JP2000089919A - デ―タ記録再生装置、デ―タ送出方法およびデ―タ送出システム - Google Patents

デ―タ記録再生装置、デ―タ送出方法およびデ―タ送出システム

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JP2000089919A
JP2000089919A JP11137376A JP13737699A JP2000089919A JP 2000089919 A JP2000089919 A JP 2000089919A JP 11137376 A JP11137376 A JP 11137376A JP 13737699 A JP13737699 A JP 13737699A JP 2000089919 A JP2000089919 A JP 2000089919A
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Hiroyuki Fujita
裕之 藤田
Tokuichi Ito
徳一 伊藤
Satoshi Yonetani
聡 米谷
Masakazu Yoshimoto
正和 吉本
Yoshinori Koishikawa
欣則 小石川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送出時刻や素材コードのログファイルを生成で
きるようにする。 【解決手段】ランダムアクセス可能な記録媒体を用いた
蓄積手段46と、この蓄積手段、この蓄積手段に接続さ
れた複数の入力ポート50および出力ポート60をそれ
ぞれコントロールするサーバコントローラ42とでビデ
オサーバ40が構成される。入力ポートには、これに供
給される入力映像信号を圧縮した圧縮映像信号中に、こ
の映像ソースを識別するための素材コードを挿入するマ
ルチプレクサ56が設けられ、蓄積手段には素材コード
を挿入した映像信号が記録される。再生された映像信号
より素材コードを抽出することによって送出データのロ
グファイル(送出時刻と送出した素材の素材コードを含
むデータ)が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コマーシャルや
番組放送用などの映像ソースを送出するビデオデータ送
出装置などに適用して好適なデータ記録再生方法、デー
タ記録再生装置およびデータ送出システムに関する。詳
しくは、映像ソースとなる映像信号の中にこの映像信号
の識別符号となる素材コードを挿入した状態でこの映像
ソースをランダムアクセス可能な蓄積手段に蓄積できる
ようにすることによって、読み出された映像ソースより
この素材コードを抽出するだけで映像ソースの送出履歴
情報を生成できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】コマーシャルや番組放送などの映像ソー
スを送出するビデオデータ送出装置(システム)などで
は、映像ソースを蓄積する蓄積手段としてVTRなどを
用いたカセットオートチェンジャー装置が多用されてい
る。映像ソースはそれぞれビデオカセットに蓄積され、
このビデオカセットがカセットオートチェンジャー装置
内のテープ棚に保管され、例えばコマーシャルを放送す
るようなとき必要なビデオカセットを取り出して再生す
ることによって、コマーシャル用映像信号を送出するよ
うにしている。
【0003】このようなビデオデータ送出装置では、コ
マーシャル用映像信号などに対する送出確認(放送確
認)を行うため、送出履歴情報(ログファイル)を生成
して、事後の確認用として使用している。送出履歴情報
としてはその映像ソースに割り当てられた素材コードを
素材識別情報として使用し、この素材コードを映像ソー
スの中に重畳させている。
【0004】通常は、垂直帰線期間の特定のラインを利
用してこの素材コードが挿入され、映像ソースを再生し
たとき、この素材コードを再生、抽出、分離して送出履
歴情報を生成している。この送出履歴情報を検索すれ
ば、送出した映像ソースと送出時間を確認することがで
きるので、特定のコマーシャルを放送したかどうかの確
認を簡単に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、蓄積
手段としてVTRを使用したカセットオートチェンジャ
ー装置を使用する場合には、VTRに記録すべき映像ソ
ースはコンポジット信号(ディジタル映像信号)として
記録できるので、ブンランキング信号も同時に記録する
ことができる。
【0006】素材コードはこのブンランキング信号の特
定のラインに挿入されるために、VTRを用いてこの素
材コードを含めた状態で映像ソース全体を記録すること
ができる。そのため、映像ソースを再生しながらこの素
材コードを抽出、分離して送出履歴情報を生成すること
は比較的簡単である。
【0007】ところで、最近では映像ソースの蓄積手段
として、ランダムアクセス可能な記録媒体(ハードディ
スクなど)を使用した大容量の蓄積手段が使用される傾
向にある。このような蓄積手段を使用して上述した映像
ソースを蓄積する場合には、その映像ソースとして蓄積
するデータはブンランキング信号部分を除いた映像信号
部分のみである。これは蓄積手段に蓄積する前に映像信
号を圧縮するなどのデータ処理を行っているためであ
る。
【0008】そのため、映像ソースには映像ソースを識
別するための素材コードが挿入されていないので、この
映像ソースを読み出してもその読み出された映像ソース
からこの映像ソースを特定するための素材コードを検出
できない。その結果、この映像ソースからでは送出履歴
情報を生成できない。
【0009】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決するものであって、ランダムアクセス可能な蓄積
手段を使用する場合であっても映像ソースに素材コード
などを挿入できるようにして、コマーシャルなどの送出
履歴情報の生成を容易にしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係るデータ記録再生
装置においては、ノンリニアアクセス可能な記録媒体
と、それぞれに割り当てられたタイムスロットで上記デ
ータに当該データの識別符号を付加して上記記録媒体に
出力すると共に、上記記録媒体に記録された上記データ
を上記タイムスロットで上記記録媒体から読み出すため
の複数の入出力処理手段と、上記入出力処理手段から送
出データとして出力され、上記送出データに含まれた上
記識別符号を抽出する抽出手段と、上記抽出手段で抽出
された送出時刻を含む上記識別符号から構成される履歴
情報を生成する履歴情報生成手段とで構成されたことを
特徴とする。
【0011】また、請求項10に記載したこの発明に係
るデータを送出するデータ送出システムにおいては、上
記データが蓄積されるノンリニアアクセス可能な記録媒
体と、複数の入出力処理手段と、上記複数の入出力処理
手段がそれぞれ割り当てられたタイムスロットで上記記
録媒体にアクセスして上記記録媒体に上記データを記録
すると共に、上記記録媒体に記録された上記データを読
み出すデータ記録再生装置と、上記データ記録再生装置
から出力された上記データが入力して、上記データに含
まれる送出すべき上記データの識別符号と上記データの
送出時刻とを抽出する抽出装置と、上記抽出手段で抽出
した上記識別符号と上記送出時刻とから履歴情報を作成
する履歴情報作成装置と、上記データ記録再生装置から
出力された上記データが入力されて外部に送出する送出
装置とを備えることを特徴とする。
【0012】また、請求項12に記載したこの発明に係
るデータ送出方法では、ノンリニアアクセス可能な記録
媒体と、複数の入出力処理手段とを有し、上記複数の入
出力処理手段は、それぞれに割り当てられたタイムスロ
ットで上記記録媒体にアクセスしてデータを上記記録媒
体に記録すると共に上記記録媒体に記録された上記デー
タを読み出して、上記データを送出するようになされた
データ送出方法において、上記複数の入出力処理手段か
ら出力された所定単位のデータである素材データの識別
符号を上記素材データに付加して上記記録媒体に記録す
る第1のステップと、上記記録媒体に記録された上記素
材データを、割り当てられた上記タイムスロットで上記
記録媒体から読み出して出力する第2のステップと、上
記第2のステップで出力された上記素材データに含まれ
た上記素材データの識別符号を抽出する第3のステップ
と、上記第3のステップで抽出された上記識別符号と上
記素材データの送出時刻とから構成される履歴情報を作
成する第4のステップとを備えることを特徴とする。
【0013】この発明では、データとしての例えば映像
信号を圧縮した後、この圧縮映像データに映像データの
識別符号である素材コードを挿入する。したがって素材
コードが含まれた状態で、この映像データを蓄積手段に
蓄積することができる。
【0014】映像データを読み出すとき、これより素材
コードを分離できるから、この素材コードを用いて送出
履歴情報を生成できる。したがって送出履歴情報を簡単
に生成できるデータ記録再生装置、データ送出方法およ
びデータ送出システムを提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明に係るデータ記録再生装
置、データ送出方法およびデータ送出システムの一実施
形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発
明に係るデータ記録再生装置10を含めたデータ送出シ
ステムを、番組やコマーシャル放送などの映像送出シス
テムに適用した場合の一実施形態を示す。
【0016】図1に示すようにデータ送出システムは、
APC(Automatic Program Contoroller)12と、
システムコントローラ16と、システムコントローラ1
6のユーザインタフェースであるパソコン(PC)18
と、ビデオサーバ40と、送出装置22と、VITC
(Vertical Interval Time Code)コードのリーダ
24と、端末処理装置(パソコン)26と、ログメモリ
32と、モニタ28と、プリンタ30と、から構成され
る。
【0017】APC12は、VITC放送局内の素材
(映像データと音声データとを含むデータのことで、以
下素材と記す)送出の全てを制御するコントローラであ
って、送出素材の送出時刻等からなるプレイリストを作
成する。プレイリストの一例を図2に示す。
【0018】図2に示すようにこのプレイリストは、送
出すべき素材の識別符号である素材コードと、この素材
コードの送出時刻(時、分、秒、フレーム)とで構成さ
れた番組やコマーシャルなどの送出リストである。
【0019】システムコントローラ16は、局内LAN
(Local Area Network)14によってAPC12と
接続され、オートチェンジャー装置であるカセットチェ
ンジャー装置20やビデオサーバ40、およびVITC
リーダ24に対する記録や再生等の制御を行う。PC1
8はシステムコントローラ16のユーザインタフェース
であって例えばGUI(Graphic User Interface)
等が表示されて、操作者が各種操作を行うことができ
る。
【0020】カセットチェンジャー装置20は、図3に
示すようにテープカセットを保管する複数のカセット棚
202と、素材となる入力映像信号をテープカセットに
記録したり、カセット棚202より取り出されたテープ
カセットに記録された素材を再生するビデオカセットレ
コーダ(VTR)201と、カセット棚202に装填さ
れたテープカセットを選択的にカセット棚202とビデ
オカセットレコーダ201との間を搬送する搬送手段2
03とで構成される。したがって送出装置22から送出
される全ての素材は、このカセットチェンジャー装置2
0に蓄積される。
【0021】カセットチェンジャー装置20から再生さ
れた送出用素材は、図1に示すように一度ビデオサーバ
40に蓄積される。ビデオサーバ用の記録媒体としては
ランダムアクセス可能な記録媒体、例えばハードディス
ク(HD)を用いているため、VTRに比べ所望の送出
用素材の読み出し速度が早く、また複数チャネルの同時
入出力が可能で、VTRに比べ複数のVTRを用いる必
要はない。ビデオサーバ40の詳細は後述する。
【0022】送出装置22は、ビデオサーバ40から読
み出されたコマーシャルなどの素材をその他の番組と共
に送出(オンエア)するための装置である。
【0023】VITCリーダ(VITCコード読み取り
装置)24は、データに挿入された識別符号である素材
コードを抽出する手段であって、ビデオサーバ40から
送出される送出用素材のうち映像データに挿入されたV
ITCコードを読み出す。
【0024】ここで、VITCコードの詳細を図4を用
いて説明する。
【0025】VITCコードは、映像各フィールドの第
12ライン目と第14ライン目の1水平走査期間内に挿
入されるもので、1フィールド内に4回のタイムコード
を繰り返すことで、ドロップアウト等の影響を最小限に
抑えるものである。
【0026】図4は1水平走査期間内に挿入されたVI
TCコードのデータ構成を示す。
【0027】図4に示すようにSMPTE(Society o
f Motion Picture and TelevisionEngineers)タイ
ムコードのデータ分64ビットを8ビット単位に分け
て、各単位ごとに2ビットの同期ビットを付加し、更に
8ビットのCRCコード(巡回検査符号)を加えた90
ビットで構成される。
【0028】各8ビット単位にフレーム、秒、分、時間
を1の位、10の位に分けて、各単位にそれぞれの値を
1の位は4ビット、10の位は2ビット、さらにユーザ
ーズビット(バイナリグループ)4ビット等が付加され
て各8ビット単位が構成される。したがって、ユーザが
自由に使用できるユーザーズビットは、第1から第8ま
でのバイナリグループがあるので32ビット使用でき
る。一般にこのユーザーズビットには年、月、日、曜日
等を挿入していることが多い。
【0029】図1に示すデータ送出システムではこのユ
ーザーズビット領域に、素材毎に付加された素材コード
(識別符号)と日時を挿入している。とくに素材コード
を挿入する場合には32ビット(=4バイト)を5フレ
ーム分20バイトを使用して、映像ファイルの先頭より
1秒15フレーム後からユーザーズビット領域に素材コ
ードを挿入するようにする。
【0030】端末処理装置(PC)26は、VITCリ
ーダ24から出力されたVITCコードをもとにVIT
Cコードのユーザーズビットに挿入された素材コードを
読み出し、素材コードと送出(再生)時刻からなる履歴
情報を生成し端末処理装置26に設けられた記憶装置、
例えばハードディスクや半導体メモリなどのログメモリ
32に蓄積される。したがって、VITCリーダ24と
端末処理装置26とで履歴情報作成装置が構成される。
【0031】送出履歴情報の一例を図5に示す。この送
出履歴情報は、送出した素材の素材コードと、この素材
の送出時刻(日、時、分、秒、フレーム)を示すデータ
とで構成され、特に送出トラブルが発生したり、特別番
組等が組まれないときには、この送出履歴情報は図2に
示したプレイリストと同一となる。図4に示す例は、図
2のプレイリストと同一であるときの送出履歴情報を示
す。
【0032】モニタ28は、端末処理装置26で生成さ
れた送出履歴情報つまり、いつの時刻(時、分、秒、フ
レーム)にどの素材を送出したかを示す情報を表示した
りするためのもので、陰極線管(CRT)や液晶表示装
置(LCD)などが用いられる。
【0033】プリンタ30は、端末処理装置26で生成
された送出履歴情報を端末処理装置26からの指示に応
じてプリントアウトするためのものである。
【0034】以上のように構成されたデータ記録再生装
置10の動作を説明する。システムコントローラ16で
は、APC12からのプレイリストからファイリング対
象となる素材コードを検出すると共に、ユーザインタフ
ェース用PC18からの命令に基づいて、カセットチェ
ンジャー装置20が制御される。すなわち、カセット棚
202に保管されたテープカセットがVTR201に装
填されてシステムコントローラ16から指示された素材
が読み出される。この素材はビデオサーバ40内の蓄積
手段に記録される。このとき素材に対応した素材コード
がVITCコードのユーザーズビット内に挿入された状
態で蓄積手段に記録される。
【0035】ビデオサーバ40はシステムコントローラ
16からのプレイリストにしたがって制御され、ビデオ
サーバ40内の蓄積手段より読み出された素材は送出装
置22に送られて放送用信号として送出(オンエア)さ
れる。蓄積手段より素材を読み出すと、素材送出系に接
続されたVITCリーダ24で素材中に挿入されたVI
TCコードが読み取られ、これが端末処理装置26に送
られる。端末処理装置26ではVITCコード中のユー
ザーズビットから素材コードを再構築し、再構築された
素材コードと送出日時を示すデータが送出履歴情報(ロ
グ)としてログメモリ32に蓄積される。送出履歴情報
はモニタ28によって見ることができれば、プリンタ3
0でコピーすることもできる。
【0036】次にビデオサーバ40の構成および動作を
説明する。図6に示すようにビデオサーバ40は、サー
バコントローラ42と、複数の入力処理手段(入力ポー
ト)50と、複数の出力処理手段(出力ポート)60
と、蓄積手段I/F44と、ランダムアクセス可能な蓄
積手段46と、から構成される。
【0037】サ−バコントロ−ラ42は、システムコン
トローラ16より出力された外部制御信号に基づいてビ
デオサ−バ40内の各ブロックを制御する。各入力ポー
ト50および出力ポート60には時分割に各タイムスロ
ットを割り当てる。各入力ポート50および出力ポート
60は割り当てられたタイムスロット内で、それぞれ入
力データを蓄積手段46に供給し、蓄積手段46からデ
ータを読み出す制御が行われる。したがってサ−バコン
トロ−ラ42は蓄積手段46に対してアクセスする入出
力ポート50,60に対する排他的制御を行っている。
【0038】また、このビデオサーバ40はファイルシ
ステムによって管理されているので、複数の映像データ
はファイルを単位として取り扱われる。ファイルシステ
ムとは、複数のデータをファイル単位で扱い、蓄積手段
46例えばハードディスクに記録された各ファイルがハ
ードディスク46のどの位置に記録されたかを管理する
システムであって、図7に示すようなファイルエントリ
FE(図7A)と、レコードエントリRE(図7B)と
フリースペースリストFSL(図7C)から構成され
る。
【0039】ファイルエントリには、図7Aに示すよう
にファイル名と、最初のレコードエントリへのポインタ
情報とが書き込まれる。したがって、ファイル単位にフ
ァイルエントリが設定され、そのファイルがハードディ
スク46上どの位置から書き込まれ、どれだけの長さだ
け書き込まれているかの情報を示すレコードエントリへ
リンクされている。
【0040】レコードエントリには、図7Bに示すよう
に実際にファイルが書き込まれたハードディスク46上
の先頭位置のアドレスを示す先頭位置データと、先頭位
置を示すアドレスからどれだけの長さだけデータが連続
して書き込まれているかを示す連続領域のデータ長を示
すデータが書き込まれる。
【0041】1つのファイルは当然ハードディスク46
上、飛び飛びに書き込まれる場合もあるので、次の飛び
飛びの位置までのリンク情報を示す次のレコードエント
リへのポインタ情報(飛び位置の先頭アドレスへのポイ
ンタ)を書き込む領域、つまり次のレコードエントリへ
のリンク情報が書き込まれる。連続領域でファイルが終
了しているのであれば、このレコードエントリへのリン
ク領域はEOF(EndOf File)が書き込まれる。
【0042】フリースペースリストには、データが書き
込まれていない領域を示す情報が書き込まれるもので、
図7Cに示すように次のフリースペースリストへのポイ
ンタ情報と、連続空き領域の先頭位置のアドレスを示す
先頭位置データと、そしてこの先頭位置を示すアドレス
からどれだけの長さだけ空き領域となっているかを示す
連続空き領域のデータ長を示すデータとが書き込まれて
いる。
【0043】ファイルエントリからフリースペースリス
トまでの具体例を次に説明する。例として、あるファイ
ルAが図7Dのようなハードディスク46上のアドレス
領域に書き込まれているとする。
【0044】ファイルAは、ハードディスク46のアド
レスではアドレス50〜100と、アドレス100〜2
00と、アドレス500〜750まで書き込まれている
ものとすると、ファイルエントリFEとレコードエント
リREは図7E、図7Fのようになる。
【0045】ファイルAが、ハードディスク46に記録
されているのでそのファイル名をファイルエントリFE
のファイル名領域に書き込むと共に、次のレコードエン
トリREへのポインタ情報も書き込んで、次のレコード
エントリへのリンク先を示す。図7Dの場合には、3つ
の飛び飛びの領域にファイルAが書き込まれている。そ
のため、図7Fのように最初のレコードエントリRE
(1)には、2番目のレコードエントリRE(2)への
ポインタ情報と、ファイルAの先頭位置アドレス50
と、この先頭位置アドレスからの連続データ長(50ア
ドレス分)が書き込まれる。
【0046】次のレコードエントリRE(2)には、3
番目のレコードエントリRE(3)へのポインタ情報
と、次に書き込まれるファイルAの先頭位置アドレス2
00と、この先頭位置アドレスからの連続データ長(1
00アドレス分)が書き込まれる。そして、最後のレコ
ードエントリRE(3)には、最後のファイルAの先頭
位置アドレス500と、この先頭位置アドレスからの連
続データ長(250アドレス分)が書き込まれる。そし
て、ここでファイルAの書き込みが終了しているので、
次の連続領域へはリンクしていないからリンク情報とし
てはEOFを示すデータが書き込まれる。
【0047】また、図7Dに示す例では、ハードディス
ク上、アドレス0から50までのデータ長として50ア
ドレス分、アドレス100から200までのデータ長と
して100アドレス分、そしてアドレス300から50
0までのデータ長として200アドレス分は、何もデー
タが書き込まれていないので、データの空き領域情報を
示すフリースペースリストには図7Gのようなデータが
書き込まれる。
【0048】まず、最初のフリースペースリストFSL
(1)にはリンクする次のフリースペースリストFSL
(2)へのポインタと、連続空き領域の先頭位置アドレ
ス0と、この先頭位置アドレスからのデータ長(50ア
ドレス分)を示すデータがそれぞれ書き込まれる。次の
フリースペースリストFSL(2)には、リンクする次
のフリースペースリスト(3)へのポインタと、連続空
き領域の先頭位置アドレス100と、この先頭位置アド
レスからのデータ長(100アドレス分)がそれぞれ書
き込まれる。そして、最後のフリースペースリストFS
L(3)には、連続空き領域の先頭アドレス300と、
この先頭位置アドレスからのデータ長(200アドレス
分)がそれぞれ書き込まれることになる。そして、この
例では次の連続空き領域がないので、リンク情報として
はEOFを示すデータが書き込まれる。
【0049】さて、複数の入力ポート50(50A,5
0B,・・・50N)は何れも同じ構成であって、入力
ポート50Aに示すように入力ビデオ用インタフェース
52と、データ圧縮手段54およびマルチプレクサ56
とで構成される。
【0050】入力データ用インタフェース52では、所
定の伝送フォーマットで入力されたデータから例えば、
映像信号部分(有効映像信号)と同期信号部分とに分離
する。ここで所定の伝送フォーマットとしては、SMP
TE(Society of MotionPicture and Television
Engineers)−259Mで規格化されたSDI(Seria
l Digtal Interface)フォーマットの伝送データや、
SMPTE−305Mで規格化されたSDTI(Seria
l Digital Transfer Interface)の伝送データが考
えられるが、その他、ATM(Asychronous Transfer
Mode)やファイバチャネル(Fibre Channel)等の
非同期系伝送フォーマットも考えられる。
【0051】分離された映像信号部分はデータ圧縮手段
(ビットレートリダクション用エンコーダ)54に供給
されて、例えばMPEG(Moving Picture Experts
Group)のフレーム間相関を用いた圧縮方式によって映
像データの圧縮処理が行われる。圧縮はフレーム内圧縮
方式であるDV方式も考えられる。
【0052】入力される映像信号としては、コンポジッ
ト信号(例えば、D1フォーマットによる映像信号)
や、コンポーネント信号(例えば、アナログ映像信号や
D2フォーマットによる映像信号)などがある。これら
の映像信号中にはSMPTE−RP159などで規格化
されたタイムコードである上述したVITCコードが存
在する。
【0053】入力ビデオ用インタフェース52では映像
信号とともにVITCコードをも圧縮することを避ける
ためこのVTICコードと映像信号とを分離する処理を
行う。
【0054】マルチプレクサ56は、ビットレートリダ
クションエンコーダ54で圧縮処理された映像信号と、
入力データ用インタフェース(I/F)52で圧縮され
たVITCコードとが入力されてこれらを多重化して出
力する。
【0055】蓄積手段用I/F44は、入出力ポート5
9,60と蓄積手段46とのインタフェースであり、入
力ポート50より出力されたデータにサーバコントロー
ラ42からの制御命令(コマンド)を重畳して蓄積手段
46に出力する。逆に蓄積手段46から出力された上記
コマンドに対するステータスが付加されたデータから、
出力ポート60に出力すべきデータを取り出して出力ポ
ート60に出力する。
【0056】蓄積手段46は、ノンリニアアクセス可能
な記録媒体で構成され、ここでは複数のハードディスク
装置HDD(Hard Disc Drive)を複数台縦列に並べ
たRAID(Redundant Arrays of Inexpensive D
iscs)である。
【0057】上述した素材コードは、マルチプレクサ5
6でVITCコードや圧縮映像信号とともに多重化され
て出力される。素材コードそのものは、サーバコントロ
ーラ42からマルチプレクサ56に供給される。上述し
たように、この素材コードはVITCコードのユーザー
ズビット領域(4バイト)の5フレーム分(20バイ
ト)を使用して圧縮映像信号ファイルの先頭から例えば
1秒15フレーム後に挿入される。
【0058】マルチプレクサ56から出力された多重化
データは図8に示すデータ構造をもつ。VITCコード
を固定長セグメントの特定位置に配置および記録させる
ことで、記録後のVITCコードへのアクセスのし易さ
を確保する。しかしながら多重化された圧縮映像信号は
可変長データのため、固定長セグメントとするために、
圧縮映像信号にパッディングデータPAD(Padding
Data)を付加して常に固定長セグメントとなるように
する。
【0059】このようにVITCコードを固定長セグメ
ントの特定の位置に挿入することで、VITCコードを
抽出、分離し易くなる。素材コードはサ−バコントロ−
ラ42の制御でその値を書き換えることができる。
【0060】次に、出力ポート60の構成について説明
する。出力ポート60も入力ポート50と同様に、複数
の出力ポート60は全て同じ構成で、出力ポート60A
について説明するならば、これは図に示すように、デマ
ルチプレクサ62と、ビットレートリダクションデコー
ダ64と、出力ビデオI/F60とで構成される。
【0061】デマルチプレクサ60では、固定長化され
たデータを、圧縮された映像データとVITCコードと
に分離する。
【0062】ビットレートリダクションデコーダ64で
は、圧縮された映像データを伸長処理する。出力ビデオ
用I/F60は、有効映像信号と分離したVITCコー
ドとを入力し、これらに同期信号を付加した映像信号を
出力する。
【0063】図6に示す例では、映像データとVITC
コードを入出力ポート50,60で扱うように記載して
いるが、これは説明の簡略化のためであって、もちろん
その他の部所で取り扱うこともできる。
【0064】次に上述のように構成されたビデオサーバ
40の動作について説明する。
【0065】所定のフォーマット(例えばSDIフォー
マットやSDTIフォーマット)で出力されたデータは
入力ポート50Aに入力されて、入力データ用I/F5
2で映像データとVITCコードとに分離される。分離
された映像データはビットレートリダクションエンコー
ダ54で圧縮処理され、マルチプレクサ56で圧縮映像
データとVITCコードとが多重化される。サーバコン
トローラ42で割り当てられたタイムスロットのとき多
重化データが蓄積手段用I/F44を介して蓄積手段4
6に記録される。また、サーバコントローラ42で割り
当てられたタイムスロットを利用して蓄積手段46に記
録された多重化データが読み出される。
【0066】読み出されたデータは出力ポート60に入
力されてデマルチプレクサ62で圧縮映像データとVI
TCコードとに分離される。分離された圧縮映像データ
はビットレートリダクションデコーダ64で伸長処理さ
れ、その後出力ビデオ用I/F66で、伸長された映像
データ(有効映像信号)にVITCコードと同期信号が
付加されて出力される。
【0067】以上のように構成および動作するビデオサ
ーバ40からVITCコードが挿入された映像信号が出
力される。図1に示すようにVITCリーダ24は当該
映像信号からVITCコードを読み取り、読み取ったV
ITCコードは端末処理(PC)26に供給されて、V
ITCコードのユーザズビット領域に挿入された素材コ
ードとタイムコード(再生時刻)が分離される。素材コ
ードは複数フレームに亘って分散されているので、分散
された素材コードを集めて再生映像ソース(素材)に対
する1つの素材コードに再構築される。
【0068】端末処理装置26ではこの素材コードと再
生時刻のデータがそれぞれ送出履歴情報(送出ログ)と
してログメモリ32に蓄積される。送出ログは任意のタ
イミングにモニタ28に表示できる他、プリンタ30に
よってハードコピーすることもできる。
【0069】さて、このように構成されたデータ記録再
生装置を使用したデータ送出システムの動作を説明す
る。このデータ送出システムの動作は、図9、図10に
示すように映像データを含むデータの蓄積(以下、これ
をファイリングと記す)処理と、ファイリング処理で記
録されたデータの再生処理とに分けて説明する。
【0070】図9に示すように、ファイリング処理が開
始すると、まずプログラムコントローラAPC12から
プレイリストがシステムコントローラ16に渡される
(ステップ71)。システムコントローラ16はこのプ
レイリストからファイリング対象の素材コードを検索し
てこれを登録しておく(ステップ72)。
【0071】次に、ファイリング処理を行うオペレータ
はカセットチェンジャー装置20を制御して素材が記録
されたカセットテープをVTR201に装填する(ステ
ップ73)。この処理は最初に行っておいてもよい。そ
してユーザインタフェース18側からシステムコントロ
ーラ16に対してファイリング処理の開始を指示する制
御命令を発行する(ステップ74)。これを受けたシス
テムコントローラ16はビデオサーバ40に対して記録
ファイルの使用の許可を求めるオープン命令を発行する
(ステップ75)。
【0072】サーバコントローラ42は蓄積手段46の
空き領域を確保すると共に、使用する1つの入力ポート
50を確保する(ステップ76)。これは、図7に示す
ファイルシステム、特に図7Cに示すフリースペースリ
ストを参照することで空き領域がどれだけあるか把握で
き、このフリースペースリストに基づいて空き領域を確
保する。
【0073】また、サーバコントローラ42は複数の入
力ポート50のうち1つの入力ポート50Aを確保する
ため、上位システムコントローラ16の特定ポートの使
用許可を求める命令により、入力ポート50Aが確保さ
れる。これによってビデオサーバ40は記録待機状態と
なる。
【0074】その後、システムコントローラ16はビデ
オサーバ40に対して素材コードの書き込み命令(記録
命令)を発行すると共に(ステップ77)、カセットチ
ェンジャー装置20に対しては再生命令を発行する(ス
テップ78)。これによって、カセットチェンジャー装
置20は再生を開始し、ビデオサーバ40はその記録を
開始する(ステップ79)。
【0075】再生を開始してから所定時間が経過すると
サーバコントローラ16はマルチプレクサ56を制御し
て素材コードを圧縮映像信号に挿入する(ステップ8
0)。システムコントローラ16はカセットチェンジャ
ー装置20とビデオサーバ40に対して停止命令を発行
し、停止状態となるように制御する(ステップ81,8
2)。そしてシステムコントローラ16はビデオサーバ
40に対してファイルのクローズ命令を発行してファイ
リング処理を終了する(ステップ83,84)。このク
ローズ命令はオープン命令で使用許可を求めた対象に対
し、使用の終了を示す命令であり、そのファイルやデバ
イスの一連の命令が終了したことを示す。
【0076】なお、ビデオサーバ40に対する素材コー
ドの書き込み命令としては、まずユーザーズビットを書
き込むべきファイルを指定し(ファイルハンドル)、ユ
ーザーズビットを書き込む位置はファイルの先頭からの
オフセットで指示することになる。これにより、ビデオ
サ−バ40自身がリアルタイム性を持つことができる。
また素材コ−ドを各ユーザーズビットに割り振る処理は
ビデオサ−バ40側が行うので、システムコントロ−ラ
16側ではユーザースビットを書き込む命令を予め発行
しておくことができる。
【0077】次に、図10に示すようにファイリング処
理で蓄積したデータに対する再生処理を説明する。ま
ず、システムコントローラ16はプレイリストに基づい
て次に再生すべきファイルを決定し、ビデオサーバ40
に対して再生対象となっているファイルのオープン命令
を発行する(ステップ91,92)。次にサーバコント
ローラ42は複数ある出力ポート60のうちの1つの出
力ポートを確保すると共に、指定されたファイルの記録
領域を検索して、再生待機状態とする(ステップ9
3)。
【0078】その後、再生開始時刻になるとシステムコ
ントローラ16はビデオサーバ40に対して再生命令を
発行して再生状態とする(ステップ94,95)。VI
TCリーダ24は再生された映像信号の中からVITC
コードを抽出分離し、タイムコードとユーザーズビット
の値を端末処理装置26に送る(ステップ96)。そし
て、この端末処理装置26ではユーザビット中に挿入さ
れた素材コードを検索し、この素材コードを再構築する
ことによって、送出時刻(送出)日時と素材コードをロ
グファイル(履歴ファイル)に記録する(ステップ9
7)。これによって、実際に送出されたコマーシャルや
番組の素材コードと、実際に送出された時刻のログを自
動的に取得できる。
【0079】上述した実施形態ではオートチェンジャー
装置としてカセットオートチェンジャー装置を用いて説
明したが、この他にMO(Magnet Optical)ディスク
や、ディジタルビデオディスク(DVD)等のディスク
状記録媒体を用いたディスクオートチェンジャー装置な
どにも適用できる。
【0080】また、蓄積手段46の記録媒体としてハー
ドディスクHDを用いた例で説明したが、その他DVD
やMOディスク状記録媒体や、さらにはD−RAMやフ
ラッシュメモリ等の半導体メモリなどハードディスク以
外のランダムアクセス可能な記録媒体を使用することも
できる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、映
像ソースの送出履歴情報を簡単に、しかも自動的に作成
できるので、この発明を例えばコマーシャルや番組の送
出システムに適用する場合には、実際に送出されたコマ
ーシャルや番組の素材コ−ドと、実際に送出された時刻
のログを自動的に取得することができる。そのため、事
後の確認を極めて簡単かつ正確に行うことができる特徴
を有する。したがってこの発明はコマーシャルや番組な
どのデータ記録再生装置やデータ送出システムなどに適
用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ記録再生装置をデータ送
出システムに適用した場合の一実施形態を示す要部の系
統図である。
【図2】プレイリストの一例を示す図である。
【図3】オートチェンジャー装置としてカセットチェン
ジャー装置を使用したときの系統図である。
【図4】SMPTEタイムコードとVITCコードとの
関係を示す図である。
【図5】送出履歴情報の一例を示すリストである。
【図6】ビデオサーバの一実施形態を示す系統図であ
る。
【図7】ファイルシステムのファイル管理例を示す図で
ある。
【図8】データフォーマットの一例を示す図である。
【図9】ファイリング処理例を示すフローチャートであ
る。
【図10】再生処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・データ記録再生装置、12・・・プログラム
コントローラ、16・・・システムコントローラ、20
・・・カセットチェンジャー装置、24・・・VITC
リーダ(読み取り装置)、26・・・端末処理装置、4
0・・・ビデオサーバ、42・・・サーバコントロー
ラ、46・・・蓄積手段、50・・・入力ポート、60
・・・出力ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米谷 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉本 正和 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小石川 欣則 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録および/または再生するデ
    ータ記録再生装置において、 ノンリニアアクセス可能な記録媒体と、 それぞれに割り当てられたタイムスロットで上記データ
    に当該データの識別符号を付加して上記記録媒体に出力
    すると共に、上記記録媒体に記録された上記データを上
    記タイムスロットで上記記録媒体から読み出すための複
    数の入出力処理手段と、 上記入出力処理手段から送出データとして出力され、上
    記送出データに含まれた上記識別符号を抽出する抽出手
    段と、 上記抽出手段で抽出された送出時刻を含む上記識別符号
    から構成される履歴情報を生成する履歴情報生成手段と
    で構成されたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のデータ記録再生装置におい
    て、さらに、 上記記録媒体から上記データを読み出し、上記複数の入
    出力処理手段の一の入出力処理手段から読み出した上記
    データを出力するよう制御する制御手段を備えることを
    特徴とするデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のデータ記録再生装置におい
    て、 上記制御手段は、送出素材の送出時刻と送出識別符号と
    から構成されるプレイリスト情報に基づいて上記送出デ
    ータを上記記録媒体から読み出し、上記一の入出力処理
    手段から上記送出データを出力するようにしたことを特
    徴とするデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のデータ記録再生装置におい
    て、 上記複数の入出力処理手段には、少なくとも外部から入
    力された映像データに付加されたタイムコードを抽出し
    て上記映像データとタイムコードとに分離するインタフ
    ェース手段と、 上記インタフェース手段から出力された映像データを圧
    縮する圧縮手段と、 上記圧縮手段から出力された圧縮映像データと上記イン
    タフェース手段から出力された上記タイムコードとが入
    力されて上記圧縮映像データと上記タイムコードと、上
    記制御手段からの上記識別符号とを多重化する多重化手
    段とを備え、上記多重化手段から、上記多重化された上
    記データが上記ノンリニアアクセス可能な上記記録媒体
    に記録されるようになされたことを特徴とするデータ記
    録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4のデータ記録再生装置におい
    て、 上記タイムコードはVITCタイムコードであり、上記
    識別符号はVITCタイムコードのユーザ領域に挿入さ
    れることを特徴とするデータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1のデータ記録再生装置におい
    て、 上記データはコマーシャルや番組放送用の映像データで
    あることを特徴とするデータ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1のデータ記録再生装置におい
    て、 上記識別符号は、コマーシャルや番組放送用映像データ
    を特定できる情報と映像送出時刻を示す情報であること
    を特徴とするデータ記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1のデータ記録再生装置におい
    て、 ランダムアクセス可能な記録媒体を用いた蓄積手段と、 この蓄積手段と、この蓄積手段に接続された複数の入力
    ポート手段および出力ポート手段をそれぞれコントロー
    ルするコントロール手段とでビデオサーバが構成され、 上記入力ポート手段には、この入力ポート手段に供給さ
    れるデータに、当該データの識別符号を挿入する識別符
    号挿入手段が設けられ、 上記識別符号を付加した上記データが上記蓄積手段に記
    録されるようになされたことを特徴とするデータ記録再
    生装置。
  9. 【請求項9】 請求項8のデータ記録再生装置におい
    て、 上記入力ポート手段には、上記識別符号挿入手段の他
    に、上記入力データを同期データ部分と、同期データを
    含まないデータ部分とに分離するデータ分離手段が設け
    られたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  10. 【請求項10】 データを送出するデータ送出システム
    において、 上記データが蓄積されるノンリニアアクセス可能な記録
    媒体と、 複数の入出力処理手段と、 上記複数の入出力処理手段がそれぞれ割り当てられたタ
    イムスロットで上記記録媒体にアクセスして上記記録媒
    体に上記データを記録すると共に、上記記録媒体に記録
    された上記データを読み出すデータ記録再生装置と、 上記データ記録再生装置から出力された上記データが入
    力して、上記データに含まれる送出すべき上記データの
    識別符号と上記データの送出時刻とを抽出する抽出装置
    と、 上記抽出手段で抽出した上記識別符号と上記送出時刻と
    から履歴情報を作成する履歴情報作成装置と、 上記データ記録再生装置から出力された上記データが入
    力されて外部に送出する送出装置とを備えることを特徴
    とするデータ送出システム。
  11. 【請求項11】 請求項10のデータ送出システムに
    は、さらに、 テープカセットを保管する複数の棚と、 上記テープカセットに記録された上記データを再生する
    ビデオカセットレコーダと、 上記棚に装填された上記テープカセットを選択的に上記
    棚と上記ビデオカセットレコーダとの間を搬送する搬送
    手段とを備えるカセットチェンジャー装置を有し、 このカセットチェンジャー装置から出力された上記デー
    タが、上記データ記録再生装置の上記複数の入出力処理
    手段に入力されるようになされたことを特徴とするデー
    タ送出システム。
  12. 【請求項12】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体
    と、複数の入出力処理手段とを有し、 上記複数の入出力処理手段は、それぞれに割り当てられ
    たタイムスロットで上記記録媒体にアクセスしてデータ
    を上記記録媒体に記録すると共に上記記録媒体に記録さ
    れた上記データを読み出して、上記データを送出するよ
    うになされたデータ送出方法において、 上記複数の入出力処理手段から出力された所定単位のデ
    ータである素材データの識別符号を上記素材データに付
    加して上記記録媒体に記録する第1のステップと、 上記記録媒体に記録された上記素材データを、割り当て
    られた上記タイムスロットで上記記録媒体から読み出し
    て出力する第2のステップと、 上記第2のステップで出力された上記素材データに含ま
    れた上記素材データの識別符号を抽出する第3のステッ
    プと、 上記第3のステップで抽出された上記識別符号と上記素
    材データの送出時刻とから構成される履歴情報を作成す
    る第4のステップとを備えることを特徴とするデータ記
    録再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項12のデータ記録再生方法にお
    いて、 上記素材データに識別符号は、上記素材データのVIT
    Cタイムコードのユーザビット領域に挿入されたもので
    あることを特徴とするデータ記録再生方法。
  14. 【請求項14】 請求項12のデータ記録再生方法にお
    いて、 上記第2のステップにおいては、送出すべき上記素材デ
    ータの送出時刻と上記識別符号とから構成されるプレイ
    リスト情報に基づいて上記複数の入出力処理手段が上記
    記録媒体から上記素材データを読み出して出力するよう
    にしたことを特徴とするデータ記録再生方法。
  15. 【請求項15】 請求項13のデータ記録再生方法にお
    いて、 上記第1のステップは、 外部から入力された上記素材データに付加されたVIT
    Cタイムコードと映像データを含むデータとに分離する
    ステップと、 分離された映像データを含むデータのうち少なくとも映
    像データを圧縮して圧縮映像データを生成するステップ
    と、 上記圧縮映像データを含むデータと上記VITCタイム
    コードとを多重化し、多重化されたこれらのデータに上
    記素材データの識別符号を付加して、上記記録媒体に記
    録するステップとからなることを特徴とするデータ記録
    再生方法。
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