JP2000084101A - 煙浄化設備付建物構造 - Google Patents
煙浄化設備付建物構造Info
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- JP2000084101A JP2000084101A JP10255215A JP25521598A JP2000084101A JP 2000084101 A JP2000084101 A JP 2000084101A JP 10255215 A JP10255215 A JP 10255215A JP 25521598 A JP25521598 A JP 25521598A JP 2000084101 A JP2000084101 A JP 2000084101A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】火災時に煙、有毒ガスが建物内に発生した際、
避難する短時間の間、有毒ガスがない避難通路が確保で
きる建物構造。 【解決手段】煙清浄器と２以上の煙感知器を備え、何れ
かの煙感知器が煙を感知した場合、煙または有毒ガスを
煙清浄器に取り入れ、内蔵するフィルターによって取り
入れた煙および有毒ガスを短時間吸着消失もしくは浄化
し、浄化した空気を建物内に排出する、煙浄化設備付建
物構造。フィルターとしては高性能ＦＥＰＡフィルター
とガスフィルターを併用する事が好ましい。煙または有
毒ガスを煙清浄器内に取り入れるために、可逆作動する
ファン、ファン駆動用モーター、非常用電源を内蔵する
事が好ましい。煙清浄器、煙感知器は天井、室内、通路
に設ける事ができる。
避難する短時間の間、有毒ガスがない避難通路が確保で
きる建物構造。 【解決手段】煙清浄器と２以上の煙感知器を備え、何れ
かの煙感知器が煙を感知した場合、煙または有毒ガスを
煙清浄器に取り入れ、内蔵するフィルターによって取り
入れた煙および有毒ガスを短時間吸着消失もしくは浄化
し、浄化した空気を建物内に排出する、煙浄化設備付建
物構造。フィルターとしては高性能ＦＥＰＡフィルター
とガスフィルターを併用する事が好ましい。煙または有
毒ガスを煙清浄器内に取り入れるために、可逆作動する
ファン、ファン駆動用モーター、非常用電源を内蔵する
事が好ましい。煙清浄器、煙感知器は天井、室内、通路
に設ける事ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙浄化設備（煙清
浄設備）付建物構造に関し、特に、火災避難時に発生し
た煙または有害ガスを短時間吸着消去または浄化できる
煙清浄設備ユニットを備え、緊急避難時に煙に巻き込ま
れることなく避難できる緊急避難用煙清浄設備付建物構
造についての提案である。
浄設備）付建物構造に関し、特に、火災避難時に発生し
た煙または有害ガスを短時間吸着消去または浄化できる
煙清浄設備ユニットを備え、緊急避難時に煙に巻き込ま
れることなく避難できる緊急避難用煙清浄設備付建物構
造についての提案である。
【０００２】
【従来の技術】従来、ビル火災が発生すると、緊急避難
口に指定された外階段または内階段から避難脱出する
か、比較的低い建物構造では窓に取付けられた緊急避難
用脱出シューターまたは避難具により建物外に脱出して
いた。このようなビル火災では、特に下層階から出火し
上層階から避難する場合には下層階から階段等を通じて
煙が上昇して高層階に拡散し、直接の火災ではなく一酸
化炭素中毒で死亡する、いわゆるけむりにまかれて死亡
するケースが多い。近年では、プラスチック製の内装材
が多く用いられ、火災時には内装材から発生する毒性の
強い有毒ガスによって死亡する事例が多くなり避難する
際の課題となっている。
口に指定された外階段または内階段から避難脱出する
か、比較的低い建物構造では窓に取付けられた緊急避難
用脱出シューターまたは避難具により建物外に脱出して
いた。このようなビル火災では、特に下層階から出火し
上層階から避難する場合には下層階から階段等を通じて
煙が上昇して高層階に拡散し、直接の火災ではなく一酸
化炭素中毒で死亡する、いわゆるけむりにまかれて死亡
するケースが多い。近年では、プラスチック製の内装材
が多く用いられ、火災時には内装材から発生する毒性の
強い有毒ガスによって死亡する事例が多くなり避難する
際の課題となっている。
【０００３】特に、百貨店等の不特定多数の人間が集散
するような場所では、緊急避難路の確保、火災時の誘導
等の問題のほかに、上記煙対策を考慮する必要が高まっ
ており、各階層に防煙マスクを数多く用意すること、排
気ダクトにより煙を煙道に強制排気する方式を採用する
等各種方式が考えられるが一長一短があり、決め手に欠
ける状況であった。すなわち、防煙マスクは数に限りが
あるという問題点があり、また、強制排気を行うと火災
を助長しやすいという問題点がある。なお、防火シャッ
ターは、閉じた空間の酸素を確保するという要求から完
全に閉じられることはなく、煙り対策の決め手とはなら
ない。
するような場所では、緊急避難路の確保、火災時の誘導
等の問題のほかに、上記煙対策を考慮する必要が高まっ
ており、各階層に防煙マスクを数多く用意すること、排
気ダクトにより煙を煙道に強制排気する方式を採用する
等各種方式が考えられるが一長一短があり、決め手に欠
ける状況であった。すなわち、防煙マスクは数に限りが
あるという問題点があり、また、強制排気を行うと火災
を助長しやすいという問題点がある。なお、防火シャッ
ターは、閉じた空間の酸素を確保するという要求から完
全に閉じられることはなく、煙り対策の決め手とはなら
ない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように防煙マス
クを用意する煙対策は、一般家庭のような少人数が避難
する場合には有効な手段であるがデパート、オフィスビ
ルのような不特定多数が出入りする場所では、用意する
マスクに限りがある。一方、強制排風器のように煙を室
外に強制排出するような装置を設けることは出火現場か
ら避難するだけを考えれば有望な手段であるが、火災発
生元に大量の空気が流入し火災を大きくするおそれがあ
り、消火という観点から課題を有する。本発明の目的
は、火災時に煙または有害ガスが発生した場合、緊急避
難に要する短時間だけ煙を吸着消去および浄化して避難
路を確保し、あるいは建物内の酸素を確保し、避難時の
安全を確保できる煙清浄設備付建物構造を提供するとこ
ろにある。
クを用意する煙対策は、一般家庭のような少人数が避難
する場合には有効な手段であるがデパート、オフィスビ
ルのような不特定多数が出入りする場所では、用意する
マスクに限りがある。一方、強制排風器のように煙を室
外に強制排出するような装置を設けることは出火現場か
ら避難するだけを考えれば有望な手段であるが、火災発
生元に大量の空気が流入し火災を大きくするおそれがあ
り、消火という観点から課題を有する。本発明の目的
は、火災時に煙または有害ガスが発生した場合、緊急避
難に要する短時間だけ煙を吸着消去および浄化して避難
路を確保し、あるいは建物内の酸素を確保し、避難時の
安全を確保できる煙清浄設備付建物構造を提供するとこ
ろにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上掲の目的を達成するた
めに本発明者は、火災に気がついて避難するまでのごく
短時間、煙または有害ガスが吸着消去または浄化できれ
ば火災に気がついて初期行動を開始するまでに、煙に巻
かれて逃げ遅れる人が少なくなるのではないかと考え次
に掲げる手段を課題解決のための骨子として提案する。
めに本発明者は、火災に気がついて避難するまでのごく
短時間、煙または有害ガスが吸着消去または浄化できれ
ば火災に気がついて初期行動を開始するまでに、煙に巻
かれて逃げ遅れる人が少なくなるのではないかと考え次
に掲げる手段を課題解決のための骨子として提案する。
【０００６】（１）火災時に発生する煙または有毒ガス
を浄化できる設備を備えた建物構造であって、煙清浄器
と該煙清浄器の近傍に備えられた少なくとも２つの煙感
知器を一つの煙清浄設備ユニットとし、前記建物の天井
部または複数の場所に前記煙清浄設備ユニットを取り付
けることによって、前記２つの煙感知器の一方が煙を感
知した場合に、感知側から火災で発生した煙を前記煙清
浄器内に取り入れ、内蔵するフィルターによって取り入
れた煙および有害ガスを短時間吸着消去もしくは浄化
し、浄化した空気を建物内に排出するようにして避難路
を確保したたことを特徴とする煙清浄設備付建物構造。
を浄化できる設備を備えた建物構造であって、煙清浄器
と該煙清浄器の近傍に備えられた少なくとも２つの煙感
知器を一つの煙清浄設備ユニットとし、前記建物の天井
部または複数の場所に前記煙清浄設備ユニットを取り付
けることによって、前記２つの煙感知器の一方が煙を感
知した場合に、感知側から火災で発生した煙を前記煙清
浄器内に取り入れ、内蔵するフィルターによって取り入
れた煙および有害ガスを短時間吸着消去もしくは浄化
し、浄化した空気を建物内に排出するようにして避難路
を確保したたことを特徴とする煙清浄設備付建物構造。
【０００７】（２）上記フィルターは、高性能フィルタ
ーおよびガスフィルターであることを特徴とする（１）
に記載の煙浄化設備付建物構造。 （３）上記煙清浄器は、煙を感知した上記感知器によっ
て、可逆作動するファン、ファン駆動用モーターおよび
非常用電源を内蔵することを特徴とする（１）に記載の
煙清浄設備付建物構造。 （４）上記煙感知器は、煙清浄器の煙取り入れ口前方と
清浄空気排出側後方に設けられたことを特徴とする
（１）に記載の緊急避難用煙清浄設備付建物構造。 （５）上記煙清浄設備ユニットは、上記建物構造の室内
および通路に設けられたことを特徴とする（１）に記載
の緊急避難用煙清浄設備付建物構造。
ーおよびガスフィルターであることを特徴とする（１）
に記載の煙浄化設備付建物構造。 （３）上記煙清浄器は、煙を感知した上記感知器によっ
て、可逆作動するファン、ファン駆動用モーターおよび
非常用電源を内蔵することを特徴とする（１）に記載の
煙清浄設備付建物構造。 （４）上記煙感知器は、煙清浄器の煙取り入れ口前方と
清浄空気排出側後方に設けられたことを特徴とする
（１）に記載の緊急避難用煙清浄設備付建物構造。 （５）上記煙清浄設備ユニットは、上記建物構造の室内
および通路に設けられたことを特徴とする（１）に記載
の緊急避難用煙清浄設備付建物構造。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の煙清浄設備付建物構造
は、煙清浄器と該煙清浄器の近傍に備えられた少なくと
も２つの煙感知器を一つの煙清浄設備ユニットとし、前
記の例えば建物の天井部の複数の要所に前記煙清浄設備
ユニットを取り付けるところにある。
は、煙清浄器と該煙清浄器の近傍に備えられた少なくと
も２つの煙感知器を一つの煙清浄設備ユニットとし、前
記の例えば建物の天井部の複数の要所に前記煙清浄設備
ユニットを取り付けるところにある。
【０００９】また、上記煙清浄器は、内部に、火災時に
発生する煙または有害ガスを短時間（５〜１０分間程
度）吸着消去もしくは浄化できる高性能ＦＥＰＡフィル
ターおよびガスフィルターを内蔵し、火災時に発生した
煙または有害ガスを短時間吸着消去し、緊急避難時に被
災者が煙もしくは有害ガスに巻き込まれないようにする
という作用を有する。また、煙清浄器は、可逆可能なフ
ァンを有し、感知器が感知した側から煙を煙清浄器内に
取り込む構造となっており、煙が発生している側から煙
を取り入れ消去するので避難する際に煙が全くない建物
空間を作り出すことができる。
発生する煙または有害ガスを短時間（５〜１０分間程
度）吸着消去もしくは浄化できる高性能ＦＥＰＡフィル
ターおよびガスフィルターを内蔵し、火災時に発生した
煙または有害ガスを短時間吸着消去し、緊急避難時に被
災者が煙もしくは有害ガスに巻き込まれないようにする
という作用を有する。また、煙清浄器は、可逆可能なフ
ァンを有し、感知器が感知した側から煙を煙清浄器内に
取り込む構造となっており、煙が発生している側から煙
を取り入れ消去するので避難する際に煙が全くない建物
空間を作り出すことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。図
１は、本発明の煙清浄設備付建物構造を示す概念図であ
る。図２は、本発明の建物構造に取り付けた煙清浄器の
内部構造を示す説明図である。図１は、室内に本発明の
煙清浄設備を取り付けた例である。本発明の煙清浄設備
付建物構造１は、室内２の天井部に取り付けられた煙清
浄器３と該清浄器３の前後に取り付けられた煙感知器
４、４’からなる煙清浄設備ユニットで構成される。ま
た、上記煙清浄器３は、高性能ＦＥＰＡフィルター５、
５’が該煙清浄器３の両端部付近に設けられ、そのさら
に内部には有害ガスを浄化するガスフィルター６、６’
が取り付けられている。
１は、本発明の煙清浄設備付建物構造を示す概念図であ
る。図２は、本発明の建物構造に取り付けた煙清浄器の
内部構造を示す説明図である。図１は、室内に本発明の
煙清浄設備を取り付けた例である。本発明の煙清浄設備
付建物構造１は、室内２の天井部に取り付けられた煙清
浄器３と該清浄器３の前後に取り付けられた煙感知器
４、４’からなる煙清浄設備ユニットで構成される。ま
た、上記煙清浄器３は、高性能ＦＥＰＡフィルター５、
５’が該煙清浄器３の両端部付近に設けられ、そのさら
に内部には有害ガスを浄化するガスフィルター６、６’
が取り付けられている。
【００１１】また、上記煙清浄器３の中心付近には上記
煙感知器４、４’が煙を感知すると駆動する可逆駆動フ
ァン７、駆動モーター８および非常用電源（畜電池）９
を備え、例えば煙感知器４が煙を感知した場合には、感
知器４側から発生した煙を煙清浄器３内に取り入れるよ
うな機構となっている。高性能ＦＥＰＡフィルター５、
５’は、層状に積層した高性能ＦＥＰＡフィルターを積
層させてなり、煙を吸着する作用を有し、火災時に煙を
吸着し始めてから１０分間程度は、煙を吸着消去し室内
に排出させない構造のフィルターを採用している。
煙感知器４、４’が煙を感知すると駆動する可逆駆動フ
ァン７、駆動モーター８および非常用電源（畜電池）９
を備え、例えば煙感知器４が煙を感知した場合には、感
知器４側から発生した煙を煙清浄器３内に取り入れるよ
うな機構となっている。高性能ＦＥＰＡフィルター５、
５’は、層状に積層した高性能ＦＥＰＡフィルターを積
層させてなり、煙を吸着する作用を有し、火災時に煙を
吸着し始めてから１０分間程度は、煙を吸着消去し室内
に排出させない構造のフィルターを採用している。
【００１２】また、ガスフィルター６，６’は、火災時
に発生する一酸化炭素ガス、有機性揮発ガスを分解除去
するためのフィルターであり、前記高性能ＦＥＰＡフィ
ルターと同様、緊急避難するまでの短時間有害ガスを分
解するような構造となっている。なお、本発明において
上記煙清浄器３はこのような構造に限られず、同等の作
用効果を示すものであればどのようなものでも良い。
に発生する一酸化炭素ガス、有機性揮発ガスを分解除去
するためのフィルターであり、前記高性能ＦＥＰＡフィ
ルターと同様、緊急避難するまでの短時間有害ガスを分
解するような構造となっている。なお、本発明において
上記煙清浄器３はこのような構造に限られず、同等の作
用効果を示すものであればどのようなものでも良い。
【００１３】本発明の建物構造に用いる上記煙清浄設備
ユニットは、室内の広さ、ファンの吸引能力にもよる
が、通常天井中央部に１ユニットを設け、また、感知器
を室内の比較的端部の天井に取り付け、煙清浄器３は、
中央部に設けることが好ましい。また、建物の通路に取
り付ける場合は、上記ユニットを例えば２連とし、空気
の流れを確保しながら１ユニットで吸引消失されなかっ
た煙は他のユニットで吸引消失させるようにすることが
好ましい。この場合には通路の一方側に煙のない空間が
確保され、煙のない通路側の避難路から容易に避難が可
能となる。
ユニットは、室内の広さ、ファンの吸引能力にもよる
が、通常天井中央部に１ユニットを設け、また、感知器
を室内の比較的端部の天井に取り付け、煙清浄器３は、
中央部に設けることが好ましい。また、建物の通路に取
り付ける場合は、上記ユニットを例えば２連とし、空気
の流れを確保しながら１ユニットで吸引消失されなかっ
た煙は他のユニットで吸引消失させるようにすることが
好ましい。この場合には通路の一方側に煙のない空間が
確保され、煙のない通路側の避難路から容易に避難が可
能となる。
【００１４】なお、このような構成になる本発明の建物
構造によれば、一般的に火災時に煙は天井部に上昇し発
生量が多くなるに従って行き場がなくなり床部まで充満
する性質があるが、煙の初期発生時に煙をすばやく感知
して吸着消失する本発明の煙清浄設備ユニットを天井部
に取り付けることで避難時に一定時間煙に巻き込まれな
いようにすることおよび対流空気によって酸素欠乏が防
止できる。
構造によれば、一般的に火災時に煙は天井部に上昇し発
生量が多くなるに従って行き場がなくなり床部まで充満
する性質があるが、煙の初期発生時に煙をすばやく感知
して吸着消失する本発明の煙清浄設備ユニットを天井部
に取り付けることで避難時に一定時間煙に巻き込まれな
いようにすることおよび対流空気によって酸素欠乏が防
止できる。
【００１５】また、本発明の建物構造の基本思想は煙に
巻き込まれて逃げ遅れないことであり、火炎または煙感
知して非常ベルが鳴るころには煙が室内に充満している
場合が多く、この段階で避難するには煙に巻き込まれな
いように避難する必要があり、本発明の清浄器３は、煙
を感知するとファン７が回転し始め煙を吸着消去し始
め、避難が終了する１０分間程度は煙を室内に還流させ
ないような機構としたところに特徴を有する。上記ファ
ン７は、通常の１００Ｖ電源で駆動するが、停電した場
合には、非常電源を内蔵しており、該電源に切り替えが
できる構成になっている。
巻き込まれて逃げ遅れないことであり、火炎または煙感
知して非常ベルが鳴るころには煙が室内に充満している
場合が多く、この段階で避難するには煙に巻き込まれな
いように避難する必要があり、本発明の清浄器３は、煙
を感知するとファン７が回転し始め煙を吸着消去し始
め、避難が終了する１０分間程度は煙を室内に還流させ
ないような機構としたところに特徴を有する。上記ファ
ン７は、通常の１００Ｖ電源で駆動するが、停電した場
合には、非常電源を内蔵しており、該電源に切り替えが
できる構成になっている。
【００１６】
【発明の効果】以上のような構成になる本発明の建物構
造は、避難するまでの間煙または有害ガスを吸着消去で
きるので、煙または有害ガスに巻き込まれることなく避
難できる。
造は、避難するまでの間煙または有害ガスを吸着消去で
きるので、煙または有害ガスに巻き込まれることなく避
難できる。
【図１】本発明の煙清浄設備付建物構造を示す概念図。
【図２】本発明の煙清浄器の構造を示す概念図。
１：煙浄化設備付き建物構造、 ２：天井、 ３：煙清
浄器 、４：煙感知器、 ５（５’）：高性能ＦＥＰＡ
フィルター、 ６（６’）：ガスフィルター、７：可逆
駆動ファン、 ８：駆動モーター、 ９：非常用電源。
浄器 、４：煙感知器、 ５（５’）：高性能ＦＥＰＡ
フィルター、 ６（６’）：ガスフィルター、７：可逆
駆動ファン、 ８：駆動モーター、 ９：非常用電源。
Claims (5)
- 【請求項１】火災時に発生する煙または有毒ガスを浄化
できる設備を備えた建物構造であって、煙清浄器と該煙
清浄器の近傍に備えられた少なくとも２つの煙感知器を
一つの煙清浄設備ユニットとし、前記建物の天井部また
は複数の場所に前記煙清浄設備ユニットを取り付けるこ
とによって、前記２つの煙感知器の一方が煙を感知した
場合に、感知側から火災で発生した煙を前記煙清浄器内
に取り入れ、内蔵するフィルターによって取り入れた煙
および有害ガスを短時間吸着消去もしくは浄化し、浄化
した空気を建物内に排出するようにして避難路を確保し
たたことを特徴とする煙浄化設備付建物構造。 - 【請求項２】上記フィルターは、高性能フィルターおよ
びガスフィルターであることを特徴とする請求項１に記
載の煙浄化設備付建物構造。 - 【請求項３】上記煙清浄器は、煙を感知した上記煙感知
器によって、可逆作動するファン、ファン駆動用モータ
ーおよび非常用電源を内蔵することを特徴とする請求項
１に記載の煙浄化設備付建物構造。 - 【請求項４】上記煙感知器は、煙清浄器の煙取り入れ口
前方と清浄空気排出側後方に設けられたことを特徴とす
る請求項１に記載の緊急避難用煙浄化設備付建物構造。 - 【請求項５】上記煙清浄設備ユニットは、上記建物構造
の室内および通路に設けられたことを特徴とする請求項
１に記載の緊急避難用煙浄化設備付建物構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255215A JP2000084101A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 煙浄化設備付建物構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255215A JP2000084101A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 煙浄化設備付建物構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000084101A true JP2000084101A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17275630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10255215A Pending JP2000084101A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 煙浄化設備付建物構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000084101A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008138976A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Takenaka Komuten Co Ltd | 煙制御システム |
| JP2015141045A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 富士通株式会社 | 浮遊粒子状物質センサユニット |
| CZ307226B6 (cs) * | 2014-12-10 | 2018-04-11 | Clean-Air S.R.O. | Filtroventilační jednotka pro improvizovaný úkryt |
-
1998
- 1998-09-09 JP JP10255215A patent/JP2000084101A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008138976A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Takenaka Komuten Co Ltd | 煙制御システム |
| JP2015141045A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 富士通株式会社 | 浮遊粒子状物質センサユニット |
| CZ307226B6 (cs) * | 2014-12-10 | 2018-04-11 | Clean-Air S.R.O. | Filtroventilační jednotka pro improvizovaný úkryt |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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|
| A977 | Report on retrieval |
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061121 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |