形状の絶縁塗装電線を形成する工程と、該円
形状塗装絶縁電線を圧延機により厚さと幅の圧延比率を
1:5〜1:30まで圧延し平角状絶縁塗装電線を形成
する絶縁塗装電線圧延工程と、前記形成された平角状絶
縁塗装電線の幅方向平坦面に補強用の絶縁塗料を塗布焼
付けする絶縁補強層塗装工程と、前記絶縁補強塗装を施
した平角状絶縁塗装電線の外層全体に耐摩耗性絶縁塗料
を塗布焼付けする耐摩耗性絶縁層塗装工程とからなるこ
とを構成上の特徴とするものである。
造方法は、断面円形状の裸導体の外周に絶縁塗料を塗布
焼付けし円形状の絶縁塗装電線を形成する工程と、該円
形状塗装絶縁電線を圧延機により厚さと幅の圧延比率を
1:5〜1:30まで圧延し平角状絶縁塗装電線を形成
する絶縁塗装電線圧延工程と、前記形成された平角状絶
縁塗装電線の幅方向平坦面に補強用の絶縁塗料を塗布焼
付けする絶縁補強層塗装工程と、前記絶縁補強塗装を施
した平角状絶縁塗装電線の外層全体に耐摩耗性絶縁塗料
を塗布焼付けする耐摩耗性絶縁層塗装工程とからなるこ
とを構成上の特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の第1の観点の高圧延比平角絶縁電線で
は、断面円形状の絶縁塗装電線を厚さと幅の比率を1:
5〜1:30の高圧延比率の平角状絶縁電線に圧延加工
を施すことにより絶縁劣化を生じた平角状絶縁電線の幅
方向平坦面の絶縁塗装層上に絶縁補強塗装層を施し、劣
化絶縁層の補強をして平角状絶縁電線外周の絶縁特性を
回復させ、そのうえで更にこの平角状絶縁電線の外周に
耐摩耗性絶縁塗装層を施す。これによって得られた高圧
延比平角絶縁電線は、優れた絶縁性能を有するとともに
最外層の耐摩耗性絶縁塗装層により優れた耐摩耗特性が
付与される。
は、断面円形状の絶縁塗装電線を厚さと幅の比率を1:
5〜1:30の高圧延比率の平角状絶縁電線に圧延加工
を施すことにより絶縁劣化を生じた平角状絶縁電線の幅
方向平坦面の絶縁塗装層上に絶縁補強塗装層を施し、劣
化絶縁層の補強をして平角状絶縁電線外周の絶縁特性を
回復させ、そのうえで更にこの平角状絶縁電線の外周に
耐摩耗性絶縁塗装層を施す。これによって得られた高圧
延比平角絶縁電線は、優れた絶縁性能を有するとともに
最外層の耐摩耗性絶縁塗装層により優れた耐摩耗特性が
付与される。
【0008】また、前記本発明の高圧延比平角絶縁電線
において、耐摩耗性絶縁塗装層をポリアミドイミド系絶
縁塗装層または滑性ポリアミドイミド系絶縁塗装層のい
ずれの絶縁塗装層にすれば、耐摩耗性に優れるうえ耐熱
特性にも優れるので高温環境下における耐摩耗絶縁特性
が向上し、耐熱性、耐摩耗性の求められる苛酷な環境下
のコイル線材への用途拡大を図ることも可能となる。
において、耐摩耗性絶縁塗装層をポリアミドイミド系絶
縁塗装層または滑性ポリアミドイミド系絶縁塗装層のい
ずれの絶縁塗装層にすれば、耐摩耗性に優れるうえ耐熱
特性にも優れるので高温環境下における耐摩耗絶縁特性
が向上し、耐熱性、耐摩耗性の求められる苛酷な環境下
のコイル線材への用途拡大を図ることも可能となる。
【0009】本発明の第2の観点の高圧延比平角絶縁電
線の製造方法では、先ず、断面円形状の裸導体の外周に
絶縁塗料を塗布焼付けして円形状の絶縁塗装電線を予め
形成した後、この円形状絶縁塗装電線を圧延機により厚
さと幅の比率を1:5〜1:30まで圧延し高圧延比率
の平角状絶縁電線を形成する。かかる高圧延比率加工を
施した平角状絶縁電線は、幅方向平坦面の絶縁塗装層が
圧延加工ストレスによる可撓性の低下を生じて導体の塑
性加工変形に追従できなくなり、遂には絶縁塗装層に亀
裂を生じ、絶縁皮膜が欠落するという現象を発生する。
しかし、この圧延加工によっても、平角状絶縁電線の厚
み部分の絶縁塗装層には加工劣化を生ずることがなく、
絶縁塗装層が保持された状態となっている。この現象
は、本願発明者等が前記特開平9−120724号公報
に開示する技術検討段階にて確認したものである。そこ
で、本発明の高圧延比平角絶縁電線の製造方法では、円
形状の絶縁塗装電線を厚さと幅の比率を1:5〜1:3
0の平角状絶縁電線に圧延することにより、絶縁層を形
成し難い平角状絶縁電線の厚み部分の絶縁塗装層を先ず
確保し、次の工程において絶縁性能の劣化した平角状絶
縁電線の幅方向平坦部の絶縁塗装層を補強し平角状絶縁
電線全体の絶縁特性を回復させ、最後の工程で絶縁性能
の回復した平角状絶縁電線外周に耐摩耗性絶縁塗装層を
施す工程をとる。かかる工程により、絶縁性能、耐摩耗
性能に優れる高圧延比平角絶縁電線を効率よく製造する
ことができるようになる。
線の製造方法では、先ず、断面円形状の裸導体の外周に
絶縁塗料を塗布焼付けして円形状の絶縁塗装電線を予め
形成した後、この円形状絶縁塗装電線を圧延機により厚
さと幅の比率を1:5〜1:30まで圧延し高圧延比率
の平角状絶縁電線を形成する。かかる高圧延比率加工を
施した平角状絶縁電線は、幅方向平坦面の絶縁塗装層が
圧延加工ストレスによる可撓性の低下を生じて導体の塑
性加工変形に追従できなくなり、遂には絶縁塗装層に亀
裂を生じ、絶縁皮膜が欠落するという現象を発生する。
しかし、この圧延加工によっても、平角状絶縁電線の厚
み部分の絶縁塗装層には加工劣化を生ずることがなく、
絶縁塗装層が保持された状態となっている。この現象
は、本願発明者等が前記特開平9−120724号公報
に開示する技術検討段階にて確認したものである。そこ
で、本発明の高圧延比平角絶縁電線の製造方法では、円
形状の絶縁塗装電線を厚さと幅の比率を1:5〜1:3
0の平角状絶縁電線に圧延することにより、絶縁層を形
成し難い平角状絶縁電線の厚み部分の絶縁塗装層を先ず
確保し、次の工程において絶縁性能の劣化した平角状絶
縁電線の幅方向平坦部の絶縁塗装層を補強し平角状絶縁
電線全体の絶縁特性を回復させ、最後の工程で絶縁性能
の回復した平角状絶縁電線外周に耐摩耗性絶縁塗装層を
施す工程をとる。かかる工程により、絶縁性能、耐摩耗
性能に優れる高圧延比平角絶縁電線を効率よく製造する
ことができるようになる。
【0010】また、前記本発明の高圧延比平角絶縁電線
の製造方法において、耐摩耗性絶縁塗装工程における耐
摩耗性絶縁塗料をポリアミドイミド系絶縁塗料または滑
性ポリアミドイミド系絶縁塗料のいずれの絶縁塗料を用
いれば、得られる耐摩耗性絶縁塗装層は耐摩耗性に優れ
るうえ耐熱特性にも優れるので高温雰囲気における耐摩
耗特性が向上し、耐熱、耐摩耗性コイル線材用途への拡
大を図ることが可能となる。
の製造方法において、耐摩耗性絶縁塗装工程における耐
摩耗性絶縁塗料をポリアミドイミド系絶縁塗料または滑
性ポリアミドイミド系絶縁塗料のいずれの絶縁塗料を用
いれば、得られる耐摩耗性絶縁塗装層は耐摩耗性に優れ
るうえ耐熱特性にも優れるので高温雰囲気における耐摩
耗特性が向上し、耐熱、耐摩耗性コイル線材用途への拡
大を図ることが可能となる。
【0011】また、本発明の高圧延比平角絶縁電線およ
びその製造方法おいて、形成する平角状絶縁電線の厚さ
と幅の圧延比率を1:5〜1:30に限定する理由は、
圧延比率が1:30を超えるようになると、導体が塑性
加工限界を超えるため導体を平角形状に維持することが
困難となるからであり、また圧延比率が1:5未満では
従来の平角絶縁電線およびその製造方法の技術的範疇で
容易に製造が可能であり、本発明の目的とする高圧延比
平角絶縁電線およびその製造方法の技術的課題から逸脱
するからである。
びその製造方法おいて、形成する平角状絶縁電線の厚さ
と幅の圧延比率を1:5〜1:30に限定する理由は、
圧延比率が1:30を超えるようになると、導体が塑性
加工限界を超えるため導体を平角形状に維持することが
困難となるからであり、また圧延比率が1:5未満では
従来の平角絶縁電線およびその製造方法の技術的範疇で
容易に製造が可能であり、本発明の目的とする高圧延比
平角絶縁電線およびその製造方法の技術的課題から逸脱
するからである。
【0012】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づき本発明を更に
詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。図1は、断面円形状の絶縁塗装電線とこ
の円形状絶縁塗装電線を圧延形成した本発明の高圧延比
平角絶縁電線の断面説明図を示す。円形状絶縁塗装電線
11は断面円形状の導体12上に絶縁塗装層13が施さ
れてなる。高圧延比平角絶縁電線1は、この円形状絶縁
塗装電線11を厚さと幅の比率を1:5〜1:30まで
圧延することにより形成された平角導体2と絶縁層3か
らなる平角状絶縁電線4に、平角状絶縁電線4の幅方向
平坦面部分の絶縁層3を補強する絶縁補強塗装層5と平
角状絶縁電線4外周全体を覆う耐摩耗性絶縁塗装層6と
が施されてなる。
詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。図1は、断面円形状の絶縁塗装電線とこ
の円形状絶縁塗装電線を圧延形成した本発明の高圧延比
平角絶縁電線の断面説明図を示す。円形状絶縁塗装電線
11は断面円形状の導体12上に絶縁塗装層13が施さ
れてなる。高圧延比平角絶縁電線1は、この円形状絶縁
塗装電線11を厚さと幅の比率を1:5〜1:30まで
圧延することにより形成された平角導体2と絶縁層3か
らなる平角状絶縁電線4に、平角状絶縁電線4の幅方向
平坦面部分の絶縁層3を補強する絶縁補強塗装層5と平
角状絶縁電線4外周全体を覆う耐摩耗性絶縁塗装層6と
が施されてなる。
【0013】図2は、本発明の高圧延比平角絶縁電線の
製造フローチャートを示す。製造工程は、断面円形状の
絶縁塗装電線11の形成工程Aと、円形状絶縁塗装電線
11を厚さと幅の比率を1:5〜1:30まで圧延して
平角状絶縁電線4を形成する圧延工程Bと、この平角状
絶縁電線4の幅方向平坦面部分の絶縁層3に補強絶縁塗
装層5を施す絶縁補強層塗装工程Cと、絶縁補強塗装層
5の施された平角状絶縁電線の外周全体に耐摩耗性絶縁
塗装層6を施す耐摩耗性絶縁層塗装工程Dとからなる。
製造フローチャートを示す。製造工程は、断面円形状の
絶縁塗装電線11の形成工程Aと、円形状絶縁塗装電線
11を厚さと幅の比率を1:5〜1:30まで圧延して
平角状絶縁電線4を形成する圧延工程Bと、この平角状
絶縁電線4の幅方向平坦面部分の絶縁層3に補強絶縁塗
装層5を施す絶縁補強層塗装工程Cと、絶縁補強塗装層
5の施された平角状絶縁電線の外周全体に耐摩耗性絶縁
塗装層6を施す耐摩耗性絶縁層塗装工程Dとからなる。
【0014】次に、本発明の高圧延比平角絶縁電線につ
いて製造実施例を挙げて説明する。 −実施例1− 外径0.215mmの断面円形状の軟銅線上に、ポリウ
レタン系絶縁塗料WD4307−30%(日立化成工業
(株)商品名)を炉温360°Cの焼付炉で線速21m
/minにて塗布焼付けし、絶縁皮膜厚さ0.003m
mの円形状絶縁塗装電線を製造した。次いで、この円形
状絶縁塗装電線を1段目のロール径が75mmで2段目
のロール径が20mmの二軸タンデム圧延機を用いて圧
延し、厚さと幅の比率がそれぞれ1:10(実施例1−
1),1:15(実施例1−2),1:20(実施例1
−3)の各平角状絶縁電線を形成した。次に、各平角状
絶縁電線上に絶縁補強塗装層として前記ポリウレタン系
絶縁塗料WD4307−30%を炉温360°Cの焼付
炉で線速21m/minにて塗布焼付けした。次に、絶
縁補強塗装層を施した各平角状絶縁電線の外周に、耐摩
耗性絶縁塗装層としてポリアミドイミド系絶縁塗料HI
−400A−30%(日立化成工業(株)商品名)を、
炉温460°Cの焼付炉で線速21m/minにて塗布
焼付けし、全体の絶縁塗装層厚さが0.005mmの実
施例1−1、実施例1−2および実施例1−3の各高圧
延比平角絶縁電線を製造した。 −実施例2− 外径0.215mmの断面円形状の軟銅線上に、ポリエ
ステル系絶縁塗料LITON3300KF−30%(東
特塗料(株)商品名)を炉温400°Cの焼付炉で線速
21m/minにて塗布焼付けし、絶縁皮膜厚さ0.0
03mmの円形状絶縁塗装電線を製造した。次いで、こ
の円形状絶縁塗装電線をロール径が50mmのシングル
圧延機を用い圧延し、厚さと幅の比率がそれぞれ1:1
0(実施例2−1),1:15(実施例2−2),1:
20(実施例2−3)の各平角状絶縁電線を形成した。
次に、各平角状絶縁電線上に絶縁補強塗装層として前記
ポリエステル系絶縁塗料LITON3300KF−30
%を炉温400°Cの焼付炉で線速21m/minにて
塗布焼付けした。次に、絶縁補強塗装層を施したそれぞ
れの平角状絶縁電線の外周に、耐摩耗性絶縁塗装層とし
て滑性ポリアミドイミド系絶縁塗料AI−27CLK−
27%(東特塗料(株)商品名)を、炉温460°Cの
焼付炉で線速21m/minにて塗布焼付けし、全体の
絶縁塗装層厚さが0.005mmの実施例2−1、実施
例2−2および実施例2−3の各高圧延比平角絶縁電線
を製造した。なお、実施例1および実施例2では、円形
状絶縁電線の絶縁塗装層の絶縁塗料と平角状絶縁電線上
の絶縁補強塗装層の絶縁塗料とに同じ絶縁塗料を用いて
いるが、同一の絶縁塗料に限ることはなくそれぞれ異な
る種類の絶縁塗料であっても何等差し支えない。また、
これらの絶縁塗料はポリウレタン系絶縁塗料やポリエス
テル系絶縁塗料に限定されるものでなく、例えばポリエ
ステルイミド系絶縁塗料等であってもよい。
いて製造実施例を挙げて説明する。 −実施例1− 外径0.215mmの断面円形状の軟銅線上に、ポリウ
レタン系絶縁塗料WD4307−30%(日立化成工業
(株)商品名)を炉温360°Cの焼付炉で線速21m
/minにて塗布焼付けし、絶縁皮膜厚さ0.003m
mの円形状絶縁塗装電線を製造した。次いで、この円形
状絶縁塗装電線を1段目のロール径が75mmで2段目
のロール径が20mmの二軸タンデム圧延機を用いて圧
延し、厚さと幅の比率がそれぞれ1:10(実施例1−
1),1:15(実施例1−2),1:20(実施例1
−3)の各平角状絶縁電線を形成した。次に、各平角状
絶縁電線上に絶縁補強塗装層として前記ポリウレタン系
絶縁塗料WD4307−30%を炉温360°Cの焼付
炉で線速21m/minにて塗布焼付けした。次に、絶
縁補強塗装層を施した各平角状絶縁電線の外周に、耐摩
耗性絶縁塗装層としてポリアミドイミド系絶縁塗料HI
−400A−30%(日立化成工業(株)商品名)を、
炉温460°Cの焼付炉で線速21m/minにて塗布
焼付けし、全体の絶縁塗装層厚さが0.005mmの実
施例1−1、実施例1−2および実施例1−3の各高圧
延比平角絶縁電線を製造した。 −実施例2− 外径0.215mmの断面円形状の軟銅線上に、ポリエ
ステル系絶縁塗料LITON3300KF−30%(東
特塗料(株)商品名)を炉温400°Cの焼付炉で線速
21m/minにて塗布焼付けし、絶縁皮膜厚さ0.0
03mmの円形状絶縁塗装電線を製造した。次いで、こ
の円形状絶縁塗装電線をロール径が50mmのシングル
圧延機を用い圧延し、厚さと幅の比率がそれぞれ1:1
0(実施例2−1),1:15(実施例2−2),1:
20(実施例2−3)の各平角状絶縁電線を形成した。
次に、各平角状絶縁電線上に絶縁補強塗装層として前記
ポリエステル系絶縁塗料LITON3300KF−30
%を炉温400°Cの焼付炉で線速21m/minにて
塗布焼付けした。次に、絶縁補強塗装層を施したそれぞ
れの平角状絶縁電線の外周に、耐摩耗性絶縁塗装層とし
て滑性ポリアミドイミド系絶縁塗料AI−27CLK−
27%(東特塗料(株)商品名)を、炉温460°Cの
焼付炉で線速21m/minにて塗布焼付けし、全体の
絶縁塗装層厚さが0.005mmの実施例2−1、実施
例2−2および実施例2−3の各高圧延比平角絶縁電線
を製造した。なお、実施例1および実施例2では、円形
状絶縁電線の絶縁塗装層の絶縁塗料と平角状絶縁電線上
の絶縁補強塗装層の絶縁塗料とに同じ絶縁塗料を用いて
いるが、同一の絶縁塗料に限ることはなくそれぞれ異な
る種類の絶縁塗料であっても何等差し支えない。また、
これらの絶縁塗料はポリウレタン系絶縁塗料やポリエス
テル系絶縁塗料に限定されるものでなく、例えばポリエ
ステルイミド系絶縁塗料等であってもよい。
【0015】上記実施例1および実施例2の高圧延比平
角絶縁電線との特性比較のため、耐摩耗性絶縁塗装層を
施さない高圧延比平角絶縁電線を比較例1および比較例
2として製造した。 −比較例1− 実施例1と同じ製造条件にて、厚さと幅の比率がそれぞ
れ1:10(比較例1−1),1:15(比較例1−
2),1:20(比較例1−3)の各平角状絶縁電線を
形成し、これら平角状絶縁電線上に実施例1と同じく絶
縁補強塗装層としてポリウレタン系絶縁塗料WD430
7−30%を同一条件で塗布焼付けした。ただし、絶縁
補強塗装層までの全体の絶縁塗装層厚さは、実施例1の
全体の絶縁塗装層厚さと合わせるため、0.005mm
とし比較例1−1、比較例1−2および比較例1−3の
高圧延比平角絶縁電線を製造した。 −比較例2− 実施例2と同じ製造条件にて、厚さと幅の比率がそれぞ
れ1:10(比較例2−1),1:15(比較例2−
2),1:20(比較例2−3)の各平角状絶縁電線を
形成し、これら平角状絶縁電線上に実施例2と同じく絶
縁補強塗装層としてポリエステル系絶縁塗料LITON
3300KF−30%を同一条件で塗布焼付けした。た
だし、絶縁補強塗装層までの全体の絶縁塗装層厚さは、
実施例2の全体の絶縁塗装層厚さと合わせるため、0.
005mmとし比較例2−1、比較例2−2および比較
例2−3の高圧延比平角絶縁電線を製造した。
角絶縁電線との特性比較のため、耐摩耗性絶縁塗装層を
施さない高圧延比平角絶縁電線を比較例1および比較例
2として製造した。 −比較例1− 実施例1と同じ製造条件にて、厚さと幅の比率がそれぞ
れ1:10(比較例1−1),1:15(比較例1−
2),1:20(比較例1−3)の各平角状絶縁電線を
形成し、これら平角状絶縁電線上に実施例1と同じく絶
縁補強塗装層としてポリウレタン系絶縁塗料WD430
7−30%を同一条件で塗布焼付けした。ただし、絶縁
補強塗装層までの全体の絶縁塗装層厚さは、実施例1の
全体の絶縁塗装層厚さと合わせるため、0.005mm
とし比較例1−1、比較例1−2および比較例1−3の
高圧延比平角絶縁電線を製造した。 −比較例2− 実施例2と同じ製造条件にて、厚さと幅の比率がそれぞ
れ1:10(比較例2−1),1:15(比較例2−
2),1:20(比較例2−3)の各平角状絶縁電線を
形成し、これら平角状絶縁電線上に実施例2と同じく絶
縁補強塗装層としてポリエステル系絶縁塗料LITON
3300KF−30%を同一条件で塗布焼付けした。た
だし、絶縁補強塗装層までの全体の絶縁塗装層厚さは、
実施例2の全体の絶縁塗装層厚さと合わせるため、0.
005mmとし比較例2−1、比較例2−2および比較
例2−3の高圧延比平角絶縁電線を製造した。
【0016】上記製造した実施例1−1,1−2,1−
3および実施例2−1,2−2,2−3ならびに比較例
1−1,1−2,1−3および比較例2−1,2−2,
2−3の各高圧延比平角絶縁電線について、JISC3
003「エナメル銅線及びエナメルアルミニウム線試験
方法」に従い、構造寸法、外観、ピンホール試験、絶縁
破壊試験(金属シリンダ法による)、耐軟化試験および
耐磨耗試験を行った。その測定結果を表1および表2に
示す。
3および実施例2−1,2−2,2−3ならびに比較例
1−1,1−2,1−3および比較例2−1,2−2,
2−3の各高圧延比平角絶縁電線について、JISC3
003「エナメル銅線及びエナメルアルミニウム線試験
方法」に従い、構造寸法、外観、ピンホール試験、絶縁
破壊試験(金属シリンダ法による)、耐軟化試験および
耐磨耗試験を行った。その測定結果を表1および表2に
示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】上記表1および表2の特性試験結果から明
らかなように、本発明により得られた高圧延比平角絶縁
電線は、比較例の高圧延比平角絶縁電線と比較して絶縁
特性、絶縁破壊電圧特性および耐摩耗特性に格段に優れ
るとともに耐熱特性にも優れていることがわかる。
らかなように、本発明により得られた高圧延比平角絶縁
電線は、比較例の高圧延比平角絶縁電線と比較して絶縁
特性、絶縁破壊電圧特性および耐摩耗特性に格段に優れ
るとともに耐熱特性にも優れていることがわかる。
【0020】
【発明の効果】本発明の高圧延比平角絶縁電線およびそ
の製造方法によれば、断面円形状の絶縁塗装電線を厚さ
と幅の比率を1:5乃至1:30の高圧延比に圧延形成
した平角状絶縁電線上に、絶縁補強塗装層と耐摩耗性絶
縁塗装層を施すことにより、優れた絶縁性能、耐電圧性
能および耐摩耗性能を有するとともに耐熱性能にも優れ
る高圧延比平角絶縁電線を得ることができる。従って、
エッヂワイズ巻きコイルなど苛酷な加工条件の平角コイ
ル線材として極め有用であり、エッヂワイズ巻きコイル
等の性能向上に寄与するところ極めて大である。
の製造方法によれば、断面円形状の絶縁塗装電線を厚さ
と幅の比率を1:5乃至1:30の高圧延比に圧延形成
した平角状絶縁電線上に、絶縁補強塗装層と耐摩耗性絶
縁塗装層を施すことにより、優れた絶縁性能、耐電圧性
能および耐摩耗性能を有するとともに耐熱性能にも優れ
る高圧延比平角絶縁電線を得ることができる。従って、
エッヂワイズ巻きコイルなど苛酷な加工条件の平角コイ
ル線材として極め有用であり、エッヂワイズ巻きコイル
等の性能向上に寄与するところ極めて大である。
【図1】断面円形状の絶縁塗装電線とこの円形状絶縁塗
装電線を圧延形成した本発明の高圧延比平角絶縁電線の
1実施例を示す断面説明図である。
装電線を圧延形成した本発明の高圧延比平角絶縁電線の
1実施例を示す断面説明図である。
【図2】本発明の高圧延比平角絶縁電線の製造工程を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 高圧延比平角絶縁電線 2 平角導体 3 絶縁層 4 平角状絶縁電線 5 補強絶縁塗装層 6 耐摩耗性絶縁塗装層 11 円形状絶縁塗装電線 12 円形状導体 13 絶縁塗装層
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁塗装層を施した断面円形状の絶縁電
線を厚さと幅の比率を1:5〜1:30に圧延してなる
平角状絶縁電線上に、該平角状絶縁電線の幅方向平坦面
の絶縁層を補強する絶縁補強塗装層と、前記平角状絶縁
電線の外層全体を覆う耐摩耗性絶縁塗装層とを順次設け
たことを特徴とする高圧延比平角絶縁電線。 - 【請求項2】 前記耐摩耗絶縁塗装層がポリアミドイミ
ド系絶縁塗装層または滑性ポリアミドイミド系絶縁塗装
層のいずれの絶縁塗装層であることを特徴とする請求項
1記載の高圧延比平角絶縁電線。 - 【請求項3】 断面円形状の裸導体の外周に絶縁塗料を
塗布焼付けし円形状の絶縁塗装電線を形成する工程と、
該円形状絶縁塗装電線を圧延機により厚さと幅の比率を
1:5〜1:30まで圧延し平角状絶縁電線を形成する
絶縁塗装電線圧延工程と、前記圧延形成された平角状絶
縁電線の幅方向平坦面に補強用の絶縁塗料を塗布焼付け
する絶縁補強層塗装工程と、前記絶縁補強塗装を施した
平角状絶縁電線の外層全体に耐摩耗性絶縁塗料を塗布焼
付けする耐摩耗性絶縁層塗装工程とからなることを特徴
とする高圧延比平角絶縁電線の製造方法。 - 【請求項4】 前記耐摩耗性絶縁層塗装工程における耐
摩耗性絶縁塗料がポリアミドイミド系絶縁塗料または滑
性ポリアミドイミド系絶縁塗料のいずれの絶縁塗料であ
ることを特徴とする高圧延比平角絶縁電線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10294081A JP2000123642A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 高圧延比平角絶縁電線およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10294081A JP2000123642A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 高圧延比平角絶縁電線およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000123642A true JP2000123642A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17803049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10294081A Pending JP2000123642A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 高圧延比平角絶縁電線およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000123642A (ja) |
-
1998
- 1998-10-15 JP JP10294081A patent/JP2000123642A/ja active Pending
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