JP2000068315A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000068315A
JP2000068315A JP10240420A JP24042098A JP2000068315A JP 2000068315 A JP2000068315 A JP 2000068315A JP 10240420 A JP10240420 A JP 10240420A JP 24042098 A JP24042098 A JP 24042098A JP 2000068315 A JP2000068315 A JP 2000068315A
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semiconductor device
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bonding pads
pad
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Shuichi Sato
修一 佐藤
Hidekazu Egawa
英和 江川
Kiyoshi Nakai
潔 中井
Yukie Suzuki
幸英 鈴木
Isamu Fujii
勇 藤井
Takahiro Sonoda
崇宏 園田
Akihiko Iwatani
昭彦 岩谷
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップサイズが縮小化された半導体装置にお
いてもパッド間のリーク電流を低減し、半導体装置の信
頼性または歩留まりを向上する。 【解決手段】 多数のボンディングパッド2のうち、た
とえばVBB,VSSi,VPLT,VDDi,VP
P,VDDの6つのボンディングパッド2で一群のボン
ディングパッドを構成し、この一群内では、隣接するボ
ンディングパッド2間の電位差が最小となるようにボン
ディングパッド2を配置する。すなわち、VBB,VS
Si間の電位差は1.0V、VSSi,VPLT間の電
位差は0.9V等となるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、高集積化された半導体装置に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を用いた電子機器等の高密度
実装、高機能化等を反映して、半導体装置の高集積化の
要求が増している。一般に半導体装置の高集積化は、半
導体装置を構成する回路素子の微細化により達成され
る。すなわち、回路素子を構成する配線あるいは接続孔
等の微細加工により高集積化が図られる。
【0003】一方、半導体装置のコスト削減、歩留まり
の向上を図るために、1枚のウェハ内に形成される半導
体チップの数をできるだけ多くする努力が払われる。す
なわち、同一機能を実現できる回路をできるだけ小さな
チップ面積で実現するように設計および製造プロセスを
最適化して微細化を実現する努力が払われる。たとえ
ば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のよう
に同一機能が実現される同一世代の製品群では、市場投
入の初期の段階では比較的設計ルールの緩い条件で設計
が行われる。このため、チップサイズは比較的大きくな
り、コストもそれに対応して幾分高くなる。ところが、
市場投入の中期あるいは後期の段階では、微細化の努力
の結果、チップサイズが縮小され、チップ1個あたりの
コストの削減と歩留まりの向上とが同時に達成されるよ
うになる。このようなチップサイズの縮小は、同一世代
の製品群で数次にわたって実施され、また、製品の世代
が変わる毎にチップサイズの縮小が繰り返される。
【0004】なお、半導体装置の微細化およびチップサ
イズの縮小については、たとえば、昭和59年11月3
0日、株式会社オーム社発行、「LSIハンドブッ
ク」、p6〜p8に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したようなチップ
サイズの縮小の結果、チップ表面に形成される配線パタ
ーンも同時に縮小され、それに従いボンディングパッド
のサイズおよびパッド間隔も必然的に縮小される。この
ようなパッドサイズの縮小およびパッド間隔の縮小が進
む過程において、以下のような問題が存在することを本
発明者らは認識した。
【0006】すなわち、ボンディングパッド領域は、一
般にボンディングワイヤあるいはバンプ等を介してパッ
ケージの内部リードに接続されるため、パッケージ材で
覆われてはいるもののパッシベーション膜等の耐湿膜で
覆われていない。このため、湿度の影響を受けやすく、
また、ウェハ状態でのプローブ検査においてはそもそも
パッケージングされていないことから湿度の影響を直接
受けることとなる。このため、湿度に起因する製品信頼
性の低下またはプローブ検査での検査落ちを生ずる場合
がある。このような信頼性の低下等は、微細化およびチ
ップサイズの縮小が進んだことによるボンディングパッ
ド間の間隔の縮小により、パッド間にリーク電流が発生
することにより生じていることを本発明者らは認識し
た。
【0007】一方、ボンディングパッド間のリーク電流
の低減は、パッド間隔を広げることで達成できるように
も考えられるが、パッド間隔を広げることはチップサイ
ズ縮小の観点から困難である。すなわち、ボンディング
パッドが含まれる配線の設計に面積的な余裕がある場合
にはこのような方策も採用し得るが、パッド自体のサイ
ズでさえも内部リードとのボンディングに必要なほぼ最
低限のサイズ(たとえば80μm□)を採用しており、
面積的な余裕を得ることは困難である。このような状況
で、全てのボンディングパッドについてリーク電流を生
じない程度の間隔を均等に割り当てることは配線および
ボンディングパッドの設計上非常な困難を伴う。
【0008】本発明の目的は、チップサイズが縮小化さ
れた半導体装置において、パッド間のリーク電流を低減
し、半導体装置の信頼性または歩留まりを向上すること
にある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0011】本発明の半導体装置は、半導体基板の主面
上の何れかの配線層に複数のパッドを有する半導体装置
であって、複数のパッドのうち、一群のパッドは、互い
に隣接するパッドとの電位差が最小になるように配置さ
れているものである。
【0012】このような半導体装置によれば、隣接パッ
ド間が狭い間隔で形成されていても、パッド間電位差が
小さいため、リーク電流を低く抑制することができ、半
導体装置の信頼性を向上し、また、プローブ検査におい
ても検査落ちを少なくすることができる。
【0013】また、本発明の半導体装置は、前記一群の
パッドが、一端から他端に向けて、その印加される電圧
が昇順または降順となるように配置されているものであ
る。
【0014】このような半導体装置によれば、パッドに
印加される電圧を昇順または降順となるように配置する
ため、結果的にパッド間電位が最小になるように配置さ
れることとなり、前記した効果すなわちパッド間のリー
ク電流を抑制し、半導体装置の信頼性または歩留まりを
向上できる。
【0015】また、本発明の半導体装置は、前記一群の
パッド間の隣接するパッド間電位差による電界が、耐湿
不良発生電界以下となっているものである。このような
場合、パッド間のリーク電流を抑制して半導体装置の信
頼性、歩留まりを向上できる。また、耐湿不良発生電界
は、0.6〜1V/μmの範囲内とすることができる。
なお、耐湿不良発生電界は、隣接パッド間に発生する電
界を厳密に表したものではなく、パッド間の電位差とパ
ッド間隔とから計算によって導かれる数値で定義され
る。すなわち、耐湿不良発生電界Eは、パッド間電位差
をV、パッド間隔をLとして、E=V/L、で表され
る。
【0016】また、前記一群のパッドは、隣接するパッ
ド間の寸法が最小設計寸法で形成されているものであ
る。このようにパッド間寸法を最小設計寸法に形成でき
るのは、パッド間電位差が最小となるように配置するた
めであり、この結果、半導体装置のチップ面積の縮小化
を図ってコストの低減および歩留まりの向上を図ること
ができる。
【0017】また、一群に属する第1パッドと、その群
に属さない第2パッドとの間の距離は、最小設計寸法以
上で形成することができる。すなわち、第1パッド相互
間では、前記した本発明の条件、つまりパッド間電位差
が最小となうように、あるいはパッド電圧が昇順または
降順に配置される等の条件を満たしているが、第1パッ
ドと第2パッドとの関係ではそのような条件は必ずしも
満たされない。これは、半導体装置の外部端子は一般に
規格化され、パッドの配置も外部端子の配置を反映して
必然的に隣接させざるを得ないような場合があり、パッ
ド配置の設計においてもこのような制約条件を考慮しな
ければならないことに基づく。つまり、外部端子規格の
要請により、パッド間隔を最小設計寸法に形成したなら
ば耐湿不良発生電界を越えるような電位差となるパッド
を隣接して配置しなければならない状況が発生しうる。
このような場合には、パッド間隔を最小設計寸法以上で
形成し、耐湿不良発生電界以上となることを避けるよう
に設計するものである。このように本発明の一群に属す
る第1パッドと、その群に属さない第2パッドとの関係
では、最小設計寸法以上のパッド間隔を確保してリーク
電流を抑制する一方、一群に属する第1パッドについて
はパッド間隔を最小設計寸法としてチップ面積の縮小を
図るものである。このように第1および第2パッド間の
間隔を広く形成しても、一般に前記一群の数は少なく、
従って、広げるべき間隔の数は少ない。このため、チッ
プ面積の増加に対する寄与は少ない。対して、一群内の
パッド間隔は十分に狭く形成されるため、前記した第1
および第2パッド間の間隔によるチップ面積増加の寄与
を考慮しても、全体としてのチップ面積は十分に縮小さ
れ、外部端子の規格化の条件下においても本発明の前記
した効果は達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態であるDR
AM(Dynamic Random Access Memory)の一例を半導体
チップの全体について示した平面図である。図示のよう
に、単結晶シリコンからなる半導体チップ1Aの主面に
は、X方向(半導体チップ1Aの長辺方向)およびY方
向(半導体チップ1Aの短辺方向)に沿って多数のメモ
リアレイMARYがマトリクス状に配置されている。X
方向に沿って互いに隣接するメモリアレイMARYの間
にはセンスアンプSAが配置されている。半導体チップ
1Aの主面の中央部には、ワードドライバWD、データ
線選択回路などの制御回路や、入出力回路などが配置さ
れ、半導体チップ1Aの中心には多数のボンディングパ
ッド2が一列に配置されている。
【0020】図1におけるIIa 部およびIIb 部の拡大平
面図を図2に示す。図2(a)はIIa 部の拡大平面図、
図2(b)はIIb 部の拡大平面図である。なお、図2に
おいて、各ボンディングパッド2に印加される電圧を数
値で例示し、その略称をVBB,VSSi等の記号で例
示している。
【0021】図2(a)において、VBB,VSSi,
VPLT,VDDi,VPP,VDDの6つのボンディ
ングパッド2は、一群のボンディングパッドを構成し、
この一群内では、隣接するボンディングパッド間の電位
差が最小となるように配置されている。すなわち、図示
するように、VBB,VSSi間の電位差は1.0V、
VSSi,VPLT間の電位差は0.9V等である。こ
のように一群内でのボンディングパッド2間の電位差を
最小とするように配列することにより、ボンディングパ
ッド2間のリーク電流を低減し、DRAMの信頼性を向
上することができる。
【0022】また、ボンディングパッド2の寸法を例示
すれば、ボンディングパッド2は一辺を約80μmとす
るほぼ正方形状の四角形で形成される。また、隣接する
ボンディングパッド2間の間隔は約5μmである。この
ような寸法は、64MbitDRAMの場合、最もチッ
プサイズが縮小された同一製品世代の最終段階における
設計ルールで採用される。従って、パッケージの内部リ
ードとの接続から要求されるほぼ最小のサイズで構成さ
れており、これ以上の面積的余裕はほとんど無いと考え
られる。よって、ボンディングパッド2間の間隔をすべ
てのボンディングパッド2について5μm以上とするこ
とは現実には困難である。しかし、本実施の形態では、
ボンディングパッド2間の電位差が最小となるように一
群内でのボンディングパッド2の配列が構成されている
ため、リーク電流を十分に抑制できる。
【0023】また、本発明者らの検討によれば、リーク
電流の値は、ボンディングパッド2間の電位差の他に、
雰囲気(パッケージ内の)湿度、暴露された金属の材
質、ボンディングパッド2間のリークパス(経路)に存
在する汚染物質等に影響される。特に湿度は管理が困難
な因子であり、湿度に対する十分な設計余裕を見込む必
要がある。この点についての発明者らの検討では、前記
したボンディングパッド2間の間隔が約5μmのときに
雰囲気(パッケージ内の)湿度が5000ppm以上の
場合、3〜5V程度の電位差でリーク電流が問題となる
場合が発生しうる。逆に言えば、湿度が5000ppm
程度の場合であっても、リーク電流の問題を発生させな
いためには、隣接するボンディングパッド2間の電位差
を3V以下にする必要がある。すなわち、耐湿不良発生
電界をボンディングパッド2間の間隔に対するリーク電
流が問題となるボンディングパッド2間の電位差で定義
すれば、3〜5V/5μm、つまり0.6〜1V/μm
の範囲内となる。
【0024】本実施の形態の場合、図2(a)に示すV
BB,VSSi,VPLT,VDDi,VPP,VDD
の6つのボンディングパッド2の一群内では、最も大き
な電位差はVPLT,VDDi間の2.4Vであり、上
記定義によるパッド間電界は0.48V/μmとなって
耐湿不良発生電界以下であることが確保されている。従
って、前記一群内のボンディングパッド2間の間隔は、
最小設計寸法である5μmとすることができる。
【0025】一方、前記一群の右端に位置するVDDの
ボンディングパッド2に隣接して0.0Vの電圧が印加
されるVSSのボンディングパッド2が配置されてい
る。VDDとVSSとはその電位差が3.3Vと大きい
が、外部リード端子の規格化された配置から必然的に隣
接して形成されるものである。このような場合、VDD
とVSSとの間を最小設計寸法の5μmで形成すると耐
湿不良発生電界の最低値を越えてしまい、信頼性の安全
設計上好ましくない。このためパッド間隔を最小設計寸
法より広くしてVSSのボンディングパッド2を配置し
ている。このようにVSSのボンディングパッド2を広
いパッド間隔で配置しても大多数のボンディングパッド
2は最小設計寸法で形成されており、全体としてのパッ
ド形成面積の増加に占める割合は大きくない。
【0026】次に、他の一群のボンディングパッド2を
図2(b)に示す。図2(b)において、VDD,VD
Di,VPERI,VDL,VBLR,VSSiの6つ
のボンディングパッド2は、一群のボンディングパッド
を構成し、この一群内では、各パッドに印加される電圧
が左端から右端に向かって降順で配置されている。この
ような場合、結果的に隣接するボンディングパッド間の
電位差が最小となるように配置されることとなる。従っ
て、この一群内での各ボンディングパッド2間の間隔は
最小設計寸法の5μmで形成される。なお、ボンディン
グパッド2の寸法は前記と同様に約80μm□である。
このような場合であっても、図2(a)に示した場合と
同様に、ボンディングパッド2間の間隔を最小設計寸法
としてパッドが形成される面積を低減し、チップ面積に
縮小に対応すると同時に、パッド間のリーク電流を抑制
してDRAMの信頼性を向上できる。
【0027】なお、前記図2(b)に示した一群の場
合、パッドに印加される電圧は昇順で配置されてもよい
ことはいうまでもない。
【0028】また、本実施の形態では、主に電源電位が
印加されるボンディングパッドの一群について説明した
が、入出力データが割り当てられるボンディングパッド
についても同様である。また、ボンディングパッドは、
外部にボンディングされる外部ボンディング用パッド、
プローブテスト等に用いられるテスト用パッド、それら
の共用パッドの何れに限られず全てのパッドに適用され
る。
【0029】また、本実施の形態において図2(a)あ
るいは図2(b)に示した一群について説明したが、半
導体チップ1Aの全体においてボンディングパッド2が
前記と同様に配置されていることはいうまでもない。
【0030】本実施の形態のDRAMによれば、ボンデ
ィングパッド2間の電位差が最小となるように配置され
ているため、チップ面積を縮小するとともに、5000
ppm程度の高い湿度を有する環境においてもパッド間
のリーク電流を低減し、DRAMの信頼性を向上でき
る。また、ウェハ状態のプローブ検査においても湿度に
起因した検査落ちを低減し、歩留まりを向上できる。
【0031】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0032】たとえば、前記実施の形態においては、ボ
ンディングパッド2が一列に配列された場合を説明した
が、2列以上で配列された場合にも本発明を適用でき
る。すなわち、図3に示すように、2列で配列されたボ
ンディングパッド2で一群を構成し、この一群内でのパ
ッド間の電位差がx方向、y方向の何れの方向において
も最小となるように配置することができる。このような
場合であってもパッド形成面積を縮小してパッド間のリ
ーク電流を低減することができる。なお、x方向、y方
向についてパッド間電位差が最小となるように配置する
結果、斜め方向についてもパッド間電位差が最小となる
ように配置されることとなる。
【0033】また、実施の形態ではDRAMについて説
明したが、その他の半導体装置、たとえばSRAM(St
atic Random Access Memory )、EEPROM(Electr
icalErasable Programmable Read Only Memory )等の
メモリ素子、ロジック回路、システムLSI等に本発明
を適用してもよいことはいうまでもない。
【0034】なお、図4に本発明を適用したDRAMの
外観を示し、図5に本発明のDRAMの断面図を示す。
ここではSOP(Small Out-line Package)の例を示し
ているが、これに限られず、SOJ(Small Out-line J
-lead Package )、TSOP(Thin SOP)等他のパッケ
ージであってもよい。
【0035】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0036】本発明によれば、チップサイズが縮小化さ
れた半導体装置においてもパッド間のリーク電流を低減
し、半導体装置の信頼性または歩留まりを向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるDRAMの一例を
半導体チップの全体について示した平面図である。
【図2】(a)は、図1におけるIIa 部の拡大平面図、
(b)は、図1におけるIIb 部の拡大平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の他の例を示した拡大平面
図である。
【図4】本発明を適用したDRAMの外観の一例を示し
た斜視図である。
【図5】本発明を適用したDRAMの一例を示した断面
図である。
【符号の説明】
1 チップ 1A 半導体チップ 2 ボンディングパッド MARY メモリアレイ SA センスアンプ WD ワードドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江川 英和 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 中井 潔 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 鈴木 幸英 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 藤井 勇 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 園田 崇宏 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 岩谷 昭彦 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 Fターム(参考) 5F044 EE02 EE20 5F083 AD00 GA06 LA29 ZA23 ZA25 ZA29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面上の何れかの配線層に
    複数のパッドを有する半導体装置であって、 前記複数のパッドのうち、一群のパッドは、互いに隣接
    するパッドとの電位差が最小になるように配置されてい
    ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置であって、 前記一群のパッドは、一端から他端に向けて、その印加
    される電圧が昇順または降順となるように配置されてい
    ることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体装置であ
    って、 前記一群のパッド間の隣接するパッド間電位差による電
    界は、耐湿不良発生電界以下であることを特徴とする半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の半導体装置
    であって、 前記一群のパッドは、隣接するパッド間の寸法が最小設
    計寸法で形成されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載の半導
    体装置であって、 前記一群に属する第1パッドと、その群に属さない第2
    パッドとの間の距離は、最小設計寸法以上で形成するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の半導体装置であって、 前記耐湿不良発生電界は、0.6〜1V/μmの範囲内
    にあることを特徴とする半導体装置。
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