JP2000001383A - 衝撃吸収性アスファルト舗装の材料 - Google Patents
衝撃吸収性アスファルト舗装の材料Info
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- JP2000001383A JP2000001383A JP19944498A JP19944498A JP2000001383A JP 2000001383 A JP2000001383 A JP 2000001383A JP 19944498 A JP19944498 A JP 19944498A JP 19944498 A JP19944498 A JP 19944498A JP 2000001383 A JP2000001383 A JP 2000001383A
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- aggregate
- stone
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B20/00—Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
- C04B20/10—Coating or impregnating
- C04B20/12—Multiple coating or impregnating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00732—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for soil stabilisation
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スポーツをするとき身体が地面から受ける衝撃
を低減するアスファルト舗装体を形成する材料を提供す
ることである。 【解決手段】強度の弱い吸水性の高い天然石あるいは人
工石をアスファルトでコーティングし、石粉をまぶして
独立した粒状にしたアスファルト混合物を作る。当該混
合物は舗装体として成形されると、骨材はアスファルト
中に浮遊した状態となり、舗装面から加えられた衝撃は
アスファルトが吸収することになる。
を低減するアスファルト舗装体を形成する材料を提供す
ることである。 【解決手段】強度の弱い吸水性の高い天然石あるいは人
工石をアスファルトでコーティングし、石粉をまぶして
独立した粒状にしたアスファルト混合物を作る。当該混
合物は舗装体として成形されると、骨材はアスファルト
中に浮遊した状態となり、舗装面から加えられた衝撃は
アスファルトが吸収することになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は衝撃を吸収する舗装の
材料に関する。
材料に関する。
【０００２】
【従来の技術】運動施設に使われるアスファルト系舗装
材としては、加熱アスファルト混合物にゴムやコルクな
どの弾性材を混入して弾力性をもたせるものがある。そ
れらは衝撃吸収性に優れ、身体にかかる負担を低減させ
る。一方、球技等を考えた場合それらの舗装体の弾力性
が全てに適しているとは言えない。
材としては、加熱アスファルト混合物にゴムやコルクな
どの弾性材を混入して弾力性をもたせるものがある。そ
れらは衝撃吸収性に優れ、身体にかかる負担を低減させ
る。一方、球技等を考えた場合それらの舗装体の弾力性
が全てに適しているとは言えない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】通常のアスファルト舗
装体は、コンクリートほどではないものの強弾性体で、
その上で運動するには足腰にかかる負担が大き過ぎる。
これはアスファルト混合物舗装体が砂も含めた骨材のか
み合わせで成り立っているからと考えられる。本発明で
はアスファルト混合物舗装体の成り立ちを、主にアスフ
ァルト自身またはアスファルトと石粉の混合体（フィラ
ービチューメン）のかみ合わせで行うものである。
装体は、コンクリートほどではないものの強弾性体で、
その上で運動するには足腰にかかる負担が大き過ぎる。
これはアスファルト混合物舗装体が砂も含めた骨材のか
み合わせで成り立っているからと考えられる。本発明で
はアスファルト混合物舗装体の成り立ちを、主にアスフ
ァルト自身またはアスファルトと石粉の混合体（フィラ
ービチューメン）のかみ合わせで行うものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】課題を解決する
ための手段は、強度の弱い吸水性の高い砕石を加熱して
アスファルトでコーティングし、施工し易いように石粉
をまぶして独立した粒状にすることである。吸水性の高
い砕石はアスファルトを多く表面に吸収して膜厚を厚く
できる。当該アスファルト混合物は転圧されると、砕石
を覆った厚いアスファルト同士が接合して締め固めら
れ、さらに転圧されると強度の弱い砕石がアスファルト
でコーティングされた状態で砕けるが、部分的な破壊で
全体としては形を保つ。
ための手段は、強度の弱い吸水性の高い砕石を加熱して
アスファルトでコーティングし、施工し易いように石粉
をまぶして独立した粒状にすることである。吸水性の高
い砕石はアスファルトを多く表面に吸収して膜厚を厚く
できる。当該アスファルト混合物は転圧されると、砕石
を覆った厚いアスファルト同士が接合して締め固めら
れ、さらに転圧されると強度の弱い砕石がアスファルト
でコーティングされた状態で砕けるが、部分的な破壊で
全体としては形を保つ。
【０００５】成形されたアスファルト混合物の切断面
を、通常合材（開粒度系）と本発明合材と、比較のため
に図−２に示す。通常合材では骨材を覆っているアスフ
ァルトの膜厚が薄いこともあり、ほぼ直接骨材同士がか
み合っていると言ってもよい。従って舗装体表面に受け
た衝撃は吸収されることはなく反発する。一方本発明合
材ではアスファルトの中に骨材が浮いている状態で、し
かも十分締固められている。ここでは衝撃はアスファル
トが受けるので、強いものは吸収し、弱いものは反発す
る。
を、通常合材（開粒度系）と本発明合材と、比較のため
に図−２に示す。通常合材では骨材を覆っているアスフ
ァルトの膜厚が薄いこともあり、ほぼ直接骨材同士がか
み合っていると言ってもよい。従って舗装体表面に受け
た衝撃は吸収されることはなく反発する。一方本発明合
材ではアスファルトの中に骨材が浮いている状態で、し
かも十分締固められている。ここでは衝撃はアスファル
トが受けるので、強いものは吸収し、弱いものは反発す
る。
【０００６】本発明に使用する骨材は、強度が弱く吸水
性の高いという観点から、天然軽量骨材が適当と考えら
れる。人工ものでは軽量ブロックを破砕した骨材が該当
する。また骨材を覆うアスファルト被膜は厚い方が成形
し易く緩衝作用にも効果的なので、ゴムラテックスを添
加して膜厚を厚くするとよい。石粉の代わりにファイバ
ー状にした樹皮を用いると、成形された舗装体の透水性
が増す。
性の高いという観点から、天然軽量骨材が適当と考えら
れる。人工ものでは軽量ブロックを破砕した骨材が該当
する。また骨材を覆うアスファルト被膜は厚い方が成形
し易く緩衝作用にも効果的なので、ゴムラテックスを添
加して膜厚を厚くするとよい。石粉の代わりにファイバ
ー状にした樹皮を用いると、成形された舗装体の透水性
が増す。
【０００７】
【実施例１】骨材は天然軽量骨材６号サイズ（１３〜５
ｍｍ）を使った。今後、当該骨材を軽石と呼ぶ。軽石を
加熱し、すき間のない程度にアスファルトでコーティン
グし、石粉をまぶして独立した粒状にする。配合量は、
軽石を６１重量％、アスファルトを１５重量％、石粉を
２４重量％とした。φ＝１０ｃｍモールドに入れ、両面
５０回ずつマーシャル突固め機で突いた。表面は軽石が
多少変形して平滑に仕上がった。成形されたコアでマー
シャル試験を行った結果、安定度７６５（ｋｇｆ）、フ
ロー値２５（１０−２ｃｍ）で、歩道用舗装材としては
十分な強度があると考えられる。
ｍｍ）を使った。今後、当該骨材を軽石と呼ぶ。軽石を
加熱し、すき間のない程度にアスファルトでコーティン
グし、石粉をまぶして独立した粒状にする。配合量は、
軽石を６１重量％、アスファルトを１５重量％、石粉を
２４重量％とした。φ＝１０ｃｍモールドに入れ、両面
５０回ずつマーシャル突固め機で突いた。表面は軽石が
多少変形して平滑に仕上がった。成形されたコアでマー
シャル試験を行った結果、安定度７６５（ｋｇｆ）、フ
ロー値２５（１０−２ｃｍ）で、歩道用舗装材としては
十分な強度があると考えられる。
【０００８】
【実施例２】骨材を覆うアスファルトの膜厚を厚くする
ため、ゴムラテックスを添加した。実施例１よりもアス
ファルトを多く入れることが可能になった。配合量は、
軽石５９重量％、アスファルト１８重量％、ゴムラテッ
クスはアスファルトに対して約８％、石粉１８重量％と
した。
ため、ゴムラテックスを添加した。実施例１よりもアス
ファルトを多く入れることが可能になった。配合量は、
軽石５９重量％、アスファルト１８重量％、ゴムラテッ
クスはアスファルトに対して約８％、石粉１８重量％と
した。
【０００９】
【実施例３】石粉の代わりにファイバー状の樹皮を用い
る。しかし、樹皮単独では生のアスファルトが表面に出
てしまい歩道に用いた場合適さないと考え、樹皮と石粉
両方を使うことにした。配合は実施例１を基準とした。
成形されたコアは透水性を有し、また樹皮ファイバーが
衝撃をやわらげると考えられる。
る。しかし、樹皮単独では生のアスファルトが表面に出
てしまい歩道に用いた場合適さないと考え、樹皮と石粉
両方を使うことにした。配合は実施例１を基準とした。
成形されたコアは透水性を有し、また樹皮ファイバーが
衝撃をやわらげると考えられる。
【００１０】実施例１〜３で作成したコアで衝撃吸収試
験を行った。ゴルフボール、スティールボールを高さ１
ｍから落下させどのくらい反発するか調べた。結果を図
−３に示す。この試験より、本発明混合物による舗装体
は、通常のアスファルト混合物の舗装体に比べて、ゴル
フボールのような軽量なものの反発量は５６〜７８％に
減少する。またスティールボールのような重いものは、
通常のアスファルト混合物舗装体ではわずかに跳ね返る
が、本発明舗装体ではほとんど跳ね返らない。
験を行った。ゴルフボール、スティールボールを高さ１
ｍから落下させどのくらい反発するか調べた。結果を図
−３に示す。この試験より、本発明混合物による舗装体
は、通常のアスファルト混合物の舗装体に比べて、ゴル
フボールのような軽量なものの反発量は５６〜７８％に
減少する。またスティールボールのような重いものは、
通常のアスファルト混合物舗装体ではわずかに跳ね返る
が、本発明舗装体ではほとんど跳ね返らない。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明品を運動施
設に使えば、ボールはある程度弾み、身体に負担をかけ
ないような舗装体を作ることができる。また一般歩道に
用いるとそれほど堅くない印象の舗装体を作ることがで
きる。
設に使えば、ボールはある程度弾み、身体に負担をかけ
ないような舗装体を作ることができる。また一般歩道に
用いるとそれほど堅くない印象の舗装体を作ることがで
きる。
【図−１】全体の構成図である。
【図−２】通常合材による舗装面の断面図と本発明品に
よるものとの比較図である。
よるものとの比較図である。
【図−３】衝撃吸収試験結果である。
Claims (2)
- 【請求項１】強度の弱い天然石または人工石をアスファ
ルトでコーティングし、その回りを石粉でコーティング
した舗装材。 - 【請求項２】請求項１において、石粉の代わりに樹皮単
独または樹皮と石粉でコーティングした舗装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19944498A JP2000001383A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 衝撃吸収性アスファルト舗装の材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19944498A JP2000001383A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 衝撃吸収性アスファルト舗装の材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000001383A true JP2000001383A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=16407927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19944498A Pending JP2000001383A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 衝撃吸収性アスファルト舗装の材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000001383A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100831074B1 (ko) * | 2007-10-04 | 2008-05-22 | (주)한동알앤씨 | 흡수율이 개선된 순환골재 생성장치 |
| JP2016501995A (ja) * | 2012-09-06 | 2016-01-21 | エンジニアード・アレスティング・システムズ・コーポレーションＥｎｇｉｎｅｅｒｅｄ Ａｒｒｅｓｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | 用途にエネルギー吸収を含むがそれには限定されない、安定化された骨材、その他の材料及び構造体 |
| KR101673262B1 (ko) * | 2015-11-04 | 2016-11-07 | 주식회사 로드코리아 | 친환경 수밀포장 조성물 및 이를 이용한 방수포장 시공방법 |
| CN114605111A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-06-10 | 上海科妥建设工程咨询合伙企业(有限合伙) | 溃缩混凝土及其设计方法 |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP19944498A patent/JP2000001383A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100831074B1 (ko) * | 2007-10-04 | 2008-05-22 | (주)한동알앤씨 | 흡수율이 개선된 순환골재 생성장치 |
| JP2016501995A (ja) * | 2012-09-06 | 2016-01-21 | エンジニアード・アレスティング・システムズ・コーポレーションＥｎｇｉｎｅｅｒｅｄ Ａｒｒｅｓｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | 用途にエネルギー吸収を含むがそれには限定されない、安定化された骨材、その他の材料及び構造体 |
| US9802717B2 (en) | 2012-09-06 | 2017-10-31 | Engineered Arresting Systems Corporation | Stabilized aggregates and other materials and structures for energy absorption |
| JP2018053713A (ja) * | 2012-09-06 | 2018-04-05 | エンジニアード・アレスティング・システムズ・コーポレーションＥｎｇｉｎｅｅｒｅｄ Ａｒｒｅｓｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | 用途にエネルギー吸収を含むがそれには限定されない、安定化された骨材、その他の材料及び構造体 |
| US10427802B2 (en) | 2012-09-06 | 2019-10-01 | Engineered Arresting Systems Corporation | Stabilized aggregates and other materials and structures for energy absorption |
| US10906666B2 (en) | 2012-09-06 | 2021-02-02 | Runway Safe IPR AB | Stabilized aggregates and other materials and structures for energy absorption |
| KR101673262B1 (ko) * | 2015-11-04 | 2016-11-07 | 주식회사 로드코리아 | 친환경 수밀포장 조성물 및 이를 이용한 방수포장 시공방법 |
| CN114605111A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-06-10 | 上海科妥建设工程咨询合伙企业(有限合伙) | 溃缩混凝土及其设计方法 |
| CN114605111B (zh) * | 2022-03-25 | 2023-08-01 | 上海科妥建设工程咨询合伙企业(有限合伙) | 溃缩混凝土及其设计方法 |
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