JP2000122805A - 座標指示装置 - Google Patents

座標指示装置

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JP2000122805A
JP2000122805A JP10295336A JP29533698A JP2000122805A JP 2000122805 A JP2000122805 A JP 2000122805A JP 10295336 A JP10295336 A JP 10295336A JP 29533698 A JP29533698 A JP 29533698A JP 2000122805 A JP2000122805 A JP 2000122805A
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pressure
ball
rotation
pointing device
amount
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Katsuhiro Yamanaka
克弘 山中
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間の自然な動作を基本とし、かつカーソル
の移動距離に関わらず良好な操作性を備えた座標指示装
置を実現する。 【解決手段】 ボールを回転させる際に操作者がボール
に加えた力を検出する感圧センサ1と、感圧センサの出
力から圧力を求める圧力計算部2と、圧力の変化を調べ
て回転操作の始まる直前の圧力を決定し、その圧力を一
定時間保持する圧力決定部3と、圧力決定部3で決定さ
れた圧力に従ってボールの回転量を増減させる回転量補
正部4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】コンピュータの画面上に表示
されるカーソルを移動させて任意の一点を指示するため
の座標指示装置であって、特にノート型コンピュータに
組み込むのに好適な座標指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可搬性の高さを特徴とするノート型コン
ピュータでは、必要な装置がすべて一体化されている方
が望ましく、現在市販されているノート型コンピュータ
には、画面上に表示されるカーソルを移動させて任意の
一点を指示するための座標指示装置も筐体の中に組み込
まれているものが多い。
【0003】ノート型コンピュータに搭載される座標指
示装置のひとつであるトラックボールは、座標指示装置
として最も普及しているマウスを裏返したような形で、
構造的にもマウスと同じであるため、初期のノート型コ
ンピュータの多くに搭載されていた。マウスとの違い
は、マウスが本体を動かすことでボールを回転させるの
に対し、トラックボールでは、本体は固定で指または掌
によりボールを直接回転させる点である。
【0004】トラックボールは、操作も簡単で、ボール
の回転量がそのままカーソルの移動量に対応するため直
感的な操作が可能である。しかし、特にノート型コンピ
ュータで用いられるようなボールの小さいものでは、カ
ーソルの移動距離が長くなると、何度もボールを回転さ
せなければならず手または指の疲れや煩わしさが生じ
る。これを防ぐために、わずかなボールの回転でカーソ
ルが大きく移動するようにすると、逆にカーソルの位置
を微調節したいときにカーソルが動きすぎてしまう。こ
のように、トラックボールには、カーソルの長距離移動
時と微調節時の両方において良好な操作性を実現するこ
とが難しいという問題があった。
【0005】この問題を解決するための従来技術とし
て、特開平5−303468号公報および特開平4−1
38516号公報に記載されている技術が知られてい
る。これらの公報に記載されている技術におけるトラッ
クボールは、図10のブロック図に示すとおり、ボール
の回転量を求める移動量検出部97(特開平4−138
516号公報では運動量検出手段)と、ボールに対する
押下圧力を検出する圧力検出部98(同じく加速度割合
設定手段)と、検出された押下圧力に基づいてボールの
回転量を増減変化させてコンピュータ本体へ出力する移
動量出力制御部99(同じく加算出力手段)で構成され
る。
【0006】操作者がボールを押しながらこのトラック
ボールを操作すると、その圧力に応じて抵抗値が変化す
る仕組みが設けられており、その抵抗値の変化は圧力検
出部98で信号に変換される。一方、ボールの回転量
は、ローラや移動量検出器を含む移動量検出部97で信
号に変換される。移動量出力制御部99は、圧力検出部
98からの信号に基づいて、移動量検出部97からの信
号を変化させてコンピュータへ出力する。
【0007】ボールを押したときに移動量検出部97か
らの信号を増加させるとすれば、ボールを押しながら回
転させることにより、何度も手または指を往復させるこ
となくカーソルを大きく移動させることができ、かつボ
ールを押さずに操作することで、カーソルを微少に移動
させることが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術ではトラックボールの操作性はそれほど改善さ
れない。図11は、ボール5を操作している様子を前方
から見た図であるが、人間が自然な動作でボール5を回
転させる場合、図11(a)のようにボール5の側部に
指9を置いて回転操作を開始し、図11(b)の状態を
経た後、指9とボール5は図11(c)に示すとおり離
れてしまう。ボール5に圧力が加わるのは図11(a)
から図11(b)までのわずかな間のみである。従来技
術では、ボールに加圧されているときのみ回転量が増加
されるため、カーソルはすぐに失速し、結局何度もボー
ルを回さなければならない。さらに、図11(b)の時
点までは指9とボール5は接触しているが、図11
(a)の時点から徐々に圧力は弱まっていくので失速に
拍車がかかる。もし、図11(b)の時点まで同じ圧力
を加えて操作したとすれば(そのような操作方法は明ら
かに不自然で行いにくい)、今度はボール5がほとんど
回転しないためやはり失速を招く。
【0009】本発明はこのような問題に対処するために
なされたもので、その目的は、人間の自然な動作を生か
しながら、カーソルの移動距離に関わらず良好な操作性
を備えたノート型コンピュータ用の座標指示装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】トラックボールでは、ボ
ールの回転量とカーソルの移動量は相関関係にある。人
間の自然なボール操作を考えると、カーソルを大きく移
動させたい場合、少ないボールの操作回数でなるべく多
くの回転量を得るために、操作者は図11(a)の時点
でボール5に強い圧力を加え、勢い良くボール5を回そ
うとするはずである。逆に、カーソルの移動量がそれほ
ど大きくないときは、図11(a)の時点での圧力は小
さい。結局、図11(a)の状態での圧力が分かれば、
操作者がカーソルをどのくらい移動させたいかが判断で
きる。
【0011】そこで、回転操作が始まる直前の圧力(図
11(a)の時点での圧力)を検出し、その値によって
ボールの回転量を増減させ操作者の意図(どのくらいカ
ーソルを移動させたいか)を補助する。その時、ボール
が回転している間は回転量の増減が継続できるように検
出した圧力の値をしばらく保持しておく。より具体的に
は、ボールを回転させる際に操作者がボールに加えた力
を検出する感圧センサと、感圧センサの出力から圧力を
求める圧力計算部と、圧力の変化を調べて回転操作が始
まる直前の圧力を決定し、その圧力を一定時間保持する
圧力決定部と、圧力決定部で決定された圧力に従ってボ
ールの回転量を補正する回転量補正部を設けた。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の第一の
実施の形態について図面を参照して説明する。図1のブ
ロック図を参照すると、本実施の形態では、操作者がカ
ーソルの移動方向と移動距離を指示するためのボール5
と、ボール5のX軸方向およびY軸方向の回転を検出し
て検出信号を出力する回転検出部6と、回転検出部6か
ら出力される検出信号よりボール5の回転量(実際には
回転量に相応する数値)を求める回転量計算部7と、力
が加わると電気的特性(電位、抵抗など)が変化する感圧
センサ1と、感圧センサ1の電気的特性の変化から加え
られた圧力(実際には圧力に相応する数値)を求める圧
力計算部2と、圧力計算部2で求められた圧力の推移よ
り操作者が回転操作を開始する直前の圧力を決定し一定
時間保持する圧力決定部3と、圧力決定部3で求められ
た圧力に応じてボール5の回転量を補正する回転量補正
部4と、回転量補正部4で決定された回転量をパソコン
に出力する回転量出力部8とを備える。
【0013】感圧センサ1は、その種類に応じて加圧機
構を装備すれば、特に限定されるものではない。圧力に
応じて抵抗が変化するタイプの場合は定電流源と接続す
るなどして、圧力に応じた電圧を出力するような仕組み
を設けると後の処理は簡単である。
【0014】圧力計算部2は、電圧値を数値に変換する
AD変換器と電圧値をAD変換器の動作レベルに増幅す
る増幅器と、変換のタイミング(サンプリング間隔)を
決定するための発信器で構成できる。
【0015】圧力決定部3および回転量補正部4は、プ
ログラム制御により動作するデータ処理装置で実現す
る。
【0016】ボール5および回転検出部6、回転量計算
部7は従来技術のトラックボールと同じもので良い。回
転検出部6は、X軸(横)方向の回転検出部とY軸
(縦)方向の回転検出部から構成されており、例えば、
X軸方向の回転検出部は、図3(a)に示すように、ロ
ータリエンコーダ61と、ロータリエンコーダ61にボ
ール5の回転を伝達するローラ62および回転軸63で
実現できる。ロータリエンコーダ61は、X軸に沿った
ボール5の回転方向(正方向または負方向)と回転数の
情報を含む二相パルスを出力するが、回転方向を考慮し
てパルス数を数える素子が既に存在し(日本電気製μP
D4701A等)、回転量計算部7にはこれを利用す
る。
【0017】回転量出力部8は、コンピュータと接続す
るインタフェースに応じて適当な構成を採ればよい。例
えば、RS−232Cインタフェースを用いるなら、パ
ラレルデータをシリアルデータに変換するシリアルイン
タフェースコントローラと、電圧のレベルを変換するレ
ベル変換器で構成できる。
【0018】本発明による座標指示装置のノート型コン
ピュータへの搭載例を図2に示す。従来のトラックボー
ルと同様、スペースキー90の手前、または筐体91の
手前側面に搭載するのが操作性の上からも最善であると
思われるが、本発明の座標指示装置は、この例だけに限
定されるものではない。
【0019】次に本実施の形態の動作を説明する。以下
では、感圧センサ1として、指のような導電性の柔らか
いものを押しつけると、接触面積が増え抵抗が減少する
ことを利用したシート状のセンサを用いると想定する。
【0020】操作者は、通常のトラックボールと同様に
ボール5でカーソルの移動方向および移動距離を指示す
る。前述の通りカーソルの移動距離が長いほど、ボール
5を多く回転させようとして、図11(a)の状態でボ
ール5により大きな力を加える。図3(b)に示すよう
に、ボール5や回転検出部6などを含む装置基板100
の下に感圧センサ1を配置する(筐体13の底に貼り付
ければ良い)ことで、ボール5に力が加わると装置基板
100の裏側に取り付けられた押し棒94により感圧セ
ンサ1が押される。感圧センサ1は、圧力に応じた電圧
を出力し、圧力計算部2に含まれるAD変換器により数
値化される。押し棒94の素材としては、圧力が加わる
と変形して感圧センサ1との接触面積が増加する必要が
あるため、導電性のゴムなどが適している。当然、感圧
センサ1の種類によって押し棒94の素材やセンサの取
り付け方法は変わる。また、ボール5に加わる圧力が感
圧センサ1に正しく伝わる仕組みが要求される。そのた
めには、例えば、図3、図4に示したように、装置をバ
ネ95で支え、装置側アーム92と筐体側アーム96に
よって筐体91に取り付けて装置側アーム92の突起9
3を支点に回転するようにすれば良い。
【0021】操作者がボール5を回転させたときの圧力
変化は、操作のされ方によって様々な形となるが、概ね
図5(a)のような変化をすると思われる。ここでの仮
定は、加圧動作から回転操作に移る瞬間(時刻T1とT
2の間)に、圧力の変化が他の期間と比べて穏やかにな
るということである。ボール5の回転操作が始まると急
激に圧力が減少する(時刻T2以降)ので、急激に圧力
が減少する前の圧力変化の少ないポイントが回転操作開
始直前の圧力となる。なお、T2からT3の期間は、回
転操作は始まっているが指が完全に離れていない状態
(図11(a)から図11(b)までの間)であるた
め、T3以降よりは圧力の減少は穏やかである。図5
(a)だけを考えると上記の仮定は不要で、最大の圧力
を回転操作開始直前の圧力と考えて良いと思えるが、図
5(b)に示したように、時刻T1付近で最大圧力とな
るが、力を加えすぎたと思い力を緩めてから回転操作を
開始する場合も考えられる。この場合は、時刻T2から
T3の圧力が操作者の意図した圧力である。さらにもう
一点、カーソルが直ぐに失速するのを防ぐために、圧力
が0となっても(指がボール5から離れた後も)しばら
くは決定した圧力を保持し、ボール5の回転中は回転量
の補正処理を続けられるようにする必要がある。
【0022】これらの処理を行うのが圧力決定部3であ
る。以下では、図6の流れ図を参照して、圧力決定部3
の動作を詳しく説明する。まず、圧力計算部2が出力す
るデータを読み込み(ステップ30)、読み込んだデー
タが0かどうかを判定する(ステップ31)。もし、デ
ータが0であれば、0の連続回数を計数するカウンタの
値を1増やし(ステップ37)、その結果カウンタの値
がある一定値を越えていれば(ステップ38でYesの
場合)それまで保持していた圧力データをクリアし(ス
テップ39)、2回前に圧力計算部2から読み込んだデ
ータを消去する(ステップ36)。一方、圧力計算部2
から読み込んだデータが0でなければ、0の連続回数を
計数するカウンタの値をクリアし(ステップ32)、圧
力計算部2から読み込んだ最近3回分のデータ相互間の
差を計算する(ステップ33)。ステップ33で計算し
たすべての差が一定値以下であれば、ステップ30で圧
力計算部2より読み込んだデータを回転操作開始直前の
圧力データとして記憶する。逆に、ステップ33で計算
した差のうちひとつでも一定値以上であれば、まだ加圧
中か回転操作が行われている途中であると判断し読み込
んだデータを棄却する。ステップ33では、最近3回分
のデータ相互間の差を計算しているが、特に3回に限る
ものではない。
【0023】一方、ボール5の回転は、回転検出部6で
回転量と回転の方向の二つの情報を含んだ二相パルスに
変換され、回転量計算部7において、回転の方向を考慮
してパルス数をカウントすることで回転量が求められ
る。
【0024】回転量補正部4は、回転量計算部7からボ
ール5の回転量を、圧力決定部3から回転操作が始まる
直前の圧力を定期的に読み込み、圧力の大きさに応じて
回転量に補正を加える。回転量の補正方法は、例えば圧
力が0から31までなら1倍、32から63までなら
1.1倍という具合に圧力に比例した値を回転量に乗じ
るというものが最も単純である。
【0025】当然、上記の補正方法以外にも、圧力が低
い場合にはより細かな調整を可能とするために回転量を
割り引く方法や、回転量も考慮に入れ、回転量と圧力が
不釣り合いな場合(例えば、圧力が大きい割には回転量
が少ない)に圧力に見合った回転量にするという方法も
考えられる。すなわち、圧力、または圧力と回転量を参
照して回転量を変化させることはすべて本発明の範囲内
である。
【0026】このように回転量補正部4で設定された値
が、回転量出力部8を通してコンピュータへと送られ
る。
【0027】(実施の形態2)ボールを多く回転させる
もう一つの方法として、指をボールから少し離れた場所
に置いて勢いを付けるというやり方が考えられる。この
方法では、勢いの具合は、指を最初に置いた場所を押す
力で調整される。本発明の第二の実施の形態は、このよ
うな操作方法に対応するもので、図7に示すように、感
圧センサ1をドーナツ型にしてボール5の周囲に配置し
ている。構成は第1の実施の形態(図1)と同じである
が、本発明が効率よく動作するためには、操作者に勢い
を付けてボール5を回させるような部品配置が必要とな
る。通常のトラックボールや第一の実施の形態では、図
8(b)に示すようにボール5のほぼ上半分が筐体91
の上に飛び出た形となっているのが一般的であるが、本
発明では、図8(a)のように、ボール5の大部分が筐
体91に隠れるような配置とした。このことにより、ボ
ール5に直接力を加えて回転させようとしても、指とボ
ール5が接触している時間が短くほとんど回転を与えら
れないため、回転量を多くしたい場合操作者は勢いを付
ける操作方法を選択する。
【0028】また、本形態でも回転操作に移る直前の圧
力がカーソルの移動量を増減させるパラメータとなるの
は同じであるため、圧力決定部3の処理の流れは第一の
実施の形態と変わらないが、指が完全に感圧センサ1か
ら離れた後でボールの回転が始まるため、圧力を保持す
る時間は長くしておかなければならない。具体的には、
図6のステップ38における一定値を第一の実施の形態
よりも大きく設定する必要がある。
【0029】本実施の形態は、第1の実施の形態と比較
して、図9から分かるように基板100の下部に感圧セ
ンサ1および押し棒94,バネ95が存在しないためコ
ンピュータをより薄くできるという効果がある。さら
に、前述の通り、本実施の形態の効果が最も現れるの
は、ボール5が感圧センサ1より大きくはみ出ない程度
の大きさの時である。このことからボール5は小さいも
のでも十分であり、やはりコンピュータの薄型化が可能
となる。
【0030】第一および第二の実施の形態共に、ノート
型コンピュータに搭載した例を取り上げて説明をした
が、当然、本発明が据え置き型のコンピュータの座標指
示装置としても利用できることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】人間がボールを回転させる際の自然な動
作で、カーソルの移動距離に関わらず良好な操作性を実
現できる。その理由は、圧力決定部がボールに加わる圧
力の推移から、操作者の意図が最も現れる回転操作開始
直前の圧力を決定し、回転量補正部でその値に応じて回
転量が増減されるからである。
【0032】また、従来の技術と比較してカーソルの失
速を防ぐことができ、より操作性が向上する。その理由
は、圧力決定部が、決定した回転操作開始直前の圧力を
しばらくの間保持しているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態の構成を示すブロック図
【図2】第一の実施の形態の外観図
【図3】(a)第一の実施の形態における回転検出部の
説明図 (b)第一の実施の形態における感圧センサの配置を示
す説明図
【図4】第一の実施の形態における筐体と装置の接続方
法を示す説明図
【図5】圧力の時間変化の一例を示す説明図
【図6】第一の実施の形態における圧力決定部の動作を
示す流れ図
【図7】第二の実施の形態の外観図
【図8】(a)第二の実施の形態におけるボール配置の
説明図 (b)従来のボール配置の説明図
【図9】第二の実施の形態における装置内部の構造を示
す説明図
【図10】従来技術の構成を示すブロック図
【図11】自然なボールの回転操作を示す説明図
【符号の説明】
1 感圧センサ 2 圧力計算部 3 圧力決定部 4 回転量補正部 5 ボール 6 回転検出部 7 回転量計算部 8 回転量出力部 9 指 61 ロータリエンコーダ 62 ローラ 63 回転軸 64 ロータリエンコーダ 65 ローラ 66 回転軸 90 スペースキー 91 筐体 92 装置側アーム 93 突起 94 押し棒 95 バネ 96 筐体側アーム 97 移動量検出部 98 圧力検出部 99 移動量出力制御部 100 装置基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックボールを利用し、少なくともコン
    ピュータの画面上に表示されるカーソルの移動量を制御
    する座標指示装置であって、 操作者が前記トラックボールに付随するボールの回転操
    作にかける圧力を検出し、この検出された圧力から前記
    回転操作を開始する際の直前の圧力を計算し、この計算
    された圧力を利用して前記操作者の操作意図を判断し、
    前記カーソルの移動量を制御することを特徴とする座標
    指示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の座標指示装置であって、 計算された前記回転操作を開始する際の直前の圧力を保
    持しておき、前記ボールが回転している間は、前記保持
    された圧力を利用して前記操作者の操作意図を判断し、
    前記カーソルの移動量を制御することを特徴とする座標
    指示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の座標指示装置であ
    って、 操作者が前記ボールの回転操作にかける圧力を検出する
    ために、前記ボールの周囲を取り囲むドーナツ状の感圧
    センサを設けたことを特徴とする座標指示装置。
  4. 【請求項4】少なくともコンピュータの画面上に表示さ
    れるカーソルの移動量を制御する座標指示装置であっ
    て、 操作者が前記カーソルの移動方向と移動距離を指示する
    ためのボールと、 前記ボールのX軸方向およびY軸方向の回転を検出して
    検出信号を出力する回転検出部と、 前記回転検出部から出力される検出信号より前記ボール
    の回転量を求める回転量計算部と、 前記ボールに対して力が加わると電気的特性が変化する
    感圧センサと、 前記感圧センサの電気的特性の変化から、加えられた圧
    力を求める圧力計算部と、 前記圧力計算部で求められた圧力の推移より操作者が回
    転操作を開始する直前の圧力を決定し一定時間保持する
    圧力決定部と、 前記圧力決定部で求められた圧力に応じて前記回転量計
    算部で求められた前記ボールの回転量を補正する回転量
    補正部と、 前記回転量補正部で決定された回転量を出力する回転量
    出力部とを備えることを特徴とする座標指示装置。
  5. 【請求項5】前記ボールや前記回転検出部などを含む装
    置基板の下に前記感圧センサを配し、前記装置基板の裏
    側に前記感圧センサに圧力を伝えるための押し棒を取り
    付けて構成したことを特徴とする請求項4に記載の座標
    指示装置。
  6. 【請求項6】前記感圧センサが、ドーナツ状の形状であ
    って、前記ボールの周囲を取り囲む位置に配置されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載の座標指示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7134757B2 (en) 2001-10-01 2006-11-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Projection type display apparatus, rear projection, and multi-vision system
JP2011243124A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Lenovo Singapore Pte Ltd 回転ボール型入力デバイスおよび電子機器

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