JP2000072911A - オレフィン系樹脂架橋発泡シート及び積層シート - Google Patents

オレフィン系樹脂架橋発泡シート及び積層シート

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JP2000072911A
JP2000072911A JP25681898A JP25681898A JP2000072911A JP 2000072911 A JP2000072911 A JP 2000072911A JP 25681898 A JP25681898 A JP 25681898A JP 25681898 A JP25681898 A JP 25681898A JP 2000072911 A JP2000072911 A JP 2000072911A
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resin
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olefin
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Kenji Kato
健二 加藤
Ippei Fujimoto
一平 藤本
Kazuo Yamagata
一雄 山形
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性及び柔軟性に優れ、熱成形性及び触感
が良好なオレフィン系樹脂架橋発泡シートを提供する。 【解決手段】 特定のオレフィン系樹脂からなり、か
つ、下記式(1)を満足するオレフィン系樹脂架橋発泡
シートを用いる。 A/B≦10 ・・・・(1) 但し、A:25%圧縮硬さ(kgf/cm2 )、B:見
掛け密度(g/cm3)を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオレフィン系樹脂架
橋発泡シート及び積層シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドア、インスツルメントパネル、
天井材等の車両用内装材として、耐熱性に優れたプロピ
レン系樹脂架橋発泡シートが好適に使用されており、ス
タンピング成形、真空成形、プレス成形、射出成形等に
より所望の形状に熱成形されている。例えば、特開平8
−224821号公報では、スタンピング成形用のプロ
ピレン系樹脂架橋発泡シートが示されている。
【0003】しかし、プロピレン系樹脂架橋発泡シート
は、一般に柔軟性に劣るため、見掛け密度を小さくして
も触感が悪く、また、見掛け密度を余り小さくしすぎる
と強度が低下するため、熱成形の際に架橋発泡シートが
破れるといった問題があった。
【0004】これに対して、樹脂架橋発泡シートに柔軟
性を付与するために、低密度ポリエチレン樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体等からなるエチレン系樹脂架橋
発泡シートを使用すると、耐熱性が不足するため、熱成
形の際に架橋発泡シートが破れたり、表皮材を積層する
際に表面が荒れて凹凸が生じ、外観が悪くなるといった
問題があった。
【0005】特に、スタンピング成形には耐熱性と強度
が要求される。このスタンピング成形向けに、架橋され
たオレフィン系樹脂発泡体(特公昭58−57452号
公報)や、表層部分の平均気泡径が200μm以下であ
るプロピレン系樹脂架橋発泡体に表皮材を貼り合わせた
成形品(特公平6−96273号公報)が提案されてい
る。しかしながら、上記発泡体を車両用内装材として使
用するには、より一層の柔軟性が要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐熱
性を低下させずに柔軟性を向上させ、しかも熱成形性及
び触感が良好なオレフィン系樹脂架橋発泡シート及びこ
の発泡シートを用いた積層シートを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のオレフィン系樹
脂架橋発泡シートは、示差走査熱量計を用いて測定した
結晶融解ピーク温度の少なくとも1つが140℃以上で
あるオレフィン系樹脂からなり、かつ、下記式(1)を
満足することを特徴とする。
【0008】A/B≦10 ・・・・(1) {但し、A:25%圧縮硬さ(kgf/cm2 )、B:
見掛け密度(g/cm3)を表わす}
【0009】本発明で使用されるオレフィン系樹脂とし
ては、例えば、プロピレン単独重合体;プロピレンを主
成分とするエチレン−プロピレン共重合体;プロピレン
を主成分とするエチレン−プロピレン−ブテン3元共重
合体;エチレンを主成分とするエチレン−プロピレン共
重合体等が挙げられ、これらは単独で使用しても2種以
上併用してもよい。尚、共重合体は、ランダム共重合
体、ブロック共重合体等のいずれであってもよい。
【0010】オレフィン系樹脂の示差走査熱量計を用い
て測定した結晶融解ピーク温度は、低くなると耐熱性が
低下し、得られる架橋発泡シートの熱成形時、表皮材積
層時等に表面が荒れて凹凸が生じ、外観が悪くなるの
で、結晶融解ピーク温度の少なくとも1つは140℃以
上に限定される。
【0011】本発明でいう結晶融解ピーク温度は、示差
走査熱量計を用いて以下の方法により測定した値であ
る。まず、約10mgのオレフィン系樹脂を白金パンに
入れ、加熱して一度溶融させる。次に、約5℃/分の速
度で−50℃まで冷却した後、約5℃/分の速度で昇温
し、示差走査熱量計(セイコー電子社製、商品名「SS
C5200型」)により結晶融解ピークの温度を測定す
る。
【0012】オレフィン系樹脂の曲げ弾性率は、大きく
なると得られる架橋発泡シートの25%圧縮硬さ及び見
掛け密度の関係が式(1)の範囲内になり難くなるの
で、5000kgf/cm2 以下が好ましく、より好ま
しくは3000kgf/cm2以下である。本発明でい
う曲げ弾性率は、オレフィン系樹脂をシートに成形した
後、JISK 7203に準拠して測定した値である。
【0013】また、オレフィン系樹脂のメルトインデッ
クス(以下、「MI」と記す)は、小さくなるとシート
化が困難になり、大きくなると伸び性及び強度が低下
し、熱成形性が低下するので、0.3〜10g/10分
が好ましく、より好ましくは0.4〜3g/10分であ
る。本発明でいうMIは、JIS K 7210に準拠
して測定した値である。
【0014】本発明のオレフィン系樹脂架橋発泡シート
は上記オレフィン系樹脂からなる。オレフィン系樹脂架
橋発泡シートの25%圧縮硬さは、大きくなると柔軟性
が低下して触感が悪くなるので、1kgf/cm2 以下
が好ましく、より好ましくは0.7kgf/cm2 以下
である。本発明でいう25%圧縮硬さは、JIS K
6767に準拠して測定した値である。
【0015】オレフィン系樹脂架橋発泡シートの見掛け
密度は、小さくなると圧縮回復性が低下し、大きくなる
と柔軟性が低下して触感が悪くなるので、0.02〜
0.2g/cm3 が好ましく、より好ましくは0.03
〜0.07g/cm3 である。本発明でいう見掛け密度
は、JIS K 6767に準拠して測定した値であ
る。
【0016】また、オレフィン系樹脂架橋発泡シートの
25%圧縮硬さ及び見掛け密度の関係を示す上記式
(1)の値は、大きくなると柔軟性が低下し、触感が悪
くなるので10以下に限定される。
【0017】オレフィン系樹脂架橋発泡シートの架橋度
は、小さくなると耐熱性が低下し、熱成形時、表皮材積
層時等に表面が荒れて凹凸が生じ、外観が悪くなり、大
きくなるとオレフィン系樹脂の発泡性が低下し、架橋発
泡シートが得られないので、25〜75%が好ましく、
特にスタンピング成形又は射出成形用として使用する場
合には、40〜75%が好ましく、より好ましくは50
〜65%である。
【0018】本発明でいう架橋度は以下の方法により測
定した値である。架橋発泡シートを厚さ方向にスライス
して、約100mgを精密に秤量したものを試料とし、
その気泡を潰し、120℃のキシレン100ml中に2
4時間浸した後、200メッシュのステンレス製金網で
濾過して金網上の不溶解分を真空乾燥する。次に、不溶
解分の重量を精密に測定し、以下の式により架橋度を算
出する。 架橋度(%)={E/F}×100 {但し、E:不溶解分の重量(mg)、F:試料の重量
(mg)を表わす}
【0019】本発明のオレフィン系樹脂架橋発泡シート
を得る方法としては、従来公知の任意の方法が採用で
き、例えば、上記オレフィン系樹脂に熱分解型発泡剤、
必要に応じて架橋助剤等を添加し、熱分解型発泡剤の分
解温度未満で溶融混練した後シートに押出し、該シート
に電離性放射線を照射して架橋した後、熱分解型発泡剤
の分解温度以上に加熱して発泡する方法が挙げられる。
【0020】上記熱分解型発泡剤は、上記オレフィン系
樹脂の溶融温度よりも高い分解温度を有するものであれ
ば特には限定されず、例えば、アゾジカルボンアミド、
ヒドラゾジカルボンアミド、アゾジカルボン酸アミド、
アゾジカルボン酸バリウム塩、ジニトロソペンタエチレ
ンテトラミン、ニトロソグアニジン、p,p’−オキシ
ビスベンゼンスルホニルセミカルバジド、トリヒドラジ
ンシンメトリックトリアジン、ビスベンゼンスルホニル
ヒドラジドバリウムアゾジカルボキシレート、アゾビス
イソブチロニトリル、トルエンスルホニルヒドラジド等
が挙げられ、これらは単独で使用しても2種以上併用し
てもよい。中でも、アゾジカルボンアミドが、分解の安
定性、取り扱いの安全性等が優れているので好ましい。
【0021】上記熱分解型発泡剤の添加量は、所望の見
掛け密度に応じて調整されるが、少なすぎたり多すぎた
りすると所望の見掛け密度が得られないので、上記オレ
フィン系樹脂100重量部に対し、1〜50重量部が好
ましく、より好ましくは1〜30重量部、さらに好まし
くは5〜25重量部である。
【0022】上記架橋助剤としては、例えば、ジビニル
ベンゼン、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリ
レート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ジビニルナフタレン、ビニルトルエン、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリアリルト
リメート、トリアリルシアヌレート等が挙げられ、これ
らは単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
【0023】上記架橋助剤の添加量は、所望の架橋度に
応じて調整されるが、少なすぎたり多すぎたりすると、
所望の架橋度が得られないので、上記オレフィン系樹脂
100重量部に対し、0.5〜30重量部が好ましく、
より好ましくは2〜15重量部である。
【0024】上記電離性放射線としては、例えば、電子
線、α線、β線、γ線等が挙げられる。電離性放射線の
照射量は、通常は1〜20Mradである。
【0025】尚、上記オレフィン系樹脂架橋発泡シート
には、物性を損なわない範囲で必要に応じて、2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールなどのフェノー
ル系、ジラウリルチオプロピオネートなどのイオウ系、
リン系、アミン系等の酸化防止剤;メチルベンゾトリア
ゾールなどの金属害防止剤;熱安定剤、顔料等の各種添
加剤が添加されていてもよい。
【0026】上記オレフィン系樹脂架橋発泡シートをス
タンピング成形に供する場合は、耐熱性や強度を付与す
る目的で、その一面に発泡シート(a)又は樹脂シート
(b)を積層した積層シートとして用いることが好まし
い。
【0027】上記発泡シート(a)としては、プロピレ
ン系樹脂単独或いはプロピレン系樹脂及びエチレン系樹
脂の混合物からなる発泡シートが好ましい。上記混合物
のプロピレン系樹脂の割合は、少なくなると耐熱性や強
度が不足するので60重量%以上が好ましく、より好ま
しくは80重量%以上である。
【0028】上記プロピレン系樹脂としては、例えば、
プロピレン単独重合体;プロピレンを主成分とするプロ
ピレン−エチレン共重合体;プロピレンを主成分とする
とエチレン−プロピレン−ブテン3元共重合体などが挙
げられ、これらは単独で使用しても2種以上を併用して
もよい。尚、共重合体はランダム共重合体、ブロック共
重合体等のいずれであってもよい。
【0029】上記エチレン系樹脂としては、例えば、低
密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン、
高密度ポリエチレン等のエチレン単独重合体;直鎖状低
密度ポリエチレン(LLDPE)、分岐状低密度ポリエ
チレン等のエチレン−α−オレフィン共重合体などが挙
げられ、これらは単独で使用しても2種以上を併用して
もよい。これらの中で、シートの弾性率が低く、伸度が
良好な低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン
及び分岐状低密度ポリエチレンが好ましい。
【0030】上記発泡シート(a)は、JIS K 6
767に準拠して測定される25%圧縮硬さC(kgf
/cm2 )と見掛け密度D(g/cm3 )との間で、下
記式(2)を満足することが好ましい。 C/D≧15 ・・・・(2) 式(2)の値が、小さくなるとスタンピング成形の型締
めの際に強度が不足して切断され易くなるので、15以
上が好ましい。
【0031】上記発泡シート(a)は、耐熱性や強度の
点から、見掛け密度は0.05〜0.3g/cm3 が好
ましく、厚さは0.05〜3mmが好ましく、より好ま
しくは0.8〜2mmであり、架橋度は50%以上が好
ましい。発泡シート(a)の厚さが1mm以上のものを
スタンピング成形する場合は、真空成形等で予め予備成
形を行うことが好ましい。
【0032】上記発泡シート(a)の製造には、例え
ば、樹脂、熱分解型発泡剤、架橋助剤、その他の添加剤
などからなる樹脂組成物が用いられる。
【0033】上記オレフィン系樹脂架橋発泡シートと上
記発泡シート(a)との積層シートを得る方法として
は、例えば、以下の方法が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。 (イ)2基の押出機を用い、一方からオレフィン系樹脂
架橋発泡シート用樹脂組成物、他方から発泡シート
(a)用樹脂組成物をそれぞれ共押出し、得られた積層
体を架橋発泡させる。 (ロ)2基の押出機を用い、一方からオレフィン系樹脂
架橋発泡シート用樹脂組成物、他方から発泡シート
(a)用樹脂組成物をそれぞれ押出した後溶融状態で両
者を積層し、得られた積層体を架橋発泡させる。 (ハ)オレフィン系樹脂架橋発泡シート又は発泡シート
(a)のいずれか一方を得た後、他方を溶融状態で積層
して架橋発泡させる。 (ニ)オレフィン系樹脂架橋発泡シート及び発泡シート
(a)を得た後、両発泡シートの表面を短波長の赤外線
ヒータで溶融し、発泡シート同士を積層する。
【0034】上記樹脂シート(b)に使用される樹脂と
しては、プロピレン系樹脂、エチレン系樹脂等のオレフ
ィン系樹脂;熱可塑性エラストマーなどが挙げられ、こ
れらは単独で使用しても2種以上を併用してもよい。上
記プロピレン系樹脂とエチレン系樹脂としては、上記発
泡シート(a)で用いられるものと同様の樹脂が挙げら
れる。
【0035】上記樹脂シート(b)の厚さは、プロピレ
ン系樹脂からなる場合0.05〜0.7mm、エチレン
系樹脂からなる場合0.3〜1mm、両者の混合物から
なる場合0.08〜0.8mmがそれぞれ好ましい。樹
脂シート(b)が架橋シートの場合は、弾性率を低下さ
せるために架橋度30%以下が好ましい。また、樹脂シ
ート(b)がプロピレン系樹脂からなり、厚さが0.1
mm以上、エチレン系樹脂からなり、厚さが0.5mm
以上、或いは両者の混合物からなり、厚さが0.2mm
以上のものをスタンピング成形する場合は、真空成形等
で予め予備成形を行うことが好ましい。
【0036】上記オレフィン系樹脂架橋発泡シートと上
記樹脂シート(b)との積層シートを得る方法として
は、例えば、以下の方法が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。 (ホ)2基の押出機を用い、一方からオレフィン系樹脂
架橋発泡シート用樹脂組成物、他方から樹脂シート
(b)用樹脂組成物をそれぞれ共押出し、得られた積層
体を架橋発泡させる。 (ヘ)2基の押出機を用い、一方からオレフィン系樹脂
架橋発泡シート用樹脂組成物(i) 、他方から樹脂シート
(b)用樹脂組成物をそれぞれ押出した後溶融状態で両
者を積層し、得られた積層体を架橋発泡させる。 (ト)オレフィン系樹脂架橋発泡シートを得た後、樹脂
シート(b)用樹脂組成物を溶融状態で積層する。 (チ)オレフィン系樹脂架橋発泡シートを得た後、該発
泡シートの表面を短波長の赤外線ヒータで溶融し、樹脂
シート(b)を積層する。
【0037】オレフィン系樹脂架橋発泡シートを熱成形
する際には、通常はその一面に表皮材を積層することが
好ましい。オレフィン系樹脂架橋発泡シートの一面に発
泡シート(a)又は樹脂シート(b)が積層されている
場合は、もう一方の面に表皮材が積層される。上記表皮
材としては、従来使用される任意のものが使用でき、例
えば、オレフィン系樹脂シート、塩化ビニル系樹脂シー
ト、熱可塑性エラストマーシートなどの樹脂シートの
他、エステル系、アミド系、アクリル系などの合成繊
維、セルロース系などの天然繊維等が挙げられる。中で
も、オレフィン系樹脂シートを使用するのが、積層シー
トを廃棄した後に容易にリサイクルが可能なので好まし
い。
【0038】上記オレフィン系樹脂シートを構成するオ
レフィン系樹脂としては、従来使用されるものが使用で
き、例えば、プロピレン単独重合体、プロピレンを主成
分とするエチレン−プロピレン共重合体、プロピレンを
主成分とするエチレン−プロピレン−ブテン3元共重合
体等が挙げられる。尚、共重合体はランダム共重合体、
ブロック共重合体等のいずれであってもよい。
【0039】表皮材の積層方法は従来公知の任意の方法
が採用でき、例えば、接着剤による方法、熱ラミネート
による方法、押出ラミネートによる方法等が挙げられ
る。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げて本発明の態
様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
【0041】実施例及び比較例では、以下に示したオレ
フィン系樹脂を使用した。 ・ランダム共重合体(1):結晶融解ピーク温度が14
2℃、曲げ弾性率が900kgf/cm2 、MIが0.
45g/10分、密度が0.88g/cm3 、プロピレ
ン含有量が約30重量%のエチレン−プロピレンランダ
ム共重合体。 ・ランダム共重合体(2):結晶融解ピーク温度が14
8℃、曲げ弾性率が10000kgf/cm2 、MIが
2.2g/10分、密度が0.92g/cm3 、エチレ
ン含有量が約3.6重量%のエチレン−プロピレンラン
ダム共重合体。
【0042】・LLDPE:結晶融解ピーク温度が12
4℃、曲げ弾性率が3000kgf/cm2 、MIが8
g/10分、密度が0.910g/cm3 の1−オクテ
ンが共重合された直鎖状低密度ポリエチレン。 ・LDPE:結晶融解ピーク温度が108℃、曲げ弾性
率が2000kgf/cm2 、MIが4g/10分、密
度0.920g/cm3 の低密度ポリエチレン。
【0043】(実施例1、比較例1〜3)表1に示した
所定量のランダム共重合体(1)及び(2)、LLDP
E、LDPE、アゾジカルボンアミド(発泡剤)、1,
10−デカンジオールジメタクリレート(架橋助剤)並
びに有効量の2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノール(酸化防止剤)を約180〜190℃で溶融混練
した後、発泡剤の分解温度未満で2軸押出機により厚さ
1.4mmのシートに押出した。次に、該シートの両面
から電子線を照射して架橋した後、約280℃の熱風式
発泡炉で加熱発泡し、オレフィン系樹脂架橋発泡シート
を得た。
【0044】得られた架橋発泡シートの架橋度、厚さ、
25%圧縮硬さ[A]、見掛け密度[B]及びA/Bの
値は表1に示した通りであった。得られた架橋発泡シー
トについて、以下に示したように耐熱性、熱成形性及び
触感を評価した。
【0045】・耐熱性 上記架橋発泡シートの一面に、MIが2g/10分、密
度が0.92g/cm 3 、エチレン含有量が約3.6重
量%のエチレン−プロピレンランダム共重合体を、樹脂
温度220℃で、厚さ0.5mmになるように押出ラミ
ネートし、表皮材を積層した。尚、押出ラミネートの際
のロールクリアランスは2.5mmで行った。得られた
表皮材積層シートの表面を目視により観察し、結果を表
1に示した。 ○:表面に凹凸が見られず、外観は良好であった。 ×:表面に凹凸が生じていた。
【0046】・熱成形性 架橋発泡シートから500mm×500mmの試料を5
枚作製し、試料の四隅をクランプにて把持した後、試料
の両表面が160℃になるように加熱し、直径50mm
×深さ30mmの凹部を有する金型により真空成形を行
った。試料5枚全てについて真空成形を行い、試料が破
れることなく成形できた枚数を表1に示した。
【0047】
【表1】
【0048】尚、比較例1及び2で得られた架橋発泡シ
ートは、A/Bの値が10を超えていたため、触感が悪
かった。
【0049】(実施例2)ランダム共重合体(1)10
0重量部、アゾジカルボンアミド(発泡剤)10重量
部、1,10−デカンジオールジメタクリレート(架橋
助剤)3重量部並びに有効量の2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール(酸化防止剤)を約180〜1
90℃で溶融混練した後、発泡剤の分解温度未満で2軸
押出機により厚さ1.45mmのシートに押出した。次
いで、該シートの両面から2.2Mradの電子線を照
射して架橋した後、約260℃の熱風式発泡炉で加熱発
泡し、オレフィン系樹脂架橋発泡シートを得た。
【0050】別途、ランダム共重合体(2)80重量部
及びLLDPE20重量部、アゾジカルボンアミド(発
泡剤)4.5重量部、1,10−デカンジオールジメタ
クリレート(架橋助剤)4重量部並びに有効量の2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(酸化防止
剤)を約180〜190℃で溶融混練した後、発泡剤の
分解温度未満で2軸押出機により、厚さ0.7mmのシ
ートに押出した。次いで、該シートの両面から2.5M
radの電子線を照射して架橋した後、約280℃の熱
風式発泡炉で加熱発泡し、発泡シート(a)を得た。
【0051】上記オレフィン系樹脂架橋発泡シート及び
発泡シート(a)を、赤外線ヒーターを用いて熱ラミネ
ートにより積層し、厚さ3.9mmの積層シートを得
た。
【0052】(実施例3)実施例2で得られたオレフィ
ン系樹脂架橋発泡シートに、実施例2で得られた発泡シ
ート(a)を厚さ0.4mmにスライスし、赤外線ヒー
ターを用いて熱ラミネートにより積層した以外は、実施
例2と同様にして厚さ3.4mmの積層シートを得た。
【0053】(実施例4)ランダム共重合体(2)40
重量部及びLLDPE60重量部、アゾジカルボンアミ
ド(発泡剤)5.5重量部、1,10−デカンジオール
ジメタクリレート(架橋助剤)3重量部並びに有効量の
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(酸化
防止剤)を約180〜190℃で溶融混練した後、発泡
剤の分解温度未満で2軸押出機により厚さ0.7mmの
シートに押出した。次いで、該シートの両面から1Mr
adの電子線を照射して架橋した後、約280℃の熱風
式発泡炉で加熱発泡し、発泡シート(a)を得た。実施
例2で得られたオレフィン系樹脂架橋発泡シートに、上
記発泡シート(a)を赤外線ヒーターを用いて熱ラミネ
ートにより積層し、厚さ4mmの積層シートを得た。
【0054】(比較例4)ランダム共重合体(2)70
重量部及びLLDPE30重量部、アゾジカルボンアミ
ド(発泡剤)8重量部、1,10−デカンジオールジメ
タクリレート(架橋助剤)3重量部並びに有効量の2,
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(酸化防止
剤)を約180〜190℃で溶融混練した後、発泡剤の
分解温度未満で2軸押出機により厚さ1.4mmのシー
トに押出した。次いで、該シートの両面から2Mrad
の電子線を照射して架橋した後、約280℃の熱風式発
泡炉で加熱発泡し、オレフィン系樹脂架橋発泡シートを
得た。上記オレフィン系樹脂架橋発泡シートに、実施例
2で得られた発泡シート(a)を赤外線ヒーターを用い
て熱ラミネートにより積層し、厚さ4mmの積層シート
を得た。
【0055】(比較例5)LDPE100重量部、アゾ
ジカルボンアミド(発泡剤)9重量部並びに有効量の
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(酸化
防止剤)を約180〜190℃で溶融混練した後、発泡
剤の分解温度未満で2軸押出機により厚さ1.5mmの
シートに押出した。次いで、該シートの両面から4.5
Mradの電子線を照射して架橋した後、約280℃の
熱風式発泡炉で加熱発泡し、オレフィン系樹脂架橋発泡
シートを得た。このオレフィン系樹脂架橋発泡シート
に、実施例2で得られた発泡シート(a)を赤外線ヒー
ターを用いて熱ラミネートにより積層し、厚さ4mmの
積層シートを得た。
【0056】上記実施例2〜4及び比較例4,5で得ら
れたオレフィン系樹脂架橋発泡シートの架橋度、厚さ、
25%圧縮硬さ〔A〕、見掛け密度〔B〕及びA/Bの
値、並びに、発泡シート(a)の架橋度、厚さ、25%
圧縮硬さ〔C〕、見掛け密度〔D〕及びC/Dの値は表
2に示した通りであった。また、積層シートにつき、下
記の真空成形性及びスタンピング成形性の評価を行い、
その結果を表2に示した。
【0057】・真空成形性 積層シートから500mm×500mmの試料を5枚作
製し、試料の四隅をクランプにて把持した後、試料の両
表面が100℃になるように加熱して、直径50mm×
深さ20mmの凹部を有する金型を用いて、型側が架橋
発泡シート、凹部内面側が発泡シート(a)となるよう
にして真空成形を行った。試料5枚全てについて真空成
形を行い、試料が破れることなく成形できた枚数を表2
に示した。
【0058】・スタンピング成形性 上記真空成形品を5枚用意し、直径50mm×深さ25
mmの凹部を有する金型の上に置き、該金型の凹部内に
溶融した210℃のポリプロピレン樹脂(MI=15g
/10分)からなる骨材を供給した直後に、前記凹部と
嵌合する形状の凸部を有する金型で50kgf/cm2
の圧力で上から型押ししてスタンピング成形を行った。
真空成形品5枚全てについてスタンピング成形を行い、
発泡シート(a)面に骨材が侵入したり、熱で発泡体に
凹凸が生じたり、侵入した骨材により発泡シート(a)
が部分的に破断する等の不具合が生じることなく成形で
きた枚数を表2に示した。
【0059】
【表2】
【0060】(実施例5,6)表3に示した所定量のラ
ンダム共重合体(1)、アゾジカルボンアミド(発泡
剤)、1,10−デカンジオールジメタクリレート(架
橋助剤)並びに有効量の2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノール(酸化防止剤)を約180〜190℃
で溶融混練した後、発泡剤の分解温度未満で2軸押出機
により厚さ1.45mmのシートに押出した。次いで、
該シートの両面から2.2Mradの電子線を照射して
架橋した後、約260℃の熱風式発泡炉で加熱発泡し、
厚さ3mmのオレフィン系樹脂架橋発泡シートを得た。
この架橋発泡シート上に、ランダム共重合体(2)60
重量部及びLLDPE40重量部の混合物を、220℃
で表3に示した所定厚となるように押出しラミネートし
た後、クリアランス1.8mm間隔のロール間を通過さ
せて樹脂シート(b)を積層し、積層シートを得た。
【0061】(比較例6)ランダム共重合体70重量部
(2)及びLLDPE30重量部、アゾジカルボンアミ
ド(発泡剤)8重量部、1,10−デカンジオールジメ
タクリレート(架橋助剤)4重量部並びに有効量の2,
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(酸化防止
剤)を約180〜190℃で溶融混練した後、発泡剤の
分解温度未満で2軸押出機により厚さ1.4mmのシー
トに押出した。次いで、該シートの両面から2.7Mr
adの電子線を照射して架橋した後、約260℃の熱風
式発泡炉で加熱発泡し、厚さ3mmのオレフィン系樹脂
架橋発泡シートを得た。この架橋発泡シート上に、ラン
ダム共重合体(2)60重量部及びLLDPE40重量
部の混合物を、220℃で0.3mm厚となるように押
出しラミネートした後、クリアランス1.8mm間隔の
ロール間を通過させて樹脂シート(b)を積層し、積層
シートを得た。
【0062】(比較例7)LDPE100重量部、アゾ
ジカルボンアミド(発泡剤)9重量部並びに有効量の
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(酸化
防止剤)を約180〜190℃で溶融混練した後、発泡
剤の分解温度未満で2軸押出機により厚さ1.5mmの
シートに押出した。次いで、該シートの両面から4.5
Mradの電子線を照射して架橋した後、約260℃の
熱風式発泡炉で加熱発泡し、厚さ3mmのオレフィン系
樹脂架橋発泡シートを得た。この架橋発泡シート上に、
ランダム共重合体(2)60重量部及びLLDPE40
重量部の混合物を、220℃で0.3mm厚となるよう
に押出しラミネートした後、クリアランス1.8mm間
隔のロール間を通過させて樹脂シート(b)を積層し、
積層シートを得た。
【0063】上記実施例5,6及び比較例6,7で得ら
れたオレフィン系樹脂架橋発泡シートの架橋度、厚さ、
25%圧縮硬さ〔A〕、見掛け密度〔B〕及びA/Bの
値、並びに、樹脂シート(b)の厚さは表3に示した通
りであった。また、積層シートにつき、実施例2と同様
の真空成形性及びスタンピング成形性の評価を行い、そ
の結果を表3に示した。
【0064】
【表3】
【0065】
【発明の効果】本発明のオレフィン系樹脂架橋発泡シー
トは、上述したような構成であるので、耐熱性及び柔軟
性に優れており、真空成形、プレス成形等の熱成形性に
優れ、かつ、表皮材を積層した際にも表面凹凸が生じる
ことなく、外観が良好であると共に、良好な触感を有す
る。また、請求項3記載の積層シートは、上記オレフィ
ン系樹脂架橋発泡シートに発泡シート又は樹脂シートが
積層されているので、真空成形、スタンピング成形等の
熱成形に適しており、特に車両用内装材として好適に使
用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F074 AA16A AA17 AA20 AA25A AB03 AB05 AD12 AG04 BA13 BB25 BB27 CA22 CA29 CC04X CC22X CC32X CC32Y CC36Y CC42 CC46 CC48 CC49 CE02 DA04 DA08 DA20 DA23 DA24 DA35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 示差走査熱量計を用いて測定した結晶融
    解ピーク温度の少なくとも1つが140℃以上であるオ
    レフィン系樹脂からなり、かつ、下記式(1)を満足す
    ることを特徴とするオレフィン系樹脂架橋発泡シート。 A/B≦10 ・・・・(1) {但し、A:25%圧縮硬さ(kgf/cm2 )、B:
    見掛け密度(g/cm3)を表わす}
  2. 【請求項2】 オレフィン系樹脂の曲げ弾性率が500
    0kgf/cm2 以下である、請求項1記載のオレフィ
    ン系樹脂架橋発泡シート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のオレフィン系樹脂
    架橋発泡シートの片面に、下記式(2)を満足する発泡
    シート(a)又は樹脂シート(b)が積層されているこ
    とを特徴とする積層シート。 C/D≧15 ・・・・(2) {但し、C:25%圧縮硬さ(kgf/cm2 )、D:
    見掛け密度(g/cm3)を表わす}
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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