JP2000101931A - 固体撮像装置のクランプ回路 - Google Patents

固体撮像装置のクランプ回路

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JP2000101931A
JP2000101931A JP10263750A JP26375098A JP2000101931A JP 2000101931 A JP2000101931 A JP 2000101931A JP 10263750 A JP10263750 A JP 10263750A JP 26375098 A JP26375098 A JP 26375098A JP 2000101931 A JP2000101931 A JP 2000101931A
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clamp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な回路構成によりクランプ動作に伴うノイ
ズを大幅に抑圧して、高画質を得ることができる固体撮
像装置のクランプ回路を提供する。 【解決手段】画素信号は、クランプ容量Ccに入力さ
れ、そのDC成分がクランプ容量Ccによって遮断さ
れ、その変化分(AC成分)のみがクランプ容量Ccを
通じて反転増幅器Aに入力される。第1及び第2スイッ
チSW1,SW2が制御信号φcに応答して閉じると、
反転増幅器Aの入出力が短絡され、反転増幅器Aの入出
力にクランプ電位V1が与えられる。第1及び第2スイ
ッチSW1,SW2が開かれ、反転増幅器Aの入力出力
が開放されたとき、クランプ容量Ccを通じて入力され
た画素信号の変化分viが反転増幅器Aによって−α倍
で増幅され、該反転増幅器Aからは変化分voが出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置から
出力された画素信号を相関2重サンプリングするときに
用いられるクランプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置には、CCD型、CMOS
型等、各種のものが提案及び実用化されている。この様
な固体撮像装置において、画素信号のノイズを抑圧する
には、各画素信号を黒レベルと信号レベルの対により構
成し、各画素信号毎に、黒レベルをクランプ電位にクラ
ンプし、信号レベル期間に、該クランプを解除して、黒
レベルから信号レベルへの変化分をサンプルホールドす
るという相関2重サンプリング(CDS)が極めて有効
であることが、従来より知られている。
【0003】例えば、CCD撮像装置の場合には、各画
素信号毎のリセットノイズが黒レベルと信号レベルに相
関をもって発生するため、該リセットノイズが前記CD
S動作により除去される。また、CMOS撮像装置の場
合には、固定パターンノイズが黒レベルと信号レベルに
相関をもって発生するため、該固定パターンノイズが前
記CDS動作により除去される。更に、どの様な種類の
固体撮像装置においても、低周波域のノイズがMOS型
の出力アンプで発生し易いが、低周波ノイズは、対とな
る黒レベルと信号レベル間でやはり相関があるため、C
DS動作で抑圧することが可能である。
【0004】このCDS動作を実現するために、CCD
撮像装置においては、CCDとは別素子により構成され
る専用素子が使われることが多く、クランプ回路及びサ
ンプルホールド回路ともに、複雑な回路構成となる。C
MOS撮像装置においては、CCDとCDS回路の一体
化が容易なため、比較的簡単な回路構成が提案されてい
る。
【0005】クランプ回路としては、クランプ容量と反
転増幅器を用いた例があり、これが特開平5−2072
20号公報に示されている。この公報には、反転増幅器
を複数個用い、該反転増幅器毎のバラツキを抑えるとい
う技術が開示されている。ここでは、その技術は直接関
係ないので、これを省き、クランプ回路の要点のみを図
6に示す。図6(a)はクランプ回路全体を示すブロッ
ク図、(b)は該クランプ回路における反転増幅器を示
す回路図、(c)は該反転増幅器の動作を説明するため
のグラフである。
【0006】反転増幅器102は、図6(b)に示すよ
うにn型MOSFET111,112の組み合わせで構
成される。この反転増幅器102において、各FET1
11,112の閾値をVT1,VT2とすると、次式(1)
が成立する。
【0007】 Vo>Vi−VT1,VD−Vo>VD−Vo−VT2 …(1) ただし、Viは入力電圧(固体撮像素子からの画素信
号)、Voはクランプ回路101の出力電圧、VDは電
源電圧である。
【0008】上記式(1)の条件では、各FET11
1,112は飽和領域動作となる。このとき、各FET
111,112に流れる電流IDは等しいから、次式
(2)が成立する。
【0009】 K・(W1/L1)・(Vi−VT12 =K・(W2/L2)・(VD−Vo−VT22 …(2) ただし、Kはトランスコンダクタンス・パラメータ、W
1/L1、W2/L2は各FET111,112のチャネル
幅/チャネル長である。
【0010】更に、上記式(2)を整理すると、クラン
プ回路101の出力電圧Voは次式(3)によって表さ
れる。
【0011】 Vo=−α・(Vi−VT1)+(VD−VT2) …(3) ただし、α=√((W1/L1)/(W2/L2))、であ
る。
【0012】図6(c)のグラフは、入力電圧Viと出
力電圧Voの関係を示している。図6(c)のグラフに
おいて、直線部121が上記式(3)の関係を表してい
る。
【0013】図6(a)のクランプ回路において、反転
増幅器102の入出力を短絡した状態では、Vi=Vo
=V1となる。
【0014】各FET111,112がエンハンスメン
ト形であるならば、VT1>0,VT2>0であるため、ス
イッチSW1をオフにして、入出力を切り離した状態で
は、Vi<V1、Vo>V1となり、上記式(1)を満た
す。従って、各FET111,112は飽和領域で動作
し、図6(c)の直線部121で動作する。よって入力
変化分viと出力変化分voの比は、次式(4)で表さ
れる。
【0015】vo/vi=−α …(4) 以上の関係を前提とすると、図6(a)のクランプ回路
において、制御信号φcによってクランプスイッチSW
1をオンにし、反転増幅器102の入出力を短絡する
と、クランプ電位がV1となる。その後、クランプスイ
ッチSW1をオフとし、この状態で入力信号Viを入力
すると、クランプ容量Ccによって入力信号ViのDC
成分がカットされ、入力信号ViのAC成分、つまり変
化分viが反転増幅器102によってゲイン−α倍で増
幅され、反転増幅器102からは変化分voが出力され
る。このとき、反転増幅器102の出力側の電位は、v
o+V1となる。αの値は、上記式(3)から容易に分
かるように、任意の高い値を設定することができ、よっ
て増幅が可能である。また、クランプ電位となる電圧V
1は、入出力間の短絡により、常に先述のように図6
(c)の直線部121において定まり、最適の動作点が
得られる。
【0016】図6(a)のクランプ回路を画素信号の周
期で高速に動作させるものとすると、このときの該クラ
ンプ回路の各信号は、例えば図7に示す様に変化する。
【0017】図7(a)は、入力電圧Vi(固体撮像素
子からの画素信号)を示し、画素信号の周期T3の内、
1が黒レベル期間、T2が信号レベル期間である。
【0018】図7(a)に示す様に、各画素信号におい
て、黒レベルに対する信号レベルの変化分viが一定で
あっても、固体撮像装置特有のノイズにより、各画素信
号毎に、信号レベルが変動している。
【0019】この様な固体撮像装置特有のノイズをクラ
ンプ動作によって抑圧する。すなわち、図7(b)に示
す様に、期間T1内の期間T4に、制御信号φcによって
クランプスイッチSW1をオンにし、反転増幅器102
の入出力を短絡して、黒レベルをクランプ電位V1にク
ランプし、この後にクランプを解除して、信号レベルの
変化分viのみをクランプ容量Ccを介して反転増幅器
102に入力し、図7(c)に示す様に、反転増幅器1
02によりゲイン−α倍に増幅された変化分vo(AC
成分)を得る。これによって、画素信号のノイズ成分が
抑圧され、画素信号の信号レベルのみを正確に抽出する
ことができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクランプ回路においては、クランプ電位に下記ノイ
ズが含まれる。
【0021】スイッチSW1のオン時に反転増幅器1
02の入力側に導入されるkTCノイズ。
【0022】MOSFETからなる反転増幅器の出力
側に発生するノイズ。
【0023】ここで、は反転増幅器がノイズを全く含
まない理想的な場合でも発生するもので、次式(5)で
表される。
【0024】VnA=√(kT/C) …(5) ただし、Cは反転増幅器の入力側での有効容量、kはボ
ルツマン定数、Tは絶対温度である。
【0025】また、は一般に次式(6)で表される。
【0026】 VnB=√(α2・(Vn12+(Vn22) …(6) ただし、Vn1は図6(b)のFET111側で発生する
等価ノイズ、Vn2はFET112側で発生する等価ノイ
ズである。また、Vn1,Vn2は、それぞれ熱ノイズとフ
リッカノイズの和である。
【0027】従って、クランプ電位には、次式(7)に
示すノイズVnAとVnBとの和が現れる。
【0028】 Vn=√((VnA2+(VnB2) …(7) この様にクランプ電位のノイズは、kTCノイズ、熱ノ
イズ及びフリッカノイズからなる。kTCノイズ及び熱
ノイズのスペクトラムは白色であり、フリッカノイズは
1/fの周期で現れる(fは周波数である)。
【0029】しかしながら、クランプ動作により周期T
3=1/fcで画素信号をサンプリングするため、クラ
ンプ電位のノイズスペクトラムは、ナイキスト限界:f
N=fc/2によって制約され、図8のグラフの特性曲
線VNに示す様なものとなる。同様に、画素信号のスペ
クトラムもサンプリングによりナイキスト限界:fN
fc/2によって制約され、図8のグラフの特性曲線V
sに示す様なものとなる。
【0030】以上の考察に基づくと、クランプ電位は、
図6(c)に示すV1の値では安定せず、上記式(7)
に示すノイズVnに含まれる図8の特性曲線VNのノイズ
により変動する。例えば、図7(c)に示す様に、ノイ
ズ成分Δvnが原因となって、クランプ電位が電圧V1
対してノイズ成分Δvcだけばらつくと、信号レベルが
ノイズ成分△voでばらつく。これによって、画質が劣
化する。
【0031】すなわち、上記従来のクランプ回路におい
ては、黒レベルと信号レベルに相関のあるノイズを除去
することはできても、ノイズVnが原因となって、クラ
ンプ電位がばらついたときには、このばらつきの影響が
信号レベルに現れて、画質が劣化した。
【0032】なお、図6(a)において、反転増幅器1
02の出力インピーダンスをZとし、入力側の寄生容量
をC’とすると、時定数:τ=C’・Zは、制御信号φ
cのオン期間T4より十分短くなければならない。この
場合、反転増幅器102の動作帯域は、ナイキスト限
界:fN=fc/2から明らかな様に、十分高い周波数
であるから、周波数帯域fN以内での議論に影響は与え
ない。
【0033】そこで、本発明の課題は、簡単な回路構成
によりクランプ動作に伴うノイズを大幅に抑圧して、高
画質を得ることができる固体撮像装置のクランプ回路を
提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、黒レベルと信号レベルからなる画素信号
を信号線を通じて入力し、該画素信号のノイズを抑圧し
て出力する固体撮像装置のクランプ回路であって、前記
信号線に挿入され直列接続されたクランプ用の第1容量
及び反転増幅器と、直列接続された第1及び第2スイッ
チと、前記第1及び第2スイッチの中間点と一定電位間
に接続された第2容量とを備え、前記第1及び第2スイ
ッチからなる直列回路の両側を前記反転増幅器の入力側
及び出力側に接続している。
【0035】1実施形態では、前記第1及び第2スイッ
チをクロック信号に同期して開閉しており、前記第1及
び第2スイッチが閉じているときに前記反転増幅器の出
力側インピーダンスと前記第2容量によって定められる
時定数は、前記クロック信号の周期より十分に長くされ
ている。
【0036】1実施形態では、前記第1スイッチは、第
1導電型の第1MOSFET及び第2導電型の第2MO
SFETを並列接続してなり、前記第2スイッチは、前
記第1導電型の第3MOSFET及び前記第2導電型の
第4MOSFETを並列接続してなり、前記第1MOS
FET及び前記第3MOSFETは、第1制御信号によ
り駆動され、前記第2MOSFET及び前記第4MOS
FETは、第2制御信号により駆動され、前記第1制御
信号の極性及び前記第2制御信号の極性は相互に異な
る。
【0037】1実施形態では、前記反転増幅器からの前
記画素信号を入力し、該画素信号の信号レベルをサンプ
リングしてホールドするサンプルホールド回路を備え、
前記画素信号の黒レベルの期間に、前記第1及び第2ス
イッチを閉じて、クランプ動作を行い、前記画素信号の
信号レベルの期間に、前記サンプルホールド回路によっ
て該画素信号の信号レベルをサンプリングしてホールド
する。
【0038】1実施形態では、前記第2容量は、外付け
のコンデンサである。
【0039】以下作用について説明する。
【0040】本発明によれば、クランプ動作時に、第1
及び第2スイッチをオンにすると、信号線と一定電位
(例えば接地電位)間に十分に大きな第2容量が接続さ
れる状態となるため、該信号線上のクランプ電位のノイ
ズ成分が該第2容量を通じて除去され、低ノイズ化する
ことが可能となる。
【0041】1実施形態によれば、第1及び第2スイッ
チを第1導電型及び第2導電型(例えばn型及びp型)
のMOSFETにより構成し、これらのトランジスタを
互いに逆相の制御信号で駆動するから、スイッチ動作に
伴う誘導ノイズがキャンセルされ、一層低ノイズのクラ
ンプ動作が可能となる。
【0042】1実施形態によれば、前記クランプ回路の
後段にサンプルホールド回路を挿入し、固体撮像装置か
らの画素信号の黒レベル期間にクランプ動作を行うと共
に、信号レベル期間にサンプルホールド動作を行うこと
により、相関2重サンプリングを行っている。この相関
2重サンプリングを前記低ノイズクランプ動作と組み合
わせれば、理想的な低ノイズのクランプ並びにサンプリ
ングが実現される。
【0043】1実施形態によれば、前記第2容量は、外
付けのコンデンサであるため、第2容量を十分大きな値
とすることが容易となり、低域通過フィルタによるノイ
ズ抑圧効果を一段と高めることが可能となる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。
【0045】図1は、本発明のクランプ回路の1実施形
態を示している。図1において、Ccはクランプ容量
(第1容量)、Aは反転増幅器、CLは第2容量、SW
1,SW2はそれぞれ第1及び第2スイッチを示す。第
1及び第2スイッチSW1,SW2は共通の制御信号φ
Cで開閉される。
【0046】反転増幅器A、第1及び第2スイッチSW
1,SW2等は、1つの半導体素子上に形成することが
できる。これに対し、第2容量CLは、外付け容量とし
てもよい。
【0047】図2は、本実施形態のクランプ回路におけ
る各信号を示している。入力電圧Vin(固体撮像装置
からの画素信号)は、黒レベルと信号レベルの対で構成
される。各画素信号は、周期T3で繰り返され、画素信
号の周期T3の内、T1が黒レベル期間、T2が信号レベ
ル期間である。
【0048】画素信号は、クランプ容量Ccに入力さ
れ、そのDC成分がクランプ容量Ccによって遮断さ
れ、その変化分(AC成分)のみがクランプ容量Ccを
通じて反転増幅器Aに入力される。
【0049】期間T4において、第1及び第2スイッチ
SW1,SW2が制御信号φcに応答して閉じると、反
転増幅器Aの入出力が短絡され、反転増幅器Aの入出力
にクランプ電位V1が与えられる。
【0050】期間T4以外では、第1及び第2スイッチ
SW1,SW2が開かれ、反転増幅器Aの入出力が開放
される。このとき、クランプ容量Ccを通じて入力され
た画素信号の変化分viが反転増幅器Aによって−α倍
で増幅され、該反転増幅器Aからは変化分voが出力さ
れる。
【0051】以降同様に、各画素信号毎に、期間T4
おいて反転増幅器Aの入出力にクランプ電位V1が与え
られ、期間T4以外において画素信号の変化分viがク
ランプ容量Ccを通じて反転増幅器Aに与えられ、ここ
で増幅されて変化分voが出力される。
【0052】なお、高速応答が求められる期間、即ち各
信号レベル期間T2においては、第1及び第2スイッチ
SW1,SW2がオフ状態であるから、第2容量CL
どんなに大きな容量であっても、信号レベルの抽出動作
は影響を受けない。
【0053】さて、クランプ動作の期間T4において
は、第1及び第2スイッチSW1,SW2が閉じられ、
反転増幅器Aの入出力が第1及び第2スイッチSW1,
SW2の中間点の大きな第2容量CLを介して接地され
る。この期間T4における反転増幅器Aの出力インピー
ダンスをZとすると、時定数τLは、Z・CLで表され
(τ L=Z・CL)、十分大きな値とすることができる。
このとき、反転増幅器Aの入力側を時定数τLを持つ積
分回路とみなせるから、その周波数特性は、図3のグラ
フの特性曲線R(f)の様になる。即ち、反転増幅器A
の入力側には、次式(8)によって示される帯域周波数
0を持つを持つ低域通過フィルタが設けられたことに
なる。
【0054】f0=1/(2πτL) …(8) なお、図3のグラフにおいて、特性曲線VNは、図8の
グラフと同様に、ナイキスト限界:fN=fc/2によ
って制約されるクランプ電位のノイズスペクトラムを表
し、特性曲線Vsは、図8のグラフと同様に、ナイキス
ト限界:fN=fc/2によって制約され画素信号のス
ペクトラムを表す。
【0055】第2容量CLを大きな値のものとし、時定
数τLを増大させて、上記低域通過フィルタの帯域周波
数f0を十分に小さくすれば、該低域通過フィルタによ
ってクランプ動作に伴い発生するノイズの大部分をカッ
トすることができる。この結果、図2(c)に示す様に
クランプ電位のノイズ成分Δvcは抑圧され、出力信号
のノイズ成分Δvoも抑圧される。
【0056】更に、本実施形態においては、次の効果が
ある。即ち、図6に示す従来技術では、反転増幅器の出
力インピーダンスZを前述のように、τ=C・Z<T4
となるよう、小さくする必要があったが、本実施形態で
は、Cc≪CLであれば、第2容量CLにクランプ電位が
充電されて保持されることになる。従って、τL=Z・
Lが装置立ち上げ時間(一般に数100ms)内であ
れば、つまり、装置が実際に稼動するまでに、第2容量
Lにクランプ電位が充電されれば、出力インピーダン
スZが大きくても良い。これによって、反転増幅器Aの
設計上の制約が大幅に緩和される。
【0057】なお、本実施形態におけるクランプ動作
は、画素信号の周期毎の高速動作を対象としている。従
って、画素信号の周期の数百倍程度の周期(例えば2次
元撮像装置での水平周期)を1単位とする低速のクラン
プ動作と組み合わせれば、該低速のクランプ動作により
発生した低域のノイズをカットすることが可能となる。
【0058】図4は、図1に示したクランプ回路の具体
例を示している。ここでは、反転増幅器Aをn型MOS
FET15,16の組み合わせで構成している。この反
転増幅器Aの動作特性は、図6(b)に示す反転増幅器
102と全く同様である。
【0059】また、第1及び第2スイッチSW1,SW
2をCMOS回路で構成して示している。第1スイッチ
SW1は、n型MOSFET11とp型MOSFET1
2の組み合わせからなり、また第2スイッチSW2は、
n型MOSFET13とp型MOSFET14の組み合
わせからなる。各n型MOSFET11,13は、制御
信号φcに応答動作し、各p型MOSFET12,14
は、制御信号φcを反転してなる反転制御信号/φcに
応答動作する。
【0060】このように第1及び第2スイッチSW1,
SW2をCMOS化することにより、該各スイッチSW
1,SW2両端の電位が電源電圧0〜VDの範囲で完全
にオン/オフする。また、互いに逆相の制御信号φc,
/φc(クロック信号)によって駆動されるため、クロ
ック信号による誘導がキャンセルされ、スイッチ動作に
伴う誘導ノイズが抑圧される。更に、n型MOSFET
とp型MOSFETnMOSの組合せにより、第1及び
第2スイッチSW1,SW2のオン抵抗を容易に低くす
ることができる。
【0061】図5は、図1に示したクランプ回路の後段
に、バッファアンプBを介してサンプルホールド回路を
接続してなる相関2重サンプリングのための回路構成を
例示している。サンプルホールド回路は、制御信号φs
で駆動されるスイッチSW3と、ホールド容量Csによ
り構成される。スイッチSW3は、MOSトランジスタ
等の既知の技術で構成したものである。
【0062】本実施形態のクランプ回路を通過した信号
は、バッファアンプBを介して、図2(c)の信号Vo
となる(簡単のためアンプBのゲインを1とする)。信
号レベル期間T2のうち期間T5において、制御信号φs
によってスイッチSW3をオンにし、信号Voの変化分
voをサンプリングして、ホールド容量Csにホールド
する。この結果、サンプルホールド回路の出力信号SH
outは、図2(e)に示す様に、ノイズが除去された
正味の変化分voのみとなり、この変化分voがノイズ
を含まないクランプ電位V1に重畳されて得られる。即
ち、極めて低ノイズの相関2重サンプリングを実現する
ことができる。出力信号SHoutをさらに他のバッフ
ァアンプを通してもよい。
【0063】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものでなく、多様に変形することができる。例えば、
反転増幅器やスイッチを構成する各スイッチング素子
は、MOSFETに限定されるものでなく、他の種類の
能動素子を用いても構わない。また、クランプ回路にお
いて、抵抗や他の能動素子等を適宜に追加することがで
きる。
【0064】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、画
素信号のクランプ動作において、反転増幅器を用いたと
きに問題となる各種のノイズの発生を大幅に抑えること
が可能となる。
【0065】この反転増幅器を利用した場合は、高いゲ
インが得られるばかりでなく、クランプ電位が自動的に
最適値に設定される。
【0066】従って、本発明は、画素信号のクランプ動
作ために反転増幅器を用いることを前提とした上で、反
転増幅器の欠点を抑制しつつ、反転増幅器の利点を有効
に活用することを可能にするものである。
【0067】また、本発明のクランプ回路は、従来のク
ランプ回路と比較すると、1組のスイッチ素子と大きな
1個の第2容量を追加するのみで済む。
【0068】更に、クランプ動作時以外では、第2容量
を反転増幅器から切り離すので、第2容量を大きくする
ことができる。そして、この大きな第2容量にクランプ
電位を充電して保持することができるので、反転増幅器
への制約が緩和される。また、大きな第2容量を外付け
とすることも可能であり、これを容易に実現することが
できる。
【0069】また、本発明のクランプ回路を相関2重サ
ンプリングのために用いれば、極めて低ノイズの固体撮
像装置を形成することが可能となる。
【0070】更に、第1及び第2スイッチをそれぞれn
型及びp型MOSFETにより構成し、互いに逆相の制
御信号で駆動することから、スイッチ動作に伴い誘導さ
れるノイズがキャンセルされ、一層低ノイズのクランプ
動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクランプ回路の1実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のクランプ回路における各信号を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】図1のクランプ回路における低域通過フィルタ
の特性、クランプ電位のノイズスペクトラム特性、及び
画素信号のスペクトラム特性を示すグラフである。
【図4】図1に示したクランプ回路における第1及び第
2スイッチの構成を例示する回路図である。
【図5】図1に示したクランプ回路にサンプルホールド
回路等を追加してなるブロック図である。
【図6】(a)は従来の固体撮像装置のクランプ回路を
示すブロック図、(b)は(a)のクランプ回路におけ
る反転増幅器を示す回路図、(c)は(b)の反転増幅
器の特性を示すグラフである。
【図7】図6(a)のクランプ回路における各信号を示
すタイミングチャートである。
【図8】図6のクランプ回路におけるクランプ電位のノ
イズスペクトラム特性、及び画素信号のスペクトラム特
性を示すグラフである。
【符号の説明】
Cc クランプ容量(第1容量) A 反転増幅器 CL 第2容量 SW1 第1スイッチ SW2 第2スイッチ 11,13 n型MOSFET 12,14 p型MOSFET

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒レベルと信号レベルからなる画素信号
    を信号線を通じて入力し、該画素信号のノイズを抑圧し
    て出力する固体撮像装置のクランプ回路であって、 前記信号線に挿入され直列接続されたクランプ用の第1
    容量及び反転増幅器と、 直列接続された第1及び第2スイッチと、 前記第1及び第2スイッチの中間点と一定電位間に接続
    された第2容量とを備え、 前記第1及び第2スイッチからなる直列回路の両側を前
    記反転増幅器の入力側及び出力側に接続した固体撮像装
    置のクランプ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2スイッチをクロック信
    号に同期して開閉しており、 前記第1及び第2スイッチが閉じているときに前記反転
    増幅器の出力側インピーダンスと前記第2容量によって
    定められる時定数は、前記クロック信号の周期より十分
    に長くされている請求項1に記載の固体撮像装置のクラ
    ンプ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1スイッチは、第1導電型の第1
    MOSFET及び第2導電型の第2MOSFETを並列
    接続してなり、 前記第2スイッチは、前記第1導電型の第3MOSFE
    T及び前記第2導電型の第4MOSFETを並列接続し
    てなり、 前記第1MOSFET及び前記第3MOSFETは、第
    1制御信号により駆動され、 前記第2MOSFET及び前記第4MOSFETは、第
    2制御信号により駆動され、 前記第1制御信号の極性及び前記第2制御信号の極性は
    相互に異なる請求項1に記載の固体撮像装置のクランプ
    回路。
  4. 【請求項4】 前記反転増幅器からの前記画素信号を入
    力し、該画素信号の信号レベルをサンプリングしてホー
    ルドするサンプルホールド回路を備え、 前記画素信号の黒レベルの期間に、前記第1及び第2ス
    イッチを閉じて、クランプ動作を行い、 前記画素信号の信号レベルの期間に、前記サンプルホー
    ルド回路によって該画素信号の信号レベルをサンプリン
    グしてホールドする請求項1に記載の固体撮像装置のク
    ランプ回路。
  5. 【請求項5】 前記第2容量は、外付けのコンデンサで
    ある請求項1に記載の固体撮像装置のクランプ回路。
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