JP2000049291A - 半導体装置のテスト回路 - Google Patents

半導体装置のテスト回路

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JP2000049291A
JP2000049291A JP10215677A JP21567798A JP2000049291A JP 2000049291 A JP2000049291 A JP 2000049291A JP 10215677 A JP10215677 A JP 10215677A JP 21567798 A JP21567798 A JP 21567798A JP 2000049291 A JP2000049291 A JP 2000049291A
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test
semiconductor device
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Yoshihiro Masana
芳弘 正名
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Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31701Arrangements for setting the Unit Under Test [UUT] in a test mode

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスト実行後にはテスト機能を確実に動作不
可にすることができる。 【解決手段】 テスト回路は、メタルヒューズ12と、
テストヒューズ端子14と、プルアップ抵抗16と、イ
ンバータゲート18と、ダイオード20とを含んで構成
されている。ダイオード20は、アノードがテストヒュ
ーズ端子14に接続され、カソードがメタルヒューズ1
2に接続されている。出荷テスト実行後にテストヒュー
ズ端子14に所定レベルの電圧を印加すると、テストヒ
ューズ端子14からダイオード20を介してメタルヒュ
ーズ12に所定値以上の電流が通電される。メタルヒュ
ーズ12の切断後には、ダイオード20によって電流の
通電が規制されるので、テストヒューズ端子14がどの
ようなレベルであってもインバータゲート18の入力端
子側の電位がHレベルに維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のテス
ト回路に係り、特にユーザーへの出荷前におけるテスト
実行時にテスト機能を動作可能にし、テスト実行後にテ
スト機能を動作不可にすることができる半導体装置のテ
スト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、製造された半導体装置が正常
に動作するか否かを検査する出荷テストは半導体装置を
ユーザーに出荷する前に行われている。従って、半導体
装置には装置本来の機能(例えば、メモリ機能等)を実
現する回路部に加え、出荷テストを行うためのテスト回
路が内蔵されている。
【0003】図5に示されるように、従来のテスト回路
はメタルヒューズ100と、テストヒューズ端子102
と、プルアップ抵抗104と、インバータゲート106
とを含んで構成されている。
【0004】メタルヒューズ100は、メタル配線パタ
ーンを極細にして作成されており、一端がGNDに接続
され、他端がテストヒューズ端子102、プルアップ抵
抗104の一端、及びインバータゲート106の入力端
子に接続されている。インバータゲート106は、ハイ
(H)レベルまたはロー(L)レベルの信号を出力する
ようになっており、この信号は各種テストコマンドやテ
スト機能(所謂出荷テスト)に対するイネーブル信号
(以下、これをテストイネーブル信号TSTENと称す
る)として用いられる。
【0005】半導体装置の出荷テストを行う場合には、
テストヒューズ端子102をオープン状態にして使用す
る。テストヒューズ端子102がオープン状態であると
きに電源電圧が印加されると、プルアップ抵抗104及
びメタルヒューズ100を介してGND側に電流が流れ
る。このとき、メタルヒューズ100の両端間には電位
差がないため、インバータゲート106の入力端子側の
電位はLレベルになり、インバータゲート106が出力
するテストイネーブル信号TSTENはHレベルにな
る。このように、インバータゲート106が出力するテ
ストイネーブル信号TSTENがHレベルであるときに
テストコマンドやテスト機能が動作可能になり、出荷テ
ストが実行される。
【0006】出荷テストの実行後、テストヒューズ端子
102に所定レベルの電圧を印加すると、テストヒュー
ズ端子102からメタルヒューズ100へ電流が流れ
る。これにより、メタルヒューズ100に所定値以上の
電流が流れ、メタルヒューズ100が切断される。こう
して出荷テストの実行が終了した半導体装置は、メタル
ヒューズ100が切断された状態でユーザーへ出荷され
る。
【0007】メタルヒューズ100が切断された半導体
装置において、テストヒューズ端子102をオープン状
態にすると共に、再度電源電圧を印加することがある。
この場合には、メタルヒューズ100が切断されている
ため、プルアップ抵抗104を介してテストヒューズ端
子102の方向へ電流が流れることはない。従って、イ
ンバータゲート106の入力端子側の電位がHレベルに
なり、インバータゲート106が出力するテストイネー
ブル信号TSTENはLレベルになる。これにより、出
荷テスト実行後にはテストコマンドやテスト機能は動作
不可になり出荷テストが再度実行されることはない。す
なわち、出荷テスト実行後にメタルヒューズ100を切
断することによって半導体装置におけるテスト機能は動
作不可になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メタル
ヒューズ100が切断された状態で出荷された半導体装
置に対し、ユーザーが電源供給と共にテストヒューズ端
子102を接地することがある。この場合には、プルア
ップ抵抗104を介してテストヒューズ端子102の方
向へ電流が流れる。これにより、インバータゲート10
6の入力端子側の電位がLレベルになるので、インバー
タゲート106が出力するテストイネーブル信号TST
ENはHレベルになる。このため、出荷テスト実行後に
テスト機能を動作不可にしたにも拘らず、半導体装置に
おけるテスト機能が復活し、出荷テストが実行される、
という問題がある。
【0009】半導体装置は、例えばICカード等のセキ
ュリティ関連に使用することがある。このように、半導
体装置の用途がセキュリティ関連である場合に、前述し
たように出荷テスト実行後にテスト機能を復活させるこ
とができると、セキュリティを確保することが困難にな
る、という問題を有している。
【0010】これに対して、半導体装置の本来の機能を
果たす機能回路と、半導体装置の出荷前の検査に用いる
検査用制御回路と、検査用制御回路に外部信号を入力す
るためのヒューズ、ダイオード及びトランジスタとを含
んで構成された検査用入力回路とを有する半導体装置が
提案されている(特開平5−160345号公報参
照)。この半導体装置では、検査用制御回路におけるテ
スト機能を動作不可にするため、ユーザーへの出荷前の
検査実行後に、検査用入力回路を構成するヒューズの一
端に接続されたパッドに高電圧を印加してヒューズを切
断し、検査用制御回路に外部信号が入力されないように
している。これにより、パッドと検査用制御回路が切り
離されるため、検査実行後にはパッドへの入力電位に拘
らず検査用制御回路におけるテスト機能を確実に動作不
可にすることができる。
【0011】しかし、上記構成の半導体装置によれば、
ヒューズを切断する際にパッドに電源電圧よりも高い電
圧を印加する必要があり、これによって半導体装置が破
壊されることがある、という問題が生じる。
【0012】また、デコーダによりコマンドデータをデ
コードし、そのデコーディング信号に応じて一般動作モ
ードまたはテストモードを実行する半導体メモリ装置が
提案されている(特開平8−263996号公報参
照)。この半導体メモリ装置によれば、全テストモード
終了後にデコーダ制御回路に備えられたヒューズを切断
することによってモード抑止信号を発生させ、このモー
ド抑止信号がテストモード用のデコーダに入力されるこ
とによってテストモード用のデコーダの動作が恒久的に
抑止される構成となっている。これにより、テストモー
ド終了後にはテスト機能を動作不可にすることができ
る。
【0013】しかし、上記構成の半導体装置では、デコ
ーダ制御回路に備えられたヒューズが切断された後にも
ヒューズの切断を指示することができるので、出荷後に
ヒューズ切断機能の存在を知られてしまい、セキュリテ
ィ上のウィークポイントになる可能性がある、という問
題を有している。
【0014】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、テスト実行後にはテスト機能を確実に動作
不可にすることができる半導体装置のテスト回路を提供
することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、半導体装置のテスト実行時
にテスト機能を動作可能にし、テスト実行後にテスト機
能を動作不可にする半導体装置のテスト回路であって、
一端が電源に接続された抵抗と、一端が接地されると共
に他端が前記抵抗の他端に接続され、所定値以上の電流
が通電されることにより切断されるヒューズと、前記ヒ
ューズの他端に接続され、該ヒューズに所定値以上の電
流を通電させるための電圧を印加するテストヒューズ端
子と、アノードが前記テストヒューズ端子に接続される
と共にカソードが前記ヒューズの他端に接続され、該テ
ストヒューズ端子に電圧が印加された場合にテストヒュ
ーズ端子からヒューズの他端方向への電流のみが通電さ
れるように電流の通電を規制するダイオードと、を有
し、前記ヒューズの接続時に前記テスト機能を動作可能
にし、該ヒューズの切断時に該テスト機能を動作不可に
することを特徴としている。
【0016】請求項2に記載の発明は、半導体装置のテ
スト実行時にテスト機能を動作可能にし、テスト実行後
にテスト機能を動作不可にする半導体装置のテスト回路
であって、一端が接地された抵抗と、一端が電源に接続
されると共に他端が前記抵抗の他端に接続され、所定値
以上の電流が通電されることにより切断されるヒューズ
と、前記ヒューズの他端に接続されると共に該ヒューズ
に接続された電源によって電圧が印加された場合に、該
ヒューズに所定値以上の電流を通電させるために接地す
るテストヒューズ端子と、アノードが前記ヒューズの他
端に接続されると共にカソードが前記テストヒューズ端
子に接続され、該テストヒューズ端子を接地しかつ前記
電源によって電圧が印加された場合にヒューズからテス
トヒューズ端子の方向への電流のみが通電されるように
電流の通電を規制するダイオードと、を有し、前記ヒュ
ーズの接続時に前記テスト機能を動作可能にし、該ヒュ
ーズの切断時に該テスト機能を動作不可にすることを特
徴としている。
【0017】請求項1及び請求項2に記載の発明の半導
体装置のテスト回路によれば、ダイオードを設けること
により電圧が印加されたときの電流の通電を規制してい
る。すなわち、ヒューズの切断時にのみ所定値以上の電
流がヒューズに通電されるようになっている。これによ
り、半導体装置のテスト実行後にヒューズを切断した後
にはテストヒューズ端子をどのようなレベルにしてもテ
スト機能を確実に動作不可にすることができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、半導体装置のテ
スト実行時にテスト機能を動作可能にし、テスト実行後
にテスト機能を動作不可にする半導体装置のテスト回路
であって、一端が電源に接続された抵抗と、一端が接地
されると共に他端が前記抵抗の他端に接続され、所定値
以上の電流が通電されることにより切断されるヒューズ
と、前記ヒューズの他端に接続され、該ヒューズに所定
値以上の電流を通電させるための電圧を印加するテスト
ヒューズ端子と、コレクタが前記テストヒューズ端子に
接続されると共にエミッタが前記ヒューズの他端に接続
され、該テストヒューズ端子に電圧が印加されたときに
該ヒューズが接続されている場合にオン状態となってテ
ストヒューズ端子からヒューズの他端方向へ電流が通電
され、該テストヒューズ端子からヒューズの他端方向へ
電流が通電された後にオフ状態を維持するバイポーラト
ランジスタと、を有し、前記ヒューズの接続時に前記テ
スト機能を動作可能にし、該ヒューズの切断時に該テス
ト機能を動作不可にすることを特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明は、半導体装置のテ
スト実行時にテスト機能を動作可能にし、テスト実行後
にテスト機能を動作不可にする半導体装置のテスト回路
であって、一端が電源に接続された抵抗と、一端が接地
されると共に他端が前記抵抗の他端に接続され、所定値
以上の電流が通電されることにより切断されるヒューズ
と、前記ヒューズの他端に接続され、該ヒューズに所定
値以上の電流を通電させるための電圧を印加するテスト
ヒューズ端子と、ソースが前記テストヒューズ端子に接
続されると共にドレインが前記ヒューズの他端に接続さ
れ、該テストヒューズ端子に電圧が印加されたときに該
ヒューズが接続されている場合にオン状態となってテス
トヒューズ端子からヒューズの他端方向へ電流が通電さ
れ、該テストヒューズ端子からヒューズの他端方向へ電
流が通電された後にオフ状態を維持する電界効果トラン
ジスタと、を有し、前記ヒューズの接続時に前記テスト
機能を動作可能にし、該ヒューズの切断時に該テスト機
能を動作不可にすることを特徴としている。
【0020】請求項3及び請求項4に記載の発明の半導
体装置のテスト回路によれば、バイポーラトランジスタ
または電界効果トランジスタ(以下、これらを総称して
トランジスタスイッチと記す)をテストヒューズ端子と
ヒューズとの間に接続し、トランジスタスイッチのオン
状態及びオフ状態によって電圧が印加されたときの電流
の通電を規制している。すなわち、電圧が印加されたと
きにヒューズが接続されていれば、トランジスタスイッ
チがオン状態となってテストヒューズ端子からヒューズ
に電流が通電されるように構成されている。このように
してトランジスタスイッチがオン状態となりヒューズに
所定値以上の電流が通電されるとヒューズが切断され
る。また、半導体装置のテスト実行後であってヒューズ
が切断された後はトランジスタスイッチがオフ状態に維
持されるので、テストヒューズ端子をどのようなレベル
にしてもテスト機能を確実に動作不可にすることができ
る。
【0021】請求項5に記載の発明は、半導体装置のテ
スト実行時にテスト機能を動作可能にし、テスト実行後
にテスト機能を動作不可にする半導体装置のテスト回路
であって、一端が電源に接続された抵抗と、一端が接地
されると共に他端が前記抵抗の他端に接続され、所定値
以上の電流が通電されることにより切断されるヒューズ
と、前記ヒューズの切断を指示するヒューズ切断信号を
出力する切断指示手段と、コレクタが前記抵抗の一端に
接続された電源とは異なる電源に接続されると共にエミ
ッタが前記ヒューズの他端に接続され、前記コレクタに
接続された電源によって電圧が印加されたときに前記切
断指示手段からヒューズ切断信号が出力されかつ前記ヒ
ューズが接続されている場合にオン状態となって電源か
らヒューズの他端方向へ電流が通電され、該電源からヒ
ューズの他端方向へ電流が通電された後にオフ状態を維
持するバイポーラトランジスタと、を有し、前記ヒュー
ズの接続時に前記テスト機能を動作可能にし、該ヒュー
ズの切断時に該テスト機能を動作不可にすることを特徴
としている。
【0022】請求項6に記載の発明は、半導体装置のテ
スト実行時にテスト機能を動作可能にし、テスト実行後
にテスト機能を動作不可にする半導体装置のテスト回路
であって、一端が電源に接続された抵抗と、一端が接地
されると共に他端が前記抵抗の他端に接続され、所定値
以上の電流が通電されることにより切断されるヒューズ
と、前記ヒューズの切断を指示するヒューズ切断信号を
出力する切断指示手段と、ソースが前記抵抗の一端に接
続された電源とは異なる電源に接続されると共にドレイ
ンが前記ヒューズの他端に接続され、前記ソースに接続
された電源によって電圧が印加されたときに前記切断指
示手段からヒューズ切断信号が出力されかつ前記ヒュー
ズが接続されている場合にオン状態となって電源からヒ
ューズの他端方向へ電流が通電され、該電源からヒュー
ズの他端方向へ電流が通電された後にオフ状態を維持す
る電界効果トランジスタと、を有し、前記ヒューズの接
続時に前記テスト機能を動作可能にし、該ヒューズの切
断時に該テスト機能を動作不可にすることを特徴として
いる。
【0023】請求項5及び請求項6に記載の発明の半導
体装置のテスト回路では、トランジスタスイッチに電源
を接続することによってテストヒューズ端子を不要とし
ている。トランジスタスイッチは、請求項3及び請求項
4に記載の発明と同様に、オン状態及びオフ状態によっ
て電圧が印加されたときの電流の通電を規制している。
すなわち、電圧が印加されたときにヒューズが接続され
ていれば、トランジスタスイッチがオン状態となってヒ
ューズに電流が通電され、ヒューズが切断される。ま
た、ヒューズが切断された後はトランジスタスイッチが
オフ状態に維持されるので、電流が通電されることはな
く、半導体装置のテスト実行後におけるテスト機能を確
実に動作不可にすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1には、
半導体装置に内蔵された本発明の第1の実施の形態に係
るテスト回路が示されている。
【0025】図1に示されるように、テスト回路は、メ
タルヒューズ12と、テストヒューズ端子14と、プル
アップ抵抗16と、インバータゲート18と、ダイオー
ド20とを含んで構成されている。
【0026】テストヒューズ端子14は、ダイオード2
0のアノードに接続されている。また、ダイオード20
のカソードは、一端がGNDに接続されたメタルヒュー
ズ12の他端、プルアップ抵抗16の一端、及びインバ
ータゲート18の入力端子に接続されている。すなわ
ち、メタルヒューズ12はテストヒューズ端子14とイ
ンバータゲート18に対して並列に挿入されて接続され
ている。なお、抵抗16の抵抗値は、電源電圧が印加さ
れたときにメタルヒューズ12が切断されることのない
大きさの電流がメタルヒューズ12に流れるように予め
定められている。
【0027】インバータゲート18の出力は、テストコ
マンドやテスト機能の動作を指示するテストイネーブル
信号TSTENとなっており、このテストイネーブル信
号TSTENがハイ(H)レベルであるか、ロー(L)
レベルであるかに応じて出荷テストの実行が制御される
ようになっている。なお、出荷テストとは、製造された
半導体装置が正常に動作するか否かをユーザーへの出荷
前に行う検査のことである。本第1の実施の形態では、
インバータゲート18が出力するテストイネーブル信号
TSTENがHレベルである場合にテストコマンドやテ
スト機能が動作可能になり、出荷テストが実行される。
すなわち、インバータゲート18の出力端子には、テス
トイネーブル信号TSTENがHレベルである場合に実
行される図示しない回路が接続されている。一方、テス
トイネーブル信号TSTENがローレベルである場合に
は、テストコマンドやテスト機能は動作不可となり、出
荷テストは実行されない。
【0028】次に、本発明の第1の実施の形態の作用を
説明する。
【0029】半導体装置の出荷テストを実行する場合に
は、テストヒューズ端子14をオープン状態にして使用
する。電源電圧が印加されると、メタルヒューズ12の
一端はGNDに接続されているため、インバータゲート
18の入力端子側の電位はLレベルになる。従って、イ
ンバータゲート18の出力端子側の電位、すなわちテス
トイネーブル信号TSTENはHレベルになるので、テ
ストコマンドやテスト機能が動作可能になり出荷テスト
が実行される。
【0030】半導体装置の出荷テスト実行終了後には、
テストヒューズ端子14に所定レベルの電圧(例えば、
電源レベル)を印加する。こうしてテストヒューズ端子
14に所定レベルの電圧を印加すると、テストヒューズ
端子14からダイオード20及びメタルヒューズ12を
介してGND側に電流が流れる。これにより、メタルヒ
ューズ12に所定値以上の電流が流れ、メタルヒューズ
12が切断される。
【0031】メタルヒューズ12が切断された後は、テ
ストヒューズ端子14をオープン状態にする。この状態
で再度電源電圧が供給された場合には、プルアップ抵抗
16によりインバータゲート18の入力端子側の電位は
Hレベルになる。すなわち、出荷テスト実行後には、イ
ンバータゲート18の入力端子側の電位がHレベルに維
持される。これにより、インバータゲート18が出力す
るテストイネーブル信号TSTENは常時Lレベルに維
持されるので、テストコマンドやテスト機能は動作不可
となり出荷テストは実行されない。
【0032】以上より、一旦メタルヒューズ12が切断
された場合には、インバータゲートの入力端子側の電位
がHレベルに維持されることによりテストイネーブル信
号が常時Lレベルに維持されるので、半導体装置の出荷
テスト実行後にテストヒューズ端子14を接地してもテ
ストコマンドやテスト機能が復活することはない。従っ
て、電流の通電を規制するダイオードをテスト回路に設
けることにより、半導体装置の出荷テスト実行後にはテ
ストヒューズ端子14をどのようなレベルにしてもテス
ト機能を確実に動作不可にすることができる。
【0033】また、半導体装置の出荷テスト実行後にテ
スト機能を確実に動作不可にすることができるので、半
導体装置をICカード等のセキュリティ関連に使用した
場合においても確実にセキュリティを確保することがで
きる。これにより、高機能でありかつ数多くのテストコ
マンドやテスト機能を回路に内蔵することができるの
で、半導体装置の出荷テストに要する時間を短縮するこ
とができると共に、半導体装置の品質を向上させること
ができる。
【0034】さらに、電源レベルの電圧をテストヒュー
ズ端子14に印加することによってメタルヒューズ12
を切断することができるので、メタルヒューズ12を切
断するためにテストヒューズ端子14に高電圧を印加す
る必要がない。これによって、メタルヒューズ12を切
断する際に半導体装置が破壊することを防止できる。
【0035】なお、本第1の実施の形態では、インバー
タゲート18が出力するテストイネーブル信号TSTE
NがHレベルである場合にテスト機能が動作可能となる
テスト回路が内蔵された半導体装置を例として説明した
が、これに限定されるものではない。すなわち、テスト
イネーブル信号TSTENがLレベルである場合にテス
ト機能が動作可能となるテスト回路が内蔵された半導体
装置としてもよい。この場合には、図2に示されるよう
に、テストヒューズ端子14をダイオード20のカソー
ドに接続し、ダイオード20のアノードをプルダウン抵
抗17の一端、一端が電源40に接続されたメタルヒュ
ーズ12の他端、及びインバータゲート18の入力端子
に接続してテスト回路を構成する。このテスト回路にお
いてメタルヒューズ12を切断する場合には、テストヒ
ューズ端子14をGNDに接続して電源40によって所
定レベルの電圧を印加する。これにより、メタルヒュー
ズ12及びダイオード20を介してテストヒューズ端子
14に電流が流れ、メタルヒューズ12が切断される。
【0036】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。本第2の実施の形態
は、第1の実施の形態と略同様の構成があるため、同一
構成部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0037】前述した第1の実施の形態では、電流の通
電をダイオード20を設けることによって規制し、テス
トコマンドやテスト機能を動作可能または動作不可にす
るテスト回路について説明した。本第2の実施の形態で
は、図3に示されるように、第1の実施の形態に係るテ
スト回路に接続されたダイオード20をNMOSトラン
ジスタ28に代えると共にDフリップフロップ(以下、
D−F/Fと記す)30を設けている。これは、半導体
装置を作成する際の過程であるウェハプロセスの種類に
よって、ダイオード20を作成することができない場合
に有効である。
【0038】図3に示されるように、テスト回路には、
ソースがテストヒューズ端子14に接続され、ドレイン
がプルアップ抵抗16の一端、一端がGNDに接続され
たメタルヒューズ12の他端、及びインバータゲート1
8の入力端子に接続されたNMOSトランジスタ28が
設けられている。
【0039】インバータゲート18の出力端子は、この
インバータゲート18が出力する信号をラッチするため
のD−F/F30の入力端子Dに接続されている。D−
F/F30の出力端子Qは、NMOSトランジスタ28
のゲートに接続されている。従って、D−F/F30の
出力は、テストコマンドやテスト機能の動作を指示する
テストイネーブル信号TSTENとして用いられるほ
か、NMOSトランジスタ28のオン状態及びオフ状態
を切り替える切替信号としても用いられる。すなわち、
NMOSトランジスタ28は、D−F/F30が出力す
るテストイネーブル信号TSTENがHレベルである場
合にオン状態に切り替えられ、Lレベルである場合にオ
フ状態に切り替えられる。
【0040】また、D−F/F30にはクロック入力端
子CLKが設けられており、半導体装置自体が動作する
ためのクロック信号が入力される。なお、クロック入力
端子CLKを介してD−F/F30に入力されるクロッ
ク信号は外部から供給される信号、またはテスト回路の
内部で生成される信号の何れであってもよい。さらに、
D−F/F30には、パワーオンリセット信号等が入力
されるリセット端子RSTが設けられている。パワーオ
ンリセット信号は、ユーザーが半導体装置を使用する
時、すなわち半導体装置の使用開始時にリセット端子R
STを介してD−F/F30に入力される。パワーオン
リセット信号がD−F/F30に入力されると、入力端
子Dを介して入力された信号はリセットされる。すなわ
ち、D−F/F30に入力された信号がHレベルであっ
てもリセットされるため、D−F/F30が出力するテ
ストイネーブル信号TSTENはLレベルになる。
【0041】続いて、本発明の第2の実施の形態の作用
を説明する。
【0042】半導体装置の出荷テストを実行する場合に
は、テストヒューズ端子14をオープン状態にして使用
する。電源電圧が印加されると、プルアップ抵抗16及
びメタルヒューズ12を介してGND側に電流が流れ
る。これにより、インバータゲート18の入力端子側の
電位がLレベルになり、D−F/F30には入力端子D
を介してHレベルの信号が入力される。また、D−F/
F30にはクロック入力端子CLKを介してクロック信
号が入力される。従って、D−F/F30が出力端子Q
を介して出力するテストイネーブル信号TSTENがH
レベルになるのでテストコマンドやテスト機能が動作可
能となり出荷テストが実行される。また、NMOSトラ
ンジスタ28のゲート側の電圧がHレベルになり、NM
OSトランジスタ28がオン状態に切り替えられる。な
お、NMOSトランジスタ28はメタルヒューズ12が
接続されている状態であれば、オン状態が維持される。
【0043】半導体装置の出荷テスト実行後には、クロ
ック信号を停止してテストヒューズ端子14に所定レベ
ル(例えば、電源レベル)の電圧を印加する。このと
き、NMOSトランジスタ28がオン状態であるため、
テストヒューズ端子14に所定レベルの電圧を印加する
と、NMOSトランジスタ28のソースからドレイン及
びメタルヒューズ12を介してGND側に電流が流れ
る。これにより、メタルヒューズ12に所定値以上の電
流が流れ、メタルヒューズ12が確実に切断される。
【0044】メタルヒューズ12が切断された半導体装
置の出荷後、ユーザーがこの半導体装置を使用する場合
には、D−F/F30にリセット端子RSTを介してパ
ワーオンリセット信号が入力される。これにより、D−
F/F30が出力端子Qを介して出力するテストイネー
ブル信号TSTENは常時Lレベルになる。従って、テ
ストコマンドやテスト機能が動作不可になり出荷テスト
は実行されない。
【0045】また、テストイネーブル信号TSTENが
Lレベルである場合には、NMOSトランジスタ28の
ゲート側の電圧はLレベルになるため、NMOSトラン
ジスタ28はオフ状態に切り替えられる。従って、ユー
ザーがテストコマンドやテスト機能を復活させようとし
てもインバータゲート18の入力端子側の電位はHレベ
ルに維持される。これにより、D−F/F30に入力端
子Dを介して入力される信号及びD−F/F30が出力
端子Qを介して出力するテストイネーブル信号TSTE
Nは常時Lレベルとなり、テストコマンドやテスト機能
を復活させることはできない。
【0046】このように、NMOSトランジスタ28の
オン状態及びオフ状態を切り替えると共にインバータゲ
ート18の出力をラッチするD−F/F30を設けるこ
とにより電流の通電を規制するので、メタルヒューズを
確実に切断することができると共に、ダイオードを作成
することができないウェハプロセスの場合でも出荷テス
ト終了後にはテスト機能を確実に動作不可にすることが
できる。
【0047】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。本第3の実施の形態
は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と略同様の
構成があるため、同一構成部分には同一符号を付し、詳
細な説明を省略する。
【0048】図4に示されるように、第3の実施の形態
に係るテスト回路は、NMOSトランジスタ28がプル
アップ抵抗16と並行に接続されている。NMOSトラ
ンジスタ28のソースは電源34に接続され、ドレイン
は一端がGNDに接続されたメタルヒューズ12の他
端、及びインバータゲート18の入力端子に接続されて
いる。NMOSトランジスタ28のソースに接続された
電源34は、前述した第1の実施の形態及び第2の実施
の形態におけるテストヒューズ端子14に相当する。ま
た、NMOSトランジスタ28のゲートには、ANDゲ
ート32の出力端子が接続されている。従って、NMO
Sトランジスタ28はANDゲート32が出力する信号
のレベルがHレベルであるかLレベルであるかによりオ
ン状態及びオフ状態が切り替えられる。
【0049】ANDゲート32の一方の入力端子はD−
F/F30の出力端子Qに接続されており、テストイネ
ーブル信号TSTENが入力される。一方、ANDゲー
ト32の他方の入力端子はテスト回路の外部と接続され
ており、メタルヒューズ12の切断を指示するカット信
号CUTが入力される。カット信号CUTは通常Lレベ
ルであり、メタルヒューズ12の切断が指示された場合
にのみHレベルになる。従って、ANDゲート32は、
テストイネーブル信号TSTEN及びカット信号CUT
が共にHレベルであるときに出力する信号がHレベルに
なり、NMOSトランジスタ28をオン状態に切り替え
る。
【0050】続いて、本第3の実施の形態の作用を説明
する。
【0051】半導体装置の出荷テストを実行する場合に
は、電源供給して使用する。このとき、ANDゲート3
2に入力されるカット信号CUTはLレベルであるた
め、ANDゲート32が出力する信号はLレベルにな
る。従って、NMOSトランジスタ28はオフ状態に切
り替えられる。なお、カット信号CUTがLレベルであ
る場合には、NMOSトランジスタ28はオフ状態を維
持するようになっている。
【0052】電源電圧が印加されると、プルアップ抵抗
16及びメタルヒューズ12を介してGND側に電流が
流れる。従って、インバータゲート18の入力端子側の
電位がLレベルになり、D−F/F30が出力端子Qを
介して出力するテストイネーブル信号TSTENはHレ
ベルになるので、テストコマンドやテスト機能が動作可
能になり出荷テストが実行される。
【0053】また、半導体装置の出荷テスト実行後に
は、外部からのテストヒューズ切断命令等によりカット
信号CUTがHレベルにされる。このとき、D−F/F
30の出力端子Qを介して出力するテストイネーブル信
号TSTENはHレベルであるため、ANDゲート32
が出力する信号はHレベルになる。これにより、NMO
Sトランジスタ28はオン状態に切り替えられ、NMO
Sトランジスタ28及びメタルヒューズ12を介してG
ND側に電流が通電される。すなわち、メタルヒューズ
12に所定値以上の電流が通電され、メタルヒューズ1
2が切断される。
【0054】この半導体装置をユーザーが使用する場合
には、D−F/F30にリセット端子RSTを介してパ
ワーオンリセット信号が入力される。このため、出力端
子Qを介して出力されるテストイネーブル信号TSTE
NはLレベルになる。従って、ANDゲート32が出力
する信号はLレベルになるので、NMOSトランジスタ
28はオフ状態になる。これにより、インバータゲート
18の入力端子側の電位はHレベルになり、D−F/F
30が出力端子Qを介して出力するテストイネーブル信
号TSTENが常時Lレベルに維持されるので、テスト
機能は動作不可になる。
【0055】以上より、一旦メタルヒューズ12が切断
された場合には、NMOSトランジスタがオフ状態を維
持するので、テストイネーブル信号は常時Lレベルとな
り、半導体装置の出荷テスト実行後におけるテスト機能
を確実に動作不可にすることができる。また、メタルヒ
ューズの切断を指示するカット信号CUTはテスト機能
の一部で外部から入力される切断命令(コマンド)によ
り生成される信号であるため、ユーザー側ではメタルヒ
ューズ12の切断後、再び指示することはできない。す
なわち、ユーザー側ではメタルヒューズ12の切断を指
示する信号(コマンド)が完全に存在しないようにする
ことができる。
【0056】なお、第2の実施の形態及び第3の実施の
形態では、NMOSトランジスタ28を接続したテスト
回路について説明したが、NMOSトランジスタ28に
限定されるものではない。例えば、ゲートへの入力を逆
極性にすることによりPMOSトランジスタを接続する
ようにしてもよい。さらに、半導体装置を作成する際の
ウェハプロセス的に可能であれば、バイポーラトランジ
スタを接続するようにしてもよい。
【0057】また、第2の実施の形態及び第3の実施の
形態において、テストイネーブル信号TSTENがHレ
ベルであるときにNMOSトランジスタ28がオン状態
になる場合を例として説明したが、これに限るものはな
い。例えば、インバータゲート18を接続しないテスト
回路を構成したり、D−F/F30が反転出力端子QB
を介して出力する信号を用いてテストイネーブル信号T
STENを逆極性にし、テストイネーブル信号TSTE
NがLレベルであるときにNMOSトランジスタ28が
オン状態になるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び請求項
2に記載の発明によれば、電圧が印加されたときにテス
トヒューズ端子からヒューズの他端方向への電流のみが
通電されるように電流の通電を規制するので、テスト実
行後のヒューズの切断後にテストヒューズ端子をどのよ
うなレベルにしてもテスト機能を確実に動作不可にする
ことができる、という優れた効果を有する。
【0059】また、請求項3乃至請求項6に記載の発明
によれば、電圧が印加されたときにヒューズが接続され
かつバイポーラトランジスタまたは電界効果トランジス
タがオン状態である場合にのみの電流が通電され、電流
の通電後にはバイポーラトランジスタまたは電界効果ト
ランジスタをオフ状態に維持することができるので、確
実にヒューズを切断することができると共にテスト実行
後のヒューズ切断後にはテスト機能を確実に動作不可に
することができる、という優れた効果を有する。また、
請求項5及び請求項6は、テストヒューズ端子を不要に
したので、その分チップサイズを小さくできる、という
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るテスト回路を
示す構成図である。
【図2】その他の実施の形態に係るテスト回路を示す構
成図である。
【図3】第2の実施の形態に係るテスト回路を示す構成
図である。
【図4】第3の実施の形態に係るテスト回路を示す構成
図である。
【図5】従来のテスト回路を示す構成図である。
【符号の説明】
10 テスト回路 12 メタルヒューズ(ヒューズ) 14 テストヒューズ端子 16 プルアップ抵抗 17 プルダウン抵抗 20 ダイオード 28 NMOSトランジスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/82 Fターム(参考) 2G003 AA07 AH00 2G032 AA00 AL00 5F038 AV04 AV15 BE05 DT02 DT04 DT18 EZ20 5F064 BB01 BB31 CC21 CC22 CC30 DD39 DD46 FF12 FF22 FF24 FF27 FF45

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置のテスト実行時にテスト機能
    を動作可能にし、テスト実行後にテスト機能を動作不可
    にする半導体装置のテスト回路であって、 一端が電源に接続された抵抗と、 一端が接地されると共に他端が前記抵抗の他端に接続さ
    れ、所定値以上の電流が通電されることにより切断され
    るヒューズと、 前記ヒューズの他端に接続され、該ヒューズに所定値以
    上の電流を通電させるための電圧を印加するテストヒュ
    ーズ端子と、 アノードが前記テストヒューズ端子に接続されると共に
    カソードが前記ヒューズの他端に接続され、該テストヒ
    ューズ端子に電圧が印加された場合にテストヒューズ端
    子からヒューズの他端方向への電流のみが通電されるよ
    うに電流の通電を規制するダイオードと、 を有し、 前記ヒューズの接続時に前記テスト機能を動作可能に
    し、該ヒューズの切断時に該テスト機能を動作不可にす
    ることを特徴とする半導体装置のテスト回路。
  2. 【請求項2】 半導体装置のテスト実行時にテスト機能
    を動作可能にし、テスト実行後にテスト機能を動作不可
    にする半導体装置のテスト回路であって、 一端が接地された抵抗と、 一端が電源に接続されると共に他端が前記抵抗の他端に
    接続され、所定値以上の電流が通電されることにより切
    断されるヒューズと、 前記ヒューズの他端に接続されると共に該ヒューズに接
    続された電源によって電圧が印加された場合に、該ヒュ
    ーズに所定値以上の電流を通電させるために接地するテ
    ストヒューズ端子と、 アノードが前記ヒューズの他端に接続されると共にカソ
    ードが前記テストヒューズ端子に接続され、該テストヒ
    ューズ端子を接地しかつ前記電源によって電圧が印加さ
    れた場合にヒューズからテストヒューズ端子の方向への
    電流のみが通電されるように電流の通電を規制するダイ
    オードと、 を有し、 前記ヒューズの接続時に前記テスト機能を動作可能に
    し、該ヒューズの切断時に該テスト機能を動作不可にす
    ることを特徴とする半導体装置のテスト回路。
  3. 【請求項3】 半導体装置のテスト実行時にテスト機能
    を動作可能にし、テスト実行後にテスト機能を動作不可
    にする半導体装置のテスト回路であって、 一端が電源に接続された抵抗と、 一端が接地されると共に他端が前記抵抗の他端に接続さ
    れ、所定値以上の電流が通電されることにより切断され
    るヒューズと、 前記ヒューズの他端に接続され、該ヒューズに所定値以
    上の電流を通電させるための電圧を印加するテストヒュ
    ーズ端子と、 コレクタが前記テストヒューズ端子に接続されると共に
    エミッタが前記ヒューズの他端に接続され、該テストヒ
    ューズ端子に電圧が印加されたときに該ヒューズが接続
    されている場合にオン状態となってテストヒューズ端子
    からヒューズの他端方向へ電流が通電され、該テストヒ
    ューズ端子からヒューズの他端方向へ電流が通電された
    後にオフ状態を維持するバイポーラトランジスタと、 を有し、 前記ヒューズの接続時に前記テスト機能を動作可能に
    し、該ヒューズの切断時に該テスト機能を動作不可にす
    ることを特徴とする半導体装置のテスト回路。
  4. 【請求項4】 半導体装置のテスト実行時にテスト機能
    を動作可能にし、テスト実行後にテスト機能を動作不可
    にする半導体装置のテスト回路であって、 一端が電源に接続された抵抗と、 一端が接地されると共に他端が前記抵抗の他端に接続さ
    れ、所定値以上の電流が通電されることにより切断され
    るヒューズと、 前記ヒューズの他端に接続され、該ヒューズに所定値以
    上の電流を通電させるための電圧を印加するテストヒュ
    ーズ端子と、 ソースが前記テストヒューズ端子に接続されると共にド
    レインが前記ヒューズの他端に接続され、該テストヒュ
    ーズ端子に電圧が印加されたときに該ヒューズが接続さ
    れている場合にオン状態となってテストヒューズ端子か
    らヒューズの他端方向へ電流が通電され、該テストヒュ
    ーズ端子からヒューズの他端方向へ電流が通電された後
    にオフ状態を維持する電界効果トランジスタと、 を有し、 前記ヒューズの接続時に前記テスト機能を動作可能に
    し、該ヒューズの切断時に該テスト機能を動作不可にす
    ることを特徴とする半導体装置のテスト回路。
  5. 【請求項5】 半導体装置のテスト実行時にテスト機能
    を動作可能にし、テスト実行後にテスト機能を動作不可
    にする半導体装置のテスト回路であって、一端が電源に
    接続された抵抗と、 一端が接地されると共に他端が前記抵抗の他端に接続さ
    れ、所定値以上の電流が通電されることにより切断され
    るヒューズと、 前記ヒューズの切断を指示するヒューズ切断信号を出力
    する切断指示手段と、 コレクタが前記抵抗の一端に接続された電源とは異なる
    電源に接続されると共にエミッタが前記ヒューズの他端
    に接続され、前記コレクタに接続された電源によって電
    圧が印加されたときに前記切断指示手段からヒューズ切
    断信号が出力されかつ前記ヒューズが接続されている場
    合にオン状態となって電源からヒューズの他端方向へ電
    流が通電され、該電源からヒューズの他端方向へ電流が
    通電された後にオフ状態を維持するバイポーラトランジ
    スタと、 を有し、 前記ヒューズの接続時に前記テスト機能を動作可能に
    し、該ヒューズの切断時に該テスト機能を動作不可にす
    ることを特徴とする半導体装置のテスト回路。
  6. 【請求項6】 半導体装置のテスト実行時にテスト機能
    を動作可能にし、テスト実行後にテスト機能を動作不可
    にする半導体装置のテスト回路であって、 一端が電源に接続された抵抗と、 一端が接地されると共に他端が前記抵抗の他端に接続さ
    れ、所定値以上の電流が通電されることにより切断され
    るヒューズと、 前記ヒューズの切断を指示するヒューズ切断信号を出力
    する切断指示手段と、 ソースが前記抵抗の一端に接続された電源とは異なる電
    源に接続されると共にドレインが前記ヒューズの他端に
    接続され、前記ソースに接続された電源によって電圧が
    印加されたときに前記切断指示手段からヒューズ切断信
    号が出力されかつ前記ヒューズが接続されている場合に
    オン状態となって電源からヒューズの他端方向へ電流が
    通電され、該電源からヒューズの他端方向へ電流が通電
    された後にオフ状態を維持する電界効果トランジスタ
    と、 を有し、 前記ヒューズの接続時に前記テスト機能を動作可能に
    し、該ヒューズの切断時に該テスト機能を動作不可にす
    ることを特徴とする半導体装置のテスト回路。
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