JP2000068860A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2000068860A
JP2000068860A JP10232415A JP23241598A JP2000068860A JP 2000068860 A JP2000068860 A JP 2000068860A JP 10232415 A JP10232415 A JP 10232415A JP 23241598 A JP23241598 A JP 23241598A JP 2000068860 A JP2000068860 A JP 2000068860A
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data
circuit
pcm
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Kimiaki Ogawa
公昭 小川
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 G3モデム3には、G3波形データ生成
回路4とPCMデータ変換回路5とが設けられる。G3
波形データ生成回路4の出力は、PCMデータ変換回路
5中のNビット/8ビット変換回路16により、ビット
変換される。更に、PCM変換回路17でサンプリング
周波数を変換する。次に、パラレル/シリアル変換回路
18によりシリアル変換し、PCMデータ7を得る。こ
れをISDN回線制御部8に送り込む。 【効果】 G3モデム3からISDN回線制御部8にP
CMデータを送り込む場合に、アナログディジタル変換
とディジタルアナログ変換等の処理を行わないため、量
子化誤差が発生せず、S/Nが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
のような、予めディジタル処理された送信データを高速
ディジタル回線に出力するための通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ISDN(統合サービスディジ
タル通信網)を通じてファクシミリ送信を行うファクシ
ミリ端末において、G3モードで動作するMODEM
(変復調装置)は、スキャナによって読み取ったイメー
ジデータを符号変換し、G3波形データを生成して、そ
のイメージデータを送信する。G3モデムは、符号回路
で符号データに変換された送信データを所定のG3波形
データに変換する。
【0003】このG3波形データは、D/A(ディジタ
ルアナログ)変換器によってアナログデータに変換され
る。このアナログデータは、CODEC(符号器/復号
器)によりPCM(パルスコード変調)データに変換さ
れる。なお、CODECとは、コンピュータが電話回線
を使ってデータを送受信するための、データ変換処理用
インタフェースである。
【0004】ISDN回線を通じてイメージデータを受
信する場合には、ISDN回線から受信されたPCMデ
ータをCODECを用いてアナログG3波形データに変
換し、A/D(アナログディジタル)変換器を用いてデ
ィジタルデータに再変換した後、G3波形データ復元回
路によって符号データとされ、復号回路を用いて復号
し、イメージデータを得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
従来のように、G3モデムとCODECとを組み合わせ
てISDN回線に接続する装置では、ディジタルデータ
をアナログデータに変換し、再びそのアナログデータを
ディジタルデータに変換するといった処理が実行され
る。ところが、この処理では、後で説明するように、量
子化誤差が発生し、S/N(信号対雑音比)が悪化して
しまうという問題があった。
【0006】また、S/Nが悪化したデータが送信され
て、これが受信側で受信されると、受信側のモデムでは
FAX送受信プロトコルにより伝送速度を落として通信
するように制御する。従って、せっかくISDN回線の
ような高速回線を使用しているにも関わらず、十分な伝
送速度で通信ができなくなるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉ディジタル処理された送信データを生成する
データ生成回路と、この送信データを受け入れてPCM
データに変換処理するPCMデータ変換回路と、このP
CMデータ変換回路の出力を受け入れて高速ディジタル
回線に出力する回線制御部を備え、上記PCMデータ変
換回路は、上記データ生成回路の出力するパラレル送信
データのビット幅を縮小して帯域圧縮するビット変換回
路と、このビット変換回路の出力のサンプリングレート
を変換するPCM変換回路と、このPCM変換回路の出
力するパラレルデータをシリアルデータに変換するパラ
レル/シリアル変換回路とを備えたことを特徴とする通
信装置。
【0008】〈構成2〉高速ディジタル回線からPCM
データを受信する回線制御部と、この回線制御部の受信
したPCMデータを受け入れて復元処理をするPCMデ
ータ復元回路と、このPCMデータ復元回路の出力から
ディジタル処理された受信データを復元するデータ復元
回路とを備え、上記PCMデータ復元回路は、上記回線
制御部から入力するシリアルデータをパラレルデータに
変換するシリアル/パラレル変換回路と、このシリアル
/パラレル変換回路の出力のサンプリングレートを変換
するPCM逆変換回路と、上記PCM逆変換回路の出力
するパラレル受信データのビット幅を拡大して帯域拡張
するビット変換回路とを備えたことを特徴とする通信装
置。
【0009】〈構成3〉構成2に記載の通信装置におい
て、上記回線制御部の出力するPCMデータを受け入れ
てアナログ信号に変換し、スピーカを駆動するモニタ部
を備えたことを特徴とする通信装置。
【0010】〈構成4〉構成1に記載の通信装置におい
て、データ生成回路は、アナログ変換処理前のG3ファ
クシミリ送信用波形データを生成する回路から成ること
を特徴とする通信装置。
【0011】〈構成5〉構成1または2に記載の通信装
置において、高速ディジタル回線は、ISDN回線から
成ることを特徴とする通信装置。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1の通信装置送信部のブロ
ック図を示す。この発明は、ディジタル処理された送信
データを、ISDN回線のような高速ディジタル回線に
出力する様々な通信装置に利用できる。ここでは、G3
モデムを使用したファクシミリ装置を例にとって説明す
る。
【0013】図の装置は、イメージデータ1を符号化す
る符号回路2と、G3モデム3と、このG3モデム3が
出力するPCMデータ7をISDN回線9に送り出すI
SDN回線制御部8により構成される。符号回路2は、
従来からファクシミリ装置に広く使用されているイメー
ジデータの圧縮符号化処理を行う回路である。G3モデ
ム3は、G3波形データ生成回路4と、PCMデータ変
換回路5により構成される。
【0014】G3波形データ生成回路4は、スクランブ
ラ11、S/P変換部12、信号点発生部13、波形整
形フィルタ14、パスバンド変換部15により構成され
る。また、PCMデータ変換回路5は、Nビット/8ビ
ット変換回路16、PCM変換回路17、パラレル/シ
リアル変換回路18により構成される。
【0015】G3波形データ生成回路4のスクランブラ
11は、入力するデータをランダム化し、特殊なデータ
系列によって変調信号が単一正弦波になるのを防止する
ための回路である。なお、G3波形データ生成回路4を
構成する各ブロックは、従来のG3モデムに用いられて
いた回路と変わるところはない。以下、その機能を簡単
に説明する。
【0016】S/P変換部12は、スクランブラ11の
シリアル出力をパラレルデータに変換する部分である。
信号点発生部13は、入力するデータ系列を変調時の多
変数に対応するデータとしてグループ化するための回路
である。波形整形フィルタ14は、入力信号を所定のサ
ンプリング周波数でサンプリングし、送信信号の帯域を
制限する処理を行う部分である。パスバンド変換部15
は、入力するベースバンド信号をパスバンド信号に変換
処理する部分である。
【0017】こうした処理によって、G3モデム3のG
3波形データ生成回路4からは、ディジタル処理された
ファクシミリイメージデータが出力される。この出力デ
ータのことを送信データ6と呼ぶ。この送信データ6
は、従来はアナログ回線に向けてアナログ信号に変換さ
れて送信されていた。その状態を簡単に説明する。
【0018】図2に、従来一般の通信装置送信部ブロッ
ク図を示す。このブロック図は、従来のファクシミリ装
置のG3モデムを用いた場合の送信機能を説明するもの
で、スキャナで読み取ったイメージデータ1は符号回路
2により符号化され、G3モデム3に入力する。G3モ
デム3中のG3波形データ生成回路21は、図1を用い
て説明したものと全く同一の構成のものである。その出
力は、D/A変換部22によってアナログ送信データ2
3に変換される。
【0019】このアナログ送信データ23がCODEC
24に送り込まれ、ここで再びディジタル信号に変換さ
れて、PCMデータ7とされる。これがISDN回線制
御部8を通じてISDN回線9に送信される。
【0020】図3には、従来一般の通信装置受信部ブロ
ック図を示す。受信部においては、丁度図2に示したも
のと逆の処理を行う。即ち、ISDN回線9からISD
N回線制御部8を通じてPCMデータ7が受信される。
これをCODEC24によってアナログ受信データ20
に変換し、G3モデム3に入力する。G3モデム3で
は、受信データ20をA/D変換部26を用いてディジ
タル信号に変換し、これをG3波形データ復元回路27
に入力する。これによって、ディジタル化された受信信
号28が得られる。これを復号回路29に送り込むこと
によって元のイメージデータを得る。
【0021】なお、モデムには一般にこうしたアナログ
送受信データの内容、とくに、ダイヤル音をモニタする
ために、スピーカアンプ31が接続され、スピーカ32
から信号の内容を聞き、送受信状態をチェックするとい
ったことが行われている。
【0022】図4には、3ビットの場合のA/D変換器
の量子化誤差説明図を示す。上記の送信回路では、G3
モデムにおいて、ディジタル信号をアナログ信号に変換
し、更にCODECにおいて、再びアナログ信号をディ
ジタル信号に変換するといった処理を行っている。この
ような処理を行うと、この図に示すような量子化誤差が
発生する。
【0023】この図は、横軸にアナログ入力、縦軸にデ
ィジタル出力を示したものである。例えば、アナログ入
力がフルスケール(FS)のとき、ディジタル出力は
(111)となる。また、アナログ出力がフルスケール
に対して2/14のときは、ディジタル出力は(00
1)となる。
【0024】ここで、例えばアナログ入力が1/14と
2/14の間にある場合、あるいは2/14と3/14
の間にある場合では、ディジタル出力は常に(001)
となる。即ち、アナログデータとディジタルデータとの
間にはこのとき誤差が生じる。最悪の場合、アナログの
入力がフルスケールに対して1/14のときは2/14
−1/14即ち1/14の誤差が生じる。これがアナロ
グデータをディジタルデータに変換するときに発生する
量子化誤差である。
【0025】このような量子化誤差は本来の信号と無関
係なノイズとなる。このようなノイズが信号中に含まれ
ると、S/N(信号対雑音比)が悪化する。本発明で
は、このような量子化誤差発生を防止するために、アナ
ログデータからディジタルデータへの変換及びディジタ
ルデータからアナログデータへの変換を省略できる構成
にした。このために、図1に示すように、PCMデータ
変換回路5を設ける。
【0026】図5は、PCMデータ変換回路の動作説明
図である。図の一番左側の列には、送信時の処理手順を
示す。また、左から2番目の列には受信時の処理手順を
示す。送信時はNビット/8ビット変換回路16、PC
M変換回路17、パラレル/シリアル変換回路18によ
り信号が処理される。また、受信時は、後で説明するよ
うに、シリアル/パラレル変換回路41と、PCM逆変
換回路42と、8ビット/Nビット変換回路43により
信号が処理される。
【0027】まず、送信時は、Nビットパラレルデータ
が図1に示すG3波形データ生成回路4から入力する。
これがNビット/8ビット変換回路16によって8ビッ
トの信号に変換される。一般に、アナログ信号を生成す
る場合に、比較的ビット数の多いディジタルデータが生
成される。これをPCM変換のために8ビットの信号に
帯域圧縮する。
【0028】次に、PCM変換回路17を用いてサンプ
リングレートの変換をする。モデムの同期クロック周波
数は通常数10KHz(キロヘルツ)で、モデム毎に固
有の周波数に設定されている。これをISDN回線送出
のために8KHzのクロック周波数に同期する信号変換
する。PCM変換回路17は、このように、入力データ
をパラレル8ビットのまま、8KHzのクロック周波数
に同期する信号に変換して出力する回路である。
【0029】次のパラレル/シリアル変換回路18は、
この8ビットパラレル信号を受け入れて、そのままシリ
アル信号に変換して出力する。信号の入力と出力とを同
期させるために、8ビットパラレル信号が同期クロック
8KHzで入力した場合、これを64KHzシリアルで
出力する。こうして得られたシリアル信号がISDN回
線制御部8に入力すると、ISDN回線制御用の信号と
して送信されることになる。なお、ここで、受信側の動
作についても予め説明しておく。
【0030】受信側では、ISDN回線制御部から、シ
リアル/パラレル変換回路41を用いて64KHzクロ
ックに同期したシリアル信号を受け入れる。シリアル/
パラレル変換回路41は、この入力信号を8ビットパラ
レル、8KHzの信号に変換する。そして、これがPC
M逆変換回路42に入力し、モデムの同期クロック周波
数に同期する8ビットパラレル信号に変換される。
【0031】次に、8ビット/Nビット変換回路43
が、8ビットパラレル信号をG3波形データ復元回路の
処理するNビットパラレル信号に変換する。これは、送
信時の帯域圧縮の反対の処理だから図では帯域拡張と表
示した。こうして、受信した信号が処理される。即ち、
送信時においても受信時においても、この発明ではディ
ジタルアナログ変換及びアナログディジタル変換処理が
行われず、量子化誤差の発生が防止されている。
【0032】図6には、ISDN回線制御部の動作説明
図を示す。この部分の信号処理は、ISDN回線用とし
て従来よく知られた動作である。例えば(a)の100
%AMI符号の場合には、図の(a)に示すように、入
力信号45に対し出力信号46を得る。この場合、ディ
ジタル信号の“0”は、時間長全幅(100%)の正極
性あるいは負極性の電気パルスとなる。また、隣り合っ
た(0)は、交互に正極性と負極性の電位として送られ
る。(1)は電位(0)の無信号として送られる。
【0033】(b)はバイオレーションの場合のデータ
変換例で、入力信号47に対し出力信号48を得る。こ
の場合、(1)を隔てて隣り合った(0)に同極性の電
位を持たせる。
【0034】上記の例は、図1に示したように、ファク
シミリ装置の送信について説明をした。しかしながら、
同様のディジタル信号を、ISDN回線のような高速デ
ィジタル回線に送信する機能を持つ様々な機器につい
て、その量子化誤差を防止するために利用できる。
【0035】〈具体例1の効果〉G3モデム中にG3波
形データ生成回路4の出力するディジタルデータを変換
処理するPCMデータ変換回路を設けることによって、
アナログからディジタル信号への変換あるいは逆変換を
行う回路をなくしたので、量子化誤差を防止し、S/N
を改善することができる。また、CODECやD/A変
換器等を用いないため、回路の簡素化も可能になる。
【0036】〈具体例2〉図7には、具体例2の通信装
置受信部ブロック図を示す。上記の例では、G3モデム
の送信部について説明を行った。受信部の場合には、こ
の図に示すような構成となる。ISDN回線9、ISD
N回線制御部8は、これまで説明した通りのものであ
る。G3モデム50には、PCMデータ復元回路51と
G3波形データ復元回路52とが設けられている。PC
Mデータ復元回路51には、シリアル/パラレル変換回
路41、PCM逆変換回路42及び8ビット/Nビット
変換回路43が設けられている。これらの回路の構成及
び動作は、図5を用いて説明した通りである。
【0037】G3波形データ復元回路52には、AGC
回路55、複素化処理部56、自動等価部57、位相同
期部58、判定部59、P/S変換部60、ディスクラ
ンブラ61、タイミング抽出部62、クロック発生部6
3、誤差計算部64等から構成される。このG3波形デ
ータ復元回路52の構成自体は、従来のG3モデムに用
いられたものと同様のため、その機能を簡単に説明する
にとどめる。
【0038】AGC回路55は、自動ゲイン調整回路で
ある。複素化処理部56や自動等価部57、位相同期部
58、誤差計算部64、判定部59等によって、受信デ
ータの位相歪み等を取り除き、受信信号を再生する。タ
イミング抽出部62やクロック発生部63は、こうした
動作のタイミング制御を行うクロックを出力する。P/
S変換部60は、その信号をシリアル信号に変換し、デ
ィスクランブラ61において、送信部で行ったスクラン
ブラと逆の処理を行い、ファクシミリ送信時の送信デー
タを復元する。これが復号回路54に入力し復号化され
る。
【0039】なお、図8には、上記ISDN回線制御部
8におけるデータ変換の例説明図を示す。その動作内容
は、丁度図6に説明したものと逆で、(a)は100%
AMI信号の変換例を示す。信号65は、信号66のよ
うに逆変換される。また、(b)には、バイオレーショ
ンの場合の変換例を示す。信号67が信号68のように
変換される。これらの動作は、従来のISDN回線制御
部の動作と変わるところはない。
【0040】〈具体例2の効果〉以上のように、具体例
2の回路は、PCMデータ復元回路51を設け、その出
力をG3波形データ復元回路52に送り込むことによっ
て、図5を用いて説明したように、受信信号をアナログ
信号に変換することなく復元処理を行うことができる。
この場合にもディジタル信号をアナログ信号に変換した
場合の量子化誤差をなくすことができる。
【0041】〈具体例3〉図9には、具体例3の装置の
ブロック図を示す。一般のモデムには、受信信号をスピ
ーカでモニタする回路が設けられている。例えば、図3
には、従来一般の装置のブロック図を示したが、そこに
はスピーカアンプ31やスピーカ32が設けられてい
る。これらがモニタ部に相当する。ところが、この発明
では、受信信号をアナログ信号に変換する部分が存在し
ない。従って、こうしたモニタを行うことができない。
そこで、図9では、この場合のモニタ回路をどのように
接続するかの一例を図示した。
【0042】この例では、ISDN回線制御部8の出力
側にD/A変換器70とスピーカアンプ71及びスピー
カ72を設けている。その他の回路は、既に図7を用い
て説明したものと全く同様である。このように、ISD
N回線制御部8の出力をG3モデム50に送り込む一
方、簡単なD/A変換器70を用いてスピーカ72を駆
動するようにしたので、従来のモデム同様の音響信号に
よるモニタが可能になる。
【0043】なお、このD/A変換器70は、G3モデ
ム50に信号を供給するために従来用いられたD/A変
換器よりも十分品質の低いものでよい。即ち、単に一定
の音響信号をスピーカ72から出力させるためにのみ用
いるから、十分安価なものを採用することができる。
【0044】〈具体例3の効果〉以上のように、受信信
号をアナログデータに変換して処理する部分の無い具体
例3のような装置においても、スピーカとアンプによる
モニタ部を設けることができる。また、D/A変換器を
追加したとしても、簡単なものでよいため、従来よりも
十分に安価な構成にすることができる。また、従来の場
合には、D/A変換器とA/D変換器とを対に使用した
から、これに比べても十分にこの装置のコストが安くで
きることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の通信装置送信部のブロック図であ
る。
【図2】従来一般の通信装置送信部ブロック図である。
【図3】従来一般の通信装置受信部ブロック図である。
【図4】3ビットの場合のA/D変換での量子化誤差説
明図である。
【図5】PCMデータ変換回路の動作説明図である。
【図6】ISDN回線制御部でのデータ変換の説明図で
ある。
【図7】具体例2の通信装置受信部ブロック図である。
【図8】ISDN回線制御部でのデータ変換説明図であ
る。
【図9】具体例3の装置ブロック図である。
【符号の説明】
1 イメージデータ 2 符号回路 3 G3モデム 4 G3波形データ生成回路 5 PCMデータ変換回路 6 送信データ 7 PCMデータ 8 ISDN回線制御部 9 ISDN回線 16 Nビット/8ビット変換回路 17 PCM変換回路 18 パラレル/シリアル変換回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル処理された送信データを生成
    するデータ生成回路と、 この送信データを受け入れてPCMデータに変換処理す
    るPCMデータ変換回路と、 このPCMデータ変換回路の出力を受け入れて高速ディ
    ジタル回線に出力する回線制御部を備え、 前記PCMデータ変換回路は、 前記データ生成回路の出力するパラレル送信データのビ
    ット幅を縮小して帯域圧縮するビット変換回路と、 このビット変換回路の出力のサンプリングレートを変換
    するPCM変換回路と、 このPCM変換回路の出力するパラレルデータをシリア
    ルデータに変換するパラレル/シリアル変換回路とを備
    えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 高速ディジタル回線からPCMデータを
    受信する回線制御部と、 この回線制御部の受信したPCMデータを受け入れて復
    元処理をするPCMデータ復元回路と、 このPCMデータ復元回路の出力からディジタル処理さ
    れた受信データを復元するデータ復元回路とを備え、 前記PCMデータ復元回路は、 前記回線制御部から入力するシリアルデータをパラレル
    データに変換するシリアル/パラレル変換回路と、 このシリアル/パラレル変換回路の出力のサンプリング
    レートを変換するPCM逆変換回路と、 前記PCM逆変換回路の出力するパラレル受信データの
    ビット幅を拡大して帯域拡張するビット変換回路とを備
    えたことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通信装置において、 前記回線制御部の出力するPCMデータを受け入れてア
    ナログ信号に変換し、スピーカを駆動するモニタ部を備
    えたことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の通信装置において、 データ生成回路は、アナログ変換処理前のG3ファクシ
    ミリ送信用波形データを生成する回路から成ることを特
    徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の通信装置にお
    いて、 高速ディジタル回線は、ISDN回線から成ることを特
    徴とする通信装置。
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