JP2000074695A - レゾルバ - Google Patents

レゾルバ

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JP2000074695A
JP2000074695A JP10245552A JP24555298A JP2000074695A JP 2000074695 A JP2000074695 A JP 2000074695A JP 10245552 A JP10245552 A JP 10245552A JP 24555298 A JP24555298 A JP 24555298A JP 2000074695 A JP2000074695 A JP 2000074695A
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loop
resolver
shaped stator
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Yutaka Karasawa
豊 唐澤
Tsuneo Sugiura
恒雄 杉浦
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレゾルバは、励磁巻線と出力巻線とが
輪状ステータの同じ位置に設けられていたため、励磁巻
線の漏れ磁束が出力巻線と鎖交し、レゾルバ検出出力に
DCオフセットとして重畳していた。 【解決手段】 本発明によるレゾルバは、励磁巻線(3)
が輪状ステータ(1)の輪部(1A)に巻回され、各出力巻線
(4,5)が輪状ステータ(1)の各突出極(2)に巻回されてい
るため、励磁巻線(3)の漏れ磁束が出力巻線(4,5)に鎖交
することはなく、レゾルバ検出出力にDCオフセットが
重畳しないようにした構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変リラクタンス
型等のレゾルバに関し、特に、励磁巻線と出力巻線を異
なる位置に設けることにより、励磁巻線から出力巻線へ
の直接的な磁気結合をなくし、レゾルバ検出出力の精度
を向上させるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のレゾルバ
としては、一般に、図2で示される構成が採用されてい
た。すなわち、図2において符号1で示されるものは全
体形状が輪状で複数の突出極2を所定角度間隔で有する
輪状ステータであり、この各突出極2には、励磁巻線
3、第1、第2出力巻線4,5が一緒に巻回して設けら
れている。前記輪状ステータ1の内側には、ロータ6が
回転自在に設けられており、このロータ6の回転を前記
各出力巻線4,5によって出力電圧の変化として出力す
るように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレゾルバは、以
上のように構成されているため、次のような課題が存在
していた。すなわち、励磁巻線と出力巻線が突出極すな
わち同一スロット上に巻回されていたため、励磁巻線か
らの漏れ磁束が輪状ステータとロータ間のギャップを通
らずに出力巻線と鎖交し、出力巻線からのレゾルバ検出
出力にDCオフセットとして重畳することになってい
た。そのため、レゾルバ検出出力は、軸回転角に対して
正確なサイン出力とはならず、レゾルバ角度検出精度を
低下させることとなっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、励磁巻線と出力巻線を異な
る位置に設けることにより、励磁巻線から出力巻線への
直接的な磁気結合をなくし、レゾルバ検出出力の精度を
向上させるようにしたレゾルバを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるレゾルバ
は、輪状ステータに励磁巻線と出力巻線を設け、この輪
状ステータの内側にロータを回転自在に設けた構成より
なるレゾルバにおいて、前記励磁巻線と出力巻線とは異
なる位置に設けられている構成であり、また、前記励磁
巻線は、前記輪状ステータの各突出極間の輪部に設けら
れ、前記出力巻線は前記各突出極に設けられている構成
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるレ
ゾルバの好適な実施の形態について説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説
明する。図1において符号1で示されるものは、全体形
状が輪状で複数の突出極2を所定角度間隔で有する輪状
ステータであり、この各突出極2には、第1、第2出力
巻線4,5が巻回して設けられている。
【0007】前記輪状ステータ1の各突出極2間に形成
されている各輪部1Aには励磁巻線3が巻回して設けら
れており、各出力巻線4,5と励磁巻線3とは互いに異
なる位置に設けられている。
【0008】前記輪状ステータ1の内側には、ロータ6
が回転自在に設けられており、このロータ6の回転を前
記各出力巻線4,5によって出力電圧の変化として出力
するように構成されている。従って、励磁巻線からの漏
れ磁束が各出力巻線4,5に鎖交することを防止し、各
出力巻線4,5からの出力電圧のDCオフセット分を除
去することができる。なお、本発明は、可変リラクタン
ス型のレゾルバにも適用できるものである。
【0009】
【発明の効果】本発明によるレゾルバは、以上のように
構成されているため、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、励磁巻線と出力巻線とが別々に異なる位
置に設けられているため、励磁巻線からの漏れ磁束が出
力巻線に鎖交しなくなり、出力巻線からのレゾルバ検出
出力にDCオフセット分が重畳することをなくすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレゾルバを示す部分構成図であ
る。
【図2】従来のレゾルバを示す部分構成図である。
【符号の説明】
1 輪状ステータ 2 突出極 1A 輪部 3 励磁巻線 4,5 出力巻線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月14日(1999.10.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるレゾルバ
は、輪状ステータに励磁巻線と出力巻線を設け、この輪
状ステータの内側にロータを回転自在に設けた構成より
なるレゾルバにおいて、前記励磁巻線は、前記輪状ステ
ータの各突出極間の輪部に設けられ、前記出力巻線は前
記各突出極に設けられている構成である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA35 CA08 DA01 DB01 DB07 EA03 GA22 GA36 2F077 AA21 FF34 PP26 UU07 WW09 5H611 AA01 BB00 PP05 QQ03 RR01 TT05 UA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪状ステータ(1)に励磁巻線(3)と出力巻
    線(4,5)を設け、この輪状ステータ(1)の内側にロータ
    (6)を回転自在に設けた構成よりなるレゾルバにおい
    て、前記励磁巻線(3)と出力巻線(4,5)とは異なる位置に
    設けられていることを特徴とするレゾルバ。
  2. 【請求項2】 前記励磁巻線(3)は、前記輪状ステータ
    (1)の各突出極(2)間の輪部(1A)に設けられ、前記出力巻
    線(4,5)は前記各突出極(2)に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のレゾルバ。
JP10245552A 1998-08-31 1998-08-31 レゾルバ Expired - Fee Related JP3009389B1 (ja)

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