WO2007136101A1 - 通信モジュール及びこの通信モジュールを備えたアプリケーションプログラム - Google Patents

通信モジュール及びこの通信モジュールを備えたアプリケーションプログラム Download PDF

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Abstract

【解決課題】 OS等による特定ネットワーク環境に依存せずに、アプリケーションで特定の通信プロトコルを使用して双方向通信が行う。 【解決手段】 アプリケーションプログラムを、インターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続するために、前記クライアント機器にインストールされる通信モジュールである。このモジュールは、前記アプリケーションプログラムとこのコンピュータにインストールされたオペレーションシステムのローカル通信プロトコルスタック群との間に介在し、前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワーク上のアドレスを保持し、かつ前記アプリケーションからの仮想ネットワーク宛のパケットをトンネリング処理して前記ローカル通信プロトコルスタックを通じて前記サーバに渡すものであり、前記ローカル通信プロトコルスタック群とは独立した、レイヤ2、3、4プロトコルスタックを備えている。

Description

明 細 書
通信モジュール及びこの通信モジュールを備えたアプリケーションプログ ラム
技術分野
[0001] この発明は、 IPv4 (Internet Protocol version 4)が普及した現状のインフラ環境の 下で、比較的簡易な手段により異なる LANに属する端末同士を、インターネットを通 してかつセキュリティの高い方法で双方向の通信を可能とするための、前記端末にィ ンストールされる通信モジュールに関するものである。
背景技術
[0002] 一般に、インターネットを中心とした公衆ネットワークを通したサービス提供環境に おいては、全ての情報の価値は、クライアント側ではなぐサーバ側に集まるようにな つている。
[0003] すなわち、各クライアントである端末機器は、基本的にインターネット上の情報を閲 覧するための単なるビューヮ一にし力過ぎない。また、各クライアントはインターネット 側に様々な情報の要求を発しており、インターネット側ではそのような各クライアント の情報を得ることができる。すなわち、全ての情報は、インターネット側に集められ、ィ ンターネット側からは定型的な情報が一方的に与えられるに過ぎない。このため、クラ イアント端末機を製造して 、るメーカーは付加価値が生み出しづら 、状況となって ヽ る。
[0004] このような状況を変えるためには、アクセス方向を逆行させ、サーバとクライアントの 立場を逆転させることが必要である。すなわち、インターネットに接続される家庭内ネ ットワークがある場合、インターネット側から家庭内ネットワークへのアクセスが開始さ れ、家庭内ネットワーク側からインターネット側へサービスが提供されるような状態を 作り出す必要がある。
[0005] このためには、ローカルネットワークに接続された機器のそれぞれ力 インターネット 側からユニークに特定できること、家庭内のルーティングの問題、セキュリティの問題 を解決する必要がある。このような課題に対応し、ひとつの解決を見出せる技術とし て、 IPv6 (Internet Protocol version 6:第 6世代インターネットプロトコル)がある。
[0006] しかしながら、現在の日本のキャリアやインターネットサービスプロバイダを取り巻く 環境を鑑みると、 IPv6の普及にはかなりの時間が力かるものと考えられる。例えば、 現在使用している IPv4の機材償却に最低 2年〜 3年は必要であり、テスト的なサービ スが行われて!/ヽるのみである。
[0007] 今すぐにメーカーが IPv6対応ネットワークを実現するには、 ISPレベルのサービス にまで手を出すしかないが、非常にコストがかかることであり、多くのメーカーにとって 現実的ではない。家庭内ネットワークの事情が様々で非常に大きく異なることや、キヤ リアや ISPによって接続の仕組みが大きく異なることもあり、これらの差を吸収して画 一的なアプローチで IPv6環境を実現するための仕組みが必要である。
[0008] 従来の IPv4環境下で、 IPv6ネットワークで実現されるような家庭内ネットワークとィ ンターネットとの間の双方向のアクセスを実現しょうとする場合、以下のような問題が ある。
[0009] 例えば、現在の IPv4環境下においては、自宅にネットワーク家電を設置する場合、 自宅ネットワークを通して、インターネットに接続されたルータに繋げて使用する。こ のため、ネットワーク家電の IPアドレスは、プライベートアドレスになってしまい、自宅 ネットワーク以外からはアクセスすることはできない。
[0010] そこで、従来は、自宅のネットワーク家電にアクセスするために、ネットワーク家電を コントロールする機能を有する専用のルータを使用したり、ネットワーク家電をコント口 ールするための情報を一度インターネット上に設置されたデータセンターに蓄積し、 ネットワーク家電力 ポーリングを行って取りに行く必要があった。
[0011] しかし、専用のルータを使用した場合、汎用性が低くなりコストも嵩む。ポーリングを 行ってコントロール情報を取りに行く場合、リアルタイムでのアクセスは行えず、ネット ワークやサーバへの負荷も高くなる。
[0012] このような課題を解決するため、本出願人が 2005年 5月 20日に提出した国際出願 PCTZJP2005Z9280号 (WO2005Z114926号公報)に開示されたネットワーク 接続方法及び中継装置がある(WO2005Z114926号公報は、この言及によりこの 明細書に組み込まれる)。この発明によれば、プライベートネットワーク内のコンビユー タシステムとインターネット上の InterServerとの間にトンネリング接続のセッションを確 立することにより比較的簡易な手段により家庭内ネットワークとインターネット間の双 方向の通信が可能になる。
[0013] 特に、 WO2005Z114926号公報に開示された中継装置のうち、クライアント機器 にプログラムとしてインストールされるものとして、仮想デバイスドライバとして見えるィ ンタフエースを有するものがあり、このような構成によれば、比較的簡易な構成によつ て上記通信が可能になる。しかしながら、この公報に開示された技術では、クライアン ト機器にインストールされた OS (オペレーションシステム)を介して通信を行うため、特 定のプロトコルスタックが存在しな 、0sの場合、そのプロトコルを使用した通信を行う アプリケーションを用いた通信が行えな 、と!/、うことがある。
[0014] 例えば、 IPv6プロトコルが存在しない OS環境下においては、 IPv6を使用して通信 を行うアプリケーションは使用できな ヽと 、うことが考えられる。
[0015] この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、 OS等による特定ネットワーク環 境に依存せずに、アプリケーションで特定の通信プロトコルを使用して仮想ネットヮー クを利用した双方向通信が行える通信モジュールを提供することを目的とするもので ある。
発明の開示
課題を解決するための手段
[0016] 上記目的を達成するため、この発明の主要な観点によれば、ローカルネットワーク 上のクライアント機器にインストールされたアプリケーションプログラムを、インターネッ ト上のサーバを通した仮想ネットワークに接続するために、前記クライアント機器にィ ンストールされる通信モジュールであって、前記アプリケーションプログラムとこのコン ピュータにインストールされたオペレーションシステムのローカル通信プロトコルスタツ ク群との間に介在し、前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワーク上のアドレ スを保持し、かつ前記アプリケーションからの仮想ネットワーク宛のパケットをトンネリ ング処理して前記ローカル通信プロトコルスタックを通じて前記サーバに渡すもので あり、前記ローカル通信プロトコルスタック群とは独立した、前記アプリケーションプロ グラムが仮想ネットワーク通じた通信をするのに必要なプロトコルスタックを備えている ことを特徴とする通信モジュールが提供される。
[0017] このような構成によれば、クライアント機器の OSのローカル通信プロトコルスタックと は独立した第 2、 3, 4層のプロトコルスタックを保持しているから、 OS等による特定ネ ットワーク環境に依存せずに通信できるネットワークアプリケーション (アプリケーショ ンプログラム)を作成できる。すなわち、特定のプロトコルスタックが存在しない OS上 であっても、そのプロトコルを使用したアプリケーションソフトを実現することができる。 例えば、 IPv6プロトコルが存在しない OS環境下であっても、アプリケーションソフト単 位で IPv6アドレスを保持し、仮想ネットワークを通した通信を行うことができる。
[0018] この発明の一の実施形態によれば、この通信モジュールは、インターネット上のサ ーバのグローバルアドレスを記憶しており、このサーバのグローバルアドレスに基づき
、この通信モジュールとサーバとの間にトンネリング接続を確立し、前記アプリケーシ ヨンプログラム力 の要求パケットを捕捉し、発信元アドレスとして前記アプリケーショ ンプログラム用の仮想ネットワークアドレスを付したものをカプセリングし、前記トンネリ ング接続を介して前記サーバへ送出すると共に、前記ローカル通信プロトコルスタツ クを通して当該通信モジュール宛パケットをディカプセリングすると共に、このディ力 プセリングしたパケットを前記アプリケーションプログラムに渡すものである。ここで、こ の通信モジュールは、インターネット上に設けられたトンネル仲介サーバに接続して この仲介サーバから前記サーバのグローバルアドレスを受け取ることが好まし 、。さら に、この通信モジュールは、前記インターネット上のサーバから前記アプリケーション プログラム用の仮想ネットワーク上の IPアドレス、 MACアドレスを受け取り保持するも のであることが望ましい。
[0019] また、別の一実施形態によれば、この通信モジュールは、前記アプリケーションプロ グラムによって呼び出し可能なライブラリプログラムとして提供されることが好ましい。
[0020] さらなる他の一の実施形態によれば、この通信モジュールは初期化部を有し、この 初期化部は、サーバとレイヤ 2接続する場合には、前記レイヤ 2, 3、 4プロトコルスタツ クのすべてを生成し、前記サーバとレイヤ 3接続する場合には、レイヤ 3および 4プロト コルスタックを生成し、レイヤ 2プロコルスタックは生成しな!、ように構成されて 、る。
[0021] この発明の第 2の主要な観点によれば、コンピュータ上で実行され、インターネット に接続して所定の処理を実行するアプリケーションプログラムであって、通信インタフ エースとして、請求項 1に記載の通信モジュールを呼び出して組み込むための命令 を備え、前記コンピュータとは独立した IPアドレスをこのアプリケーションプログラムが 持つように構成されたことを特徴とするアプリケーションプログラムが提供される。
[0022] 一の実施形態によれば、このアプリケーションプログラムは、インターネット上のサー バを通した仮想ネットワークに接続する Voipプログラムである。
[0023] 他の一の実施形態によれば、このアプリケーションプログラムは、クライアント機器を インターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続させるプロキシであることを 特徴とするアプリケーションプログラムである。
[0024] なお、この発明の更なる他の特徴と顕著な効果は次の発明を実施するための最良 の形態の項に記載された実施形態及び図面を参照することによって当業者にとって 理解される。
発明を実施するための最良の形態
[0025] 以下、この発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
[0026] 図 1は、この実施形態に係るネットワーク構成の例を示したものである。
[0027] 図中 1は、 IPv4 (第 1の通信プロトコル)で通信を行う各種クライアント機器 2が接続 されてなるローカルネットワークである。このローカルネットワーク 1は例えば各家庭に 導入された LANによって構成される。また、各クライアント機器 2には、 OS (オペレー シヨンシステム) 7と、この発明の通信モジュールとしての中継通信モジュール 8と、通 信を行うアプリケーションプログラム 9 (例えばインターネットブラウザ)とがインストール されている。
[0028] そして、このローカルネットワーク 1は、図示しない通信キャリア ZISPを介してインタ 一ネット網 4に接続されている。このインターネット網 4では、 IPv4を用いて通信が行 なわれるようになって!/ヽる。
[0029] そして、このインターネット網 4には、前記ローカルネットワーク 1上のネットワーク家 電 2の通信を制御する InterServer6 (この発明の「サーバ」 )が接続されて!、る。この InterServer6は、後で詳しく説明するように、前記ネットワーク家電 2にインストール されたアプリケーションプログラム 9と、インターネット網 4上若しくは他のホーム Zグロ 一バルネットワーク la上の全てのネットワーク家電 2a、パーソナルコンピュータ 2b、サ ーバ 2cとの間の接続を仲介する機能を有するものである。
[0030] ここで、少なくとも中継通信モジュール 8と InterServer6は、同じメーカー若しくは 統一された規格の下に提供若しくは製造されることが意図されており、予め連動する ように設計されたものである。そして、中継通信モジュール 8には、後で説明するよう に、 InterServer6から前記アプリケーションプログラム 9用の IPv4での仮想プライべ ートアドレス Zグローバルアドレスが付与され、 ISPやキャリアを問わず前記 InterSer ver6にトンネリング接続による TCP/IPセッションが確立されて通信ができるようにな つている。
[0031] この発明の特徴は、仮想ネットワーク(または実ネットワーク)を、クライアント機器の OSを介することなく、前記アプリケーションプログラム 9と結びつけることである。この ために、具体的には、前記アプリケーションプログラム 9自体が仮想ネットワーク (また は実ネットワーク)上の IPv4若しくは IPv6アドレス、 MACアドレスを保持することがで きるようになつている。以下、これを可能にする構成及び動作の一実施例について説 明する。
[0032] 図 2は、前記クライアント機器 2にインストールされた OS7、中継通信モジュール 8及 びアプリケーション 9を示す機能ブロック図である。なお、この説明においては、本発 明の特徴に関する構成のみ図示し説明することとし、その他、当然備えられているべ き他の構成については、その図示及び説明を省略する。
[0033] 図 2中、 OS7の部分は、カーネルに含まれるローカル通信プロトコルスタック群を示 したもので、ネットワークカードを制御する物理的ネットワークアダプタ(レイヤ 1、 2) 1 1と、ルートテーブル 12と、 IPレイヤ(レイヤ 3) 13と、 TCPレイヤ(レイヤ 4) 14とが階層 的に構成されて ヽる状態を示されて ヽる。
[0034] 一方、前記中継通信モジュール 8は、レイヤ 2 (Ethernet Link) 15、ルートテープ ノレ 16、レイヤ 3 (1?レィャ(0^47 6) ) 17,レイヤ 4 (TCPZUDPレイヤ) 18の各プ ロトコルスタックを、 RFCに準拠する形で前記 OS7とは独立して備えることで、特定ネ ットワーク環境に依存しないアプリケーションプログラム 9の作成を可能にするもので ある。そして、この中継通信モジュール 8は、さらに、トンネリング 'アプリケーション 19 を有する。このトンネリング'アプリケーション 19の機能は、後で詳しく説明するが、ィ ーサネット(登録商標)リンク層 15から受け取ったパケットを TCP— Over— TCP問題 による輻輳、通信帯域低下を防止する処理を行って、トンネリング接続により前記 Int erServer6に送信するものである。なお、図中には SSLが示されている力 この SSL を備えな ヽ構成であっても力まわな 、。
[0035] これら中継通信モジュール 8を構成するソフトウェア群はライブラリとして提供され、 前記アプリケーションプログラム 9により適宜読み出されて、このアプリケーションプロ グラム 9の通信インタフェースとして利用されるようになって 、る。このようにライブラリ 化することで、各アプリケーションプログラム 9の改変を最小限にすることが可能にな る。
[0036] 次に図 2及び図 3を参照してこの通信モジュール 8の動作について説明する。
[0037] 前記アプリケーションプログラム 9が立ち上がると、このアプリケーションプログラム 9 の命令により、前記中継通信モジュール 8がメモリに読み込まれる。すると、この中継 通信モジュール 8は、図 3のステップ S1に示すように、まず、前記トンネリング'アプリ ケーシヨン 19が、トンネルブローカ 20に接続する。このトンネルブローカ 20は、図示 しないアドレスデータベースからトンネル接続を確立する先の InterServer6を選択し 、前記中継通信モジュール 8にこの InterServer6の IPv4アドレスを通知する。このこ とで、この中継通信モジュール 8は InterServer6を識別可能になり、ユーザ認証を 行った後(ステップ S2)、 InterServer6から受け取った前記アプリケーション用 MAC アドレスや IPアドレスを用いてトンネリングセッションを確立し通信を行うことができる( ステップ S3)。
[0038] すなわち、前記アプリケーション 9が立ち上げられ、前記中継通信モジュール 8が In terServer6に接続すると、接続確立のための認証が行われ、これに基づいて Inter Server6からこの通信モジュール 8に対して、前記アプリケーションプログラム 9用の 仮想プライベートネットワーク用の MACアドレスおよび IPアドレスの割り当てが行わ れる(この MACアドレス及び IPアドレスは前記トンネルブローカ 20から割り当てられ ても良い)。この MACアドレス及び IPアドレスは、前記中継通信モジュール 8によって メモリにデータとして保持される。 [0039] なお、一の実施形態によれば、 InterServer6側のプログラムは、前記アプリケーシ ヨンプログラム 9から見た場合、仮想ネットワーク上の 1つのハブ(HUB)のように見え る。すなわち、 InterServer6は、グループ毎にハブを割り当てるように構成されてお り、本発明では、この割り当てをグループ化と呼んでいる。なお、 InterServer6が複 数ある場合において、同じ仮想プライベートネットワークに属するべきアプリケーショ ンプログラム 9若しくはネットワーク端末 2が別々の InterServer6に接続されることも 考えられるが、この場合には、複数の InterServer6若しくは複数のサーバプログラム (ハブサーノ )をまとめて管理するハブ'ボーンサーバ 21により、接続がルーティング されるようになつていることが好ましい。以下、このような接続を HUB接続 (若しくは「 レイヤー 2接続」)と称する。
[0040] 上記のレイヤ 2接続に対して、この中継通信モジュール 8は、前記 InterServer6と PPP接続 (若しくは「レイヤー 3接続」)することもきるように構成されて 、る。上記レイ ャ 2接続とレイヤ 3接続の切り替えは、図 2に 23で示す初期化部によって実行される。 この初期化部 23は、前記アプリケーションプログラム 9から渡されたレイヤ 2接続かレ ィャ 3接続かを示す引数に基づき、初期化プロセスを実行する。この初期化プロセス では、たとえば、この引数に応じて所定のトンネルブローカ 20および InterServer6 が選択され、接続確立が行われる。また、上記初期化部 23は、上記引数に応じて、 レイヤ 2接続の場合には、前記レイヤ 2, 3、 4プロトコルスタックのすべてを生成し、レ ィャ 3接続の場合には、レイヤ 3および 4プロトコルスタックを生成してレイヤ 2プロコル スタックは生成しな 、ように動作する。
[0041] また、レイヤ 2接続において、 MACアドレスに関しては、本出願人が前に出願した 国際出願 PCTZJP2005Z9280号 (WO2005Z114926号公報)に開示されたネ ットワーク接続方法及び中継装置では、擬似的に 2つの MACアドレスを用い、 MAC アドレスの操作を行っていた力 本実施形態では、このような処理は不要である。
[0042] 以上述べたように、国際出願 PCTZJP2005Z9280号では、仮想デバイスドライ ノ《として見えるインタフェースを有するものであり、この仮想デバイスにはすべて同一 の MACアドレスが割り当てられていたため、必要に応じてパケット上の MACアドレス の書き換えを行うことにより、 MACアドレスのユニーク性を確保するようにしていた。こ れに対して、本実施形態の中継通信モジュール 8は実インタフェースと同様の動作 をするので、前記仮想イーサデバイスのような MACアドレス書換えは不要である。 つ まり、中継通信モジュール 8は InterServer6から取得した MACアドレスを自身にその まま割当て、 ARP要求 ·応答処理を実インタフェースと同じく行うものである。
[0043] すなわち、この発明によれば、前記ローカルネットワーク上のクライアント機器 (ネット ワーク家電 2等)にインストールされたアプリケーションプログラム 9を、インターネット 上のサーバ (InterServer6)を通した仮想ネットワークに接続するために、前記クライ アント機器にインストールされる中継通信モジュール 8が提供される。この中継通信モ ジュール 8は、前記アプリケーションプログラム 9とこのコンピュータにインストールされ た OS7のローカル通信プロトコルスタック群(11〜14)との間に介在し、前記アプリケ ーシヨンプログラム 9用の仮想ネットワーク上のアドレスを保持し、かつ前記アプリケー シヨンプログラム 9からの仮想ネットワーク宛のパケットをトンネリング処理して前記ロー カル通信プロトコルスタック( 11〜 14)を通じて前記 InterServer6に渡すものである 。そして、この中継通信モジュール 8は、前記ローカル通信プロトコルスタック群(11 〜14)とは独立した、前記アプリケーションプログラム 9が仮想ネットワーク通じた通信 をするのに必要なレイヤ 2、 3、 4プロトコルスタック(15〜18)を備えている。
[0044] このような構成によれば、 OS7のローカル通信プロトコルスタック(11〜14)とは独 立したレイヤ 2、 3, 4のプロトコルスタックを保持しているから、 OS等による特定ネット ワーク環境に依存せずに通信できるネットワークアプリケーション (アプリケーションプ ログラム 9)を作成できる。すなわち、特定のプロトコルスタックが存在しない OS上であ つても、そのプロトコルを使用したアプリケーションソフトを実現することができる。例え ば、 IPv6プロトコルが存在しない OS環境下であっても、アプリケーションソフト単位で IPv6を使ったアプリケーションを作成することができるものである。
[0045] さらに言い換えると、前記アプリケーション 9自体が本実施形態の中継通信モジュ ール 8と一体となって、このクライアント機器(のインタフェース)とは独立した独自の IP アドレスを持つあた力も 1つのデバイスとして実現できることになる。
[0046] 次に、この実施形態に示された通信モジュール 8およびアプリケーションプログラム 9の実施例を説明する。 [0047] まず、図 4に示すのは、以下の実施例 1〜3における中継通信モジュール 8を利用 した IPv4ZlPv6アプリケーションの通信の形態である。すなわち、中継通信モジュ ール 8はクライアントコンピュータ 2上の TCPZIP (OS)を使用して、インターネットお Pv4)を通じて InterServer6に接続し、この InterServer6から IPv6アドレスを取得 する。 InterServer6は、インターネット(IPv4)ともう一方のインターネット(IPv6)の中 継装置として動作し、中継通信モジュール 8は InterServer6とトンネリングにより直接 通信することで IPv6を使用することができるようになつている。したがって、クライアン トコンピュータ 2上に IPv6プロトコルが無い場合でも、アプリケーションプログラム 9が 中継通信モジュール 8を使用することで、インターネット (IPv6)上のコンテンツを保持 するコンテンツサーバ 2cに接続して通信を行うことができる。
実施例 1
[0048] 図 5に示すのは、本実施形態の中継通信モジュールを利用した IPv4ZlPv6アプリ ケーシヨンプロキシを示す実施例である。
[0049] この例では、クライアント機器は、 LAN等のローカルネットワーク(IPv4)に接続され たパーソナルコンピュータ(図に Aで示す)である。このクライアント機器 Aには、上記 中継通信モジュールを備えたプロキシサーバプログラム(プロキシ) 31がインストール されている。
[0050] ユーザがこのクライアント機器 A上で、たとえばブラウザ 32や電子メールソフト 33を 用い、このプロキシ 31に接続すると、このプロキシ 31は前記 InterServer6を介した 仮想ネットワークに接続する。この InterServer6力 IPv6ネットワークに接続されて いる場合、前記クライアント機器 Aは、この InterServer6を介して Ipv6ネットワークに 接続できるから、 IPv6プロトコルが存在しない OS環境下であっても、アプリケーショ ンソフト(この場合はプロキシ 31)単位で IPv6アドレスを保持し、仮想ネットワークを通 した通信を行うことができる。これにより、たとえば IPv6で動くサーバ B力も IPv6下で しか取得できないコンテンツをダウンロード等することができる。
[0051] 図 6は、この実施例 1におけるクライアント機器 A上の動作例を示す実際の画面図 である。
[0052] 図に 34で示すのは、 ipconfig/allコマンドにより、このクライアント機器 Aのインタフエ ース一覧を表示させたウィンドウである。この一覧により、 IPv6プロトコルがこのクライ アント機器 Aの OS上にな!、ことがわ力る。
[0053] 図に 35で示すのは、前記中継通信モジュールを内蔵したプロキシサーバプロダラ ムの動作状態を示すウィンドウである。また、図に 36で示すのは、ブラウザ表示画面 であり、 IPv6環下でしか閲覧することのできないコンテンツを含むサイト(www.kame.n et)を表示させた状態を示すものである。ウィンドウ 35に示されるように、前記中継モ ジュール(プロキシ)は、この中継モジュール(プロキシ)に割り当てられたプライベート アドレスを用いて、前記 InterServer6を介して www.kame.netにアクセスして 、る。
[0054] 前記 www. kame.netでは、 IPv6で接続できた場合、サイト中の亀が動くように表示さ れる。この図ではわかりづらいが、ブラウザ 36上の亀 37の頭がこちらを向いており、 動 ヽて 、ることが確認できる。
[0055] 前記実施形態では、アプリケーションプログラムはブラウザであつたが、この実施例 1では、プロキシプログラムである。このような構成によれば、ブラウザソフトを改変しな くても、プロキシの設定をするだけで、上記のような動作を得ることが可能になる。 実施例 2
[0056] 図 7は、前記プロキシアプリケーション 34がクライアント機器とは別のロー力ノレネット ワーク若しくはインターネット上の他のサーバ Cに上に設けられている例である。この ような構成によれば、クライアント機器 Aは、前記中継通信モジュールを備えない場 合であっても、前記サーバ Cのプロキシ 34を介して前記実施例 1と同様に前記サー バ B力も IPv6コンテンツをダウンロード等することができる。
[0057] 図 8は、この実施例 2におけるクライアント機器 A上の動作例を示す実際の画面図 である。
[0058] 図中 37は、サーバ C上のインタフェース一覧を表示させたウィンドウである。この一 覧により、 IPv6プロトコルがこのサーバ Cの OS上にないことがわかる。
[0059] また、図に 38で示すのは、前記中継通信モジュールを内蔵したプロキシサーバプ ログラムの動作状態を示すウィンドウである。また、図に 39で示すのは、前記クライァ ント機器 A上のブラウザ表示画面であり、 IPv6環境下でしか閲覧することのできない コンテンツを含むサイト(www.kame.net)を表示させた状態を示すものである。ウィンド ゥ 38に示されるように、前記中継モジュール(プロキシ)は、この中継モジュール(プロ キシ)に割り当てられたプライベートアドレスを用いて、前記 InterServer6を介して w ww.kame.netに クセスし飞 Vヽる。
[0060] このような構成によれば、クライアント機器に前記中継通信モジュール力 Sインスト一 ルされて 、な 、場合であっても、上記クラインと機器に IPv6環境下でしかダウンロー ドできないコンテンツをダウロードすることができる。
実施例 3
[0061] 図 9は、本発明をインターネット電話等の VoIPプログラムに適用した例であり、クラ イアント機器の表示画面を示すものである。この実施例では、ユーザがクライアント機 器 Aからインターネット上のウェブサーバ Bに接続すると、このクライアント機器 Aに Vo IPプログラムがウェブページとしてダウンロードされる。この VoIPプログラム Aがブラウ ザ 32によって実行されると、前記中継通信モジュール力このクライアント機器 Aにイン ストールされ、この通信モジュールを介して前記 InterServer6にトンネリング接続す ることによって、この VoIPプログラム(ブラウザ)に仮想ネットワーク上の IPアドレスが 付与される。これによつてこの VoIPプログラムを用いた通信を行うことができる。
[0062] ここで、図 9中 37は、サーバ C上のインタフェース一覧を表示させたウィンドウである 。この一覧により、 IPv6プロトコルがこのサーバ Cの OS上にないことがわかる。また、 図に 40で示すの力 ブラウザ 32上で実行された電話プログラムである。このプロダラ ムには、 OSの通信インタフェースにかかわらず、固有の IPアドレスが割り付けられて おり前記 InterServer6を介して双方向通信できるから、インターネット上で VoIPを 送受信することができる。
[0063] ここで、 VoIPプログラムは、クライアントコンピュータにインストールされる電話 'イン スタントメッセンジャー等である力 これに限るものではない。また、クライアント側の機 器は、コンピュータに限らず、ハードウェアに組み込まれるアプリケーションであって も良い。
[0064] また、図 10は、この実施例のシステム構成をさらに詳しく図示したものであり、図 11 は、このシステムによる VoIPアプリケーション間の通信確立工程を示した工程図であ る。 [0065] 図 10中、 IntereServer6は、レイヤ 3接続をサポートし、センター側システム 43との 間にあって、 SIPを利用したインターネット電話間、インスタントメッセンジャーシステム 間の通信を制御するものである。すなわち、クライアント側の VoIPプログラム 9は、 SI P等のシグナリングプロトコルと、音声等を処理する RTPモジュール 42を持ち、前記 センター側システム 43は、その SIP等のシグナリングプロトコルを処理することが出来 るようになっている。
[0066] 2つのクライアントにそれぞれ設けられた VoIPプログラム間で音声通信を行う場合、 RTP等の音声通信は、クライアントアプリケーションの RTPモジュール→クライアント の中継通信モジュール→クライアントの OSの TCPIP→InterServer→クライアントの OSの TCPIP→クライアントの中継通信モジュール→クライアントアプリケーションの R TPモジュール、のような経路で処理される。
[0067] また、 InterServerに音声中継処理サーバを置き、音声中継処理サーバを経由す る処理であっても良い。この場合の通信処理は、クライアントアプリケーションの RTP モジュール→クライアントの中継通信モジュール→クライアントの OSの TCPIP→Int erServer→音声中継処理サーバ→InterServer→クライアントの中継通信モジユー ル→クライアントアプリケーションの RTPモジュールとなる。
[0068] SIP等のプロトコルでは、クライアント側アプリケーションが、電話番号等の識別番号 と IPアドレスの登録により、ロケーション管理 (IPアドレス)を行い、シグナリング時にァ ドレス解決をし、音声画像等のメディア通信する。よって SIP等のプロトコルでは、アド レス登録を含めたメソッドが用意される。
[0069] 本発明では、この特徴を利用し、 VoIPアプリケーション 9が中継通信モジュール 8 を包含し、電話番号等の識別番号と IPアドレスの管理を InterServer6との間のトン ネリングセッションの確立を利用して行う。
[0070] 以下、この処理を、図 10および図 11を参照して詳しく説明する。
[0071] まず、図 10に示すように、前記 InterServer6は、トンネル終端としての接続サーバ 44を備え、またセンター側システムとして、 SIPプロキシサーノ 5、ユーザ情報管理 サーバ 46、認証サーバ 47、プレゼンスサーバ 48を備えている。また、このセンター 側システムは、プライベートネットワーク 49を介して IPアドレス管理 DB50及び外線発 着信ゲートウェイ 51 (及びこれを介して公衆回線網 52)に接続可能になっている。
[0072] すでに述べたように、クライアントコンピュータ 2に設けられた VoIPアプリケーション 9は、前記中継通信モジュール 8により、 OSを介さずに、直接 InterServer6の接続 サーノ 4とトンネリング接続を実現する。このことで、この VoIPプログラム 9に、仮想 ネットワーク上の IPアドレスが割り当てられ、この VoIPプログラム 9はこの IPアドレスを 用い、前記トンネリングセッションを通して前記 InterServer6のセンター側システム 4 3を介した音声通信が行える。
[0073] すなわち、図 11に示すように、 VoIPアプリケーションが前記中継通信モジュールに トンネリング初期化依頼を発すると (ステップ S1)、前記中継通信モジュールは所定 のブローカーサーバに接続して (ステップ S2)、 VoIP通信に利用する InterServerの IPアドレス (若しくはドメイン名)を受け取る (ステップ S3)。このことで、中継通信モジュ ールは InterServerのアドレスを知ることができるから、識別番号とパスワードなどの ログイン情報をもって前記 InterServerの接続サーバに接続し、認証サーバ〖こよる認 証を受ける (ステップ S5, S6)。認証が行われると、前記 VoIPアプリケーション (クライ アント)用の IPアドレスの選定が行われ、これが、前記クライアントの中継通信モジュ ールに返される(ステップ S7)。
[0074] このことで、中継通信モジュールは、受け取った IPアドレスと InterServer6の IPァ ドレスを用いて、この InterServerの接続サーバとの間に直接トンネリングセッション を確立する(ステップ S8)。このトンネリングセッションが確立されると、前記 InterServ er6は、このクライアントの IPアドレスをクライアントの識別番号と関連付けて前記 IPァ ドレス管理サーバに登録する(ステップ S9)。
[0075] このことで、トンネリング接続が確立されると共に、前記 Volpアプリケーション 9の IP アドレス及び識別番号が登録されて音声通信が可能になる。
[0076] すなわち、 SIPプロキシサーバ等は、音声通信の INVITEを受けると (ステップ S9) 、 InterServerが登録した IPアドレス管理 DBを参照してシグナリング(ロケーション解 決)を行うことが出来 (ステップ S10)、 SIPによる音声通信を中継することができる (ス テツプ S 11)。
[0077] このような構成によれば、まず、前記 VoIPアプリケーション自体が本発明の中継通 信モジュールと一体となって、このクライアント機器のインタフェースとは独立した独自 の IPアドレスを持つあた力も 1つのデバイスとして実現できることになる。さらに、 SIP プロトコルで行うロケーション管理を中継通信モジュールとサーバ間で利用する上述 の IPアドレスを利用して行うことで、通信及び管理の効率化を行える。
[0078] なお、この発明は上記一実施形態に限定されるものではなぐ発明の要旨を変更し な!ヽ範囲で種々変形可能である。
[0079] 例えば、上記一実施形態では、前記アプリケーションプログラムは、ブラウザ、インタ 一ネット電話プログラムおよびプロキシプログラムであった力 これに限定されるもの ではなぐ双方向通信を必要とするあらゆるアプリケーションプログラムに適用可能で ある。
[0080] また、上記一実施形態では、前記トンネルブローカ力 nterServerを選択するよう になって!/、たが、各通信中継モジュールにあらかじめセットされて 、ても良!、。
[0081] また、この実施形態の通信モジュールは、 100%ユーザモードで動作する(普通ド ライバのようなプログラムはカーネルモードで動く)ため、 TCPZIPアプリケーションを 作成することのできる OSなら非常に移植が簡単であり、上記一実施形態で挙げた o
S以外であっても、例えば、家電メーカが自社で採用している独自の OSや、レジスタ 一等の業務機器に採用されている OS等にも適用可能である。
図面の簡単な説明
[0082] [図 1]この発明の一実施形態に係るネットワーク構成の例を示す図。
[図 2]同じく通信中継モジュールを示す概略構成図。
[図 3]同じく通信シーケンスを示すブロック図。
[図 4]実施例 1の概略構成を示す図
[図 5]実施例 1の動作状態を示すための画面図。
[図 6]実施例 2の概略構成を示す図
[図 7]実施例 2の動作状態を示すための画面図。
[図 8]実施例 3の概略構成を示す図
[図 9]実施例 3の動作状態を示すための画面図。
[図 10]実施例 3のシステム構成を詳しく示した図。 [図 11]実施例 3の VoIPアプリケーション間の通信確立工程を示した工程図 符号の説明
1···ローカルネットワーク
2…クライアント機器
4…インターネット網
6· -Inter Server
7---OS
8…通信中継モジュール
15···イーサネットリンク
17·· ·ΙΡレイヤ (IPV4/IPV6)
18 -TCP/UDPレイヤ
19···トンネリング.アプリケーション
20···トンネルブローカ
31 · ··プロキシアプリケーション

Claims

請求の範囲
[1] ローカルネットワーク上のクライアント機器にインストールされたアプリケーションプログ ラムを、インターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続するために、前記 クライアント機器にインストールされる通信モジュールであって、
前記アプリケーションプログラムとこのコンピュータにインストールされたオペレーシ ヨンシステムのローカル通信プロトコルスタック群との間に介在し、前記アプリケーショ ンプログラム用の仮想ネットワーク上のアドレスを保持し、かつ前記アプリケーションか らの仮想ネットワーク宛のパケットをトンネリング処理して前記ローカル通信プロトコル スタックを通じて前記サーバに渡すものであり、
前記ローカル通信プロトコルスタック群とは独立した、前記アプリケーションプロダラ ムが仮想ネットワーク通じた通信をするのに必要なプロトコルスタックを備えている ことを特徴とする通信モジュール。
[2] 請求項 1記載の通信モジュールにおいて、
インターネット上のサーバのグローバルアドレスを記憶しており、
このサーバのグローバルアドレスに基づき、この通信モジュールとサーバとの間にト ンネリング接続を確立し、
前記アプリケーションプログラムからの要求パケットを捕捉し、発信元アドレスとして 前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワークアドレスを付したものを力プセリ ングし、前記トンネリング接続を介して前記サーバへ送出すると共に、
前記ローカル通信プロトコルスタックを通して当該通信モジュール宛パケットをディ カプセリングすると共に、このディカプセリングしたパケットを前記アプリケーションプロ グラムに渡す
ことを特徴とする通信モジュール。
[3] 請求項 1記載の通信モジュールにおいて、
この通信モジュールは、インターネット上に設けられたトンネル仲介サーバに接続し てこの仲介サーバから前記サーバのグローバルアドレスを受け取るものである ことを特徴とする通信モジュール。
[4] 請求項 1記載の通信モジュールにおいて、 この通信モジュールは、前記インターネット上のサーバから前記アプリケーションプ ログラム用の仮想ネットワーク上の IPアドレスを受け取り保持するものである
ことを特徴とする通信モジュール。
[5] 請求項 1記載の通信モジュールにおいて、
この通信モジュールは、前記インターネット上のサーバから前記アプリケーションプ ログラム用の仮想ネットワーク接続用の MACアドレスと IPアドレスを受け取り保持す るものである
ことを特徴とする通信モジュール。
[6] 請求項 1記載の通信モジュールにおいて、
この通信モジュールは、前記アプリケーションプログラムによって呼び出し可能なラ イブラリプログラムとして提供されていることを特徴とする通信モジュール。
[7] 請求項 1記載の通信モジュールにおいて、
初期化部を有し、この初期化部は、
サーバとレイヤ 2接続する場合には、前記レイヤ 2, 3、 4プロトコルスタックのすべて を生成し、
前記サーバとレイヤ 3接続する場合には、レイヤ 3および 4プロトコルスタックを生成 し、レイヤ 2プロコルスタックは生成しない
ように構成されて 、ることを特徴とする通信モジュール。
[8] コンピュータ上で実行され、インターネットに接続して所定の処理を実行するアプリケ ーシヨンプログラムであって、通信インタフェースとして、請求項 1に記載の通信モジュ ールを呼び出して組み込むための命令を備え、前記コンピュータとは独立した IPアド レスをこのアプリケーションプログラムが持つように構成されたことを特徴とするアプリ ケーシヨンプログラム。
[9] 請求項 8記載のアプリケーションプログラムにお 、て、
このアプリケーションプログラムは、インターネット上のサーバを通した仮想ネットヮ ークに接続する Voipプログラムであることを特徴とするアプリケーションプログラム。
[10] 請求項 8記載のアプリケーションプログラムにおいて、
このアプリケーションプログラムは、クライアント機器をインターネット上のサーバを通 した仮想ネットワークに接続させるプロキシであることを特徴とするアプリケーションプ ログラム。
請求項 8記載のアプリケーションプログラムにおいて、
VoIPアプリケーションプログラムであり、 SIP等のアドレス管理を必要とするプロトコ ルを利用し、その際のアドレス管理をトンネリングプロトコルでの IPアドレス管理と共用 することを特徴とするアプリケーションプログラム。
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