JP2000111225A - 沸騰冷却装置 - Google Patents
沸騰冷却装置Info
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- JP2000111225A JP2000111225A JP10284503A JP28450398A JP2000111225A JP 2000111225 A JP2000111225 A JP 2000111225A JP 10284503 A JP10284503 A JP 10284503A JP 28450398 A JP28450398 A JP 28450398A JP 2000111225 A JP2000111225 A JP 2000111225A
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Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 沸騰面積を増大して放熱性能の向上を図ると
ともに、冷媒槽の沸騰部から蒸気冷媒を抜け易くするこ
と。 【解決手段】 液冷媒を貯留する冷媒室8の内部には、
沸騰部の沸騰面積を増大するために波形フィン16(1
6A、16B)が挿入されている。その波形フィン16
は、ピッチの大きい第1の波形フィン16Aとピッチの
小さい第2の波形フィン16Bから成り、第1の波形フ
ィン16Aが沸騰部の上部側に配置され、第2の波形フ
ィン16Bが沸騰部の下部側に配置されている。第1の
波形フィン16Aと第2の波形フィン16Bは、それぞ
れ縦向きにして冷媒室8に挿入され、冷媒室8を上下方
向に延びる複数の小さな通路状部分に区画している。
ともに、冷媒槽の沸騰部から蒸気冷媒を抜け易くするこ
と。 【解決手段】 液冷媒を貯留する冷媒室8の内部には、
沸騰部の沸騰面積を増大するために波形フィン16(1
6A、16B)が挿入されている。その波形フィン16
は、ピッチの大きい第1の波形フィン16Aとピッチの
小さい第2の波形フィン16Bから成り、第1の波形フ
ィン16Aが沸騰部の上部側に配置され、第2の波形フ
ィン16Bが沸騰部の下部側に配置されている。第1の
波形フィン16Aと第2の波形フィン16Bは、それぞ
れ縦向きにして冷媒室8に挿入され、冷媒室8を上下方
向に延びる複数の小さな通路状部分に区画している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の沸騰と凝縮
の繰り返しにより熱輸送を行う沸騰冷却装置に関する。
の繰り返しにより熱輸送を行う沸騰冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平8−23666
9号公報に記載された沸騰冷却装置がある。この沸騰冷
却装置は、図14に示すように、液冷媒を貯留する冷媒
槽100内の沸騰部(図14に破線で示す領域)にフィ
ン110を配置して沸騰面積を増大することにより、放
熱性能の向上を図っている。
9号公報に記載された沸騰冷却装置がある。この沸騰冷
却装置は、図14に示すように、液冷媒を貯留する冷媒
槽100内の沸騰部(図14に破線で示す領域)にフィ
ン110を配置して沸騰面積を増大することにより、放
熱性能の向上を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の沸騰冷却装置
は、沸騰部に配置したフィン110によって複数の通路
部120が形成され、発熱体の熱を受けて沸騰した蒸気
(気泡)が前記通路部120を通り抜けて沸騰部を上昇
する。この時、沸騰部の上方にいくほど、発生した蒸気
量が増加するため、沸騰部の上下方向が長く、その沸騰
部に配置するフィン110の長さが長い場合、あるいは
フィン110の上下方向が長くなくても発熱体の放熱量
が増大した時等には、フィン110によって形成される
通路部120を蒸気(気泡)が抜けにくくなる。この結
果、沸騰部の上部側でバーンアウトを生じ易くなるた
め、冷媒槽100の使用範囲(放熱量)が制限されてし
まう。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、
その目的は、沸騰面積を増大して放熱性能の向上を図る
とともに、冷媒槽の沸騰部から蒸気冷媒を抜け易くする
ことでバーンアウトを生じ難くした沸騰冷却装置を提供
することにある。
は、沸騰部に配置したフィン110によって複数の通路
部120が形成され、発熱体の熱を受けて沸騰した蒸気
(気泡)が前記通路部120を通り抜けて沸騰部を上昇
する。この時、沸騰部の上方にいくほど、発生した蒸気
量が増加するため、沸騰部の上下方向が長く、その沸騰
部に配置するフィン110の長さが長い場合、あるいは
フィン110の上下方向が長くなくても発熱体の放熱量
が増大した時等には、フィン110によって形成される
通路部120を蒸気(気泡)が抜けにくくなる。この結
果、沸騰部の上部側でバーンアウトを生じ易くなるた
め、冷媒槽100の使用範囲(放熱量)が制限されてし
まう。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、
その目的は、沸騰面積を増大して放熱性能の向上を図る
とともに、冷媒槽の沸騰部から蒸気冷媒を抜け易くする
ことでバーンアウトを生じ難くした沸騰冷却装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)冷媒
槽の内部で発熱体の熱を受けて冷媒が沸騰する沸騰部を
通路状に区画することで沸騰部の沸騰面積を増大させる
部材を設け、この部材によって区画された通路状部分の
平均開口面積が冷媒槽内の下部側より上部側の方が大き
くなっている。この構成によれば、通路状部分の平均開
口面積における蒸気冷媒の割合を、上下方向において、
より均等に出来るので、発熱体の熱を受けて沸騰した蒸
気冷媒が冷媒槽内を上昇する際に、沸騰面積を増大させ
る部材によって区画された通路状部分を蒸気冷媒が通り
抜け易くなる。その結果、冷媒槽内の上部側での上昇す
る蒸気冷媒による流路抵抗を低減でき、バーンアウトを
生じ難くできる。
槽の内部で発熱体の熱を受けて冷媒が沸騰する沸騰部を
通路状に区画することで沸騰部の沸騰面積を増大させる
部材を設け、この部材によって区画された通路状部分の
平均開口面積が冷媒槽内の下部側より上部側の方が大き
くなっている。この構成によれば、通路状部分の平均開
口面積における蒸気冷媒の割合を、上下方向において、
より均等に出来るので、発熱体の熱を受けて沸騰した蒸
気冷媒が冷媒槽内を上昇する際に、沸騰面積を増大させ
る部材によって区画された通路状部分を蒸気冷媒が通り
抜け易くなる。その結果、冷媒槽内の上部側での上昇す
る蒸気冷媒による流路抵抗を低減でき、バーンアウトを
生じ難くできる。
【0005】(請求項2の手段)沸騰部の沸騰面積を増
大させる部材は、ピッチの大きい第1の波形フィンとピ
ッチの小さい第2の波形フィンとを有し、第1の波形フ
ィンが冷媒槽内の上部側に配置され、第2の波形フィン
が冷媒槽内の下部側に配置されている。この場合、ピッ
チの異なる第1の波形フィンと第2の波形フィンを冷媒
槽内に配置するだけの簡単な構成によって、冷媒槽内の
上部側でのバーンアウトの発生を抑制できる。なお、第
1の波形フィンと第2の波形フィンは、それぞれ別体で
構成しても良いし、一体(一部品)で構成することも可
能である。
大させる部材は、ピッチの大きい第1の波形フィンとピ
ッチの小さい第2の波形フィンとを有し、第1の波形フ
ィンが冷媒槽内の上部側に配置され、第2の波形フィン
が冷媒槽内の下部側に配置されている。この場合、ピッ
チの異なる第1の波形フィンと第2の波形フィンを冷媒
槽内に配置するだけの簡単な構成によって、冷媒槽内の
上部側でのバーンアウトの発生を抑制できる。なお、第
1の波形フィンと第2の波形フィンは、それぞれ別体で
構成しても良いし、一体(一部品)で構成することも可
能である。
【0006】(請求項3の手段)第1の波形フィンと第
2の波形フィンは、それぞれフィン壁面に複数の開口部
を有し、第1の波形フィンの開口部の方が第2の波形フ
ィンの開口部より平均開口面積が大きく設けられてい
る。この場合、沸騰部で発生した蒸気冷媒が波形フィン
によって形成される通路状部分を上昇するだけでなく、
開口部を通って隣接する他の通路状部分へ流れ込むこと
ができる。これにより、各通路状部分で蒸気発生量が異
なる様な場合でも、蒸気を沸騰部全体に均一に拡散する
ことができるので、放熱性能を向上できる。
2の波形フィンは、それぞれフィン壁面に複数の開口部
を有し、第1の波形フィンの開口部の方が第2の波形フ
ィンの開口部より平均開口面積が大きく設けられてい
る。この場合、沸騰部で発生した蒸気冷媒が波形フィン
によって形成される通路状部分を上昇するだけでなく、
開口部を通って隣接する他の通路状部分へ流れ込むこと
ができる。これにより、各通路状部分で蒸気発生量が異
なる様な場合でも、蒸気を沸騰部全体に均一に拡散する
ことができるので、放熱性能を向上できる。
【0007】(請求項4の手段)沸騰部の沸騰面積を増
大させる部材は、冷媒槽内の上部側で冷媒槽内を上下方
向に区画する様に配された第1の板状部材と、冷媒槽内
の下部側で冷媒槽内を上下方向に区画する様に配された
第2の板状部材とを有し、第1の板状部材と第2の板状
部材には、それぞれ蒸気冷媒が通過する複数の開口部が
開けられ、第1の板状部材に開けられた開口部の方が第
2の板状部材に開けられた開口部より平均開口面積が大
きく設けられている。この構成によれば、発熱体の熱を
受けて沸騰した蒸気冷媒が冷媒槽内を上昇する際に、冷
媒槽内の上部側に配置された第1の板状部材の開口部を
抜け易く成る。その結果、冷媒槽内の上部側での上昇す
る蒸気冷媒による流路抵抗を低減でき、バーンアウトを
生じ難くできる。
大させる部材は、冷媒槽内の上部側で冷媒槽内を上下方
向に区画する様に配された第1の板状部材と、冷媒槽内
の下部側で冷媒槽内を上下方向に区画する様に配された
第2の板状部材とを有し、第1の板状部材と第2の板状
部材には、それぞれ蒸気冷媒が通過する複数の開口部が
開けられ、第1の板状部材に開けられた開口部の方が第
2の板状部材に開けられた開口部より平均開口面積が大
きく設けられている。この構成によれば、発熱体の熱を
受けて沸騰した蒸気冷媒が冷媒槽内を上昇する際に、冷
媒槽内の上部側に配置された第1の板状部材の開口部を
抜け易く成る。その結果、冷媒槽内の上部側での上昇す
る蒸気冷媒による流路抵抗を低減でき、バーンアウトを
生じ難くできる。
【0008】(請求項5の手段)第1の板状部材と第2
の板状部材は、冷媒槽内で横向きに配置された波形フィ
ンの壁面によって構成され、開口部は、波形フィンの壁
面に開けられている。この場合、波形フィンを横向きに
して冷媒槽内に配置するだけの簡単な構成によって、冷
媒槽内の上部側でのバーンアウトの発生を抑制できる。
の板状部材は、冷媒槽内で横向きに配置された波形フィ
ンの壁面によって構成され、開口部は、波形フィンの壁
面に開けられている。この場合、波形フィンを横向きに
して冷媒槽内に配置するだけの簡単な構成によって、冷
媒槽内の上部側でのバーンアウトの発生を抑制できる。
【0009】(請求項6の手段)冷媒槽は、沸騰部を形
成する冷媒室と、放熱器で液化した凝縮液が流れ込む液
戻り通路と、この液戻り通路と冷媒室とを下部で連通す
る還流通路とを有している。この構成では、放熱器から
冷媒槽の液戻り通路へ流れ込んだ凝縮液が還流通路を通
って冷媒室へ供給される。つまり、冷媒室の下方から供
給された凝縮液が冷媒室の沸騰部で発熱体の熱を受けて
沸騰し、沸騰部を上昇して冷媒室より流出することがで
きる。この様に、冷媒室を下方から上方へ冷媒が流れる
構成においては、沸騰部から蒸気冷媒が抜け易くなるこ
とで、特に大きな効果(冷媒槽と放熱器とを冷媒が良好
に循環できる)を発揮する。
成する冷媒室と、放熱器で液化した凝縮液が流れ込む液
戻り通路と、この液戻り通路と冷媒室とを下部で連通す
る還流通路とを有している。この構成では、放熱器から
冷媒槽の液戻り通路へ流れ込んだ凝縮液が還流通路を通
って冷媒室へ供給される。つまり、冷媒室の下方から供
給された凝縮液が冷媒室の沸騰部で発熱体の熱を受けて
沸騰し、沸騰部を上昇して冷媒室より流出することがで
きる。この様に、冷媒室を下方から上方へ冷媒が流れる
構成においては、沸騰部から蒸気冷媒が抜け易くなるこ
とで、特に大きな効果(冷媒槽と放熱器とを冷媒が良好
に循環できる)を発揮する。
【0010】(請求項7の手段)冷媒槽は、押出材によ
り形成されている。この場合、より低コストで本発明の
構成を実現できる。
り形成されている。この場合、より低コストで本発明の
構成を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置1の正面図である。
本実施例の沸騰冷却装置1は、冷媒の沸騰及び凝縮作用
を利用して発熱体2を冷却するもので、内部に液冷媒を
溜める冷媒槽3と、この冷媒槽3の上部に設けられる放
熱器4とを備える。発熱体2は、例えば電気自動車のイ
ンバータ回路を構成するIGBTモジュールであり、ボ
ルト5の締め付けにより、冷媒槽3の両側表面に密着し
て固定されている(図2参照)。
づいて説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置1の正面図である。
本実施例の沸騰冷却装置1は、冷媒の沸騰及び凝縮作用
を利用して発熱体2を冷却するもので、内部に液冷媒を
溜める冷媒槽3と、この冷媒槽3の上部に設けられる放
熱器4とを備える。発熱体2は、例えば電気自動車のイ
ンバータ回路を構成するIGBTモジュールであり、ボ
ルト5の締め付けにより、冷媒槽3の両側表面に密着し
て固定されている(図2参照)。
【0012】冷媒槽3は、アルミニウム等の熱伝導性に
優れる金属材料より形成された中空部材6と、この中空
部材6の下端部に被せられるエンドタンク7とから成
り、内部に冷媒室8、液戻り通路9、断熱通路10、及
び還流通路11が設けられている。中空部材6は、例え
ば押し出し成型品で、横幅(図1の左右方向の寸法)に
対して厚み(図2の左右方向の寸法)が薄い偏平形状に
設けられ、その内部に太さの異なる複数の通路壁(第1
通路壁12、第2通路壁13、第3通路壁14、第4通
路壁15)が設けられている。エンドタンク7は、例え
ば中空部材6と同じアルミニウム製で、ろう付けなどに
より中空部材6の下端部に接合されている。但し、エン
ドタンク7の内側は、図5に示すように、中空部材6の
下端面との間に空間が確保されている。
優れる金属材料より形成された中空部材6と、この中空
部材6の下端部に被せられるエンドタンク7とから成
り、内部に冷媒室8、液戻り通路9、断熱通路10、及
び還流通路11が設けられている。中空部材6は、例え
ば押し出し成型品で、横幅(図1の左右方向の寸法)に
対して厚み(図2の左右方向の寸法)が薄い偏平形状に
設けられ、その内部に太さの異なる複数の通路壁(第1
通路壁12、第2通路壁13、第3通路壁14、第4通
路壁15)が設けられている。エンドタンク7は、例え
ば中空部材6と同じアルミニウム製で、ろう付けなどに
より中空部材6の下端部に接合されている。但し、エン
ドタンク7の内側は、図5に示すように、中空部材6の
下端面との間に空間が確保されている。
【0013】冷媒室8は、中空部材6の中央部に設けら
れている第1通路壁12の左右両側に形成され、その内
部が第2通路壁13によって複数の通路状に区画されて
いる。この冷媒室8は、内部に貯留する液冷媒が発熱体
2の熱を受けて沸騰する沸騰部を形成している。冷媒室
8の内部には、沸騰部の沸騰面積を増大するために波形
フィン16(16A、16B)が挿入されている。その
波形フィン16は、ピッチP1 の大きい第1の波形フィ
ン16A(図3参照)とピッチP2 の小さい第2の波形
フィン16B(図4参照)から成り、第1の波形フィン
16Aが沸騰部の上部側に配置され、第2の波形フィン
16Bが沸騰部の下部側に配置されている(図1参
照)。なお、第1の波形フィン16Aと第2の波形フィ
ン16Bは、それぞれ縦向きにして冷媒室8に挿入さ
れ、図3及び図4に示すように、冷媒室8を上下方向に
延びる複数の小さな通路状部分16a、16bに区画し
ている。
れている第1通路壁12の左右両側に形成され、その内
部が第2通路壁13によって複数の通路状に区画されて
いる。この冷媒室8は、内部に貯留する液冷媒が発熱体
2の熱を受けて沸騰する沸騰部を形成している。冷媒室
8の内部には、沸騰部の沸騰面積を増大するために波形
フィン16(16A、16B)が挿入されている。その
波形フィン16は、ピッチP1 の大きい第1の波形フィ
ン16A(図3参照)とピッチP2 の小さい第2の波形
フィン16B(図4参照)から成り、第1の波形フィン
16Aが沸騰部の上部側に配置され、第2の波形フィン
16Bが沸騰部の下部側に配置されている(図1参
照)。なお、第1の波形フィン16Aと第2の波形フィ
ン16Bは、それぞれ縦向きにして冷媒室8に挿入さ
れ、図3及び図4に示すように、冷媒室8を上下方向に
延びる複数の小さな通路状部分16a、16bに区画し
ている。
【0014】液戻り通路9は、放熱器4で凝縮した凝縮
液が流れ込む通路で、中空部材6の左右両側に設けられ
た第3通路壁14の両外側に形成されている。断熱通路
10は、冷媒室8と液戻り通路9との間を断熱するため
に設けられ、第3通路壁14と第4通路壁15との間に
形成されている。還流通路11は、液戻り通路9へ流入
した凝縮液を冷媒室8へ供給するための通路で、エンド
タンク7の内側空間(図5参照)によって形成され、液
戻り通路9と冷媒室8及び断熱通路10とを相互に連通
している。
液が流れ込む通路で、中空部材6の左右両側に設けられ
た第3通路壁14の両外側に形成されている。断熱通路
10は、冷媒室8と液戻り通路9との間を断熱するため
に設けられ、第3通路壁14と第4通路壁15との間に
形成されている。還流通路11は、液戻り通路9へ流入
した凝縮液を冷媒室8へ供給するための通路で、エンド
タンク7の内側空間(図5参照)によって形成され、液
戻り通路9と冷媒室8及び断熱通路10とを相互に連通
している。
【0015】放熱器4は、コア部(下述する)、上部タ
ンク17、及び下部タンク18より構成され、下部タン
ク18の内部に冷媒流制御板(側面制御板19と上面制
御板20)が設置されている。コア部は、発熱体2の熱
を受けて沸騰した蒸気冷媒を外部流体(例えば空気)と
の熱交換によって凝縮液化させる本発明の放熱部であ
り、垂直方向に並設された複数本の放熱チューブ21
と、各放熱チューブ21の間に介在された放熱フィン2
2とから成る。なお、コア部は、図示しない冷却ファン
の送風を受けて冷却される。放熱チューブ21は、内部
を冷媒が流れる通路を形成するもので、例えばアルミニ
ウム製の偏平な管を所定の長さに切断して使用される。
放熱チューブ21の内部には、凝縮面積を増大するため
のインナフィンを挿入しても良い。
ンク17、及び下部タンク18より構成され、下部タン
ク18の内部に冷媒流制御板(側面制御板19と上面制
御板20)が設置されている。コア部は、発熱体2の熱
を受けて沸騰した蒸気冷媒を外部流体(例えば空気)と
の熱交換によって凝縮液化させる本発明の放熱部であ
り、垂直方向に並設された複数本の放熱チューブ21
と、各放熱チューブ21の間に介在された放熱フィン2
2とから成る。なお、コア部は、図示しない冷却ファン
の送風を受けて冷却される。放熱チューブ21は、内部
を冷媒が流れる通路を形成するもので、例えばアルミニ
ウム製の偏平な管を所定の長さに切断して使用される。
放熱チューブ21の内部には、凝縮面積を増大するため
のインナフィンを挿入しても良い。
【0016】上部タンク17は、浅皿状のコアプレート
17aと深皿状のタンクプレート17bとを組み合わせ
て構成され、各放熱チューブ21の上端部に連結され
て、各放熱チューブ21を連通している。コアプレート
17aには、放熱チューブ21の上端部が挿入される長
孔(図示しない)が多数開けられている。下部タンク1
8は、上部タンク17と同様に、浅皿状のコアプレート
18aと深皿状のタンクプレート18bとを組み合わせ
て構成され、各放熱チューブ21の下端部に連結され
て、各放熱チューブ21を連通している。コアプレート
18aには、放熱チューブ21の下端部が挿入される長
孔(図示しない)が多数開けられ、タンクプレート18
bには、冷媒槽3(中空部材6)の上端部が挿入される
長孔(図示しない)が開けられている。
17aと深皿状のタンクプレート17bとを組み合わせ
て構成され、各放熱チューブ21の上端部に連結され
て、各放熱チューブ21を連通している。コアプレート
17aには、放熱チューブ21の上端部が挿入される長
孔(図示しない)が多数開けられている。下部タンク1
8は、上部タンク17と同様に、浅皿状のコアプレート
18aと深皿状のタンクプレート18bとを組み合わせ
て構成され、各放熱チューブ21の下端部に連結され
て、各放熱チューブ21を連通している。コアプレート
18aには、放熱チューブ21の下端部が挿入される長
孔(図示しない)が多数開けられ、タンクプレート18
bには、冷媒槽3(中空部材6)の上端部が挿入される
長孔(図示しない)が開けられている。
【0017】冷媒流制御板は、コア部で液化した凝縮液
が直接冷媒室8へ流れ込むのを防ぐことにより、冷媒室
8での蒸気冷媒と凝縮液との干渉を防止するものであ
る。この冷媒流制御板は、側面制御板19と上面制御板
20とを有し、側面制御板19に蒸気流出口23が開け
られている。側面制御板19は、下部タンク18内に開
口する冷媒室8の周囲(前後左右)に所定の高さで設置
され、図1及び図2に示すように、各面(4面)がそれ
ぞれ外側へ傾斜している。また、下部タンク18内に側
面制御板19を設置したことにより、下部タンク18内
の側面制御板19の外周には環状の凝縮液通路が形成さ
れ、この凝縮液通路の左右両側に、それぞれ液戻り通路
9と断熱通路10が開口している。
が直接冷媒室8へ流れ込むのを防ぐことにより、冷媒室
8での蒸気冷媒と凝縮液との干渉を防止するものであ
る。この冷媒流制御板は、側面制御板19と上面制御板
20とを有し、側面制御板19に蒸気流出口23が開け
られている。側面制御板19は、下部タンク18内に開
口する冷媒室8の周囲(前後左右)に所定の高さで設置
され、図1及び図2に示すように、各面(4面)がそれ
ぞれ外側へ傾斜している。また、下部タンク18内に側
面制御板19を設置したことにより、下部タンク18内
の側面制御板19の外周には環状の凝縮液通路が形成さ
れ、この凝縮液通路の左右両側に、それぞれ液戻り通路
9と断熱通路10が開口している。
【0018】上面制御板20は、側面制御板19で囲ま
れた冷媒室8の上方全体を覆っている。但し、この上面
制御板20は、図1に示すように、左右方向の中央部が
最も高く、側面制御板19の左右両面に向かって斜め下
方へ傾斜している。蒸気流出口23は、冷媒室8で沸騰
した蒸気冷媒を流出させるための開口部であり、側面制
御板19の各面にそれぞれ横幅一杯まで開けられてい
る。但し、蒸気流出口23は、前記の凝縮液通路を流れ
る凝縮液が蒸気流出口23に流れ込まないように、下部
タンク18の底面(冷媒槽3の上端面)より高い位置に
開口している(図1及び図2参照)。また、蒸気流出口
23の上端は、上面制御板20に沿って側面制御板19
の最上端まで開口している。
れた冷媒室8の上方全体を覆っている。但し、この上面
制御板20は、図1に示すように、左右方向の中央部が
最も高く、側面制御板19の左右両面に向かって斜め下
方へ傾斜している。蒸気流出口23は、冷媒室8で沸騰
した蒸気冷媒を流出させるための開口部であり、側面制
御板19の各面にそれぞれ横幅一杯まで開けられてい
る。但し、蒸気流出口23は、前記の凝縮液通路を流れ
る凝縮液が蒸気流出口23に流れ込まないように、下部
タンク18の底面(冷媒槽3の上端面)より高い位置に
開口している(図1及び図2参照)。また、蒸気流出口
23の上端は、上面制御板20に沿って側面制御板19
の最上端まで開口している。
【0019】次に、本実施例の作動を説明する。冷媒室
8の沸騰部で発熱体2の熱を受けて沸騰した蒸気冷媒
は、冷媒室8から下部タンク18内の冷媒流制御板に囲
まれた空間へ流れ込んだ後、側面制御板19に開口する
蒸気流出口23より流出し、下部タンク18から各放熱
チューブ21へ流入する。放熱チューブ21を流れる蒸
気冷媒は、コア部に送風される外部流体との熱交換によ
って冷却され、放熱チューブ21内で凝縮して下部タン
ク18内へ滴下する。この時、放熱チューブ21から滴
下する凝縮液の多くは、上面制御板20の上面に落ちた
後、上面制御板20の傾斜面を流れて、側面制御板19
の周囲に形成されている凝縮液通路へ流れ落ちる。その
他の凝縮液は、一部が直接に液戻り通路9または断熱通
路10へ滴下し、残りが凝縮液通路へ流れ落ちる。凝縮
液通路に溜まった凝縮液は、液戻り通路9及び断熱通路
10へ流れ込み、更に還流通路11を通って冷媒室8へ
還流する。
8の沸騰部で発熱体2の熱を受けて沸騰した蒸気冷媒
は、冷媒室8から下部タンク18内の冷媒流制御板に囲
まれた空間へ流れ込んだ後、側面制御板19に開口する
蒸気流出口23より流出し、下部タンク18から各放熱
チューブ21へ流入する。放熱チューブ21を流れる蒸
気冷媒は、コア部に送風される外部流体との熱交換によ
って冷却され、放熱チューブ21内で凝縮して下部タン
ク18内へ滴下する。この時、放熱チューブ21から滴
下する凝縮液の多くは、上面制御板20の上面に落ちた
後、上面制御板20の傾斜面を流れて、側面制御板19
の周囲に形成されている凝縮液通路へ流れ落ちる。その
他の凝縮液は、一部が直接に液戻り通路9または断熱通
路10へ滴下し、残りが凝縮液通路へ流れ落ちる。凝縮
液通路に溜まった凝縮液は、液戻り通路9及び断熱通路
10へ流れ込み、更に還流通路11を通って冷媒室8へ
還流する。
【0020】(本実施例の効果)本実施例の沸騰冷却装
置1は、冷媒室8に波形フィン16を挿入して沸騰面積
を増大しているので、放熱性能を向上できる。また、波
形フィン16は、ピッチの大きい第1の波形フィン16
Aを沸騰部の上部側に配置し、ピッチの小さい第2の波
形フィン16Bを沸騰部の下部側に配置しているので、
沸騰部の上方へいく程、蒸気量が増加しても、沸騰部の
上部側で蒸気が滞留することはなく、第1の波形フィン
16Aによって区画された通路状部分16aを蒸気がス
ムーズに通り抜けることができる。その結果、沸騰部の
上部側でバーンアウトを生じ難くできる。
置1は、冷媒室8に波形フィン16を挿入して沸騰面積
を増大しているので、放熱性能を向上できる。また、波
形フィン16は、ピッチの大きい第1の波形フィン16
Aを沸騰部の上部側に配置し、ピッチの小さい第2の波
形フィン16Bを沸騰部の下部側に配置しているので、
沸騰部の上方へいく程、蒸気量が増加しても、沸騰部の
上部側で蒸気が滞留することはなく、第1の波形フィン
16Aによって区画された通路状部分16aを蒸気がス
ムーズに通り抜けることができる。その結果、沸騰部の
上部側でバーンアウトを生じ難くできる。
【0021】なお、第1の波形フィン16Aと第2の波
形フィン16Bは、それぞれ別体で構成しても良いし、
一体(一部品)で構成することも可能である。また、各
波形フィン16A、16Bのフィン側面に開口部を形成
しても良い。この場合、沸騰部で発生した蒸気冷媒が各
波形フィン16A、16Bによって形成される通路状部
分16a、16bを上昇するだけでなく、フィン側面に
開口する開口部を通って隣接する他の通路状部分へ流れ
込むことができる。これにより、各通路状部分で蒸気発
生量が異なる様な場合でも、蒸気を沸騰部全体に均一に
拡散することができるので、より放熱性能を向上できる
メリットがある。
形フィン16Bは、それぞれ別体で構成しても良いし、
一体(一部品)で構成することも可能である。また、各
波形フィン16A、16Bのフィン側面に開口部を形成
しても良い。この場合、沸騰部で発生した蒸気冷媒が各
波形フィン16A、16Bによって形成される通路状部
分16a、16bを上昇するだけでなく、フィン側面に
開口する開口部を通って隣接する他の通路状部分へ流れ
込むことができる。これにより、各通路状部分で蒸気発
生量が異なる様な場合でも、蒸気を沸騰部全体に均一に
拡散することができるので、より放熱性能を向上できる
メリットがある。
【0022】(第2実施例)図6は沸騰冷却装置1の正
面図、図7は沸騰冷却装置1の側面図である。本実施例
の沸騰冷却装置1は、冷媒槽3が上下方向に長く、その
冷媒槽3の上下方向に複数の発熱体2を取り付けること
ができる。この場合、各発熱体2の取付け面に対応する
沸騰部毎にピッチの異なる波形フィン16を配置してい
る。その波形フィン16は、上段の沸騰部に配置した第
1の波形フィン16Aと、中段の沸騰部に配置した第2
の波形フィン16Bと、下段の沸騰部に配置した第3の
波形フィン16Cであり、第2の波形フィン16Bのピ
ッチP2 は、第1の波形フィン16AのピッチP1 より
小さく、第3の波形フィン16CのピッチP3 より大き
く設けられている(P1 >P2 >P3 )。なお、各波形
フィン16A、16B、16Cは、第1実施例と同様
に、それぞれ縦向きにして冷媒室8に挿入され、図8〜
図10に示すように、冷媒室8を上下方向に延びる複数
の小さな通路状部分16a、16b、16cに区画して
いる。
面図、図7は沸騰冷却装置1の側面図である。本実施例
の沸騰冷却装置1は、冷媒槽3が上下方向に長く、その
冷媒槽3の上下方向に複数の発熱体2を取り付けること
ができる。この場合、各発熱体2の取付け面に対応する
沸騰部毎にピッチの異なる波形フィン16を配置してい
る。その波形フィン16は、上段の沸騰部に配置した第
1の波形フィン16Aと、中段の沸騰部に配置した第2
の波形フィン16Bと、下段の沸騰部に配置した第3の
波形フィン16Cであり、第2の波形フィン16Bのピ
ッチP2 は、第1の波形フィン16AのピッチP1 より
小さく、第3の波形フィン16CのピッチP3 より大き
く設けられている(P1 >P2 >P3 )。なお、各波形
フィン16A、16B、16Cは、第1実施例と同様
に、それぞれ縦向きにして冷媒室8に挿入され、図8〜
図10に示すように、冷媒室8を上下方向に延びる複数
の小さな通路状部分16a、16b、16cに区画して
いる。
【0023】本実施例では、下段の沸騰部で発生した蒸
気冷媒が冷媒室8を上昇して中段の沸騰部で発生した蒸
気冷媒と合流し、更に冷媒室8を上昇して上段の沸騰部
で発生した蒸気冷媒と合流するので、冷媒室8の上方へ
行くほど蒸気量が多くなる。これに対し、下段の沸騰部
に配置した第3の波形フィン16Cより中段の沸騰部に
配置した第2の波形フィン16Bの方がピッチが大き
く、更に第2の波形フィン16Bより上段の沸騰部に配
置した第1の波形フィン16Aの方がピッチが大きいの
で、中段の沸騰部で蒸気量が増加しても、第2の波形フ
ィン16Bによって区画された通路状部分16bを蒸気
がスムーズに通り抜けることができ、更に上段の沸騰部
で蒸気量が増加しても、第1の波形フィン16Aによっ
て区画された通路状部分16aを蒸気がスムーズに通り
抜けることができる。その結果、中段及び上段の沸騰部
でバーンアウトを生じ難くできる。
気冷媒が冷媒室8を上昇して中段の沸騰部で発生した蒸
気冷媒と合流し、更に冷媒室8を上昇して上段の沸騰部
で発生した蒸気冷媒と合流するので、冷媒室8の上方へ
行くほど蒸気量が多くなる。これに対し、下段の沸騰部
に配置した第3の波形フィン16Cより中段の沸騰部に
配置した第2の波形フィン16Bの方がピッチが大き
く、更に第2の波形フィン16Bより上段の沸騰部に配
置した第1の波形フィン16Aの方がピッチが大きいの
で、中段の沸騰部で蒸気量が増加しても、第2の波形フ
ィン16Bによって区画された通路状部分16bを蒸気
がスムーズに通り抜けることができ、更に上段の沸騰部
で蒸気量が増加しても、第1の波形フィン16Aによっ
て区画された通路状部分16aを蒸気がスムーズに通り
抜けることができる。その結果、中段及び上段の沸騰部
でバーンアウトを生じ難くできる。
【0024】本実施例に示す放熱器4は、図7に示すよ
うに、複数の放熱管24を水平方向に重ね合わせて構成
されたドロンカップタイプの熱交換器で、垂直送風に対
応して構成されているが、第1実施例と同様に水平送風
に対応した構成でも良い。各波形フィン16A、16
B、16Cは、それぞれ別体で構成しても良いし、一体
(一部品)で構成することも可能である。また、第1実
施例と同様に、各波形フィン16A、16B、16Cの
フィン側面に開口部を形成しても良い。第1実施例及び
第2実施例において、冷媒室8に挿入する波形フィン1
6は、図11に示すような方向に配置しても良い。
うに、複数の放熱管24を水平方向に重ね合わせて構成
されたドロンカップタイプの熱交換器で、垂直送風に対
応して構成されているが、第1実施例と同様に水平送風
に対応した構成でも良い。各波形フィン16A、16
B、16Cは、それぞれ別体で構成しても良いし、一体
(一部品)で構成することも可能である。また、第1実
施例と同様に、各波形フィン16A、16B、16Cの
フィン側面に開口部を形成しても良い。第1実施例及び
第2実施例において、冷媒室8に挿入する波形フィン1
6は、図11に示すような方向に配置しても良い。
【0025】(第3実施例)図12は沸騰冷却装置の正
面図である。本実施例は、冷媒室8に波形フィン16を
横向きに挿入した一例を示す。波形フィン16は、交互
に折り返されて形成される凹部と凸部が上下方向となる
様に横向き(図13に示す状態)にして冷媒室8に挿入
される。また、波形フィン16には、図13に示すよう
に、フィン側面16dに複数の開口部16eが開けら
れ、上下方向において下側のフィン側面16dより上側
のフィン側面16dに開けられた開口部16eの方が平
均開口面積が大きくなる様に設けられている。つまり、
最も下側のフィン側面16dから最も上側のフィン側面
16dまで、各フィン側面16dに開口する開口部16
eの平均開口面積が次第に大きくなる様に設けられてい
る。但し、同一のフィン側面16dに開けられている各
開口部16eを全て同じ大きさに揃える必要はない(同
じ大きさでも良いことは言うまでもない)。
面図である。本実施例は、冷媒室8に波形フィン16を
横向きに挿入した一例を示す。波形フィン16は、交互
に折り返されて形成される凹部と凸部が上下方向となる
様に横向き(図13に示す状態)にして冷媒室8に挿入
される。また、波形フィン16には、図13に示すよう
に、フィン側面16dに複数の開口部16eが開けら
れ、上下方向において下側のフィン側面16dより上側
のフィン側面16dに開けられた開口部16eの方が平
均開口面積が大きくなる様に設けられている。つまり、
最も下側のフィン側面16dから最も上側のフィン側面
16dまで、各フィン側面16dに開口する開口部16
eの平均開口面積が次第に大きくなる様に設けられてい
る。但し、同一のフィン側面16dに開けられている各
開口部16eを全て同じ大きさに揃える必要はない(同
じ大きさでも良いことは言うまでもない)。
【0026】本実施例では、沸騰部で発生した蒸気冷媒
が、波形フィン16の各フィン側面16dに開口する開
口部16eを通り抜けながら冷媒室8を上昇して放熱器
4へ流れ込む。この場合、下側のフィン側面16dより
上側のフィン側面16dに開けられた開口部16eの方
が平均開口面積が大きいので、冷媒室8の上方へいく
程、蒸気量が増加しても、各フィン側面16dに開口す
る開口部16eを蒸気冷媒がスムーズに通り抜けること
ができる。その結果、上方の沸騰部でバーンアウトを生
じ難くできる。
が、波形フィン16の各フィン側面16dに開口する開
口部16eを通り抜けながら冷媒室8を上昇して放熱器
4へ流れ込む。この場合、下側のフィン側面16dより
上側のフィン側面16dに開けられた開口部16eの方
が平均開口面積が大きいので、冷媒室8の上方へいく
程、蒸気量が増加しても、各フィン側面16dに開口す
る開口部16eを蒸気冷媒がスムーズに通り抜けること
ができる。その結果、上方の沸騰部でバーンアウトを生
じ難くできる。
【0027】なお、上記の説明では、1つの波形フィン
16において、下側のフィン側面16dより上側のフィ
ン側面16dに開けられた開口部16eの平均開口面積
を大きくしているが、各段(下段、中段、上段)の沸騰
部に配置する波形フィン16の中では開口部16eの大
きさを同じにしても良い。その場合、下段の沸騰部に配
置される波形フィン16の各開口部16eの平均開口面
積より中段の沸騰部に配置される波形フィン16の各開
口部16eの平均開口面積の方が大きく、更に中段の沸
騰部に配置される波形フィン16の各開口部16eの平
均開口面積より上段の沸騰部に配置される波形フィン1
6の各開口部16eの平均開口面積の方が大きくなる様
に設ければ良い。
16において、下側のフィン側面16dより上側のフィ
ン側面16dに開けられた開口部16eの平均開口面積
を大きくしているが、各段(下段、中段、上段)の沸騰
部に配置する波形フィン16の中では開口部16eの大
きさを同じにしても良い。その場合、下段の沸騰部に配
置される波形フィン16の各開口部16eの平均開口面
積より中段の沸騰部に配置される波形フィン16の各開
口部16eの平均開口面積の方が大きく、更に中段の沸
騰部に配置される波形フィン16の各開口部16eの平
均開口面積より上段の沸騰部に配置される波形フィン1
6の各開口部16eの平均開口面積の方が大きくなる様
に設ければ良い。
【図1】沸騰冷却装置の正面図(第1実施例)。
【図2】沸騰冷却装置の側面図(第1実施例)。
【図3】図1のA−A断面図(第1実施例)。
【図4】図1のB−B断面図(第1実施例)。
【図5】エンドタンクの断面図(第1実施例)。
【図6】沸騰冷却装置の正面図(第2実施例)。
【図7】沸騰冷却装置の側面図(第2実施例)。
【図8】図6のA−A断面図(第2実施例)。
【図9】図6のB−B断面図(第2実施例)。
【図10】図6のC−C断面図(第2実施例)。
【図11】冷媒槽の断面図(第1実施例及び第2実施例
の変形例)。
の変形例)。
【図12】沸騰冷却装置の正面図(第3実施例)。
【図13】波形フィンの斜視図(第3実施例)。
【図14】冷媒槽の内部を示す断面図(従来技術)。
1 沸騰冷却装置 2 発熱体 3 冷媒槽 4 放熱器 6 中空部材(押出材) 8 冷媒室 9 液戻り通路 11 還流通路 16A 第1の波形フィン(沸騰面積を増大させる部
材) 16B 第2の波形フィン(沸騰面積を増大させる部
材) 16C 第3の波形フィン(沸騰面積を増大させる部
材) 16a 通路状部分 16b 通路状部分 16c 通路状部分 16d フィン側面(第1の板状部材、第2の板状部
材) 16e 開口部
材) 16B 第2の波形フィン(沸騰面積を増大させる部
材) 16C 第3の波形フィン(沸騰面積を増大させる部
材) 16a 通路状部分 16b 通路状部分 16c 通路状部分 16d フィン側面(第1の板状部材、第2の板状部
材) 16e 開口部
Claims (7)
- 【請求項1】内部に冷媒を貯留する冷媒槽と、 この冷媒槽で発熱体の熱を受けて沸騰した蒸気冷媒を外
部流体との熱交換によって凝縮液化させる放熱器とを備
え、 前記冷媒槽の内部で前記発熱体の熱を受けて冷媒が沸騰
する沸騰部を通路状に区画することで前記沸騰部の沸騰
面積を増大させる部材を設け、この部材によって区画さ
れた通路状部分の平均開口面積が前記冷媒槽内の下部側
より上部側の方が大きくなっていることを特徴とする沸
騰冷却装置。 - 【請求項2】前記沸騰部の沸騰面積を増大させる部材
は、ピッチの大きい第1の波形フィンとピッチの小さい
第2の波形フィンとを有し、 前記第1の波形フィンが前記冷媒槽内の上部側に配置さ
れ、前記第2の波形フィンが前記冷媒槽内の下部側に配
置されていることを特徴とする請求項1に記載した沸騰
冷却装置。 - 【請求項3】前記第1の波形フィンと前記第2の波形フ
ィンは、それぞれフィン壁面に複数の開口部を有し、前
記第1の波形フィンの開口部の方が前記第2の波形フィ
ンの開口部より平均開口面積が大きく設けられているこ
とを特徴とする請求項2に記載した沸騰冷却装置。 - 【請求項4】前記沸騰部の沸騰面積を増大させる部材
は、前記冷媒槽内の上部側で前記冷媒槽内を上下方向に
区画する様に配された第1の板状部材と、前記冷媒槽内
の下部側で前記冷媒槽内を上下方向に区画する様に配さ
れた第2の板状部材とを有し、 前記第1の板状部材と第2の板状部材には、それぞれ蒸
気冷媒が通過する複数の開口部が開けられ、前記第1の
板状部材に開けられた開口部の方が前記第2の板状部材
に開けられた開口部より平均開口面積が大きく設けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載した沸騰冷却装
置。 - 【請求項5】前記第1の板状部材と前記第2の板状部材
は、前記冷媒槽内で横向きに配置された波形フィンの壁
面によって構成され、前記開口部は、前記波形フィンの
壁面に開けられていることを特徴とする請求項4に記載
した沸騰冷却装置。 - 【請求項6】前記冷媒槽は、前記沸騰部を形成する冷媒
室と、前記放熱器で液化した凝縮液が流れ込む液戻り通
路と、この液戻り通路と前記冷媒室とを下部で連通する
還流通路とを有していることを特徴とする請求項1〜5
に記載した沸騰冷却装置。 - 【請求項7】前記冷媒槽は、押出材により形成されてい
ることを特徴とする請求項1〜6に記載した沸騰冷却装
置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10284503A JP2000111225A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 沸騰冷却装置 |
| US09/333,151 US6257324B1 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-14 | Cooling apparatus boiling and condensing refrigerant |
| DE69914675T DE69914675T2 (de) | 1998-06-30 | 1999-06-28 | Kühlungsvorrichtung mit siedendem und kondensierendem Kühlmittel |
| EP99111978A EP0969261B1 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-28 | Cooling apparatus using boiling and condensing refrigerant |
| KR1019990025393A KR100330398B1 (ko) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | 비등 및 응축냉매 이용 냉각장치 |
| US09/779,141 US6857466B2 (en) | 1998-06-30 | 2001-02-08 | Cooling apparatus boiling and condensing refrigerant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10284503A JP2000111225A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 沸騰冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000111225A true JP2000111225A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17679362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10284503A Pending JP2000111225A (ja) | 1998-06-30 | 1998-10-06 | 沸騰冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000111225A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3452060B1 (ja) | 2002-05-15 | 2003-09-29 | 松下電器産業株式会社 | 電子機器の冷却装置 |
| JP2017172947A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 住友精密工業株式会社 | サーモサイフォン式冷却器 |
-
1998
- 1998-10-06 JP JP10284503A patent/JP2000111225A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3452060B1 (ja) | 2002-05-15 | 2003-09-29 | 松下電器産業株式会社 | 電子機器の冷却装置 |
| JP2017172947A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 住友精密工業株式会社 | サーモサイフォン式冷却器 |
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