JP2000026074A - 磁気探査用の昇降装置取付器具 - Google Patents
磁気探査用の昇降装置取付器具Info
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- JP2000026074A JP2000026074A JP19477498A JP19477498A JP2000026074A JP 2000026074 A JP2000026074 A JP 2000026074A JP 19477498 A JP19477498 A JP 19477498A JP 19477498 A JP19477498 A JP 19477498A JP 2000026074 A JP2000026074 A JP 2000026074A
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- Japan
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- pipe
- mounting
- magnetic
- boring rod
- lifting device
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 昇降装置を常にボーリング孔入口から一定の
高さになるように、ボーリング孔入口に昇降装置を取り
付けるための取付器具を提供する。 【解決手段】 磁気探査用ボーリングロッド１３に螺合
可能なパイプ１０と、パイプ１０と昇降装置１４を接続
するとともに昇降装置１４を載置する接続プレート１１
とから構成される昇降装置取付器具である。パイプ１０
には、磁気探査用ボーリングロッド１３に近接する位置
に窓１２が設けられており、接続プレート１１は、磁気
探査用ボーリングロッド１３に螺合するパイプ１０の上
部に被さり、接続プレート１１が水平面内で回転可能に
遊嵌するパイプ片１６を備えている。
高さになるように、ボーリング孔入口に昇降装置を取り
付けるための取付器具を提供する。 【解決手段】 磁気探査用ボーリングロッド１３に螺合
可能なパイプ１０と、パイプ１０と昇降装置１４を接続
するとともに昇降装置１４を載置する接続プレート１１
とから構成される昇降装置取付器具である。パイプ１０
には、磁気探査用ボーリングロッド１３に近接する位置
に窓１２が設けられており、接続プレート１１は、磁気
探査用ボーリングロッド１３に螺合するパイプ１０の上
部に被さり、接続プレート１１が水平面内で回転可能に
遊嵌するパイプ片１６を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、磁気探査用の昇
降装置取付器具に関するものである。
降装置取付器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 地中に埋設されている基礎杭、シート
パイル等の埋設物や、爆弾等の埋没危険物について、そ
の埋設位置を非接触で検出することが従来から行われて
いる。まず、既存の資料、現場状況などにより探査孔の
削孔地点を決め、ボーリングマシンによりステンレスビ
ット、ロッドを使って削孔する。このようにして、削孔
したボーリング孔内で埋没危険物や埋設物の磁気探査を
行う場合、磁気センサ昇降装置を用いる。この場合、測
定記録に含まれるノイズを軽減させるため、磁気センサ
はできるだけ一定速度でかつ左右に揺れないように、ボ
ーリング孔入口から孔底または孔底から孔入口へ移動さ
せることが必要である。そのため、モーターを利用した
昇降装置により磁気センサを昇降させている。
パイル等の埋設物や、爆弾等の埋没危険物について、そ
の埋設位置を非接触で検出することが従来から行われて
いる。まず、既存の資料、現場状況などにより探査孔の
削孔地点を決め、ボーリングマシンによりステンレスビ
ット、ロッドを使って削孔する。このようにして、削孔
したボーリング孔内で埋没危険物や埋設物の磁気探査を
行う場合、磁気センサ昇降装置を用いる。この場合、測
定記録に含まれるノイズを軽減させるため、磁気センサ
はできるだけ一定速度でかつ左右に揺れないように、ボ
ーリング孔入口から孔底または孔底から孔入口へ移動さ
せることが必要である。そのため、モーターを利用した
昇降装置により磁気センサを昇降させている。
【０００３】 また、磁気センサのボーリング孔内での
深度も磁気探査のデータ解析をする上で必要な情報であ
るため、昇降装置にはセンサの深度（送り出したケーブ
ルの長さ）を計測する装置が組み込まれている。従来、
昇降装置は、測量機器等を定位置に据え付ける時に使用
する三脚と同様の構造のものを用いて、ボーリング孔の
上方約１．７ｍ〜２ｍ程度の高さに据え付けていた。こ
の程度の高さにするのは、磁気センサの長さが約１．５
ｍで、測定データは地表面から所定の深度まで連続的な
ものが必要であるため、磁気センサの下端が地表面の高
さと同じかそれより若干高いところから測定を開始する
必要があるためである。
深度も磁気探査のデータ解析をする上で必要な情報であ
るため、昇降装置にはセンサの深度（送り出したケーブ
ルの長さ）を計測する装置が組み込まれている。従来、
昇降装置は、測量機器等を定位置に据え付ける時に使用
する三脚と同様の構造のものを用いて、ボーリング孔の
上方約１．７ｍ〜２ｍ程度の高さに据え付けていた。こ
の程度の高さにするのは、磁気センサの長さが約１．５
ｍで、測定データは地表面から所定の深度まで連続的な
ものが必要であるため、磁気センサの下端が地表面の高
さと同じかそれより若干高いところから測定を開始する
必要があるためである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、三脚
を使って昇降装置を据え付ける方法では、据え付ける度
に地表面から昇降装置までの高さが変わることになり、
測定記録上の深度と実際のボーリング孔内でのセンサ深
度の関係を確認するためには、昇降装置を据え付ける度
に地表面から昇降装置までの高さを計測する必要があっ
た。
を使って昇降装置を据え付ける方法では、据え付ける度
に地表面から昇降装置までの高さが変わることになり、
測定記録上の深度と実際のボーリング孔内でのセンサ深
度の関係を確認するためには、昇降装置を据え付ける度
に地表面から昇降装置までの高さを計測する必要があっ
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 従って、本発明は上記
課題を解決することを目的としたものであって、本発明
の目的は、昇降装置を常にボーリング孔入口から一定の
高さになるように、ボーリング孔入口に昇降装置を取り
付けるための昇降装置取付器具を提供することにある。
課題を解決することを目的としたものであって、本発明
の目的は、昇降装置を常にボーリング孔入口から一定の
高さになるように、ボーリング孔入口に昇降装置を取り
付けるための昇降装置取付器具を提供することにある。
【０００６】 すなわち、本発明によれば、磁気探査用
ボーリングロッドに螺合可能なパイプと、該パイプと昇
降装置を接続するとともに該昇降装置を載置する接続プ
レートと、から構成される昇降装置取付器具であって、
該パイプには、前記磁気探査用ボーリングロッドに近接
する位置に窓が設けられており、該接続プレートは、前
記磁気探査用ボーリングロッドに螺合するパイプの上部
に被さり、接続プレートが水平面内で回転可能に遊嵌す
るパイプ片を備えたことを特徴とする昇降装置取付器具
が提供される。本発明においては、接続プレートは、そ
の上に昇降装置を取り付けるための取付手段を有するこ
とが好ましい。
ボーリングロッドに螺合可能なパイプと、該パイプと昇
降装置を接続するとともに該昇降装置を載置する接続プ
レートと、から構成される昇降装置取付器具であって、
該パイプには、前記磁気探査用ボーリングロッドに近接
する位置に窓が設けられており、該接続プレートは、前
記磁気探査用ボーリングロッドに螺合するパイプの上部
に被さり、接続プレートが水平面内で回転可能に遊嵌す
るパイプ片を備えたことを特徴とする昇降装置取付器具
が提供される。本発明においては、接続プレートは、そ
の上に昇降装置を取り付けるための取付手段を有するこ
とが好ましい。
【０００７】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を図面に示す実施
例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限られるものではない。図１は本発明に係る昇降装
置取付器具の一実施例を示す斜視図であり、図２は本発
明の昇降装置取付器具を用いて昇降装置をボーリングロ
ッドに取り付けた（結合させた）状況を示す断面説明図
である。地中に削孔した磁気探査用ボーリングロッド１
３に螺合可能なように形成したパイプ１０と、接続プレ
ート１１から構成される。この接続プレート１１は、パ
イプ１０と昇降装置１４を接続し、かつ昇降装置１４を
載置するものである。
例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限られるものではない。図１は本発明に係る昇降装
置取付器具の一実施例を示す斜視図であり、図２は本発
明の昇降装置取付器具を用いて昇降装置をボーリングロ
ッドに取り付けた（結合させた）状況を示す断面説明図
である。地中に削孔した磁気探査用ボーリングロッド１
３に螺合可能なように形成したパイプ１０と、接続プレ
ート１１から構成される。この接続プレート１１は、パ
イプ１０と昇降装置１４を接続し、かつ昇降装置１４を
載置するものである。
【０００８】 パイプ１０の材質は限定されないが、ア
ルミニウム製のように軽量なものが好ましい。パイプ１
０のボーリングロッド１３と螺合する端部には、接続ネ
ジ部材１５が付設され、接続ネジ部材１５を介してパイ
プ１０とボーリングロッド１３とが螺合している。この
接続ネジ部材１５の材質は、強度、耐摩耗性等に優れて
いることが望ましく、また磁気探査に用いるという観点
から、ボーリングロッド１３と同様に、非磁性のステン
レス製が好ましい材質として挙げられる。なお、接続ネ
ジ部材１５を用いず、パイプ１０のボーリングロッド１
３と螺合する端部の内側に直接ネジ切りしてもよい。
ルミニウム製のように軽量なものが好ましい。パイプ１
０のボーリングロッド１３と螺合する端部には、接続ネ
ジ部材１５が付設され、接続ネジ部材１５を介してパイ
プ１０とボーリングロッド１３とが螺合している。この
接続ネジ部材１５の材質は、強度、耐摩耗性等に優れて
いることが望ましく、また磁気探査に用いるという観点
から、ボーリングロッド１３と同様に、非磁性のステン
レス製が好ましい材質として挙げられる。なお、接続ネ
ジ部材１５を用いず、パイプ１０のボーリングロッド１
３と螺合する端部の内側に直接ネジ切りしてもよい。
【０００９】 パイプ１０には、磁気探査用ボーリング
ロッド１３に近接する位置に窓１２が設けられており、
この窓１２により、磁気センサの位置を確認することが
できる。すなわち、この窓１２によって、磁気センサ本
体に付けたマークを確認して、昇降装置１４に備えられ
ている深度計測器にリセットをかけることができる。さ
らに、この窓１２は、磁気センサをボーリングロッド１
３内に挿入したときに溢れる泥水（ボーリング削孔時に
使用した循環水）の排水口にもなり、泥水が昇降装置取
付器具の上端から溢れ出し、昇降装置を泥水で汚すこと
を防止する効果を合わせ持つ。
ロッド１３に近接する位置に窓１２が設けられており、
この窓１２により、磁気センサの位置を確認することが
できる。すなわち、この窓１２によって、磁気センサ本
体に付けたマークを確認して、昇降装置１４に備えられ
ている深度計測器にリセットをかけることができる。さ
らに、この窓１２は、磁気センサをボーリングロッド１
３内に挿入したときに溢れる泥水（ボーリング削孔時に
使用した循環水）の排水口にもなり、泥水が昇降装置取
付器具の上端から溢れ出し、昇降装置を泥水で汚すこと
を防止する効果を合わせ持つ。
【００１０】 接続プレート１１は、磁気探査用ボーリ
ングロッド１３に螺合するパイプ１０の上部に被さり、
この接続プレート１１が水平面内で回転可能にように遊
嵌するパイプ片１６を備えている。このように、接続プ
レート１１が水平面内で回転できるようにすることによ
り、昇降装置（本体）１４を接続プレート１１の上に取
り付けた後であっても、測定時（探査時）に昇降装置１
４を所望の方向に向けることが可能になる。また、接続
プレート１１には、その上に昇降装置１４を取り付ける
ための昇降装置締結ネジ部材１７のような取付手段を有
することが好ましく、この取付手段により、昇降装置１
４を確実に接続プレート１１に固定することができる。
ングロッド１３に螺合するパイプ１０の上部に被さり、
この接続プレート１１が水平面内で回転可能にように遊
嵌するパイプ片１６を備えている。このように、接続プ
レート１１が水平面内で回転できるようにすることによ
り、昇降装置（本体）１４を接続プレート１１の上に取
り付けた後であっても、測定時（探査時）に昇降装置１
４を所望の方向に向けることが可能になる。また、接続
プレート１１には、その上に昇降装置１４を取り付ける
ための昇降装置締結ネジ部材１７のような取付手段を有
することが好ましく、この取付手段により、昇降装置１
４を確実に接続プレート１１に固定することができる。
【００１１】（具体例）パイプ１０は、具体的には、ア
ルミニウム製で、その寸法としては、例えば、長さ１．
６ｍ、内径３０ｍｍ、外径４３ｍｍであり、磁気センサ
確認用の窓１２は、パイプ１０の先端部（ボーリングロ
ッド１３に螺合する側）から約３０ｃｍ上部の位置に、
幅１０ｍｍ、長さ５０ｍｍ程度の大きさのものとするこ
とができる。
ルミニウム製で、その寸法としては、例えば、長さ１．
６ｍ、内径３０ｍｍ、外径４３ｍｍであり、磁気センサ
確認用の窓１２は、パイプ１０の先端部（ボーリングロ
ッド１３に螺合する側）から約３０ｃｍ上部の位置に、
幅１０ｍｍ、長さ５０ｍｍ程度の大きさのものとするこ
とができる。
【００１２】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明に係る昇
降装置取付器具によれば、この器具を用いて磁気センサ
昇降装置を据え付けると、昇降装置は常にボーリング孔
入口から一定の高さになるため、昇降装置の高さを測定
ごとに計測する必要がない。また、本発明では、パイプ
にはボーリングロッドに近接する位置に窓を設けたの
で、磁気センサの位置を確認することができる。この窓
は、ボーリング削孔時に使用した循環水の排水口にな
り、昇降装置を泥水で汚すことを防止する。さらに、本
発明では、昇降装置を取り付けた後でも、測定時（探査
時）に昇降装置を所望の方向に向けることが可能にな
る。
降装置取付器具によれば、この器具を用いて磁気センサ
昇降装置を据え付けると、昇降装置は常にボーリング孔
入口から一定の高さになるため、昇降装置の高さを測定
ごとに計測する必要がない。また、本発明では、パイプ
にはボーリングロッドに近接する位置に窓を設けたの
で、磁気センサの位置を確認することができる。この窓
は、ボーリング削孔時に使用した循環水の排水口にな
り、昇降装置を泥水で汚すことを防止する。さらに、本
発明では、昇降装置を取り付けた後でも、測定時（探査
時）に昇降装置を所望の方向に向けることが可能にな
る。
【図１】 本発明に係る昇降装置取付器具の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図２】 本発明の昇降装置取付器具を用いて昇降装置
をボーリングロッドに取り付けた状況を示す断面説明図
である。
をボーリングロッドに取り付けた状況を示す断面説明図
である。
１０…パイプ、１１…接続プレート、１２…窓、１３…
磁気探査用ボーリングロッド、１４…昇降装置、１５…
接続ネジ部材、１６…パイプ片、１７…昇降装置締結ネ
ジ部材。
磁気探査用ボーリングロッド、１４…昇降装置、１５…
接続ネジ部材、１６…パイプ片、１７…昇降装置締結ネ
ジ部材。
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気探査用ボーリングロッドに螺合可能
なパイプと、該パイプと昇降装置を接続するとともに該
昇降装置を載置する接続プレートと、から構成される昇
降装置取付器具であって、 該パイプには、前記磁気探査用ボーリングロッドに近接
する位置に窓が設けられており、 該接続プレートは、前記磁気探査用ボーリングロッドに
螺合するパイプの上部に被さり、接続プレートが水平面
内で回転可能に遊嵌するパイプ片を備えたことを特徴と
する昇降装置取付器具。 - 【請求項２】 接続プレートは、その上に昇降装置を取
り付けるための取付手段を有する請求項１記載の昇降装
置取付器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19477498A JP2000026074A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 磁気探査用の昇降装置取付器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19477498A JP2000026074A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 磁気探査用の昇降装置取付器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000026074A true JP2000026074A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16330035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19477498A Withdrawn JP2000026074A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 磁気探査用の昇降装置取付器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000026074A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107179061A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-09-19 | 国家电网公司 | 一种自校准超声测钎装置及测量方法 |
-
1998
- 1998-07-09 JP JP19477498A patent/JP2000026074A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107179061A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-09-19 | 国家电网公司 | 一种自校准超声测钎装置及测量方法 |
| CN107179061B (zh) * | 2017-06-26 | 2019-04-09 | 国家电网公司 | 一种自校准超声测钎装置及测量方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |