JP2000053990A - 2サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油およびそれを用いた2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物 - Google Patents

2サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油およびそれを用いた2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物

Info

Publication number
JP2000053990A
JP2000053990A JP22069798A JP22069798A JP2000053990A JP 2000053990 A JP2000053990 A JP 2000053990A JP 22069798 A JP22069798 A JP 22069798A JP 22069798 A JP22069798 A JP 22069798A JP 2000053990 A JP2000053990 A JP 2000053990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base oil
oil
gasoline engine
cycle gasoline
lubricating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22069798A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kubo
浩一 久保
Mitsuhiro Nagakari
光洋 永仮
Ryuji Maruyama
竜司 丸山
Takahiro Morishita
貴洋 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Shell Sekiyu KK filed Critical Showa Shell Sekiyu KK
Priority to JP22069798A priority Critical patent/JP2000053990A/ja
Priority to IT1999TO000684A priority patent/IT1310663B1/it
Priority to IDP990729D priority patent/ID23840A/id
Priority to MYPI9903292 priority patent/MY121077A/en
Priority to CN 99111897 priority patent/CN1243864A/zh
Publication of JP2000053990A publication Critical patent/JP2000053990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 清浄性に優れているため、2サイクルガソリ
ンエンジンを長期にわたって高い性能レベルを維持する
ことのできる2サイクルガソリンエンジン油の提供。 【解決手段】 100℃おける動粘度が4〜20mm
/s、粘度指数が75以上、縮合多環芳香族炭化水素
(DMSO抽出物)の含有量が1.0%以下、硫黄含有
量が1.0%以下の基油を主成分とする2サイクルガソ
リンエンジン用潤滑油基油および必要に応じてこれに
(B)フェノール系酸化防止剤を基油100重量部に対
して0.1〜2.0重量部を含有することを特徴とする
2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2サイクルガソリ
ンエンジン油の清浄性を向上することを目的とした2サ
イクルガソリンエンジン用潤滑油基油ならびにそれを用
いた2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に小型2輪車等の2サイクルガソリ
ンエンジンは、他の4ストロークエンジンと異なり、動
弁系機構を持たないために、小型で排気量あたりの出力
が大きく、生産コストが低いなどの有利な点がある。
【0003】その反面、2サイクルガソリンエンジンで
は、潤滑油が燃料と共に燃焼室へ吸引されて燃焼するた
め、未燃焼の燃料や燃焼室内で不完全燃焼した潤滑油の
燃焼残さ物がピストンリング溝やピストンスカートに堆
積しやすく、これら燃焼室デポジットの増加に伴ったエ
ンジンの出力低下や点火プラグの汚染が発生しやすいと
いった問題がある(参考文献:トライボロジスト, 第
38巻,第2号,p101,1993年)。このため、
2サイクルガソリンエンジンの性能を長期にわたって維
持するためには、2サイクルガソリンエンジン油のエン
ジンに対する清浄性が重要な要求性能となっている。
【0004】2サイクルガソリンエンジン用に使用され
る基油組成としては、一般的に鉱油系基油が用いられ
る。通常、各種溶剤精製もしくは軽度の水素精製される
鉱油系基油にはパラフィン分、ナフテン分などの飽和炭
化水素と、芳香族化合物などが挙げられる。また、これ
ら基油に含まれる芳香族化合物の成分のなかには、縮合
多環芳香族炭化水素(DMSO抽出物)化合物が含まれ
ていることがわかっている。
【0005】鉱物系基油の中には、上記に示す各種炭化
水素化合物に硫黄元素が結合した硫黄化合物も含まれ、
例えばベンゾチオフェン類やカルバゾール類などが代表
的な例として挙げられる。
【0006】2サイクルガソリンエンジン油に使用され
る潤滑油基油に関する清浄性および耐焼き付き性を向上
させる特許として特許第2520923号(登録日平成
8年5月17日)がある。この特許では、動粘度が2〜
20cSt、粘度指数が75以上、芳香族含有量が5%
以下および硫黄含有量が0.1%以下である基油を主成
分としている2サイクルガソリンエンジン油としてい
る。2サイクルガソリンエンジンの清浄性を向上させる
ためには前述の特許第2520923号の技術とは異な
り、もっとも重要なことは基油の芳香族分ではなく、以
下に示すように縮合多環芳香族炭化水素(DMSO抽出
物)の含有量であることが判ってきた。とくに基油の芳
香族分の中でも単環芳香族成分は、スラッジを溶解した
り、エンジン内を洗浄する清浄作用があり、2サイクル
ガソリンエンジン油の清浄性を向上させる重要な基油の
組成分であるが、基油に含まれる縮合多環芳香族炭化水
素は、基油の中に含まれる他の成分と比べて分子量が大
きく、かつ沸点が高く、さらに分子内の不飽和度が高い
ため短時間で完全に燃焼するためには多量の酸素を必要
とするため縮合多環芳香族炭化水素は、部分酸化した未
燃焼化合物を形成しやすく、これら部分酸化した未燃の
縮合多環芳香族炭化水素はエンジン燃焼室内に付着し、
エンジンの清浄性を悪化すると同時に、エンジンのピス
トンリングの溝に堆積してエンジンの出力低下を引き起
こすことが判ってきた。
【0007】一般的な2サイクルガソリンエンジン用の
潤滑油の配合としては、先に示したように基油と希釈剤
および添加剤組成に分けられる。2サイクルガソリンエ
ンジン油が他の4サイクルガソリンエンジンなどの内燃
機関用潤滑油と異なっている点は、エンジン油が燃料と
共に混合されて各部を潤滑すると共に、その2サイクル
ガソリンエンジン油の1部を含んだ燃料と空気の混合気
が燃焼するため、燃焼されにくい物質や燃焼して灰分に
なるもの、例えば酸化防止剤であるジアルキルジチオリ
ン酸亜鉛(ZnDTP)などの有機金属系りん系化合物
や油溶性のモリブデン化合物類は含まない。例外的に金
属系清浄剤は一般的に使用されるが、この含金属系化合
物についても、混合気に電気火花をとばし燃焼させる点
火プラグの電極部を汚すため、その使用量は一般的に制
限される。
【0008】また、2サイクルガソリンエンジン油は他
の4サイクルガソリンエンジン油等と異なって、通常は
常温で潤滑油タンクに保持されるため、高温でのエンジ
ン油の劣化を考える必要がない。このため無灰系酸化防
止剤などを添加する必要がないとされている(参考文
献:トライボロジスト, 第38巻,第2号,p10
1,1993年)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、清浄
性に優れているため、2サイクルガソリンエンジンを長
期にわたって高い性能レベルを維持することのできる2
サイクルガソリンエンジン油を提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、高
い清浄性を有するエンジン油を開発すべく鋭意研究を重
ねた結果、2サイクルガソリンエンジンの清浄性を向上
させるためには前述の特許第2520923号の技術と
は異なり、もっとも重要なことは基油の芳香族分ではな
く、以下に示すように縮合多環芳香族炭化水素(DMS
O抽出物)の含有量であることが判ってきた。とくに基
油の芳香族分の中でも単環芳香族成分は、スラッジを溶
解したり、エンジン内を洗浄する清浄作用があり、2サ
イクルガソリンエンジン油の清浄性を向上させる重要な
基油の組成分であるが、基油に含まれる縮合多環芳香族
炭化水素は、基油の中に含まれる他の成分と比べて分子
量が大きく、かつ沸点が高く、さらに分子内の不飽和度
が高いため短時間で完全に燃焼するためには多量の酸素
を必要とするため縮合多環芳香族炭化水素は、部分酸化
した未燃焼化合物を形成しやすく、これら部分酸化した
未燃の縮合多環芳香族炭化水素はエンジン燃焼室内に付
着し、エンジンの清浄性を悪化すると同時に、エンジン
のピストンリングの溝に堆積してエンジンの出力低下を
引き起こすことが判ってきた。
【0011】その結果、単環芳香族成分は除去しない
で、縮合多環芳香族成分をできるだけ除去した潤滑性基
油を使用すること、さらにこれらの基油にフェノール系
酸化防止剤を配合したものが、優れた清浄性を有する2
サイクルガソリンエンジン油となることを見いだし、本
発明を完成するに至った。
【0012】すなわち、本発明の第一は、100℃おけ
る動粘度が4〜20mm/s、粘度指数が75以上、
縮合多環芳香族炭化水素(DMSO抽出物)の含有量が
1.0%以下、硫黄含有量が1.0%以下の基油を主成
分とする2サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油に関
する。
【0013】本発明の第二は、(A)100℃おける動
粘度が4〜20mm/s、粘度指数が75以上、縮合
多環芳香族炭化水素(DMSO抽出物)の含有量が1.
0%以下、硫黄含有量が1.2%以下である基油および
(B)フェノール系酸化防止剤を基油100重量部に対
して0.1〜2.0重量部を含有することを特徴とする
2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物に関する。
【0014】本発明に使用される基油は、原油を蒸留分
離した後、精製処理または深脱ロウ処理により得ること
ができる。
【0015】本発明の基油は、100℃おける動粘度が
4〜20mm/s、好ましくは8〜13mm/sで
あることが必要である。100℃における動粘度が4m
/s未満では、潤滑性が低下して耐焼き付き性が劣
り、また20mm/s以上では排気煙が多くなると共
にエンジンの排気管の閉塞が発生する。
【0016】粘度指数は75以上、好ましくは80以上
である。粘度指数が75未満では、低温における動粘度
が高いため始動性が悪くなり、本目的の2サイクルガソ
リンエンジン油の基油として適さない。
【0017】また、本発明に使用される基油の環状分析
(n−d−M法:特許第2520923号に記載)によ
る芳香族分の含有量は特に制限なく、芳香族含有量(%
CA)が5%以上の基油についてもなんら本目的の達成
に問題がない。むしろ清浄性や潤滑性、ピストンとシリ
ンダー間の耐焼き付き性(耐スカッフィング性)等を向
上させるには、芳香族含有量(%CA)が5〜30%が
好ましい。これは、パラフィン系炭化水素より単環芳香
族成分がスラッジの溶解性や潤滑性に優れるためであ
る。
【0018】しかし、基油に含まれる芳香族炭化水素成
分のなかで、縮合多環芳香族炭化水素(DMSO抽出
物)の含有量については、基油重量部100%に対して
1.0重量%以上では、エンジンの清浄性が著しく悪化
し、さらに排気煙が多くなって、本目的の2サイクルガ
ソリンエンジン油の基油として適さない。潤滑基油に含
まれる縮合芳香族炭化水素は、一般に分子量が大きくか
つ分子内の不飽和度が高いため、短時間で完全に燃焼す
るためには多量の酸素を必要とすることから、未燃焼化
合物を形成しやすく、これらがエンジン内に付着してエ
ンジンの清浄性を悪化すると同時に排気煙を多くするも
のと考えられる。上記の縮合多環芳香族炭化水素(DM
SO抽出物)の測定方法としては英国石油学会法IP3
46規定のDMSO(Dimetyl sulphox
ide)抽出法が挙げられる。
【0019】本発明の基油は、硫黄分含有量が1.0重
量%以下であり、好ましくは0.7重量%以下である。
この硫黄含有量が1.0重量%を超えるとエンジンの清
浄性が低下しかつ排気煙も多くなり、本発明の目的に適
さない。この理由として、含硫黄元素炭化水素化合物が
燃焼すると、硫酸煤や亜硫酸化合物を形成し、これらが
エンジン内に付着してエンジンの清浄性を悪化すると同
時に排気煙を多くするものと考えられる。
【0020】本第2発明では酸化防止剤の働きにより、
これら硫黄化合物の燃焼による劣化が抑制され、エンジ
ン内の清浄性に対しては硫黄分含有量が1.2重量%以
下までの基油の使用が可能となるが、好ましくは硫黄分
含有量が0.8重量%以下である。
【0021】本発明の基油としては、上述した性状を有
するものであれば、鉱油、炭化水素系合成基油、エチレ
ンプロピレン共重合体ポリマー、脂肪酸エステル系合成
油を問わず用いることができる。また、上記の鉱油と前
述した合成油を適宜の割合で混合したものを用いても良
い。
【0022】本第2発明において使用するフェノール系
酸化防止剤としては、実用的には内燃機関用潤滑油に使
用されるものが好ましく、4,4′−メチレンビス
(2,6−ジターシャリーブチルフェノール)および
2,6−ジターチャリーブチル−4メチルフェノールが
代表例として挙げられる。
【0023】なお、同じように内燃機関用潤滑油に一般
的に使用される硫化フェノール系酸化防止剤およびアミ
ン系酸化防止剤については、エンジン内の燃焼後、排出
される排気ガス中の窒素酸化ガスや亜硫酸ガスの含有量
を増加する可能性があり、好ましくない。
【0024】本発明の基油は、上述の如き鉱油や合成油
を主成分とするものであるが、実際に2サイクルガソリ
ンエンジンの潤滑油として使用するには、この基油に必
要に応じてポリブテン、灯油もしくは合成飽和炭化水素
系希釈剤、清浄分散剤、その他各種添加剤を適量配合し
て使用することが好ましい。
【0025】清浄分散剤としてはスルフォネート、フィ
ネート、サリシレートなどの金属系清浄分散剤やコハク
酸イミド、コハク酸エステル、エチレンプロピレンオキ
サイド共重合ポリマーなどの無灰分散剤を挙げることが
できるが、これらのうち特にスルフォネート清浄剤、コ
ハク酸イミドもしくはサリシレート清浄剤およびコハク
酸イミドの組み合わせが好適に使用される。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により更
に詳しく説明する。
【0027】表1〜2に示した各種基油に、表3に示し
た灯油、清浄分散剤、ポリブテン、流動点降下剤を表4
〜5に示す重量部で配合して、試料油を調整し、このよ
うにして得られた各種2サイクルガソリンエンジン油組
成物についてJASO M341−92に規定される2
サイクルガソリン機関潤滑油清浄性試験方法に基づき、
清浄性試験を実施した。その結果を表4〜7に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】
【表7】
【0035】比較例1、2、3、4と実施例1、2、3
の比較により、基油100重量%に対して縮合多環芳香
族炭化水素含有量(DMSO抽出物)が1.0重量%以
下かつ硫黄含有量が1.0重量%以下に調節してなる鉱
油系基油を使用した場合は、清浄性の向上に寄与し、本
目的を達成することを示す(第1発明相当)。
【0036】実施例1は、基油100重量%に対して縮
合多環芳香族炭化水素含有量(DMSO抽出物)が1.
0重量%以下かつ硫黄含有量が1.0重量%以下に調節
してなる鉱油系基油を使用した場合、使用する基油がn
−d−M法による芳香族分の含有量%CAが5%以上で
あってもなんら清浄性を悪化することなく、むしろ清浄
性を向上する性能を示し、かつ本目的に適した性能を有
することを示す(第1発明相当)。
【0037】比較例5および6と実施例4および5の比
較により、製品に含まれる基油の配合量を変えた場合で
も、基油100重量%に対して縮合多環芳香族炭化水素
含有量(DMSO抽出物)が1.0重量%以下かつ硫黄
含有量が1.0重量%以下に調節してなる鉱油系基油を
使用した場合は、清浄性の向上に寄与し、本目的を達成
できることを示す(第1発明相当)。
【0038】比較例2と実施例6および実施例7の比較
により、縮合多環芳香族炭化水素含有量(DMSO抽出
物)が1.0%以下かつ硫黄含有量が1.2%以下に調
節してなる鉱油系基油とフェノール系酸化防止剤を組み
合わせることにより、エンジンに対する清浄性を著しく
向上させ本目的を達成することができることを示す(第
2発明相当)。
【0039】実施例8により、基油100重量%に対し
て縮合多環芳香族炭化水素含有量(DMSO抽出物)が
1.0重量%以下かつ硫黄含有量が1.0重量%以下に
調節してなる鉱油系基油と合成油を適宜割合で混合した
ものを用いても、本目的を達成することができることを
示す。
【0040】
【効果】本発明の潤滑油基油は2サイクルガソリンエン
ジンの潤滑油として用いた場合に、優れた清浄性を示
し、高出力、高性能の各種2サイクルガソリンエンジン
の潤滑油として有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基油中における硫黄分含有量と縮合多環芳香族
炭化水素(PCAと略記)含有量との関係を示すグラフ
である。
【図2】エンジン油用組成物(製品)中における硫黄分
の含有量と縮合多環芳香族炭化水素の含有量との関係を
示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10N 30:02 30:04 40:26 (72)発明者 丸山 竜司 東京都港区台場二丁目3番2号 昭和シェ ル石油株式会社内 (72)発明者 森下 貴洋 東京都港区台場二丁目3番2号 昭和シェ ル石油株式会社内 Fターム(参考) 4H104 DA02A EA02A EA30A EB09 LA02 PA45

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 100℃おける動粘度が4〜20mm
    /s、粘度指数が75以上、縮合多環芳香族炭化水素
    (DMSO抽出物)の含有量が1.0%以下、硫黄含有
    量が1.0%以下の基油を主成分とする2サイクルガソ
    リンエンジン用潤滑油基油。
  2. 【請求項2】 (A)100℃おける動粘度が4〜20
    mm/s、粘度指数が75以上、縮合多環芳香族炭化
    水素(DMSO抽出物)の含有量が1.0%以下、硫黄
    含有量が1.2%以下である基油および(B)フェノー
    ル系酸化防止剤を基油100重量部に対して0.1〜
    2.0重量部を含有することを特徴とする2サイクルガ
    ソリンエンジン用潤滑油組成物。
JP22069798A 1998-08-04 1998-08-04 2サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油およびそれを用いた2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物 Pending JP2000053990A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22069798A JP2000053990A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 2サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油およびそれを用いた2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物
IT1999TO000684A IT1310663B1 (it) 1998-08-04 1999-08-02 Olio base per composizione di olio lubrificante per motori a benzinaa due tempi e composizione di olio lubrificante.
IDP990729D ID23840A (id) 1998-08-04 1999-08-02 Minyak dasar untuk minyak pelumas bagi mesin bensin dua tak berikut komposisi minyak pelumas tersebut
MYPI9903292 MY121077A (en) 1998-08-04 1999-08-02 Base oil for lubricating composition oil for two-cycle gasoline engines, and lubricating oil composition
CN 99111897 CN1243864A (zh) 1998-08-04 1999-08-04 二冲程汽油机润滑油组合物用的基础油和润滑油组合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22069798A JP2000053990A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 2サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油およびそれを用いた2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000053990A true JP2000053990A (ja) 2000-02-22

Family

ID=16755085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22069798A Pending JP2000053990A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 2サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油およびそれを用いた2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2000053990A (ja)
CN (1) CN1243864A (ja)
ID (1) ID23840A (ja)
IT (1) IT1310663B1 (ja)
MY (1) MY121077A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013145759A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 潤滑油組成物
JP2016027181A (ja) * 2015-11-13 2016-02-18 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 潤滑油組成物

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7384536B2 (en) * 2004-05-19 2008-06-10 Chevron U.S.A. Inc. Processes for making lubricant blends with low brookfield viscosities
US8969273B2 (en) * 2009-02-18 2015-03-03 Chevron Oronite Company Llc Lubricating oil compositions

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013145759A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 潤滑油組成物
JP2013209569A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Jx Nippon Oil & Energy Corp 潤滑油組成物
JP2016027181A (ja) * 2015-11-13 2016-02-18 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 潤滑油組成物

Also Published As

Publication number Publication date
MY121077A (en) 2005-12-30
CN1243864A (zh) 2000-02-09
ID23840A (id) 2000-05-25
ITTO990684A0 (it) 1999-08-02
IT1310663B1 (it) 2002-02-19
ITTO990684A1 (it) 2001-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fujimoto et al. Engine oil development for preventing pre-ignition in turbocharged gasoline engine
Hirano et al. Investigation of engine oil effect on abnormal combustion in turbocharged direct injection-spark ignition engines (Part 2)
JP4011815B2 (ja) 二サイクルクロスヘッドディーゼル内燃機関用潤滑油組成物および該潤滑油組成物用添加剤組成物
CN107735485A (zh) 用于直喷式发动机的润滑剂组合物
JP5097710B2 (ja) 2工程ガソリンエンジンのための潤滑油組成物及びその調製方法
JPH0662988B2 (ja) 内燃機関用潤滑油基油および組成物
AU743132B2 (en) A two-stroke motorcycle lubricant
JP2000053990A (ja) 2サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油およびそれを用いた2サイクルガソリンエンジン用潤滑油組成物
JP2000256690A (ja) 内燃機関用潤滑油組成物
CA2420248C (en) Low phosphorus lubricating oil composition
JP2520923B2 (ja) 二サイクルガソリンエンジン用潤滑油基油
JP4204340B2 (ja) 超低硫黄分内燃機関用潤滑油
JP3025612B2 (ja) 2サイクルエンジン用潤滑油組成物
JP2000080391A (ja) 2サイクルガソリンエンジン用潤滑油およびそれに用いる希釈剤組成物
JP2960348B2 (ja) 内燃機関用潤滑油組成物
JP2022521608A (ja) エンジンにおけるプレイグニッションを防止する又は低減するための潤滑組成物
JP2520923C (ja)
JP2901696B2 (ja) ディーゼルエンジン用潤滑油組成物
RU2642459C1 (ru) Моторное масло для двухтактных бензиновых двигателей
Van Dam et al. The impact of detergent chemistry on TBN retention
JP2537505B2 (ja) 内燃機関用潤滑油の添加剤
JPH10158678A (ja) 内燃機関用潤滑油組成物
Willschke et al. Synthetic base stocks for low viscosity motor oils
JP2866703B2 (ja) マルチグレードエンジン油組成物
Bartz Engine Oils and Their Evaluation/Engine Lubrication Aspects

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A521 Written amendment

Effective date: 20071029

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080610

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02