JP2000000613A - 巻取機におけるゴムスリーブの抜止めストッパー - Google Patents
巻取機におけるゴムスリーブの抜止めストッパーInfo
- Publication number
- JP2000000613A JP2000000613A JP18573098A JP18573098A JP2000000613A JP 2000000613 A JP2000000613 A JP 2000000613A JP 18573098 A JP18573098 A JP 18573098A JP 18573098 A JP18573098 A JP 18573098A JP 2000000613 A JP2000000613 A JP 2000000613A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- lock pin
- rubber sleeve
- main body
- segment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属ストリップを巻き取る巻取機におい
て、コイルの内周の疵防止やコイル内径の調整に使用す
るゴムスリーブの抜止めストッパーは、巻取機セグメン
トにボルト締めで取付けられており、ゴムスリーブの交
換の際にボルト取外し、取付け作業が発生し、煩雑であ
る。 【解決手段】 本体底面に取付け位置を決定するため
の位置決めピンを設け、本体を貫通する上部がノブで下
部がＴ字型のロックピンを有するストッパー本体と、巻
取機のセグメント先端に、前記位置決めピンの嵌まる位
置決め孔とロックピンを嵌める長方形の切欠き部を持つ
貫通孔を持つ、着脱の簡便なゴムスリーブ用ストッパー
を提供する。ストッパー本体底面には、板状マグネット
を貼り付けることも可能である。
て、コイルの内周の疵防止やコイル内径の調整に使用す
るゴムスリーブの抜止めストッパーは、巻取機セグメン
トにボルト締めで取付けられており、ゴムスリーブの交
換の際にボルト取外し、取付け作業が発生し、煩雑であ
る。 【解決手段】 本体底面に取付け位置を決定するため
の位置決めピンを設け、本体を貫通する上部がノブで下
部がＴ字型のロックピンを有するストッパー本体と、巻
取機のセグメント先端に、前記位置決めピンの嵌まる位
置決め孔とロックピンを嵌める長方形の切欠き部を持つ
貫通孔を持つ、着脱の簡便なゴムスリーブ用ストッパー
を提供する。ストッパー本体底面には、板状マグネット
を貼り付けることも可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属ストリップの
巻取機におけるゴムスリーブの抜止めストッパーの改良
に関する。
巻取機におけるゴムスリーブの抜止めストッパーの改良
に関する。
【０００２】
【従来の技術】金属ストリップの巻取機においては、ス
トリップの内周部の疵付き防止およびコイルの内径変更
のために、図４に示す如く巻取機のセグメント６の外周
部にゴムスリーブ７を装着する。巻取機は通常２段拡縮
となっており、コイル１０を巻取る時の真円径と、巻き
上がった金属コイルを抜取る時の抜取径と、スリーブを
交換する時の抜取径の３段階の径が選択できる。
トリップの内周部の疵付き防止およびコイルの内径変更
のために、図４に示す如く巻取機のセグメント６の外周
部にゴムスリーブ７を装着する。巻取機は通常２段拡縮
となっており、コイル１０を巻取る時の真円径と、巻き
上がった金属コイルを抜取る時の抜取径と、スリーブを
交換する時の抜取径の３段階の径が選択できる。
【０００３】従来より、コイル抜取径でコイル１０を抜
取る際に、コイル１０とゴムスリーブ７が一緒に抜けて
しまわないように、抜止めストッパー１を取付けてい
る。図３に示す如く、各セグメント６にボルト８を２本
づつ用いて、抜止めストッパー１を装着しているが、ゴ
ムスリーブ７の交換のたびにストッパー１を外す必要が
あり、手間と時間が掛かるため作業者の大きな負担とな
っていた。なお、図３にはボルトを１本しか表示してい
ないが、各穴に１本あて取付ける。
取る際に、コイル１０とゴムスリーブ７が一緒に抜けて
しまわないように、抜止めストッパー１を取付けてい
る。図３に示す如く、各セグメント６にボルト８を２本
づつ用いて、抜止めストッパー１を装着しているが、ゴ
ムスリーブ７の交換のたびにストッパー１を外す必要が
あり、手間と時間が掛かるため作業者の大きな負担とな
っていた。なお、図３にはボルトを１本しか表示してい
ないが、各穴に１本あて取付ける。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これらの対策として、
特公平５−１９１３１号公報では、セグメントの先端部
を改造し、拡縮楔の移動と連動して、縮小時には自動的
にストッパーを下降させることにより、ストッパーを取
り外すことなくゴムスリーブの交換を容易に行うことが
できる装置が開示されているが、この方法は巻取機の改
造が大掛かりとなり、既設の巻取機を加工するのはコス
ト的に難しい。本発明は、比較的簡単な改造によりスト
ッパーの着脱を容易に行うためのものである。
特公平５−１９１３１号公報では、セグメントの先端部
を改造し、拡縮楔の移動と連動して、縮小時には自動的
にストッパーを下降させることにより、ストッパーを取
り外すことなくゴムスリーブの交換を容易に行うことが
できる装置が開示されているが、この方法は巻取機の改
造が大掛かりとなり、既設の巻取機を加工するのはコス
ト的に難しい。本発明は、比較的簡単な改造によりスト
ッパーの着脱を容易に行うためのものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属ストリッ
プを巻き付ける拡縮式巻取機に取付けられる円筒形のゴ
ムスリーブ７が、巻取られたコイル１０を抜取る際に巻
取機から外れないように巻取機のセグメント６の先端に
取付けられるゴムスリーブ７の抜止めストッパーであっ
て、底面に本体の位置を決めるための位置決めピン２
と、上部にノブ３を持ち下部がＴ字型のロックピン４が
貫通するストッパー本体１と、巻取機のセグメント６の
先端には、前記位置決めピン２の嵌まる位置決め孔２２
と、ロックピン４を嵌める長方形の切欠き部を持つ貫通
孔４４を持つことを特徴とする巻取機におけるゴムスリ
ーブの抜止めストッパーである。さらに、本発明は、ス
トッパーの着脱を容易にするため、ストッパー下面に永
久磁石５を貼り付けることを特徴とするゴムスリーブの
抜け止めストッパーである。
プを巻き付ける拡縮式巻取機に取付けられる円筒形のゴ
ムスリーブ７が、巻取られたコイル１０を抜取る際に巻
取機から外れないように巻取機のセグメント６の先端に
取付けられるゴムスリーブ７の抜止めストッパーであっ
て、底面に本体の位置を決めるための位置決めピン２
と、上部にノブ３を持ち下部がＴ字型のロックピン４が
貫通するストッパー本体１と、巻取機のセグメント６の
先端には、前記位置決めピン２の嵌まる位置決め孔２２
と、ロックピン４を嵌める長方形の切欠き部を持つ貫通
孔４４を持つことを特徴とする巻取機におけるゴムスリ
ーブの抜止めストッパーである。さらに、本発明は、ス
トッパーの着脱を容易にするため、ストッパー下面に永
久磁石５を貼り付けることを特徴とするゴムスリーブの
抜け止めストッパーである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図１の部
分組立図および図２の一部断面図に基づき説明する。通
常巻取機の径は、軸の内部にある図示しない拡縮楔の水
平移動により４枚のセグメント６が軸の中心方向から外
周方向へ移動することによって拡大し、その反対方向の
移動で縮小する。ストッパー本体１は、自身の水平方向
の位置を決めかつストッパーとしての応力を受ける位置
決めピン２、および、ロックピン４を持つ。ロックピン
4は、位置決めピン２と同一円周上にある取付け部を貫
通する上部にノブ３を持ち、下部先端にはＴ字型の突起
９を持ち、平行部の長さが大略セグメント６の厚みに等
しい。
分組立図および図２の一部断面図に基づき説明する。通
常巻取機の径は、軸の内部にある図示しない拡縮楔の水
平移動により４枚のセグメント６が軸の中心方向から外
周方向へ移動することによって拡大し、その反対方向の
移動で縮小する。ストッパー本体１は、自身の水平方向
の位置を決めかつストッパーとしての応力を受ける位置
決めピン２、および、ロックピン４を持つ。ロックピン
4は、位置決めピン２と同一円周上にある取付け部を貫
通する上部にノブ３を持ち、下部先端にはＴ字型の突起
９を持ち、平行部の長さが大略セグメント６の厚みに等
しい。
【０００７】各セグメント６の先端付近には位置決めピ
ン２の嵌まる位置決め孔２２と、ロックピン４の貫通で
きる長方形の切欠き部４１を持つ貫通孔４４とを持つ。
ン２の嵌まる位置決め孔２２と、ロックピン４の貫通で
きる長方形の切欠き部４１を持つ貫通孔４４とを持つ。
【０００８】本発明のストッパー１はさらに、その下面
にゴム板状の永久磁石５を貼り付けることにより、着脱
時の安定を図ることも可能である。
にゴム板状の永久磁石５を貼り付けることにより、着脱
時の安定を図ることも可能である。
【０００９】図２の一部断面図において、ゴムスリーブ
７を二点鎖線で表わす。ストッパー１を取付けるとき
は、セグメント６の先端付近の位置決め孔２２とロック
ピン貫通孔４４に、それぞれ位置決めピン２およびロッ
クピン４を合わせる。ロックピン４はストッパー１の薄
肉部１２を貫通する穴４３に嵌合し、上部にはスプリン
グ４６の入る拡大穴４５があり、内部のスプリング４６
によりノブ３は軽く上方へ押し上げられている。
７を二点鎖線で表わす。ストッパー１を取付けるとき
は、セグメント６の先端付近の位置決め孔２２とロック
ピン貫通孔４４に、それぞれ位置決めピン２およびロッ
クピン４を合わせる。ロックピン４はストッパー１の薄
肉部１２を貫通する穴４３に嵌合し、上部にはスプリン
グ４６の入る拡大穴４５があり、内部のスプリング４６
によりノブ３は軽く上方へ押し上げられている。
【００１０】ロックピン４がロックピン貫通孔４４に嵌
まれば、スプリング４６の押上げ力によりノブ３は軽く
持ち上がる。ノブ３を押し込み９０度回転することによ
ってストッパー１はしっかりとセグメント６の先端に固
定することができる。運転中にロックピン４が回転し、
遠心力でストッパー１が飛び出す恐れがあるので、セグ
メント６の裏側にロックピン４の突起部９が嵌まる凹部
を設けるか、突起部９の幅に合う凸部を設けて不用意に
ノブ３が回転しないようにしてもよい。
まれば、スプリング４６の押上げ力によりノブ３は軽く
持ち上がる。ノブ３を押し込み９０度回転することによ
ってストッパー１はしっかりとセグメント６の先端に固
定することができる。運転中にロックピン４が回転し、
遠心力でストッパー１が飛び出す恐れがあるので、セグ
メント６の裏側にロックピン４の突起部９が嵌まる凹部
を設けるか、突起部９の幅に合う凸部を設けて不用意に
ノブ３が回転しないようにしてもよい。
【００１１】
【発明の効果】本発明の実施により、ゴムスリーブの交
換時にボルトの着脱をする必要がなくなり、大幅な作業
時間の短縮が可能となった。このため、生産量の拡大と
作業者の負荷軽減に寄与することができた。また、既設
設備の改造で実施可能なので、改造費用も安価であっ
た。
換時にボルトの着脱をする必要がなくなり、大幅な作業
時間の短縮が可能となった。このため、生産量の拡大と
作業者の負荷軽減に寄与することができた。また、既設
設備の改造で実施可能なので、改造費用も安価であっ
た。
【図１】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図２】本発明のストッパーとセグメントとゴムスリー
ブの取付けの関係を示す部分断面図である。
ブの取付けの関係を示す部分断面図である。
【図３】従来のスリーブストッパーを示す。
【図４】ゴムスリーブストッパーの使用状態を示す斜視
図である。
図である。
１：本発明のスリーブストッパー ２：位置決めピン ３：ノブ ４：ロックピン ５：マグネット ６：巻取機セグメ
ント ７：ゴムスリーブ ８：ボルト ９：Ｔ字型突起 １０：ストリップコ
イル11
ント ７：ゴムスリーブ ８：ボルト ９：Ｔ字型突起 １０：ストリップコ
イル11
Claims (2)
- 【請求項１】金属ストリップを巻き付ける拡縮式巻取機
に取付けられる円筒形のゴムスリーブ７が、巻取られた
コイル１０を抜取る際に巻取機から外れないように巻取
機のセグメント６の先端に取付けられるゴムスリーブ７
の抜止めストッパーであって、底面に本体の位置を決め
るための位置決めピン２と、上部にノブ３を持ち下部が
Ｔ字型のロックピン４が貫通するストッパー本体１と、
巻取機のセグメント６の先端には、前記位置決めピン２
の嵌まる位置決め孔２２と、ロックピン４を嵌める長方
形の切欠き部４１を持つ貫通孔４４を持つことを特徴と
する巻取機におけるゴムスリーブの抜止めストッパー。 - 【請求項２】ストッパー本体１の下面に永久磁石５を貼
り付けた請求項１記載の巻取機におけるゴムスリーブの
抜止めストッパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18573098A JP2000000613A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 巻取機におけるゴムスリーブの抜止めストッパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18573098A JP2000000613A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 巻取機におけるゴムスリーブの抜止めストッパー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000000613A true JP2000000613A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=16175862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18573098A Withdrawn JP2000000613A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 巻取機におけるゴムスリーブの抜止めストッパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000000613A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100878643B1 (ko) * | 2002-09-27 | 2009-01-15 | 주식회사 포스코 | 러버 슬리브 원형유지 장치 |
| KR100900665B1 (ko) * | 2002-12-16 | 2009-06-01 | 주식회사 포스코 | 텐션릴상의 강재 슬리브의 위치 조정장치 |
| WO2014122025A1 (fr) | 2013-02-05 | 2014-08-14 | Cockerill Maintenance & Ingenierie S.A. | Dispositif de retenue d'un manchon autour d'un mandrin |
| CN105032984A (zh) * | 2015-07-01 | 2015-11-11 | 中冶陕压重工设备有限公司 | 自动挡套筒装置 |
| CN109530476A (zh) * | 2019-01-21 | 2019-03-29 | 衡阳中钢衡重设备有限公司 | 限位装置及卷取机 |
-
1998
- 1998-06-17 JP JP18573098A patent/JP2000000613A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100878643B1 (ko) * | 2002-09-27 | 2009-01-15 | 주식회사 포스코 | 러버 슬리브 원형유지 장치 |
| KR100900665B1 (ko) * | 2002-12-16 | 2009-06-01 | 주식회사 포스코 | 텐션릴상의 강재 슬리브의 위치 조정장치 |
| WO2014122025A1 (fr) | 2013-02-05 | 2014-08-14 | Cockerill Maintenance & Ingenierie S.A. | Dispositif de retenue d'un manchon autour d'un mandrin |
| BE1021422B1 (fr) * | 2013-02-05 | 2015-11-19 | Cockerill Maintenance & Ingenierie S.A. | Dispositif de retenue d'un manchon autour d'un mandrin |
| US10011457B2 (en) | 2013-02-05 | 2018-07-03 | Cockerill Maintenance & Ingénierie S.A. | Device for retaining a sleeve around a mandrel |
| CN105032984A (zh) * | 2015-07-01 | 2015-11-11 | 中冶陕压重工设备有限公司 | 自动挡套筒装置 |
| CN105032984B (zh) * | 2015-07-01 | 2017-03-01 | 中冶陕压重工设备有限公司 | 自动挡套筒装置 |
| CN109530476A (zh) * | 2019-01-21 | 2019-03-29 | 衡阳中钢衡重设备有限公司 | 限位装置及卷取机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |