JP2000018957A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2000018957A
JP2000018957A JP18457598A JP18457598A JP2000018957A JP 2000018957 A JP2000018957 A JP 2000018957A JP 18457598 A JP18457598 A JP 18457598A JP 18457598 A JP18457598 A JP 18457598A JP 2000018957 A JP2000018957 A JP 2000018957A
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point
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JP18457598A
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Toshiyuki Ando
敏之 安藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、立ち寄り可能な経由候補地の効率
的な抽出に寄与することができるナビゲーション装置を
提供することにある。 【解決手段】 過去に訪問した経由地の名称又は位置を
既経由地情報記憶テーブル21に記憶しておき、今回の
走行に先立って、新たに抽出された経由候補地と、この
経由候補地に応じて既経由地情報記憶テーブル21から
読み出した過去に訪問した経由地の名称又は位置とが一
致した場合(ステップS220)には、当該経由候補地
を除外する(ステップS240)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出発地から目的地
に至る推奨経路を表示するとともに、所定時間内に立ち
寄り可能な経由地を表示して誘導することができるナビ
ゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーション装置としては、例
えば特開平9−102026号公報に記載されたものが
報告されている。
【0003】このナビゲーション装置では、現在の日時
と運転者が指定した目的地への希望到着時刻に基づい
て、立ち寄り可能な経由地を抽出し、出発地からこの経
由地を経由して目的地に至るまでの推奨経路を探索して
表示することで、例えば観光案内時に効率良く立ち寄り
可能な経由地を抽出することができ、走行プランの立案
操作が容易にできるようになるという利点を有するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ナビゲーション装置にあっては、同じ入力条件を指定し
た場合には、予め定められたルールに基づいて何度でも
同じ経由地を抽出していた。このため、例えば家族や個
人等の運転者が常に特定されており、同じまたは類似し
た入力条件が設定される場合には、過去に訪問済みの経
由地を何度でも抽出してしまうため、訪問済みの経由地
を除外しながら新たな経由地を操作選択することを強い
られるので、訪問済みの経由地が増加するにつれて走行
プランの立案時の操作効率が低下するといった問題があ
った。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としは、走行プランの立案時に、立ち寄り可能
な経由候補地の効率的な抽出に寄与することができるナ
ビゲーション装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、出発地から目的地に至る推奨
経路から到達可能な経由候補地の中から、指定時刻まで
に目的地に到達可能な経由候補地を抽出し、このうち操
作選択された経由地を経由する推奨経路を再探索するナ
ビゲーション装置において、過去に訪問した経由地の名
称又は位置を記憶する情報記憶手段と、新たに抽出され
た経由候補地と、この経由候補地に応じて前記情報記憶
手段から読み出した名称又は位置とが一致した場合に
は、当該経由候補地を除外する経由候補地除外手段とを
備えたことを要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記情報記憶手段は、過去に経由地を訪問した
ときの訪問日を記憶し、前記経由候補地除外手段は、過
去に訪問した経由地であっても、この訪問日から所定の
日数が経過している経由候補地のみ今回分の経由候補地
として残すことを要旨とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、出発地から目的地に至る推奨経路から到達可能
な経由候補地の中から、指定時刻までに目的地に到達可
能な経由候補地を抽出し、このうち操作選択された経由
地を経由する推奨経路を再探索するナビゲーション装置
において、過去に訪問した経由地の分類名称及び滞在時
間を記憶する情報記憶手段と、この情報記憶手段に記憶
されている全ての経由地に対して、分類名称毎に滞在時
間の平均値を算出する平均値算出手段と、新たに抽出さ
れた経由候補地の分類名称に対応する滞在時間の平均値
を、当該経由候補地を経由するのに必要な時間に加算
し、前記指定時刻までの余裕時間内に目的地に到達可能
な経由候補地を再抽出する再抽出手段とを備えたことを
要旨とする。
【0009】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、過去に
訪問した経由地の名称又は位置を記憶しておき、新たに
抽出された経由候補地と、この経由候補地に応じて読み
出した過去に訪問した経由地の名称又は位置とが一致し
た場合には、当該経由候補地を除外するようにしたの
で、過去に訪問した経由地を今回分の経由候補地から除
外することができ、立ち寄り可能な経由候補地の効率的
な抽出に寄与することができる。
【0010】請求項2記載の本発明によれば、過去に経
由地を訪問したときの訪問日を記憶しておき、過去に訪
問した経由地であっても、この訪問日から所定の日数が
経過している経由候補地のみ今回分の経由候補地として
残すようにしたので、過去に訪問したことがある経由地
であっても、新しく走行プランに盛り込むことができ、
立ち寄り可能な経由候補地の効率的な抽出に寄与するこ
とができる。
【0011】請求項3記載の本発明によれば、過去に訪
問した経由地の分類名称及び滞在時間を記憶しておき、
全ての経由地に対して、分類名称毎に滞在時間の平均値
を算出する。ここで、新たに抽出された経由候補地の分
類名称に対応する滞在時間の平均値を、当該経由候補地
を経由するのに必要な時間に加算し、指定時刻までの余
裕時間内に目的地に到達可能な経由候補地を再抽出する
ようにしたので、過去の実績に基づいて算出された滞在
時間を、経由地に立ち寄るために費やす時間として考慮
できるため、今回分の走行プランが正確になるととも
に、出発地から目的地に至る推奨経路を正確に探索する
ことができ、かつ、予想走行時間を正確に見積もること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るナビゲーション装置の全体構成を示す図であ
る。図1において、表示部1は、経路案内部7から出力
される現在位置周辺の地図および探索された推奨経路を
表示する。現在位置計測部3は、GPS受信機を有し、
複数のGPS衛星からの時刻情報を受信して車両の現在
位置を測位する。操作部5は、タッチパネルや操作ボタ
ン等を有し、目的地や希望到着時刻等の入力情報を入力
する。
【0013】経路案内部7は、地図情報記録部13から
現在位置周辺の地図情報を読み出し、経路探索部11で
探索された推奨経路を表示部1に表示する。なお、経路
案内部7は、日時を計時する時計を有している。渋滞情
報取得部9は、例えばVICS受信機を有し、VICS
センタから電波ビーコンや光ビーコンを介して送信され
る渋滞情報を受信する。経路探索部11は、操作部5か
ら入力される目的地や希望到着時刻、地図情報記録部1
3から読み出した地図情報、渋滞情報取得部9を介して
得られた渋滞情報を参照し、出発地から経由地を経由し
て目的地に至るまでの推奨経路を探索し、目的地への予
想到着時刻を算出する。
【0014】地図情報記録部13は、例えば緯度経度形
式で表される地図情報を記憶する。経由候補地抽出部1
5は、経路探索部11で探索された推奨経路から到達可
能な今回経由可能な経由候補地を抽出する。既経由地属
性記憶部17は、経路案内部7から出力される経由地と
して訪問済みの地点の属性情報として、施設名称,位置
情報,訪問日,分類名称,滞在時間を既経由地情報記憶
テーブル21に記憶する。
【0015】以下、図1を参照しつつ、図2に示した本
発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の動
作を説明する。いま、運転者が車両に搭乗してイグニッ
ションキーをオン操作し、エンジンを始動し、次に、運
転者は今回の走行プランを立案するために、ナビゲーシ
ョン装置のメインスイッチをオン操作して電源を投入し
たこととする。この時、ナビゲーション装置は目的地を
入力するためのガイド画面を表示部1に表示する。運転
者はこのガイド画面の指示に従って目的地や希望到着時
刻等を入力することとする。以下、ナビゲーション装置
の動作を説明する。
【0016】まず、ステップS10では、運転者の操作
により目的地が操作部5から経路探索部11に入力され
る。そして、ステップS20では、運転者の操作により
希望到着時刻が操作部5から経路探索部11に入力され
る。そして、ステップS30では、現在位置計測部3で
計測された現在位置を経路探索部11に入力し、この現
在位置を出発地として目的地に至るまでの推奨経路を、
地図情報記録部13からの地図情報および渋滞情報取得
部9で得られた渋滞情報を参照して、例えば周知のダイ
クストラ法に基づいて探索する。この探索結果として、
複数の推奨経路が得られる。
【0017】そして、ステップS40では、経路案内部
7は予め設定された一般道での予想平均速度および高速
道路での予想平均速度と、探索した推奨経路の走行距離
に基づいて、目的地に到着する予想到着時刻を算出す
る。そして、ステップS50では、経路案内部7は入力
された希望到着時刻と算出した予想到着時刻を比較し、
希望到着時刻の方が早い場合には、ステップS60に進
み、希望到着時刻までには目的地に到達できそうもない
ことと、予想到着時刻とを表示部1に表示する。そし
て、ステップS140では、経路案内部7はステップS
30で探索しておいた推奨経路に従って経路案内を開始
し、処理を終了する。この結果、表示部5には現在位置
周辺の地図情報と推奨経路方向へ誘導するための方向指
示とが表示される。
【0018】一方、ステップS50での比較結果とし
て、予想到着時刻の方が早い場合にはステップS70に
進み、経路案内部7は希望到着時刻と予想到着時刻の差
を求め、推奨経路の途中で立ち寄ることが許容される余
裕時間を算出する。そして、ステップS80では、表示
部1にこの余裕時間を表示して運転者に知らせ、さら
に、「この余裕時間内に立ち寄れる経由地を設定する
か」と表示して問い合わせ、操作部5に運転者からの返
答として経由地を設定しないことを表す「NO」が入力
された場合にはステップS140に進む。ステップS1
40では、ステップS30で探索しておいた推奨経路に
従って経路案内部7による経路案内を開始し、処理を終
了する。
【0019】他方、ステップS80での問い合わせ結果
として、操作部5に運転者からの返答として経由地を設
定することを表す「YES」が入力された場合にはステ
ップS90に進み、経由候補地抽出部15は余裕時間内
に立ち寄れる経由候補地を抽出する。経由候補地抽出部
15は、推奨経路から到達可能な所定距離以内の近傍に
位置する施設の位置情報(緯度経度)を地図情報記録部
13から参照し、指定時刻までに目的地に到達可能な施
設を経由候補地として抽出する。この結果、余裕時間内
に立ち寄れる経由候補地が得られる。
【0020】そして、ステップS100では、前回まで
の走行で既経由地情報記憶テーブル21上に蓄積してお
いた経由地の中で、記憶した施設名称や位置情報等の属
性情報に基づいて、経由候補地を絞り込むかどうかを問
い合わせる。ここで、ステップS100での問い合わせ
の返答として、経由候補地を絞り込むことを表す「YE
S」が入力された場合にはステップS110に進む一
方、絞り込みを行なわない場合には、ステップS120
に進み、経由候補地抽出部15が抽出した全経由候補地
を表示部1に表示して、運転者に選択させる。
【0021】一方、経由候補地の絞り込みを行なう場合
には、ステップS110では、経由候補地抽出部15が
ステップS90で抽出しておいた全ての経由候補地か
ら、その経由地属性記憶部17の既経由地情報記憶テー
ブル21上に記憶している施設名称や位置情報(属性情
報)に基づいて、経由候補地の絞り込みを行ない、結果
として絞り込まれた経由候補地の中から、今回の走行プ
ランでの経由候補地として立ち寄ることを望む地点を運
転者に選択させる。
【0022】ここで、ステップS110又はステップS
120では、経由候補地抽出部15が抽出した全ての経
由候補地を表示部1に表示し、運転者が操作部5を介し
て操作選択した経由地を経路案内部7に引き渡す。そし
て、ステップS130では、ステップS110またはス
テップS120で操作選択された経由地を今回の経路検
索のために経路案内部7に登録し、再びステップS30
に戻り、現在位置から経由地を経由して目的地まで走行
する推奨経路を探索し、以後、上述した処理を繰り返
す。
【0023】なお、図2では省略しているが、ステップ
S90に示す処理を開始する際に、余裕時間内に立ち寄
れる経由候補地を全て抽出し終えた場合、ステップS1
40に進み、ステップS30で探索しておいた推奨経路
に従って経路案内部7による経路案内を開始し、一連の
処理を終了する。この結果、表示部1には現在位置(出
発地)から経由地を経由して目的地に至るまでの推奨経
路が順次に表示される。
【0024】なお、運転者が表示部1に表示される推奨
経路と誘導指示に従って道路を走行し、該当経由地に到
着した場合に、操作部5に設けられた登録キーが押され
たときには、既にこの経由地に訪問したこととし、経路
案内部7が該当経由地を既経由地属性記憶部17の既経
由地情報記憶テーブル21上に記憶することとする。ま
た、登録キーが押されてから、車両を下車して再度イグ
ニッションキーがオン操作され現在位置から移動される
までの時間を時計で計時し、この経過時間を滞在時間と
して、当該経由地に対応させて既経由地情報記憶テーブ
ル21に記憶することとする。
【0025】次に、図3は、図2に示すステップS11
0のサブルーチン処理の詳細を示すフローチャートであ
る。ステップS110に示すサブルーチン処理では、余
裕時間内に立ち寄ることができる条件の下で抽出してお
いた全ての経由候補地の中から、過去に立ち寄ったこと
がある地点を除外して選択する処理を行なう。
【0026】以下、図3を参照して、図2に示すステッ
プS110のサブルーチン処理の詳細を説明する。な
お、以下の処理は、全て経路案内部7での動作となる。
まず、ステップS210では、抽出した経由候補地のう
ち一つの地点を取り出す。そして、ステップS220で
は、この地点の施設名称又は位置情報を図4に示す既経
由地情報記憶テーブル21と照合する。この照合におい
て、既経由地情報記憶テーブル21上に同じ施設名称又
は位置情報が存在しない場合にはステップS230に進
み、取り出した経由地の一つを経由候補地として残して
おく。一方、この照合において、既に既経由地情報記憶
テーブル21上に同じ施設名称又は位置情報が存在する
場合にはステップS240に進み、取り出しておいた経
由地の一つは既に行ったことがある地点として今回は経
由候補地から除外しておく。
【0027】なお、図4に示す既経由地情報記憶テーブ
ル21には、経由地毎に施設名称,分類名称,北緯東経
で表される位置情報,訪問日,訪問時間,滞在時間が記
憶されている。
【0028】そして、ステップS250では、このよう
な既経由地情報記憶テーブル21を参照する照合処理を
全ての経由候補地について行なうため、照合していない
経由候補地が残っているかどうかを判断する。未照合の
経由候補地が残っている場合にはステップS210に戻
り、処理を繰り返す。
【0029】一方、全て照合した後に残された経由候補
地は、運転者が過去に立ち寄ったことのない経由地の施
設となる。そこで、ステップS260では、残された経
由候補地を表すリストを生成し、このリストを表示部1
から運転者に提示しておき、その中から今回の行程にお
いて立ち寄るべき経由候補地の操作選択を行なわせる。
この結果、過去に訪問した経由地を今回分の走行プラン
の経由候補地から除外することができ、立ち寄り可能な
経由候補地の効率的な抽出に寄与することができる。
【0030】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態に係るナビゲーション装置の基本構成は、図1に
示す第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の基本
構成と同様であり、その説明を省略する。第1の実施の
形態では、運転者が過去に経由候補地に立ち寄ったこと
があるか否かを判断して、経由候補地として抽出した
が、本実施の形態では、既経由地の属性情報として各地
点の施設名称又は位置情報に加えて過去に立ち寄った時
の訪問日を記憶しておき、この訪問日から予め設定され
た年月を経過したものについては、経由候補地として残
しておくこととする。
【0031】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
ナビゲーション装置のサブルーチンの動作を示すフロー
チャートである。このフローチャートは、第1の実施の
形態における図3に示すステップS220〜S240に
至る処理に、ステップS225に示す判断処理を挿入し
たものである。なお、この部分以外の処理内容は第1の
実施の形態において説明した処理内容と同様のため、そ
の説明を省略する。
【0032】ステップS225では、ステップS210
で取り出した経由候補地の一つが、既経由地であった場
合に、時計で計時される現在の日時に対して訪問日が予
め設定された基準日数を経過しているか否かを判定し、
この基準日数を経過しているときにはステップS230
に進み、ステップS210で取り出した経由候補地の一
つを経由候補地として残しておく。
【0033】このように、過去に訪問した経由地であっ
ても、この訪問日から所定の日数が経過している経由候
補地のみ今回分の経由候補地として残すようにしたの
で、過去に訪問したことがある経由地であっても、新し
く走行プランに盛り込むことができ、立ち寄り可能な経
由候補地の効率的な抽出に寄与することができる。
【0034】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態に係るナビゲーション装置の基本構成は、図1に
示す第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の基本
構成と同様であり、その説明を省略する。第1および第
2の実施の形態では、既経由地の属性情報として各地点
の施設名称、位置情報、訪問日を記憶しておいたが、本
実施の形態では、既経由地の属性情報として各地点の分
類名称と滞在時間を記憶しておき、分類名称別に滞在時
間の平均を求めて、経由候補地を抽出する際に、地点の
分類名称と照合して、その地点に立ち寄ったときの予想
滞在時間とし、経由時にかかる走行時間に加算すること
とする。
【0035】図6は、本発明の第3の実施の形態に係る
ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは、図2に示す第1の実施の形
態におけるステップS110の詳細な処理内容を表すサ
ブルーチンの処理内容のみが変更されたものである。
【0036】以下、図6を参照して、図2に示すステッ
プS110のサブルーチン処理の詳細を説明する。な
お、以下の処理は、全て経路案内部7での動作となる。
【0037】まず、ステップS310では、既経由地情
報記憶テーブル21を図4に示すように、分類名称毎に
まとめておく。そして、ステップS320では、各分類
名称別に既経由地での滞在時間の平均値を算出する。そ
して、ステップS330では、今回の行程で立ち寄る地
点として抽出された経由候補地の中から任意の一つを取
り出す。
【0038】さらに、ステップS340では、ステップ
S330で取り出した経由候補地の分類名称が、ステッ
プS320で集計しておいた分類名称の中にあるか否か
を判定する。この分類名称の中にある場合にはステップ
S350に進み、その分類名称に対応する滞在時間の平
均値を、当該経由候補地を経由するために必要とする時
間として加算する。一方、分類名称が一致するものがな
い場合にはステップS360に進み、予め設定された分
類名称別の滞在時間のデフォルト値を経由候補地を経由
するために必要とする時間として加算する。
【0039】そして、ステップS370では、この照合
において、未だ照合していない経由候補地が残っている
かどうかを判断する。未照合の経由候補地が残っている
場合にはステップS330に戻って処理を繰り返し、全
ての経由候補地についてこの照合処理を終了した場合に
はステップ380に進む。そして、ステップS380で
は、再び各経由候補地について余裕時間内に立ち寄るこ
とが可能か否かを判定し、余裕時間内に立ち寄ることが
可能な経由候補地のみを再抽出する。
【0040】この結果、過去の実績に基づいて算出され
た滞在時間を、経由地に立ち寄るために費やす時間とし
て考慮できるため、今回分の走行プランが正確になると
ともに、出発地から目的地に至る推奨経路を正確に探索
することができ、かつ、予想走行時間を正確に見積もる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】図2のステップS110に示すサブルーチンの
詳細な処理内容を示すフローチャートである。
【図4】既経由地情報記憶テーブルの一例を示す図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の動作を示すサブルーチンのフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の動作を示すサブルーチンのフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1 表示部 3 現在位置計測部 5 操作部 7 経路案内部 9 渋滞情報取得部 11 経路探索部 13 地図情報記録部 15 経由候補地抽出部 17 既経由地属性記憶部 21 既経由地情報記憶テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出発地から目的地に至る推奨経路から到
    達可能な経由候補地の中から、指定時刻までに目的地に
    到達可能な経由候補地を抽出し、このうち操作選択され
    た経由地を経由する推奨経路を再探索するナビゲーショ
    ン装置において、 過去に訪問した経由地の名称又は位置を記憶する情報記
    憶手段と、 新たに抽出された経由候補地と、この経由候補地に応じ
    て前記情報記憶手段から読み出した名称又は位置とが一
    致した場合には、当該経由候補地を除外する経由候補地
    除外手段とを備えたことを特徴とするナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 前記情報記憶手段は、 過去に経由地を訪問したときの訪問日を記憶し、 前記経由候補地除外手段は、 過去に訪問した経由地であっても、この訪問日から所定
    の日数が経過している経由候補地のみ今回分の経由候補
    地として残すことを特徴とする請求項1記載のナビゲー
    ション装置。
  3. 【請求項3】 出発地から目的地に至る推奨経路から到
    達可能な経由候補地の中から、指定時刻までに目的地に
    到達可能な経由候補地を抽出し、このうち操作選択され
    た経由地を経由する推奨経路を再探索するナビゲーショ
    ン装置において、 過去に訪問した経由地の分類名称及び滞在時間を記憶す
    る情報記憶手段と、 この情報記憶手段に記憶されている全ての経由地に対し
    て、分類名称毎に滞在時間の平均値を算出する平均値算
    出手段と、 新たに抽出された経由候補地の分類名称に対応する滞在
    時間の平均値を、当該経由候補地を経由するのに必要な
    時間に加算し、前記指定時刻までの余裕時間内に目的地
    に到達可能な経由候補地を再抽出する再抽出手段とを備
    えたことを特徴とするナビゲーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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