JP2000028185A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2000028185A
JP2000028185A JP10197640A JP19764098A JP2000028185A JP 2000028185 A JP2000028185 A JP 2000028185A JP 10197640 A JP10197640 A JP 10197640A JP 19764098 A JP19764098 A JP 19764098A JP 2000028185 A JP2000028185 A JP 2000028185A
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gas
refrigerant
gas refrigerant
heating
heat exchanger
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JP10197640A
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English (en)
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Yasuhiro Arai
康弘 新井
Kazunori Shibata
和則 柴田
Fusao Hirasawa
房男 平澤
Motonori Futamura
元規 二村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房のランニングコスト低減を図ると共に、
地球温暖化の要因となるCO2 の排出を低減し、地球環
境の保護を図る。 【解決手段】 ガスを燃料とし、その燃焼熱源で冷媒を
加熱するガス冷媒加熱機7と、冷媒と室外空気との熱交
換を行う室外熱交換器8と、冷媒と室内空気との熱交換
を行う室内熱交換器3と、冷媒を循環させる圧縮機1
と、冷媒の流れを前記室外熱交換器8、または、ガス冷
媒加熱機7のいずれかに切替える切換弁5,6とを備え
た構造とし、運転制御手段10に入力される少なくとも
外気温度センサ11からの外気温度信号に基づいて、前
記切換弁5,6を切替え制御し、空気熱源を利用するヒ
ートポンプ運転又は、ガス熱源を利用するガス冷媒加熱
運転を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、暖房運転時に、
冷媒を加熱するガス冷媒加熱機を備えた空気調和装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ヒートポンプを主体とした空気調
和機の市場は、省エネ化、高暖房化が一層進んだ機種が
数多く発売されるようになっている。
【0003】省エネ化に関しては、圧縮機、送風機、熱
交換器などの性能を向上して、蒸発温度と凝縮温度の差
を小さくし、冷凍サイクルの入力を下げる努力がなされ
ている。
【0004】高暖房化に関しては、蓄熱利用、液インジ
ェクションの利用、圧縮機入力の効率向上など、低外気
温度時にあっても高暖房能力を発揮できるようになって
きている。
【0005】一方、冬場の外気温度が低くなる寒冷地に
おいては、石油やガスなどの燃焼熱源で冷媒を加熱、蒸
発して暖房運転を行う冷媒加熱式の空調機も市場に出て
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒート
ポンプ式は、空気熱源を汲み上げ利用する原理である以
上、冷媒の蒸発温度は外の空気温度以下にならざるを得
ず、外気温が低い場合には、着霜が起き易くなる。ま
た、冷媒循環量の低下によって、暖房能力が低下するこ
とは避けられない。
【0007】一方、石油やガスなどの燃料による冷媒加
熱式は、外気温が低い場合でも、高い暖房能力を得るこ
とができるものの、外気温度の高い条件ではヒートポン
プ式に比べて効率が悪く暖房費が高くなる。
【0008】そこで、この発明は、ヒートポンプとガス
燃焼源による冷媒加熱のそれぞれの特徴を生かし、暖房
時の快適性と暖房費の低減を図ると共に、しかも、地球
温暖化の要因となるCO2 等の排出を低減し、地球環境
の保護を図るようにした空気調和装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1によれば、ガスを燃料とし、そ
の燃焼熱源で冷媒を加熱するガス冷媒加熱機と、冷媒と
室外空気との熱交換を行う室外熱交換器と、冷媒と室内
空気との熱交換を行う室内熱交換器と、冷媒を循環させ
る圧縮機と、冷媒の流れを前記室外熱交換器、または、
前記ガス冷媒加熱機のいずれかに切替える切換弁と、外
気温度を検出する外気温度センサと、この外気温度セン
サからの外気温度信号に応じて前記切換弁を切替え制御
し、空気熱源を利用するヒートポンプ運転と、ガス熱源
を利用するガス冷媒加熱運転とに切替える運転制御手段
とを具備する。
【0010】これにより、外気温が低い時には、ガスを
燃料とする燃焼熱源によって冷媒を加熱するガス冷媒加
熱機による暖房運転を行う。一方、外気温が比較的高い
時には、空気熱源を利用したヒートポンプによる暖房運
転を行うので、低外気温時における快適性向上と、ラン
ニングコスト低減による経済性向上、及び地球温暖化の
要因となるCO2 低減による地球環境の保護が図れる。
【0011】また、この発明の請求項2によれば、ヒー
トポンプ運転からガス冷媒加熱運転に切替える外気温度
を、ガス冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替える
外気温度よりも低くする。
【0012】これにより、切替え温度付近での不安定な
制御をなくすことができる。
【0013】また、この発明の請求項3によれば、室外
熱交換器とガス冷媒加熱機とを並列に接続し、ヒートポ
ンプ運転時には、切換弁によって冷媒の流れを前記室外
熱交換器へ切替え、ガス冷媒加熱運転時には、前記切換
弁によって冷媒の流れを前記ガス冷媒加熱機へ切替え
る。
【0014】これにより、室外熱交換器とガス冷媒加熱
機は並列に接続された構成となり、運転に応じて冷媒の
流れを切替えることができるため、冷凍サイクルを構成
する装置の配管を簡素化できる。
【0015】また、この発明の請求項4によれば、切換
弁は、ガス冷媒加熱機の上流側を開閉する第1の開閉弁
と、室外熱交換器の上流側を開閉する第2の開閉弁とか
ら構成され、ヒートポンプ運転からガス冷媒加熱運転に
切替える際は、前記第1及び第2の開閉弁を閉じて冷媒
を室内熱交換器に回収した後、前記第1の開閉弁を開と
する。
【0016】これにより、ガス冷媒加熱機の上流側に設
けられた第1の開閉弁と、室外熱交換器の上流側に設け
られた第2の開閉弁によって、冷媒を室内機側に回収し
た後に、ヒートポンプ運転からガス冷媒加熱運転に切替
えるため、簡素な配管で冷媒の確保が可能となり、円滑
な運転の切替えができる。
【0017】また、この発明の請求項5によれば、切換
弁は、ガス冷媒加熱機の上流側を開閉する第1の開閉弁
と、室外熱交換器の上流側を開閉する第2の開閉弁とか
ら構成され、ガス冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に
切替える際は、前記ガス冷媒加熱機の燃焼停止後、前記
第1の開閉弁を閉じると共に前記第2の開閉弁を開け
る。
【0018】これにより、ガス冷媒加熱機の上流側に設
けられた第1の開閉弁と、室外熱交換器の上流側に設け
られた第2の開閉弁によって、ガス冷媒加熱機の燃焼停
止後に、ガス冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替
えるため、簡素な配管で冷媒の確保が可能となり、円滑
な運転の切替えができる。
【0019】また、この発明の請求項6によれば、暖房
運転起動時は、外気温度に関係なくガス冷媒加熱運転を
優先して行う。
【0020】これにより、外気温度に影響されず、安定
した高暖房能力運転が実現でき、室内への吹き出し温度
が高く、立上りの早い暖房運転ができる。
【0021】また、この発明の請求項7によれば、ガス
の残量を検出するガス残量検出手段を備え、このガス残
量検出手段がガス残量が少なくなったことを検出した
時、あるいは、ガス冷媒加熱機が故障した時は、ヒート
ポンプ運転を行う。
【0022】これにより、暖房運転時に、ガス燃料残量
が少なくなった時、又はガス冷媒加熱機に故障が発生し
た時に、ヒートポンプ運転を行うので、暖房運転の停止
を回避できる。
【0023】また、この発明の請求項8によれば、室外
熱交換器に霜の付着を検出する着霜検出手段を備え、着
霜検出手段からの検出信号に応じて除霜運転を行う。
【0024】これにより、霜を検出した時に、除霜運転
が行なわれ、室外熱交換器の着霜を解消し、効率のよい
暖房運転が行なえる。
【0025】また、この発明の請求項9によれば、室外
熱交換器とガス冷媒加熱機とが並列又は直列に切替え可
能に接続され、ヒートポンプ運転時に、着霜検出手段に
よって室外熱交換器の着霜を検出した時、前記室外熱交
換器とガス冷媒加熱機とを直列接続して、除霜運転を行
う。
【0026】これにより、ヒートポンプ運転時に着霜を
検出した時には、室外熱交換器とガス冷媒加熱機とを直
列接続して除霜運転を行うので、室外熱交換器の着霜時
でも連続暖房運転を維持できる。
【0027】また、この発明の請求項10によれば、ヒ
ートポンプ運転からガス冷媒加熱運転に切替える際は、
ガス冷媒加熱機から室外熱交換器に冷媒を流して、ガス
冷媒加熱運転を行った後、ガス冷媒加熱機から直接圧縮
機へ冷媒を流す。
【0028】これにより、ガス冷媒加熱機から室外熱交
換器に冷媒を流してガス冷媒加熱運転を行った後、ガス
冷媒加熱機から直接圧縮機に冷媒を流すことによってヒ
ートポンプ運転からガス冷媒加熱運転に切替えるので、
冷媒回収をせずに暖房運転の切替えができる。
【0029】また、この発明の請求項11によれば、ガ
ス冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替える際は、
ガス冷媒加熱機の燃焼停止後、冷媒の流れを前記ガス冷
媒加熱機から室外熱交換器側に切替える。
【0030】これにより、ガス冷媒加熱機の燃焼停止
後、冷媒の流れを、ガス冷媒加熱機から室外熱交換器に
切替えることによって、ガス冷媒加熱運転からヒートポ
ンプ運転へのスムーズな運転切替えができる。
【0031】また、この発明の請求項12によれば、空
気熱源およびガス燃焼熱源を有する冷凍サイクルを備え
た空気調和装置において、暖房運転サイクル時に、空調
に必要とされる暖房能力に応じて、空気熱源によるヒー
トポンプ運転またはガス燃焼熱源によるガス冷媒加熱運
転のどちらか一方を選択する運転制御手段を備える。
【0032】これにより、暖房運転時に、空調に必要と
される暖房能力に応じて、ヒートポンプ運転とガス冷媒
加熱運転とに切替えできるので、暖房時の快適性の向上
及びランニングコスト低減並びにCO2 排出量の削減を
実現できる。
【0033】また、この発明の請求項13によれば、空
調に必要とされる暖房能力は、部屋から検出される室温
と設定温度との温度差に基づき、ヒートポンプ運転時は
圧縮機の回転数を、ガス冷媒加熱運転時はガス消費量を
それぞれ主に制御することで決定される。
【0034】これにより、空調に必要とされる暖房能力
に応じて、ヒートポンプ運転、又は、ガス冷媒加熱運転
ができるため、暖房能力の可変範囲を広げ、快適な暖房
を実現できる。
【0035】また、この発明の請求項14によれば、ガ
ス冷媒加熱運転時のガス燃料は、都市ガス、プロパン、
カセットボンベ等の各種燃料を含み、燃料の種類に応じ
て、ヒートポンプ運転とガス冷媒加熱運転との切替点
を、外気温度あるいは要求暖房能力の2変数値に対応し
て変える。
【0036】これにより、暖房運転時に、ガス燃料の種
類及び外気温等の条件に応じて、ヒートポンプ運転とガ
ス冷媒加熱運転とに切替えるため、暖房時の快適性の向
上とランニングコストの低減とCO2 排出量の削減を実
現できる。
【0037】また、この発明の請求項15によれば、空
気熱源及びガス燃焼熱源を有する冷凍サイクルを備えた
空気調和装置において、暖房サイクル運転時に、室外熱
交換器の着霜を検知した時、運転停止命令がでるまでガ
ス冷媒加熱運転を行う運転制御手段を備えている。
【0038】これにより、暖房運転時に、着霜が生じる
とガス冷媒加熱運転に切替わるため、低外気温時にあっ
ても、高い暖房能力と、快適な暖房を実現できる。
【0039】また、この発明の請求項16によれば、暖
房運転時に、ユーザは、空気熱源利用のヒートポンプ運
転と、ガス燃焼熱源利用のガス冷媒加熱運転と、あるい
は、ヒートポンプ運転及びガス冷媒加熱運転を組合わせ
たハイブリッド運転のいずれかを選択する選択制御運転
手段とを備えている。
【0040】これにより、ユーザは、ヒートポンプ運
転、ガス冷媒加熱運転、それらを組合わせたハイブリッ
ド運転のいずれかを選択できるので、ユーザの快適性の
好み、都合等に応じた暖房運転が実現できる。
【0041】また、この発明の請求項17によれば、選
択制御運転手段を、室内リモコンに設ける。
【0042】これにより、ユーザは、リモコン操作で各
種暖房運転の設定を簡単に選択できるので、ユーザの快
適性の好み、都合等に応じた暖房運転が容易に実現でき
る。
【0043】また、この発明の請求項18によれば、選
択制御運転手段を、室内機のパネル部に設ける。
【0044】これにより、ユーザは、室内機のパネル部
の操作で、各種暖房運転の設定を簡単に選択出来るの
で、ユーザの快適性の好み、都合等に応じた暖房運転が
容易に実現できる。
【0045】また、この発明の請求項19によれば、選
択制御運転手段を、室外機に設ける。
【0046】これにより、ユーザは、室外機の操作で、
各種暖房運転の設定を簡単に選択できるので、ユーザの
快適性の好み、都合等に応じた暖房運転が容易に実現で
きる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0048】図1は、本発明の空気調和装置に係る第1
の実施形態の構成図である。ここで実線による接続は冷
媒の流れ、破線による接続は、後述する運転制御手段と
なる運転制御部による制御信号の流れを示す。圧縮機1
からの冷媒配管は、四方弁2を経由して室内熱交換器3
に接続される。室内熱交換器3からの冷媒配管は電子式
膨張弁4を経由した後、二方向に分岐し、一方は二方弁
5(第1の開閉弁)を経由してガス冷媒加熱器7に接続
され、他方は二方弁6(第2の開閉弁)を経由して室外
熱交換器8に接続される。ガス冷媒加熱器7からの冷媒
配管は、圧縮機1に接続され、室外熱交換器8からの冷
媒配管は、四方弁2及び逆止弁9を経由して圧縮機1に
戻る。また、二方弁6の上流側と圧縮機1の吐出側との
間にキャピラリチューブ12及び二方弁13が接続され
ている。運転制御手段となる運転制御部10は、外気温
度センサ11及び暖房能力要求モードスイッチS1から
の信号に応じて、運転制御を行う。
【0049】次に運転制御部10の運転制御動作を説明
する。暖房運転モードとしては、ヒートポンプ運転とガ
ス冷媒加運転を行うハイブリッド運転を選択した場合、
装置起動後、冷媒回収運転を開始する。冷媒回収は、冷
媒が冷媒配管を実線矢印方向に流れるように四方弁2を
設定し、二方弁5,6を閉じて、圧縮機1を運転し、ガ
ス冷媒加熱器7及び室外熱交換器8に貯っていた冷媒を
室内熱交換器3及び配管途中に回収する。冷媒回収を終
了すると、二方弁5を開け、燃料であるガスの着火が行
われ、ガス冷媒加熱による暖房運転を開始する。ガス冷
媒加熱機7の入口及び出口の温度(あるいは圧縮機1の
吸い込み温度)をセンサ(図示せず)で検出し、ガス冷
媒加熱機7で蒸発した冷媒の過熱度が一定になるよう
に、電子膨張弁4にて冷媒の流れを制御する。
【0050】図2は、暖房運転制御仕様を示すもので、
横軸が外気温度(℃)を、縦軸が空調に必要とする暖房
能力(kW)を示し、外気温度と暖房能力に応じてヒー
トポンプ運転または冷媒加熱運転のどちらかを選択して
運転制御を行うことを示している。基本的な運転の選択
は、外気温度が高く要求能力が低い場合はヒートポンプ
運転、外気温度が低く要求能力が高い場合は冷媒加熱運
転である。すなわち、暖房能力及び外気温度に応じて、
ヒートポンプ運転或いは冷媒加熱運転を自動的に選択し
て行う。
【0051】この運転制御仕様に基づいて、例えばガス
燃料にプロパンを用いて運転した場合の暖房費及びCO
2 低減率を、従来のプロパンガス単独運転の場合に比較
して示したのが図3である。計算方法は、空調負荷計算
コードLESCOM80を応用して、当社の暖房定格能
力6kWクラスの暖房機器と設置場所を想定して求めた
ものである。計算対象場所は東京及び札幌で、住宅仕様
は熱損失係数で表し、寝室12畳の室温を20〜27℃
に設定した場合の暖房運転費及びCO2 排出量の各低減
率を示している。図3に示すように、室外空気熱源を利
用するヒートポンプ運転とプロパンガス冷媒加熱運転の
組み合わせを行うハイブリッド運転では、従来のプロパ
ンガス単独の冷媒運転に比べて、暖房費は30〜65%
低減し、CO2 排出量は31〜59%低減している。こ
のように、ハイブリッド運転は、暖房費は安くなり、C
2 排出量を減らせるため、温暖化を抑制して地球環境
保護の面からも勝れている。
【0052】また、暖房運転制御仕様を簡略化して、図
4に示すように外気温度のみで、ヒートポンプ運転とガ
ス冷媒加熱運転を切替えて運転しても構わない。図4に
おいては、ヒートポンプ運転における実際の着霜温度が
約5℃であることを考慮して、暖房運転を開始する際
に、外気温度が低いときはガス冷媒加熱運転を行い、そ
の後、外気温度が上昇して7℃になるとヒートポンプ運
転に切替える。外気温度が7℃以上のときはヒートポン
プ運転を継続して行い、外気温度が下がり5℃以下にな
るとガス冷媒加熱運転に切替える。外気温度の上昇時と
下降時とで運転の切替え温度を変えることによって、制
御の安定性と快適性とを向上させることができる。
【0053】図2で示したような外気温度と暖房能力の
2変数値でヒートポンプ運転とガス冷媒加熱運転を切替
える運転方法、或いは、図4に示すように外気温度のみ
で、ヒートポンプ運転とガス冷媒加熱運転を切替える運
転方法はいずれも、ガス燃料の種類が異なると、図3で
示したようなガス冷媒加熱単独運転に対するハイブリッ
ド運転による暖房費の低減率と、CO2 排出量の低減率
は変化する。したがってガスの種類を図示していないが
室内リモコン、或いは室内機のパネル部、或いは室外機
に入力し選択制御することで、これらの低減率が大きく
なるように設定することができる。
【0054】図1に示す本実施形態の空気調和装置で
は、暖房運転モードにハイブリッド運転を選択した時の
運転起動時は、外気温に関係なくガス冷媒加熱運転を優
先して立ち上げる。この時、外気温度センサ11の示す
外気温度が7℃以下である場合は、ガス冷媒加熱運転を
そのまま継続する。一方、暖房運転を立ち上げた時、す
でに外気温度が7℃を越えている場合は、起動から一定
時間後に冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替え
る。その運転切替えは、圧縮機1の運転を継続したま
ま、ガス冷媒加熱機7の燃焼を停止後、二方弁5を閉
じ、二方弁6を開け、冷媒の流れを室外熱交換器8側に
切替える。室外熱交換器8の入口及び出口の温度(或い
は圧縮機1の吸込温度)をセンサ(図示せず)で検出
し、室外熱交換器8で蒸発した冷媒の過熱度が一定にな
るように、電子膨張弁4にて冷媒の絞り量を制御する。
【0055】ヒートポンプ運転時に、着霜検出器(図示
せず)にて室外熱交換器8の着霜を検出したら、二方弁
13を開いて高温の圧縮機吐出ガスを室外熱交換器8の
入り口に戻し、除霜運転を行う。
【0056】外気温度が低下し、5℃以下になった場
合、ヒートポンプ運転からガス冷媒加熱運転に切替え
る。運転切替えは、起動時の制御とほぼ同様である。す
なわち、圧縮機1を運転中に、二方弁5及び二方弁6を
閉じ、圧縮機1を運転したまま、ガス冷媒加熱機7及び
室外熱交換器8に貯まっていた冷媒を、室内熱交換器3
及び配管途中に回収する。冷媒回収が終了すると、二方
弁5を開ける。冷媒回収終了後、燃料であるガスの着火
が行われ、ガス冷媒加熱による暖房運転を開始する。ガ
ス冷媒加熱機7の入り口及び出口の温度(あるいは圧縮
機1の吸込温度)をセンサで検出し、ガス冷媒加熱機7
で蒸発した冷媒の過熱度が一定になるように、電子膨張
弁4にて冷媒の流量を制御する。
【0057】このヒートポンプからガス冷媒加熱への運
転切替えが、起動時のガス冷媒加熱運転と比べて異なる
点は、前者が冷媒回収時にも、室内機の送風機16が室
内熱交換器温度に応じて回転し、暖房運転を継続するこ
とである。ただし、前記室内熱交換器温度が一定温度以
下まで低下した場合は室内機の送風機16は回転しな
い。
【0058】本実施形態では、暖房運転モードとしてハ
イブリッド運転を選択した場合、暖房起動時にガス冷媒
加熱運転を行うが、ガス残量検出器(図示せず、火炎検
出器も含む)がガス燃料が少なくなった、或いは無くな
ったことを検出したときは、ヒートポンプ運転を行う。
また、燃料不足やガス冷媒加熱機7に故障が生じ冷媒加
熱運転を行うことが困難な場合は、ヒートポンプ運転を
選択することができる。さらには、室外熱交換器8に
霜、雪、氷等が付着し、ヒートポンプ運転が困難な場
合、或いはヒートポンプ運転では十分な暖房感が得られ
ない場合は、ガス冷媒加熱運転を選択することが出来
る。すなわち、暖房運転の選択モードとしては、ハイブ
リッド運転、ヒートポンプ運転、ガス冷媒加熱運転の3
運転モードがあり、室内リモコン設定、或いは室内機パ
ネル設定、或いは室外機設定のいずれかで、ユーザは各
暖房運転を選択操作することができる。
【0059】また、ハイブリッド運転においては、ガス
の種類を前記3通りのいずれか一つの設定操作で入力
し、より適当な外気温度や暖房能力の切替点に変更され
た運転制御仕様を選択することができる。
【0060】また、低外気温度で高多湿時に、室外熱交
換器8に着霜が生じた場合の除霜は、二方弁13を開い
て高温の圧縮機吐出ガスを室外機交換器8の入り口に戻
して除霜運転を行う。
【0061】なお、この除霜運転は、図5で示す冷凍サ
イクルのように、四方弁2の流路を反転させて高温の圧
縮機吐出ガスを室外熱交換器8へ戻す構成に変更しても
良い。この場合は、図1に示すキャピラリチューブ1
2,二方弁13及びそれらを接続する配管を無くすこと
ができるので、サイクル構成の簡素化及びコスト低減が
図れる。
【0062】図6は、本発明の空気調和装置に係る第2
の実施形態の構成図である。ここで、実線による接続は
冷媒の流れ、破線による接続は、運転制御部10による
制御信号の流れを示す。圧縮機1からの冷媒配管は、四
方弁2を経由して室内熱交換器3に接続される。室内熱
交換器3からの冷媒配管は電子膨張弁4を経由した後、
三方弁14に接続され、この三方弁14から分岐された
冷媒配管は、一方がガス冷媒加熱機7に接続され、他方
が室外熱交換器8に接続される。ガス冷媒加熱機7から
の冷媒配管は、三方弁15に接続され、この三方弁15
から分岐された冷媒配管は、一方が圧縮機1に接続さ
れ、他方が三方弁14からの配管と共に室外熱交換器8
に接続される。室外熱交換器8からの冷媒配管は、四方
弁2及び逆止弁9を経由して圧縮機1に戻る。運転制御
部10は、外気温度センサ11及び暖房能力が要求モー
ドスイッチS1からの外気温度信号に応じて行う。な
お、三方弁14と三方弁15の代わりに、これらと同じ
働きをする二方弁を各2個ずつ、計4個で代用しても構
わない。
【0063】次に運転制御部10の運転制御動作を説明
する。装置起動後、まず冷媒が冷媒配管を実線矢印方向
に流れるように四方弁2を設定し、三方弁14を電子膨
張弁4からガス冷媒加熱機7に冷媒が流れるように設定
し、三方弁15をガス冷媒加熱機7から室外熱交換器8
に冷媒が流れるように設定する。図外の室内リモコンに
より、暖房運転の選択モードとしてのハイブリッド運転
が選択され、運転指令が出ると、圧縮機1を運転し、燃
料であるガスの着火が行われ、ガス冷媒加熱による暖房
運転を開始する。ガス冷媒加熱機7の入り口及び出口の
温度(或いは圧縮機1の吸込温度)をセンサ(図示せ
ず)で検出し、ガス冷媒加熱機7で蒸発した冷媒の過熱
度が一定になるように、電子膨脹弁4にて冷媒の流量を
制御する。過熱度制御を開始した一定時間後に、三方弁
15を切替え、ガス冷媒加熱機7から圧縮機1に流れを
変えて、室外熱交換器8側を閉じる。このようにして本
実施形態では、起動時の冷媒回収運転を必要としない。
【0064】本実施形態の空気調和装置では、暖房運転
起動時、外気温度に関係なく冷媒加熱運転を優先して立
ち上げる。この時、図4に示す如く、外気温度センサ1
1の示す外気温度が7℃以下では、冷媒加熱運転をその
まま継続する。一方、暖房運転を立ち上げた時、すでに
外気温度が7℃を越えている場合は、起動から一定時間
後に冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替える。そ
の運転切替えは、圧縮機1の運転を継続したまま、ガス
冷媒加熱機7の燃焼を停止後、三方弁14を切替え、ガ
ス冷媒加熱機7側を閉じて、電子制御弁4から室外熱交
換器8側に冷媒を流す。室外熱交換器8の入り口及び出
口の温度(或いは圧縮機1の吸込温度)をセンサ(図示
せず)で検出し、室外熱交換器8で蒸発した冷媒の過熱
度が一定になるように、電子膨張弁4にて冷媒の絞り量
を制御する。
【0065】ヒートポンプ運転時に、着霜検出器(図示
せず)にて室外熱交換器8の着霜を検出したら、三方弁
14を切替え、電子膨張弁4からガス冷媒加熱機7側に
冷媒を流し、ガス燃焼を行う。同時に三方弁15の流路
を切替えて冷媒をガス冷媒加熱機7から室外熱交換器8
に流れるように設定する。ガス冷媒加熱機7にて加熱さ
れ蒸発した高温の冷媒は、着霜した室外熱交換器8を通
り、除霜を行いながら圧縮機1に吸引される。電子膨張
弁4は、ガス冷媒加熱機7で蒸発した冷媒の加熱度が一
定になるように、ガス冷媒加熱機7の入り口及び出口の
温度(或いは圧縮機1の吸込温度)をセンサで検出して
制御されるが、圧縮機1の入り口での冷媒の液バック量
をできるだけ小さくするため、過熱度設定温度は通常の
冷媒加熱運転の場合より大きくする。この除霜運転の特
徴は、除霜運転を行いながら連続暖房運転を出来ること
である。除霜が終了したら、三方弁14及び15を切替
え、通常のヒートポンプ運転に戻る。
【0066】外気温度が低下し、5℃以下になった場
合、ヒートポンプ運転から冷媒加熱運転に切替える。そ
の運転切替えは、起動時の制御とほぼ同様である。すな
わち、三方弁14を電子膨張弁4からガス冷媒加熱機7
側に冷媒を流すように切替え、三方弁15をガス冷媒加
熱機7から室外熱交換器8側に冷媒が流れるように切替
える。
【0067】冷媒回路の切替えが終了し、燃料であるガ
スの着火が行われると、ガス冷媒加熱による暖房運転を
開始する。ガス冷媒加熱機7で蒸発した冷媒の過熱度が
一定になるように、電子膨張弁4にて冷媒の流れを制御
する。過熱度制御を開始した一定時間後に、三方弁15
を切替え、ガス冷媒加熱機7から圧縮機1に冷媒の流れ
を変えて、室外熱交換器8側を閉じる。このようにして
本実施形態では、運転切替え時の冷媒回収運転を必要と
しない。このため、暖房能力の落ち込みが非常に小さ
く、快適性を向上できる。
【0068】本実施形態では、暖房運転モードとしてハ
イブリッド運転を選択した場合、暖房起動時に冷媒加熱
運転を行うが、ガス残量検出器(図示せず、火炎検出器
も含む)がガス燃料が少なくなった、或いは無くなった
ことを検出した時は、ヒートポンプ運転を行う。この場
合、三方弁14を切替え、ガス冷媒加熱機7側を閉じ
て、電子膨張弁4から室外熱交換器8側に冷媒を流す。
同時に三方弁15を切替え、ガス冷媒加熱機7と室外熱
交換器8の間は閉じる。室外熱交換器8の入り口及び出
口の温度(或いは圧縮機1の吸込温度)をセンサで検出
し、室外熱交換器8で蒸発した冷媒の過熱度が一定にな
るように、電子膨張弁4にて冷媒の絞り量を制御する。
【0069】また、燃料不足やガス冷媒加熱機7に故障
が生じ冷媒加熱運転を行うことが困難な場合は、ヒート
ポンプ運転を選択することができる。低外気温度で高多
湿時に、室外熱交換器8に着霜が生じた場合の除霜は、
四方弁2を反転させて高温の圧縮機吐出ガスを室外熱交
換器8の入り口に戻す除霜運転を行う。
【0070】さらには、室外熱交換器8に霜、雪、氷等
が付着し、ヒートポンプ運転が困難な場合、或いはヒー
トポンプ運転では十分な暖房感が得られない場合は、冷
媒加熱運転を選択することが出来る。すなわち、暖房運
転の選択モードとしては、ハイブリッド運転、ヒートポ
ンプ運転、冷媒加熱運転の3運転モードがあり、図外の
室内リモコン設定、或いは室内機パネル設定、或いは室
外機設定のいずれかで、ユーザーは各暖房運転を選択操
作することが出来る。また、ハイブリッド運転において
は、ガスの種類を前記3通りのいずれか一つの設定操作
で入力し、より適当な外気温度や暖房能力の切替え点に
変更された運転制御仕様を選択することができる。
【0071】次に第3の実施形態について説明する。
【0072】本実施形態では、外気温度のみならず、空
調に必要とされる暖房能力に応じてヒートポンプ運転ま
たは冷媒加熱運転のどちらか一方を選択して運転制御す
ることを特徴としている。なお、本実施形態におけるサ
イクル構成は図1に示すものと同一であるので、同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0073】次に、図2に基づき説明する。図2は前記
した如く横軸が外気温度(℃)を、縦軸が空調に必要と
する暖房能力(kW)を示し、外気温度と暖房能力に応
じてヒートポンプ運転、または冷媒加熱運転のどちらか
を選択して運転制御を行うことを示す説明図である。暖
房モードでハイブリッド運転を選択した場合、暖房運転
起動時、外気温度に関係なく冷媒加熱運転を優先して立
ち上げる。このとき、例えば、外気温度が4℃の場合
で、空調に必要とされる暖房能力が最大のQmaxであ
ると判断されたとき、暖房能力はQ1よりも大きいの
で、暖房能力Qmaxによる冷媒加熱運転を行う。空調
に必要する暖房能力は部屋から検出される室温と設定温
度との差に基づいて求められる。すなわち、室温と設定
温度との差が大きい場合は、必然と暖房能力が高く設定
される。ここで、暖房能力Qmaxを得るには、ガス燃
焼量を制御することで行われる。
【0074】外気温度が4℃のまま、冷媒加熱運転を継
続した後、部屋の温度が上昇して必要とされる暖房能力
が徐々に減少し、Q1より下回るときはヒートポンプ運
転に切替える。この時、ヒートポンプ運転での暖房能力
は圧縮機1に接続されるインバータ電源(図示省略)の
制御周波数により、圧縮機1の回転数を制御することで
行われる。そして、ヒートポンプ運転を継続中に部屋の
ドアを開ける等して部屋の温度が急激に下がり、空調を
必要とする暖房能力がQ2を越えると再び冷媒加熱運転
に切替えて運転制御を行う。
【0075】また、暖房運転起動時、冷媒加熱運転で立
ち上げた時、外気温度が4℃の場合で、部屋から検出さ
れる温度が設定温度に近く、空調に必要とされる暖房能
力が低く、必要とする暖房能力がQ1よりも小さい場合
は、一定時間後にヒートポンプ運転に切替えるように制
御される。
【0076】一方、暖房運転において、外気温度が4℃
から下がって−1℃を下回った場合は、冷媒加熱運転に
切替えて運転制御すると共に、その後上昇して3℃を越
える場合は、再びヒートポンプ運転に切替えて運転する
ように制御する。
【0077】ここで、必要とする暖房能力に応じてヒー
トポンプ運転と冷媒加熱運転を切替えるには、ヒートポ
ンプ運転では0.7〜6.0kWの可変幅、冷媒加熱運
転では約2.5〜6.6kW可変幅と、ヒートポンプ運
転の方が暖房能力を可変出来る範囲が広く、特に、低い
暖房能力域では、可変幅の広いヒートポンプ運転を選択
すると運転効率が良くなり、しかも暖房の快適性を高め
ることができる。
【0078】ところで、本実施形態では、図7に示すよ
うに、空調に必要とする暖房能力(以下暖房能力とい
う)が低く、Q1を下回る場合は、ヒートポンプ運転を
行う。その後、要求能力が上昇してQ2を越えた時点
で、ヒートポンプ運転から冷媒加熱運転に切替える。こ
の冷媒加熱運転に入った場合は、要求能力がQ1を下回
るまで、ヒートポンプ運転に入らないようにしている。
したがって、要求能力の上昇時と下降時とで運転の切替
え能力を変えているので、制御の安定性と快適性を向上
させることが出来る。
【0079】このように、外気温度のみならず、空調に
必要とする暖房能力に応じてヒートポンプ運転と冷媒加
熱運転を切替えて運転制御するので、暖房ランニングコ
ストを低減しつつ、快適性を向上できる。
【0080】また、第3の実施形態では、図2に示すよ
うに外気温度または暖房能力の切替え点をそれぞれ3通
りずつ設定し、特に、室外熱交換器8に着霜が生じやす
く、かつヒートポンプ運転の効率が悪くなる外気温度の
低い領域では冷媒加熱運転の比率を高めるように設定し
ているので、きめ細かな制御を行え、暖房の快適性を大
幅に向上できる。
【0081】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の請求項1に
記載の空気調和装置は、外気温度センサからの外気温度
信号に応じて、ヒートポンプ運転とガス冷媒加熱運転と
を切替えるので、低外気温度時の快適性向上と、ランニ
ングコストの低減による経済性向上、及びCO2 低減に
よる地球環境の保護がそれぞれ図れる。
【0082】本発明の請求項2に記載の空気調和装置
は、ヒートポンプ運転からガス冷媒加熱運転に切替える
外気温度を、冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替
える外気温度よりも低くするので、切替え温度付近での
不安定な制御を無くすことができ、制御の安定性を向上
できる。
【0083】本発明の請求項3に記載の空気調和装置
は、室外熱交換器とガス冷媒加熱機とが並列に接続さ
れ、運転時に応じて冷媒の流れを切替えるので、冷凍サ
イクル、すなわち装置の配管を簡素化でき、運転制御の
安定性を向上する。
【0084】本発明の請求項4に記載の空気調和装置
は、ガス冷媒加熱機の上流側に第1の開閉弁、室外熱交
換器の上流側に第2の開閉弁を設け、冷媒を室内機側に
回収した後、ヒートポンプ運転から冷媒加熱運転に切替
えるので、簡素な冷凍サイクル、すなわち簡素な配管で
冷媒を確保して運転切替えができ、冷凍サイクルの安定
性を向上できる。
【0085】本発明の請求項5に記載の空気調和装置
は、ガス冷媒加熱機の上流側に第1の開閉弁、室外熱交
換器の上流側に第2の開閉弁を設け、ガス冷媒加熱機の
燃焼停止後、冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替
えるので、簡素な冷凍サイクル、すなわち簡素な配管で
冷媒を確保して運転切り替えができ、冷凍サイクルの安
定性を向上できる。
【0086】本発明の請求項6に記載の空気調和装置
は、暖房運転起動時に、外気温度に関係なく冷媒加熱運
転を優先して行うので、外気温度に関わらず安定した高
暖房能力運転の起動が実現でき、室内への吹き出し温度
が高く、立ち上がり運転が非常に速くなる。
【0087】本発明の請求項7に記載の空気調和装置
は、ガス燃料残量が少なくなった時あるいはガス冷媒加
熱機に故障が発生した時は、ヒートポンプ運転を行うの
で、暖房運転の停止を回避でき、装置の信頼性を向上で
きる。
【0088】本発明の請求項8に記載の空気調和装置
は、霜を検出した際、除霜運転制御するので、室外熱交
換器の着霜を解消でき、安定したヒートポンプ運転を行
うことができる。
【0089】本発明の請求項9に記載の空気調和装置
は、ヒートポンプ運転時に着霜を検出した場合、室外熱
交換器とガス冷媒加熱機とを直列接続して、除霜運転を
行うので、室外熱交換器に着霜したときでも、連続暖房
運転によって、暖房快適性を維持しながら除霜できる。
【0090】本発明の請求項10に記載の空気調和装置
は、ガス冷媒加熱機から室外熱交換器に冷媒を流して冷
媒加熱運転を行った後、ガス冷媒加熱機から直接圧縮機
に冷媒を流すことによってヒートポンプ運転から冷媒加
熱運転に切替えるので、冷媒回収をせずに運転の切替え
が出来、暖房快適性を向上する。
【0091】本発明の請求項11に記載の空気調和装置
は、ガス冷媒加熱機の燃焼停止後、冷媒の流れをガス冷
媒加熱機から室外熱交換器に切替えることによってガス
冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替えるので、ス
ムーズな運転切替えが可能となり、冷凍サイクルの安定
性を向上できる。
【0092】本発明の請求項12に記載の空気調和装置
は、暖房時に、空調に必要とされる暖房能力に応じて、
ヒートポンプ運転と冷媒加熱運転とを切替えるので、暖
房快適性の向上と暖房ランニングコスト低減及びCO2
排出量の低減を実現できる。
【0093】本発明の請求項13に記載の空気調和装置
は、空調に必要とされる暖房能力に応じて、ヒートポン
プ運転または冷媒加熱運転時における暖房能力の可変範
囲を広げて、快適な暖房を実現できる。
【0094】本発明の請求項14に記載の空気調和装置
は、暖房時に、ガス燃料の種類に応じて、ヒートポンプ
運転とガス冷媒加熱運転とを切替える条件を変えるの
で、暖房快適性の向上と暖房ランニングコスト低減及び
CO2 排出量の低減を実現できる。
【0095】本発明の請求項15に記載の空気調和装置
は、暖房時に、着霜が生じても直ちに冷媒加熱運転に切
替えるので、低外気温度時においても高い暖房能力を得
ることができ、快適な暖房を実現できる。
【0096】本発明の請求項16に記載の空気調和装置
は、ユーザは各種暖房運転が選択できるので、ユーザの
快適性の好み、都合等に応じた暖房運転が実現できる。
【0097】本発明の請求項17に記載の空気調和装置
は、ユーザはリモコンで各種暖房運転設定を簡単に選択
できるので、ユーザの快適性の好み、都合等に応じた暖
房運転が容易に実現できる。
【0098】本発明の請求項18に記載の空気調和装置
は、ユーザは室内パネルの設定で各種暖房運転設定を簡
単に選択できるので、ユーザの快適性の好み、都合等に
応じた暖房運転が容易に実現できる。
【0099】本発明の請求項19に記載の空気調和装置
は、ユーザは室外機の設定で各種暖房運転設定を選択出
来るので、ユーザの快適性の好み、都合等に応じた暖房
運転が容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置に係る第1の実施形態を
示す構成図である。
【図2】ハイブリッド暖房運転制御仕様を示す説明図で
ある。
【図3】従来のプロパンガス冷媒加熱運転と比較した、
ハイブリッド運転の暖房費及びCO2 低減率を示す説明
図である。
【図4】外気温度の上昇時と下降時とで運転の切替え温
度を示す説明図である。
【図5】本発明の空気調和装置に係る第1の実施形態の
変形例を示す構成図である。
【図6】本発明の空気調和装置に係る第2の実施形態を
示す構成図である。
【図7】暖房能力の上昇時と下降時とで運転を切替える
説明図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 3 室内熱交換器 5,6 二方弁(切換弁) 7 ガス冷媒加熱機 8 室外熱交換器 10 運転制御部(運転制御手段) 11 外気温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平澤 房男 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 (72)発明者 二村 元規 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 Fターム(参考) 3L060 AA03 AA05 AA08 CC03 DD07 EE09 3L092 MA01 PA11

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを燃料とし、その燃焼熱源で冷媒を
    加熱するガス冷媒加熱機と、冷媒と室外空気との熱交換
    を行う室外熱交換器と、冷媒と室内空気との熱交換を行
    う室内熱交換器と、冷媒を循環させる圧縮機と、冷媒の
    流れを前記室外熱交換器、または、前記ガス冷媒加熱機
    のいずれかに切替える切換弁と、外気温度を検出する外
    気温度センサと、この外気温度センサからの外気温度信
    号に応じて前記切換弁を切替え制御し、空気熱源を利用
    するヒートポンプ運転と、ガス熱源を利用するガス冷媒
    加熱運転とに切替える運転制御手段とを具備することを
    特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 ヒートポンプ運転からガス冷媒加熱運転
    に切替える外気温度を、ガス冷媒加熱運転からヒートポ
    ンプ運転に切替える外気温度よりも低くすることを特徴
    とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記室外熱交換器とガス冷媒加熱機とを
    並列に接続し、ヒートポンプ運転時には、前記切換弁に
    よって冷媒の流れを前記室外熱交換器へ切替え、ガス冷
    媒加熱運転時には、前記切換弁によって冷媒の流れを前
    記ガス冷媒加熱機へ切替えることを特徴とする請求項1
    記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記切換弁は、前記ガス冷媒加熱機の上
    流側を開閉する第1の開閉弁と、前記室外熱交換器の上
    流側を開閉する第2の開閉弁とから構成され、ヒートポ
    ンプ運転からガス冷媒加熱運転に切替える際は、前記第
    1及び第2の開閉弁を閉じて冷媒を室内熱交換器に回収
    した後、前記第1の開閉弁を開とすることを特徴とする
    請求項3に記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記切換弁は、前記ガス冷媒加熱機の上
    流側を開閉する第1の開閉弁と、前記室外熱交換器の上
    流側を開閉する第2の開閉弁とから構成され、前記ガス
    冷媒加熱運転からヒートポンプ運転に切替える際は、前
    記ガス冷媒加熱機の燃焼停止後、前記第1の開閉弁を閉
    じると共に前記第2の開閉弁を開けることを特徴とする
    請求項3記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 暖房運転起動時は、外気温度に関係なく
    ガス冷媒加熱運転を優先して行うことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和装置。
  7. 【請求項7】 ガスの残量を検出するガス残量検出手段
    を備え、このガス残量検出手段がガス残量が少なくなっ
    たことを検出した時、あるいは、ガス冷媒加熱機が故障
    した時は、ヒートポンプ運転を行うことを特徴とする請
    求項1記載の空気調和装置。
  8. 【請求項8】 前記室外熱交換器に霜の付着を検出する
    着霜検出手段を備え、この着霜検出手段からの検出信号
    に応じて除霜運転を行うことを特徴とする請求項1記載
    の空気調和装置。
  9. 【請求項9】 前記室外熱交換器とガス冷媒加熱機とが
    並列又は直列に切替え可能に接続され、ヒートポンプ運
    転時に、着霜検出手段によって前記室外熱交換器の着霜
    を検出した時、前記室外熱交換器とガス冷媒加熱機とを
    直列接続して、除霜運転を行うことを特徴とする請求項
    8記載の空気調和装置。
  10. 【請求項10】 ヒートポンプ運転からガス冷媒加熱運
    転に切替える際は、ガス冷媒加熱機から室外熱交換器に
    冷媒を流して、ガス冷媒加熱運転を行った後、前記ガス
    冷媒加熱機から直接圧縮機へ冷媒を流すことを特徴とす
    る請求項9記載の空気調和装置。
  11. 【請求項11】 ガス冷媒加熱運転からヒートポンプ運
    転に切替える際は、ガス冷媒加熱機の燃焼停止後、冷媒
    の流れを前記ガス冷媒加熱機から室外熱交換器側へ切替
    えることを特徴とする請求項9記載の空気調和装置。
  12. 【請求項12】 空気熱源およびガス燃焼熱源を有する
    冷凍サイクルを備えた空気調和装置において、暖房運転
    サイクル時に、空調に必要とされる暖房能力に応じて、
    空気熱源によるヒートポンプ運転またはガス燃焼熱源に
    よるガス冷媒加熱運転のどちらか一方を選択する運転制
    御手段を備えていることを特徴とする空気調和装置。
  13. 【請求項13】 空調に必要とされる暖房能力は、部屋
    から検出される室温と設定温度との温度差に基づき、ヒ
    ートポンプ運転時は圧縮機の回転数を、ガス冷媒加熱運
    転時はガス消費量をそれぞれ主に制御することで決定さ
    れることを特徴とする請求項12記載の空気調和装置。
  14. 【請求項14】 ガス冷媒加熱運転時のガス燃料は、都
    市ガス、プロパン、カセットボンベ等の各種燃料を含
    み、この燃料の種類に応じて、ヒートポンプ運転とガス
    冷媒加熱運転との切替点を、外気温度あるいは要求暖房
    能力の2変数値に対応して変えることを特徴とする空気
    調和装置。
  15. 【請求項15】 空気熱源及びガス燃焼熱源を有する冷
    凍サイクルを備えた空気調和装置において、暖房サイク
    ル運転時に、室外熱交換器の着霜を検知した時、運転停
    止命令が出るまでガス冷媒加熱運転を行う運転制御手段
    を備えていることを特徴とする空気調和装置。
  16. 【請求項16】 暖房運転時に、ユーザは、空気熱源利
    用のヒートポンプ運転と、ガス燃焼熱源利用のガス冷媒
    加熱運転と、あるいは、ヒートポンプ運転及びガス冷媒
    加熱運転を組合わせたハイブリッド運転のいずれかを選
    択する選択制御運転手段とを備えていることを特徴とす
    る空気調和装置。
  17. 【請求項17】 前記選択制御運転手段は、室内リモコ
    ンに設けられていることを特徴とする請求項16記載の
    空気調和装置。
  18. 【請求項18】 前記選択制御運転手段は、室内機のパ
    ネル部に設けられていることを特徴とする請求項16記
    載の空気調和装置。
  19. 【請求項19】 前記選択制御運転手段は、室外機に設
    けられていることを特徴とする請求項16記載の空気調
    和装置。
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