JP2000074769A - タイヤ圧検知システム - Google Patents

タイヤ圧検知システム

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 タイヤ空気圧をモニタするシステムを提供す
る。 【解決手段】 タイヤ圧モニタ・システム10は、各々
対応するタイヤ16a−dの内部または外部に装着した
4つのセンサ・トランスジューサ14a−dと、対応す
るタイヤの内側エッジから数センチメートル離れた距離
でドライブトレーン12にブラケットを介して各々装着
した4つの受信器20a−dと、から成っている。自動
車車両が動いている間のタイヤ16a−dの各々内の空
気圧について、センサ・トランスジューサ14a−dと
受信器20a−dの対応するベア間においてタイヤ16
a−dの各回転の間にそれらトランスジューサ14a−
dと受信器20a−dとの間に生じる整列の間の電磁的
カップリングの発生を介して、継続的にモニタする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、1997年1月15
日出願で現在係属中の、タイヤ圧検知システムと題する
米国特許出願第08/782,430号の一部継続出願である。
【0002】本発明は、一般的には状態モニタ・システ
ムに関し、詳細には、自動車車両のタイヤ内の空気圧を
モニタしそしてそれらタイヤの各々内のタイヤ圧を示す
信号を発生することにより、タイヤ寿命を向上させ、タ
イヤ摩耗を最小限にし、また車両の性能と安全性を増大
させるシステムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】正しいタイヤ圧は、自動車車両の安全な
操作および性能においては重要なファクタである。空気
入れ過剰のタイヤは、しばしば、不必要なタイヤ摩耗と
最適な車両性能以下の性能をもたらすことがある。空気
入れ不足のタイヤは、通常、タイヤ摩耗を増し、車両性
能を低め、また道路との安全な接触面を維持するタイヤ
の能力を危うくする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでは、タイヤ空
気圧は、タイヤのインナチューブバルブ・ステム上に挿
入するように設計された機械的ゲージでチェックしてい
る。このようなゲージは、概して正確な空気圧読取り値
を与える。しかし、これらゲージは、タイヤ内空気圧の
連続的なモニタを提供することができず、しかも正確さ
に制限があり、またタイヤ圧が心配なドライバは、車を
物理的に停止させ車から出てタイヤ圧をチェックするこ
とが必要である。加えて、そのような機械的ゲージは、
通常の運転条件にとって危険あるいは不適当と考えられ
るレベル(例えば、代表的な乗用車においては14ps
i以下)にタイヤ圧が達したときに何ら警告指示を発生
しない。
【0005】他のシステムは、タイヤ空気圧をモニタす
るために、タイヤ内に取付けた能動形インダクタ・キャ
パシタ(LC)回路を利用している。しかし、この能動
形LC回路は、動作のための電源を必要とする。この電
源は、タイヤ内に装着されるため、追加の回路構成要素
と同様に、回転振動を受け、また温度変動に起因するそ
の他の極端な条件にさらされる。また、それら回路構成
要素は、それらのタイヤ内位置のため設置したり、また
損傷あるいは消耗した場合に交換することが困難であ
る。さらに、そのようなシステムは通常、タイヤ圧があ
る一定の最小または最大の許容可能なレベルよりも低く
なったりあるいは高くなったりしたときにドライバに対
し全く警告を発しない。
【0006】したがって、必要なのは、上記の欠点のな
いタイヤ圧検知システムである。これは、さらに、受動
形センサを使用してタイヤ空気圧をモニタする検知シス
テムを提供し、タイヤ内におけるセンサの改善した装着
法を提供し、妨害を受けにくいシステムを提供し、タイ
ヤ空気圧の変化を正確にモニタできるセンサ・システム
を提供し、またタイヤ空気圧が所定の範囲外となる場合
を識別するか、あるいは可変の容量性または誘導性の変
化に基づいて実際のタイヤ空気圧を識別するよう動作可
能な改善したセンサを提供する。したがって、本発明の
目的は、このようなタイヤ圧検知システムを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、タイヤ空気圧
をモニタするためタイヤ内に装着した受動形のLC回路
を利用するタイヤ圧モニタ・システムを提供する。この
受動形回路は、電源を全く必要とせず、したがって能動
形のタイヤ圧センサを用いた在来のタイヤ圧モニタ・シ
ステムと比べて、動作にかかる費用が少なくしかもより
長い有効寿命をもつ。本発明のこのタイヤ圧モニタ・シ
ステムは、車両のタイヤの内の任意のものが許容可能な
最小レベルよりも低くなったときに、運転手に対し可聴
あるいは可視の指示を供するように構成する。また、本
発明のこのタイヤ圧モニタ・システムは、可変のキャパ
シタンス・センサまたは可変のインダクタンス・センサ
のいずれかに基づいて、車両タイヤの各々内の検知した
実際のタイヤ圧の継続したデジタル読取り値を車両運転
手に対し供するように構成することができる。
【0008】本発明の1つの好ましい実施形態において
は、車両の少なくとも1つのタイヤの圧力をモニタする
タイヤ圧モニタ・システムは、センサと、受信器とタイ
ヤ圧状態インジケータを含む。前記センサは、前記車両
の前記少なくとも1つのタイヤに対し相対的に装着し、
かつ前記少なくとも1つのタイヤ内のタイヤ圧を検知す
るよう動作可能である。前記受信器は、前記タイヤの外
側の場所にてしかも前記センサに対し近接状態内で前記
車両に対し相対的に装着する。前記受信器は、前記セン
サが検知した前記タイヤ圧を表す信号を発生する。前記
受信器は、第1インダクタと、第2インダクタとフィー
ドバック経路を有する増幅器とを含んで、前記第1イン
ダクタと前記第2インダクタとを互いに対し配置して前
記第1インダクタと前記第2インダクタとの間に電磁的
結合を生成するようにし、これにより、前記結合からの
フィードバックが実質上ゼロのフィードバックかあるい
は負のフィードバックのいずれかとなるようにする。前
記タイヤ圧状態インジケータは、前記受信器と伝達状態
にあって、前記受信器が発生する前記信号に基づいてタ
イヤ圧状態を供給する。
【0009】別の好ましい実施形態においては、第1の
パラメータをモニタするモニタ・システムは、センサ
と、受信器と、インジケータを含む。前記センサは、第
1の位置に配置し、かつ前記第1パラメータを検知する
よう動作可能である。前記受信器は、前記第1位置から
離れた第2の位置にしかも前記センサに対し近接状態内
に配置する。前記受信器は、前記第1パラメータを表す
信号を発生するよう動作可能である。前記受信器は、第
1インダクタと、第2インダクタとフィードバック経路
を有する増幅器とを含む。前記第1インダクタと前記第
2インダクタとは、互いに対し配置して、前記第1イン
ダクタと前記第2インダクタとの間に電磁的結合を生成
し、これによって、前記結合からのフィードバックが実
質上ゼロのフィードバックかあるいは負のフィードバッ
クのいずれかとなるようにする。前記インジケータは、
前記受信器と伝達状態にあって、前記第1パラメータを
ユーザに供給する。
【0010】別の好ましい実施形態においては、車両の
リムに装着した少なくとも1つのタイヤの圧力をモニタ
するタイヤ圧モニタ・システムは、センサと、受信器
と、タイヤ圧状態インジケータとを含む。前記センサ
は、第1ハウジングおよび第2ハウジング内に収容し、
しかもその各ハウジングが、前記車両の前記リムに装着
しかつ互いに電気的に伝達状態にあるようにする。前記
受信器は、前記タイヤの外側の場所にてしかも前記セン
サに対し近接状態内で前記車両に対し相対的に装着す
る。前記受信器は、前記センサと電磁的に結合されて、
前記センサが検知した前記圧力を表す信号を発生するよ
う動作可能である。前記タイヤ圧状態インジケータは、
前記受信器と伝達状態にあって、前記受信器が発生する
前記信号に基づいてタイヤ圧状態を表示するよう動作可
能である。
【0011】さらに別の好ましい実施形態においては、
第1のパラメータをモニタするモニタ・システムは、セ
ンサと受信器とを含む。前記センサは、第1の場所に配
置し、かつフェライト・コアに対し相対的に配置したイ
ンダクタンスLをもつインダクタを含む。前記フェライ
ト・コアは、前記インダクタのインダクタンスLを変化
させるよう動作可能であり、前記センサは、前記第1パ
ラメータを検知するよう動作可能である。前記受信器
は、前記第1位置から離れた第2の位置にしかも前記セ
ンサに対し近接状態内で配置する。前記受信器は、前記
センサと電磁的に結合されて前記センサが検知した前記
第1パラメータを表す信号を発生するよう動作可能であ
る。
【0012】さらに別の好ましい実施形態においては、
第1のパラメータをモニタするモニタ・システムは、セ
ンサと受信器とを含む。前記センサは、第1の場所に配
置し、かつ前記第1パラメータを検知するよう動作可能
である。前記受信器は、前記第1位置から離れた第2の
位置にしかも前記センサに対し近接状態内に配置する。
前記受信器は、フィードバック経路をもつ増幅器を有す
る。該増幅器は、前記センサが前記受信器に電磁的に結
合されていないときには待機の非発振モードにあり、前
記センサが前記受信器と電磁的に結合されているときに
はアクティブの発振モードにある。
【0013】別の好ましい実施形態においては、第1の
パラメータをモニタするセンサは、キャパシタと、イン
ダクタと、フェライト・コアとを含む。前記インダクタ
は、インダクタンスLをもち、前記フェライト・コア
は、前記インダクタに対し相対的に配置する。前記フェ
ライト・コアが前記インダクタに対し相対的に動いたと
きに、前記インダクタのインダクタンスLは、前記第1
パラメータの変化に応答して変化する。
【0014】別の好ましい実施形態においては、第1の
パラメータをセンサでモニタする受信器は、増幅器と、
第1のインダクタと、第2のインダクタとを含む。前記
増幅器は、フィードバック経路をもち、前記第1インダ
クタと前記第2インダクタとは、前記増幅器と電気的伝
達状態にある。前記増幅器は、前記センサが前記受信器
に電磁的に結合されていないときには待機の非発振モー
ドにあり、前記センサが前記受信器と電磁的に結合され
ているときにはアクティブの発振モードにある。
【0015】本発明を使用することは、タイヤ内の空気
圧をモニタするためのタイヤ圧モニタ・システムを提供
する。本発明はさらに、第1の位置に配置したセンサと
第2の位置に配置した受信器とにより第1のパラメータ
をモニタするシステムを提供する。その結果、タイヤ空
気圧並びに各種のその他のパラメータをモニタするのに
現在利用可能な方法および技法に関連した上述の欠点
は、実質上低減あるいは除去することができる。
【0016】
【実施の形態】タイヤ圧モニタ・システムに関する好ま
しい実施形態の以下の説明は、性質上単なる例示であ
り、本発明あるいはその応用または使用を限定すること
を意図するものではない。さらに、本発明はタイヤ内の
タイヤ空気圧をモニタすることに関して以下に詳細に説
明するが、当業者には理解されるように、本発明は、第
1の場所に配置したセンサと第2の場所に配置した受信
器とにより任意のタイプのパラメータをモニタするのに
使用することができ、したがって明らかに、タイヤ空気
圧をモニタすることにのみ限定されるものではない。例
えば、本発明の好ましい実施形態は、圧力、温度、動
き、応力、歪み等をモニタするのに利用することがで
き、また、タイヤ、キー・チェーン、人体等を含む種々
の物体内に装着あるいは挿入することもできる。
【0017】図1を参照すると、これには、自動車車両
のドライブトレーン12内に設置した、全体が10のタ
イヤ圧モニタ・システム(TPMS)を示している。こ
のTPMS10は、各々を対応するタイヤ16a−dの
内部または外部に装着した4つのセンサ・トランスジュ
ーサ14a−dと、対応するタイヤの内側エッジから数
センチメートル離れた距離でドライブトレーン12にブ
ラケット(図示せず)を介して各々装着した4つの受信
器20a−dと、から成っている。TPMS10は、自
動車車両が動いている間のタイヤ16a−dの各々内の
空気圧について、センサ・トランスジューサ14a−d
と受信器20a−dの対応するペア間においてタイヤ1
6a−dの各回転の間にそれらトランスジューサ14a
−dと受信器20a−dとの間に生じる整列の間の電磁
的カップリングの発生を介して、継続的にモニタする。
以下に詳細に説明するように、このカップリングは、タ
イヤ圧が所定の最小値より低くなっている時のみを示す
ように機能させてもよいし、また各タイヤ内の正確な圧
力をドライバに継続的に知らせるように機能させてもよ
い。ここで、TPMS10は、本文に記述する3つの実
施形態についてのシステム構成全体を示している。
【0018】図1および図2を参照して、各センサ・ト
ランスジューサ14aの構造について本発明の第1の好
ましい実施形態にしたがって説明するが、ただし、セン
サ・トランスジューサ14b−dも構造および機能が同
じであると理解されたい。センサ・トランスジューサ1
4aは、好ましくはタイヤ16aの内側エッジ30に装
着するかあるいは後述するようにタイヤ16aのリムに
装着してあり、そして回路32から成っており、この回
路32は、インダクタ34、キャパシタ36並びにスイ
ッチング素子38を含み、そしてこのスイッチング素子
は、このスイッチ42の開閉を制御するための自蔵のダ
イアフラムまたはシルフォン40を含んでいる。回路3
2は、受動形であって、動作のために電源を必要としな
い。むしろ、インダクタ34およびキャパシタ36は、
共振LCカンツア(resonant LCcontour)を構成し、こ
れは、対応するタイヤの実際の内圧に依存して導通とな
ったりあるいは非導通となったりする。以下で述べるよ
うに、圧力センサ・シルフォン40は、そのタイヤ圧に
対応する回路32の導電率を選択的に制御する。
【0019】図2を参照すると、インダクタ34は、好
ましくは、ワイヤの数ターンから成り、これは、例え
ば、約0.05ミリメートル径のものでありそして例え
ば50−60ミリメートルの径の構成で螺旋状に巻回し
たものとすることができる。インダクタ34は、スイッ
チング素子38と共に、内側タイヤ・エッジ30(図
1)の内側に対し、液体ゴムによる局所的な硬化により
固着して、このインダクタをタイヤに恒久的に固着する
ことができる。キャパシタ36は、スイッチング素子3
8を閉じて回路を導通状態とするのに必要なタイヤ内圧
力に直接関係した値をもち、そしてこれは、スイッチン
グ素子38のカバー44(図3のA,B)に固着してい
る。インダクタ34およびキャパシタ36からのリード
は、スイッチング素子38のベース46に一緒にハンダ
付けする。回路32はまた、本文にさらに記述するよう
に、タイヤ16aのリムに固着するように構成すること
もできる。
【0020】次に図3Aを参照すると、これには、第1
のスイッチング素子38の構造を詳細に示している。シ
ルフォン40は、カバー44とベース46との間に一体
的にカバーしそして気密封止している。好ましくは、シ
ルフォンは、薄い金属膜から成り、そしてこの金属膜
は、ベース46に溶接しており、また外部空気から気密
で分離した膜内の内部空間を含みかつそれを定めてい
る。ベース46には、いくつかのスペーサ50を固着し
ている。カバー44は、シルフォン40の上面の上のス
ペーサ50上に装着している。
【0021】カバー44について詳細に参照すると、導
電性のスプリング52を、カバー内でその第1の端部に
おいて固着し、そしてこれは、非固着の第2端部56を
介して選択的にシルフォン膜40の表面との電気的接触
を形成する。スプリング52は、好ましくは、ほぼ0.
2ミリメートル径の鋼鉄のワイヤから成っていて、内部
タイヤ圧が所定の値に達したときにスイッチング素子3
8を閉じる。本発明の1実施形態においては、通常の大
気圧の下では、スプリング52は、スイッチング素子3
8内の回路を完結させる。このスイッチング素子内の回
路の完結は、回路32を完結させ、そして回路32を活
性化する。したがって、タイヤ16a−dの内の1つの
内部に装着したときには、スイッチング素子38の状態
は、内部タイヤ圧に依存する。内部タイヤ圧が正常な動
作圧(例えば、30psi(pound per square inc
h))にあるかあるいはその近辺にある場合、シルフォ
ン膜40は、加圧され、これがコンタクト・アセンブリ
42を開いたままにする。しかし、内部タイヤ圧が例え
ば15psi未満のような値に減少したとき、シルフォ
ン膜40は減圧されて、スプリングの非固着端部56を
シルフォン膜40と接触させてコンタクト・アセンブリ
内の回路を閉じることにより、コンタクト・アセンブリ
に回路32を完結させる。
【0022】次に図3Bを参照すると、これは、第2の
代替のスイッチング素子を38’で示している。このス
イッチング素子38’は、スイッチング素子38に含ま
れたのと同じ構成要素の多くを備えており、そしてこれ
はさらに、カバー44’とベース46’とを分離する非
導電性のハウジング51を含んでいる。これ以外は、そ
の構造および機能は、スイッチング素子38と同様であ
る。したがって、理解されるべきであるが、このスイッ
チング素子は、本発明の範囲から逸脱せずに種々のコン
フィギュレーションで構成することができる。
【0023】回路32は、好ましくは、薄い金属箔から
構成できるが、この金属箔は、オープンリングを形成す
る。この箔は、インダクタ34とキャパシタ36を含
む、分布特性をもつカンツアを表している。そのリング
の各端部は、スイッチング素子38に対し直接ハンダ付
けする。この特定の回路設計は、これにより、システム
の性能特性を犠牲にせずに生産コストを最小限にする。
【0024】さらに図2、図4および図5を参照する
と、これらには、受信器20aの構造を詳細に示してい
るが、ここで、受信器20b−dの構造および機能は同
一であると理解されたい。受信器20aには、自動車車
両のエンジンが動いているときは自動車車両バッテリ6
0から給電する。受信器20aは、インダクタ62,6
4(図4)を含み、これらインダクタは好ましくはコイ
ルであって、その各々は、複数のターン66,68(図
5)を有し、また受信器20aは、増幅器70(図4)
を含み、これらは一緒になって、インダクタ62,64
の相互の方位に依存したパラメータをもつ発振器を形成
している。図5を参照すると、インダクタ62の各要素
66は、自動車車両バッテリによりエネルギを付与され
たときに、インダクタ64内の電流が生成する対向する
磁束と相互作用する。また、インダクタ64の各要素6
8は、インダクタ62内の電流の流れにより生成される
対向する磁束と相互作用する。これらインダクタ62,
64は、一定ゲインの増幅器70(図4)に接続するこ
とにより、コイル間のその相互作用を介して、正、負ま
たはゼロのフィードバック特性を示すように調節するこ
とができる。
【0025】図6を参照すると、そのフィードバックの
全体の正味の効果が、それが正、負またはゼロのいずれ
であろうと、インダクタ62,64の相互の方位とコン
フィギュレーションに依存するので、所望のフィードバ
ック・タイプの調節は、自動車車両のドライブトレーン
のそれらコイルを装着する間にそれらコイル間の方位角
を変化させることにより行う。インダクタ62,64
は、これらインダクタとトランスジューサとの間に配置
した同調機構72と共に、図6に示した通り角度αにて
ドライブトレーンに固着する。好ましくは小片の箔であ
る同調機構72は、それらインダクタ62,64を所定
の場所に固着する前にその箔をインダクタ64に向って
またはそれから離れるように固着することにより、それ
らインダクタ62,64の微細な同調を可能にする。イ
ンダクタ62,64は、これらインダクタ62,64の
整列および同調の後、特定の位置に恒久的に固着する。
好ましくは、この回路フィードバックは、ゼロまたはわ
ずかに負となるように調節して、この回路の自己発振が
ないようにし、これによって増幅器70を弛緩段階に置
く。本回路のフィードバック特性は、後で、センサ・ト
ランスジューサ14aを図7に示すように受信器20a
に対し有効近接状態へと回転させるときに、変化させる
が、これについては、以下で詳細に述べる。
【0026】再び図1を参照すると、各受信器20a−
20dは、配線あるいは無線通信リンクを介してLED
インジケータ・インターフェース80に接続している。
このインジケータ・インターフェース80は、好ましく
は、自動車車両の客室内に配置し、そしてこれは、車両
タイヤ16a−dの各々の現行状態を自動車車両運転手
に対し表示を行う。好ましくは、LEDインジケータ8
0は、4つの発光ダイオード(LED)83a−d(図
10参照)を含み、そして各LED83a−dは、特定
の1つのタイヤ16a−dに関連している。4輪以上を
もつ車両に対しては、さらに多くのLEDを利用するこ
ともできる。インジケータ・インターフェース80は、
容易に見ることができるようにするため、自動車車両の
フロント・ダッシュボードの内側に、あるいはダッシュ
ボード上に装着することもできる。好ましくは、各LE
D83a−dは、特定の1つのタイヤ16a−dの内圧
が、最大許容可能タイヤ圧より高くなったかあるいは最
小許容可能タイヤ圧よりも低くなったときにのみ点灯す
る。
【0027】受信器について参照すると、図8には、各
受信器の電気回路図を、全体を90にて示している。イ
ンダクタ62と入力キャパシタ92とは、各タイヤ内に
配置したセンサ・トランスジューサ14a−dの共振周
波数に対しより大きな感度をもつように校正した入力カ
ンツアを形成する。演算増幅器94は、信号増幅に利用
するものであり、これは、抵抗器96,98により校正
するゲインをもっている。追加の電流増幅は、受信器9
0の総合ゲインを得るのに必要な追加の増幅のためのト
ランジスタ100により実行する。特に、受信器90の
トランジスタT2のコレクタから取る出力信号は、コイ
ルL1およびL2の相互のずれがゼロのフィードバック
をもつと言えるときにゼロの出力を有するように調節で
きる。これらコイルL1およびL2を相互にいずれかの
方向にずらすことにより、負または正のフィードバック
を実現することができる。正のフィードバックの場合、
受信器90からの出力は、存在することになる。負のフ
ィードバックの場合には、その出力は、依然としてゼロ
に等しい。一般的に、演算増幅器94からの出力は、以
下の条件が満たされれば、“1”よりも大きい。 Kβ>1、ただしK=K1×K21=演算増幅器94のゲイン K2=トランジスタ100(図8)のゲイン β=インダクタ62,64の相互係数 変数βは、インダクタ62,64のずれ、ターン数、お
よびそれらの形状(サイズ)に依存している。
【0028】Kが一定であるときの最後の調節として、
それらインダクタL1およびL2の相互のずれを調節す
ることにより、Kβ≦1となるようにβを調節する。ま
た、トランジスタ103が形成するカスケード増幅器1
02は、演算増幅器94のためのパルス検出器として動
作する。その他の図示した構成要素は、本回路のDC校
正に必要なものである。
【0029】次に図10を参照すると、これには、好ま
しいLEDインターフェース80の電気回路図を示して
いる。このインターフェース80は、好ましくは、4つ
のNAND論理ゲート104a−dから成っており、こ
れらは、特定の1つのタイヤ16a−dに対応する受信
器90の出力に各々接続した第1の入力106a−dで
駆動する。第2の入力108a−dは、自走発振器11
0に接続している。この発振器110は、例えば0.3
3−0.50Hzの周波数の矩形形状の電圧を出力す
る。したがって、各タイヤ16a−dの内圧が正常な動
作圧近辺にあるとき、NAND論理ゲート104a−d
に対する入力は全て、論理“0”となる。その結果、バ
ッファ・インバータ112a−d(これらは各々、それ
らNANDゲート104a−dの1つの出力に接続)の
出力は全て、出力として同じく論理“0”をもつことに
なる。これらの条件の下では、ディスプレイ内の全ての
LED83a−dは、点灯する。LEDインターフェー
ス80はまた、好ましくは、カウンタ114とこれに関
連したトランジスタ115とを有する可聴警報構成要素
と、パルス発生器として機能する第2の発振器116
と、そしてこの発振器116をブザー119のような可
聴警報装置に結合する2つのインバータ117,118
と、を備えている。
【0030】次に、本発明の第1の好ましい実施形態に
よるこのTPMSの動作について、以下に説明する。本
発明のTPMSの動作原理は、受信器90内のインダク
タ62,64が形成する2つの電磁界と各タイヤ16a
−d内にあるいはその外側に装着したセンサ・トランス
ジューサ14a−d内の回路32が形成する電磁界との
間に生成される相互干渉の原理に基づいている。したが
って、回路32が検知したタイヤ圧に応答して閉じられ
活性化され、しかもこの回路32が受信器90のインダ
クタ62,64に対し有効近接状態へと回転させられた
とき、受信器90は、自己共振周波数(これに対しその
回路32を調節)に依存したある周波数で発振する。イ
ンダクタ62と64との間のフィードバックの符号は、
後で、負から正へと変化させる。理解されるべきである
が、この発振の形状および振幅は、フィードバック量、
インダクタ・コイルのコンフィギュレーション、および
増幅器70(図4)のゲインとに依存する。
【0031】タイヤが回転しているときに上記回路32
が受信器90に対し有効近接状態へと回転して回路32
が開路または非導通状態となると、受動回路32が活性
化されないため発振は起きない。この回路32が導通状
態になるすなわち回路ループが閉じられると、演算増幅
器70は、全てのインダクタ34,62,64が整列し
たときに、発振出力電圧を発生する。この発振電圧は、
回路32の自己共振周波数と等しい周波数をもつ。この
演算増幅器電圧は、図9Aにおいて120で図示してお
り、一方、受信器出力電圧は、図9Bにおいて122で
図示している。
【0032】再び図10を参照して、TPMS10の動
作について、例を挙げて説明する。ある1つのタイヤす
なわちタイヤ16aの内圧が、最小許容可能レベルより
も低下し、しかもスイッチング素子38が閉じたとき、
論理“1”が受信器90から出力されまたNANDゲー
ト入力106aを介して入力される。この論理“1”入
力は、LED83aに、発振器110の周波数に等しい
レートで点滅させる。
【0033】また、第2の発振器116も利用して、論
理“1”が入力106aに入力されたとき、その入力が
発振器116をイネーブルして可聴周波数のパルスを発
生させる。これらパルスは、2つのインバータ117,
118を介して回路出力に供給して、ブザー119が発
生するもののような可聴アラーム信号を発生する。
【0034】LED83aの点滅およびブザー119の
鳴動と同時に、カウンタ114はイネーブルされて発生
器116から入来するパルスをカウントする。このカウ
ンタ114が2n−1個のパルスをカウントすると、そ
の2n出力が論理“1”となる。カウンタ114から出
力されるこの論理“1”は、トランジスタ115へ入力
し、そしてこのトランジスタはその後導通状態となって
インバータ118の出力を分流し、これによりブザー1
19からの可聴アラーム信号をディスエーブルする。2
n出力はまた、カウンタ114のEN入力に接続され
て、そのカウンタ114の更なるカウント動作をディス
エーブルする。したがって、対応するLED83aの連
続的な点滅のみが、タイヤ16aの内圧が許容できない
レベルに達したことを運転手に知らせる。この組合せの
可聴と可視の警報は、車のエンジンが始動される度にそ
れを繰返し、可聴アラームは、上記のようにカウンタ1
14による所定の時間の後にディスエーブルされる。
【0035】次に、図11−17を参照して、本発明の
第2の好ましい実施形態について説明するが、これは、
自動車車両のタイヤ内の空気圧の連続的なモニタについ
て、各タイヤ内の実際のタイヤ圧についての高度に正確
なデジタル読取り値で提供する。この第2実施形態は、
上述の第1実施形態とは構造および機能が同じであり、
かつ図1に示したのと同じように構成するが、ただし以
下の違いがある。
【0036】図11のAおよびBを参照すると、この第
2好ましい実施形態によるセンサ・トランスジューサ
は、タイヤ16a−16dの各々内に装着してあり、そ
してこれは全体を200および200’で示している。
センサ・トランスジューサ200は、上記のようにタイ
ヤの内部に装着していて、そして上記のセンサ・トラン
スジューサ14a−d(図1)のインダクタと構造およ
び機能が同じインダクタ202を備えている。しかし、
キャパシタ204は、センサ・トランスジューサ14a
−dのキャパシタとは異なっているが、それは、以下の
関係にしたがいタイヤの内部圧に比例したレシオを発生
するように構成した点である。
【0037】
【数1】
【0038】ここで、Cはキャパシタンス、Pは内部タ
イヤ圧である。図11Aを参照すると、キャパシタ20
4は、誘電体部材208を含む薄い金属箔206から構
成している。誘電体部材208は、有意でない後応答た
わみ特性をもつ剛性ゴムのような弾性材料から構成す
る。したがって、誘電体部材は、変形を受けたときに、
その非変形の状態および形状に戻る。
【0039】キャパシタ204は、第1の側209を備
え、これは、インダクタ202と一緒に上記の硬化によ
りタイヤの内壁に固着するか、あるいは後述するように
タイヤのリムに固着する。キャパシタ204の第2の側
210は、タイヤの内部圧に高度に敏感である。このキ
ャパシタ204は、タイヤ内部圧が上昇するにつれて圧
縮されて、誘電体部材208を圧縮する。誘電体部材2
08が圧縮されるにつれ、そのキャパシタンスの値は増
加する。逆に、タイヤ内部圧が低下するにつれ、誘電体
部材208は膨張して、これによりキャパシタの各側2
09と210との間の距離を増加させしたがってキャパ
シタンスを減少させる。
【0040】図11Bは、センサ・トランスジューサの
代替の構成を200’で示している。このセンサ・トラ
ンスジューサ200’は、キャパシタ204’を備え、
このキャパシタは、薄壁の円筒形キャパシタであって、
導電性フィルムをコーティングしたナイロンのような強
誘電体材料から作った円筒状管206’から成ってい
る。この円筒の第1の端部208’は、タイヤ内の空気
から気密分離している。円筒の第2の端部210’は、
タイヤの空気圧に対し開放している。円筒管206’に
は、ペースト212’あるいはノンディスバースの高密
度オイル(それらはいずれも導電性である)で充填して
ある。導電性ペーストを使用した場合には、ペースト
は、タイヤ回転によるペーストの分散を回避するため、
十分な分子間力をもっているべきである。本キャパシタ
204’は、このキャパシタの第1端部を回路に接続す
る第1のリード214’と、第2のリード216’とを
備えており、そしてその第2のリード216’は、第2
の端部を回路に接続するため、上記管の円筒表面上に付
着させた導電性金属の薄い層から成っている。タイヤ内
の空気圧は、管の開口210’に侵入しそしてペースト
212’を変位させて円筒206’内の少量の空気21
8’を圧縮し、これによりそれに応じてキャパシタ20
4’のキャパシタンスを変動させる。したがって、セン
サ・トランスジューサ200’の共振周波数は、タイヤ
の内部の空気圧に比例することになる。
【0041】図12のAおよびBを参照すると、これに
は、トランスジューサ200および200’と共に働く
受信器の電気回路図を220で示している。受信器20
0は、図1に示した受信器20a−dと同様に装着す
る。タイヤが回転すると、受動のセンサ・トランスジュ
ーサ200は、受信器220のインダクタ230と23
2との間に不均衡な電界を生成し、この電界は、タイヤ
内の空気圧の関数である。受信器220は、タイヤ壁3
0に近接して図1に示したように車輪軸に対しセンサ・
トランスジューサ200に隣接して恒久的に固着してい
る。トランスジューサ200がタイヤの各回転時にそれ
らインダクタに作用すると、回路200のカンツアの共
振周波数と等しい周波数の矩形パルス列が、図12Bに
233で示すように発生する。各パルス列tn1、tn
2、tn3等の持続期間は、車速に応じて変化する。
【0042】図12Aを参照すると、トランスジューサ
−受信器相互作用の背後にある物理的構造の原理につい
て、以上に詳細に述べた。第1の実施形態と第2の実施
形態との間の唯一の差異は、トランジスタ234(図1
2A)が強い電流パルスをLEDインターフェース内へ
発生することにより電流スイッチとして働くことのみで
ある。受信器220のその他の全ての回路構成要素は、
上記の第1の好ましい実施形態で述べた受信器90のも
のと同じである。
【0043】説明したように、受信器220の出力にお
ける発振周波数は、図12Bに233で示した通り、ト
ランスジューサ・カンツアの共振周波数に等しい。図1
3は、240で、インダクタ202(図11Aおよび
B)の一定値の下での、受信器220の出力における発
振周期とタイヤ内圧力との間の関係を示している。この
カーブは、広い圧力変化範囲内で非線形である。しか
し、15−40psiの動作範囲内では、このカーブ
は、比較的線形であって、許容差はほんの5%である。
点線242は、244で示す実際の応答とは対照的に、
理論的な線形の特性を示している。
【0044】図14は、第2の好ましい実施形態に教示
による、各タイヤ内の現行タイヤ圧の制御、測定および
表示を示す機能的な全体システム図である。センサ・ト
ランスジューサ200a−dと受信器220a−dを通
常4組(各車輪に1組)使用するが、例示目的のため3
組しか示していない。センサ・トランスジューサ200
a−cは、対応の受信器220a−cにカップリングし
ている。タイヤが回転すると、トランスジューサ200
と受信器220との間のカップリングは、図12Bに示
したように、受信器220の出力にパルス列を発生す
る。第1受信器220aの出力230aにおけるパルス
周期の持続期間は、トランスジューサ200内のカンツ
アの共振周波数fp1により、次のように決まる。
【0045】
【数2】
【0046】第2受信器220bの出力230bにおけ
るパルス周期の持続期間は、第2トランスジューサ20
0b内に配置したカンツアの共振周波数fp2により決ま
る。
【0047】
【数3】
【0048】図14の受信器出力230a−cは全て、
A/Dコンバータ・ブロック234a−cの入力232
a−cに結線している。A/Dコンバータ・ブロック2
34a−cは、時間インターバル(これは、1周期また
は数周期に比例)を、マイクロプロセッサ236が読み
取れる離散的データの直列ストリングに変換する。この
データ・ストリングは、メモリ・チップ238に記憶し
て、同じタイヤの第2の回転から発生される新たなデー
タ・ストリングがその最初に記憶したデータ・ストリン
グに置き代わるまで保つ。これらコンバータ・ブロック
は全て、同じように働く。最終的な結果として、現行タ
イヤ圧の値は、各A/Dコンバータ・ブロック234a
−cの出力において記憶する。
【0049】図15は、図14に示した例えばA/Dコ
ンバータ220aの機能的ブロック図を示している。一
般には、A/Dコンバータ234aは、入力240と検
出器入力242とを備えている。カウンタ244と増幅
器とは双方ともピーク検出器246に入力242にて接
続している。2つの信号インバータ248,250は、
差動型のネットワーク増幅器252,254に結合して
いる。差動型ネットワーク252からの出力は、記憶レ
ジスタ280のイネーブル出力に接続している。インバ
ータ248の出力において最後のパルス列を検出する
と、この出力は、その列パルスを記憶レジスタ280に
記録する。増幅器254の出力は、RSトリガ256の
入力に結合し、そしてこのRSトリガは、以下で述べる
所定の条件の生起時にカウンタ244をリセットする。
第2のカウンタ270は、第1のカウンタ244と水晶
発生器274の双方に結合し、そして以下に詳細に述べ
るように、レジスタ280への入力を選択的にイネーブ
ルする。
【0050】図16は、このシステムの種々の箇所で測
定した電圧のヒストグラムを示している。tnの持続期
間のパルス列は、A/Dコンバータ入力240に供給す
る。A/Dコンバータ234のこの入力におけるそれら
信号の形状は、図15および図16の双方にAで示して
いる。これら信号は、検出器246の入力242へまた
第1カウンタ244の入力“Cl”(クロック)へと供
給され、図15および図16には、この検出器入力電圧
はBで示している。これら信号がピーク検出器246に
より増幅され2つのインバータ248,250で整形さ
れた後、それらパルスの前縁は、差動回路網252,2
54により微分する。差動回路網252からの出力は、
トリガ256に供給してそれを論理“0”にリセットす
る。トリガ256からの出力電圧は、図16にEで示し
ている。このトリガ256の出力が“0”になるとすぐ
に、第1カウンタ244は、受信器220aから到来す
るパルスのカウントを開始する。
【0051】カウンタ244の出力レジスタ全て、すな
わち20,21,22,23,24の電圧ヒストグラムは、
図16にFで示している。第1カウンタ244の出力2
3からの電圧は、第2カウンタ270の“イネーブル”
入力に供給する。これと同時に、第2カウンタ270に
供給されそのカウンタ270の第2入力“R”に供給さ
れるパルスの前縁は、RC回路網272により微分す
る。この入来パルスの前縁は、第2カウンタ270の全
ての出力レジスタを“0”にリセットする。これと同時
に、第2カウンタ270の入力“Cl”には、水晶発生
器274から供給されそしてパルスのカウントを開始す
る。これらパルスのカウントは、図16にGで示してお
り、これは、第2カウンタ270の“イネーブル”入力
が論理“1”を受けるまで継続する。第2カウンタの出
力23の論理“0”が登録されるとすぐに、カウンタ2
70は、カウントを停止する。第1カウンタ244の2
4出力に論理“1”が登録されると同時に、RSトリガ
はリセットされる、すなわちその出力“E”が“0”と
なると、第1カウンタ244の全ての出力を“0”にリ
セットする。
【0052】第2カウンタ270がカウントした水晶発
生器からのパルス(図16にGで示す)の数は、第2の
パルス列が受信器220aから到来するまで、もとのま
まに留まる。第2のパルス列は、tn2の持続期間をも
つ。受信器220からの第1パルス列の終了時に、検出
器246aの入力におけるそのパルスの立ち下がりエッ
ジは、差動増幅器254が微分する。このパルス(図1
6にDで図示)は、出力レジスタ280へのカウンタ2
70からの全ての出力の“書込み”コマンドを形成す
る。第2パルス列が持続期間tn2でインバータ・ブロッ
クの入力に登録されると、上記のシーケンスが繰返され
る。
【0053】上記の説明から理解できるように、インバ
ータ・ブロックは、受信器220から到来する各パルス
列から、第1カウンタ244の23出力からの時間イン
ターバルF(これは、受信器220aの入力周波数の8
周期に等しい)のような時間インターバルを形成する。
続いて、このインバータは、出力23における時間イン
ターバルを、そのフォーマット化したパルス持続期間に
比例した2進コード“N”に変更する。このコードは、
出力レジスタ280に記憶する。一般的には、精度を増
すには、この変換は、入力周波数のnパルスの集積であ
るランダムに選択した時間インターバルで実行すること
ができる。精度の上昇と許容差の減少とは、形成した時
間インターバルの持続期間を増したりあるいはその時間
インターバルに充填する水晶発生器274の周波数を増
すことにより実現できる。
【0054】再び図14を参照すると、インバータの出
力から得たデジタル・データは、マイクロプロセッサ2
36が処理する。マイクロプロセッサ236は、プログ
ラマブル・メモリ238に対し、データ・バス282、
アドレス・バス284、および制御バス286によって
接続している。制御バス286は、制御フローの同期お
よび方向の制御コマンドを、図14に示した回路の全て
の部分に対し送るのに使用する。バッファ増幅器288
a−cは利用するが、これは、インバータの負荷容量を
増すのに必要である。制御バス286はまた、バッファ
増幅器(図示せず)を有することが必要とされることが
ある。バッファ増幅器の全てには、“3状態”出力を装
備する。
【0055】メモリ・ブロック238は、“書込み”コ
マンド・ボタン290および“消去”コマンド・ボタン
292を通してプログラム可能である。両ボタンは、タ
ッチスクリーン・ディスプレイ294の近くに配置して
おり、そしてディスプレイ294は、0から9までのデ
ィジットを表示することができ、またリセット・ボタン
およびセット・ボタン(図示せず)を備えている。この
インターフェースは、295の例えばフロントの右タイ
ヤ16aあるいはトラクタ−トレーラの場合における2
95のタイヤ#16で識別したタイヤのような任意の特
定のタイヤの24psiのように、任意のタイヤ内の圧
力を表示することができる。このインターフェース・タ
ッチスクリーン・ディスプレイ294は、データ・バス
282と制御バス286とに対し、アナライザ296と
デジタル・インターフェース・ドライバ298を介して
接続している。
【0056】第2の好ましい実施形態にしたがい自動車
車両に対し最初にTPMS10を装備したときに、運転
手によるこの圧力モニタ・システムの初期セットアップ
は、以下のように実行することができる。すなわち、初
めに、各タイヤを、その定格圧力の1/2まで膨らませ
る。次に、運転手は、このセットアップに対し選択した
タイヤ番号に対応するディスプレイ上の数字にタッチす
ることにより、ディスプレイ・インターフェース294
を活性化する。ディスプレイ・インターフェース294
の活性化の後、運転手は、セット・ボタン290を活性
化して、“書込み”コマンドを発生させる。この場合、
マイクロプロセッサ236は、適当なバスを選択しそし
てインバータから到来するそのコードのメモリ238へ
の記録を行う。例えば、1/2膨張タイヤ圧情報の最初
の記録は、図17に示すようにAであり、値はN1(1/2)
である。
【0057】続いて、このタイヤをその定格圧力にまで
膨張させ、そして空気圧の新たな値をアドレスBに記録
する。全てのタイヤについての1/2膨張とフル定格の
圧力の双方の記録が完了すると、車両の各タイヤについ
ての圧力値がメモリに記憶されたことになる。これら値
は、図17に1/2PおよびPnomとして示した定格圧
力の1/2にポイントAおよびBで対応しており、その
座標は、ポイントAについてはN1(1/2),1/2Pnom
であり、ポイントBについてはN1(1),Pnomである。
【0058】車両が移動中で各タイヤが回転していると
き、マイクロプロセッサ236は、次にように動作す
る。すなわち、初めに、クロック・パルス(図14には
図示せず)は、第1A/Dコンバータ・ブロック234
aから“読出し”コマンドを発生し、そしてマイクロプ
ロセッサ236の内部メモリへの得たコードの“書込
み”コマンドを作る。次に、マイクロプロセッサ236
は、そのコードの現行値をコードN1(1/2)と比較する。
この比較結果がその記憶したものよりも低い場合には、
プロセッサは、タイヤ番号と、その空気圧を表示する。
この値(Nt:現行値)は、マイクロプロセッサ236
が、図17に示した2つの既知のポイント間の線形補間
によって計算する。上記比較結果がメモリに記憶したも
のよりも大きいときには、オペレータ・インターフェー
ス294上には全く警報を表示しない。その他のタイヤ
についても、これと同様の方法で走査する。
【0059】各タイヤの現行圧力の値全てをそれらタイ
ヤの各回転後に記録すると直ちに、オペレータ・インタ
ーフェース294上にその継続的な圧力指示を生じる。
これは、圧力の綿密なモニタが運転手の安全にとって極
めて重大な空気の抜けたタイヤの場合に、最も重要であ
る。各タイヤの空気圧が正常な場合であっても、運転手
は、いずれのタイヤの圧力もモニタすることができる。
これは、例えば、運転手が、車を運転する前にタイヤ圧
の状態を知りたいときには、必要となることがある。こ
のとき運転手がしなければならないことは、単に、タッ
チスクリーン上の“セット”ボタン290を押すことで
あり、そうすれば、ディスプレイが、タイヤ番号とその
圧力を、1時に1つの割で示すことになる。
【0060】任意の特定のタイヤをその番号を押して選
択することにより、運転手は、そのタイヤの空気圧を表
示させることができる。“リセット”ボタンは、オペレ
ータ・インターフェース294のセッティングに対し
て、それを制御およびモニタの自動モードに置くのに必
要である。マイクロプロセッサ236はまた、受信器2
20の自動同調を可能にする。
【0061】次に、図18を参照すると、本発明の第1
実施形態において用いているセンサ・トランスジューサ
14aは、タイヤ16aを受けるリム300に結合して
示している。センサ・トランスジューサ14aは、第1
ハウジング302と第2ハウジング304を、導体30
6とリム300を介して、互いに電気的な伝達関係で含
んでいる。第1ハウジング302と第2ハウジング30
4は、回路32を含み、そしてインダクタ34、キャパ
シタ36(図21参照)、およびスイッチング素子38
を含んでいる。
【0062】図21に詳細に示すスイッチング素子38
を含むハウジング304は、頂部ファイバガラス・カバ
ー308と、下側ファイバガラス・カバー310を含
む。頂部カバー308とベース310との間に配置して
いるのは、スイッチング・コンタクトまたは圧力センサ
312であり、これは、1対の導電性のまたはフレキシ
ブルのディスク314から形成し、これは、図2では番
号42で識別している。1対のディスク314から形成
した圧力センサ312は、気密封止することにより、実
質上密閉した空気キャビティ316を作る。圧力センサ
312は、リム300にハンダ付けした導電性マウント
318(図18参照)を介してリム300に対し、ある
いは、導電性マウント318を介して第1箔導体320
に対し電気的接触状態にある。圧力センサ312はさら
に、頂部カバー308の下側に接着した第2導体322
と電気的伝達状態にある。頂部カバー308とベース3
10は、環状形状の絶縁体323により分離しており、
絶縁体323により、センサ312は、チャンバ316
を介して伸縮できるようになって、図2に示した回路3
2を開閉する。ここで、タイヤ圧力が所定の圧力より下
に低下すると、センサ312は閉じて、導体320を導
体322に対し、導電性マウント318とセンサ312
を介して直列状態に置く。第1ハウジング304はさら
に、表面実装キャパシタ36を含み、これは、導体32
2と電気的伝達状態にあり、しかも第1ハウジング30
2内に収容したインダクタ34と並列関係にある。
【0063】再び図18および図19を参照すると、第
1ハウジング302と第2ハウジング304内に収容し
たセンサ・トランスジューサ14aは、それぞれ、第1
装着技法および第2装着技法でリム300に固着して示
している。その各技法においては、第2ハウジング30
4は、適当な接着剤によりリム300の内側に固着して
いる。リム300内へハウジング304をさらに固着す
るため、調節可能な金属バンド324をリム300の内
側の周りに巻いて、ハウジング304のあたりに配置し
たOリング326と係合させる。金属バンド324は、
Oリング326上に登って、センサ312の湾曲に対す
る適当なクリアランスを提供する。代替的には、弾性の
ナイロン・ベルトあるいはその他の適当な固着機構も、
調節可能金属バンド324の代わりに使用することがで
きる。
【0064】図18に示した第1装着技法を使用する
と、導電性マウント318をリム300に対し直接ハン
ダ付けして第1の導電性経路を作る。頂部カバー308
の下からかつキャパシタ36から延びる第2導体322
は、導電性箔306と伝達状態にあり、そして導電性箔
306は、リム300から絶縁し、そしてリム300の
エッジ328へ横断するように導く。導電性箔306
は、エッジ328に巻きつけ、そしてネジ332により
ハウジング302のポリエチレン体330に固着する。
インダクタ34の一端は、ネジ332を介して箔306
と電気的伝達状態にある。コイル34の他端は、リム3
00のエッジ328に対し、第2装着ネジ334と、エ
ッジ328と電気的接触状態の第2箔336とを介して
電気的接触状態にある。およそ230ターンのインダク
タ・コイル34は、図18に切除して示したポリエチレ
ン体330内にカプセル封止する。コイル34は、1対
の湾曲した金属クランプ338によってリム300のエ
ッジ328に固着し、そしてクランプ338は、リベッ
ト340により、第1ハウジング302のポリエチレン
体330内にリベット止めする。湾曲クランプ340
は、リム300のエッジ328に弾性的に係合して、イ
ンダクタ34をリム300の外側に隣接して固着するよ
うに動作可能である。このようにして、受信器20a
は、図1に示したように、車両ボディ上にインダクタ3
4に隣接して位置決めし、これにより、インダクタ34
が、受信器20a内のインダクタ62、64の平面に実
質上平行な平面に沿って位置決めされるようにする。
【0065】次に図19を見ると、センサ・トランスジ
ューサ14aは、第2装着技法によってリム300に装
着して示している。ここで、図18と同様の構造を同様
の参照番号を使って識別することにする。この第2装着
技法を使用することにより、リム300は、もはや導電
性媒体として使用せず、これには、第2導電性箔342
が置き代わっており、この箔342はまた、リム300
から絶縁している。この点で、スイッチング素子38の
導体322は、箔306と電気的伝達状態にあり、また
スイッチング素子38の導体320は箔342と電気的
伝達状態にある。加えて、箔導体306,342は、リ
ム300のエッジ328に導いて、リム300から絶縁
した露出の接触領域を残す。これら露出接触領域には、
リベット340によってハウジング302に装着した弾
性導電性クランプ338の下側が接触し、そしてそれら
の各々は、インダクタ34の一端と電気的接触状態にあ
って回路経路を完成させる。
【0066】このようにして、タイヤ16aは、センサ
・トランスジューサ14aの第1ハウジング302をリ
ム300のエッジ328に固着せずとも、リム300に
装着することができる。一旦タイヤ16aをリム300
に装着すると、このとき、インダクタ34を収容するセ
ンサ・トランスジューサ14aの第1ハウジング302
は、在来の車輪ウェイトをリムのエッジに固着する方法
と同様に、箔306,342の露出した接触表面と単に
係合する。言い換えれば、導体306,342の頂部表
面を露出させる一方で、導体306,342の下側表面
をリム300から絶縁し、これにより、弾性クランプ3
38の下側が、第1ハウジング302を一旦リム300
のエッジ328に取り付けたときに箔導体306,34
2の露出した導電性部分と接触するようにする。
【0067】次に図20を見ると、これには、センサ・
トランスジューサ14aをリム300に装着する第3の
装着技法を示している。ここで再び、図18および図1
9における同様の構造を識別するのに、同様の参照番号
を使用する。この構成では、インダクタ・コイル34
は、フレキシブルの取り付け機構344、例えばインダ
クタ・コイル34全体をカプセル封止して第1ハウジン
グ302を形成することができるゴム接着剤により、リ
ム300の内側に実質上垂直に装着して示している。イ
ンダクタ・コイル34はまた、受信器20aのインダク
タ62,64の平面と実質上平行な平面の沿って位置決
めしている。スイッチング素子38は、ハウジング30
4内に収容ししかもインダクタ34に隣接してリム30
0に固着して示している。ハウジング304は、好まし
くは、図18および図19に示した通り、リム300の
内側に固着し、しかも2つの箔導体346,348はイ
ンダクタ・コイル34とハウジング304との間に電気
的接触状態で位置決めして回路32を完成させる。ここ
で、注意すべきことに、この実施形態においては、イン
ダクタ・コイル34の中心軸350を、リム300のエ
ッジ328より上に位置決めして、正の露出領域352
を提供し、これにより、受信器20aとの電磁的結合を
可能にする。加えて、インダクタ・コイル34は、約0
インチ(0cm)から約7インチ(18cm)の範囲の
間の距離でセンサ20aに隣接して位置決めしている。
【0068】上述しかつ図18−図20で図示した3つ
の装着技法は、受信器20aに対し相対的にセンサ・ト
ランスジューサ14aを装着する効果的な方法を提供
し、しかもこれは、センサ・トランスジューサ14aを
タイヤ16aの側壁内に組み込むことによる等のタイヤ
16aの変更を必要としない。したがって、これら構成
は、さらに多才さを提供して、どのタイプのタイヤも、
リム300が図18−図20に示したようにセンサ・ト
ランスジューサ14aを受けるように構成する限りリム
300に装着することができる。加えて、さらに気づく
ように、リム300は、在来のリムであり、図示したよ
うにハウジング302,304内に収容したセンサ・ト
ランスジューサ14aを固着すること以外、リム300
に対し全く変更を必要としない。
【0069】次に図22−図30を参照して、本発明の
第3の好ましい実施形態について説明するが、これは、
自動車車両のタイヤ内の空気圧についての、それらタイ
ヤの各々内の実際のタイヤ圧の高度に正確なデジタルの
読みによる継続したモニタを提供する。この第3の実施
形態は、上述の第1および第2の実施形態と構造および
機能が同じであるが、ただし、この第3の好ましい実施
形態において用いるセンサは、第2の好ましい実施形態
におけるのと同じ可変インダクタンス対可変キャパシタ
ンスを使用する。さらに、気づくように、受信器と共に
ここに開示するセンサ・トランスジューサは、タイヤ内
の圧力、並びに動いている最中のあるいは回転中物体の
内部の環境の温度およびその他の物理的特性のようなそ
の他のパラメータを、遠隔から測定できる。
【0070】次に図22を参照すると、この図22は、
本発明の第3の好ましい実施形態の教示内容によるタイ
ヤ圧モニタ・システム(TPMS)354の全体構造を
示している。TPMS354は、図1に示したものと同
様に車両に固着する。この点で、TPMS354は、タ
イヤ360の内側エッジ358上に位置した受動型セン
サ・トランスジューサ356を含んでいる。ここで再
び、センサ・トランスジューサ356は、インダクタ3
64とキャパシタ366(図23参照)により形成され
る共振タンク362から、圧力トランスジューサ368
と共に成っている。TPMS354はまた受信器370
を含み、これは、車輪サスペンション部品の1つに装着
していて、これにより、センサ・トランスジューサ35
6に対する距離Lが、約0インチ(0cm)から約7イ
ンチ(18cm)の範囲内のある距離で実質上一定とな
るようにする。タイヤ360の内側に配置した圧力トラ
ンスジューサ368は、ここでさらに述べるように、タ
イヤ圧変化をインダクタ364のインダクタンス変化に
変換する。尚、TPMS354のこの第3の好ましい実
施形態の記述においては、単一のタイヤ360、センサ
・トランスジューサ356および受信器370について
説明することにする。しかし、当業者には理解されるよ
うに、車両の各タイヤには、図1に明瞭に示しているよ
うに、このようなシステムを含めることができる。さら
に、このシステムは、図18−図20に示したのと同様
に、リム300に装着することもできる。
【0071】図23は、第1および第2の実施形態に関
して前述した通りまた本文でさらに記述する通り、TP
MS354の背後の主要な物理的原理を示している。受
信器370は、増幅器372を第1インダクタ374お
よび第2インダクタ376と共に含み、そしてこれらイ
ンダクタは、互いに角度αで配置している。インダクタ
374,376のこの位置決めは、これらの間の誘導性
の電磁的結合を与える。インダクタ374,376は、
これらインダクタを大きな幅のボビンの周りの多数巻き
コイルとして構成したときには、互いに対し概して角度
αにて配列する。言い換えれば、第1の直列のループを
ボビンの周りにその全幅に渡って巻き、しかも続く直列
の重なるループをボビンの全幅の沿って巻くようにす
る。これと同じ結合効果は、図24に示すように、実質
上フラットなインダクタ374,376を軸方向に位置
決めすることによっても実現することができる。ここ
で、その軸方向距離dを、角度αと同様に調節すること
により、インダクタ374と376との間の誘導性結合
を調節することができる。この構成においては、インダ
クタ374,376は、好ましくは、図27および図2
8に示すのと同様に構成し、これにより、インダクタを
形成するコイルの各ターンは、次のターン上に巻いて、
実質上フラットなスパイラル上のコイルを提供し、これ
は、コイルを幅広のボビンを使用して互いに隣り合って
あるいは隣接して配置するのは対照的である。
【0072】ここで再び、インダクタ374,376
は、互いに対し角度αあるいは距離Lで配置して、実質
上ゼロあるいは負のフィードバックを提供し、これによ
り、受信器370を“待機”または非発振モードに置
き、これは、センサ・トランスジューサ356が受信器
370に対し有効近接状態にないときに出力発振を発生
しない。増幅器372の発振の周波数および振幅は、そ
の増幅係数と2つのインダクタ374,376が提供す
るフィードバックのレベルと、センサ・トランスジュー
サ356の共振周波数とに依存する。インダクタ364
とキャパシタ366を収容する共振タンク362を2つ
のインダクタ374,376に対し密接な有効近接状態
に配置することにより、正のフィードバックあるいは
“アクティブ”の発振モードが生成され、そしてこれ
は、図23に示したように、共振タンク362と2つの
インダクタ374,376との間に生成される結合効果
により変化させることができる。
【0073】図25Aは、インダクタ374の1つのル
ープ378と第2インダクタ376の1つのループ38
0とを示しており、その結合電流I1とI2とは、同一
方向に流れているとして示している。インダクタ37
4,376が空間においてこれとは異なったように配置
される場合、電流I1とI2は、図25Bに示すよう
に、互いに反対の方向に流れることになる。結合電流I
1とI2が同一方向に流れている場合、正のフィードバ
ックが増幅器372に生成される。電流I1とI2が互
いに逆に流れている場合、負のフィードバックが増幅器
372に生成される。
【0074】増幅器372の位相バランスは、負のフィ
ードバックのレベルと位相が正のフィードバックのレベ
ルおよび位相と等しいときに起きる。正(または負)の
フィードバックは、増幅器372の出力と入力を、この
フィードバック経路に沿って抵抗器を使用して接続する
ことにより配置することができる。この抵抗器の値は、
インダクタ374,376が生成する負(または正)の
フィードバックの補償を行うように調節することもでき
る。ここで再び、インダクタ374,376は、図23
および図24に示したのと同じように、異なった角度α
または距離Lの下で位置決めし離間させることができ、
そしてこれは、フィードバックのレベルおよび位相を変
化させる。もし抵抗器が生成する正のフィードバックが
2つのインダクタ374,376が生成する負のフィー
ドバックよりも強い場合、増幅器372は“アクティ
ブ”の発振モードにある。負フィードバックが正フィー
ドバックと等しいかあるいはこれよりも強い場合には、
増幅器372は、“待機”の発振を生じない非発振モー
ドにあり、これは、本発明にとっては望ましい構成であ
る。言い換えれば、フィードバックは、インダクタ37
4,376の位置決めとフィードバック経路内の抵抗の
値とに基づき、正にあるいは負に調節することができ
る。その抵抗は、方式的には、インダクタ374,37
6を適切に配置した後において、歪み目的に対し感度を
調節する。フィードバック抵抗により本質的に決まる増
幅器372のこの感度は、位相がどれ程正にあるいは負
にシフトするかを決める一方で、インダクタ374,3
76の配置は、どこでその位相が正から負へのフィード
バックにシフトするかを決める。
【0075】インダクタ374と376との間の結合効
果を微調整するため、図23に示したように、また図6
に関して図示し記述したように、薄い金属ストリップ3
82を使用することができる。インダクタ374,37
6の相互の電磁界内で金属ストリップ382の位置を変
化させると、この電磁界を変化させることができ、その
結果インダクタ374と376との間の結合効果をより
強くあるいはより弱くする。言い換えれば、薄い金属ス
トリップ382を使用することにより、インダクタ37
4と376との間の電磁結合効果を増減させて、受信器
370の製造工程中に受信器370をチューンアップす
ることで許容誤差効果を補償する。この同じ技法は、受
信器370に対し密接な近接状態に配置した共振タンク
362の影響に対し受信器370の感度を調節するのに
も使用できる。増幅器372が“待機”モード(その正
のフィードバックが誘導性負フィードバックにより補償
されることを意味する)にあるとすると、このとき密接
な近接状態に配置することにより、増幅器の自己発振周
波数を同じ周波数の同調させた共振タンク362は、こ
れにより増幅器372の位相バランスをシフトさせ、そ
して共振タンク364の全インピーダンスに依存する振
幅および周波数で発振を生成する。他方、圧力を共振タ
ンクのインダクタ364のインダクタンス変化に移す圧
力トランスジューサ368は、その位相バランスを変化
させることによりそれら変化を受信器370に伝達する
状態を提供することができる。
【0076】図26には、上記のロジックを示してい
る。ここで、センサ・トランスジューサ356は、圧力
センサ・トランスジューサ368が検知したタイヤ圧P
(ブロック382で識別)を、インダクタ364のイン
ダクタンスLの変化(ブロック384で識別)に変換
し、その結果として、これにより共振タンク362の共
振周波数Fの変化(ブロック386により識別)に至
る。この新たな共振周波数Fは、受信器370内の2つ
のインダクタ374,376が生成するフィードバック
の位相に影響する。この影響は、増幅器372の発振変
化をもたらし、そしてこれは、測定して実際の圧力変化
と相関させることができる。
【0077】次に図27Aおよび図27Bを参照する
と、これには、本発明の第3の好ましい実施形態の教示
による受動型センサ・トランスジューサ356を詳細に
示している。受動型センサ・トランスジューサ356
は、電源を全く必要とせず、そして導電性表面390を
もつ堅い絶縁体ベース388を含んでいる。薄い金属の
スプリング状または弾性のダイアフラム392は、ベー
ス388にハンダ付けまたは接着剤で接着して気密封止
した空気チャンバ394を形成し、これは、通常の大気
圧下の空気を含む。膜またはダイアフラム392の内側
表面には、高いレベルの透磁率をもつ小さな長方形のフ
ェライト片396を付着させる。ベース388には“馬
蹄”または“U字型”のフェライト材料片398を恒久
的に装着し、そしてこれもまた、チャンバ394に対し
気密封止する。ベース388の外側には、4ターンまた
はコイルをもち、約1.5インチ(約3.8cm)から
約2インチ(約5.1cm)の径をもつフラットなイン
ダクタ364を装着し、そしてこれは、ベース388と
“馬蹄”または“U字型”のフェライト材料片398と
の間に配置する。またインダクタ364には、図27B
に明瞭に示すように、キャパシタ366を結合する。こ
の構成は、396および398から形成した強磁性のコ
アをもつインダクタ364を形成し、このコアは、膜3
92に印加される圧力Pに依存して変動する可変ギャッ
プGを有する。圧力Pがセンサ・トランスジューサ35
6に印加されると、ダイアフラムまたは膜392は、下
方に湾曲し、これによりフェライト素子396および3
98が形成するフェライト・コアにおけるギャップGの
距離を変化させる。センサ・トランスジューサ356
は、非常に敏感であって、数ミクロンの非常に小さなギ
ャップ変化Gでも、インダクタ342のインダクタンス
Lを、フェライト・コアなしのその元のインダクタンス
Lから約300−900パーセントにまでかなり上昇さ
せる。このギャップ変化Gの好ましい距離は、約0μm
から約500μmとの間である。このインダクタンス変
化は、フェライト素子396および398に対し使用す
るフェライト材料の高い透磁率レベルのため可能であ
り、そしてこの材料は、約10000の透磁率μを与え
る。
【0078】図28Aおよび図28Bに移ると、これに
は、センサ・トランスジューサ356’の第2の実施形
態を示している。センサ・トランスジューサ356’は
図27Aおよび図27Bに示すセンサ・トランスジュー
サ356と実質上同じであるが、ただし、1対の“U字
型”フェライト素子400および402をインダクタ3
64の周りに配置している。フェライト素子400と4
02との間のギャップG内には、フォーム材料404の
内部に捕捉した空気の多くのマイクロバブルを含みそし
て通常の大気圧の下で密閉した圧力感知形ラバーフォー
ム材料404を配置している。外部の圧力Pを印加する
と、材料404は、収縮して“U字型”フェライト素子
400および402が形成するフェライト・コアのギャ
ップGの変化をもたらす。ここで再び、ギャップGの変
化は、インダクタ364のインダクタンスLを相当変化
させる。
【0079】図27および図28に示した両センサ構成
に関しては、フラット・インダクタ364のインダクタ
ンス変化は、以下の通り記すことができる。
【0080】
【数4】
【0081】ここで、w2は、フラット・インダクタ3
64内のターン数であり、miは、強磁性コアにより覆
われたインダクタ部分(図27Bおよび図28Bを参
照)の長さであり、Rbは、空気ギャップ(G)の磁気
抵抗である。Rbは、以下の通り記すことができる。
【0082】
【数5】
【0083】ここで、S2は、フェライト・コアの断面
積であり、μ0は、透磁率である。これら2つの式(す
なわち式(1)と(2))を組み合わせると、インダク
タンスLは、次のように記すことができる。
【0084】
【数6】
【0085】この式から、ギャップ距離(G)の非常に
小さな変化でも、相当なインダクタンス(L)変化をも
たらすことが判る。一方、LC並列共振タンク362の
共振周波数に関する周知の式を使うと、センサ共振周波
数がどのように圧力の下でのギャップ変化と共に変化す
るかが判る。
【0086】
【数7】
【0087】次に図29および図30を参照すると、デ
ジタル・ディスプレイ・インターフェース406を伴う
受信器370を、対応する出力波形と共に詳細に示して
いる。受信器370は、2段増幅器を含み、これは図2
3の増幅器372を形成する。この2段増幅器372
は、第1のオペアンプ408を含み、これは、第2のオ
ペアンプ410と電気的伝達状態にある。抵抗器R1,
R2,R3およびR4は、増幅レベル、並びにこの2段
オペアンプ408,410のフィードバック感度を決め
る。抵抗器R1,R2,R3およびR4はまた、2段増
幅器372のフィードバック経路も形成する。受信器の
コイルL1とキャパシタC1は、入力共振タンクを形成
する。受信器コイルL2は、トランジスタ電流増幅器T
1を介して、第2オペアンプ410の出力に接続する。
抵抗器R5およびR6は、オペアンプ408,410を
通るDC電流のレベルを調整するのに使用し、そしてこ
れらは分圧器として作用する。抵抗器R7,R8はキャ
パシタC2と一緒になって、そのモードを設定しトラン
ジスタT1をバイアスするのに使用する。
【0088】圧力感知形フェライト・コアを有するセン
サ・トランスジューサ356が受信器370の2つのイ
ンダクタL1,L2の電磁界内に入るかあるいは交差す
ると、図30Aに示した通り、1つのパックの矩形波発
振が、図29に示すポイントAにおいて、第2オペアン
プ410の出力に発生される。この矩形波の発振周波数
は、測定圧力に依存し、そしてこの矩形波の持続時間
は、タイヤ回転速度に依存する。この矩形波発振がデジ
タル・ディスプレイ・デバイス406に入力され、そし
てこのデバイスは、そのアナログ測定値をデジタル出力
に変換する。矩形波発振は先ず、周波数およびデューテ
ィーサイクルを調節することができる関数発生器である
パルス形成器412に印加される共に、パルス検出器4
14にも印加される。パルス形成器412は、パルス検
出器414と共にデジタル・パルスを形成し、そしてこ
れらパルスは、カウンタ416によりカウントし、この
カウンタ416は、水晶共振器418によりパルス形成
器420を介して同期させる。パルス検出器414から
の出力波形は、図30Bに示している。スイッチ422
は、このスイッチ422を付勢したときにパルス形成器
412を活性化する。
【0089】プログラマブル・メモリ424は、測定し
た圧力の周波数と実際のデジタル表現との間の関係につ
いての“真理値表”を保持または保有している。パルス
形成器412からの出力426には、全ての遷移プロセ
スが終わった時点を表す図30Cに示した矩形波を出力
し、そしてカウンタ416は、このため、図30Dに示
すように、アナログ受信器370から来ている実際の周
波数を信頼性良く決定することができる。出力426の
矩形波が終わると、2つの追加のパルスを形成する。第
1に、図30Eに示すようにパルス形成器412の出力
428において、そして図30Fに示すように第2のパ
ルスをパルス形成器412の出力430においてであ
る。第1のパルスは、カウンタ416をリセットし、そ
して第2のパルスは、トリガ432をフリップさせて、
カウンタ416からのカウントした数をマイクロプロセ
ッサ436のメモリ434に記憶した固定の数と比較で
きるようにする。この比較の結果は、プログラマブル・
メモリ424により信号に移し、そしてこれは、LCD
ドライバ428を通して、ディスプレイ440上におけ
る測定した圧力のデジタル表現を制御する。
【0090】GMPS354の第3の実施形態は、タイ
ヤ内の圧力を、センサ・トランスジューサ356を使っ
て正確に識別するよう動作可能であり、そしてそのセン
サ・トランスジューサは、フェライト・コアを介してイ
ンダクタ364のインダクタンスLを変化させる。受信
器370は、好ましくは、“待機”非発振モードにある
ように構成し、これにより、インダクタ374,376
の方位が、このモードにおいて増幅器372の入力と出
力との間に負のフィードバックを生成する。センサ・ト
ランスジューサ356が受信器370に対し有効近接状
態に配置されると、受信器は、“待機”モードから“ア
クティブ”発振モードに代わり、そしてこの発振モード
で、発振が共振タンク362の共振周波数に依存して変
化する。この共振周波数は、タイヤ圧に依存して変化
し、したがってこの周波数変化に関係するよう相関させ
ることができる増幅器372の発振周波数を変化させ
る。
【0091】以上の説明で本発明の単なる例の実施形態
を開示し記述した。この説明および添付の図面および特
許請求の範囲から当業者には容易に理解されるように、
種々の変形、変更、修正が本発明の要旨および範囲から
逸脱せずに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ圧モニタ・システムを含む自動
車車両のドライブトレーンの上面図。
【図2】図1に示したシステム内のタイヤ圧センサの第
1の好ましい実施形態の電気回路図。
【図3】Aは、図2に示したシルフォン実施形態につい
て1部横断面の正面立面図であり、Bは、図2に示した
第2の代替のシルフォン実施形態の横断面図。
【図4】図1に示したシステムの受信器の第1の好まし
い実施形態の簡単化した電気回路図。
【図5】図4に示した2つの導体コイルが発生する電磁
束を示す電気的概略図。
【図6】図4に示した2つの導体コイルの配置を示す概
略図。
【図7】センサが回転して受信器と有効近接状態となっ
たときに、図4の受信器に対する図2のセンサの影響を
示す簡単化した電気回路図。
【図8】本発明の図4の受信器と図2のセンサの詳細な
電気回路図であり、受信器をより詳細に示す図。
【図9】AとBは、図8に示した演算増幅器と検出器か
らの電圧出力を時間に対して示すグラフ。
【図10】図1に示したシステムのLEDインターフェ
ースの電気回路図。
【図11】AとBは、本発明の第2の好ましい実施形態
によるタイヤ圧モニタ・システムの圧力感応キャパシタ
を含むセンサの代替実施形態を示す。
【図12】Aは、本発明の第2の好ましい実施形態によ
るシステムの受信器の電気回路図であり、Bは、Aの受
信器の電圧出力を図式的に示す。
【図13】受信器のインダクタンスの一定値の下での、
図12のAに示した受信器の出力における発振周期T対
内部タイヤ圧をグラフで示す。
【図14】本発明の第2の好ましい実施形態によるシス
テムの測定および表示の特徴を示す電気回路図。
【図15】図14に示したコンバータ・ブロックの機能
的な電気回路図。
【図16】図15の回路内の種々の点において測定した
電圧のヒストグラムである。
【図17】本発明の第2の実施形態で利用するプロセッ
サのメモリに記憶した、タイヤ内圧力の記録値を示すグ
ラフ。
【図18】第1の装着技法によりリムに装着した図2に
図示のセンサの透視図。
【図19】第2の装着技法によりリムに装着した図2に
図示のセンサの透視図。
【図20】第3の装着技法によりリムに装着した図2に
図示のセンサの横断面図。
【図21】図18−図20に示したリムに装着した図2
に図示のセンサの1部分の横断面図。
【図22】本発明の第3の好ましい実施形態によるタイ
ヤ圧モニタ・システムを示す。
【図23】センサを受信器に対し有効近接状態に回転さ
せたときに、図22の受信器に対する図22のセンサの
影響を示す簡単化した電気回路図。
【図24】図23に示した2つのインダクタ・コイルの
第2の配置を示す概略図。
【図25】AとBは、図23に示したインダクタL1の
1つのループとインダクタL2の1つのループを示す電
気回路図であって、インダクタ電流が同一方法および反
対方向で示している。
【図26】図23に示したセンサと受信器との間の相互
作用からのロジック・シーケンスを示す。
【図27】AとBは、図23に示したセンサの第1の好
ましいセンサ実施形態を示す。
【図28】AとBは、図23に示したセンサの第2の好
ましいセンサ実施形態を示す。
【図29】本発明の第3の好ましい実施形態の教示にし
たがい、図22に示した受信器を、測定およびディスプ
レイ回路と共に示す電気回路図。
【図30】図29の回路内の種々の部分において測定し
た電圧のヒストグラム。
【符号の説明】
12 ドライブトレーン 10 タイヤ圧モニタ・システム(TPMS) 14a−d センサ・トランスジューサ 16a−d タイヤ 20a−d 受信器 30 内側タイヤ・エッジ 32 回路 34 インダクタ 36 キャパシタ 38 スイッチング素子 42 スイッチ 40 シルフォン 44 カバー 46 ベース 62,64 インダクタ 70 増幅器 80 LEDインジケータ・インターフェース 83a−d 発光ダイオード(LED) 94 演算増幅器 102 カスケード増幅器 114 カウンタ 116 発振器 117,118 インバータ 119 ブザー 300 リム 302 第1ハウジング 304 第2ハウジング 306 導体 308 頂部ファイバガラス・カバー 310 ベース 312 圧力センサ 314 フレキシブルのディスク 316 空気キャビティ 318 導電性マウント 320 第1箔導体 322 第2導体 323 絶縁体 324 金属バンド 326 Oリング 328 エッジ 330 ポリエチレン体 332 ネジ 334 第2装着ネジ 336 第2箔 338 弾性導電性クランプ 340 リベット 342 箔
フロントページの続き (71)出願人 598005959 5445 Corporate Drive, Suite 400,Troy,Michi gan 48098−2683,United S tates of America (72)発明者 スラヴィク・イサコフ カナダ国エム5エム・4エヌ6,オンタリ オ,ノース・ヨーク,リドリー・ブールバ ード 262,アパートメント 811 (72)発明者 ボリス・コンチン カナダ国エル4ビー・1エヌ7,オンタリ オ,リッチモンド・ヒル,エイヴォンリ ー・プレイス 9

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の少なくとも1つのタイヤの圧力をモ
    ニタするタイヤ圧モニタ・システムであって、 前記車両の前記少なくとも1つのタイヤに対し相対的に
    装着したセンサであって、前記少なくとも1つのタイヤ
    内のタイヤ圧を検知するよう動作可能な、前記のセンサ
    と、 前記タイヤの外側の場所にてしかも前記センサに対し近
    接状態内で前記車両に対し相対的に装着した受信器であ
    って、該受信器が、前記センサが検知した前記タイヤ圧
    を表す信号を発生し、前記受信器が、第1インダクタ
    と、第2インダクタとフィードバック経路を有する増幅
    器とを含み、前記第1インダクタと前記第2インダクタ
    とを互いに対し配置することにより、前記第1インダク
    タと前記第2インダクタとの間に電磁的結合を生成した
    ときに、前記フィードバック経路における前記結合から
    のフィードバックが実質上ゼロのフィードバックかある
    いは負のフィードバックのいずれかとなるようにした、
    前記の受信器と、 前記受信器と伝達状態にあって、前記受信器が発生する
    前記信号に基づいてタイヤ圧状態を供給するタイヤ圧状
    態インジケータと、から成るタイヤ圧モニタ・システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシステムであって、前記セ
    ンサは、受動形のインダクタ/キャパシタ(LC)回路
    から成ること、を特徴とするタイヤ圧モニタ・システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のシステムであって、前記受
    動形LC回路は、前記タイヤ圧が所定パラメータの外側
    になったときに導通状態となり、前記タイヤ圧が前記所
    定パラメータ内に入ったときに非導通状態となること、
    を特徴とするタイヤ圧モニタ・システム。
  4. 【請求項4】請求項2記載のシステムであって、前記受
    動形LC回路は、前記タイヤ圧が変化するとき前記イン
    ダクタのインダクタンスLを変化させること、を特徴と
    するタイヤ圧モニタ・システム。
  5. 【請求項5】請求項1記載のシステムであって、前記セ
    ンサは、第1ハウジングおよび第2ハウジング内に収容
    し、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングは、前記
    少なくとも1つのタイヤのリムに装着すること、を特徴
    とするタイヤ圧モニタ・システム。
  6. 【請求項6】請求項5記載のシステムであって、前記第
    1ハウジングは、前記リムのエッジに装着し、前記第2
    ハウジングは、前記タイヤ内の前記リム上に装着するこ
    と、を特徴とするタイヤ圧モニタ・システム。
  7. 【請求項7】第1のパラメータをモニタするモニタ・シ
    ステムであって、 前記第1パラメータを検知するよう動作可能な、第1の
    位置に配置したセンサと、 前記第1位置から離れた第2の位置にしかも前記センサ
    に対し近接状態内に配置した受信器であって、該受信器
    が、前記第1パラメータを表す信号を発生するよう動作
    可能であり、前記受信器が、第1インダクタと、第2イ
    ンダクタとフィードバック経路を有する増幅器とを含
    み、前記第1インダクタと前記第2インダクタとを互い
    に対し配置することにより、前記第1インダクタと前記
    第2インダクタとの間に電磁的結合を生成したときに、
    前記フィードバック経路における前記結合からのフィー
    ドバックが実質上ゼロのフィードバックかあるいは負の
    フィードバックのいずれかとなるようにした、前記の受
    信器と、 前記受信器と伝達状態にあって、前記第1パラメータを
    ユーザに供給するインジケータと、から成るモニタ・シ
    ステム。
  8. 【請求項8】請求項7記載のシステムであって、前記セ
    ンサは、前記車両の1つのタイヤに対し相対的に装着
    し、前記受信器は、前記車両に対し相対的に装着し、こ
    れにより、前記センサが、前記タイヤのタイヤ圧を検知
    するよう動作可能であること、を特徴とするモニタ・シ
    ステム。
  9. 【請求項9】請求項7記載のシステムであって、前記セ
    ンサは、受動形のインダクタ/キャパシタ(LC)回路
    であり、該回路は、前記第1パラメータが所定の範囲の
    外側になったときに導通状態となり、前記第1パラメー
    タが前記所定範囲内に入ったときに非導通状態となるこ
    と、を特徴とするモニタ・システム。
  10. 【請求項10】請求項7記載のシステムであって、前記
    センサは、キャパシタと、前記第1パラメータに比例し
    て変動するインダクタンスLをもつインダクタと、を有
    する受動回路を含むこと、を特徴とするモニタ・システ
    ム。
  11. 【請求項11】請求項8記載のシステムであって、前記
    センサは、第1ハウジングおよび第2ハウジング内に収
    容し、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングは、前
    記タイヤを含む前記車両のリムに装着すること、を特徴
    とするモニタ・システム。
  12. 【請求項12】請求項7記載のシステムであって、前記
    フィードバック経路における前記フィードバックは、前
    記センサが前記受信器と有効近接状態にありかつ前記受
    信器と電磁的に結合されているときに正のフィードバッ
    クであること、を特徴とするモニタ・システム。
  13. 【請求項13】車両のリムに装着した少なくとも1つの
    タイヤの圧力をモニタするタイヤ圧モニタ・システムで
    あって、 第1ハウジングおよび第2ハウジング内に収容したセン
    サであって、前記第1ハウジングと前記第2ハウジング
    が、前記リムに装着しかつ互いに電気的に伝達状態にあ
    る、前記のセンサと、 前記少なくとも1つのタイヤの外側の場所にてしかも前
    記センサに対し近接状態内で前記車両に対し相対的に装
    着した受信器であって、該受信器が、前記センサと電磁
    的に結合されて前記センサが検知した前記圧力を表す信
    号を発生するよう動作可能である、前記の受信器と、 前記受信器と伝達状態にあって、前記受信器が発生する
    前記信号に基づいてタイヤ圧状態を表示するよう動作可
    能なタイヤ圧状態インジケータと、から成るタイヤ圧モ
    ニタ・システム。
  14. 【請求項14】請求項13記載のシステムであって、前
    記第1ハウジングは、前記リムのエッジに装着し、前記
    第2ハウジングは、前記少なくとも1つのタイヤ内の前
    記リム上に装着すること、を特徴とするタイヤ圧モニタ
    ・システム。
  15. 【請求項15】請求項13記載のシステムであって、前
    記第1ハウジングはインダクタを含み、前記第2ハウジ
    ングは圧力トランスジューサを含むこと、を特徴とする
    タイヤ圧モニタ・システム。
  16. 【請求項16】請求項15記載のシステムであって、前
    記第1インダクタは、第1の平面に沿って前記リムに装
    着し、前記第1平面は、前記受信器内に収容した第1イ
    ンダクタおよび第2インダクタの第2の平面に対し実質
    上平行であること、を特徴とするタイヤ圧モニタ・シス
    テム。
  17. 【請求項17】請求項13記載のシステムであって、前
    記第2ハウジングは、前記第2ハウジングおよび前記リ
    ムの周りに配置したOリングの周囲に巻いた調節可能な
    金属バンドによって前記リムに装着したこと、を特徴と
    するタイヤ圧モニタ・システム。
  18. 【請求項18】請求項13記載のシステムであって、前
    記第2ハウジングは、接着剤により前記リムに装着した
    こと、を特徴とするタイヤ圧モニタ・システム。
  19. 【請求項19】請求項15記載のシステムであって、前
    記第1ハウジング内の前記インダクタは、前記リムに対
    し実質上垂直に装着し、しかも前記インダクタの中心軸
    が前記リムのエッジよりも実質上上となるように配置し
    たこと、を特徴とするタイヤ圧モニタ・システム。
  20. 【請求項20】第1のパラメータをモニタするモニタ・
    システムであって、 第1の場所に配置したセンサであって、該センサが、フ
    ェライト・コアに対し相対的に配置したインダクタンス
    Lをもつインダクタを含み、前記フェライト・コアが、
    前記インダクタのインダクタンスLを変化させるよう動
    作可能であり、前記センサが前記第1パラメータを検知
    するよう動作可能である、前記のセンサと、 前記第1位置から離れた第2の位置にしかも前記センサ
    に対し近接状態内に配置した受信器であって、該受信器
    が、前記センサと電磁的に結合されて前記センサが検知
    した前記第1パラメータを表す信号を発生するよう動作
    可能である、前記の受信器と、から成るモニタ・システ
    ム。
  21. 【請求項21】請求項20記載のシステムであって、前
    記センサは、前記車両の1つのタイヤに対し相対的に装
    着し、前記受信器は、前記車両に対し相対的に装着し、
    これにより、前記センサが、前記タイヤのタイヤ圧を検
    知するよう動作可能であること、を特徴とするモニタ・
    システム。
  22. 【請求項22】請求項20記載のシステムであって、前
    記フィードバック経路における前記フィードバックは、
    前記センサが前記受信器と有効近接状態にありかつ前記
    受信器と電磁的に結合されているときに正のフィードバ
    ックであること、を特徴とするモニタ・システム。
  23. 【請求項23】請求項20記載のシステムであって、前
    記受信器は、第1インダクタと、第2インダクタとフィ
    ードバック経路を有する増幅器とを含み、前記第1イン
    ダクタと前記第2インダクタとを互いに対し配置するこ
    とにより、前記第1インダクタと前記第2インダクタと
    の間に電磁的結合を生成したときに、前記フィードバッ
    ク経路における前記結合からのフィードバックが実質上
    ゼロのフィードバックかあるいは負のフィードバックの
    いずれかとなるようにしたこと、を特徴とするモニタ・
    システム。
  24. 【請求項24】請求項20記載のシステムであって、前
    記フェライト・コアは、第1フェライト素子と第2フェ
    ライト素子とを含み、前記第1フェライト素子は、前記
    第2フェライト素子に対し相対的に配置することにより
    可変のギャップGを発生し、これにより、前記ギャップ
    Gを変化させたときに、前記インダクタの前記インダク
    タンスLが変化すること、を特徴とするモニタ・システ
    ム。
  25. 【請求項25】請求項24記載のシステムであって、前
    記ギャップGは、前記第1パラメータが変化するときに
    伸縮するよう動作可能な材料を含むこと、を特徴とする
    モニタ・システム。
  26. 【請求項26】請求項24記載のシステムであって、前
    記フェライト・コアの前記第1フェライト素子と前記第
    2フェライト素子とは、フレキシブルのダイアフラムに
    対し相対的に装着し、前記第1パラメータが変化すると
    き、前記フレキシブルのダイアフラムが動いて前記ギャ
    ップGを変化させること、を特徴とするモニタ・システ
    ム。
  27. 【請求項27】第1のパラメータをモニタするモニタ・
    システムであって、 前記第1の場所に配置した、前記第1パラメータを検知
    するよう動作可能なセンサと、 前記第1位置から離れた第2の位置にしかも前記センサ
    に対し近接状態内に配置した受信器であって、該受信器
    が、フィードバック経路をもつ増幅器を有し、該増幅器
    が、前記センサが前記受信器に電磁的に結合されていな
    いときには待機の非発振モードにあり、前記センサが前
    記受信器と電磁的に結合されているときにはアクティブ
    の発振モードにある、前記の受信器と、から成るモニタ
    ・システム。
  28. 【請求項28】請求項27記載のシステムであって、前
    記センサは、受動形のインダクタ/キャパシタ(LC)
    回路から成ること、を特徴とするモニタ・システム。
  29. 【請求項29】請求項28記載のシステムであって、前
    記受動形LC回路は、前記タイヤ圧が所定パラメータの
    外側になったときに導通状態となり、前記タイヤ圧が前
    記所定パラメータ内に入ったときに非導通状態となるこ
    と、を特徴とするタイヤ圧モニタ・システム。
  30. 【請求項30】請求項27記載のシステムであって、前
    記センサは、該センサが導通状態にありかつ前記受信器
    と有効近接状態にあるときに、前記受信器との電磁的結
    合をトリガすること、を特徴とするモニタ・システム。
  31. 【請求項31】請求項27記載のシステムであって、前
    記センサは、前記第1パラメータが変化するとき変化す
    るよう動作可能なインダクタンスLをもつインダクタを
    含むこと、を特徴とするモニタ・システム。
  32. 【請求項32】第1のパラメータをモニタするセンサで
    あって、 キャパシタと、 インダクタンスLをもつインダクタと、 前記インダクタに対し相対的に配置したフェライト・コ
    アであって、これにより前記フェライト・コアが前記イ
    ンダクタに対し相対的に動いたときに、前記インダクタ
    のインダクタンスLが、前記第1パラメータの変化に応
    答して変化するよう動作可能であること、を特徴とする
    センサ。
  33. 【請求項33】請求項32記載のセンサであって、前記
    フェライト・コアは、第1フェライト素子と第2フェラ
    イト素子を含み、これらは、互いの相対的に配置され
    て、前記第1パラメータの変化に応答して変化するよう
    動作可能なギャップGを形成すること、を特徴とするセ
    ンサ。
  34. 【請求項34】請求項33記載のセンサであって、前記
    第1フェライト素子は実質上長方形の形状を有し、前記
    第2フェライト素子は実質上“U”字形状を有するこ
    と、を特徴とするセンサ。
  35. 【請求項35】請求項33記載のセンサであって、前記
    第1フェライト素子は実質上U字形状であり、前記第2
    フェライト素子は実質上U字形状であること、を特徴と
    するセンサ。
  36. 【請求項36】請求項32記載のセンサであって、前記
    センサは、複数のコイルを含み、各コイルを、次のコイ
    ルの上に巻いてスパイラル状の形状を有する実質上フラ
    ットなコイルを形成すること、を特徴とするセンサ。
  37. 【請求項37】請求項33記載のセンサであって、前記
    インダクタは、前記第1フェライト素子と前記第2フェ
    ライト素子との間に通すこと、を特徴とするセンサ。
  38. 【請求項38】請求項33記載のセンサであって、前記
    第1パラメータの変化に応答して伸縮するよう動作可能
    な材料を、前記ギャップG内に配置すること、を特徴と
    するセンサ。
  39. 【請求項39】請求項33記載のセンサであって、前記
    第1フェライト素子と前記第2フェライト素子とは、フ
    レキシブルのダイアフラムに対し相対的に装着し、前記
    フレキシブルのダイアフラムが、前記第1パラメータの
    変化に応答して動いて前記ギャップGを変化させるこ
    と、を特徴とするセンサ。
  40. 【請求項40】第1のパラメータをセンサでモニタする
    受信器であって、 フィードバック経路をもつ増幅器と、 前記増幅器と電気的伝達状態の第1のインダクタと、 前記増幅器と電気的伝達状態の第2のインダクタと、前
    記増幅器が、前記センサが前記受信器に電磁的に結合さ
    れていないときには待機の非発振モードにあり、前記セ
    ンサが前記受信器と電磁的に結合されているときにはア
    クティブの発振モードにある、前記の第2のインダクタ
    と、から成る受信器。
  41. 【請求項41】請求項40記載の受信器であって、前記
    増幅器は、第1のオペアンプと第2のオペアンプとを有
    する2段増幅器を含むこと、を特徴とする受信器。
  42. 【請求項42】請求項40記載の受信器であって、前記
    第1インダクタは、前記増幅器の入力と電気的伝達状態
    にあり、前記第2インダクタは、前記増幅器の出力と電
    気的伝達状態にあること、を特徴とする受信器。
  43. 【請求項43】請求項40記載の受信器であって、前記
    第1インダクタと前記第2インダクタとは、互いに対し
    配置することにより、前記第1インダクタと前記第2イ
    ンダクタとの間に電磁的結合を生成したときに、前記セ
    ンサが前記受信器に対し電磁的に結合されていないと
    き、前記フィードバック経路における前記結合からのフ
    ィードバックが実質上ゼロのフィードバックかあるいは
    負のフィードバックのいずれかとなるようにしたこと、
    を特徴とする受信器。
  44. 【請求項44】請求項43記載の受信器であって、フィ
    ードバック経路におけるフィードバックは、前記増幅器
    が前記待機非発振モードにあるときに、実質上ゼロのフ
    ィードバックか負のフィードバックかのいずれか一方で
    あり、前記フィードバック経路は、前記増幅器が前記ア
    クティブの発振モードにあるときに、正のフィードバッ
    クであること、を特徴とする受信器。
  45. 【請求項45】請求項40記載の受信器であって、前記
    フィードバック経路は、前記増幅器の入力および前記増
    幅器の出力と電気的伝達状態にある複数の抵抗器により
    定めること、を特徴とする受信器。
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