JP2000037834A - 二軸配向積層ポリエステルフィルム - Google Patents

二軸配向積層ポリエステルフィルム

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JP2000037834A
JP2000037834A JP12996499A JP12996499A JP2000037834A JP 2000037834 A JP2000037834 A JP 2000037834A JP 12996499 A JP12996499 A JP 12996499A JP 12996499 A JP12996499 A JP 12996499A JP 2000037834 A JP2000037834 A JP 2000037834A
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polymer
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Yukari Nakamori
ゆか里 中森
Iwao Okazaki
巌 岡崎
Shoji Nakajima
彰二 中島
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、表面に微細な突起を形成し、表面の
削れ性が良好でかつ、ドロップアウトやオリゴマの少な
い出力特性に優れた二軸配向積層ポリエステルフィルム
を提供することを目的とする。 【解決手段】熱可塑性樹脂Cを主成分とするポリマ層
(C層)の少なくとも片面にポリマの結晶化指数△Tc
gが70℃以下のポリマを主成分とするポリマー層(B
層)を有し、さらに少なくとも一方のB層の表面に熱可
塑性樹脂Aを主成分とするポリマ層(A層)を有する3
層以上の積層構成をとる二軸配向積層ポリエステルフィ
ルムであって、該B層の厚みが1μm未満であり、A層
の厚み(Ta)とB層の厚み(Tb)の関係が 0.01≦Ta/Tb<1 である二軸配向積層ポリエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二軸配向積層ポリエ
ステルフィルム、特に、表面に微細な突起を形成した二
軸配向積層ポリエステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフィルムは、種々の用途に
幅広く用いられている。ポリエステルフィルムの加工工
程、例えば包装用途における蒸着、印刷工程、磁気記録
媒体用途における磁性層塗布・カレンダー工程などの工
程速度、工程張力の増大に伴い、ポリエステルフィルム
には、一層良好な走行性、耐摩耗性等の表面特性が要求
されている。例えば、表面突起形成のための粒子を含有
する薄層を基層に積層したポリエステルフィルム(例え
ば特開平2−77431号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の粒
子を含有した二軸配向ポリエステルフィルムは、延伸に
よって粒子周りにボイドが生じやすい。このボイドが、
例えば、透明性悪化、表面突起が脆弱になることによる
表面削れとその削れ粉によるドロップアウト等のトラブ
ルを引き起こす。さらに、蒸着、印刷工程内の低分子量
体の析出による表面欠点などの問題があった。
【0004】本発明は、表面に微細な突起を形成し、表
面の削れ性が良好でかつ、ドロップアウトや低分子量体
(以下オリゴマという)の少ない出力特性に優れた二軸
配向積層ポリエステルフィルムを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的にそう本発明の
二軸配向積層ポリエステルフィルムは、熱可塑性樹脂C
を主成分とするポリマ層(C層)の少なくとも片面に、
ポリマの結晶化指数△Tcgが70℃以下であるポリマ
を主成分とするポリマー層(B層)を有し、さらに少な
くとも一方のB層の表面に熱可塑性樹脂Aを主成分とす
るポリマ層(A層)を有する3層以上の積層構成をと
り、該B層の厚みが1μm未満であり、A層の厚み(T
a)とB層の厚み(Tb)の関係が 0.01≦Ta/Tb<1 である二軸配向積層ポリエステルフィルムからなる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における熱可塑性樹脂Cと
しては、特に限定されないが、ポリエステルが好まし
く、エチレンテレフタレート、エチレンα、β−ビス
(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4'-ジカルボキ
シレート、エチレン2,6−ナフタレート単位から選ば
れた少なくとも一種の構造単位を主要構成成分とするも
のが挙げられるが、優れた機械強度、寸法安定性の点か
ら、エチレンテレフタレートやエチレン2,6−ナフタ
レートを主要構成成分とするポリエステルが好ましい。
なお、本発明の目的を阻害しない範囲内で、2種以上の
ポリエステルを混合してもよいし、共重合ポリマを用い
てもよい。さらに、リサイクルポリマを用いることも可
能である。この場合のリサイクルポリマとは、ポリエス
テルの末端カルボン酸が55当量/106g以上でポリ
マの溶液ヘイズが20%以下のものをいい、粒子が含有
されていてもいなくても構わない。
【0007】ポリマ層(C)の厚みは各種用途によって
異なり、特に限定されないが、全フィルム厚みの50%
以上が熱可塑性樹脂Cを主成分とするポリマ層(C)で
あることが機械強度の点で好ましい。好ましくは、60
%以上であり、さらに好ましくは70%以上であって、
上限は通常は98%程度である。
【0008】本発明のポリマ層(B層)を構成するポリ
マの結晶化指数△Tcgは70℃以下である。好ましく
は65℃〜20℃である。このような結晶化指数の小さ
なポリマとしては、結晶核剤効果により結晶化速度が速
くなるように調整したポリエステルやナイロンなどが好
ましい。例えば結晶核剤効果を高め、結晶化指数ΔTc
gの小さいポリエステルを得るためには、エステル交
換、重合時に酢酸リチウム、酢酸マグネシウム、酢酸カ
リウム、亜リン酸、ホスホン酸、ホスフィン酸あるいは
それらの誘導体、酸化アンチモン、酸化ゲルマニウムを
存在させることが有効である。特に望ましい組み合わせ
は、酢酸マグネシウムとホスホン酸(またはその誘導
体)および酸化アンチモンであり、ホスホン酸(または
その誘導体)としては、フェニルホスホン酸、ジメチル
フェニルホスホネートなどが挙げられる。また、分子の
可動性を高め、結晶化速度が速いポリエステルを得るた
めには、柔軟可動成分を少量添加もしくは共重合するこ
とが有効である。ここで柔軟可動成分とは、長い柔軟鎖
を主鎖に持ち、ポリエステルと親和性の高い、もしくは
共重合可能な長鎖脂肪族のジカルボン酸、長鎖脂肪族の
ジオール、ポリアルキレングリコールをいい、このよう
な成分としてポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ヘキサメチレングリコールなどのポリアル
キレングリコールを用いることが特に有効である。中で
も特に、数平均分子量が1000以上50000以下、
好ましくは3000以上30000以下のポリエチレン
グリコールを、ポリエステルに対して0.01重量%以
上10重量%以下、好ましくは0.1重量%以上5重量
%以下の範囲で用いることが好ましい。ただし、結晶化
指数△Tcgが70℃以下のポリマの製造方法は上記に
なんら限定されるものではない。なお、本発明の目的を
阻害しない範囲内で、二種以上のポリマを混合してもよ
い。
【0009】本発明におけるポリマ層(B)として好ま
しく例示されるポリマはポリプロピレンテレフタレート
を主成分とするが、20重量%以下の割合であれば、他
のポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレートを
混合してもよいし、共重合ポリマを用いてもよい。
【0010】本発明におけるポリプロピレンテレフタレ
ートは、公知の方法で重合されたものを用いることがで
き、ポリマ層(B)は、熱可塑性樹脂Cを主成分とする
ポリマ層(C)の少なくとも片面に設けられる。ポリマ
層(C)の両面がポリマ層(B)であるとオリゴマ析出
量が極めて少なく、表面に微細な突起を形成した二軸配
向積層ポリエステルフィルムが得られ好ましい。本発明
におけるポリマ層(B)は、ポリマーの固有粘度(以下
IVという)が0.8以上のポリプロピレンテレフタレ
ートを主成分とすることが好ましく、ポリマーIVが
0.9以上のポリプロピレンテレフタレートを用いるこ
とがさらに好ましい。ポリマーIVの上限は特に限定さ
れないが、均一薄膜積層の点から1.8程度である。ポ
リプロピレンテレフタレートのポリマーIVを上記の範
囲内とすることによって、熱可塑性樹脂Cを主成分とす
るポリマ層(C)への薄膜積層が均一に行えると共に、
オリゴマ抑止効果や表面の削れなどのトラブルに有効で
ある。
【0011】本発明における熱可塑性樹脂Aとしては、
特に限定されないが、ポリエステルが好ましく、エチレ
ンテレフタレート、エチレンα、β−ビス(2−クロル
フェノキシ)エタン−4,4'-ジカルボキシレート、エ
チレン2,6−ナフタレート単位から選ばれた少なくと
も一種の構造単位を主要構成成分とするものが挙げられ
るが、優れた機械強度、寸法安定性の点から、エチレン
テレフタレートやエチレン2,6−ナフタレートを主要
構成成分とするポリエステルが好ましい。
【0012】また、本発明におけるポリマ層(A)は実
質的に粒子を含有しないことが耐削れ性の点で好ましい
が、平均粒径が0.6μm未満、好ましくは0.1μm
以下の粒子を0.5重量%未満の範囲内以下で含有して
いても構わない。
【0013】本発明のポリマ層(B)の厚み(Tb)
は、1μm未満である。好ましくは、0.8μm未満で
あり、さらに好ましくは、0.5μmから0.2μmの
範囲である。ポリマ層(B)の厚みが、かかる範囲を越
えると、二軸配向積層ポリエステルフィルムとしたとき
の延伸性が悪化し、延伸破れが発生するので好ましくな
い。
【0014】ポリマ層(A)の厚み(Ta)とポリマ層
(B)の厚み(Tb)との比は、 0.01≦Ta/Tb<1 の関係を満足するものとする。好ましくは、 0.03≦Ta/Tb≦0.5 であり、さらに好ましくは、 0.1≦Ta/Tb<0.3 である。ポリマ層の厚みの比をかかる範囲内とすること
によって、ポリマ層(B)表面の結晶化指数△Tcgが
70℃以下であるポリマの球晶に起因する表面突起を、
極薄膜であるポリマ層(A)の表層部に形成(トレー
ス)することができる。ポリマ層の厚みの比がかかる範
囲よりも大きくなると、ポリマ層(B)の結晶化指数△
Tcgが70℃以下であるポリマの球晶に起因する突起
が、極薄膜であるポリマ層(A)の表面まで突起形成す
ることができなくなるので、摩擦係数が大きくなり走行
性や耐削れ性が悪化する。
【0015】また、ポリマ層の厚みの比がかかる範囲よ
りも小さいと、ポリマ層(A)が均一に積層されず、積
層やぶれ(一部積層されていない)や積層斑となり、耐
削れ性が悪化したり、結晶化指数△Tcgが70℃以下
であるポリマの球晶による突起が表面に現れ、製膜工程
において、加熱ロール上を走行する時に粘着が起こり表
面性が悪化したりする。ポリマ層(A)の積層厚みは、
上記範囲内であれば、特に限定されないが、走行性と耐
削れ性の点から0.5μmから0.02μmの範囲が好
ましい。さらに、積層フィルムの両最外層がポリマ層
(A)である場合、両最外層の厚みは同じでも、異なっ
ていても構わないが、該A層の積層厚みを調節すること
によって、A層の表面粗さを所望の粗さにコントロール
することができる。
【0016】本発明のポリマ層(A)の表面には、微細
な突起が多数形成されていることが好ましい。好ましく
は、A層表面の表面突起が、ポリマ層(B)の結晶化指
数△Tcgが70℃以下であるポリマの結晶に起因する
突起であることが耐削れ性の点で好ましい。粒子を添加
する場合はボイド発生の問題が起こるが、本発明のフィ
ルムは、B層のポリマ自身による結晶に起因する突起で
あるので、ボイド発生が著しく低減するため、破壊され
にくい表面突起を形成することができ、耐削れ性が向上
し、その結果削れ粉やドロップアウト等も良化する。
【0017】ここで、表面突起が結晶化指数△Tcgが
70℃以下であるポリマの結晶に起因するものか否かに
ついては、対象となる突起の下をフィルム厚さ方向に適
当な溶媒でエッチングしていき、その突起を形成する起
因物が不溶物として残存する場合は、外部から添加され
た粒子、あるいは、内部析出した粒子とする(I)。不
溶物として残存するものが実質的になかった場合は、そ
の突起を形成する起因物は微細結晶であると推定できる
(II)。上記の溶媒としては、例えば、フェノール/
四塩化炭素(重量比:6/4)の混合溶媒などが好まし
く用いられる。この方法で視野を1mm2とした時のI
の頻度とIIの頻度とを求め、II/(I+II)の値
を結晶起因の突起の割合として用いることができる。た
だし、表面突起が結晶化指数△Tcgが70℃以下であ
るポリマの微細結晶からなるものか否かの判定法につい
ては、上記の方法に限定されるものではなく、適切な方
法、例えば、SEM−XMAやTEM、プラズマエッチ
ング、フィルム中のボイド測定等から選択することもで
きる。
【0018】本発明の二軸配向積層フィルムのヤング率
は、長手方向、幅方向共に4.5GPa以上であること
が好ましい。好ましくは5〜8GPaである。ヤング率
が、かかる範囲より小さいと、磁気記録媒体用基材に用
いる場合の強度や耐削れ性が十分でないことがある。
【0019】本発明の二軸配向積層フィルムは、C/B
/Aの3層、B/C/B/Aの4層またはA/B/C/
B/Aの5層の積層構成ををとるが、耐削れ性および出
力特性の点から5層積層構成のものが特に好ましい。
【0020】次に本発明のフィルムの製造方法の具体例
について説明する。
【0021】熱可塑性樹脂A,Cおよびポリプロピレン
テレフタレートを公知の方法でそれぞれ十分乾燥した
後、3台以上の溶融押出機にそれぞれ別に供給し、3か
ら5層のマニホールドまたは合流ブロックを用いて、熱
可塑性樹脂Cの少なくとも片面がポリプロピレンテレフ
タレートからなるポリマ層(B)、さらにその上に熱可
塑性樹脂Aとなるようにポリマ管あるいは口金の段階で
3から5層に積層し、スリット状の口金から該積層シー
トを押し出す。この場合、合流断面が矩形の合流ブロッ
クを用いて積層する方法が、熱可塑性樹脂Aおよびポリ
プロピレンテレフタレートを薄く均一に積層するのに有
効である。この溶融押出フイルムを、静電印加キャスト
法を用いて、冷却金属ロール表面で冷却し、未延伸フィ
ルムを得る。この未延伸フィルムを延伸して二軸配向積
層フィルムとする。延伸方法としては、逐次二軸延伸
法、または同時二軸延伸法を用いることができる。ただ
し、最初に長手方向、次に幅方向の延伸を行う逐次二軸
延伸法が、延伸破れなく本発明のフィルムを得るのに有
効である。
【0022】長手方向の延伸は、通常ロールを用いて行
われるが、長手方向の延伸温度を熱可塑性樹脂CのTg
以上Tg+60℃以下の温度条件とすることが、延伸斑
や延伸破れなく延伸できるので好ましい。延伸温度がこ
の範囲をはずれると延伸斑や面粗れが起こることがあ
る。長手方向の延伸倍率は4段階以上に分けて、特に限
定されないが、延伸速度10000〜50000%/分
の速度で、面配向係数が大きくならないように延伸する
ことによって、ポリマ層(A)表面にB層のポリプロピ
レンテレフタレートの結晶化に起因する表面突起が有効
に形成されるので望ましい。総延伸倍率は2〜6倍とす
るのが好ましく、さらには2.5〜5倍の範囲とするこ
とが所望の表面粗さやヤング率を得られ、耐削れ性が向
上するので好ましい。
【0023】幅方向の延伸は、公知のテンターを用い
て、90〜160℃、好ましくは100〜150℃の延
伸温度で2〜6倍、好ましくは3〜5.5倍、幅方向の
延伸速度は5000〜30000%/分の範囲で行うの
が、ポリマ層(A)表面にB層のポリプロピレンテレフ
タレートの結晶化に起因する表面突起が有効に形成され
るので望ましい。さらに必要に応じて、この二軸延伸フ
ィルムを再度縦、幅方向に延伸を行ってもよい。この場
合の延伸倍率は、1.1〜1.9倍にすることが好まし
い。これらの範囲を外れると、ポリプロピレンテレフタ
レーの微細な球晶が変形するために、所望の表面粗さが
得られなくなったり、フィルム表面に緻密で均一な突起
が形成されなくなることがある。
【0024】次にこの延伸フィルムを熱処理する。この
場合の熱処理温度は180〜250℃、特に200〜2
20℃で、処理時間は1〜60秒とすることが好まし
い。
【0025】本発明の用途は特に限定されないが、工程
内での耐削れ性が要求され、削れによる粉発生が少ない
こと、低分子量体の発生がないこと等が要求されるよう
な用途、例えば、磁気材料や包装材料、コンデンサや電
気絶縁用のフィルム、ラベル、カバーフィルム、反射シ
ートなどが挙げられる。
【0026】
【物性の測定方法ならびに効果の評価方法】本発明にお
ける特性値の測定方法並びに効果の評価方法は次の通り
である。
【0027】(1)固有粘度(IV) オルソクロルフェノール中、25℃で測定した溶液粘度
から下記式で計算される値を用いる。すなわち、 ηsp/C=(η)+K(η)2・C ここで、ηsp=(溶液粘度/溶媒粘度)−1,Cは溶媒
100ml当たりの溶解ポリマ重量(g/100ml、
通常1.2)、Kはハギンス定数(0.343とす
る)。溶融粘度、溶媒粘度はオストワルド粘度計を用い
て測定した。
【0028】(2)中心線平均粗さRa 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て、中心線平均粗さRaを測定した。条件は下記のとお
りであり、フィルム幅方向に走査して20回測定を行っ
た平均値をもって値とした。 ・触針先端半径:0.5μm ・触針荷重 :5mg ・測定長 :1mm ・カットオフ値:0.08mm なお、Raの定義は、たとえば、奈良治郎著「表面粗さ
の測定・評価法」(総合技術センター、1983)に示
されているものである。
【0029】(3)粒子の含有量 顕微FT−IR法(フーリエ変換顕微赤外分光法)で組
成分析を行い、ポリエステルのカルボニル基に起因する
ピークと、ポリエステル以外の物質に起因するピークの
比から求めた。なお、ピーク高さ比を重量比に換算する
ために、あらかじめ重量比既知のサンプルで検量線を作
成してポリエステルとそれ以外の物質の合計量に対する
ポリエステル比率を求めた。また、必要に応じてX線マ
イクロアナライザーを併用した。また、ポリエステルは
溶解し粒子は溶解させない溶媒が選べる場合は、ポリエ
ステルを溶解し、粒子をポリエステルから遠心分離し、
粒子の重量百分率を求めた。
【0030】(4)ポリエステルAの結晶化指数ΔTc
g フィルムを幅1/2インチにテープ状にスリットしたも
のを用い、ポリエステルAが積層されている側の表面に
片刃を垂直に押しあて、さらに0.5mm押し込んだ状
態で20cm走行させる(走行張力:500g、走行速
度:6.7cm/秒)。このとき片刃の先に付着したフ
ィルム表面の削れ物を10mg集めて試料とした。1回
の走行で削れ物が10mgに満たない場合は別のフィル
ムを用いて同じ操作を行い、試料を10mg集めた。
【0031】パーキンエルマ社製のDSC(示差走査熱
量計)II型を用いて測定した。試料10mgをDSC装
置にセットし、300℃の温度で5分間溶融した後、液
体窒素中で急冷する。この試料を10℃/分で昇温し、
ガラス転移点Tgを検知する。さらに昇温を続け、ガラ
ス状態からの結晶化発熱ピーク温度をもって冷結晶化温
度Tcc、結晶融解に基づく吸熱ピーク温度を融解温度
Tm、同じように降温時の結晶化発熱ピーク温度を降温
結晶化温度Tmcとした。TccとTgの差(Tcc−
Tg)を結晶化指数△Tcgと定義する。
【0032】(5)結晶起因の突起の割合 対象となる突起の下をフィルム厚さ方向にフェノール/
四塩化炭素(重量比:6/4)の混合溶媒でエッチング
していき、その突起を形成する起因物が不溶物として残
存する場合は、外部から添加された粒子、あるいは、内
部析出した粒子とする(I)。不溶物として残存するも
のが実質的になかった場合は、その突起を形成する起因
物は微細結晶であると推定できる(II)。この方法で
視野を1mm2とした時のIの頻度、IIの頻度を求
め、II/(I+II)の値を結晶起因の突起の割合と
した。
【0033】(6)耐削れ性 フィルムを幅1/2インチのテープ状にスリットしたも
のに片刃を垂直に押し当て、さらに0.8mm押し込ん
だ状態で10cm走行させる。(走行速度3.3cm/
秒、走行張力200g)。このとき、片刃の先に付着し
たフィルム表面の削れ物の高さを顕微鏡で読みとり、削
れ量とした(単位μm)。少なくとも片面について、こ
の削れ量が10μm以下の場合は耐削れ性:良好、10
μmを越える場合は耐削れ性:不良と判定した。
【0034】(7)積層厚さ 透過型電子顕微鏡(日立製H−600型)を用いて、加
速電圧100kVで、フィルム断面を、超薄切片法(R
uO4染色)で観察し、その界面をとらえ、その積層厚
さを求める。倍率は、判定したい積層厚さによって選ぶ
ことが通常であり、特に限定されないが、1万〜10万
倍が適当である。
【0035】(8)出力特性 本発明のフィルムに連続真空蒸着装置を用いて、微量の
酸素の存在下にコバルト・ニッケル合金(Ni20重量
%)の厚み200nmの蒸着層を設けた。さらに、蒸着層
表面にカーボン保護膜、必要に応じ反対面にバックコー
ト層を公知の手段で形成させた後、8mm幅にスリット
し、パンケーキを作成した。次いで、このパンケーキか
ら長さ200m分をカセットに組み込み、カセットテー
プとした。
【0036】このテープについて、ドラムテスターを用
いて、記録密度100kBPIにおける出力レベルを測
定した。この出力レベルを市販のHi8用ビデオテープ
(120分ME)と比較して +3dB以上 :優 +1〜+3dB :良 +1dB未満 :不良 と判定した。出力特性が市販のHi8用ビデオテープ
(120分ME)と比較して、+1dB以上あれば、デ
ジタル記録方式のVTRテープとして充分使用できるレ
ベルである。
【0037】(9)ドロップアウト 前述の8mm幅テープを用い、TV試験信号発生器から
4.4MHzの信号を供給し、ドロップアウトカウンタ
ーを用いて、再生信号の減衰が−16dB以上、長さが
15μsec以上のドロップアウトの個数を求めた。市販
のHi8用VTRを用いて、25℃、60%RH下で3
分間再生/巻き戻しを100回繰り返した後のドロップ
アウトの個数を1分間あたりの個数に換算し、 0〜15個/分 :優 16〜30個/分 :良 31〜 個/分 :不良 のように判定した。
【0038】(10)ヤング率 ASTM−D−882にしたがって、インストロン式の
引張試験機を用いて、25℃、65%RHにて測定した。
【0039】(11)表面析出オリゴマ 150℃で30分、オーブン中に放置し、オリゴマを強
制的にフィルム表面に析出させ、表面をアルミ蒸着して
微分干渉顕微鏡で総合倍率400倍で観察した。析出オ
リゴマの個数を数え、1mm2あたりに換算し、 50個未満 :優 50個以上200個未満:良 200個以上 :不良 と判定した。
【0040】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいて説明する。
【0041】実施例1 熱可塑性樹脂A、Cとして常法により重合した実質的に
粒子を含有しないポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリマ層Bに実質的に粒子を含有しないポリプロ
ピレンテレフタレート(PPT:IV0.93)を、1
80℃および120℃でそれぞれ3時間乾燥後、3台の
公知の押出機を用いて、290℃、250℃で溶融押出
しを行い、3層用の矩形の合流ブロック(フィードブロ
ック)で合流積層し、静電印加キャスト法を用いて、表
面温度25℃の金属キャスティングドラム上に巻き付け
て、冷却、固化し、A/B/C/B/Aの5層積層構成
の未延伸フィルムを得た。
【0042】この未延伸フィルムを、ロール間で、延伸
温度95℃、延伸速度10000%/分で縦方向に4段
階以上に分けて3.8倍延伸後、公知のステンタを用い
て、延伸温度100℃で、5000%/分の速度で幅方
向に5.5の倍率で延伸を行い、定長下で200℃にて
3秒間熱処理を行い、総厚み7μm、A層厚み0.05
μm、ポリプロピレンテレフタレート積層厚さ0.5μ
mの2軸配向積層フィルムを得た。
【0043】実施例2〜5、比較例1〜3 実施例1と同様に、A層とB層の積層厚み、延伸条件を
変更した総厚み7μmの5層積層構成の二軸配向積層フ
ィルムを作成した。
【0044】実施例6 実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂Cとしてポリエチ
レンテレフタレートのリサイクルポリマー(平均粒径
0.6μmの炭酸カルシウム粒子を0.05重量%、平
均粒径0.3μmのコロイダルシリカ0.3重量%含
有)を用い両面にB層としてポリマーIV1.0のポリ
プロピレンテレフタレートを0.8μm積層し、さらに
A層として1次粒子径が20nmのδ型アルミナ粒子を
2重量%含有したポリエチレンテレフタレートのポリマ
ペレットを作成し、A層中での粒子濃度が0.3重量%
となるよう、実施例1で用いた無粒子のPETのポリマ
ペレットで希釈し、総厚さ7μmの5層構成の二軸配向
積層フィルムを作成した。
【0045】実施例7 平均粒径0.8μmのシリコン粒子を2重量%含有する
PETのポリマペレットを作成し、無粒子のポリマペレ
ットで希釈して、C層中の含有量が0.3重量%となる
ようにしたポリマペレットを熱可塑性樹脂Cとし、B層
に実施例1で用いた、実質的に粒子を含有しないポリプ
ロピレンテレフタレート(PPT:IV0.93)と
し、A層は実施例6で用いた、アルミナ含有(0.3重
量%)ポリマペレットとして、A/B/Cとなるように
3台の押出機を用いて、A層厚みが0.05μm、B層
厚み0.5μm、総厚さ5μmの3層構成の二軸配向積
層フィルムを作成した。
【0046】実施例8 熱可塑性樹脂A、Cとして常法により重合した実質的に
粒子を含有しないポリエチレン−2,6−ナフタレート
(PEN)、ポリマ層Bに平均粒径0.6μmのジビニ
ルベンゼン粒子を0.2重量%含有するように無粒子の
PPTで稀釈した(PPT:IV0.99)。これらの
ポリマを150℃および120℃でそれぞれ予備乾燥
後、さらに180℃で1時間乾燥し、3台の公知の押出
機を用いて、290℃、250℃で溶融押出しを行い、
3層用の矩形の合流ブロック(フィードブロック)で合
流積層し、静電印加キャスト法を用いて、表面温度35
℃の金属キャスティングドラム上に巻き付けて、冷却、
固化し、A/B/C/B/Aの5層積層構成の未延伸フ
ィルムを得た。
【0047】この未延伸フィルムを、ロール間で、延伸
温度140℃、延伸速度20000%/分で縦方向に4
段階以上に分けて4.8倍延伸後、公知のステンタを用
いて、延伸温度145℃で、5000%/分の速度で幅
方向に4.2の倍率で延伸を行い、再度縦方向に160
℃で1.5倍延伸し、定長下で210℃にて3秒間熱処
理を行い、総厚み7μm、A層厚み0.03μm、ポリ
プロピレンテレフタレート積層厚さ0.5μmの2軸配
向積層フィルムを得た。
【0048】実施例9 熱可塑性樹脂Cとして実施例9に用いた常法により重合
した実質的に粒子を含有しないポリエチレン−2,6−
ナフタレート(PEN)、熱可塑性樹脂Aに、実施例6
のA層に用いたアルミナ含有のPET、ポリマ層Bに
は、重合触媒として酢酸マグネシウム0.1%、三酸化
アンチモン0.03%、ジメチルフェニルホスホネート
0.37%を添加し結晶化指数を60℃に調整したPE
T2を実施例1で用いたPETと混合して、PET2が
20重量%となるようにした。ポリマCを150℃で予
備結晶化しその後180℃で1時間乾燥した。ポリマA
は180℃でポリマBは120℃で予備結晶化しその後
180℃で1時間乾燥後、3台の公知の押出機を用い
て、290℃、250℃で溶融押出しを行い、3層用の
矩形の合流ブロック(フィードブロック)で合流積層
し、静電印加キャスト法を用いて、表面温度35℃の金
属キャスティングドラム上に巻き付けて、冷却、固化
し、A/B/C/B/Aの5層積層構成の未延伸フィル
ムを得た。
【0049】この未延伸フィルムを、ロール間で、延伸
温度140℃、延伸速度20000%/分で縦方向に4
段階以上に分けて4.5倍延伸後、公知のステンタを用
いて、延伸温度145℃で、5000%/分の速度で幅
方向に4.5の倍率で延伸を行い、再度縦方向に160
℃で1.4倍延伸し、定長下で210℃にて3秒間熱処
理を行い、総厚み7μm、A層厚み0.05μm、ポリ
マBの積層厚さ0.5μmの2軸配向積層フィルムを得
た。
【0050】実施例10 熱可塑性樹脂Aは実施例6で用いたアルミナ含有のPE
Tを用いた。熱可塑性樹脂Cとして実施例8の常法によ
り重合したポリエチレン−2,6−ナフタレート(PE
N)と平均粒径が0.6μmのシリコン粒子を2重量%
含有したPENポリマを粒子含有量が0.3%になるよ
うにブレンドした。ポリマ層Bには、重合触媒として酢
酸マグネシウム0.1%、三酸化アンチモン0.03
%、ジメチルフェニルホスホネート0.37%を添加
し、さらに結晶化指数を53℃に調整にするために共重
合成分として分子量20000のポリエチレングリコー
ル5重量%含有するPET3を実施例1のPETで稀釈
しPET3の含有量が20重量%となるようにした。こ
れらのポリマを実施例9と同様に乾燥後、3台の公知の
押出機を用いて、290℃、250℃で溶融押出しを行
い、3層用の矩形の合流ブロック(フィードブロック)
で合流積層し、静電印加キャスト法を用いて、表面温度
35℃の金属キャスティングドラム上に巻き付けて、冷
却、固化し、A/B/C/B/Aの5層積層構成の未延
伸フィルムを得た。
【0051】この未延伸フィルムを、ロール間で、延伸
温度140℃、延伸速度20000%/分で縦方向に4
段階以上に分けて4.8倍延伸後、公知のステンタを用
いて、延伸温度145℃で、5000%/分の速度で幅
方向に4.2の倍率で延伸を行い、再度縦方向に160
℃で1.5倍延伸し、定長下で210℃にて3秒間熱処
理を行い、総厚み5μm、A層厚み0.05μm、B層
厚さ0.8μmの2軸配向積層フィルムを得た。
【0052】実施例11 熱可塑性樹脂Aは実施例6で用いたアルミナ含有のPE
Tを用いた。熱可塑性樹脂Cとして実施例8の常法によ
り重合したポリエチレン−2,6−ナフタレート(PE
N)と平均粒径が0.6μmのシリコン粒子を2重量%
含有したPENポリマを粒子含有量が0.3%になるよ
うにブレンドした。熱可塑性樹脂Bとして常法により重
合したナイロン6を用いた。これらのポリマをそれぞれ
乾燥後、3台の公知の押出機を用いて、290℃、25
0℃で溶融押出しを行い、3層用の矩形の合流ブロック
(フィードブロック)で合流積層し、静電印加キャスト
法を用いて、表面温度35℃の金属キャスティングドラ
ム上に巻き付けて、冷却、固化し、A/B/C/B/A
の5層積層構成の未延伸フィルムを得た。
【0053】この未延伸フィルムを、ロール間で、延伸
温度140℃、延伸速度20000%/分で縦方向に4
段階以上に分けて4.8倍延伸後、公知のステンタを用
いて、延伸温度145℃で、5000%/分の速度で幅
方向に4.2の倍率で延伸を行い、再度縦方向に160
℃で1.5倍延伸し、定長下で210℃にて3秒間熱処
理を行い、総厚み5μm、A層厚み0.03μm、B層
厚さ0.8μmの2軸配向積層フィルムを得た。
【0054】上記の各実施例および比較例における、各
フィルムの構成と特性を表1および表2に示す。本発明
の範囲内のものでは、オリゴマ抑止性、耐削れ性に優
れ、出力特性、ドロップアウト、繰り返し走行時の粉発
生にも優れたフィルムであったが、本発明の範囲外のポ
リエステルフィルムは、オリゴマ抑止性、耐削れ性、出
力特性、繰り返し走行時の粉発生のいずれかの劣るフィ
ルムであった。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【発明の効果】本発明の二軸配向積層フィルムは、粒子
による表面突起形成ではなく、ポリプロピレンテレフタ
レートの結晶に起因する微細な突起をさらに、ポリエス
テルの極薄膜層で被覆したので、微細突起を維持しつ
つ、表面の削れ性が一層良好となり、オリゴマの少ない
特に、磁気記録媒体用に有効なドロップアウトや出力特
性に優れた二軸配向積層ポリエステルフィルムを提供す
ることができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂Cを主成分とするポリマ層
    (C層)の少なくとも片面に、ポリマの結晶化指数△T
    cgが70℃以下であるポリマー層(B層)を有し、さ
    らに少なくとも一方のB層の表面に熱可塑性樹脂Aを主
    成分とするポリマ層(A層)を有する少なくとも3層以
    上の積層構成をとる二軸配向積層ポリエステルフィルム
    であって、該B層の厚みが1μm未満であり、A層の厚
    み(Ta)とB層の厚み(Tb)の関係が 0.01≦Ta/Tb<1 である二軸配向積層ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 結晶化指数△Tcgが70℃以下である
    ポリマーがポリプロピレンテレフタレートである請求項
    1に記載の二軸配向積層ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 C層の厚みが、フィルム全厚みの50%
    以上である請求項1または2に記載の二軸配向積層ポリ
    エステルフィルム。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂Cがポリエチレンテレフタ
    レートまたはポリエチレン−2,6−ナフタレートであ
    る請求項1〜3のいずれかに記載の二軸配向積層ポリエ
    ステルフィルム。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂Aがポリエチレンテレフタ
    レートまたはポリエチレン−2,6−ナフタレートであ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の二軸配向積層ポリエ
    ステルフィルム。
  6. 【請求項6】 A層が実質的に粒子を含有しないもので
    ある請求項1〜5のいずれかに記載の二軸配向積層ポリ
    エステルフィルム。
  7. 【請求項7】 熱可塑性樹脂Cがリサイクルポリマーで
    ある請求項1〜6のいずれかに記載の二軸配向積層ポリ
    エステルフィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004503403A (ja) * 2000-06-13 2004-02-05 デュポン テイジン フィルムズ ユー.エス.リミテッド パートナーシップ ポリエチレンナフタレート−ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレンナフタレートのポリマーフィルム

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JP2011189744A (ja) * 2000-06-13 2011-09-29 Dupont Teijin Films Us Lp ポリエチレンナフタレート−ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレンナフタレートのポリマーフィルム
JP2011189745A (ja) * 2000-06-13 2011-09-29 Dupont Teijin Films Us Lp ポリエチレンナフタレート−ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレンナフタレートのポリマーフィルム

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