JP2000015496A - プレス成形型装置とプレス成形方法 - Google Patents
プレス成形型装置とプレス成形方法Info
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- JP2000015496A JP2000015496A JP10180485A JP18048598A JP2000015496A JP 2000015496 A JP2000015496 A JP 2000015496A JP 10180485 A JP10180485 A JP 10180485A JP 18048598 A JP18048598 A JP 18048598A JP 2000015496 A JP2000015496 A JP 2000015496A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 51
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 19
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 14
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 5
- 230000003245 working effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数対の成形型を有するプレス成形型装置の
設置スペースを小さくし、かつそのプレス駆動源におい
ては、複数対の成形型のうち、プレス加工において最も
大きい力が必要となる一対の成形型に対応するプレス力
を有する程度の力に留める。 【解決手段】 複数対の成形型71〜73、81〜83
を、その型締め・型開き方向と同方向に直列状に連ね、
かつ共通のプレス駆動源10によって、それぞれ型締め
・型開き動作可能に配設した。
設置スペースを小さくし、かつそのプレス駆動源におい
ては、複数対の成形型のうち、プレス加工において最も
大きい力が必要となる一対の成形型に対応するプレス力
を有する程度の力に留める。 【解決手段】 複数対の成形型71〜73、81〜83
を、その型締め・型開き方向と同方向に直列状に連ね、
かつ共通のプレス駆動源10によって、それぞれ型締め
・型開き動作可能に配設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプレス成形型装置
とプレス成形方法に関する。
とプレス成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、金属板等の素材をプレス加工す
るためのプレス成形型装置には、少なくとも一対の成形
型と、その一対の成形型を型締め・型開きしてプレス加
工を行うためのプレス駆動源とが必要となる。また、例
えば、1つの素材に対して複数のプレス成形を行う場
合、前記一対の成形型と、その一対の成形型を型締め・
型開きしてプレス加工を行うためのプレス駆動源とをそ
れぞれ備えたプレス成形型装置をプレス加工の数だけ設
置する必要があり、大きな設置スペースを確保しなけれ
ばならない。さらに、プレス加工の数だけプレス駆動源
が必要となるためエネルギー効率も悪くなる。
るためのプレス成形型装置には、少なくとも一対の成形
型と、その一対の成形型を型締め・型開きしてプレス加
工を行うためのプレス駆動源とが必要となる。また、例
えば、1つの素材に対して複数のプレス成形を行う場
合、前記一対の成形型と、その一対の成形型を型締め・
型開きしてプレス加工を行うためのプレス駆動源とをそ
れぞれ備えたプレス成形型装置をプレス加工の数だけ設
置する必要があり、大きな設置スペースを確保しなけれ
ばならない。さらに、プレス加工の数だけプレス駆動源
が必要となるためエネルギー効率も悪くなる。
【0003】そこで、このような問題を避けるために、
トランスファープレス装置が一般的に用いられている。
このトランスファープレス装置は、複数対の成形型を、
これら各成形型のプレス面がほぼ同一面をなすようにし
て一列状に並列して配設されている。これら複数対の成
形型を1つのプレス駆動源によって型締め・型開き動作
させると共に、各複数対の成形型の間にわたって素材が
順次に自動的に搬送されるように構成されている。
トランスファープレス装置が一般的に用いられている。
このトランスファープレス装置は、複数対の成形型を、
これら各成形型のプレス面がほぼ同一面をなすようにし
て一列状に並列して配設されている。これら複数対の成
形型を1つのプレス駆動源によって型締め・型開き動作
させると共に、各複数対の成形型の間にわたって素材が
順次に自動的に搬送されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、周知のよう
に、トランスファープレス装置では、プレス工程の数に
対応する数の対の成形型を略同一平面上において配置し
なければならない。このため、トランスファープレス装
置が設置面が大きくなり、そのトランスファープレス装
置を設置するスペースを確保することが困難となる場合
があった。さらに、複数対の成形型の分だけ、これら成
形型を型締め・型開き動作に要する力も大きくなり、大
きいパワーのプレス駆動源が必要となる。例えば、10
トンの力が必要な成形型が1対、8トンの力が必要な成
形型が1対、5トン力が必要な対の成形型が1対ある場
合、少なくとも、23トンの力を有するプレス駆動源が
必要となる。したがって、対の成形型の数が増えると、
それに対応して大きいパワーのプレス駆動源が必要とな
る。
に、トランスファープレス装置では、プレス工程の数に
対応する数の対の成形型を略同一平面上において配置し
なければならない。このため、トランスファープレス装
置が設置面が大きくなり、そのトランスファープレス装
置を設置するスペースを確保することが困難となる場合
があった。さらに、複数対の成形型の分だけ、これら成
形型を型締め・型開き動作に要する力も大きくなり、大
きいパワーのプレス駆動源が必要となる。例えば、10
トンの力が必要な成形型が1対、8トンの力が必要な成
形型が1対、5トン力が必要な対の成形型が1対ある場
合、少なくとも、23トンの力を有するプレス駆動源が
必要となる。したがって、対の成形型の数が増えると、
それに対応して大きいパワーのプレス駆動源が必要とな
る。
【0005】また、このようなトランスファープレス装
置では、同時に行うプレス加工の数が増減することを想
定して設置することが一般的である。例えば、6つのプ
レス加工を同時に行えるものを設置しておき、そのトラ
ンスファープレス装置の型取付部に対し必要とする数の
成形型(最大6対の成形型)が配置される。最大6対の
成形型が配列可能なトランスファープレス装置に対し、
例えば4対の成形型を配列して使用した場合には、当然
のことながら2対の成形型に相当する分だけ設備費や設
置スペースが無駄となってしまう、という問題点が生じ
る。
置では、同時に行うプレス加工の数が増減することを想
定して設置することが一般的である。例えば、6つのプ
レス加工を同時に行えるものを設置しておき、そのトラ
ンスファープレス装置の型取付部に対し必要とする数の
成形型(最大6対の成形型)が配置される。最大6対の
成形型が配列可能なトランスファープレス装置に対し、
例えば4対の成形型を配列して使用した場合には、当然
のことながら2対の成形型に相当する分だけ設備費や設
置スペースが無駄となってしまう、という問題点が生じ
る。
【0006】また、少量生産品の場合は設備コストをで
きるだけ抑えることを考慮すると、トランスファープレ
ス装置から自動搬送装置を取り外し、複数対の成形型に
対する素材のセットは手作業により行うことになる。こ
の場合、複数対の成形型の成形面がほぼ同一平面上に位
置するように一列状に並列して配設されているため、作
業者は複数対の成形型の間を往復移動しなければならず
作業効率が悪くなるという問題点が発生する。
きるだけ抑えることを考慮すると、トランスファープレ
ス装置から自動搬送装置を取り外し、複数対の成形型に
対する素材のセットは手作業により行うことになる。こ
の場合、複数対の成形型の成形面がほぼ同一平面上に位
置するように一列状に並列して配設されているため、作
業者は複数対の成形型の間を往復移動しなければならず
作業効率が悪くなるという問題点が発生する。
【0007】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、複数対の成形型を有するプレス成形型装置の設置ス
ペースを小さくすることができ、かつそのプレス駆動源
においては、複数対の成形型のうち、プレス加工におい
て最も大きい力が必要となる一対の成形型に対応するプ
レス力を有する程度の力に留めることが可能となるプレ
ス成形型装置とプレス成形方法を提供することである。
み、複数対の成形型を有するプレス成形型装置の設置ス
ペースを小さくすることができ、かつそのプレス駆動源
においては、複数対の成形型のうち、プレス加工におい
て最も大きい力が必要となる一対の成形型に対応するプ
レス力を有する程度の力に留めることが可能となるプレ
ス成形型装置とプレス成形方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るプレス成形型装置は、複数対
の成形型を、その型締め・型開き方向と同方向に直列状
に連ね、かつ共通のプレス駆動源によって、それぞれ型
締め・型開き動作可能に配設した。したがって、複数対
の成形型を、その型締め・型開き方向と同方向に直列状
に連ねて配設することで、従来の複数対の成形型の成形
面を略同一平面上において一列状に並列して配置するト
ランスファプレス装置と比べプレス成形型装置の設置ス
ペースが小さくなる。また、プレス駆動源においては、
複数対の成形型のうち、プレス加工において最も大きい
力が必要となる一対の成形型に対応するプレス力を有す
る程度の力をもつプレス駆動源を採用可能となる。
に、請求項1の発明に係るプレス成形型装置は、複数対
の成形型を、その型締め・型開き方向と同方向に直列状
に連ね、かつ共通のプレス駆動源によって、それぞれ型
締め・型開き動作可能に配設した。したがって、複数対
の成形型を、その型締め・型開き方向と同方向に直列状
に連ねて配設することで、従来の複数対の成形型の成形
面を略同一平面上において一列状に並列して配置するト
ランスファプレス装置と比べプレス成形型装置の設置ス
ペースが小さくなる。また、プレス駆動源においては、
複数対の成形型のうち、プレス加工において最も大きい
力が必要となる一対の成形型に対応するプレス力を有す
る程度の力をもつプレス駆動源を採用可能となる。
【0009】また、請求項2の発明に係るプレス成形型
装置は、装置本体に固定された固定ダイプレートと、前
記固定ダイプレートに対しプレス駆動源によって進退動
作される駆動ダイプレートと、前記固定ダイプレートと
前記駆動ダイプレートとの間に移動可能に配設された少
なくとも1つの従動ダイプレートと、を備え、前記固定
ダイプレート、前記駆動ダイプレート及び前記従動ダイ
プレートの相互に対向する面には各一対をなす成形型が
それぞれ配設されている。したがって、固定ダイプレー
ト、駆動ダイプレート及び従動ダイプレートの相互に対
向する面に対し各一対の成形型が容易にかつ正確に配設
される。また、一対の成形型毎に2枚のダイプレートを
用いることなく、従動ダイプレートのそれぞれの両面に
対し、成形型を配設することによって、ダイプレートの
数を必要最小限に減らすことができる。
装置は、装置本体に固定された固定ダイプレートと、前
記固定ダイプレートに対しプレス駆動源によって進退動
作される駆動ダイプレートと、前記固定ダイプレートと
前記駆動ダイプレートとの間に移動可能に配設された少
なくとも1つの従動ダイプレートと、を備え、前記固定
ダイプレート、前記駆動ダイプレート及び前記従動ダイ
プレートの相互に対向する面には各一対をなす成形型が
それぞれ配設されている。したがって、固定ダイプレー
ト、駆動ダイプレート及び従動ダイプレートの相互に対
向する面に対し各一対の成形型が容易にかつ正確に配設
される。また、一対の成形型毎に2枚のダイプレートを
用いることなく、従動ダイプレートのそれぞれの両面に
対し、成形型を配設することによって、ダイプレートの
数を必要最小限に減らすことができる。
【0010】請求項3の発明に係るプレス成形方法は、
型締め・型開き方向と同方向に直列状に連ねてそれぞれ
型締め・型開き動作可能に配設した複数対の成形型がそ
れぞれ型開きされた状態で、前記複数対の成形型の間に
素材をそれぞれセットするセット工程と、複数対の成形
型をそれぞれ一方向に型締め動作して、前記各素材をそ
れぞれプレス加工する型締め工程と、を備えている。し
たがって、型締め・型開き方向と同方向に直列に連ねて
複数対の成形型を一方向のプレス圧によってそれぞれ連
動して型締め動作することで、これら成形型の間の各素
材をそれぞれプレス加工することができ、設置スペース
の軽減、小さい力のプレス駆動源の採用による設備費の
低減、ランニングコストの低減等に効果が大きい。
型締め・型開き方向と同方向に直列状に連ねてそれぞれ
型締め・型開き動作可能に配設した複数対の成形型がそ
れぞれ型開きされた状態で、前記複数対の成形型の間に
素材をそれぞれセットするセット工程と、複数対の成形
型をそれぞれ一方向に型締め動作して、前記各素材をそ
れぞれプレス加工する型締め工程と、を備えている。し
たがって、型締め・型開き方向と同方向に直列に連ねて
複数対の成形型を一方向のプレス圧によってそれぞれ連
動して型締め動作することで、これら成形型の間の各素
材をそれぞれプレス加工することができ、設置スペース
の軽減、小さい力のプレス駆動源の採用による設備費の
低減、ランニングコストの低減等に効果が大きい。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態1を図1〜
図4にしたがって説明する。図1において、装置本体2
0の上固定盤21と下固定盤22の四隅には計4本の上
下方向の案内軸30がそれぞれ配設されている。前記各
案内軸30の上部に跨って固定ダイプレート54が水平
状に固定されている。また、各案内軸30の間に跨っ
て、駆動ダイプレート51が上下方向に移動可能に組み
付けられている。この駆動ダイプレート51は、プレス
駆動源10によって固定ダイプレート54に対し上下方
向に進退される。前記プレス駆動源10としてのプレス
シリンダ11は、下固定盤22の下面に取り付けられ、
そのシリンダロッド12の上端部は、下固定盤22を貫
通して駆動ダイプレート51の下面に結合されている。
前記固定ダイプレート54と前記駆動ダイプレート51
との間において、各案内軸30の間に跨って、少なくと
も1つ従動ダイプレート、この実施の形態1では2つの
従動ダイプレート52、53がそれぞれ上下方向に移動
可能に組み付けられている。
図4にしたがって説明する。図1において、装置本体2
0の上固定盤21と下固定盤22の四隅には計4本の上
下方向の案内軸30がそれぞれ配設されている。前記各
案内軸30の上部に跨って固定ダイプレート54が水平
状に固定されている。また、各案内軸30の間に跨っ
て、駆動ダイプレート51が上下方向に移動可能に組み
付けられている。この駆動ダイプレート51は、プレス
駆動源10によって固定ダイプレート54に対し上下方
向に進退される。前記プレス駆動源10としてのプレス
シリンダ11は、下固定盤22の下面に取り付けられ、
そのシリンダロッド12の上端部は、下固定盤22を貫
通して駆動ダイプレート51の下面に結合されている。
前記固定ダイプレート54と前記駆動ダイプレート51
との間において、各案内軸30の間に跨って、少なくと
も1つ従動ダイプレート、この実施の形態1では2つの
従動ダイプレート52、53がそれぞれ上下方向に移動
可能に組み付けられている。
【0012】前記駆動ダイプレート51、従動ダイプレ
ート52、53及び固定ダイプレート54の相互に対向
する面には、上下各一対をなす第1〜第3の成形型7
1、81、72、82、73、83がそれぞれ配設され
ている。すなわち、前記第1の成形型71、81のう
ち、上の成形型71は、ホルダープレート62を介して
従動ダイプレート52の下面に着脱交換可能に組み付け
られ、下の成形型81は、ホルダープレート61を介し
て駆動ダイプレート51の上面に着脱交換可能に組み付
けられている。また、前記第2の成形型72、82のう
ち、上の成形型72は、ホルダープレート64を介して
従動ダイプレート53の下面に着脱交換可能に組み付け
られ、下の成形型82は、ホルダープレート63を介し
て従動ダイプレート52の上面に着脱交換可能に組み付
けられている。また、前記第3の成形型73、83のう
ち、上の成形型73は、ホルダープレート66を介して
固定ダイプレート54の下面に着脱交換可能に組み付け
られ、下の成形型83は、ホルダープレート65を介し
て従動ダイプレート53の上面に着脱交換可能に組み付
けられている。
ート52、53及び固定ダイプレート54の相互に対向
する面には、上下各一対をなす第1〜第3の成形型7
1、81、72、82、73、83がそれぞれ配設され
ている。すなわち、前記第1の成形型71、81のう
ち、上の成形型71は、ホルダープレート62を介して
従動ダイプレート52の下面に着脱交換可能に組み付け
られ、下の成形型81は、ホルダープレート61を介し
て駆動ダイプレート51の上面に着脱交換可能に組み付
けられている。また、前記第2の成形型72、82のう
ち、上の成形型72は、ホルダープレート64を介して
従動ダイプレート53の下面に着脱交換可能に組み付け
られ、下の成形型82は、ホルダープレート63を介し
て従動ダイプレート52の上面に着脱交換可能に組み付
けられている。また、前記第3の成形型73、83のう
ち、上の成形型73は、ホルダープレート66を介して
固定ダイプレート54の下面に着脱交換可能に組み付け
られ、下の成形型83は、ホルダープレート65を介し
て従動ダイプレート53の上面に着脱交換可能に組み付
けられている。
【0013】また、前記各案内軸30の軸上には、図1
に示すように、上下各一対をなす第1〜第3の成形型7
1、81、72、82、73、83がそれぞれ所要の型
開き状態となる位置において、従動ダイプレート52、
53及び駆動ダイプレート51の下動をそれぞれ制限す
る型開き調整ストッパ41、42、43がそれぞれ高さ
調整可能に固定されている。また、この実施の形態1に
おいて、第1の成形型71、81は、加圧力が5トンの
孔明け加工として用いられ、第2の成形型72、82
は、加圧力が8トンの曲げ加工として用いられ、第3の
成形型73、83は、加圧力が10トンの外形抜き加工
として用いられる。そして、プレス駆動源10としての
プレスシリンダ11は加圧力が10トン程度(10トン
以上)の油圧シリンダが用いられる。
に示すように、上下各一対をなす第1〜第3の成形型7
1、81、72、82、73、83がそれぞれ所要の型
開き状態となる位置において、従動ダイプレート52、
53及び駆動ダイプレート51の下動をそれぞれ制限す
る型開き調整ストッパ41、42、43がそれぞれ高さ
調整可能に固定されている。また、この実施の形態1に
おいて、第1の成形型71、81は、加圧力が5トンの
孔明け加工として用いられ、第2の成形型72、82
は、加圧力が8トンの曲げ加工として用いられ、第3の
成形型73、83は、加圧力が10トンの外形抜き加工
として用いられる。そして、プレス駆動源10としての
プレスシリンダ11は加圧力が10トン程度(10トン
以上)の油圧シリンダが用いられる。
【0014】この実施の形態1は上述したように構成さ
れる。したがって、図1に示すように、駆動ダイプレー
ト51、従動ダイプレート52及び従動ダイプレート5
3がそれぞれ型開き調整ストッパ41、42、43に当
接して下動端位置に配置され、これによって、第1〜第
3の各成形型71、81、72、82、73、83がそ
れぞれ型開き位置に配置された状態において、各下の成
形型81〜83上に素材が位置決めされてセットされ
る。ここで、プレスシリンダ11が作動され、そのシリ
ンダロッド12が押出される。これによって、駆動ダイ
プレート51が固定ダイプレート54に向けて上昇(前
進)する。すると、まず、図2に示すように、第1の成
形型71、81が素材を間に挟んで当接する。引き続く
駆動ダイプレート51の上昇にともない、図3に示すよ
うに、第2の成形型72、82が素材を間に挟んで当接
する。さらに引き続く駆動ダイプレート51の上昇にと
もない第3の成形型73、83が素材を間に挟んで当接
する。
れる。したがって、図1に示すように、駆動ダイプレー
ト51、従動ダイプレート52及び従動ダイプレート5
3がそれぞれ型開き調整ストッパ41、42、43に当
接して下動端位置に配置され、これによって、第1〜第
3の各成形型71、81、72、82、73、83がそ
れぞれ型開き位置に配置された状態において、各下の成
形型81〜83上に素材が位置決めされてセットされ
る。ここで、プレスシリンダ11が作動され、そのシリ
ンダロッド12が押出される。これによって、駆動ダイ
プレート51が固定ダイプレート54に向けて上昇(前
進)する。すると、まず、図2に示すように、第1の成
形型71、81が素材を間に挟んで当接する。引き続く
駆動ダイプレート51の上昇にともない、図3に示すよ
うに、第2の成形型72、82が素材を間に挟んで当接
する。さらに引き続く駆動ダイプレート51の上昇にと
もない第3の成形型73、83が素材を間に挟んで当接
する。
【0015】その後、図4に示すように、駆動ダイプレ
ート51が上昇端まで上昇する間において、まず、加圧
力が5トンで小さい孔明け加工として用いられる第1の
成形型71、81が型締めされ、これら成形型の間の素
材が孔明け加工される。引き続いて、加圧力が8トンで
曲げ加工として用いられる第2の成形型72、82が型
締めされ、これら成形型の間の素材が曲げ加工される。
さらに引き続いて、加圧力が10トンで最大の外形抜き
加工として用いられる第3の成形型73、83が型締め
され、これら成形型の間の素材が外形抜き加工され、こ
れと同時に駆動ダイプレート51が上昇端に達する。
ート51が上昇端まで上昇する間において、まず、加圧
力が5トンで小さい孔明け加工として用いられる第1の
成形型71、81が型締めされ、これら成形型の間の素
材が孔明け加工される。引き続いて、加圧力が8トンで
曲げ加工として用いられる第2の成形型72、82が型
締めされ、これら成形型の間の素材が曲げ加工される。
さらに引き続いて、加圧力が10トンで最大の外形抜き
加工として用いられる第3の成形型73、83が型締め
され、これら成形型の間の素材が外形抜き加工され、こ
れと同時に駆動ダイプレート51が上昇端に達する。
【0016】その後、プレスシリンダ11のシリンダロ
ッド12が引き戻され、駆動ダイプレート51が、図1
に示すように、元の下降端(後退端)位置まで下降す
る。すると、2つの従動ダイプレート52、53は自重
等(必要に応じてばね等によって強制的に下降させるよ
うに構成してもよい。)によって元の型開き調整ストッ
パ42、43に当接する下降端位置まで下降する(必要
に応じてばね等によって強制的に下降させるように構成
してもよい。)。これによって、第1〜第3の成形型7
1、81、72、82、73、83がそれぞれ型開きさ
れる。この状態において、前記素材加工によるプレス加
工品がそれぞれ取り出されることで、プレス加工の1サ
イクルが完了する。
ッド12が引き戻され、駆動ダイプレート51が、図1
に示すように、元の下降端(後退端)位置まで下降す
る。すると、2つの従動ダイプレート52、53は自重
等(必要に応じてばね等によって強制的に下降させるよ
うに構成してもよい。)によって元の型開き調整ストッ
パ42、43に当接する下降端位置まで下降する(必要
に応じてばね等によって強制的に下降させるように構成
してもよい。)。これによって、第1〜第3の成形型7
1、81、72、82、73、83がそれぞれ型開きさ
れる。この状態において、前記素材加工によるプレス加
工品がそれぞれ取り出されることで、プレス加工の1サ
イクルが完了する。
【0017】前記したように、この実施の形態1におい
ては、第1〜第3の各一対の成形型71、81、72、
82、73、83を、その型締め・型開き方向と同方向
の上下方向に直列状に連ねて配設することで、従来の複
数対の成形型の成形面を略同一平面上において一列状に
並列して配置するトランスファプレス装置と比べプレス
成形型装置の設置スペースが可及的に小さくなる。この
ため、プレス成形型装置の設置スペースの確保が容易と
なる。
ては、第1〜第3の各一対の成形型71、81、72、
82、73、83を、その型締め・型開き方向と同方向
の上下方向に直列状に連ねて配設することで、従来の複
数対の成形型の成形面を略同一平面上において一列状に
並列して配置するトランスファプレス装置と比べプレス
成形型装置の設置スペースが可及的に小さくなる。この
ため、プレス成形型装置の設置スペースの確保が容易と
なる。
【0018】また、従来のトランスファプレス装置等の
プレス成形型装置では大きい設置スペースを確保する必
要があるため、組み付けラインの近傍において設置する
ことが困難である。このため、トランスファプレス装置
において加工されたプレス加工品は、運搬者によって組
み付けラインまで運搬される。そして、運搬されたプレ
ス加工品は、組み付けラインにおいて、組み付け作業者
によって組み付けられるため、多く手間や作業者が必要
となる。これに対し、この実施の形態1のプレス成形型
装置においては、プレス成形型装置の設置スペースが小
さくてすみ、組み付けラインの近傍において容易に設置
可能となる。このため、プレス成形型装置において加工
されたプレス加工品を、その加工直後において同一の作
業者によって組み付け可能となる。したがって、プレス
加工品を保管する場所や、その保管場所から組み付けラ
インまで運搬する手間及びこれらに要する作業者が必要
なくなる。
プレス成形型装置では大きい設置スペースを確保する必
要があるため、組み付けラインの近傍において設置する
ことが困難である。このため、トランスファプレス装置
において加工されたプレス加工品は、運搬者によって組
み付けラインまで運搬される。そして、運搬されたプレ
ス加工品は、組み付けラインにおいて、組み付け作業者
によって組み付けられるため、多く手間や作業者が必要
となる。これに対し、この実施の形態1のプレス成形型
装置においては、プレス成形型装置の設置スペースが小
さくてすみ、組み付けラインの近傍において容易に設置
可能となる。このため、プレス成形型装置において加工
されたプレス加工品を、その加工直後において同一の作
業者によって組み付け可能となる。したがって、プレス
加工品を保管する場所や、その保管場所から組み付けラ
インまで運搬する手間及びこれらに要する作業者が必要
なくなる。
【0019】また、プレス駆動源10としてのプレスシ
リンダ11においては、第1〜第3の各一対の成形型7
1、81、72、82、73、83のうち、加圧力が1
0トンで最大の外形抜き加工として用いられる第3の成
形型73、83の型締めに要する力をもつ程度、すなわ
ち、10トンの加圧力を有する油圧シリンダによってプ
レスシリンダ11を構成可能となる。このため、プレス
シリンダ11の設備費やランニングコストの低減等に効
果が大きい。
リンダ11においては、第1〜第3の各一対の成形型7
1、81、72、82、73、83のうち、加圧力が1
0トンで最大の外形抜き加工として用いられる第3の成
形型73、83の型締めに要する力をもつ程度、すなわ
ち、10トンの加圧力を有する油圧シリンダによってプ
レスシリンダ11を構成可能となる。このため、プレス
シリンダ11の設備費やランニングコストの低減等に効
果が大きい。
【0020】また、成形型の増設を想定して、あらかじ
め、案内軸30を所定の長さだけ長く設定しておくこと
により、成形型の増設が容易になされる。さらに、増設
の成形型の加圧力が10トン以下(第3の成形型73、
83の加圧力が最大で、10トンであるため)であれ
ば、プレスシリンダ11の交換は不要で、プレスシリン
ダ11を、そのままの状態で使用可能となる。しかも、
成形型の増設によって設置スペースは上方に大きくなる
だけであり、実際の工場内で重要である設置面積にはな
んら影響がない。
め、案内軸30を所定の長さだけ長く設定しておくこと
により、成形型の増設が容易になされる。さらに、増設
の成形型の加圧力が10トン以下(第3の成形型73、
83の加圧力が最大で、10トンであるため)であれ
ば、プレスシリンダ11の交換は不要で、プレスシリン
ダ11を、そのままの状態で使用可能となる。しかも、
成形型の増設によって設置スペースは上方に大きくなる
だけであり、実際の工場内で重要である設置面積にはな
んら影響がない。
【0021】また、第1〜第3の成形型71、81、7
2、82、73、83は、その型締め・型開き方向と同
方向の上下方向に直列状に連ねて配設されているから、
各成形型71、81、72、82、73、83への素材
のセットを手作業で行う場合には作業者の移動が極めて
少なくて済む。このため、少量生産品等の理由により設
備にコストをかけられない場合には、手作業によっても
作業効率のよいものとなる。また、大量生産品の場合に
は、素材の自動搬送装置を付加して自動化を図ることも
できる。
2、82、73、83は、その型締め・型開き方向と同
方向の上下方向に直列状に連ねて配設されているから、
各成形型71、81、72、82、73、83への素材
のセットを手作業で行う場合には作業者の移動が極めて
少なくて済む。このため、少量生産品等の理由により設
備にコストをかけられない場合には、手作業によっても
作業効率のよいものとなる。また、大量生産品の場合に
は、素材の自動搬送装置を付加して自動化を図ることも
できる。
【0022】さらに、従来と異なり一対の成形型毎に2
枚のダイブレートを用いることなく、従動ダイプレート
52、53のそれぞれの上下両面に対し、成形型71、
82、及び72、83を配設することによって、ダイプ
レートの数を必要最小限に減らすことができる。また、
1つの素材を第1〜第3の成形型71、81、72、8
2、73、83おいて順次加工することもできるが、3
つの異なる素材を第1〜第3の成形型71、81、7
2、82、73、83おいてそれぞれ加工することもで
きる。
枚のダイブレートを用いることなく、従動ダイプレート
52、53のそれぞれの上下両面に対し、成形型71、
82、及び72、83を配設することによって、ダイプ
レートの数を必要最小限に減らすことができる。また、
1つの素材を第1〜第3の成形型71、81、72、8
2、73、83おいて順次加工することもできるが、3
つの異なる素材を第1〜第3の成形型71、81、7
2、82、73、83おいてそれぞれ加工することもで
きる。
【0023】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図5〜図8にしたがって説明すると、この実施
の形態2においては、装置本体20の下固定盤22の上
面に固定ダイプレート54が固定され、上固定盤21の
上面のプレスシリンダ11が下向きに取り付けられてい
る。そして、プレスシリンダ11のシリンダロッド12
の下端に駆動ダイプレート51が結合されている。ま
た、固定ダイプレート54と、駆動ダイプレート51と
の間には2つの従動ダイプレート52、53が案内軸3
0に沿って上下動可能に配設されている。さらに、駆動
ダイプレート51、従動ダイプレート52、53及び固
定ダイプレート54の相互に対向する面には、上下各一
対をなす第1〜第3の成形型71、81、72、82、
73、83がそれぞれホルダープレート61〜66を介
して配設されている。
形態2を図5〜図8にしたがって説明すると、この実施
の形態2においては、装置本体20の下固定盤22の上
面に固定ダイプレート54が固定され、上固定盤21の
上面のプレスシリンダ11が下向きに取り付けられてい
る。そして、プレスシリンダ11のシリンダロッド12
の下端に駆動ダイプレート51が結合されている。ま
た、固定ダイプレート54と、駆動ダイプレート51と
の間には2つの従動ダイプレート52、53が案内軸3
0に沿って上下動可能に配設されている。さらに、駆動
ダイプレート51、従動ダイプレート52、53及び固
定ダイプレート54の相互に対向する面には、上下各一
対をなす第1〜第3の成形型71、81、72、82、
73、83がそれぞれホルダープレート61〜66を介
して配設されている。
【0024】また、固定ダイプレート54と従動ダイプ
レート53との間及び従動ダイプレート53と従動ダイ
プレート52との間には、図8に示す型締め位置から、
図5に示す型開き位置まで駆動ダイプレート51が上昇
したときに、2つの従動ダイプレート52、53を図5
に示す型開き調整ストッパ42、43に当接する型開き
位置まで上昇させるための型開き手段が配設されてい
る。この型開き手段として、案内軸30の軸回りに巻装
されたコイルスプリング90、91が用いられている。
その他の構成は実施の形態1と同様にして構成される。
したがって、この実施の形態2においても実施の形態1
と略同様の作用効果を奏する。
レート53との間及び従動ダイプレート53と従動ダイ
プレート52との間には、図8に示す型締め位置から、
図5に示す型開き位置まで駆動ダイプレート51が上昇
したときに、2つの従動ダイプレート52、53を図5
に示す型開き調整ストッパ42、43に当接する型開き
位置まで上昇させるための型開き手段が配設されてい
る。この型開き手段として、案内軸30の軸回りに巻装
されたコイルスプリング90、91が用いられている。
その他の構成は実施の形態1と同様にして構成される。
したがって、この実施の形態2においても実施の形態1
と略同様の作用効果を奏する。
【0025】また、この実施の形態2において、固定ダ
イプレート54と従動ダイプレート53との間及び従動
ダイプレート53と従動ダイプレート52との間におい
て、案内軸30の軸回りに巻装されたコイルスプリング
90、91のばね力を適宜に設定することで、第1〜第
3の成形型71、81、72、82、73、83の型締
め順位を所望とする順位に設定可能となる。また、コイ
ルスプリング90、91を用いることなく、駆動ダイプ
レート51、従動ダイプレート52、53を、それぞれ
型閉じ・型開き動作可能に連結ロッドによって連結する
ことで、型開き手段を構成することもできる。この場
合、プレスシリンダ11に加圧力がコイルスプリング9
0、91のばね力によって損出される不具合が解消され
る。
イプレート54と従動ダイプレート53との間及び従動
ダイプレート53と従動ダイプレート52との間におい
て、案内軸30の軸回りに巻装されたコイルスプリング
90、91のばね力を適宜に設定することで、第1〜第
3の成形型71、81、72、82、73、83の型締
め順位を所望とする順位に設定可能となる。また、コイ
ルスプリング90、91を用いることなく、駆動ダイプ
レート51、従動ダイプレート52、53を、それぞれ
型閉じ・型開き動作可能に連結ロッドによって連結する
ことで、型開き手段を構成することもできる。この場
合、プレスシリンダ11に加圧力がコイルスプリング9
0、91のばね力によって損出される不具合が解消され
る。
【0026】なお、前記実施の形態1及び2において、
プレス駆動源10としてのプレスシリンダ11に油圧シ
リンダを用いたが、これに限定しない。例えば、圧縮空
気や電気を利用したものでもよく、また、油圧の他、液
圧プレスやスクリュウプレス、ラックプレス等の機械プ
レス等を用いてもよい。また、前記実施の形態1及び2
においては、上下各一対をなす第1〜第3の成形型7
1、81、72、82、73、83が、その型締め・型
開き方向と同方向の上下方向に直列状に連ねて配設され
た縦型形式の場合を例示したが、これに限定しない。例
えば、複数対の成形型を水平方向に直列状に連ねて配設
して横型形式としてもよい。
プレス駆動源10としてのプレスシリンダ11に油圧シ
リンダを用いたが、これに限定しない。例えば、圧縮空
気や電気を利用したものでもよく、また、油圧の他、液
圧プレスやスクリュウプレス、ラックプレス等の機械プ
レス等を用いてもよい。また、前記実施の形態1及び2
においては、上下各一対をなす第1〜第3の成形型7
1、81、72、82、73、83が、その型締め・型
開き方向と同方向の上下方向に直列状に連ねて配設され
た縦型形式の場合を例示したが、これに限定しない。例
えば、複数対の成形型を水平方向に直列状に連ねて配設
して横型形式としてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
複数対の成形型を有するプレス型装置の設置スペースを
小さくすることができ、かつそのプレス駆動源において
は、複数対の成形型のうち、プレス加工において最も大
きい力が必要となる一対の成形型に対応するプレス力を
有する程度の力に留めることが可能となる。この結果、
プレス型装置の設置スペースの確保が容易となり、かつ
プレス駆動源の設備費の低減やランニングコストの低減
に効果が大きい。また、少量生産品等において手作業に
より素材を対の成形型間にセットする場合には、その作
業に要する作業者の移動距離も極めて短くなり、従来に
比べ作業効率が大幅に向上する。
複数対の成形型を有するプレス型装置の設置スペースを
小さくすることができ、かつそのプレス駆動源において
は、複数対の成形型のうち、プレス加工において最も大
きい力が必要となる一対の成形型に対応するプレス力を
有する程度の力に留めることが可能となる。この結果、
プレス型装置の設置スペースの確保が容易となり、かつ
プレス駆動源の設備費の低減やランニングコストの低減
に効果が大きい。また、少量生産品等において手作業に
より素材を対の成形型間にセットする場合には、その作
業に要する作業者の移動距離も極めて短くなり、従来に
比べ作業効率が大幅に向上する。
【図1】この発明の実施の形態1に係るプレス成形型装
置の型開き状態を示す説明図である。
置の型開き状態を示す説明図である。
【図2】同じく第1の成形型が素材を間に挟んで当接し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図3】同じく第2の成形型が素材を間に挟んで当接し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図4】同じく第1〜第3の成形型が型締めされた状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】この発明の実施の形態2に係るプレス成形型装
置の型開き状態を示す説明図である。
置の型開き状態を示す説明図である。
【図6】同じく第1の成形型が素材を間に挟んで当接し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図7】同じく第2の成形型が素材を間に挟んで当接し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図8】同じく第1〜第3の成形型が型締めされた状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
10 プレス駆動源 11 プレスシリンダ 20 装置本体 21 上固定盤 22 下固定盤 30 案内軸 51 駆動ダイプレート 52、53 従動ダイプレート 54 固定ダイプレート 71、81 第1の成形型 72、82 第2の成形型 73、83 第3の成形型
Claims (3)
- 【請求項1】 複数対の成形型を、その型締め・型開き
方向と同方向に直列状に連ね、かつ共通のプレス駆動源
によって、それぞれ型締め・型開き動作可能に配設した
プレス成形型装置。 - 【請求項2】 装置本体に固定された固定ダイプレート
と、 前記固定ダイプレートに対しプレス駆動源によって進退
動作される駆動ダイプレートと、 前記固定ダイプレートと前記駆動ダイプレートとの間に
移動可能に配設された少なくとも1つの従動ダイプレー
トと、を備え、 前記固定ダイプレート、前記駆動ダイプレート及び前記
従動ダイプレートの相互に対向する面には各一対をなす
成形型がそれぞれ配設されているプレス成形型装置。 - 【請求項3】 型締め・型開き方向と同方向に直列状に
連ねてそれぞれ型締め・型開き動作可能に配設した複数
対の成形型がそれぞれ型開きされた状態で、前記複数対
の成形型の間に素材をそれぞれセットするセット工程
と、 前記複数対の成形型をそれぞれ一方向に型締め動作し
て、前記各素材をそれぞれプレス加工する型締め工程
と、を備えているプレス成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180485A JP2000015496A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | プレス成形型装置とプレス成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180485A JP2000015496A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | プレス成形型装置とプレス成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000015496A true JP2000015496A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16084059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180485A Pending JP2000015496A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | プレス成形型装置とプレス成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000015496A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6773252B2 (en) | 2000-12-11 | 2004-08-10 | Kiso Kogyo Kabushiki Kaisha | Press molding apparatus |
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JP2011092965A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Toyota Auto Body Co Ltd | 多段プレス装置 |
US20110193261A1 (en) * | 2008-10-20 | 2011-08-11 | Towa Corporation | Compression molding method and compression molding apparatus |
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-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180485A patent/JP2000015496A/ja active Pending
Cited By (20)
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