JP2000051402A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

ソリッドゴルフボール

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JP2000051402A
JP2000051402A JP22782998A JP22782998A JP2000051402A JP 2000051402 A JP2000051402 A JP 2000051402A JP 22782998 A JP22782998 A JP 22782998A JP 22782998 A JP22782998 A JP 22782998A JP 2000051402 A JP2000051402 A JP 2000051402A
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JP
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rubber
golf ball
solid golf
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Shinya Ono
信也 小野
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Yokohama Rubber Co Ltd:The
横浜ゴム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】打撃耐久性に優れるソリッドゴルフボールの提
供。 【解決手段】1層以上のコアおよび該コアを被覆する1
層以上のカバーからなり、該コアの最外層が、該カバー
の最内層が含有する熱可塑性樹脂のうち少なくとも1種
と融着する熱可塑性樹脂を、ゴム100重量部に対し
て、2〜45重量部含有するソリッドゴルフボール。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドゴルフボ
ールに関し、詳しくは、打撃耐久性に優れるソリッドゴ
ルフボールに関する。

【0002】

【従来の技術】ツーピースソリッドゴルフボール等のソ
リッドゴルフボールは、コアおよび該コアを被覆するカ
バーからなる。これらソリッドゴルフボールは、打撃に
よりコアとカバーの界面で破壊が起こりやすい。コアと
カバーとの接着性をよくして、ゴルフボールの打撃耐久
性を高めるために、従来は、コアの表面に凹凸を設ける
ように研磨したり、硫酸等の薬剤に浸せきしたりする等
の処理をしていた。しかし、それらの処理をすると工程
数が増えるという欠点があり、また、打撃耐久性の向上
も十分であるとはいえなかった。

【0003】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、打撃耐久性
に優れるソリッドゴルフボールを提供することを課題と
する。

【0004】

【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、1層以
上のコアおよび該コアを被覆する1層以上のカバーから
なり、該コアの最外層が、該カバーの最内層が含有する
熱可塑性樹脂のうち少なくとも1種と融着する熱可塑性
樹脂を、ゴム100重量部に対して、2〜45重量部含
有するソリッドゴルフボールを提供する。

【0005】コアの最外層とカバーの最内層が含有する
互いに融着する熱可塑性樹脂が、同種のものであるのが
好ましい。

【0006】コアの最外層が含有する熱可塑性樹脂のう
ち少なくとも1種が、冷凍粉砕された熱可塑性樹脂であ
るのが好ましい。

【0007】また、本発明は、前記ソリッドゴルフボー
ルのコアの最外層に用いられるソリッドゴルフボールコ
ア用ゴム組成物を提供する。

【0008】

【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。本発明のソリッドゴルフボールは、1層以上のコア
および該コアを被覆する1層以上のカバーからなる。即
ち、ツーピースソリッドゴルフボール、スリーピースソ
リッドゴルフボールその他のマルチピースソリッドゴル
フボールのいずれの態様をとることもできる。

【0009】本発明において、カバーの最内層はコアと
接している層を指し、カバーが1層からなる場合にはカ
バー自体を意味する。また、本発明において、コアの最
外層はカバーと接している層を指し、コアが1層からな
る場合にはコア自体を意味する。ここでコアとは、ボー
ルの中心に配置された基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、充
填剤からなる熱架橋された材料であり、カバー材とはコ
アの外側に配置された熱可塑性樹脂をいう。

【0010】本発明のソリッドゴルフボールのカバーの
最内層を構成する材料は、少なくとも1種の熱可塑性樹
脂を含有する。熱可塑性樹脂は、特に限定されないが、
アイオノマー樹脂単独または2種以上のアイオノマー樹
脂のブレンド物を用いるのが好ましい。

【0011】アイオノマー樹脂は、エチレン−不飽和カ
ルボン酸系共重合体をベース樹脂とするものであって、
例えば、エチレン−不飽和カルボン酸系共重合体と陽イ
オンを供給し得る金属化合物から得られる。エチレン−
不飽和カルボン酸系共重合体は、例えば、エチレンと炭
素数3〜6の不飽和カルボン酸、例えば、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、安息香酸ビニル
との共重合体である。陽イオンを供給し得る金属化合物
は、例えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金
属等の蟻酸塩、酢酸塩、硝酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、
酸化物、水酸化物、アルコキシドである。金属は、例え
ば、ナトリウム、亜鉛、リチウム、マグネシウム、マン
ガン、カルシウム、コバルト、カリウムが挙げられる。

【0012】アイオノマー樹脂は、単独でも2種以上の
多種類の混合物でもよく、ショアーD硬度が55〜80
であることが好ましい。上記範囲であると、良好な反発
性能を得ることができ、また、ポリブタジエン等のゴム
を配合する場合に適度な硬度が得られる。

【0013】アイオノマー樹脂の具体例としては、例え
ば、エチレンとメタクリル酸との共重合体の金属塩が挙
げられる。市販されているものでは、三井デュポン・ポ
リケミカル社製のハイミラン1605、ハイミラン17
06、ハイミラン1707、ハイミランAM7315、
ハイミランAM7317、ハイミランAM7318、デ
ュポン社製のサーリン7930、サーリン7940等を
用いることができる。

【0014】カバーの最内層を構成する材料として、少
なくとも1種の熱可塑性樹脂とともに、各種ゴムを用い
ることができる。ゴムは、例えば、ジエン系ゴムおよび
その水素添加物、オレフィン系ゴム、含ハロゲン系ゴ
ム、シリコンゴム、含イオウゴム、フッ素ゴム、熱可塑
性エラストマーが挙げられる。なかでも、ジエン系ゴム
およびその水素添加物が、反発性能、打撃耐久性および
外観に優れる点で好ましい。

【0015】ジエン系ゴムおよびその水素添加物の具体
例としては、天然ゴム、エポキシ化天然ゴム、ブタジエ
ンゴム(高シスブタジエンゴム、低シスブタジエンゴ
ム)、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エ
チレン−プロピレン−ジエンゴム、アクリロニトリル−
ブタジエンゴム、水素化スチレン−ブタジエンゴム、水
素化アクリロニトリル−ブタジエンゴム等が挙げられ
る。なかでも、ブタジエンゴムが好ましく、シス−1,
4結合を40%以上有するブタジエンゴムが特に好まし
い。市販されているものでは、日本合成ゴム社製 BR
−01、BR−11、BR−18、日本ゼオン社製 N
ipol 1220、宇部興産社製 UBEPOL B
R−210、150L、360L等を用いることができ
る。ジエン系ゴムの粒子径は、好ましくは0.1〜5μ
m以下である。カバーの反発性能、打撃耐久性および外
観が好適となるからである。

【0016】カバーの最内層を構成する材料として、前
記アイオノマー樹脂であってもよいし、前記アイオノマ
ー樹脂と前記ゴムとを含む熱可塑性エラストマーであっ
てもよい。熱可塑性エラストマーは、反発性能および打
撃耐久性に優れる。アイオノマー樹脂とゴムとを含む熱
可塑性エラストマーを用いる場合には、それらの比率が
重量比で、アイオノマー樹脂/ゴム=50/50〜10
/90であるのが好ましい。上記範囲よりアイオノマー
樹脂の比率が多いと打撃感触が硬くなり過ぎる場合があ
り、ジエン系ゴムの比率が多いと反発性能が悪くなる場
合がある。熱可塑性エラストマーにおいて、ゴムは、ア
イオノマー樹脂中に分散されており、かつ、動的架橋さ
れ、特に架橋剤を用いずに熱架橋されていてもよい。動
的架橋され、架橋剤を用いずに熱架橋されていることに
より、カバーの反発性能、打撃耐久性および外観が良好
となる。ここで、外観が良好とは、カバー表面に毛羽立
ちがなく、見た目がよいことをいう。熱架橋ではなく、
架橋剤を使用すると以下のような問題がある。例えば、
有機過酸化物架橋によると、アイオノマー樹脂も同時に
架橋されてしまうので、熱可塑性エラストマーの流動性
が低下して成形が困難となる。硫黄架橋によると、熱可
塑性エラストマーが黄色く着色する場合がある。

【0017】また、カバー材には、必要に応じて、白色
顔料、染料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、金属石鹸等の
分散助剤、安定剤、滑剤、着色剤等を適宜配合してもよ
い。白色顔料は、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸
カルシウム、鉛白、硫化亜鉛、硫酸バリウム、石膏、沈
降性シリカが挙げられる。

【0018】本発明のソリッドゴルフボールにおいて、
カバーの最内層を構成するカバー材として、前記熱可塑
性エラストマーを用いる場合には、前記アイオノマー樹
脂、前記ゴムおよび必要に応じて使用される他の成分を
2軸混練押出機等で、例えば、150〜260℃の温度
で溶融混練し、アイオノマー樹脂からなる連続層中にゴ
ムを分散させ、混練しながら動的に架橋させることによ
り、カバーの最内層を構成するカバー材を製造すること
ができる。この場合の混練は、例えば、1000/秒以
上のせん断速度でかくはんすることにより行うのがよ
い。このかくはんによって、ゴムがアイオノマー樹脂中
に良好に分散した状態になり、さらに、分散したゴムの
粒子径を5μm以下の微小なものにすることができるか
ら、カバー材の反発性能、打撃耐久性および外観が良好
となる。

【0019】本発明のソリッドゴルフボールが2層以上
のカバーを有する場合には、最内層以外の層を構成する
材料は、特に限定されず、上述したものと同様の材料を
用いることができる。

【0020】本発明のソリッドゴルフボールのコアの最
外層を構成する材料は、カバーの最内層が含有する熱可
塑性樹脂のうち少なくとも1種と融着する熱可塑性樹脂
を含有する。これにより、打撃により引き起こされるコ
アとカバーの界面で破壊が起こりにくくなる。例えば、
コアの最外層に、基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、充填剤
等からなるゴム組成物にカバーの最内層が含有する熱可
塑性樹脂を添加し、熱架橋したものを使用した場合に、
コアの最外層の含有する熱可塑性樹脂の一部が溶融し、
カバーの最内層の含有する熱可塑性樹脂と接着すること
で、コアとカバーの接着性が優れたものとなり、コアと
カバーの界面で破壊が起こりにくくなる。

【0021】上述したコアの最外層とカバーの最内層が
含有する互いに融着する熱可塑性樹脂が同種のものであ
る場合には、コアとカバーの接着性がより優れたものと
なるので好ましい。

【0022】コアの最外層における前記熱可塑性樹脂の
含有量は、ゴム100重量部に対して、2〜45重量
部、好ましくは5〜30重量部である。2重量部未満で
あるとコアとカバーの界面で破壊が起こりやすく、45
重量部を超えるとコア自体が脆くなり打撃耐久性が悪く
なる。

【0023】コアの最外層を構成する材料としては、前
記熱可塑性樹脂とともに、通常コアの形成に用いられる
基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、充填剤等を用いることが
できる。

【0024】基材ゴムは、特に限定されず、天然ゴムお
よび/または合成ゴムを使用することができるが、反発
性能がより良好となることからブタジエンゴムが好まし
く、シス−1,4結合を40%以上有するブタジエンゴ
ムが特に好ましい。

【0025】架橋剤は、有機過酸化物、硫黄等を使用で
きる。有機過酸化物は、ゴム架橋に一般に用いられるも
のであれば特に限定されないが、ジクミルペルオキシ
ド、ジターシャリブチルペルオキシド、1,3−ビス
(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、4,
4′−ジ(t−ブチルパーオキシ)吉草酸n−ブチル、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン等が挙げられる。

【0026】共架橋剤は、特に限定されず、不飽和カル
ボン酸金属塩等が挙げられるが、アクリル酸亜鉛および
/またはメタクリル酸亜鉛を用いるのが好ましい。ここ
で用いられる不飽和カルボン酸金属塩は、単独で用いて
もよいが、分散性向上のため、ステアリン酸等の脂肪酸
を10%程度混入させてもよい。また、不飽和カルボン
酸金属塩は、平均粒度が5.0μm以下であるとより好
ましい。ここで、「平均粒度」とは、通常の沈降性粒度
分布測定法によって測定される粒度をいう。5.0μm
以下であると、混練時に基材ゴム中への分散性がよくな
り、反発性能がより良好になるからである。

【0027】架橋助剤としては、酸化亜鉛等が挙げられ
る。不活性充填剤としては、硫酸バリウム等が挙げられ
る。

【0028】本発明のソリッドゴルフボールのコアの最
外層を構成する材料は、上記成分以外にも、必要に応じ
て、老化防止剤、加工助剤、可塑剤、軟化剤等の添加剤
を含有していてもよい。

【0029】本発明のソリッドゴルフボールが2層以上
のコアを有する場合には、最外層以外の層を構成する材
料は、特に限定されず、上述したコアの最外層と同様の
材料を用いることができる。

【0030】コアの製造方法は、特に限定されないが、
冷凍粉砕された熱可塑性樹脂を含有するゴム組成物を用
いる方法が好適例として挙げられる。下記例は、コアが
1層であり、コアが含有する熱可塑性樹脂として、アイ
オノマー樹脂を用いた場合であるが、コアは1層に限定
されず、コアが含有する熱可塑性樹脂は特に限定されな
い。初めに、アイオノマー樹脂のペレットを、液体窒素
(−196℃)で冷凍した後、乾式粉砕する。この場
合、粉砕後のアイオノマー樹脂粉末が、平均粒径100
0μm以下、特に500〜1000μmになる程度まで
粉砕するのが好ましい。次に、基材ゴム、配合剤および
前記アイオノマー樹脂粉末を加圧式ニーダー等の混練機
に投入し、130℃程度になるまで加熱混練する。混練
時間は5分〜10分程度であるのが好ましい。室温程度
まで冷却した後、架橋剤を投入し、90℃程度になるま
で加熱混練する。この後、金型中に押し出し、加圧成形
して、本発明のソリッドゴルフボールに用いられるコア
が得られる。

【0031】ゴムと熱可塑性樹脂の分散性が悪い場合で
あっても、前記方法のように冷凍粉砕により微細な粉末
にして混練すると、基材ゴム中に熱可塑性樹脂が均一に
分散させることができる。

【0032】冷凍粉砕された熱可塑性樹脂を含有するゴ
ム組成物は、上述したように、基材ゴム中に熱可塑性樹
脂が均一に分散しており、該熱可塑性樹脂と互いに融着
する熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物との接着性に優
れるので、ソリッドゴルフボールコア用等として有用で
あり、本発明の一態様である。

【0033】本発明のソリッドゴルフボールの構成は、
上述した通りであるが、なかでも好ましいのは、以下の
態様である。 (1)カバーの最内層の主成分が、アイオノマー樹脂で
あって、コアの最外層の主成分が、基材ゴム、架橋剤、
共架橋剤等からなるゴム組成物に該アイオノマー樹脂を
混合し、熱架橋したものである態様 (2)カバーの最内層の主成分が、アイオノマー樹脂と
ゴムとを含む熱可塑性エラストマーであって、コアの最
外層の主成分が、基材ゴム、架橋剤、共架橋剤等からな
るゴム組成物に該アイオノマー樹脂を混合し、熱架橋し
たものである態様(カバーの最内層とコアの最外層に用
いられるゴムは、同じであっても異なっていてもよい
が、同じであるとカバーとコアの接着性はより良好とな
る。) (3)カバーの最内層の主成分が、アイオノマー樹脂と
ゴムとを含む熱可塑性エラストマーであって架橋剤を用
いずに熱架橋されているものであって、コアの最外層の
主成分が、基材ゴム、架橋剤、共架橋剤等からなるゴム
組成物に該アイオノマー樹脂を混合し、熱架橋したもの
である態様(カバーの最内層とコアの最外層に用いられ
るゴムは、同じであっても異なっていてもよいが、同じ
であるとカバーとコアの接着性はより良好となる。) また、本発明のソリッドゴルフボールがツーピースソリ
ッドゴルフボールであるときには、上記態様に加えて、
次の態様も好ましい。 (4)カバーの主成分が、アイオノマー樹脂であって、
コアの主成分が基材ゴム、架橋剤、共架橋剤等からなる
ゴム組成物に該アイオノマー樹脂を混合し、熱架橋した
ものである態様

【0034】本発明のソリッドゴルフボールの製造方法
は、特に限定されない。例えば、以下の方法を用いるこ
とができる。コアの最内層を構成する材料を加圧成形
し、コアが2層以上である場合にはコアの最内層上に同
中心的にコアの他の層を加圧成形する。その後、コアの
最外層上に同中心的に、カバーの最内層、カバーが2層
以上である場合には更にカバーのその他の層を射出成形
してコアを包み込むことによって本発明のソリッドゴル
フボールが得られる。

【0035】ソリッドゴルフボールのコアの最内層は、
反発性能等の点でゴム組成物とする必要がある。従っ
て、コアを1層とする場合には、ゴムを主成分とするコ
アと熱可塑性樹脂を主成分とするカバーとの接着性が悪
くなることが多い。本発明のソリッドゴルフボールは、
コアが1層の場合であってもコアとカバーの接着性に優
れるので、有用である。

【0036】

【実施例】以下に実施例を示して本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限られるものではない。ソリッドゴルフボールの作製 ソリッドゴルフボールの作製は、以下に示されるコア用
原料を第1表に示される重量比で用いて行った。初め
に、アイオノマー樹脂1のペレットを、液体窒素(−1
96℃)で冷凍した後、乾式粉砕した。粉砕後のアイオ
ノマー樹脂1の粉末は、平均粒径約800μmであっ
た。次に、基材ゴム、配合剤および前記アイオノマー樹
脂1の粉末を加圧式ニーダーに投入し、130℃程度に
なるまで、8分間混練した。室温程度まで冷却した後、
架橋剤を投入し、90℃程度になるまで混練した。この
後、金型中に押し出し、160℃で20分間加熱加圧成
形して、球状ソリッドコアを得た。更に、以下に示され
るカバー用原料を第1表に示される重量比で、2軸混練
機等で混練し、得られた樹脂組成物で、前記球状ソリッ
ドコアを射出成形法で被覆し、ソリッドゴルフボールを
作製した。

【0037】(1)コア用原料 ブタジエンゴム:シス−1,4結合97%、BR−0
1、日本合成ゴム社製 アイオノマー樹脂1:ナトリウムイオン性エチレン−メ
タクリル酸系共重合体、ショアーD硬度67、ハイミラ
ン1605、三井デュポン・ポリケミカル社製酸化亜鉛 アクリル酸亜鉛:平均粒度2.5μm(自然・遠心沈降
式自動粒度分布測定装置CAPA−300(堀場製作所
社製)で測定)、平均粒度5.3μmのアクリル酸亜鉛
をラボジェットミルにて粉砕して製造 老化防止剤:BHTスワノックス、精工化学社製 有機過酸化物:ジクミルペルオキシド(パークミルD、
日本油脂社製) (2)カバー用原料 アイオノマー樹脂1:コア用原料に用いたものと同じ アイオノマー樹脂2:亜鉛イオン性エチレン−メタクリ
ル酸系共重合体、ショアーD硬度66、ハイミラン17
06、三井デュポン・ポリケミカル社製 酸化チタン:タイペークCR−60、石原産業社製

【0038】上記のようにして得られたソリッドゴルフ
ボールについて以下の試験を行った。打撃耐久性試験 実施例および比較例のそれぞれにつき、10個のソリッ
ドゴルフボールをエアキャノンにより鉄板に衝突させ、
打撃耐久性を評価した。鉄板は鏡面研磨された、平滑な
厚さ10mmの板を用い、衝突時の速度70m/sとし
て行った。評価は、10個のボールそれぞれの割れるま
での衝突回数の合計を比較例1の値を100として相対
的に表した。

【0039】結果を第1表に示す。第1表から明らかな
ように、本発明のソリッドゴルフボール(実施例1〜
3)は、打撃耐久性が良好であることが分かる。

【0040】

【0041】

【発明の効果】本発明のソリッドゴルフボールは、打撃
耐久性に優れるので、有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1層以上のコアおよび該コアを被覆する1
    層以上のカバーからなり、該コアの最外層が、該カバー
    の最内層が含有する熱可塑性樹脂のうち少なくとも1種
    と融着する熱可塑性樹脂を、ゴム100重量部に対し
    て、2〜45重量部含有するソリッドゴルフボール。
  2. 【請求項2】コアの最外層とカバーの最内層が含有する
    互いに融着する熱可塑性樹脂が、同種のものである請求
    項1に記載のソリッドゴルフボール。
  3. 【請求項3】コアの最外層が含有する熱可塑性樹脂のう
    ち少なくとも1種が、冷凍粉砕された熱可塑性樹脂であ
    る請求項2または3に記載のソリッドゴルフボール。
  4. 【請求項4】冷凍粉砕された熱可塑性樹脂を含有するソ
    リッドゴルフボールコア用ゴム組成物。
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