JP2000085781A - 包装容器 - Google Patents
包装容器Info
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- JP2000085781A JP2000085781A JP26907098A JP26907098A JP2000085781A JP 2000085781 A JP2000085781 A JP 2000085781A JP 26907098 A JP26907098 A JP 26907098A JP 26907098 A JP26907098 A JP 26907098A JP 2000085781 A JP2000085781 A JP 2000085781A
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- container
- packaging container
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- groove
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 収容した飲料や食品を無駄にすることなし
に、有効に消費することができ、また、複数種類の飲料
や食品を合わせて収容し、これらを有効に消費すること
ができ、さらに残余の飲料や食品の保存や携帯に有用な
包装容器を提供する。 【解決手段】 1は有底筒状の容器本体であり、11は
その上部開口を閉塞する栓13付きの口12を有する蓋
である。容器本体1にはその内周面に縦方向に形成され
た複数の溝部4と、その底部上で内周面の各溝部4の間
に形成された溝部6とにより、間仕切り用の溝7を設
け、この溝7に仕切板8を差し込み固定して、容器本体
1内を2つの収納部101、102に分割する。蓋11
には、容器本体1の各収納部に応じて2つの口12を設
ける。このようにして容器本体1の2つの収納部10
1、102に1種類または2種類の飲料を分けて収容す
る。
に、有効に消費することができ、また、複数種類の飲料
や食品を合わせて収容し、これらを有効に消費すること
ができ、さらに残余の飲料や食品の保存や携帯に有用な
包装容器を提供する。 【解決手段】 1は有底筒状の容器本体であり、11は
その上部開口を閉塞する栓13付きの口12を有する蓋
である。容器本体1にはその内周面に縦方向に形成され
た複数の溝部4と、その底部上で内周面の各溝部4の間
に形成された溝部6とにより、間仕切り用の溝7を設
け、この溝7に仕切板8を差し込み固定して、容器本体
1内を2つの収納部101、102に分割する。蓋11
には、容器本体1の各収納部に応じて2つの口12を設
ける。このようにして容器本体1の2つの収納部10
1、102に1種類または2種類の飲料を分けて収容す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装容器に関し、
特にコーヒー、紅茶、煎茶、ウーロン茶などの茶類、牛
乳やジュース、あるいはコーラなどの清涼飲料水、さら
にビールなどの酒類を入れて販売に供する包装容器、ま
たさらに菓子類の食品を入れて販売に供する包装容器に
関する。
特にコーヒー、紅茶、煎茶、ウーロン茶などの茶類、牛
乳やジュース、あるいはコーラなどの清涼飲料水、さら
にビールなどの酒類を入れて販売に供する包装容器、ま
たさらに菓子類の食品を入れて販売に供する包装容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、コンビニエンスストアなどの小売
店、屋内外の自動販売機により、コーヒー他種々のソフ
トドリンクや、ビールなどの酒類が販売されている。こ
れらは200ml、350mlまたは500ml容量の
包装容器に収容されている場合が多い。その形態はアル
ミ缶であったり、紙製のパッケージであったり、多種多
様である。いずれの容器でも、その口に備えた栓を手で
簡単に引き剥がせるもの、あるいは手で簡単に押し込め
るものが用いられ、開栓が容易であり、飲物を手軽に提
供できるようになっている。
店、屋内外の自動販売機により、コーヒー他種々のソフ
トドリンクや、ビールなどの酒類が販売されている。こ
れらは200ml、350mlまたは500ml容量の
包装容器に収容されている場合が多い。その形態はアル
ミ缶であったり、紙製のパッケージであったり、多種多
様である。いずれの容器でも、その口に備えた栓を手で
簡単に引き剥がせるもの、あるいは手で簡単に押し込め
るものが用いられ、開栓が容易であり、飲物を手軽に提
供できるようになっている。
【0003】また、菓子類の包装には、一つの袋に菓子
類をまとめて収容するものや、菓子類を少量ずつ小袋に
入れ、これを一定数量だけ一つの大袋に入れたものなど
が一般的になっている。
類をまとめて収容するものや、菓子類を少量ずつ小袋に
入れ、これを一定数量だけ一つの大袋に入れたものなど
が一般的になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の包装容器では、その内容量が個人差もあり、
適正か否かの判断が難しいにも拘らず、定量化されてい
て、内容物が残ってしまった場合には処置に困り、無駄
に捨てられているという問題がある。また、内容量ばか
りでなく、食事に合わせてお茶、食後にコーヒーという
ように同時に2種類以上の要求があっても、2種類以上
では量が多すぎるといった問題もある。さらに、包装容
器を一旦開栓または開封してしまうと、特に屋外の場合
に、その保存や携帯が困難になっているという問題があ
る。
うな従来の包装容器では、その内容量が個人差もあり、
適正か否かの判断が難しいにも拘らず、定量化されてい
て、内容物が残ってしまった場合には処置に困り、無駄
に捨てられているという問題がある。また、内容量ばか
りでなく、食事に合わせてお茶、食後にコーヒーという
ように同時に2種類以上の要求があっても、2種類以上
では量が多すぎるといった問題もある。さらに、包装容
器を一旦開栓または開封してしまうと、特に屋外の場合
に、その保存や携帯が困難になっているという問題があ
る。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、この種の包装容器において、収容した飲
料や食品を無駄にすることなしに、有効に消費できるよ
うにすること、また、複数種類の飲料や食品を合わせて
収容し、これらを有効に消費できるようにすること、さ
らに残余の飲料や食品の保存や携帯に有用な構造にする
ことを目的とする。
るものであり、この種の包装容器において、収容した飲
料や食品を無駄にすることなしに、有効に消費できるよ
うにすること、また、複数種類の飲料や食品を合わせて
収容し、これらを有効に消費できるようにすること、さ
らに残余の飲料や食品の保存や携帯に有用な構造にする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、有底筒状の容器本体と、その上
部開口を閉塞する栓付きの口を有する蓋とを備え、容器
本体の内周面と底部に形成した間仕切り用の溝に仕切板
を差し込み固定して、容器本体内を複数の収納部に分割
するとともに、蓋に、各収納部に応じて複数の口を設け
ている。
に、本発明においては、有底筒状の容器本体と、その上
部開口を閉塞する栓付きの口を有する蓋とを備え、容器
本体の内周面と底部に形成した間仕切り用の溝に仕切板
を差し込み固定して、容器本体内を複数の収納部に分割
するとともに、蓋に、各収納部に応じて複数の口を設け
ている。
【0007】また、本発明においては、全体が一体的な
袋になっていて、その内部を一つまたは複数の仕切部に
より分割し、複数の小袋を備えている。
袋になっていて、その内部を一つまたは複数の仕切部に
より分割し、複数の小袋を備えている。
【0008】これにより、収容した飲料や食品を無駄に
することなしに、有効に消費することができ、また、複
数種類の飲料や食品を合わせて収容し、これらを有効に
消費することができ、さらに残余の飲料や食品の保存や
携帯に有用な包装容器を提供する。
することなしに、有効に消費することができ、また、複
数種類の飲料や食品を合わせて収容し、これらを有効に
消費することができ、さらに残余の飲料や食品の保存や
携帯に有用な包装容器を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の包装容
器は、有底筒状の容器本体と、その上部開口を閉塞する
栓付きの口を有する蓋とを備え、容器本体に、その内周
面に縦方向に形成された複数の溝部と、その底部上で内
周面の各溝部の間に形成された溝部とにより、間仕切り
用の溝を設け、この間仕切り用の溝に仕切板を差し込み
固定して、容器本体内を複数の収納部に分割したもので
ある。
器は、有底筒状の容器本体と、その上部開口を閉塞する
栓付きの口を有する蓋とを備え、容器本体に、その内周
面に縦方向に形成された複数の溝部と、その底部上で内
周面の各溝部の間に形成された溝部とにより、間仕切り
用の溝を設け、この間仕切り用の溝に仕切板を差し込み
固定して、容器本体内を複数の収納部に分割したもので
ある。
【0010】本発明の請求項2に記載の包装容器は、請
求項1の構成において、蓋に、容器本体の各収納部に応
じて複数の口を設けたものである。
求項1の構成において、蓋に、容器本体の各収納部に応
じて複数の口を設けたものである。
【0011】上記各構成から、この包装容器をソフトド
リンクや酒類などの飲料用に用いた場合、同一種類の飲
料を所定量ずつ容器本体の複数の収納部に分けて収容す
ることができ、また、複数種類の飲料を種類別に容器本
体の複数の収納部に分けて収容することができる。
リンクや酒類などの飲料用に用いた場合、同一種類の飲
料を所定量ずつ容器本体の複数の収納部に分けて収容す
ることができ、また、複数種類の飲料を種類別に容器本
体の複数の収納部に分けて収容することができる。
【0012】本発明の請求項3に記載の包装容器は、全
体が一体的な袋であり、その内部を一つまたは複数の仕
切部により複数の小袋に分割したものである。
体が一体的な袋であり、その内部を一つまたは複数の仕
切部により複数の小袋に分割したものである。
【0013】上記構成から、この包装容器を菓子類など
の食品用に用いた場合、同一種類の食品を所定量ずつ容
器本体の複数の小袋に分けて収容することができ、ま
た、複数種類の食品を種類別に容器本体の複数の小袋に
分けて収容することができる。
の食品用に用いた場合、同一種類の食品を所定量ずつ容
器本体の複数の小袋に分けて収容することができ、ま
た、複数種類の食品を種類別に容器本体の複数の小袋に
分けて収容することができる。
【0014】以下、本発明の実施例について図を用いて
説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例を示してい
る。なお、この実施例では、ソフトドリンクや酒類など
の飲料用の包装容器を例示している。図1において、1
は有底円筒状の容器本体であり、11はその上部開口2
を閉塞する栓付きの口12を備えた蓋である。包装容器
全体はアルミ製である。なお、その素材は紙や樹脂に代
えることができる。
説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例を示してい
る。なお、この実施例では、ソフトドリンクや酒類など
の飲料用の包装容器を例示している。図1において、1
は有底円筒状の容器本体であり、11はその上部開口2
を閉塞する栓付きの口12を備えた蓋である。包装容器
全体はアルミ製である。なお、その素材は紙や樹脂に代
えることができる。
【0015】容器本体1には、図2(a)に示すよう
に、その内周面3の相互に対向する位置に縦方向に合計
2つの溝部4が形成されている。さらに、図2(b)に
示すように、その底部5上で内周面3の各溝部4の間に
溝部6が形成されている。これらの溝部4、6全体で、
間仕切り用の溝7になっている。この間仕切り用の溝7
に平板状の仕切板8が差し込まれて固定され、容器本体
1内が同じ容量の2つの収納部101、102に分割さ
れている。ここでは、各収納部101、102に100
mlの容量が設定され、容器本体1全体で200mlの
飲料が収容可能になっている。なお、図3に示すよう
に、底部5上に凸状部9を設けることにより溝部6を形
成することができ、この方が溝部6の深さが大きくなっ
て、仕切板8が外れにくくなり、その固定を一層確実に
することができる。
に、その内周面3の相互に対向する位置に縦方向に合計
2つの溝部4が形成されている。さらに、図2(b)に
示すように、その底部5上で内周面3の各溝部4の間に
溝部6が形成されている。これらの溝部4、6全体で、
間仕切り用の溝7になっている。この間仕切り用の溝7
に平板状の仕切板8が差し込まれて固定され、容器本体
1内が同じ容量の2つの収納部101、102に分割さ
れている。ここでは、各収納部101、102に100
mlの容量が設定され、容器本体1全体で200mlの
飲料が収容可能になっている。なお、図3に示すよう
に、底部5上に凸状部9を設けることにより溝部6を形
成することができ、この方が溝部6の深さが大きくなっ
て、仕切板8が外れにくくなり、その固定を一層確実に
することができる。
【0016】一方、蓋11には、容器本体1の各収納部
101、102に応じて2つの口12が形成されてい
る。これらの口12にはそれぞれ、公知の剥離式の栓1
3が形成されていて、その栓13が剥がし取られて口1
2が開放されるようになっている。ここでは口12にス
トロー14を差し込むタイプにしてあるので、口12の
大きさはストロー14が挿入可能な程度であり、比較的
小さい。なお。口12から直接飲料が飲めるように、そ
の大きさを大きく形成してもよい。また、この栓13は
公知の種々の手段に変更され得る。
101、102に応じて2つの口12が形成されてい
る。これらの口12にはそれぞれ、公知の剥離式の栓1
3が形成されていて、その栓13が剥がし取られて口1
2が開放されるようになっている。ここでは口12にス
トロー14を差し込むタイプにしてあるので、口12の
大きさはストロー14が挿入可能な程度であり、比較的
小さい。なお。口12から直接飲料が飲めるように、そ
の大きさを大きく形成してもよい。また、この栓13は
公知の種々の手段に変更され得る。
【0017】このような構造から、この容器本体1に同
一種類の飲料を100mlずつ、2つの収納部101、
102に分けて収容することができる。これにより消費
者は、一方の収納部101(または102)を開栓して
飲料(100ml)を飲み、これで十分ならば、他方の
収納部102(または101)を開栓しないでおくこと
により、残余の飲料を良好に保存することができるう
え、収納部102(または101)外に漏洩することも
ないから携帯に便利である。また、一方の収納部101
(または102)の容量が不足であれば、他方の収納部
102(または101)を開栓してさらに同じ飲料を飲
むことができる。
一種類の飲料を100mlずつ、2つの収納部101、
102に分けて収容することができる。これにより消費
者は、一方の収納部101(または102)を開栓して
飲料(100ml)を飲み、これで十分ならば、他方の
収納部102(または101)を開栓しないでおくこと
により、残余の飲料を良好に保存することができるう
え、収納部102(または101)外に漏洩することも
ないから携帯に便利である。また、一方の収納部101
(または102)の容量が不足であれば、他方の収納部
102(または101)を開栓してさらに同じ飲料を飲
むことができる。
【0018】また、このような構造から、この容器本体
1に異なる2種類の飲料を種類別に100mlずつ、2
つの収納部101、102に分けて収容することができ
る。これにより消費者は、その要求に応じて選択的に、
一方または両方の飲料を飲むことができる。この場合
も、一方の収納部101(または102)の飲料(10
0ml)で十分ならば、他方の飲料の収納部102(ま
たは101)を開栓しないでおくことで、残余の飲料を
良好に保存することができ、収納部102(または10
1)外に漏洩することなしに携帯することができる。ま
た、一方の収納部101(または102)の容量が不足
であれば、他方の収納部102(または101)を開栓
してさらに別の飲料を味わうことができる。
1に異なる2種類の飲料を種類別に100mlずつ、2
つの収納部101、102に分けて収容することができ
る。これにより消費者は、その要求に応じて選択的に、
一方または両方の飲料を飲むことができる。この場合
も、一方の収納部101(または102)の飲料(10
0ml)で十分ならば、他方の飲料の収納部102(ま
たは101)を開栓しないでおくことで、残余の飲料を
良好に保存することができ、収納部102(または10
1)外に漏洩することなしに携帯することができる。ま
た、一方の収納部101(または102)の容量が不足
であれば、他方の収納部102(または101)を開栓
してさらに別の飲料を味わうことができる。
【0019】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
を示している。この実施例は、第1の実施例を応用した
ものであり、例えばアイスクリームなどの乳製品用また
はヨーグルトなどの食品用の包装容器として、容器本体
21を上下に均等に分割して2つの収納部201、20
2を備えている。この場合、容器本体21の両端に各収
納部201、202の蓋203、204が設けられ、そ
れぞれの蓋203、204には公知の開閉手段が設けら
れている。ここでは、蓋203、204の表面にリング
205、206が取り付けられていて、リング205、
206を引き上げることにより、蓋203、204が内
周部分に沿って剥離される構造が用いられている。
を示している。この実施例は、第1の実施例を応用した
ものであり、例えばアイスクリームなどの乳製品用また
はヨーグルトなどの食品用の包装容器として、容器本体
21を上下に均等に分割して2つの収納部201、20
2を備えている。この場合、容器本体21の両端に各収
納部201、202の蓋203、204が設けられ、そ
れぞれの蓋203、204には公知の開閉手段が設けら
れている。ここでは、蓋203、204の表面にリング
205、206が取り付けられていて、リング205、
206を引き上げることにより、蓋203、204が内
周部分に沿って剥離される構造が用いられている。
【0020】このような構造にしても、上記第1の実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
例と同様の作用効果を得ることができる。
【0021】なお、上記各実施例では、容器本体に2つ
の収納部を備え、各収納部に同じ容量を設定している
が、これを種々に変更することができる。例えば第1の
実施例の変形例として、容器本体を縦方向に3分割、あ
るいは4分割にすることができる。3分割の場合、容器
本体の内周面に合計3つの溝と、底面に内周面の3つの
溝を結ぶ略Y字形の溝とを形成して、この間仕切り用の
溝に断面略Y字形の仕切板を差し込み固定する。4分割
の場合、容器本体の内周面に合計4つの溝と、底面に内
周面の4つの溝を結ぶ略十字形の溝とを形成して、この
間仕切り用の溝に断面略十字形の仕切板を差し込み固定
する。いずれの場合も、間仕切り用の溝の形成位置と、
仕切板の形状を種々に設定することにより、各収納部を
同じ容量または異なる容量に調整することができる。ま
た、第2の実施例の変形例として、同様に、3分割、ま
たは4分割にすることができる。さらに、ここでは詳細
な説明を省略するが、不要になった一部の収納部を分離
できる構造を備えることにより、残余の飲料を収容した
収納部の携帯性を向上させることができる。
の収納部を備え、各収納部に同じ容量を設定している
が、これを種々に変更することができる。例えば第1の
実施例の変形例として、容器本体を縦方向に3分割、あ
るいは4分割にすることができる。3分割の場合、容器
本体の内周面に合計3つの溝と、底面に内周面の3つの
溝を結ぶ略Y字形の溝とを形成して、この間仕切り用の
溝に断面略Y字形の仕切板を差し込み固定する。4分割
の場合、容器本体の内周面に合計4つの溝と、底面に内
周面の4つの溝を結ぶ略十字形の溝とを形成して、この
間仕切り用の溝に断面略十字形の仕切板を差し込み固定
する。いずれの場合も、間仕切り用の溝の形成位置と、
仕切板の形状を種々に設定することにより、各収納部を
同じ容量または異なる容量に調整することができる。ま
た、第2の実施例の変形例として、同様に、3分割、ま
たは4分割にすることができる。さらに、ここでは詳細
な説明を省略するが、不要になった一部の収納部を分離
できる構造を備えることにより、残余の飲料を収容した
収納部の携帯性を向上させることができる。
【0022】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
を示している。なお、この実施例では、菓子類などの食
品用の包装容器を例示している。図5において、31
は、全体が一体の袋であり、その内部に内容量を2分割
するための仕切部32が形成されていて、2つの独立し
た小袋301、302が設けられている。
を示している。なお、この実施例では、菓子類などの食
品用の包装容器を例示している。図5において、31
は、全体が一体の袋であり、その内部に内容量を2分割
するための仕切部32が形成されていて、2つの独立し
た小袋301、302が設けられている。
【0023】袋31の素材には紙が用いられている。セ
ロハン、またはビニールに代えることもできる。その形
状は薄形の袋状にしてある。形状は任意であり、立方体
形、直方体形、あるいは円筒形、角筒形、あるいは球形
などの立体形であってもよい。また仕切部32は、ここ
では袋31の一部の圧着により形成されている。
ロハン、またはビニールに代えることもできる。その形
状は薄形の袋状にしてある。形状は任意であり、立方体
形、直方体形、あるいは円筒形、角筒形、あるいは球形
などの立体形であってもよい。また仕切部32は、ここ
では袋31の一部の圧着により形成されている。
【0024】このような構造から、この袋31に同一種
類の菓子、例えば煎餅などを所定量ずつ、2つの小袋3
01、302に分けて収容することができる。これによ
り消費者は、一方の小袋301(または302)を開封
して菓子を食し、これで十分ならば、他方の小袋302
(または301)を開封しないでおくことにより、残余
の菓子を良好に保存することができる。小袋302(ま
たは301)外にこぼれることもないから携帯にも便利
である。また、一方の小袋301(または302)の容
量が不足であれば、他方の小袋302(または301)
を開封してさらに同じ菓子を食すことができる。
類の菓子、例えば煎餅などを所定量ずつ、2つの小袋3
01、302に分けて収容することができる。これによ
り消費者は、一方の小袋301(または302)を開封
して菓子を食し、これで十分ならば、他方の小袋302
(または301)を開封しないでおくことにより、残余
の菓子を良好に保存することができる。小袋302(ま
たは301)外にこぼれることもないから携帯にも便利
である。また、一方の小袋301(または302)の容
量が不足であれば、他方の小袋302(または301)
を開封してさらに同じ菓子を食すことができる。
【0025】また、このような構造から、この袋31に
異なる2種類の菓子、例えばポテトチップスやピーナッ
ツを種類別に所定量ずつ、2つの小袋301、302に
分けて収容することができる。これにより消費者は、そ
の要求に応じて選択的に、一方または両方の菓子を食す
ことができる。この場合も、一方の小袋301(または
302)の菓子で十分ならば、他方の小袋302(また
は301)を開封しないでおくことにより、残余の菓子
を良好に保存することができ、小袋302(または30
1)外にこぼすことなしに携帯することができる。ま
た、一方の小袋301(または302)の容量で不足な
らば、他方の小袋302(または301)を開封してさ
らに別の菓子を味わうことができる。
異なる2種類の菓子、例えばポテトチップスやピーナッ
ツを種類別に所定量ずつ、2つの小袋301、302に
分けて収容することができる。これにより消費者は、そ
の要求に応じて選択的に、一方または両方の菓子を食す
ことができる。この場合も、一方の小袋301(または
302)の菓子で十分ならば、他方の小袋302(また
は301)を開封しないでおくことにより、残余の菓子
を良好に保存することができ、小袋302(または30
1)外にこぼすことなしに携帯することができる。ま
た、一方の小袋301(または302)の容量で不足な
らば、他方の小袋302(または301)を開封してさ
らに別の菓子を味わうことができる。
【0026】なお、この第3の実施例では、一つの袋3
1に2つの小袋301、302を形成しているが、3つ
以上の小袋を形成することができる。これにより、1種
類の菓子を所定量ずつ3つ以上に分割して収容すること
ができ、あるいは異なる3種類以上の菓子を種類別に所
定量ずつ収容することができる。
1に2つの小袋301、302を形成しているが、3つ
以上の小袋を形成することができる。これにより、1種
類の菓子を所定量ずつ3つ以上に分割して収容すること
ができ、あるいは異なる3種類以上の菓子を種類別に所
定量ずつ収容することができる。
【0027】また、複数の小袋を結合して、一つの一体
的な袋を形成することができる。この場合、予め任意の
形状の小袋を形成しておき、これらを接着手段を介して
結合する。接着手段に接着力の弱い接着剤または粘着材
を利用することで、各小袋を引き離すことができ、不要
になった小袋を除去したり、菓子を複数人で分けたりす
る場合に有用である。
的な袋を形成することができる。この場合、予め任意の
形状の小袋を形成しておき、これらを接着手段を介して
結合する。接着手段に接着力の弱い接着剤または粘着材
を利用することで、各小袋を引き離すことができ、不要
になった小袋を除去したり、菓子を複数人で分けたりす
る場合に有用である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、有底筒状の容器本体と、その上部開口を閉塞する栓
付きの口を有する蓋とを備え、容器本体の内周面と底部
に形成した間仕切り用の溝に仕切板を差し込み固定し
て、容器本体内を複数の収納部に分割するとともに、蓋
に、各収納部に応じて複数の口を設け、この包装容器を
ソフトドリンクや酒類などの飲料用に用いた場合に、同
一種類の飲料を所定量ずつ容器本体の複数の収納部に分
けて収容できるようにしているので、消費者は、適正な
量だけ、1または複数の収納部を開栓すればよく、同一
種類の飲料を無駄にすることなしに、有効に消費でき
る。また、残余の飲料は封入されたままになっているか
ら、携帯性、保存性にも優れている。
に、有底筒状の容器本体と、その上部開口を閉塞する栓
付きの口を有する蓋とを備え、容器本体の内周面と底部
に形成した間仕切り用の溝に仕切板を差し込み固定し
て、容器本体内を複数の収納部に分割するとともに、蓋
に、各収納部に応じて複数の口を設け、この包装容器を
ソフトドリンクや酒類などの飲料用に用いた場合に、同
一種類の飲料を所定量ずつ容器本体の複数の収納部に分
けて収容できるようにしているので、消費者は、適正な
量だけ、1または複数の収納部を開栓すればよく、同一
種類の飲料を無駄にすることなしに、有効に消費でき
る。また、残余の飲料は封入されたままになっているか
ら、携帯性、保存性にも優れている。
【0029】さらに、複数種類の飲料を種類別に容器本
体の複数の収納部に分けて収容できるので、消費者は、
1種類または複数種類の飲料を選択的に開栓すればよ
く、この場合もまた、異なる種類の飲料を無駄にするこ
となしに、有効に消費できる。また残余の飲料は封入さ
れたままになっているから、携帯性、保存性にも優れて
いる。
体の複数の収納部に分けて収容できるので、消費者は、
1種類または複数種類の飲料を選択的に開栓すればよ
く、この場合もまた、異なる種類の飲料を無駄にするこ
となしに、有効に消費できる。また残余の飲料は封入さ
れたままになっているから、携帯性、保存性にも優れて
いる。
【0030】また、本発明においては、全体が一体的な
袋になっていて、その内部を一つまたは複数の仕切部に
より分割し、複数の小袋を備えて、この包装容器を菓子
類などの食品用に用いた場合に、同一種類の食品を所定
量ずつ容器本体の複数の収納部に分けて収容できるよう
にしているので、消費者は、適正な量だけ、1または複
数の袋を開封すればよく、同一種類の食品を無駄にする
ことなしに、有効に消費できる。また残余の食品は封入
されたままになっているから、携帯性、保存性にも優れ
ている。
袋になっていて、その内部を一つまたは複数の仕切部に
より分割し、複数の小袋を備えて、この包装容器を菓子
類などの食品用に用いた場合に、同一種類の食品を所定
量ずつ容器本体の複数の収納部に分けて収容できるよう
にしているので、消費者は、適正な量だけ、1または複
数の袋を開封すればよく、同一種類の食品を無駄にする
ことなしに、有効に消費できる。また残余の食品は封入
されたままになっているから、携帯性、保存性にも優れ
ている。
【0031】さらに、複数種類の食品を種類別に容器本
体の複数の袋に分けて収容できるので、消費者は、1種
類または複数種類の食品の袋を選択的に開封すればよ
く、この場合もまた、異なる種類の食品を無駄にするこ
となしに、有効に消費できる。また残余の食品は封入さ
れたままになっているから、携帯性、保存性にも優れて
いる。
体の複数の袋に分けて収容できるので、消費者は、1種
類または複数種類の食品の袋を選択的に開封すればよ
く、この場合もまた、異なる種類の食品を無駄にするこ
となしに、有効に消費できる。また残余の食品は封入さ
れたままになっているから、携帯性、保存性にも優れて
いる。
【図1】本発明の第1の実施例における包装容器の斜視
図
図
【図2】(a)同包装容器の内周面に形成した溝部を示
す平面断面図 (b)同包装容器の底部に形成した溝部を示す側面断面
図
す平面断面図 (b)同包装容器の底部に形成した溝部を示す側面断面
図
【図3】同包装容器の底部に形成した異なる形状の溝部
を示す側面断面図
を示す側面断面図
【図4】本発明の第2の実施例における包装容器の斜視
図
図
【図5】本発明の第3の実施例における包装容器の斜視
図
図
1 容器本体 2 開口 3 内周面 4 溝部 5 底部 6 溝部 7 間仕切り用の溝 8 仕切板 9 凸状部 101 収納部 102 収納部 11 蓋 12 口 13 栓 14 ストロー 21 容器本体 201 収納部 202 収納部 203 蓋 204 蓋 205 リング 206 リング 31 袋 32 仕切部 301 収納部 302 収納部
Claims (3)
- 【請求項1】 有底筒状の容器本体と、 その上部開口を閉塞する栓付きの口を有する蓋とを備
え、 容器本体に、その内周面に縦方向に形成された複数の溝
部と、その底部上で内周面の各溝部の間に形成された溝
部とにより、間仕切り用の溝を設け、 この間仕切り用の溝に仕切板を差し込み固定して、容器
本体内を複数の収納部に分割していることを特徴とする
包装容器。 - 【請求項2】 蓋に、容器本体の各収納部に応じて複数
の口を設けている請求項1に記載の包装容器。 - 【請求項3】 全体が一体的な袋であり、その内部を一
つまたは複数の仕切部により複数の小袋に分割している
ことを特徴とする包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26907098A JP2000085781A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26907098A JP2000085781A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000085781A true JP2000085781A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17467249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26907098A Pending JP2000085781A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000085781A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200464522Y1 (ko) * | 2012-06-07 | 2013-01-08 | 임지환 | 여러 음료를 선택적으로 취식할 수 있는 컵 |
CN104071465A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-01 | 王心洋 | 一种可以长时间保鲜的扎啤桶 |
CN104085584A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-08 | 曹先锋 | 一种减少啤酒灌入时起沫的扎啤桶 |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP26907098A patent/JP2000085781A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200464522Y1 (ko) * | 2012-06-07 | 2013-01-08 | 임지환 | 여러 음료를 선택적으로 취식할 수 있는 컵 |
WO2013183845A1 (ko) * | 2012-06-07 | 2013-12-12 | Lim Ji Hwan | 여러 음료를 선택적으로 취식할 수 있는 컵 |
CN104071465A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-01 | 王心洋 | 一种可以长时间保鲜的扎啤桶 |
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