JP2000070540A - ゲーム機用組み立て外筐 - Google Patents

ゲーム機用組み立て外筐

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JP2000070540A
JP2000070540A JP10262339A JP26233998A JP2000070540A JP 2000070540 A JP2000070540 A JP 2000070540A JP 10262339 A JP10262339 A JP 10262339A JP 26233998 A JP26233998 A JP 26233998A JP 2000070540 A JP2000070540 A JP 2000070540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game machine
outer casing
face
plate
face plates
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Pending
Application number
JP10262339A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Yoshikawa
泰治 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansho Co Ltd
Original Assignee
Sansho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲーム機用組み立て外筐を合成樹脂によって
形成可能とする。 【構成】 ゲーム機Aを組み込む正面11を囲むように
配置される複数の樹脂製の面板12、13、14、15
と、正面11に対する背面板16と、補強のため複数の
面板12〜15に介在する補強枠20、20′とを有
し、複数の面板12〜15は互いに嵌まり合う嵌合構造
を持ち、各面板12…と補強枠20、20′とは結合子
21を用いて分解可能に結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンや
パチンコ機その他のゲーム機を組み込む正面が開放され
た、実質的に箱型の外筐に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばスロットマシンのメーカーでは、
従来、筐体(外箱)として合板材を用いた木工製品を使
用している。しかし自然保護のために伐採が規制され、
材料が入手しにくくなりつつある。また木工製品として
納品される従来の筐体は保管や運搬等のために大きなス
ぺースを必要とする。このため流通や保管のためのコス
トも高くつくという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたものであり、その課題は、木材資源に左右さ
れることなく、リサイクル可能な樹脂材料を使用するこ
とにより安定供給を可能とし、かつまた流通等に必要な
コストを削減することにある。
【0004】また本発明の他の課題は、樹脂製であるに
も拘らず金型改造の必要なく構成部品等の取付位置を自
由に選択することができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明のゲーム機用組み立て外筐は、ゲーム機を組
み込む正面を囲むように配置される複数の樹脂製の面板
と、正面に相対する背面板と、補強のために複数の面板
に介在する補強枠とを有し、複数の面板は互いに嵌まり
合う嵌合構造を持ち、各面板と補強枠を結合子を用いて
分解可能に結合した構成を有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るゲーム機用組み立て
外筐10は、ゲーム機Aを組み込む正面11が開放され
た、実質的に箱形のものである。
【0007】本発明に係る外筐10は、ゲーム機の化粧
盤を正面11に装着すると同時に、ゲーム機の構成部品
等を収めて取り付ける部分でもある。このため従来は、
構成部品等を例えばねじ止めによって容易に取り付けら
れる木工製品が使用されて来た。しかし本発明では樹脂
製として、ねじ止め等に対処するための止着手段を筐体
構成部材に付属させる。止着手段の具体的構成は該当箇
所において説明する。
【0008】この外筐10は、ゲーム機を組み込む正面
11を囲むように配置される複数の樹脂製の面板12…
を有する。面板12…は、外筐10が多くの場合6面体
であることから左、右面板12、13と上、下面板1
4、15及び正面に相対する背面板16とを含む。正面
11が三角形や六角形の場合には面板12…の個数も3
又は6等、辺数に応じて代わり得る。但し、開口面があ
る場合にはその箇所の面板は不要とするか、或いは枠状
のものを使用することができる。
【0009】図示実施例の場合、四角形正面11を囲む
左、右の面板12、13と上、下の面板14、15及び
背面板16とを有する。各面板12〜16は、ゲーム機
取り付け上通常予想される外力に十分に耐えられる厚味
を有する合成樹脂板によって形成される。
【0010】上記面板12…の特に、左面板12と右面
板13及び背面板16の内面には肉抜き状の凹部17を
形成する。この凹部17は、分厚い合成樹脂板から成る
面板12…の強度を維持しながら、重量を軽減する、と
同時に、樹脂製面板12…に前記止着手段を与えるため
にも利用される。つまりねじの取り付けが可能な小孔1
8aを複数設けたクッキー状取り付け片18を嵌め込む
ための凹部17を兼ねる。小孔18aに用いるねじはセ
ルフタッピングねじ等である。
【0011】例示の場合、左面板12と右面板13の内
面のほぼ全面に格子状に凸部19を形成し、その凸部1
9間が前記の凹部17とされている。この凹部17と凸
部19とから成る構造は樹脂の型成形や、盤状材に対す
る切削加工等によって形成することができる。なお、上
面板14と下面板15には止着手段を設けるようになっ
ていないが、設けることも可能である。
【0012】上記複数の面板12…間には補強枠20を
介在させて構造を十分強固なものとし、また複数の面板
12…は互いに嵌合構造により嵌め合わせられる。補強
枠20は複数の面板12…のいずれか或いは全部に組み
込まれて一体化され、そのような各面板12…と補強枠
20とが止めねじ等の結合子21を用いて分解可能に結
合される。
【0013】補強枠20は例えば左右2本の縦枠材2
2、23と、上下2本の横枠材24、25とから構成さ
れ、各枠材22〜25を左、右及び上、下の各面板1
2、13、14、15の内側に用意された凹陥部26、
27に組み込んで一体化することができる。図示の補強
枠は前後2組あり、共に同構造を有するので他方は同じ
符号にダッシュを付けて示す。
【0014】これらの補強枠20、20′は、例えば縦
枠材22、22′、23、23′を帯金により、また横
枠材24、24′、25、25′を軸材により形成する
ことができる。帯金から成る縦枠材22〜23′はそれ
がぴったり嵌まり込む角型凹陥部26に組み込まれ、軸
材から成る横枠材24〜25′は同様の半円状凹陥部2
7に組み込まれる。図3〜図5参照。上記横枠材24〜
25′は両端部に軸方向のめねじを形成しておき、前記
結合子21をねじ止めするための部材としても使用され
る。
【0015】複数の面板12〜16を嵌め合い状態にし
て組み立て、剛性向上を図るために、互いに嵌合可能な
突部28と凹溝29から成る嵌合構造が設けられる。嵌
合構造は各面板12〜16を箱型に組み合わせるときに
接する端部に、可能な限りの範囲にわたって設けること
ができる。図示の例では背面板16の4辺に突部28を
設けて、そこに凹溝29を持つ左、右、上、下の各面板
12〜15を嵌め合わせ、また上、下各面板14、15
の両端に突部28′を設けて、凹溝29′を持つ左、右
の各面板12、13を嵌め合わせる形態を取る。
【0016】上記に加えて棚板等として使用可能な中間
板30を組み入れることができる。中間板30は、外筐
10を仕切るように横または縦にセット可能なものであ
る。中間板30は外筐10の内部構造を利用して固定さ
れるものとすると、部材の点数を増さずに済むため好都
合である。例示の場合、横に仕切る中間板30の正面を
除く3辺に、前記の凸部19に嵌まる切欠31と、凹部
17に嵌まる突辺32を交互に設けた構成を有する。外
筐10の適当な箇所には手掛け部33を設けると良い。
またその他必要な開口や凹凸も適宜設けることができ
る。
【0017】このように構成された本発明に係る外筐1
0を組み立てるには、補強枠20、20′の縦枠材22
〜23′を左、右面板12、13に嵌め込み、また横枠
材24〜25′を上、下面板14、15に嵌め込む。外
筐10内にはゲーム機Aの構成部品や付属品その他が収
められるので、それらの取り付けのために必要な箇所の
左、右面板12、13及び背面板16の凹部17に、取
り付け片18を例えば接着しておく。また中間板30を
使用する際には、目的の位置に中間板30が嵌合できる
か否かを確認しておく。
【0018】次いで、例えば背板16を中心としてその
上、下、左、右の突部28に上面板14、下面板15そ
して左面板12、右面板13を凹溝29を合わせて、か
つまた、上、下面板14、15の突部28′と左、右面
板12、13の凹溝29′を合わせて、全体を箱型に組
み合わせる。必要な中間板30もその間に組み込む。各
部の凹凸嵌合ののち、左、右側板12、13の所定位置
に設けられた通孔34より結合子21としての止めねじ
を挿し込み、補強枠20の横枠24〜25′に形成され
ためねじ35に螺じ込む。図4参照。
【0019】かくして組み立てられた外筐10にはゲー
ム機Aの各構成部品等をねじ止め等の手段によって組み
込み、外筐10をケースとする1台のゲーム機を完成す
る。ゲーム機Aの正面化粧盤Bは、外筐10の正面の縁
部に例えばヒンジ36を用いて開閉式に取り付けられ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、リサイクル可能な樹脂材料を使用
することにより、安定供給が可能となり、ゲーム機の構
成部品等を木製外筐の場合とほぼ同様に自由に取り付け
られ、棚等の追加、除去も自由であるから、ゲーム機構
成部品等の取り付け場所が変更された場合でも金型改造
の必要なく対応可能であり、各面板はパネル状のため保
管上のスペースが少なくて済み、コストが削減され、使
用時に必要数量だけ取り出して組み立てられるので無駄
にを最大限省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム機用組み立て外筐の実施例
を示す分解斜視図。
【図2】同じく完成状態の斜視図。
【図3】中間を省略した縦断面図。
【図4】外筐結合部を示す部分縦断面図。
【図5】外筐要部を示す部分断面図。
【図6】ゲーム機と組み合わされた外筐の斜視図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月1日(1999.11.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明のゲーム機用組み立て外筐は、ゲーム機を組
み込む正面を囲むように配置される複数の樹脂製の面板
と、正面に相対する背面板と、補強のために複数の面板
に用意された凹陥部に組み込んで一体化される補強枠と
を有し、複数の面板は互いに嵌まり合う嵌合構造を持
ち、組み立て時、各面板と補強枠を結合子を用いて分解
可能に結合した構成を有するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、リサイクル可能な樹脂材料を使用
することにより、安定供給が可能となり、ゲーム機の構
成部品等を木製外筐の場合とほぼ同様に自由に取り付け
られ、棚等の追加、除去も自由であるから、ゲーム機構
成部品等の取り付け場所が変更された場合でも金型改造
の必要なく対応可能であり、各面板はパネル状のため保
管上のスペースが少なくて済み、コストが削減され、使
用時に必要数量だけ取り出して組み立てられるので無
最大限省くことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム機を組み込む正面が開放された、
    実質的に箱型の外筐であって、ゲーム機を組み込む正面
    を囲むように配置される複数の樹脂製の面板と、正面に
    相対する背面板と、補強のために複数の面板に介在する
    補強枠とを有し、複数の面板は互いに嵌まり合う嵌合構
    造を持ち、各面板と補強枠を結合子を用いて分解可能に
    結合したことを特徴とするゲーム機用組み立て外筐。
  2. 【請求項2】 面板は厚い合成樹脂板から成り、その一
    部に肉抜き状の凹部が形成され、その凹部はねじの取り
    付けが可能な小孔を設けた取り付け片を嵌め込む部分を
    兼ねる請求項1記載のゲーム機用組み立て外筐。
  3. 【請求項3】 内部を仕切るように横または縦にセット
    可能な中間板を有し、中間板の正面を除く3辺または左
    右2辺に、凹部に嵌まる突辺を設けて成る請求項2記載
    のゲーム機用組み立て外筐。
  4. 【請求項4】 補強枠は、左右2本の縦枠材と、上下2
    本の横枠材とから構成され、各枠材を左右及び上、下の
    各面板の内側に用意された凹陥部に組み込んで一体化し
    た構成を有する請求項1記載のゲーム機用組み立て外
    筐。
JP10262339A 1998-09-01 1998-09-01 ゲーム機用組み立て外筐 Pending JP2000070540A (ja)

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JP10262339A JP2000070540A (ja) 1998-09-01 1998-09-01 ゲーム機用組み立て外筐

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004344545A (ja) * 2003-05-26 2004-12-09 Olympia:Kk 遊技機
JP2008068134A (ja) * 2007-12-04 2008-03-27 Olympia:Kk 遊技機
JP2011194074A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Kita Denshi Corp 遊技機の筐体構造
JP2013153811A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Tesuko:Kk 遊技機用容器
JP2014223292A (ja) * 2013-04-18 2014-12-04 株式会社テスコ スロットマシンの筐体

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