JP2000089816A - 加工ラインにおける板材加工方法及びその装置 - Google Patents

加工ラインにおける板材加工方法及びその装置

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JP2000089816A
JP2000089816A JP10261952A JP26195298A JP2000089816A JP 2000089816 A JP2000089816 A JP 2000089816A JP 10261952 A JP10261952 A JP 10261952A JP 26195298 A JP26195298 A JP 26195298A JP 2000089816 A JP2000089816 A JP 2000089816A
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Masaki Oikawa
雅樹 及川
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Amada Co Ltd
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工スケジュールの入力ミスによる板材加工
機の停止を防ぎ、板材加工機の運転効率、並びに板材加
工の生産性を向上する。 【解決手段】 加工機コントローラ29は板材加工機1
を加工プログラムPROに基づいて制御する。ラインコ
ントローラ35はワーク搬入装置9を制御しワークWを
積載したパレットPwの上の未加工ワークWを一枚ずつ
取り出して板材加工機1へ搬入し、入力した加工スケジ
ュールSHを制御する。加工機コントローラ29内の加
工プログラムPROに基づいてワーク加工が行われる前
に、加工スケジュールSHのデータを加工機コントロー
ラ29に転送し、この転送された加工スケジュールSH
の加工プログラムと加工機コントローラ29の加工プロ
グラムPROとを比較し、加工プログラムPROに該当
するプログラム番号が加工スケジュールSHに無いとき
の要修正情報がラインコントローラ35へ逆転送され
る。要修正情報に基づいて加工スケジュールSHを修正
後にワーク加工が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工ラインにおけ
る板材加工方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキやパンチプレス等
の板材加工機で板材加工するための加工ラインには板材
加工機に未加工のワークを搬入するためのワーク搬入装
置が設けられており、このワーク搬入装置をコントロー
ルして板材加工機に適宜のワークを供給するためのライ
ンコントローラが設けられている。
【0003】また、板材加工機には板材加工機の動作の
コントロールや加工プログラムを入力して管理するため
の加工機コントローラが設けられている。
【0004】上記のラインコントローラには図3に示さ
れているようにJOB番号に対するプログラム番号やワ
ークの予定枚数、実績、その他の加工スケジュールのデ
ータが入力され、板材加工機の運転が開始される。
【0005】加工機コントローラでは各JOB番号毎に
プログラム番号のサーチ(検索)が行なわれ、前記加工
スケジュールの加工プログラムが加工機コントローラの
加工プログラムに該当するプログラム番号が無いときは
アラームが鳴り、板材加工機の運転が停止するように構
成されている。
【0006】例えば、図3におけるスケジュールデータ
表のJOB2のプログラム番号“002”が入力ミスの
ために、板材加工機の加工プログラムに“002”のプ
ログラムが無いときは次のようになる。
【0007】板材加工機がJOB1のワークを加工終了
し、JOB2に移動したところで“002”のプログラ
ム番号が加工機コントローラにて外部ワーク番号のサー
チがかけられる。ところが、加工機コントローラの加工
プログラムには“002”のプログラムが無いのでアラ
ームになり、板材加工機の運転が一時停止する。
【0008】上記のアラームの知らせを受けて、オペレ
ータが加工スケジュールを修正し、板材加工機の運転を
再開する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、オペ
レータが加工スケジュールを組んでラインコントローラ
に入力し、板材加工機の運転のスタートが行われた後
に、板材加工機が無人運転になってしまう場合は、オペ
レータが常に板材加工機の側に付いているわけではない
ので、アラームが鳴り板材加工機が一時停止していても
オペレータが気付くまでに時間がかかるという問題点が
あった。
【0010】あるいは、夜間に無人で運転が行われる場
合は、板材加工機が朝まで停止するので、生産の予定が
くるってしまうという問題点があった。
【0011】上記の理由で、板材加工機の運転効率が悪
く、生産性が悪いという問題点があった。
【0012】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、板材加工機を無人運転にした
場合でも板材加工機の運転が停止することなく確実に予
定通りに板材加工が行われるように加工スケジュールの
入力ミスによる板材加工機の停止を防ぎ、板材加工機の
運転効率並びに板材加工の生産性を向上し得る加工ライ
ンにおける板材加工方法及びその装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の加工ラインにおける板材加
工方法は、ワークに板材加工を行う板材加工機と、この
板材加工機を加工プログラムに基づいて制御せしめる加
工機コントローラと、ワークを積載したパレット上の未
加工ワークを一枚ずつ取り出して板材加工機へ搬入する
ワーク搬入装置と、このワーク搬入装置による板材加工
機へのワーク搬入と加工スケジュールを制御するライン
コントローラからなる加工ラインにおいて、前記ライン
コントローラ内のメモリに加工スケジュールのデータを
入力して記憶せしめ、前記加工機コントローラ内の加工
プログラムに基づいてワーク加工を行う前に前記メモリ
内の加工スケジュールのデータを前記加工機コントロー
ラに転送し、この転送された加工スケジュールの加工プ
ログラムと前記加工機コントローラの加工プログラムと
を比較すると共に前記加工スケジュールの加工プログラ
ムが加工機コントローラの加工プログラムに該当するプ
ログラム番号が無いときの要修正情報を前記ラインコン
トローラへ逆転送し、この逆転送された要修正情報に基
づいて前記加工スケジュールを修正した後にワークに加
工を開始せしめることを特徴とするものである。
【0014】したがって、加工機コントローラ内の加工
プログラムに基づいてワーク加工を行う前に加工スケジ
ュールの加工プログラムのチェックが行われ、このチェ
ック結果に基づいて加工スケジュールのデータが修正さ
れる。その後に板材加工機の運転が開始されるので、ワ
ーク加工の運転の途中でスケジュールデータの間違いを
修正する必要がなく、スケジュールデータの間違いによ
るワーク加工の運転の停止などによる運転効率、生産性
の低下がなくなる。したがって、板材加工機の運転効率
並びに板材加工の生産性の向上に寄与する。
【0015】請求項2によるこの発明の加工ラインにお
ける板材加工装置は、ワークに板材加工を行う板材加工
機と、この板材加工機を加工プログラムに基づいて制御
せしめる加工機コントローラと、ワークを積載したパレ
ット上の未加工ワークを一枚ずつ取り出して板材加工機
へ搬入するワーク搬入装置と、このワーク搬入装置によ
る板材加工機へのワーク搬入と加工スケジュールを制御
するラインコントローラからなる加工ラインにおいて、
前記ラインコントローラ内のメモリに加工スケジュール
のデータを入力・表示する入力・表示装置と、この入力
データを記憶するメモリと、前記加工機コントローラの
加工プログラムに基づいてワーク加工を行う前に前記メ
モリ内の加工スケジュールのデータを前記加工機コント
ローラに転送するライン側出力部とをラインコントロー
ラに設け、前記転送される加工スケジュールを前記加工
機コントローラ内に入力する加工機側入力部と、この加
工スケジュールの加工プログラムと前記加工機コントロ
ーラの加工プログラムとを比較すると共に前記加工スケ
ジュールの加工プログラムが加工機コントローラの加工
プログラムに該当するプログラム番号が無いときの要修
正情報を抽出する比較判断装置と、前記要修正情報を前
記ラインコントローラへ逆転送する加工機側出力部とを
前記加工機コントローラに設け、前記逆転送される要修
正情報を入力するライン側入力部と、前記要修正情報を
前記入力・表示装置に知らせる修正指令部を前記ライン
コントローラに設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0016】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、加工機コントローラ内の加工プログラムに基づい
てワーク加工を行う前に加工スケジュールの加工プログ
ラムのチェックが行われ、このチェック結果に基づいて
加工スケジュールのデータが修正される。その後に板材
加工機の運転が開始されるので、ワーク加工の運転の途
中でスケジュールデータの間違いを修正する必要がな
く、スケジュールデータの間違いによるワーク加工の運
転の停止などによる運転効率、生産性の低下がなくな
る。したがって、板材加工機の運転効率並びに板材加工
の生産性の向上に寄与する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の加工ラインにおけ
る板材加工方法及びその装置の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0018】図1を参照するに、本実施の形態に係わる
板材加工機としては一般的な曲げ加工機としてのプレス
ブレーキ1が用いられている。このプレスブレーキ1は
パンチPとダイDからなる金型が上下に位置する上部テ
ーブル3と下部テーブル5の金型装着部(図示省略)に
装着されている。曲げ加工されるべきワークWが上部テ
ーブル3に装着されたパンチPと下部テーブル5に装着
されたダイDとの間に位置決めされ、例えば下部テーブ
ル5が図示せざる昇降駆動シリンダにより上昇して前記
パンチPとダイDの協働でワークWが折曲げ加工され
る。
【0019】上記のプレスブレーキ1の図1において下
方側にはパンチPとダイDとの間にワークWを挿入する
ためのワークテーブル7が設けられており、このワーク
テーブル7の図1において左方側には未加工のワークW
を搬入するためのワーク搬入装置9が設けられている。
【0020】ワーク搬入装置9は、例えば図示せざる板
材貯蔵棚から出庫されたパレットPwの上に積載したワ
ークWから1枚のワークWを取り出してプレスブレーキ
1へ搬入するものである。
【0021】より詳しくは、ワーク搬入装置9は図1に
示されているように例えばチャンネル材等よりなる複数
本の支柱が立設され、且つ各支柱が複数本の水平なビー
ム部材によって連結された枠体フレーム11に構成され
ている。
【0022】この枠体フレーム11の下部には、移動式
リフタ装置13が例えば床上に図1において上下方向に
延伸されるレール15上を走行自在に設けられており、
例えば板材貯蔵棚から出庫されたパレットPwが移動式
リフタ装置13に載置され枠体フレーム11の下部に搬
送されるよう構成されている。
【0023】また、枠体フレーム11の上部には、ワー
クテーブル7の上方にまで延伸した支持ビーム17が水
平に設けられており、この支持ビーム17に移送ローダ
19が往復動自在に設けられている。この移送ローダ1
9にはモータ(図示省略)が装着されており、このモー
タによって回転されるピニオン(図示省略)が支持ビー
ム17に設けたラック(図示省略)に噛合されている。
従って、移送ローダ19は前記モータが正逆回転するこ
とにより、支持ビーム17に沿ってX軸方向(図1にお
いて左右方向)に往復動される。
【0024】また、前記移送ローダ19の下部には、パ
レットPwに積載されたワークWを吸着する吸着装置2
1が設けられている。この吸着装置21は移送ローダ1
9の下部に固定されたパッドホルダ23と、このパッド
ホルダ23に垂設された複数の吸着パッド25とからな
る。したがって、上昇した移動式リフタ装置13のパレ
ットPwの上の最上部の1枚のワークWが吸着パッド2
5により吸着されて、下側の他のワークWから分離され
る。
【0025】したがって、ワークWが吸着装置21でも
って吸着され1枚取り出された後、移送ローダ19が図
1において右方向へ移動することにより、ワークWがプ
レスブレーキ1のワークテーブル7へ搬入される。
【0026】なお、プレスブレーキ1のワークテーブル
7には例えば図1において右側にプレスブレーキ1で加
工された加工済みのワークを搬出するための図示せざる
ワーク搬出装置を設けてもよい。ワーク搬出装置として
は1枚のワークを製品パレット(図示省略)に積載する
アンローダを備え、上記のワーク搬入装置9とほぼ同様
な構造を示すものでよい。
【0027】上記のプレスブレーキ1は図1に示されて
いるようにアンプ27を介してプレスブレーキ1をメモ
リ28に記憶された加工プログラムPROに基づいて制
御せしめる加工機コントローラ29のCPU31に電気
的に接続されており、ワーク搬入装置9はアンプ33を
介してワーク搬入装置9によるプレスブレーキ1へのワ
ーク搬入と加工スケジュールSHを制御するラインコン
トローラ35のCPU37に電気的に接続されている。
【0028】ラインコントローラ35のCPU37に
は、加工スケジュールSHのデータを入力・表示する入
力・表示装置としての例えばタッチパネルディスプレイ
39が接続されている。なお、入力・表示装置としては
ディスプレイとキーボードなどの他の入力装置と表示装
置であっても構わない。
【0029】さらに、CPU37にはタッチパネルディ
スプレイ39から入力される入力データとしての加工プ
ログラムを記憶するメモリ41と、プレスブレーキ1が
加工機コントローラ29のメモリ28に記憶されている
加工プログラムPROに基づいてワーク加工を開始する
前にメモリ41内の加工スケジュールSHのデータを加
工機コントローラ29に転送するために必要なインター
フェイスの出力を行うライン側出力部43が接続されて
いる。
【0030】また、詳しくは後述するが、加工スケジュ
ールSHの要修正情報が加工機コントローラ29から逆
転送されるので、この逆転送される要修正情報をライン
コントローラ35内に入力するライン側入力部45がC
PU37に接続されている。
【0031】なお、CPU37では上記の要修正情報を
タッチパネルディスプレイ39に表示してオペレータに
加工スケジュールSHの要修正情報を知らせる修正指令
部47が設けられている。
【0032】上記の加工機コントローラ29のCPU3
1には、ラインコントローラ35のライン側出力部43
から転送される加工スケジュールSHを加工機コントロ
ーラ29内に入力するために必要なインターフェイスの
入力を行う加工機側入力部49と、転送された加工スケ
ジュールSHの加工プログラムと加工機コントローラ2
9内の加工プログラムPROとを比較して加工機コント
ローラ29のメモリ28に記憶されている加工プログラ
ムPROに該当するプログラム番号が加工スケジュール
SH内に無いときの要修正情報を抽出する比較判断装置
51と、前記要修正情報をライン側入力部45を介して
ラインコントローラ35へ逆転送するために必要なイン
ターフェイスの出力を行う加工機側出力部53が接続さ
れている。
【0033】図2を参照するに、上記構成により、オペ
レータはタッチパネルディスプレイ39により加工スケ
ジュールSHのデータを入力する(ステップS1)。ラ
インコントローラ35内のメモリ41には加工スケジュ
ールSHのデータが記憶される。
【0034】なお、タッチパネルディスプレイ39には
例えば“スケジュールチェック”ボタン(図示省略)が
備えられており、データ入力後に“スケジュールチェッ
ク”を押してスタートする(ステップS2)と、ライン
コントローラ35のCPU31ではメモリ41内の加工
スケジュールSHのデータの1個のJOBが引き当てら
れてプログラム番号の読み取りが行われ、ライン側出力
部43から加工機側入力部49を経て加工機コントロー
ラ29に転送される(ステップS3〜S5)。
【0035】加工機コントローラ29では比較判断装置
51により上記の転送された加工スケジュールSHの加
工プログラムと加工機コントローラ29内のメモリ28
に記憶されている加工プログラムPROとが比較され、
加工スケジュールSH内のプログラム番号が加工機コン
トローラ29の加工プログラムPROに該当しているか
どうかのサーチ(検索)が行われる(ステップS6)。
【0036】上記のサーチにより、加工機コントローラ
29の加工プログラムPROに該当するプログラム番号
が加工スケジュールSH内にあるときにはステップS3
の手前に戻り、JOB1のプログラム番号から順番に全
部のJOBのプログラム番号についてサーチが行われ
る。(ステップS7及びS8)。
【0037】加工機コントローラ29の加工プログラム
PROに該当するプログラム番号が加工スケジュールS
H内の加工プログラムにないときには抽出された要修正
情報は加工機コントローラ29のCPU37から加工機
側出力部53とライン側入力部45を経てラインコント
ローラ35のCPU31に逆転送される。
【0038】ラインコントローラ35のCPU31では
上記の逆転送された要修正情報が修正指令部47を介し
てタッチパネルディスプレイ39に表示されてオペレー
タに加工スケジュールSHの要修正情報(エラーメッセ
ージ)が知らされる(ステップS9)。
【0039】オペレータはタッチパネルディスプレイ3
9に表示された要修正情報に基づいて加工スケジュール
SHを修正した後に、タッチパネルディスプレイ39の
“スケジュールチェック”ボタンを押す。タッチパネル
ディスプレイ39に“スケジュールチェック完了”のメ
ッセージが表示されたら、ワーク加工を開始せしめる指
令を与える。
【0040】以上のように、加工機コントローラ29内
のメモリ28に記憶されている加工プログラムPROに
基づいてワーク加工を開始する前に加工スケジュールS
Hの加工プログラムのチェックが行われ、このチェック
結果に基づいて加工スケジュールSHのデータが修正さ
れるので、ワーク加工の運転の途中で加工スケジュール
SHのデータの間違いを修正する必要がなく、加工スケ
ジュールSHのデータの間違いによるワーク加工の運転
の停止などによる運転効率、生産性の低下を防ぐことが
でき、結果としてプレスブレーキ1の運転効率並びに板
材加工の生産性の向上を図ることができる。
【0041】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより
その他の態様で実施し得るものである。本実施の形態で
は板材加工機としてプレスブレーキを例にとって説明し
たが他の曲げ加工機やパンチプレス等のプレス加工機や
シャーリングマシン等の切断加工機およびその他の板材
加工機であっても構わない。
【0042】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、加工機
コントローラ内の加工プログラムに基づいてワーク加工
を行う前に加工スケジュールのチェックが行われ、この
チェック結果に基づいて加工スケジュールのデータが修
正されるので、ワーク加工の運転の途中でスケジュール
データの間違いを修正する必要がなく、スケジュールデ
ータの間違いによるワーク加工の運転の停止などによる
運転効率、並びに板材加工の生産性の低下を防ぐことが
できる。
【0043】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、加工機コントローラ内の加工プログ
ラムに基づいてワーク加工を行う前に加工スケジュール
のチェックが行われ、このチェック結果に基づいて加工
スケジュールのデータが修正されるので、ワーク加工の
運転の途中でスケジュールデータの間違いを修正する必
要がなく、スケジュールデータの間違いによるワーク加
工の運転の停止などによる運転効率、並びに板材加工の
生産性の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、加工ライン
の平面図である。
【図2】本発明の実施の形態のフローチャート図であ
る。
【図3】従来の加工スケジュールデータの一例を示す表
である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(板材加工機) 7 ワークテーブル 9 ワーク搬入装置 17 支持ビーム 19 移送ローダ 21 吸着装置 29 加工機コントローラ 31 CPU 35 ラインコントローラ 37 CPU 39 タッチパネルディスプレイ(入力・表示装置) 41 メモリ 43 ライン側出力部 45 ライン側入力部 47 修正指令部 49 加工機側入力部 51 比較判断装置 53 加工機側出力部 SH 加工スケジュール PRO 加工プログラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに板材加工を行う板材加工機と、
    この板材加工機を加工プログラムに基づいて制御せしめ
    る加工機コントローラと、ワークを積載したパレット上
    の未加工ワークを一枚ずつ取り出して板材加工機へ搬入
    するワーク搬入装置と、このワーク搬入装置による板材
    加工機へのワーク搬入と加工スケジュールを制御するラ
    インコントローラからなる加工ラインにおいて、 前記ラインコントローラ内のメモリに加工スケジュール
    のデータを入力して記憶せしめ、前記加工機コントロー
    ラ内の加工プログラムに基づいてワーク加工を行う前に
    前記メモリ内の加工スケジュールのデータを前記加工機
    コントローラに転送し、この転送された加工スケジュー
    ルの加工プログラムと前記加工機コントローラの加工プ
    ログラムとを比較すると共に前記加工スケジュールの加
    工プログラムが加工機コントローラの加工プログラムに
    該当するプログラム番号が無いときの要修正情報を前記
    ラインコントローラへ逆転送し、この逆転送された要修
    正情報に基づいて前記加工スケジュールを修正した後に
    ワークに加工を開始せしめることを特徴とする加工ライ
    ンにおける板材加工方法。
  2. 【請求項2】 ワークに板材加工を行う板材加工機と、
    この板材加工機を加工プログラムに基づいて制御せしめ
    る加工機コントローラと、ワークを積載したパレット上
    の未加工ワークを一枚ずつ取り出して板材加工機へ搬入
    するワーク搬入装置と、このワーク搬入装置による板材
    加工機へのワーク搬入と加工スケジュールを制御するラ
    インコントローラからなる加工ラインにおいて、 前記ラインコントローラ内のメモリに加工スケジュール
    のデータを入力・表示する入力・表示装置と、この入力
    データを記憶するメモリと、前記加工機コントローラの
    加工プログラムに基づいてワーク加工を行う前に前記メ
    モリ内の加工スケジュールのデータを前記加工機コント
    ローラに転送するライン側出力部とをラインコントロー
    ラに設け、 前記転送される加工スケジュールを前記加工機コントロ
    ーラ内に入力する加工機側入力部と、この加工スケジュ
    ールの加工プログラムとと前記加工機コントローラの加
    工プログラムとを比較すると共に前記加工スケジュール
    の加工プログラムが加工機コントローラの加工プログラ
    ムに該当するプログラム番号が無いときの要修正情報を
    抽出する比較判断装置と、前記要修正情報を前記ライン
    コントローラへ逆転送する加工機側出力部とを前記加工
    機コントローラに設け、 前記逆転送される要修正情報を入力するライン側入力部
    と、前記要修正情報を前記入力・表示装置に知らせる修
    正指令部を前記ラインコントローラに設けてなることを
    特徴とする加工ラインにおける板材加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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