JP2000052703A - タイヤ把持装置 - Google Patents
タイヤ把持装置Info
- Publication number
- JP2000052703A JP2000052703A JP10225513A JP22551398A JP2000052703A JP 2000052703 A JP2000052703 A JP 2000052703A JP 10225513 A JP10225513 A JP 10225513A JP 22551398 A JP22551398 A JP 22551398A JP 2000052703 A JP2000052703 A JP 2000052703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- receiving plate
- tire receiving
- fixed frame
- grip device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】タイヤの搭載姿勢を任意に変更可能にしたタイ
ヤ把持装置を提供する。 【解決手段】門形の固定フレーム１の一側部にタイヤＴ
のトレッド面に当接してモータ３によって回転するタイ
ヤ受けプレート２を備え、他側部には前記タイヤ受けプ
レート３と対向してシリンダ５により進退移動し、前記
タイヤ受けプレート２とによってタイヤＴを把持する押
圧プレート４を備え、前記固定フレーム１の内側に前記
タイヤ受けプレート２と一体的に回転し、タイヤＴの外
周面を包囲するガードフレーム６を設けた。
ヤ把持装置を提供する。 【解決手段】門形の固定フレーム１の一側部にタイヤＴ
のトレッド面に当接してモータ３によって回転するタイ
ヤ受けプレート２を備え、他側部には前記タイヤ受けプ
レート３と対向してシリンダ５により進退移動し、前記
タイヤ受けプレート２とによってタイヤＴを把持する押
圧プレート４を備え、前記固定フレーム１の内側に前記
タイヤ受けプレート２と一体的に回転し、タイヤＴの外
周面を包囲するガードフレーム６を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ搭載装置の
タイヤ把持装置に関するものである。
タイヤ把持装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車の製造ラインでは乗用自動車にお
いては、そのトランク内にスペアタイヤをロボットによ
って自動搭載している。これは、図３で示すように、ロ
ボットアームの先端に設けたチャック装置１１によって
拡縮作動するチャック爪１２をタイヤＴのホイールイン
ロー穴に挿入して把持している。
いては、そのトランク内にスペアタイヤをロボットによ
って自動搭載している。これは、図３で示すように、ロ
ボットアームの先端に設けたチャック装置１１によって
拡縮作動するチャック爪１２をタイヤＴのホイールイン
ロー穴に挿入して把持している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】スペアタイヤは通常ホ
イール意匠面側を車両上面に向けて収納しているが、車
種によってはホイール意匠面側を車両の下面に向けて収
納する場合があり、この場合、上記従来のタイヤ把持装
置ではコンベアによってホイール意匠面側を上向きにし
て搬送されてくるタイヤを反転してチャックする必要が
あり、そのためにタイヤ供給コンベアに高価な反転機を
設置しており、設置スペースや設備投資に問題があっ
た。
イール意匠面側を車両上面に向けて収納しているが、車
種によってはホイール意匠面側を車両の下面に向けて収
納する場合があり、この場合、上記従来のタイヤ把持装
置ではコンベアによってホイール意匠面側を上向きにし
て搬送されてくるタイヤを反転してチャックする必要が
あり、そのためにタイヤ供給コンベアに高価な反転機を
設置しており、設置スペースや設備投資に問題があっ
た。
【０００４】本発明の目的は、タイヤの搭載姿勢を任意
に変更可能にしたタイヤ把持装置を提供することであ
る。
に変更可能にしたタイヤ把持装置を提供することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による構成要旨は、門形の固定フレームの一
側部にタイヤのトレッド面に当接してモータによって回
転するタイヤ受けプレートを備え、他側部には前記タイ
ヤ受けプレートと対向してシリンダにより進退移動し、
前記タイヤ受けプレートとによってタイヤを把持する押
圧プレートを備え、前記固定フレームの内側に前記タイ
ヤ受けプレートと一体的に回転し、タイヤの外周面を包
囲するガードフレームを設けたことを特徴とするもので
ある。
めの本発明による構成要旨は、門形の固定フレームの一
側部にタイヤのトレッド面に当接してモータによって回
転するタイヤ受けプレートを備え、他側部には前記タイ
ヤ受けプレートと対向してシリンダにより進退移動し、
前記タイヤ受けプレートとによってタイヤを把持する押
圧プレートを備え、前記固定フレームの内側に前記タイ
ヤ受けプレートと一体的に回転し、タイヤの外周面を包
囲するガードフレームを設けたことを特徴とするもので
ある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１及び図２において、１は門形の
固定フレームであり、ロボットのアーム先端に取り付け
られる。
基づいて説明する。図１及び図２において、１は門形の
固定フレームであり、ロボットのアーム先端に取り付け
られる。
【０００７】前記固定フレーム１の一側部面にはタイヤ
Ｔのトレッド面に当接し、モータ３によって回転するタ
イヤ受けプレート２が設けられている。また、固定フレ
ーム１の他側部には前記タイヤ受けプレート２と対向し
てシリンダ５により進退移動し、前記タイヤ受けプレー
ト２とによってタイヤＴを把持する押圧プレート４が設
けられている。
Ｔのトレッド面に当接し、モータ３によって回転するタ
イヤ受けプレート２が設けられている。また、固定フレ
ーム１の他側部には前記タイヤ受けプレート２と対向し
てシリンダ５により進退移動し、前記タイヤ受けプレー
ト２とによってタイヤＴを把持する押圧プレート４が設
けられている。
【０００８】さらに、前記固定フレームの内側に前記タ
イヤ受けプレート２と一体的に回転し、タイヤＴの外周
面を包囲するガードアーム６を設けたものである。
イヤ受けプレート２と一体的に回転し、タイヤＴの外周
面を包囲するガードアーム６を設けたものである。
【０００９】このタイヤ受けプレート２と一体的に回転
するガードアーム６の回転機構は図１で示すように、ガ
ードフレーム６の両側部に固定した筒体７，８を固定フ
レームの両側部にベアリングを介して回転可能に支持
し、タイヤ受けプレート２側の筒体７内に内歯歯車１０
を設け、タイヤ受けプレート２に結合しているモータ３
の回転軸上に前記内歯歯車１０に噛合する外歯歯車９を
設け、タイヤ受けプレート２と同期回転するようにした
構造である。
するガードアーム６の回転機構は図１で示すように、ガ
ードフレーム６の両側部に固定した筒体７，８を固定フ
レームの両側部にベアリングを介して回転可能に支持
し、タイヤ受けプレート２側の筒体７内に内歯歯車１０
を設け、タイヤ受けプレート２に結合しているモータ３
の回転軸上に前記内歯歯車１０に噛合する外歯歯車９を
設け、タイヤ受けプレート２と同期回転するようにした
構造である。
【００１０】本発明は上記の通りの構成であるから、図
略のタイヤ供給コンベアで搬送されてくるコンベア上の
タイヤＴのトレッド面に対してタイヤ受けプレート２を
当接し、シリンダ５により押圧プレート４を前進移動し
てタイヤＴを把持する。
略のタイヤ供給コンベアで搬送されてくるコンベア上の
タイヤＴのトレッド面に対してタイヤ受けプレート２を
当接し、シリンダ５により押圧プレート４を前進移動し
てタイヤＴを把持する。
【００１１】前記したように、タイヤ供給コンベアによ
って搬送されてくるタイヤはホイール意匠面側が上向き
になっている。このホイール意匠面側を車両上面に向け
て収納搭載する場合は、そのままのタイヤ姿勢で所定の
収納部に搭載するが、車種によってはホイール意匠面側
を車両の下面に向けて収納する場合があり、タイヤＴを
反転する必要がある。
って搬送されてくるタイヤはホイール意匠面側が上向き
になっている。このホイール意匠面側を車両上面に向け
て収納搭載する場合は、そのままのタイヤ姿勢で所定の
収納部に搭載するが、車種によってはホイール意匠面側
を車両の下面に向けて収納する場合があり、タイヤＴを
反転する必要がある。
【００１２】このような場合、モータ３を起動してタイ
ヤ受けプレート２を１８０°回転することにより押圧プ
レート４とで把持されているタイヤＴは、その外周面を
ガードしているガードフレーム６と共に反転させ、ホイ
ール意匠面側を車両の下面に向けて所定の収納部に搭載
するものである。
ヤ受けプレート２を１８０°回転することにより押圧プ
レート４とで把持されているタイヤＴは、その外周面を
ガードしているガードフレーム６と共に反転させ、ホイ
ール意匠面側を車両の下面に向けて所定の収納部に搭載
するものである。
【００１３】尚、タイヤ受けプレート２と押圧プレート
４とで把持されているタイヤＴは、前記３６０°回転可
能であるから、前記１８０°に限られることなく任意の
角度姿勢に変更することが可能であり、タイヤＴを搭載
する収納角度に応じて自由に変更設定することができる
ものである。
４とで把持されているタイヤＴは、前記３６０°回転可
能であるから、前記１８０°に限られることなく任意の
角度姿勢に変更することが可能であり、タイヤＴを搭載
する収納角度に応じて自由に変更設定することができる
ものである。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明よると、同一装置で
タイヤの把持とタイヤを任意の姿勢に変更を可能とした
構成であるから、専用の反転機を設置することなく搭載
が可能となり、スペース及び設備投資の低減が得られる
利点を有している。
タイヤの把持とタイヤを任意の姿勢に変更を可能とした
構成であるから、専用の反転機を設置することなく搭載
が可能となり、スペース及び設備投資の低減が得られる
利点を有している。
【図１】本発明の要部断面正面図
【図２】本発明の斜視図
【図３】従来装置の概略
１ 固定フレーム ２ タイヤ受けプレート ３ モータ ４ 押圧プレート ５ シリンダ ７ 筒体 ８ 筒体 ９ 外歯歯車 １０ 内歯歯車
Claims (1)
- 【請求項１】 門形の固定フレームの一側部にタイヤの
トレッド面に当接してモータによって回転するタイヤ受
けプレートを備え、他側部には前記タイヤ受けプレート
と対向してシリンダにより進退移動し、前記タイヤ受け
プレートとによってタイヤを把持する押圧プレートを備
え、前記固定フレームの内側に前記タイヤ受けプレート
と一体的に回転し、タイヤの外周面を包囲するガードフ
レームを設けたことを特徴とするタイヤ把持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10225513A JP2000052703A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | タイヤ把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10225513A JP2000052703A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | タイヤ把持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000052703A true JP2000052703A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16830503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10225513A Pending JP2000052703A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | タイヤ把持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000052703A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104290101A (zh) * | 2014-09-15 | 2015-01-21 | 南通凯迪自动机械有限公司 | 用于夹取纱团的机械手 |
| CN111823792A (zh) * | 2020-08-07 | 2020-10-27 | 山东银宝轮胎集团有限公司 | 一种用于轮胎的夹持装置 |
-
1998
- 1998-08-10 JP JP10225513A patent/JP2000052703A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104290101A (zh) * | 2014-09-15 | 2015-01-21 | 南通凯迪自动机械有限公司 | 用于夹取纱团的机械手 |
| CN111823792A (zh) * | 2020-08-07 | 2020-10-27 | 山东银宝轮胎集团有限公司 | 一种用于轮胎的夹持装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050711 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050928 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060224 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |