JP2000099997A - 光ディスクおよび光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク装置

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JP2000099997A
JP2000099997A JP10268423A JP26842398A JP2000099997A JP 2000099997 A JP2000099997 A JP 2000099997A JP 10268423 A JP10268423 A JP 10268423A JP 26842398 A JP26842398 A JP 26842398A JP 2000099997 A JP2000099997 A JP 2000099997A
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裕 柏原
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    • G11B2020/1292Enhancement of the total storage capacity

Abstract

(57)【要約】 【課題】PRML方式の採用により達成される高密度化
分のトラック密度方向および線密度方向への最適な割り
振りにより、現行DVDに比べてビームスポットの縮小
分以上に高密度化された光ディスクを提供する。 【解決手段】d制約D、符号化効率Rの変調符号を用い
てトラック密度TP(μm/トラック)、線密度BP
(μm/トラック)で情報が記録された光ディスク1か
ら、波長λ(μm)のレーザダイオード3からの再生用
光ビームを開口数NAの対物レンズ6を含む光学系とP
RML方式の再生信号処理系10を用いて情報の再生を
行うる光ディスク装置において、 【数1】 の条件を満たすように光ディスク1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を高密度に記
録した光ディスクおよび該光ディスクに記録された情報
を再生するための光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直径12cmの光ディスクの片面にMP
EG2による圧縮画像情報を2時間分以上録画したいと
いう要求から、DVDシステムが商品化されている。D
VD規格ではディスクの記憶容量は片面で4.7GBで
あり、トラック密度は0.74μm/トラック、線密度
は0.267μm/ビットである。以後、この規格に基
づくDVDを現行DVDと呼ぶ。
【0003】DVDのような光ディスクに記録された情
報の再生は、光ヘッドを用いて行われる。光ヘッドにお
いては、LD(レーザダイオード)から出射される光ビ
ームが対物レンズにより光ディスクのトラック上のピッ
ト系列に集光され、光ディスクで反射された光ビーム
は、集光レンズで光検出器に集光され、再生信号が得ら
れる。この光検出器からの再生信号は再生信号処理系に
入力され、等化器で波形等化を受けた後、検出器でデー
タの復号が行われる。DVD規格の場合、光ヘッド中の
LDの波長は0.65μm、対物レンズの開口数NAは
0.6である。
【0004】現行DVDシステムでは、再生信号処理方
式として波形スライス方式が一般に用いらている。この
波形スライス方式について、図4の動作波形図を用いて
説明する。光ディスクには、記録すべき情報である図4
(a)に示す記録データに対応する図4(b)に示す記
録波形に従って、図4(c)に示すようにピット系列が
形成されている。
【0005】このようにして光ディスクに記録された情
報を再生する場合、光ディスク上に光ヘッド内のLDか
ら再生用光ビームが図4(c)中に斜線で示すような微
小なビームスポットとして照射され、ピット系列が読み
出されることにより、再生信号が得られる。この再生信
号の波形(再生波形)は、記録再生系の特性から図4
(b)の記録波形のような矩形波とはならず、図4
(d)に示すように鈍った波形として得られる。
【0006】そこで、等化器では再生波形に対して図4
(e)に示すように等化波形とある設定された閾値(一
点鎖線で示す)との交点がウインドウの中心になるよう
な波形等化が施される。具体的には、再生信号の高周波
成分の増幅が行われる。検出器では、図4(f)に示す
ように等化波形と閾値との交点を検出し、ウインドウ内
で交点が検出されれば“1”、検出されなければ“0”
として2値データを出力する。そして、この交点検出に
より得られた2値データにNRZ変換を施すことによ
り、図4(g)に示すように復号データが得られる。
【0007】光ディスクでは、更なる高密度化が常に要
求されており、例えば現行DVDシステムに対して、直
径12cmのディスク片面に高精細映像を2時間分以上
録画可能な高精細DVDシステムの開発が現在進められ
ている。高精細DVDに求められる記憶容量は15GB
/面であり、現行DVDに比べて3.19(=15/
4.7)倍の高密度化が必要である。
【0008】高精細DVDを実現するための光ディスク
の高密度化技術として、ビームスポットの縮小が挙げら
れる。ビームスポットの大きさは、レーザの波長に比例
し、対物レンズの開口数に反比例する。高精細DVDシ
ステムで使用するレーザの波長をλ(μm)、対物レン
ズの開口数をNAとすると、高精細DVDシステムにお
けるビームスポットの大きさは、現行DVDシステムに
おけるビームスポットの大きさを1として、次式で与え
られる。
【0009】
【数3】
【0010】式(1)において、0.65および0.6
は現行DVDシステムにおけるレーザ波長および対物レ
ンズ開口数をそれぞれ表す。具体的には、高精細DVD
システムでは青色レーザ(波長0.41μm)、開口数
0.6の対物レンズを有する光学系が有力視されてお
り、これらの数値を式(1)のλ,NAに代入すると、
0.85・(0.41/0.6)2 =0.397であ
る。つまり、ビームスポットの縮小により達成される光
ディスクの高密度化分は、2.52(=1/0.39
7)倍であり、高精細DVDの記憶容量を達成するため
には、ビームスポットの縮小の他に約1.25倍(
3.2/0.397)の高密度化が必要である。言い換
えると、高精細DVDシステムで使用するレーザ波長を
λ(μm)、対物レンズ開口数をNA、高精細DVDの
トラック密度をTP(μm/トラック)、線密度をBP
(μm/ビット)として、次式で表される記録密度(面
記録密度)TP・BPを達成しなければならない。
【0011】
【数4】
【0012】ここで、現行DVDシステムと同じ光学系
を用いて現行DVDに比べ1.25倍高密度化した高精
細DVDのような光ディスクを再生する場合の問題点を
考えてみる。
【0013】トラック密度が高くなると、再生信号には
クロストーク成分と呼ばれる信号劣化成分が多く含まれ
ることとなる。一方、線密度が高くなると、再生波形は
より鈍った波形となる。等化器では、前述したように再
生信号の高周波成分の増幅が行われるので、入力する再
生波形がより鈍っている場合には、高周波成分をより増
幅する必要がある。その結果、等化器はこうした信号劣
化成分までも増幅させることとなる。このようにシステ
ムの再生信号処理方式として波形スライス方式を用いた
場合には、どのように高密度化をしても信号劣化成分が
増加してしまい、もはや、正しくデータの復号を行うこ
とはできない。
【0014】波長λ(μm)、対物レンズ開口数NAの
光学系では、ピットの繰り返し周期がλ/(2NA)μ
m以上のときに再生信号の振幅が現れる。光ディスクの
トラック密度TP(μm/トラック)、線密度BP(μ
m/ビット)、使用する変調符号のd制約D、符号化効
率Rとする。この場合、トラッキングを可能とするため
には、トラック密度TPを次式の関係にする必要があ
る。
【0015】
【数5】 また、再生信号が現れるためには、最短ピット長が(D
+1)R・BPであることから、線密度BPを次式の関
係にする必要がある。
【0016】
【数6】
【0017】現行DVDシステムの光学系および現行D
VDで情報の記録に使用されている8/16変調符号の
パラメータを式(3),(4)の右辺に代入すると、 λ/(2NA)=0.65/(2・0.6)=0.54 1/{2(D+1)R}・λ/(2NA) =1/{2
(2+1)1/2}・0.65/(2・0.6)=0.
18 となる。現行DVDでは、TP=0.74、BP=0.
267であるから、現行DVDシステムと同じ光学系を
用いて、現行DVDに比べて1.25倍高密度化した光
ディスクを再生した場合、再生信号のSNR(信号対雑
音比)は低下するが、トラッキングが全く不能になった
り、再生信号が全く無くなる訳ではない。
【0018】このように再生信号のSNRが低下した場
合の再生信号処理方式として、波形スライス方式の代わ
りにPRML(Partial Response and Maximum Likeliho
od)方式の利用が検討されている。PRML方式におい
ては、まず等化器でPR特性と呼ばれる識別点間で既知
の相関を持った波形へと等化される。
【0019】図5を用いて種々のPR特性について説明
する。図5(a)〜(d)は、図4(a)〜(d)と同
様であり、それぞれ記録データ、記録波形、ピット系
列、再生波形を示す。図5(d)の再生波形に対し、等
化器でPR(1,1)特性、PR(1,2,1)特性、
PR(1,2,2,1)特性に基づく等化を行った場合
の等化後の波形を図5(e)(f)(g)にそれぞれ示
す。PR(1,1)特性とは、インパルス応答が、連続
する2識別点に各々1:1の割合で現れる特性をいう。
PR(1,2,1)特性とは、インパルス応答が、連続
する3識別点に各々1:2:1の割合で現れる特性をい
う。PR(1,2,2,1)特性とは、インパルス応答
が、連続する4識別点に各々1:2:2:1の割合で現
れる特性をいう。図示しないが、他のPR特性について
も同様である。
【0020】図5(e)(f)(g)に示した通り、P
R(1,1)特性→PR(1,2,1)特性→PR
(1,2,2,1)特性の順に等化後の波形は鈍った特
性になっていることが分かる。PRML方式では、再生
波形の特性に近いPR特性で波形等化することにより、
等化器での信号劣化成分の増加を抑制できる。
【0021】一方、PRML方式の再生信号処理系にお
いて、等化器の後に配置される検出器には、最尤復号器
の代表的な一つであるヴィタビ復号器が一般に用いられ
る。等化器で再生波形がPR(1,2,2,1)特性に
等化されたとすると、ヴィタビ復号器はPR(1,2,
2,1)特性を満たす全ての系列の中から等化波形のサ
ンプル系列との誤差が最も小さい系列を選択し、選択さ
れた系列に対応する2値データ(復号データ)を出力す
る。この様子を図6に示す。PRML方式では、復号を
1つのサンプル値から行うのではなく、複数のサンプル
値から行うため、サンプル値間で相関を持たない信号劣
化成分に対する耐性が強い。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、再生
用レーザの短波長化および対物レンズ開口数の増加によ
り達成されるビームスポットの縮小分以上に光ディスク
を高密度化しようとする場合、再生信号処理方式として
波形スライス方式の代わりにPRML方式を採用するこ
とが望ましい。
【0023】その場合、PRML方式により達成される
記録密度の高密度化分をトラック密度および線密度にど
のように割り振るかを考える必要がある。しかし、従来
ではこの割り振りについて特に考えられていなかった。
【0024】本発明は、再生信号処理方式としてPRM
L方式を採用することにより達成される高密度化分のト
ラック密度方向および線密度方向への割り振りを規定
し、現行DVDに比べてビームスポットの縮小分以上に
高密度化された光ディスクおよび該光ディスクに記録さ
れた情報を再生する光ディスク装置を提供することを目
的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明の基本的な考えは、再生信号処理系にPRM
L方式を採用することにより達成される光ディスクの高
密度化分をトラック密度と線密度に均等に割り振るか、
あるいはトラック密度により多く割る振る、というもの
である。
【0026】具体的には、d制約D、符号化効率Rの変
調符号を用いてトラック密度TP(μm/トラック)、
線密度BP(μm/ビット)で情報が記録された光ディ
スクであって、波長λ(μm)の再生用光源および開口
数NAの対物レンズを含む光学系と、PRML方式によ
る再生信号処理系で情報を再生する光ディスクであっ
て、
【0027】
【数7】 の条件、または
【0028】
【数8】 の条件を満たすように構成したことを特徴とする。
【0029】このように構成された光ディスクによる
と、PRML方式の効果が十分に発揮され、高密度に情
報が記録されているにも関わらず、十分な信頼度でデー
タの復号を可能とすることができる。
【0030】また、本発明によると、このような光ディ
スクと、この光ディスクに記録された情報を再生するた
めに波長λ(μm)の再生用光源および開口数NAの対
物レンズを含む光学系と、PRML方式による再生信号
処理手段とを有する光ディスク装置が提供される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。まず、図4を用いて本発明の一実施
形態に係る光ディスク装置について説明する。図4にお
いて、光ディスク1にはd制約D、符号化効率Rの変調
符号を用いて後述する条件に従って設定されたトラック
密度TP(μm/トラック)、線密度BP(μm/トラ
ック)で情報が記録されている。
【0032】この光ディスク1に記録された情報を再生
する場合、まずREAD信号(読み出し指令信号)がL
Dドライバ2に入力され、このLDドライバ2により駆
動されて再生用光源であるLD(レーザダイオード)3
から光ビームが出射される。LD3から出射された光ビ
ームは、コリメートレンズ4で平行光束とされた後、対
物レンズ6により光ディスク1上のピット系列(トラッ
ク)に集光される。光ディスク1により反射されたビー
ムは、ビームスプリッタ5で分光された後、集光レンズ
7で光検出器8上に集光される。光検出器8では、入射
した反射光の光量が電気信号に変換され、これが再生信
号として出力される。
【0033】光検出器8から出力される再生信号は、増
幅器9で増幅された後、再生信号処理系10に入力され
る。再生信号処理系10では、まず入力された再生信号
が等化器11で所定のPR等化特性により波形等化が行
われ、次いでヴィタビ復号器を含む検出器12によりデ
ータの復号が行われる。次に、表1および図2〜図3を
用いて、光ディスク1の構成について詳しく説明する。
【0034】
【表1】
【0035】例として、LD3の波長(再生用光ビーム
の波長)λは0.41μm、対物レンズ6の開口数NA
は0.6とする。このような光ヘッドを用いて、表1に
示す各種条件の光ディスクを再生する。表1において、
「DVD相当」は現行DVDに対してトラック密度T
P、線密度BPを各々光源であるレーザの短波長化分に
相当する1.58倍(=0.65/0.41)高密度化
した条件であり、このとき記憶容量は12GBである。
仕様1〜3は、このDVD相当を1.25倍高密度化し
たもので、いずれも記憶容量は15GBである。これ
は、先に述べた高精細DVDに要求される記憶容量であ
る。
【0036】この1.25倍の高密度化の割り振りは、
仕様1〜3で異なっている。仕様1はDVD相当の線密
度を1.25倍した条件、仕様2はDVD相当のトラッ
ク密度、線密度を各々1.25の平方根倍した条件、仕
様3はDVD相当のトラック密度を1.25倍した条件
となっている。この結果、線密度BPとトラック密度T
Pの比BP/TPは、DVD相当では0.361、仕様
1では0.277、仕様2では0.361、仕様3では
0.451となっている。また、DVD相当の再生信号
処理方式は現行DVDと同じ波形スライス方式、仕様1
〜3での再生信号処理方式は拘束長4のPRML方式と
した。
【0037】図1は、変調符号としてDVDと同じ8/
16変調を使用した際のCNR(キャリア・ノイズ比)
−BER(ビット誤り率)特性を示している。現行DV
Dでは、BERとして10-4以下が要求されることか
ら、BER=10-4として各仕様を評価すると、仕様1
では現行DVDよりも性能が劣ることが分かる。これに
対し、仕様2および仕様3はDVDよりも性能が優れて
おり、また仕様2と仕様3を比較すると、仕様2の方が
優れていることが分かる。
【0038】図2は、DVD相当の変調符号に8/16
変調を使用し、仕様1〜3の変調符号にd制約1の
(1,7)RLLを使用した際のCNR−BER特性を
示したものである。この結果より、仕様1〜3はDVD
相当以上の性能が得られることが分かる。しかしなが
ら、仕様1は仕様2および仕様3に比べ性能が劣ってお
り、仕様2と仕様3については明確な差が見られない。
【0039】これらのことから、PRML方式により達
成される高密度化分は、トラック密度TPと線密度BP
に均等に割り振るか(仕様2)、あるいはトラック密度
TPへのみ割り振ること(仕様3)が望ましい。すなわ
ち、次式に示すように線密度BPとトラック密度TPの
比BP/TPを仕様2の0.361以上(仕様3では
0.451)とすることによって、PRML方式の性能
が十分に発揮される。
【0040】
【数9】
【0041】次に、BP/TPの上限について考える。
光ディスク上の隣接するトラック間でピットが繋がるこ
とを避けるためには、トラック密度TPはピットの幅よ
りも大きくなければならない。光ディスクへのピットの
記録は、一般にスポットの形状が円形のビームで行う。
このことから、(ピット幅)≦(最短ピット長)とな
る。ピット幅が細い場合には、再生信号が十分現れない
ことから、(ピット幅)〜(最短ピット長)となるよう
に高密度光ディスクは製造される。すなわち、BP/T
P<1/{(D+1)R}となることから、BP/TP
は次式を満たす範囲に設定すればよいことになる。
【0042】
【数10】
【0043】また、BP/TPの上限については、仕様
3の0.451としてもよいことは明らかであり、その
場合はBP/TPを次式を満たす範囲に設定すればよい
ことになる。
【0044】
【数11】
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば光
ディスクのトラック密度および線密度を適切な範囲に設
定することにより、再生信号処理方式としてPRML方
式が採用された際、その性能を十分引き出すことができ
ることから、DVDに比べ再生ビームスポットの縮小分
以上に高密度化が達成されているにも関わらず、正しく
データの復号が可能な光ディスクおよび光ディスクと再
生信号処理系を含む光ディスク装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスクの条件を説明するため
の8/16変調符号を使用して記録したDVD相当およ
び仕様1〜3の光ディスクのCNR−BER特性を示す
【図2】本発明による光ディスクの条件を説明するため
の8/16変調符号を使用して記録したDVD相当およ
び(1,7)RLL符号を使用して記録した仕様1〜3
の光ディスクのCNR−BER特性を示す図
【図3】本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構
成を示すブロック図
【図4】波形スライス方式の動作を説明するための波形
【図5】PRML方式で使用される各種PR特性を説明
するための波形図
【図6】ヴィタビ復号器の動作を説明するための図
【符号の説明】
1…光ディスク 2…LDドライバ 3…レーザダイオード(LD) 4…コリメートレンズ 5…ビームスプリッタ 6…対物レンズ 7…集光レンズ 8…光検出器 9…増幅器 10…再生信号処理系 11…等化器 12…検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】d制約D、符号化効率Rの変調符号を用い
    てトラック密度TP(μm/トラック)、線密度BP
    (μm/ビット)で情報が記録された光ディスクであっ
    て、波長λ(μm)の再生用光源および開口数NAの対
    物レンズを含む光学系と、PRML方式による再生信号
    処理系で情報を再生する光ディスクであって、 【数1】 の条件を満たすことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】d制約D、符号化効率Rの変調符号を用い
    てトラック密度TP(μm/トラック)、線密度BP
    (μm/ビット)で情報が記録された光ディスクであっ
    て、波長λ(μm)の再生用光源および開口数NAの対
    物レンズを含む光学系と、PRML方式による再生信号
    処理系で情報を再生する光ディスクであって、 【数2】 の条件を満たすことを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】前記変調符号としてd制約が1のランレン
    グス符号を用いて情報がピット系列として記録されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の光ディス
    ク。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項記載の光デ
    ィスクと、 この記録された情報を再生するために波長λ(μm)の
    再生用光源および開口数NAの対物レンズを含む光学系
    と、 PRML方式による再生信号処理手段とを備えることを
    特徴とする光ディスク装置。
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