JP2000011650A - 半導体メモリ及びこれを備えた半導体装置 - Google Patents

半導体メモリ及びこれを備えた半導体装置

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JP2000011650A
JP2000011650A JP10181736A JP18173698A JP2000011650A JP 2000011650 A JP2000011650 A JP 2000011650A JP 10181736 A JP10181736 A JP 10181736A JP 18173698 A JP18173698 A JP 18173698A JP 2000011650 A JP2000011650 A JP 2000011650A
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strobe signal
signal
input terminal
circuit
semiconductor memory
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Masahito Takita
雅人 瀧田
Masato Matsumiya
正人 松宮
Masatomo Hasegawa
正智 長谷川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイミングマージンを減少させることにより高
速化する。 【解決手段】一方では、行アドレスがバッファゲートを
介して行アドレスレジスタ11のデータ入力端に供給さ
れ、行アドレスレジスタ11の出力が相補信号生成回路
15及びプリデコーダ16を介してワードデコーダ17
Aのデータ入力端に供給される。他方では、アクティベ
イトコマンド発行に対応した制御信号AS1が遅延用タ
イミング発生回路14を介しストローブ信号AS2とし
て行アドレスレジスタ11のクロック入力端CKに供給
され、この信号AS2がタイミング発生回路20Aを介
しストローブ信号S2としてプリデコーダ16のストロ
ーブ信号入力端に供給され、さらに信号S2がタイミン
グ発生回路20Bを介しストローブ信号S4としてワー
ドデコーダ17Aのストローブ信号入力端に供給され、
このストローブ信号によりワードデコーダ17Aの出力
がRSフリップフロップ2301〜2332に保持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ及び
これを備えた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリでは、MPUの高速化に伴
って、高速化が要求されている。図11は、従来の半導
体メモリ10の行アドレス系回路を示す。図中のN字形
屈曲線は、チップ内長距離配線を示している。行アドレ
スレジスタ11のデータ入力端には、外部からの行アド
レスA15〜A8が、信号レベルインタフェース用のバ
ッファゲート12Aを介して供給される。他方、外部か
らのチップセレクト信号*CS(*は、低レベルのとき
アクティブであることを示しており、以下同様。)、ロ
ウアドレスストローブ信号*RAS、コラムアドレスス
トローブ信号*CAS、ライトイネーブル信号*WE、
クロックイネーブル信号CKE及びクロックCLKがバ
ッファゲート12Bを介し、コマンドデコーダを含む制
御回路13に供給されて、各種制御信号が生成され、そ
の1つとして、アクティベイトコマンド発行に対応した
制御信号AS1が生成される。
【0003】ここで、チップ内長距離配線の信号伝搬遅
延時間は、製造プロセスのばらつきによる寄生抵抗及び
寄生容量の値のばらつき、使用される電源電圧のチップ
毎のばらつき及び温度の変化等に依存する。また、行ア
ドレスA15〜A8に対応したチップ上のパッドから行
アドレスレジスタ11までの距離がビット毎に異なるの
で、信号間にスキューが生ずる。
【0004】図12は、図11の動作を示すタイムチャ
ートである。図12中、実線は信号伝搬が平均的な場合
を示しており、短い点線及び長い点線はそれぞれ上記原
因による最大遅延及び最小遅延の場合を示している。バ
ッファゲート12A及び12Bの出力端の行アドレスA
DR0及び制御信号CMD0が時点T1で同時に変化す
るとする。行アドレスレジスタ11のデータ入力端の行
アドレスADR1及び行アドレスレジスタ11のストロ
ーブ信号入力端としてのクロック入力端CK付近の制御
信号AS1の前縁は、図12に示す如く時点T1から遅
延した信号となる。
【0005】行アドレスレジスタ11のデータ入力端へ
の信号伝搬が最も遅く、かつ、行アドレスレジスタ11
のクロック入力端CKへの信号伝搬が最も早い場合に、
行アドレスレジスタ11に行アドレスを誤りなく保持さ
せるためには、図12に示す遅延時間TD1だけ制御信
号AS1を遅延させたストローブ信号AS2をタイミン
グ発生回路14で生成し、これを行アドレスレジスタ1
1のクロック入力端CKに供給する必要がある。
【0006】行アドレスレジスタ11の出力は、相補信
号生成回路15及びプリデコーダ16を介してワードデ
コーダ17に供給される。これら相補信号生成回路1
5、プリデコーダ16及びワードデコーダ17は、行ア
ドレスデコーダを構成している。ワードデコーダ17
は、メモリコアブロック18A内の1つのメモリブロッ
クに対応したチップ一辺付近に形成されている。相補信
号生成回路15は出力線数が入力線数の2倍であるの
で、長距離配線数を低減するために、相補信号生成回路
15及びプリデコーダ16はワードデコーダ17の近く
に形成されている。メモリコアブロック18Aと対称的
にメモリコアブロック18Bが形成され、メモリコアブ
ロック18Bに対してもワードデコーダ17と反対側の
チップ周辺部にワードデコーダが形成されているので、
行アドレスレジスタ11はメモリコアブロック18Aと
18Bとの間付近に形成されている。
【0007】このため、行アドレスレジスタ11から相
補信号生成回路15までの配線が長距離になっている。
ワードデコーダ17の出力端には、点線で示すワード線
WLが接続されている。センスアンプ、プリチャージ回
路及びコラムゲートを含む回路19に接続されたビット
線BL及び*BLには不図示のメモリセルが接続され、
このメモリセルがワード線WLで選択される。ワードデ
コーダ17は、各ワード線WLに対応して論理ゲートを
備えているので、この部分に他の回路を配置する余裕は
少ない。ワードデコーダ17の入力が揃わないと誤った
ワード線が瞬間選択される。
【0008】そこで、ワードデコーダ17の出力のタイ
ミングをとるために、その前段のプリデコーダ16の出
力PDA0のタイミングをとっている。すなわち、制御
信号AS1と同じ配線を通った信号S1をタイミング発
生回路20で遅延させてストローブ信号S2を生成し、
これをプリデコーダ16に供給している。行アドレスレ
ジスタ11の出力ADR2、相補信号生成回路15の入
力ADR3、相補信号生成回路15の出力CADR0及
びプリデコーダ16の入力CADR1は、図12に示す
如く順次遅延している。
【0009】上記同様に、プリデコーダ16のデータ入
力端への信号伝搬が最も遅く且つプリデコーダ16のス
トローブ信号入力端への信号伝搬が最も早い場合に、プ
リデコーダ16の出力を揃えるためには、図12に示す
遅延時間TD2だけ信号S1を遅延させたストローブ信
号S2をタイミング発生回路20で生成し、これをプリ
デコーダ16のストローブ信号入力端に供給する必要が
ある。このストローブ信号S2の前縁で、プリデコーダ
16の出力PDA0が図12に示す如く変化する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タイミング発
生回路14及び20による遅延時間TD1及びTD2に
より、行アドレスA15〜A8が変化してからワード線
WLが変化するまでの時間が長くなるので、半導体メモ
リ10の高速化が妨げられる。本発明の目的は、このよ
うな問題点に鑑み、タイミングマージンを減少させるこ
とにより高速化することが可能な半導体メモリ及びこれ
を備えた半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1では、行アドレスがバッファゲートを介して行アドレ
スレジスタのデータ入力端に供給され、行アドレスレジ
スタの出力が相補信号生成回路及びプリデコーダを介し
てワードデコーダのデータ入力端に供給され、制御信号
が、該制御信号を遅延させる第1タイミング発生回路を
介し第1ストローブ信号として該行アドレスレジスタの
第1ストローブ信号入力端に供給される半導体メモリに
おいて、該行アドレスレジスタの後流側の回路に第2ス
トローブ信号入力端が備えられ、該第1タイミング発生
回路の出力を遅延させて第2ストローブ信号を生成しこ
れを該第2ストローブ信号入力端に供給する第2タイミ
ング発生回路をさらに有する。
【0012】この半導体メモリによれば、第1ストロー
ブ信号のタイミングで行アドレスレジスタから行アドレ
スが出力されるので、信号伝搬遅延のばらつきによる第
1ストローブ信号入力端への第1ストローブ信号の到達
の早い/遅いに応じて該後流側の回路のデータ入力端へ
の信号の到達が早くなったり遅くなったりする。したが
って、該後流側の回路のデータ入力端への信号伝搬が最
も遅く(早く)、かつ、該後流側の回路の第2ストロー
ブ信号入力端への信号伝搬が最も遅い(早い)場合に、
該後流側の回路の出力を揃えればよく、タイミングマー
ジンを従来よりも減少させることができる。これによ
り、行アドレスが変化してからワード線が立ち上がるま
での時間が従来よりも短縮され、半導体メモリの高速化
が可能となる。
【0013】請求項2の半導体メモリでは、請求項1に
おいて、上記後流側の回路は上記相補信号生成回路であ
る。請求項3の半導体メモリでは、請求項1において、
上記後流側の回路は上記プリデコーダである。この半導
体メモリによれば、該相補信号生成回路に備えたストロ
ーブ回路の素子数が、プリデコーダに備えた場合よりも
少なくなるので、構成がより簡単になる。
【0014】請求項4の半導体メモリでは、請求項1に
おいて、上記後流側の回路は上記ワードデコーダであ
る。この半導体メモリによれば、請求項2及び3の場合
よりも確実に、ワードデコーダの出力が瞬間的に誤るの
を防止することができる。請求項5の半導体メモリで
は、請求項1〜4のいずれかにおいて、上記後流側の回
路は、上記第2ストローブ信号入力端からの上記第2ス
トローブ信号がアクティブの期間だけその各出力ビット
を有効にする論理ゲート回路を有する。
【0015】請求項6の半導体メモリでは、請求項4に
おいて、上記ワードデコーダは第3ストローブ信号入力
端を有し、上記第2ストローブ信号をさらに遅延させて
第3ストローブ信号を生成しこれを該第3ストローブ信
号入力端に供給する第3タイミング発生回路をさらに有
する。
【0016】この半導体メモリによれば、第3タイミン
グ発生回路の構成を簡単化することができるので、余裕
が狭いワードデコーダ付近に第3タイミング発生回路を
配置することが可能となる。請求項7の半導体メモリで
は、請求項6において、上記第2タイミング発生回路
は、バンク選択信号に応答して出力が有効又は無効にな
り、上記第3タイミング発生回路は、メモリブロック選
択信号に応答して出力が有効又は無効になる。
【0017】この半導体メモリによれば、ワードデコー
ダの複雑化が避けられる。請求項8の半導体メモリで
は、請求項6又は7において、上記プリデコーダは、上
記第2ストローブ信号がアクティブの期間だけその各出
力ビットを有効にする論理ゲート回路を有する。請求項
9の半導体メモリでは、請求項8において、上記ワード
デコーダはその各出力ビットを保持するフリップフロッ
プ回路を有し、各該フリップフロップのセット入力端が
共通に接続され、該セット入力端に上記第3ストローブ
信号が供給される。
【0018】この半導体メモリによれば、多バンク構成
の半導体メモリにおいて、第3ストローブ信号でワード
デコーダの出力を保持することにより、バンクの切り換
わり時に次の行アドレスを行アドレスレジスタに保持さ
せることが可能となるので、より高速の動作が可能とな
る。請求項10の半導体装置では、請求項1乃至9のい
ずれか1つに記載の半導体メモリを備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の第1実施形態に係る
半導体メモリ10A、例えばシンクロナスDRAMの行
アドレス系回路の概略を示す。図11と同一構成要素に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0020】この回路では、タイミング発生回路14の
出力端をタイミング発生回路20Aの入力端に接続して
いる。また、不図示のバンクアドレスレジスタに保持さ
れたバンク選択信号BNK0が、タイミング発生回路2
0Aに供給されている。この信号BNK0は、メモリコ
アブロック18Aと18Bのうち18Aを選択するため
のものである。
【0021】他の点は、図11と同一である。図2は、
図1の回路の一部の構成例を示す。タイミング発生回路
14は、4段の基本遅延回路からなり、この基本遅延回
路は、インバータ141の出力端に、抵抗142とキャ
パシタ143とからなるCR積分回路が接続されてい
る。キャパシタ143は、例えば、NMOSトランジス
タのソースとドレインとを短絡してグランド線に接続し
たものである。
【0022】タイミング発生回路20では、アンドゲー
ト201の出力端に2段の基本遅延回路が接続されてい
る。アンドゲート201には、上記信号S1及びBNK
0が供給される。相補信号生成回路15は、行アドレス
レジスタ11の最上位ビットを除く各ビットに対しイン
バータを備えており、その入力と出力とをプリデコーダ
16に供給する簡単な構成となっている。プリデコーダ
16では、7ビットのアドレスが3ビットデコーダ16
1及び162並びに2ビットデコーダ163でデコード
され、デコーダ161〜163の出力がストローブ回路
21に供給される。この回路21は、20個のアンドゲ
ート2101〜2120からなり、その一方の入力端に
はデコーダ161〜163の対応する出力が供給され、
他方の入力端にはタイミング発生回路20からのストロ
ーブ信号S2が共通に供給される。
【0023】次に、上記の如く構成された本第1実施形
態の動作を説明をする。図3は、図1の回路の動作を示
すタイムチャートである。外部からの行アドレスA15
〜A8並びに制御信号行RAS、CAS及びWEがそれ
ぞれバッファゲート12A及び12Bにより内部信号レ
ベルに変換されて行アドレスADR0及び制御信号CM
D0になる。行アドレスADR0は、ADR1として行
アドレスレジスタ11の入力端に伝搬する。制御信号C
MD0は制御回路13に供給され、行アドレスストロー
ブ信号RASに対応した制御信号AS1がタイミング発
生回路14に供給される。タイミング発生回路14は、
信号AS1を遅延させ、ストローブ信号AS2として行
アドレスレジスタ11のストローブ信号入力端としての
クロック入力端CKに供給する。ストローブ信号AS2
の立ち上がりのタイミングで行アドレスADR1が行ア
ドレスレジスタ11に保持され、これがADR2として
行アドレスレジスタ11から出力される。
【0024】行アドレスADR2は、ADR3として相
補信号生成回路15の入力端に伝搬し、相補信号生成回
路15により相補信号CADR0が生成される。相補信
号CADR0は、CADR1としてプリデコーダ16の
入力端に伝搬する。他方、ストローブ信号AS2は、信
号S1としてタイミング発生回路20Aの一方の入力端
に伝搬する。
【0025】行アドレスA15が低レベルの場合、すな
わちバンク選択信号BNK0が低レベルの場合には、信
号S1の変化によらずアンドゲート201の出力が低レ
ベルとなる。これにより、プリデコーダ16の出力ビッ
トは全て低レベルとなって、メモリコアブロック18A
内ではワード線が選択されず、メモリコアブロック18
B内でワード線が選択される。
【0026】行アドレスA15が高レベルの場合、すな
わちバンク選択信号BNK0が高レベルの場合には、信
号S1を遅延させたストローブ信号S2が生成され、信
号S2が高レベルに遷移した時に、デコーダ161〜1
63の出力がストローブ回路21を通り信号PDA0と
して出力される。信号PDA0は、ワードデコーダ17
の入力端にPDA1として供給され、信号PDA1に対
応した1つのワード線がワードデコーダ17で選択され
る。
【0027】図3の上方から相補信号CADR1までの
信号はそれぞれ、図12の対応する信号と同一である。
ストローブ信号AS2の前縁のタイミングで行アドレス
レジスタ11から行アドレスADR2が出力されるの
で、上述の原因によるタイミング発生回路20Aへの信
号S1の到達の早い/遅いに応じてプリデコーダ16へ
の相補信号CADR1の到達が早くなったり遅くなった
りする。したがって、プリデコーダ16のデータ入力端
への信号伝搬が最も遅く(早く)、かつ、プリデコーダ
16のストローブ信号入力端への信号伝搬が最も遅い
(早い)場合に、プリデコーダ16の出力を揃えればよ
い。そこで、図3に示す時間TD3だけ信号S1を遅延
させたストローブ信号S2をタイミング発生回路20A
で生成し、これをプリデコーダ16のストローブ信号入
力端に供給する。
【0028】これにより、図12の場合よりも時間ΔT
D=T3−T3Aだけストローブ信号S2の遷移時点が
早くなって、行アドレスが変化してからワード線が立ち
上がるまでの時間が従来よりも短縮され、半導体メモリ
10Aの高速化が可能となる。 [第2実施形態]図4は、本発明の第2実施形態に係る
半導体メモリ10Bの行アドレス系回路の概略を示す。
【0029】この回路では、図1のタイミング発生回路
20Aの出力S2によりプリデコーダ16の出力を揃え
る替わりに、その前段の相補信号生成回路15Aの出力
を揃えている。回路15Aは、図5に示す如くその出力
段に、アンドゲート2101〜2116からなるストロ
ーブ回路21Aを備えている。アンドゲート2101〜
2116の一方に入力端にはそれぞれ、その前段の対応
する相補信号の1つが供給され、他方の入力端にはタイ
ミング発生回路20Aからのストローブ信号S2が共通
に供給される。これにより、プリデコーダ16Aには図
2のストローブ回路21を備える必要がない。
【0030】相補信号生成回路15Aは、プリデコーダ
16Aの近くに形成されているので、上記第1実施形態
とほぼ同じ効果が得られる。また、ストローブ回路21
Aの素子数が図2のストローブ回路21のそれよりも少
なくなるので、構成がより簡単になる。 [第3実施形態]図6は、本発明の第3実施形態に係る
半導体メモリ10Cの行アドレス系回路の概略を示す。
【0031】この回路では、図1のタイミング発生回路
20Aの出力S2によりプリデコーダ16の出力を揃え
る替わりに、その後段のワードデコーダ17の出力を揃
えている。ワードデコーダ17は、図7に示す如く、3
ビットデコーダ162の出力線の1つと2ビットデコー
ダ163の出力線の1つとの全ての組み合わせに対応し
たアンドゲート1701〜1732からなる。アンドゲ
ート1701〜1732には、この組み合わせと、タイ
ミング発生回路20Aからのストローブ信号S4とが供
給される。
【0032】タイミング発生回路20Aのアンドゲート
201には、3ビットデコーダ161の出力BLK0〜
BLK7のうち、メモリコアブロック18A内のワード
デコーダ17に対応したメモリブロックが選択されたと
きのみ高レベルになるメモリブロック選択信号BLK0
及びバンク選択信号BNK0が供給される。他の不図示
のメモリブロックについても同様である。
【0033】ワードデコーダ17にストローブ信号S4
を供給する必要があるが、メモリブロック選択信号BL
K0をタイミング発生回路20Aに供給することにより
メモリブロック選択信号BLK0をワードデコーダ17
に供給する必要がないので、図1のワードデコーダと同
一構成になり(図1の場合にはS4の替わりにBLK0
が供給される。)、その複雑化が避けられる。プリデコ
ーダ16Aには、図2のストローブ回路21を備える必
要がない。
【0034】本第3実施形態によれば、ワードデコーダ
17の出力が直接揃えられるので、上記第1及び第2実
施態様よりも確実に、ワードデコーダの出力が瞬間的に
誤るのを防止することができる。 [第4実施形態]図8は、本発明の第4実施形態に係る
半導体メモリ10Eの行アドレス系回路の概略を示す。
図9は、図8の回路の一部の構成例を示す。
【0035】この回路では、図1の構成にさらにタイミ
ング発生回路20Bを付加し、タイミング発生回路20
Aの出力S2をタイミング発生回路20Bで遅延させて
ストローブ信号S4を生成し、これを図7と同様にワー
ドデコーダ17に供給している。タイミング発生回路2
0Bは、基本遅延回路の後段にナンドゲート202が接
続され、その一方の入力端にストローブ信号S2を遅延
させた信号が供給され、他方の入力端に、プリデコーダ
16からのメモリブロック選択信号BLK0が供給され
る。
【0036】タイミング発生回路20Bでの遅延時間は
プリデコーダ16からワードデコーダ17までの比較的
短い信号伝播遅延時間に対応したものであり、その構成
が簡単であるので、各ワードデコーダの近くに形成する
ことができる。タイミング発生回路20Bには、これと
同様の構成のタイミング発生回路が縦続接続され、図8
と同様にそれらが他の不図示のメモリブロックに対応し
てワードデコーダの近くに形成され、メモリブロック選
択信号BLK2〜BLK7のうち対応するものがこれに
供給され、その出力が対応するワードデコーダに供給さ
れる。
【0037】[第5実施形態]図10は、本発明の第5
実施形態に係る半導体メモリの図9に対応した回路を示
す。この半導体メモリは、例えばシンクロナスDRAM
であり、複数のバンクを備えている。多バンク構成の場
合、バンクの切り換わりの際に、切り換え前のバンクで
処理をするとともに切り換え後のバンクの動作がこれと
並行して行われるので、高速処理が可能である。
【0038】この回路では、ワードデコーダ17Aにお
いて、図9のアンドゲート1701〜1732の替わり
にナンドゲート2201〜2232を用い、その各出力
に対応してRSフリップフロップ2301〜2332を
備え、ナンドゲート2201〜2232の出力をそれぞ
れRSフリップフロップ2301〜2332のセット入
力端に供給している。RSフリップフロップ2301〜
2332のリセット入力端には、図8の制御回路13か
らワード線リセット信号WLRSTが共通に供給され
る。他の構成は、図9と同一である。
【0039】RSフリップフロップ2301〜2332
がワード線リセット信号WLRSTの負パルスによりリ
セットされた状態で、ナンドゲート2201〜2232
のうち選択しようとするワード線に対応したものの出力
のみから負パルスが出力されて、対応するRSフリップ
フロップがセットされる。ナンドゲート2201〜22
32の出力をストローブ信号S4の立ち上がりのタイミ
ングで保持することにより、バンクの切り換わり時にお
いて次の行アドレスを行アドレスレジスタ11に保持さ
せることが可能となるので、上記第1〜4実施態様より
も高速動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体メモリの行
アドレス系回路を示す概略図である。
【図2】図1の回路の一部の構成例を示す図である。
【図3】図1の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施形態に係る半導体メモリの行
アドレス系回路を示す概略図である。
【図5】図4の回路の一部の構成例を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る半導体メモリの行
アドレス系回路を示す概略図である。
【図7】図6の回路の一部の構成例を示す図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る半導体メモリの行
アドレス系回路を示す概略図である。
【図9】図8の回路の一部の構成例を示す図である。
【図10】本発明の第5実施形態に係る半導体メモリの
図9に対応した回路を示す図である。
【図11】従来の半導体メモリの行アドレス系回路を示
す概略図である。
【図12】図11の回路の動作を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
10A〜10E 半導体メモリ 11 行アドレスレジスタ 12A、12B バッファゲート 13 制御回路 14、20、20A、20B タイミング発生回路 15、15A 相補信号生成回路 16、16A プリデコーダ 17、17A ワードデコーダ 18A、18B メモリコアブロック 19 センスアンプ 2301、2332 RSフリップフロップ A15〜A8、ADR0〜ADR2 行アドレス CMD0 制御信号 AS2、S2〜S4 ストローブ信号 BNK0 バンク選択信号 BLK0 メモリブロック選択信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 正智 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B024 AA15 BA18 BA21 CA11 CA20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行アドレスがバッファゲートを介して行
    アドレスレジスタのデータ入力端に供給され、行アドレ
    スレジスタの出力が相補信号生成回路及びプリデコーダ
    を介してワードデコーダのデータ入力端に供給され、制
    御信号が、該制御信号を遅延させる第1タイミング発生
    回路を介し第1ストローブ信号として該行アドレスレジ
    スタの第1ストローブ信号入力端に供給される半導体メ
    モリにおいて、 該行アドレスレジスタの後流側の回路に第2ストローブ
    信号入力端が備えられ、 該第1タイミング発生回路の出力を遅延させて第2スト
    ローブ信号を生成しこれを該第2ストローブ信号入力端
    に供給する第2タイミング発生回路をさらに有すること
    を特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 上記後流側の回路は上記相補信号生成回
    路であることを特徴とする請求項1記載の半導体メモ
    リ。
  3. 【請求項3】 上記後流側の回路は上記プリデコーダで
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 上記後流側の回路は上記ワードデコーダ
    であることを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 上記後流側の回路は、上記第2ストロー
    ブ信号入力端からの上記第2ストローブ信号がアクティ
    ブの期間だけその各出力ビットを有効にする論理ゲート
    回路を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か1つに記載の半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 上記ワードデコーダは第3ストローブ信
    号入力端を有し、 上記第2ストローブ信号をさらに遅延させて第3ストロ
    ーブ信号を生成しこれを該第3ストローブ信号入力端に
    供給する第3タイミング発生回路をさらに有することを
    特徴とする請求項4記載の半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 上記第2タイミング発生回路は、バンク
    選択信号に応答して出力が有効又は無効になり、 上記第3タイミング発生回路は、メモリブロック選択信
    号に応答して出力が有効又は無効になることを特徴とす
    る請求項6記載の半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 上記プリデコーダは、上記第2ストロー
    ブ信号がアクティブの期間だけその各出力ビットを有効
    にする論理ゲート回路を有することを特徴とする請求項
    6又は7記載の半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 上記ワードデコーダはその各出力ビット
    を保持するフリップフロップ回路を有し、各該フリップ
    フロップのセット入力端が共通に接続され、該セット入
    力端に上記第3ストローブ信号が供給されることを特徴
    とする請求項8記載の半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1つに記載
    の半導体メモリを備えていることを特徴とする半導体装
    置。
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